長門「胸部に脂肪ができてきた」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 17:56:23.95 ID:5mNg/lDz0 長門「昨日から突然胸部に脂肪がついてきた」 キョン「え?」 長門「AAからDになった」 キョン「なんだと?」 長門「うっふん(ムギュ)」 キョン「!」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 17:58:30.85 ID:5mNg/lDz0 長門「ティッシュ」 キョン「すまんな……」 長門「自分でもどうしたらいいのかわからない」 キョン「とりあえず、思い当たる節とかないのか?」 長門「ない」 キョン「そうか……」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:01:13.53 ID:5mNg/lDz0 長門「今もだんだんと巨大化してきている」 キョン「それはマズいな」 長門「このままでは一両日中にはホルスタインになってしまう」 キョン「それもマズいな」 長門「このままでは貧乳キャラとして認知されている私のアイデンティティが消失してしまう」 キョン「確かに、それはマズいな」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:03:52.05 ID:5mNg/lDz0 長門「とりあえず、ブラジャーを購入しなければならない」 キョン「その台詞から察するに今はどうなってるんだ?」 長門「サラシを巻いている」 キョン「!」 長門「ティッシュ」 キョン「すまんな……しかし残念だが俺は力になれん」 長門「でもこんな話できるのはあなたしかいない」 キョン「朝比奈さんには?」 長門「その手があったか」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:05:42.88 ID:5mNg/lDz0 キョン「それじゃ早速朝比奈さんのところに行こうか」 長門「賛成」 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん キョン「……」 長門「脂この際だから気にするな」 長門「あなたがそう言うなら気にしない」 キョン「そうしろ」 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:06:51.10 ID:5mNg/lDz0 >>14 キョン「それじゃ早速朝比奈さんのところに行こうか」 長門「賛成」 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん キョン「……」 長門「脂肪が左右に振れて歩きにくい」 キョン「この際だから気にするな」 長門「あなたがそう言うなら気にしない」 キョン「そうしろ」 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:09:46.82 ID:5mNg/lDz0 キョン「やっと部室に着いたな」 長門「これは想像以上に肩がこる」 キョン「気にするな」 長門「ラジャー」 キョン「(ガラガラガラ)朝比奈さんいますか?」 みくる「!」 長門「!」 キョン「!」 みくる「ふぇぇぇ……見ないで……」 長門「胸がえぐれている」 キョン「朝比奈さん……これは……」 みくる「ふぇぇぇ……」 キョン「……」 長門「推定マイナスDカップ」 みくる「ふぇぇぇ……」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:11:50.56 ID:5mNg/lDz0 キョン「かくかくしかじか」 みくる「ふぇぇぇ……そんなことがあったんですか……」 長門「察するに、あなたの胸の脂肪分が私に逆流してきている」 キョン「常識的に考えてそんなことありえないだろ」 長門「代わりに私が巨乳になってることを考えればそれ以外の結論は考えられない」 みくる「ふぇぇぇ……」 キョン「……」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:13:49.77 ID:5mNg/lDz0 みくる「……ところで、長門さんとキョンくんはどうしてここへ?」 長門「かくかくしかじか」 みくる「ぶ、ブラジャーの買い方ですか……?」 キョン「元・巨乳の朝比奈さんなら詳しいと思いまして」 みくる「ふぇぇぇ……で、長門さんは今ブラジャーは?」 長門「無論サラシを巻いている」 みくる「ふぇぇぇ……」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:19:50.17 ID:5mNg/lDz0 みくる「とりあえずサイズはこれでいいと思います……」 長門「ダンケシェーン」 キョン「ジャスコは偉大だな」 長門「しかし、胸囲が早朝7時6分33秒に目測で計測したときよりもさらに巨大化している」 みくる「そして私の胸もついにマイナスEカップにまで……」 キョン「朝比奈さん、あんまり考えないほうがいいと思います」 みくる「ふぇぇぇ……」 キョン「しかし、このまま巨大化する長門の乳を放っておくわけにはいかんよな」 長門「このままでは次のタイトルが『涼宮ハルヒの爆乳』になってしまう」 みくる「ふぇぇぇ……それじゃとてもじゃないけど書店には並べられませんね……」 長門「どうにかして18禁コーナーへの陳列を阻止しなければならない」 みくる「ふぇぇぇ……」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:23:34.73 ID:5mNg/lDz0 古泉「胸を小さくする方法ですか?」 キョン「間抜けだがそういう話だ」 古泉「でもどうして僕に?」 キョン「こんな話、お前の専売特許みたいなもんだろ」 長門「あなたならなんとなく詳しそう」 みくる「ふぇぇぇ……」 古泉「そうですねぇ……じゃあ僕が昔研究していた『よい子のおまじない』の中からいくつか試して見ましょうか」 長門「そうする」 キョン「そうしよう」 朝比奈「ふぇぇぇ……」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:28:09.70 ID:5mNg/lDz0 古泉「えーとですね、まず胸をわし掴みにします」 キョン「(ムギュッ)」 長門「……」 古泉「キョン君がじゃなくて長門さん自身でです」 キョン「……」 みくる「ふぇぇぇ……」 長門「……。……(ムギュ)」 古泉「なになに……? 次に以下の呪文を唱えます。『失敗パイパイオッパイパイパイ失敗パイパイオッパイパイパイ』」 長門「記憶した」 古泉「この呪文を五十回噛まずに言えたら胸が見る見る小さくなるそうです……。……」 キョン「……」 朝比奈「ふぇ……」 古泉「……試します、これ?」 長門「やるしかない」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:32:20.85 ID:5mNg/lDz0 キョン「長門、やめとけ。貧乳キャラと引き換えに大事なものを無くすぞ」 古泉「僕自身が薦めておいてなんですが、僕も賛成しません」 みくる「ふぇぇぇ……」 長門「でも、やるしかない」 キョン「!」 古泉「!」 みくる「!」 長門「私には無口キャラと引き換えにでも取り戻したい貧乳キャラとしてのプライドがある」 キョン「……」 古泉「……」 みくる「……」 長門「だから、やる。たとえすべてをかなぐり捨ててでも」 キョン「エクセレント(パチパチパチパチパチ)」 古泉「ハラショー(パチパチパチパチパチ)」 みくる「カムサハムニダ(パチパチパチパチパチ)」 長門「照れる////」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:36:56.19 ID:5mNg/lDz0 長門「では、実行に移す」 古泉「……(ゴクリ)」 キョン「……(ゴクリ)」 みくる「……(ゴクリ)」 長門「………………。スゥー…………ハァー…………スゥー………ハァー…………。(ムギュ)」 長門「失敗パイパイオッパイパイパイしっぱし(ドシュッ)」 キョン「!」 古泉「!」 みくる「!」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:43:39.17 ID:5mNg/lDz0 長門「(……これが天国……これがあの世……?)」 長門「(そうか……私は生物的な死を迎えたのかもしれない……)」 長門「(もう笑うことも……泣くことも……綾波レイとのキャラ差別化を考える必要もない……永遠の時間……)」 ???「(……ん……さ……ん……長門さぁん……)」 長門「(……? 誰かが私の名前を呼んでいる……?)」 ???「(……がと……おい長門……長門戻って来いコノヤロー……)」 長門「(これは……そうだ……戻らなくては……)」 長門「……」 キョン「! おい長門!? 長門大丈夫か!?」 古泉「長門さん、気がついたんですね!」 みくる「よかったぁ……ふぇぇぇ……」 長門「私は……どうして……」 古泉「あなたはおまじないに失敗して舌から出血、あやうく死にかけるところでした……」 キョン「へへ……心配さすんじゃねぇよ長門……! 巨乳と引き換えに死ぬつもりか……!」 みくる「長門さん……よかったぁ……死んじゃったかと……」 長門「……」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:46:15.44 ID:5mNg/lDz0 古泉「たった一回の失敗でこの有様……。おまじないは危険すぎます、もっと違う方法を考えるほかなさそうです」 キョン「しかし、早口言葉がこんなに危険なものだとは知らなかったぜ……」 みくる「ふぇぇぇ……青森の人とか毎日亡くなってらっしゃるんじゃないでしょうか……」 長門「……」 古泉「仕方ありません、他の手を考えましょう」 キョン「仕方ないな」 みくる「仕方ないですね」 長門「……」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 18:50:45.20 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「……で、なによこの怪奇現象」 キョン「説明してる時間がないんだ」 古泉「涼宮さんならなにか知ってるかと思いまして」 みくる「……」←パットで補修済 長門「すでに歩くのにも支障が出ている。なんとかしてほしい」 ハルヒ「……。まぁいいわ、細かいことは抜きよ。あたしに任せときなさい」 キョン「おー(パチパチパチパチ)」 古泉「さすがは団長(パチパチパチパチ)」 みくる「出来れば私のマイナスFカップも……(パチパチパチパチ)」 長門「感謝する(パチパチパチパチ)」 ハルヒ「照れるわ////」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:25:35.81 ID:5mNg/lDz0 古泉「しかし……いいんですか、涼宮さんまで引き込んで……(ヒソヒソ)」 キョン「仕方ないだろ……長門の乳はもう限界なんだ……(ヒソヒッソ)」 みくる「私もそろそろマイナスFカップになって背中から突き出ちゃうかもです……(ヒッソヒッソ)」 ハルヒ「じゃあ有希! さっそく服を脱ぐのよ!」 長門「了解した(バインバイン)」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:28:23.41 ID:5mNg/lDz0 長門「んしょんしょ……(ぼよんぼよん)」 ハルヒ「……」 長門「わっせわっせ……(たぷんたぷん)」 古泉「……」 長門「オラオラ……(ぷるんぷるん)」 キョン「……」 長門「あたふた……(ぷりんぷりん)」 みくる「……」 長門「完了した(ボヨン)」 ハルヒ「おお……」 キョン「なんと……」 古泉「これは……」 みくる「ふぇぇぇ……」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:30:11.19 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「これは……すごいわね……」 古泉「僕は男専門だったはずなんですが……」 みくる「国宝級ですね……」 キョン「うっ」 長門「解決方法の提示を」 ハルヒ「……。……はっ!? ああ、そ、そうね。どうしようかな……」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:31:49.32 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「まずはこう、脂肪なんだから動けば燃焼されるはずよね」 古泉「その手がありましたか」 みくる「そ、それだと私の分の脂肪が……」 長門「タユンタユン」 キョン「ちょっとトイレに言ってくる」 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:33:14.94 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「じゃあ、とりあえず激しい運動をしてみましょう! ね、有希!」 長門「タユーン」 みくる「で、でも……それだと……」 古泉「朝比奈さん、ここはひとまず諦めましょう」 みくる「ひぇぇぇ……」 キョン 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:34:37.51 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「とりあえずこういう時はビリーズ・ブート・キャンプよね」 長門「バイーン」 古泉「それじゃあ早速やってみましょうか」 みくる「ひぇぇぇ……」 キョン 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:37:55.74 ID:5mNg/lDz0 隊長「……ビクトリー!」 ハルヒ「……ハァハァ……きっつ……」 古泉「……ゼェゼェ……腰が……」 みくる「……ヒーヒー……動きやすいはずなんだけど……」 長門「……ボヨーンボヨーン……」 ハルヒ「……あ、小さくなってないわね」 古泉「……なんと……」 みくる「それどころか大きくなってませんか……?」 長門「バイーン……」 キョン「お待たせ。ん? 何やってるんだ?」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:42:24.22 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「あ、そうだ」 古泉「なんでしょう?」 みくる「なんですか?」 キョン「なんだ?」 長門「タユン?」 ハルヒ「あれ、胸って揉まれると大きくなるって言うでしょ?」 古泉「ああ、そう言いますね」 みくる「よく言いますね」 キョン「俗説だろうけどな」 長門「ボヨヨーン」 ハルヒ「じゃあ、揉まれるのと逆のことをすればいいのよ」 古泉「なるほど。頭いいですね」 みくる「確かに、小さくなるかも」 キョン「さすが団長だな」 長門「ボインボイン」 ハルヒ「テレるわ////」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:45:41.58 ID:5mNg/lDz0 キョン「でも、『揉む』の反対語って何だ?」 ハルヒ「うーん……」 古泉「難しいですね……」 みくる「辞書を引いても載ってませんね……」 長門「プルルーン……」 キョン「……『しゃぶる』、か?」 ハルヒ「それよ」 古泉「ああ〜」 みくる「それですね」 キョン「照れるって////」 長門「……」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:49:08.41 ID:5mNg/lDz0 長門「『揉む』の反対語は存在しない……」 ハルヒ「うわっ、有希が久しぶりに人語を!」 古泉「そう言えばこういう口調でしたね……」 キョン「忘れてたぜ……」 みくる「ふぇぇぇ……」 長門「少なくとも『しゃぶる』でないことだけは確か」 ハルヒ「ええ〜? でも……」 古泉「普通『揉む』の反対は『しゃぶる』ですよね」 キョン「『揉んでダメならしゃぶってみろ』って言うしな」 みくる「絶対『しゃぶる』で間違いないですよ」 長門「……」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:51:40.20 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「じゃあ早速やりましょうか」 長門「……! ……(ダッ)」 ハルヒ「あ! 有希が逃げた!」 キョン「逃がすか! 古泉!」 古泉「必殺つるのムチ!」 長門「ドテチーン☆」 ハルヒ「今よみくるちゃん! 有希を胸だけ残してすまきにしちゃいなさい!」 みくる「オラオラオラオラオラオラオラ(グルグルグルグルグルグルグル)」 長門「……! ……!? ……!」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:54:38.22 ID:5mNg/lDz0 長門「……! ……!!!」 ハルヒ「……」 古泉「……」 キョン「……」 みくる「……」 ハルヒ「……ねぇ、こうやって見ると有希って美人よね……」 古泉「……そうですね……女性なのになかなか……」 みくる「……いけない……あらゆる意味で禁則事項なはずなのに……」 キョン「……実は俺、爆乳萌えなんだ……」 長門「……!? ……! ……!!」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 19:59:21.46 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「じゃあ早いとこ……やりましょうか……(ゴクリ)」 古泉「そうですね……長門さんのためですから……(ゴクリ)」 みくる「これは……禁則事項……禁則事項のはずなのに……(ジュルリ)」 キョン「皆……一線を踏み越える準備はいいか……(ジュルリ)」 長門「! ……!! ……!!!」 ハルヒ「んーちゅぱちゅぱ……」 古泉「じゅるる……」 みくる「ぺろ……ぺろぺろ……」 キョン「ぱく……ちゅるちゅる……」 長門「……! ……!! ……!!! ……!!!! ……////」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:04:32.96 ID:5mNg/lDz0 長門「(……これは……これがあの世……)」 長門「(そうか……私は生物的な死を迎えたのかもしれない……)」 長門「(もう笑うことも……泣くことも……タバサを恨んで夜も眠れない日々もない……永遠の時間……)」 ???「(……ん……さ……ん……長門さぁん……)」 長門「(……? 誰かが私の名前を呼んでいる……?)」 ???「(……がと……おい長門……長門戻って来いコノヤロー……)」 長門「(これは……。そうだ……戻らなくては……)」 長門「……?」 ハルヒ「あっ、有希! わかる!?」 キョン「長門! 長門大丈夫か!」 古泉「長門さん! 気がついたんですね!」 みくる「長門さん……よかったぁ……」 長門「……夢、か……」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:06:35.15 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「と、いうことで有希の目も覚めたみたいだし、次の手を考えるわよ」 長門「……////」 キョン「それにしても長門、お前いつ寝たんだ?」 古泉「そう言えばいつ寝たんでしょう? ひどくうなされてましたし……」 みくる「それになんだか顔も赤くなってました……」 長門「……なんでもない////」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:13:03.55 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「あ、そうだ」 古泉「なんでしょう?」 キョン「なんだ?」 みくる「何ですか?」 長門「バユーン」 ハルヒ「胸ってしゃぶれば小さくなるって言うわよね」 長門「!?」 古泉「ああ〜」 キョン「なるほど」 みくる「名案ですね」 長門「! ……(ダッ)」 キョン「古泉!」 古泉「必殺つるのムチ!」 長門「ドテチーン☆」 みくる「オラオラオラオラオラオラオ(ぐるぐるぐるぐるぐるぐる)」 ハルヒ「じゃあ行くわよ……んーちゅぱちゅぱ」 古泉「いただきます……じゅるるる……」 みくる「禁則事項……ぺろ……ぺろぺろ……」 キョン「ぱく……ちゅるちゅる……」 長門「……! ……!! ……!!! ……////」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:16:21.55 ID:5mNg/lDz0 長門「……夢、か」 …… ハルヒ「最後の手段よ」 古泉「なんです?」 キョン「聞こうか」 みくる「最後の手段です」 長門「バユーン」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:20:44.19 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「このまま大きくなるのを待つのよ」 キョン「なんだそれ」 古泉「それはちょっと」 みくる「待ってどうするんです?」 長門「バババイーン」 ハルヒ「このまま有希の胸がどれだけ大きくなるのか見るのよ。で、成長が止まったところで一気に減らす、ってのはどう?」 キョン「なるほどな」 古泉「さすがですね」 ハルヒ「照れるわ////」 みくる「長門さんは?」 長門「ボヨーンボヨーン」 古泉「あはは、喜んでるみたいですね」 キョン「ま、それしかないか」 みくる「私の胸がどうなるかわからないけど、こうなったら最後まで付き合います」 ハルヒ「じゃあ皆、今日は部室に泊まりこむわよ!」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:23:50.68 ID:5mNg/lDz0 〜2時間後〜 ハルヒ「……!?」 古泉「……!?」 キョン「……!?」 みくる「……!?」 長門「……」 ハルヒ「しんじらんない……一メートルを超えたわ……」 キョン「マジかよ……なんなんだよこれは……」 古泉「みくるさんの胸ももう止まったのに……変ですねぇ……」 みくる「ふぇぇぇ……このままじゃ長門さんに代わって私が貧乳キャラに……」 長門「……もう制服が入らない」 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:25:51.23 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「もしも、もしもよ……(ヒソヒソ)」 古泉「このまま成長が止まらなかったら……(ヒソヒソ)」 キョン「世界はすべて長門の乳によって終末を迎えることに……(ヒソヒソ)」 みくる「ひぇぇぇ……審判の乳ですか……(ヒソヒソ)」 長門「……カーディガンがビロンビロンになった……」 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:30:50.70 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「……」 キョン「……」 古泉「……」 みくる「……」 長門「……」 ハルヒ「みっ、皆! かっ、顔が暗いわよ!」 キョン「えっ!? あ、ああ、そ、そうだな……!」 古泉「え、ええ……。こんなのSOS団らしくないですね!」 みくる「そ、そうだ! 歌、歌でも歌いませんか!?」 長門「……」 ハルヒ「じゃ、じゃあ景気づけにじゃあ私から行くわよ! ……ある〜はれ〜た日〜のこと〜♪」 みくる「まっ、魔法以上の……奇乳が……」 古泉「限りなく……膨らんでく……」 キョン「同人本でもなかなかないわ……。……」 長門「……(ボヨーン)」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:33:10.72 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「……今まで私、乳についてこんな真剣に思い悩んだことがなかったわ」 古泉「……僕も同じです……。まさか世界の終焉が長門さんの乳だとは……」 みくる「……こんなの……こんなの嫌です……ひっぐ、えぐ……」 長門「……タユン」 キョン「……やめろよ! 皆!」 ハルヒ「!」 古泉「!」 みくる「!」 長門「ボイン!」 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:38:14.12 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「キョン……」 古泉「キョン君……」 みくる「キョン君……」 長門「ボヨン……」 キョン「そんな辛気臭い顔するなよ! 長門の乳で滅ぶなら、SOS団の仲間として本望じゃねぇか!」 ハルヒ「!」 古泉「!」 みくる「!」 長門「!」 キョン「心配しなくても、世界は長門の乳なんかで滅んだりしねぇ! 少なくとも、俺は絶対に生き延びてやる!     たとえ俺がこの世界でたった一人になっても、俺はずっと長門の味方だからな!」 ハルヒ「……そうね、そうよね!」 古泉「……キョン君、僕もそう思います!」 みくる「……私も、長門さんだけ残して滅んだりしません!」 長門「……。……」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:40:25.52 ID:5mNg/lDz0 古泉「でも、このままじゃ長門さんの乳が巨大化して、ゆくゆくは奇乳どころか魔乳に……」 ハルヒ「なにか……なにか方法はないの……!?」 みくる「長門さんのためなら……私たちが命を懸けてでも……!」 キョン「くそ……! なにか、なにか方法があるはずなんだ……!」 長門「……方法なら、あるボイン」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:44:29.51 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「!」 キョン「本当か!?」 みくる「長門さん……!」 古泉「っていうかついに語尾が『ボイン』に……!」 長門「『オッパイパイパイ』……あれを、私が五十回唱えることが出来れば……勝算はあるボイン」 ハルヒ「なっ……!?」 キョン「『オッパイパイパイ』だと!?」 古泉「まさか……アレをまたやるつもりなんですか!?」 みくる「やめてください長門さん! またもし失敗したら、あなたの肉体が……!」 長門「私の肉体など、どうなっても構わない。それより私には、守りたいものがある」 ハルヒ「!?」 キョン「!?」 古泉「!?」 みくる「!?」 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:46:47.71 ID:5mNg/lDz0 長門「私の肉体がどうなろうと私は満足。しかし、あなたたちまで私の乳房で圧殺してしまったら、    私は死んでも死に切れないボイン」 ハルヒ「……本気なの?」 キョン「……本気か?」 古泉「……本気なんでしょうか?」 みくる「……本気なんですか?」 長門「……コクリ(ブルブルブルブルブルルルルーン)」 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:50:34.21 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「……やるしかないわね」 キョン「……一か八かだな」 みくる「……長門さんに託しましょう」 古泉「……そこまで言うのなら」 長門「……コクリ(タユタユタユタユタユーン)」 ハルヒ「有希! がんばって!」 キョン「死ぬなよ! 長門!」 みくる「あなたを信じます!」 古泉「くれぐれも気をつけて!」 長門「スゥー(プルルーン)……ハァー(ボヨヨーン)……。…………………………!」 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:53:58.96 ID:5mNg/lDz0 長門「……ムギュッ!」 ―――――――――――ドクン! 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 20:57:58.88 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「……」 キョン「……」 古泉「……」 みくる「……」 長門「……ドサッ」 ハルヒ「! 有希!」 キョン「長門!」 古泉「長門さん!」 みくる「長門さん!」 長門「……」 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:01:54.72 ID:5mNg/lDz0 長門「(……これは……これがあの世……)」 長門「(そうか……私は生物的な死を迎えたのかもしれない……)」 長門「(もう笑うことも……泣くことも……怒るもない……永遠の時間……)」 ???「(……ん……さ……ん……長門さぁん……)」 長門「(……? 誰かが私の名前を呼んでいる……?)」 ???「(……がと……おい長門……長門戻って来いコノヤロー……)」 長門「(これは……。そうだ……戻らなくては……)」 長門「……?」 ハルヒ「……! 有希!?」 キョン「長門! 大丈夫か!?」 古泉「長門さん! よかった気がついたんですね!」 みくる「長門さん……! よかったぁ……!」 長門「ここは……?」 ハルヒ「集中治療室よ! あなたあの後、すべての力を使い果たして倒れちゃって……」 キョン「救急車がこねぇから俺が病院まで担いで走ったんだぜ……! 心配さすなよ……!」 古泉「よかった……! 元の貧乳長門さんにもどることが出来たんですよ……!」 キョン「私の胸もなんやかやで元に戻りましたぁ……ふぇぇぇ……よかったぁ……」 長門「……そう……」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:05:00.19 ID:5mNg/lDz0 〜一週間後〜 長門「……とはいえ、なんだか胸が物足りない」 キョン「……」 長門「……。……うふん(スカッ)」 キョン「寄せれてないぞ」 長門「……」 ハルヒ「有希、もう諦めなさいよ」 みくる「ふぇぇぇ……あんな思いこりごりです」 古泉「全くです。大体長門さんは貧乳キャラのほうが似合ってますよ」 長門「ショボーン」 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:05:30.07 ID:5mNg/lDz0 >>138 長門「(……これは……これがあの世……)」 長門「(そうか……私は生物的な死を迎えたのかもしれない……)」 長門「(もう笑うことも……泣くことも……怒るもない……永遠の時間……)」 ???「(……ん……さ……ん……長門さぁん……)」 長門「(……? 誰かが私の名前を呼んでいる……?)」 ???「(……がと……おい長門……長門戻って来いコノヤロー……)」 長門「(これは……。そうだ……戻らなくては……)」 長門「……?」 ハルヒ「……! 有希!?」 キョン「長門! 大丈夫か!?」 古泉「長門さん! よかった気がついたんですね!」 みくる「長門さん……! よかったぁ……!」 長門「ここは……?」 ハルヒ「集中治療室よ! あなたあの後、すべての力を使い果たして倒れちゃって……」 キョン「救急車がこねぇから俺が病院まで担いで走ったんだぜ……! 心配さすなよ……!」 古泉「よかった……! 元の貧乳長門さんにもどることが出来たんですよ……!」 みくる「私の胸もなんやかやで元に戻りましたぁ……ふぇぇぇ……よかったぁ……」 長門「……そう……」 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:05:46.15 ID:5mNg/lDz0 〜一週間後〜 長門「……とはいえ、なんだか胸が物足りない」 キョン「……」 長門「……。……うふん(スカッ)」 キョン「寄せれてないぞ」 長門「……」 ハルヒ「有希、もう諦めなさいよ」 みくる「ふぇぇぇ……あんな思いこりごりです」 古泉「全くです。大体長門さんは貧乳キャラのほうが似合ってますよ」 長門「ショボーン」 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:07:33.62 ID:5mNg/lDz0 長門「とはいえ、もう少しはいくらなんでもほしい」 ハルヒ「しょうがないわねぇ……」 キョン「あ、でもアレだ」 みくる「え?」 古泉「なんです?」 キョン「胸って揉んでもらうと大きくなるって言うよな」 長門「!?」 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:11:13.83 ID:5mNg/lDz0 ハルヒ「ああ〜……。そう言うわね」 みくる「長門さんももう少し胸が大きくなりたいみたいですし……」 古泉「仕方ありませんねぇ」 キョン「さ、さっそくやるか」 長門「……! ……(ダッ)」 ハルヒ「逃げたわ!」 キョン「三度目の正直だ! 古泉!」 古泉「必殺いばらのムチ!」 長門「ドテチーン☆」 みくる「無駄無駄無駄無駄無駄無駄(グルグルグルグルグルグルグルグル)」 ハルヒ「じゃ……さっそく……(ジュルリ)」 キョン「ああ……(ゴクリ)」 みくる「長門さん……かわいいです……(ジュルリ)」 古泉「いただきます……(ゴクリ)」 長門「……! ……!! ……!!! ……////」 終わり 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 21:50:33.55 ID:5mNg/lDz0 まぁここでひとつ心残りがあるとすれば、 絵師が誰もこなかったことだ