朝倉「ちょっと……止めて長門さん……昨日もしたじゃない……」 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/26(木) 23:22:08.18 ID:sNqxzx350 「あれ・・・ここは・・・」 こんな感じの文なんだけど、需要あるかな? 目が覚める。私はいつものようにベットに横になっている。 「なんで?」 なんでだろう?なんで私はここにいるんだろう? 「・・・私があなたを再構成した。」 声がしたほうに目を向けると、彼女がいた。 「・・・長門さん?」 起き上がろうとすると彼女に止められた。 「まだ動かないほうがいい。」 彼女は私の肩に手を触れ、顔を近づけてくる。 「えっ?ち、ちょっと長門さん!?」 「あなたが消えて、今再構成されるまでかなりの時間があった。  データにゴミが無いか調べる。」 いつものように、感情のない声。 そっと額に触れられる手。 冷たい。けれど、温かい。 「・・・大丈夫。問題はない。」 そうして、彼女は手を離し・・・ 私の胸に顔をうずめてきた 「・・・長門さん?」 ・・・だいぶ時間がたったと思う 「・・・ごめんなさい。」 初めて、彼女の感情を感じた。 296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:03:41.26 ID:+4BhRfJV0 >>283 「なんであなたが謝るのよ」 彼女はずっと、私の胸に顔をうずめたままだ。 「・・・私は、あの時あなたを殺した。」 「殺したなんて大袈裟ね。私たちにはそんな 「大袈裟でもない。私たちも人間と同じ。」 体を起こして、じっと私を見つめる。 「自分がなくなるのは怖い。」 そう言って彼女は部屋を出て行った。 「・・・なんなのよ。」 その後、黄緑さんがやってきて状況を説明してくれた どうやら私自身は彼女が望んだためバックアップとして再構成されたらしい なぜ彼女が私を再構成したかは教えてはもらえなかった ただ、彼女が私のいない数ヶ月間でしたことを私は知った 「長門さんがなぜあなたを再構成したか、私は知りません。  でも、あなたを再構成するだけの理由が長門さんにはあるのよ。」 そんなことを言われても、私にはわからない 「まぁ私もわからないわ。でも、きっと長門さんにはあなたが必要なのよ。」 “長門さんにはあなたが必要なのよ” その言葉がずっと胸に残った。 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:04:11.37 ID:+4BhRfJV0 >>296 早朝、彼女の家を訪ねた といっても隣に住んでいるから訪ねるというほどではない チャイムを鳴らして少しすると、彼女がパジャマのまま現れた 「おはよう長門さん。お邪魔してもいい?」 コクリと、ほんの僅かだけうなずいて彼女はドアを開けた 久しぶりに入った彼女の部屋は前と何もかわってなかった 「せめてかわいいぬいぐるみでも買ってみたら?」 「いい。私には必要ない。」 「必要ない・・・か。」 昨日の言葉がフラッシュバックする 「ねぇ長門さん、なんで私を再構成したの?」 なんで彼女は私を必要とするのか 「・・・昨日言った。」 「それじゃ殺さない理由にはなるけど、わざわざ生き返らせる理由じゃないわよね?」 なんで彼女は、私を必要としなければならなくなったのか 「・・・黄緑さんから全部聞いたわ。あなた、世界を壊しちゃったのね。」 彼女はずっとうつむいたままだ 「どうしてそんなことしたの?」 何秒かの沈黙のあと 「私は壊れてしまった。」 彼女はやっと顔をあげ私にそう言った 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:07:09.86 ID:+4BhRfJV0 >>297 「壊れた?あなたが?」 「そう。私は壊れてしまった。」 彼女が立ち上がって私のそばまできた 「・・・私は壊れてしまった。」 私の横に腰を下ろし、膝に頭を乗せる 「だからあなたが必要。」 まるで母親に甘える子供のように 「朝倉涼子。私を受け入れてほしい。」 私がいない間に、彼女はどうして壊れてしまったのか 「私を、支えて欲しい。」 私がいない間に、彼女はどんな思いをしていたのか ただ、私は彼女に膝を貸すことしかできなかった 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:14:05.68 ID:+4BhRfJV0 エロ初挑戦するわ。あと、空気が暗いけど朝倉さんは長門のこと大好きではあるから。 >>299 その日から私は彼女の家によく行くようになった 前よりも頻繁に、もはや同棲しているようだ 彼女が帰宅するまでに家事をして、彼女が帰ってからは彼女の要求をただ受け入れた 別に受け入れる義理もない 彼女が勝手に私を再構成しただけだ 私は願ってもいない ただ彼女の冷たい目を見るたびに、受け入れずにはいられなかった そしてその要求は日に日に強いものへと変わっていった 「抱きしめて」 もちろん。 「一緒に寝て。」 あなたが寂しいなら 「キスをして。」 ・・・女の子同士だけど、別にいいわ 「もう残りはあれしかないじゃない。」 覚悟はしていたからいい 今日、彼女は私を欲しがった 303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:30:43.61 ID:+4BhRfJV0 といっても長文かけるわけもなく、エロくもなく・・・orz >>301 夜、布団の中で彼女は私を求める 彼女の舌が私の胸を這い、徐々に下へと流れていく 「あ・・・長門さん・・・だめ・・・」 這うようにして動いていた舌が止まり、彼女は口付けをした 「いやぁ・・・そこ・・・汚いって・・・」 彼女は何度も何度も口付けをする 私はされるがままに彼女に体を預ける 彼女はそこは満足したのか体を起こして私の上に乗った 少し控えめな胸の感触、そして汗の匂い 「大丈夫、あなたを傷つけたりはしない。」 そう言って彼女は何度もこすりつけるようにして動く 「あぁ・・・そこぉ・・・こすれて・・・」 下腹部がじんじんとする 彼女のものと私のものがこすれていやらしい音をだしている 「あっ・・・はぁっ・・・んんっ・・・」 彼女の息があがってくる 終わりが近い 「長門さんっ長門さんっ長門さんっ!!」 何か、抑えてたものがどっと溢れてくる 「はぁっ・・・んくっ・・・んんっ!!」 そうして彼女はバッタリと倒れた 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:39:25.95 ID:+4BhRfJV0 「大丈夫?」 彼女はじっと私を見つめてつぶやいた 「・・・ごめんなさい。」 「そうね、今度からはせめて前にシャワーくらい浴びせてほしいわ。」 そうじゃない、とでも言いたげな顔 「・・・長門さん。」 そんな顔はしないでほしい そしてその先の言葉も私は聞きたくない 「体、汚れちゃったね。」 恐らく彼女は嫌なんだろう 寂しさをまぎらわすために、私を求めることが 拒否のできない私を、だからこそ求めてしまうことが 「一緒にお風呂でも入りましょ。」 でも、それは間違いなのだから 拒否するつもりもない あなたがあなたを嫌う必要もない そんなあなたは、私が大好きな長門有希なのだから 「長門さん・・・」 何か伝えたかった 愛情とか、好意とか、心配とか・・・きっとそんなものを 壊れてしまったのは私も同じだ 初めて、私の方からほんの少し触れ合うくらいの口付けをした 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:54:19.44 ID:+4BhRfJV0 その後、二人で一緒に朝を迎えた 彼女はずっと私の手を握ったまま眠っている 「ほんと・・・なにしてるんだろうね私たちは・・・」 かくいう自分も、彼女の手を離せずにいる カーテンの隙間から朝日が差し込む 「ん・・・眩しい・・・」 彼女が目を覚ます じっと私を見つめた彼女はおもむろに私の体に口付けをする 「ちょっと……止めて長門さん……昨日もしたじゃない……」 彼女は動きを止めて私を見つめる 「・・・嫌?」 ・・・そんなわけないじゃない・・・ 「なら問題ない。」 「だから、ちょっと止めてって」 一生懸命私を求める彼女がかわいく見える ほんと、私も壊れてしまったのだろう 「その前に、朝ごはんくらい食べなきゃ体に毒よ」 そう言って、ベットから抜け出す 「・・・・・・・」 彼女は不機嫌そうに私を見つめてたがあきらめてベットからでてきた 「・・・食べ終わったら、する。」 「はいはい。」 そう言って1つ大事な事を思い出した 彼女がきっと欲しがってたのはきっとこういうものなんだろう 「―おはよう。有希。」 あなたはもう一人じゃない 「・・・おはよう。・・・・涼子。」 わたしもあなたが必要なんだもの /end 311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 00:56:14.55 ID:+4BhRfJV0 う〜ん・・・いまいちww なんとなく、女の子同士というより、病的な部分を出してみたかった キョン視点しか書いてなかったから新境地だよ、うん あと文字制限うざい 最期キレイにまとめられなかったじゃないか・・・・ こんな文ですまんよ 保守ってことで