長門「ポーニョポーニョポニョ…」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 00:29:35.61 ID:C62w/AkCO 長門「・・・・・・いつまで、見てるの?」 キョン「い、いや・・・・・・長門もジブリ作品が好きなんだな、って思って」 長門「ゲド戦記が酷かった・・・・・・だから、今回は期待している」 キョン「ジブリ作品で見たことがあるのは、ゲド戦記だけか?」 長門「・・・・・・」コクッ 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 00:53:54.04 ID:C62w/AkCO キョン「そうか。俺の家に少しだけDVDがあるから、良かったら観に来るか?」 長門「いいの?」 キョン「ああ、おまえには色々と世話になったしな。大歓迎さ」 長門「・・・・・・そう」 キョン「ハルヒには内緒だぞ。あいつが家に来たら(ry」 ドン! ガチャッ ハルヒ「お待たせ〜!! んっ? 何の話してるの、あんた達」 キョン「な、何でもない」(タイミング悪すぎじゃないか? 長門、黙っていてくれ。頼む!)ジーッ 長門「・・・・・・彼の家でジブリ作品を鑑賞する予定。なので、今、打ち合わせをしていた」 キョン(な、ながとおおおおッ!) 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:11:20.98 ID:C62w/AkCO ハルヒ「ふ〜ん・・・・・・。よしっ! 今度の日曜は、キョンの家でDVD鑑賞ね!」 キョン「な、なんで、俺の家なんだ?」 ハルヒ「有希1人を連れ込もうとしておいて、何言ってんのよ。相変わらず、あんたはエロいわね。罰として、ジュースとお菓子を用意しておきなさい。いいわね?」 キョン「やれやれ」(めんどうなことになった・・・・・・) 長門「・・・・・・」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:20:05.16 ID:C62w/AkCO ハルヒ「・・・・・・というわけで、次の日曜はキョンの家に集合ね。時間が決まったら、メールするから」 古泉「ふふっ、楽しみです♪」 みくる(キョン君の家・・・・・・) ハルヒ「みくるちゃん、顔が真っ赤よ。どうかした?」ジーッ みくる「へっ!? そんなことないですよぅ」 ハルヒ「・・・・・・ふ〜ん。なら、いいけど」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:34:03.73 ID:C62w/AkCO ――――――キョンの家―――――― キョン(ここでは、絶対に見つかってしまう・・・・・・ならば)ガサゴソ キョン(駄目だ、駄目だ! ハルヒの洞察力を甘く見ると、痛い目にあう・・・・・・そうか、ここなら!)ガサゴソ ・・・・・・・・・・ キョン「よし! これなら安心だぜ。見つけられるもんなら、見つけてみろってんだ」 ガチャ キョン妹「何してるの〜?」 キョン「どわっ!? 子供は早く寝なさい!」 キョン妹「変なの〜」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:04:31.59 ID:C62w/AkCO ――――――当日―――――― ピンポーン ・・・・・・・・・・ ピンポーン ピンポーン ・・・・・・・・・・ ピンピンピンピンピンポーン ガチャ キョン「だああッ!! うるさい、少しは加減しろ。トイレに行ってたのに・・・・・・」 ハルヒ「キョン、遊びに来たわよ! 居たなら、すぐに出なさいよ、バカ」 みくる「ご、ごめんなさい。こんな朝早くに・・・・・・」 古泉「おはようございます」 長門「・・・・・・」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:10:18.75 ID:C62w/AkCO ハルヒ「おっ邪魔しま〜〜〜すッ!!」 みくる「お、お邪魔しますぅ」 古泉「これ、つまらないものですが」 キョン「おっ、すまないな。とりあえず、入ってくれ」 ・・・・・・・・・ キョン「ここが俺の部屋だ。ちょっと下に降りて、ジュースとお菓子を取ってくる」ガチャ タッタッタ ハルヒ「・・・・・・ふふっ、行ったわね」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:16:43.59 ID:C62w/AkCO みくる「キャッ! 涼宮さん、何してるんですかぁ〜!?」 ハルヒ「んしょ・・・・・・いかがわしい本が出てこないか、チェックしてるのよ」ガサゴソ 古泉「ほほう、それは私も少し興味がありますね」 みくる「もう、古泉君まで」 長門(ナウシカ・・・猫の恩返し・・・もののけ姫・・・)ジーッ 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:25:21.97 ID:C62w/AkCO みくる(でも・・・ここがキョン君の部屋なんだぁ。何だか、胸がドキドキする・・・・・・) 古泉「そこの本棚の裏では?」 ハルヒ「う〜ん・・・ああ、もう! 見つからないわ! どこにあるのよ・・・・・・」 長門(・・・天空の城ラピュタ? 非常に興味深い) ガチャ キョン「何やってるんだ、おまえ」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:34:22.92 ID:C62w/AkCO ハルヒ「な、何でもないわよ! あ〜、喉がかわいたわ」 古泉「ふふっ♪」 みくる「は、ははは・・・・」 キョン(残念だったな、ハルヒ。ベットの下や本棚の裏側を探したんだろうが、俺の大事なコレクションは、想像のつかない場所に隠してある。『想像のつかない場所』・・・にな。ふふふ・・・・・・) クイクイ キョン「ん?」 長門「・・・・・・」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:44:36.82 ID:C62w/AkCO キョン「んっ? どうした、長門?」 長門「・・・・・・早く」 キョン「おお、そうだな。何から見る?」 長門「これ・・・・・>>35」 ・風の谷のナウシカ ・天空の城ラピュタ ・となりのトトロ ・蛍の墓 ・耳をすませば ・もののけ姫 ・千と千尋の神隠し ・ハウルの動く城 ・猫の恩返し ・魔女の宅急便 安価を取ります これ以外のものなら、自動的に「となりのトトロ」に決まります では、>>41 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:50:43.23 ID:oevcWJWk0 もののけ 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:01:20.94 ID:C62w/AkCO 長門「・・・・・これ」 古泉「ふふっ、『もののけ姫』ですね」 みくる「見たことないですぅ」 ハルヒ「えっ!? みくるちゃん、本気で言ってるの? 名作よ、これ」 みくる「そうなんですか? 楽しみですぅ♪」 キョン「よし、早速セットするか」ガチャ 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:31:12.47 ID:C62w/AkCO 古泉「BGMが壮大でいいですね」 キョン「だろ? 映画館で見た時は、感動したぜ」 みくる「あっ、鹿さんだ。可愛いです」 ハルヒ「ヤックルよ、ヤックル!」 長門(・・・・・黙って、観ていて欲しい) 72 名前:途中で挫けそう・・・・・[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:47:13.53 ID:C62w/AkCO みくる「この男の人、かっこいいですね〜」 古泉「アシタカです」 みくる「あっ、ヤックルが危ないッ!!」 ハルヒ「大丈夫よ。この後、アシタカが弓で驚かせて、逃がしてあげるんだから」 キョン「こらっ、ハルヒ。ネタバレするんじゃない!」 長門「・・・・・・・涼宮ハルヒ・・・・・・少し黙って」 ハルヒ「わ、悪かったわよ・・・・・・」 80 名前:規制が怖いので、ナウシカで終わらせる[] 投稿日:2008/07/19(土) 04:20:23.01 ID:C62w/AkCO 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 みくる「ううっ、感動しました」 ハルヒ「でしょ? それにしても、あの『デイダラボッチ』っていうヤツ・・・・・・どこかで見たことあるのよね・・・・・・」 キョン「ゆ、夢でも見たんじゃないのか?」ドキッ 古泉「そうですよ。アニメの中の、お話ですからね」 ハルヒ「・・・・・・そうかしら」 長門「・・・・・・」 キョン(相変わらずの無表情だが、喜んでるようにも見える。楽しんで貰えたようで良かったぜ)ホッ 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 04:29:39.55 ID:C62w/AkCO キョン「次は、何を見るんだ?」 みくる「『となりのトトロ』なんか、どうですかぁ?」 古泉「『天空の城ラピュタ』も捨てがたいですよ」 ハルヒ「あんた達、何言ってるのよ。『魔女の宅急便』に決まってるじゃない」 キョン「待て待て、長門に選ばせてやれ。今回の主役は、こいつなんだからな」 長門「これ・・・・・・」 キョン「『風の谷のナウシカ』か。よし、セットするぞ」 ハルヒ「ぶ〜〜〜〜〜」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 04:41:17.16 ID:C62w/AkCO キョン「ナウシカがまた、優しくて綺麗なんだよなぁ。まるで、朝比奈さんみたいだ」 みくる「き、キョン君ったら・・・・・・」 ギュー キョン「痛ッ! 太股をつねるな、ハルヒ。痛ッ!」 古泉「ふふっ、あっ! ユパ様の登場ですよ」 長門「・・・・・・」(チョコボ?) 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 04:51:33.50 ID:C62w/AkCO キョン「小さい頃、メーヴェに憧れたよなぁ」 ハルヒ「この乗り物があったら、アンタの遅刻も少しは解消されるのにね」 キョン「よ〜し、ハルヒ。黙って観てろ」 みくる「きゃあ、蟲さんは苦手です・・・・・・」 キョン(朝比奈さん・・・可愛いなぁ・・・・・・)ギュー「あだぁ〜〜〜ッ!」 古泉(ふふっ、学習しない人だ) 長門「・・・・・・」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 05:01:32.24 ID:C62w/AkCO 古泉「腐海の蟲達の動きは観ていて、楽しいですね」 キョン「少し不気味だがな」 みくる「ああっ! 彼女、マスクを取りましたよ!?」ハラハラ 長門「・・・・・・」ジーッ キョン「長門・・・・・・テレビに顔を近づけ過ぎだ。もう少し離れて観なさい」 長門「わかった」チョコン 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 05:14:21.93 ID:C62w/AkCO キョン「巨神兵か・・・。初めて見た時は、トラウマになったもんだ」 ハルヒ「げげっ、腐ってるじゃないの。でも、なんかこういうのって、初見じゃない気がするのよ」 キョン「・・・・・・いい加減に忘れなさい」 古泉「ふふっ、王蟲がゴミのようだ」 みくる「古泉君、怖いですよぅ・・・・・・」 キョン「おまえはムスカか」 古泉「あなたなら、そう言ってくれると信じていました」 長門「・・・・・・」ジーッ 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 05:24:01.13 ID:C62w/AkCO みくる「ああっ! このままでは、ナウシカさんが死んじゃいますぅ」 ハルヒ「大丈夫よ。主人公は助かるって、相場が決まモガモガ」 キョン「おまえっていうヤツは・・・・・・もう少しで終わりなんだから、我慢しろ」 古泉「しっ、お静かに」 長門「・・・・・・」ジーッ キョン(しかし、アニメ映画に夢中になっている長門も、子供らしくて可愛いな・・・・・・) 99 名前:ありがとう、がんばる[] 投稿日:2008/07/19(土) 05:37:24.18 ID:C62w/AkCO 古泉「いやぁ・・・・・・最後のシーンは、何時観ても感動しますね」 キョン「それがジブリの良い所でもあるな」 長門「・・・・・・まだ、こんなにある」 みくる「とりあえず、今日は遅いですし、また今度にしませんか?」 ハルヒ「そうね。また来週、キョンの家に集合ね!」 キョン「また、俺の家かよ」フゥ・・・ バタン キョン妹「キョンく〜ん! あれっ? ハルにゃん達だ〜」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 05:48:02.52 ID:C62w/AkCO ハルヒ「こんにちは、妹ちゃん」 キョン「どうしたんだ? いきなり・・・・・・」 キョン妹「あのねぇ〜。友達が来たから、ニンテンドー64借りに来たの〜」 キョン(だああっ! 不味いぞ。あの箱の中には・・・) キョン「げ、ゲームキューブでいいだろう。新しい方のスマブラもあるしな」 キョン妹「え〜! ゲームキューブはコントローラーが2つしかないから、無理だよ〜」 キョン「こ、交代ばんこでやったら、どうなんだ?」 キョン妹「やだやだ〜・・・。みんなで遊びたいよ〜」 キョン「ぐうう・・・・・・」 古泉「大丈夫ですか? 顔色が真っ青ですよ」 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 05:55:35.96 ID:C62w/AkCO ハルヒ「怪しいわね・・・ちょっと、見せなさい!」 キョン「だああっ! 止めろ、ハルヒ! 埃だらけだから、手が汚れるぞ」 ハルヒ「古泉君」パチンッ 古泉「かしまりました」ガバッ キョン「古泉、おまえまで・・・」ジタバタ みくる「ふぇ〜・・・・・・」 ハルヒ「いい? 開けるわよ・・・・・・せえの!」ガバッ キョン(節子ーーーーーッ!! それはニンテンドー64やない、エロ本やーーーッ!!) 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 06:08:18.44 ID:C62w/AkCO ハルヒ「やっぱり・・・あったじゃない・・・」 古泉「健全な男子高校生ですからね」 みくる「ふぇ〜・・・キャッ!」(すごい・・・・・・) キョン「妹よ・・・ニンテンドー64は、そこの棚の中だ・・・・・・」 キョン妹「ありがと〜」タッタッタ キョン(ああっ、朝倉よ。今すぐ戻ってきて、俺を殺してくれ・・・・・・。頼むから、一思いにやってくれ) 長門「それはできない」 キョン「・・・・・・だよな」ハァ 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 06:26:18.73 ID:C62w/AkCO 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ハルヒ「とりあえず、あんたの趣味はわかったわ。まさか巨乳好きだったとはね〜」 キョン「どこまで、俺を貶めれば気が済むんだ、おまえは」 古泉「ふふっ、持っていない男の子の方が珍しいですよ」 キョン「フォローになっていないぞ」チラッ みくる「・・・・・・ひゃ! うう・・・・・・」(何だか、恥ずかしい・・・) キョン(この人に限っては、目も合わせてくれない。嫌われたのか・・・・・・)ハァ クイクイ キョン「んっ?」(おまえも、俺をバカにするのか?) 長門「明日も来ていい?」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 06:44:22.48 ID:C62w/AkCO キョン「なっ!?」 ハルヒ「だ、駄目よ! こんなエロキョンと有希を2人っきりに、させられるもんですか」 キョン「俺は断じてエロくない! 標準だ」 ハルヒ「あんた・・・・・・目が泳いでるわよ」 古泉「それくらいにしましょう。彼が可哀想だ」 キョン「古泉・・・・・・おまえってやつは」(グーで殴ってやろうか) みくる「そうですよ。私は気にしてませんから・・・・・・」 キョン(朝比奈さん、今、目をそらしましたね。そらしましたよね? か〜っ! 目をそらしてる姿も可愛いぜ。こんちくしょう!) 長門「・・・・・・早く残りの作品が観たい」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 06:58:52.30 ID:C62w/AkCO キョン「そうか。それなら・・・・・・明日、部室で見るっていうのは、どうだ? それなら、ハルヒも文句ないだろう?」 ハルヒ「ふんっ! それで、いいわ」 みくる「楽しみですぅ」 古泉「そうですね♪」 長門「・・・・・・」コクッ キョン「よし、じゃあ今日は解散だ」 ハルヒ「あ! あたしのセリフ〜」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 07:06:48.18 ID:C62w/AkCO キョン「じゃあ、また明日な」 みくる「今日は遅くまで、ありがとうございましたぁ」 古泉「では、また明日、学校で」 ハルヒ「いい? DVD忘れたら、罰金だから」 キョン「わかった、わかった。じゃあな」 クイクイ 長門「・・・・・・今日は、ありがとう」 キョン「お、おう。そうだ! 情報操作で、さっきの記憶を消すとかは・・・・・・」 長門「できない」 キョン「だよな・・・・・・トホホ」 〜〜〜〜〜〜fin〜〜〜〜〜〜 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 07:17:16.29 ID:C62w/AkCO とりあえず、ここで区切ります。 続きが思いついたり、レスが残っていたら、また書こうと思います。 あと、キョンのことを気にしてるハルヒがエロ本を探してたのは、「そういうことしてるハルヒが可愛いなぁ」と思って書いただけだから、ハルヒのこと嫌いにならないでください。 暇があったらですけど、 ・長門「火事でマンションが全焼した。だから…」 ・キョン「何、読んでるんだ?」 も見てやってください。 最後に、保守・支援してくれた方、見てくれた方、安価に協力してくれた方、みんなに改めてお礼を言わせてください。 どうもありがとうございました。 126 名前: ◆vvN6YfUMf2 [sage] 投稿日:2008/07/19(土) 09:44:19.15 ID:C62w/AkCO こんなに乙を貰えるとは思っても見なかった 嬉しくて涙が出てくる 読んでくれてありがとうな 次はもっと、がんばるから またな 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 11:50:35.72 ID:Qm9OrBLk0 安価とってくれた>>41のために小ネタをちょこちょこ投下していこうと思う >>49の続き キョン「アシタカの弓を使うシーンがかっこいいんだよな。惚れ惚れするぜ」 みくる「キャッ! 腕が無くなっちゃいました・・・。こういうシーンは苦手だなぁ」 ハルヒ「みくるちゃんったら〜。臆病ねぇ」 キョン「こういうシーンを平然と観れる、おまえの方がすごい」 ハルヒ「何よ、これくらい普通よね?」 古泉「しっ、ジゴ坊の登場ですよ」 長門「赤鼻に厚底の下駄・・・、ユニーク」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 12:22:36.99 ID:Qm9OrBLk0 キョン「おっ? サンの登場だ」 みくる「大きいワンちゃんの怪我、見てて痛々しいです・・・・・・」 古泉「この時点では、あまり仲良くなかったんですよね」 キョン「古泉!」 古泉「これは、失礼致しました」 ハルヒ「こんな山犬がいたら、いいわね。ペットにしたいわ」 キョン「本気で望まないでくれよ・・・・・・」 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 12:32:07.76 ID:Qm9OrBLk0 続きはやはり断念するしか、なさそうだor2 自分の立てたスレだったら、資料見てから実行するけど・・・・・・ さすがにボロがでてきた みくる「わぁ、森の妖精さん達がかわいいですね」 古泉「ふふっ、コダマです」 キョン「このキャラクターが大好きでな。ほら、グッズまで揃えてしまった」 ハルヒ「シャーペンにテレホンカードに・・・サンのお面まである。あんた・・・よっぽど好きだったのね」 キョン「・・・・・・冷たい目で俺を見るな」 長門「・・・・・・」ジーッ キョン(長門・・・何故、今いきなり振り向いたんだ? グッズなら、やらんぞ) 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 12:47:21.15 ID:Qm9OrBLk0 キョン「エボシ様の登場だぜ」 古泉「多くの人々に人徳がある所とか、憧れます。強い女性ですよ、彼女は」 ハルヒ「何だかアタシに、そっくりよね。ねっ? みくるちゃん」 みくる「えっ!? そ、そうですね」 キョン「こらこら、睨むな。脅すな」(人徳がない、気が小さい、エボシ様とはほど遠いぜ・・・クスクス) ギュー キョン「ぐ、ぐるじい・・・や、やめ・・・・・・」パンパン 古泉「わっ、タップですよ。タップ」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 13:04:23.28 ID:Qm9OrBLk0 『この娘、私が貰い受ける』 キョン「くぅ〜〜。何から何まで、かっこいいぜ。アシタカは」 みくる「そうですね。頼れる男性って素敵だと思います」 ハルヒ「あんたとは大違いね。しょっちゅう、鼻の下伸ばしちゃって」 キョン「あ〜。一々、つっかかってくるな」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 『そなたは・・・美しい』 キョン、古泉「・・・・・・」ジーッ ハルヒ、みくる、長門「・・・・・・」ゴクリ 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 13:26:02.92 ID:Qm9OrBLk0 キョン「『あの娘を解き放て、あの娘は人間だぞ』、か」 古泉「『黙れ、小僧。おまえにサンを救えるか?』、ここは名シーンですね。空でも言えますよ」 キョン「本当か? おまえも、なかなかやるな」 ハルヒ「古泉君も詳しいんだ。ちょっと、あんた達・・・目が怖いわ」 みくる「何だか・・・素敵です」 長門「・・・・・・」コクッ 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 13:52:38.74 ID:Qm9OrBLk0 キョン「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 古泉「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 ハルヒ「ふぅ・・・。もう、話についていけないわ」 みくる(住む場所は違うが、共に生きよう、か・・・・・・私も、こんな生き方ができたらなぁ。キョン君・・・・・・)グスッ 長門「エンディング曲が素敵」 はりつめた弓を〜〜〜〜♪ キョン「あっ、これ歌ってるの、男って知ってたか?」 長門、ハルヒ「少し黙って(なさい)」 以上小ネタ終わりです 続きが思い浮かばないorz 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 16:28:03.89 ID:C62w/AkCO とりあえず・・・・・・ 【あらすじ】  ハルヒ一行は、キョンの家で『もののけ姫』、『風の谷のナウシカ』を観た後、全員が帰宅。  キョンはハルヒ達が帰った後、エロ本場所がバレたことを、死ぬほど後悔していた。妹は、この状況をよくわかっていない。 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 17:04:41.06 ID:C62w/AkCO キョン「じゃあな、また明日」 バタン スタスタスタ ・・・・・・・・・・・ キョン「だああっ! 俺は、何て場所に、myコレクションを隠してしまったんだ。妹がニンテンドー64を取りにくるくらい、予想できたはずなのに・・・・・」ジタバタ  冷静に考えろ、俺。エロ本を所持していて何が悪いというのだ。健全な男子高校生たるもの、アダルトグッズを所持していることは、全然恥ずべきことではない。  明日は、何喰わぬ顔で登校すればいいのだ。そう、谷口のように、堂々としてさえいればそれで・・・・・・ ―――あんたが巨乳好きだったとはね――― ―――私・・・気にしていませんから――― キョン「ぐわぁ〜! 駄目だ。あの2人の言葉が、頭に、こびりついて離れない!」ジタバタ ピンポーン キョン「んっ? 誰だ、こんな時間に」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 17:29:28.29 ID:C62w/AkCO ガチャ キョン「はい・・・あっ! 朝比奈さん・・・・・・」 みくる「あの〜。突然、すみません・・・・・・」 キョン「た、立ち話も何ですから、上がってください」 みくる「いえ、すぐに終わります」 キョン(この人は一体、何を言いに来たんだ? もう、俺のことはそっとしておいてください。お願いですから・・・・・・) みくる「今日、色々あったけど・・・あれぐらいで私、キョン君のことを嫌いになったりしないから・・・・・・。それを言いにきたの」 キョン「あ、朝比奈さん・・・・・・」 みくる「明日は、とっておきのお茶を用意しておくから・・・その・・・学校に来てくださいね。待ってます」 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 02:00:23.94 ID:hy0XYS63O  その晩、俺は悪夢を見た。体重100kgを越える巨漢に、上からのし掛かられ、幾度となく強姦される夢を・・・・・。 キョン「むにゃ、止めろ・・・・・・う、うん?」 古泉「ふふっ、お目覚めのようですね」 キョン「おわ〜ッ! 古泉、何故おまえが俺の隣で寝ているんだ。顔が近い、鼻息を立てるな」 古泉「映画鑑賞の後、あなたの家に泊まる・・・・・・覚えていらっしゃらないのですか?」 キョン「あ、ああ。そうだったな・・・・・・。とりあえず、そこをどけ。ベットは、おまえに使わせてやるから」 古泉「ありがとうございます」 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 02:30:18.83 ID:hy0XYS63O  時計を見ると、午前2時を指していた。  こんな時間に起きてしまったのも、古泉が持って来た『淫乱テディベア』が原因なんだろうな。  古泉の野郎、俺のベットで気持ち良さそうに、寝息を立ててやがる・・・・・・。油性ペンで顔に落書きでも、してやろうかね。  っと、喉が渇いたな・・・・・・・。下に降りて、麦茶でも飲むか。 ・・・・・・・・・・・・・・・ キョン「・・・・・・ッ! 朝比奈さん?」 みくる「あっ、キョン君」 288 名前:おう、がんばるぜ[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 02:45:27.35 ID:hy0XYS63O ホモネタは面白いんだけど、書くのは苦手だorz キョン「朝比奈さんも・・・・・・眠れないんですか?」 みくる「はい。友達の家でお泊まり会とか初めてなので、緊張してしまって・・・・・・。キョン君は?」 キョン「悪夢を見てしまいましてね。古泉の持ってきたDVDが原因ですよ。やれやれ・・・・・・」 みくる「ははは・・・・・・夢の内容は聞かないでおきますね」 キョン「そうしてください」 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 02:57:51.94 ID:hy0XYS63O キョン「朝比奈さんが淹れてくれたお茶みたいに美味しくはできませんが、どうぞ」 みくる「あっ、ありがとう。ズズッ、暖かくて美味しい・・・・・・」 キョン「そうですか? それは良かった。しかし・・・・・・これから、どうしましょうかね」 みくる「目が冴えてしまって、眠れませんね・・・・・・。困りました」 キョン「そうだ。2人でDVDでも観ませんか? 今から観ても、4時くらいには寝れますし」 みくる「そうですね、そうしましょう♪」 292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 03:06:47.30 ID:hy0XYS63O キョン「どれにしましょうか。朝比奈さんが選んでください」 みくる「ええっ! でも、悪いわ」 キョン「俺は全部観ましたから。遠慮しないで、さあ」 みくる「それじゃあ、これで。タイトルが素敵だったから・・・・・・」 キョン「『耳をすませば』ですね。わかりました! じゃあセットしますよ」 みくる「はい♪」 297 名前:俺も朝まで保守がんばるよ[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 03:32:44.80 ID:hy0XYS63O みくる「わぁ、綺麗な街・・・・・・。こういう街って憧れちゃうなぁ」 キョン「階段から下を見れば、景色が一望できますしね」 みくる「あっ、猫ですよ。可愛いですね・・・あっ、電車に乗った! わぁ・・・・・・」 キョン(鑑賞に夢中になってる朝比奈さんも、十分素敵です) みくる「・・・・・・ッ! あまり顔を見ないで、恥ずかしいから・・・・・・」 キョン「す、すみません」 298 名前:耳をすませば は、なかなかダメージが大きいな・・・[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 03:45:58.06 ID:hy0XYS63O みくる(考えたら、こんな時間に、真っ暗な部屋で・・・・・・しかも、男の人と2人っきりで映画を観てるんだ。でも、キョン君となら・・・・・・) ヒタッ キョン、みくる「・・・・・・ッ!? ご、ごめんなさい!」 みくる(い、一瞬だけど、手が触れ合った・・・・・・。何だか、キョン君といると新鮮なことばかりだなぁ。ふふっ、2人で映画館にデートに来てるみたい♪) 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 04:02:31.81 ID:hy0XYS63O みくる「雫さんと聖司君の出会いって、なんだか運命的な出会いですよね」 キョン「図書カードが、きっかけですからね。初めて、この映画を観た時はドキドキしましたよ。あっ、この後のシーンはオススメですよ」 〜〜〜〜〜〜〜〜♪ みくる「素敵な曲・・・・・・」 キョン「カントリーロードという曲ですよ」 みくる(何だろう、この2人を見てると、私まで胸が熱くなってくる・・・・・・) 303 名前:>>302 おいwwww[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 04:19:20.18 ID:hy0XYS63O ――「雫、好きだ! 俺と結婚してくれ!」―― みくる「・・・・・・」ポロポロ キョン「あ、朝比奈さん!?」 みくる「あれ、あれっ? どうしちゃったんだろう、私ったら・・・・・・変ですよね・・・・・・ぐすっ」 キョン「朝比奈さん・・・・・・」 みくる(何だろう・・・一昨日見た映画の言葉が、頭から、こびり付いて離れない。涙が・・・止まらない・・・・・・) ――住む場所は違う。でも、共に生きよう―― 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 04:36:40.62 ID:hy0XYS63O キョン「少し、落ち着きましたか?」 みくる「・・・・・・はい」 キョン「もう、外が明るくなってきましたね。朝起きれないといけないので、そろそろ寝・・・・・・」 みくる「キョン君」 キョン「は、はい」 みくる「良かったら・・・ですけど今度の日曜日、一緒に(ry」 ガチャッ キョン妹「むにゃむにゃ・・・キョン君、みくるちゃん、2人で何やってるの〜」 キョン「な、何でもないぞ〜。さあ、トイレは向こうだ」 みくる「ははっ、はは・・・・・・」 306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 04:45:34.27 ID:hy0XYS63O チュンチュン ――起きなさい―― ――起きなさい!―― キョン「・・・・・・zzz」 ハルヒ「すぅ〜〜〜〜〜、起 き な さ い !!」 キョン「うわ〜ッ!? ・・・・・・・ハルヒ、少しは近所迷惑を考えろ」 ハルヒ「すぐに起きないアンタが悪いのよ。みんな下に降りてるわ。早く来なさい」 キョン「へいへい・・・・・・」 309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 04:54:45.24 ID:hy0XYS63O 古泉「昨日は、よく眠れましたか?」 キョン「・・・・・・おまえの持って来たDVDのおかげで、なかなか寝付けなかったよ」 ハルヒ「あんたも気が小さい男ね〜」 キョン「女には、あのDVDの恐ろしさがわからん」 古泉「ふふっ。僕は男ですけど、怖くないです」 キョン「・・・・・・・」 311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 05:27:30.41 ID:hy0XYS63O トントントントン 〜♪ キョン(んっ、この歌は・・・・・・カントリーロード?) ハルヒ「みくるちゃんが朝御飯を作ってくれてるのよ。それにしても、みくるちゃん・・・機嫌が良いわね。さっきから、この調子なの」 長門「・・・・・・素敵な歌」 古泉「そうですね・・・・・・」 キョン「ああ・・・・・・」  その場にいる全員が、朝比奈さんの歌う「カントリーロード」に聞き入っていた。  歌っている朝比奈さんの姿は、まるで、世界中の男性を魅了し、虜にしてしまうのではないかと思うくらいに、美しかった。 fin 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/20(日) 05:30:12.77 ID:hy0XYS63O 遅レス&駄文ですまんかった・・・・・・ 読んでくれた方々、保守・支援してくれた方々、本当にありがとう 次の書き手さんに期待保守