古泉「ずっと…好きでした…。あなたのことが!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:27:28.26 ID:1IxDg1KnO キョン「今さらかよ…?」 みくる「ふぇっ!?」 ハルヒ「なっ!?」 長門「…そんな…。」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:29:21.71 ID:1IxDg1KnO キ「ずっとこっちは気づいてたんだよ! 普段のお前の態度を見れば気づかない方がどうかしてる。」 古「そうですか…。それでは,僕と付き合って頂けますか?」 キ「もちろん。」 ハ「バタッ …う〜…ん」 み「ひぇぇっ!!涼宮さんお気をしっかり!!」 長「…もう少しで私も気絶するところだった。」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:32:48.65 ID:1IxDg1KnO 谷口「キョ〜ン。お前恋人ができたんだって!?」 キ「誰から聞いたんだよ…。まぁ本当だからいいか。」 谷「マジかっ!?で,同じ部活の誰かなんだろ?教えてくれよ!?」 キ「それは…。まぁそうなんだが…。」 谷「何でそう口を濁すんだ!?俺とお前の仲だろ!? ……そういやここんとこ涼宮はどうしたんだ?休みっぱなしじゃないか?」 キ「…それなんだ。俺が相手の告白を受け入れたらあいつ酷く病んじまって……。精神病院に入院してるんだ…。 なんか『あたしには宇宙人が見える!見えるのよ〜』とか『バルサミコ酢〜』とか叫んでるらしい。」 谷「宇宙人って…今までとそんなに変わらないんじゃないか?」 キ「いや…。今までで『見えた』と確信を持って口に出したことはなかった。」 谷「お前…。やっぱり涼宮が恋人じゃないのか…?じゃあ朝比奈さんか?それともなg」 キ「古泉一樹。」 谷「な゛…不潔だ…バ゙タッ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:35:07.26 ID:1IxDg1KnO キ「ふぅ〜…。」 古「どうしたんですか?悩みがあるなら僕に話して下さいよ? 苦しみも分かち合う仲になったんですから♪」 キ「まだ結婚はしてないぞ。…なんかお前と付き合い始めてから周りの様子がおかしいんだよ。例えばあの長門みたいに…」 古「雑誌を読んでますね。なになに?『これで気になるあの人も振り向くメイク&ファッション特集!!』ですか…。 ふふっ でも皆さん僕には絶対にかなわないですよ!!キョン君のハートは僕の物です!」 キ「ははっそうだな。じゃあもう今日は帰るか。今日もお前ん家に寄っていいか?」 古「勿論ですとも。今日は何を試しますか?」 長「試す…?」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:42:06.90 ID:1IxDg1KnO 文章書くのヘタクソですまん。 キ「朝比奈さんは長門やハルヒみたいにおかしくならないんですね。」 み「ええ…まぁ,精神だけは涼宮さんに鍛えられましたから…。 ………。…でも今でも信じられません。」 キ「何がです?」 み「キョン君が古泉君と付き合ってることです!キョン君は女の子が好きな普通の男の子だと思ってたのに…。 私がコスプレさせられる度に…その…いやらしい目線を送って来たのに…。」 キ「ああ,それはですね,女の子が恥ずかしい格好しているのにいやらしい目線で見ないのは失礼かなと思ってただけです。社交辞令です。」 み「…そんな。私…それだけがSOS団での楽しみだったのに…」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:44:14.77 ID:1IxDg1KnO 〜その頃のハルヒ〜 ハ「バルサミコ酢よ〜バルサミコ酢で未来人に会うのよ!あばばばきゃきゃ〜」 精神医「バルサミコ酢をどうするんですか?」 ハ「バルサミコ酢バルサミコバルサミコ酢バルサミコ酢バルサミコ酢バルサミコ酢酢バルサミコミコミコミコミコ」 ハ「巫女さんよ巫女さんは未来人なのよ!うっきゃきゃ〜ば」 医「そうですか。私には気づきませんでした」 ハ「嘘だッ!!あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」 医「はぁ,仕事とはいえこんな患者看てたらこっちがどうにかなりそうだ…。……。ひぐらしはまだ鳴かないな。」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:52:14.26 ID:1IxDg1KnO キ「ハルヒのいないSOS団は静かだ…。」 古「本当ですね。まるで時間が眠ってしまったみたいです。」 キ「恥ずかしいセリフ禁止だ。」 古「あっ貸した漫画読んでくれたんですね♪」 キ「ああ。面白かったよ。今返す。 ドサッ」 長「…私が一週間前に貸した本はまだ読んでないのに…。」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 17:56:57.67 ID:1IxDg1KnO 鶴屋「邪魔するにょろ!」キ「あっ鶴屋さん。」 古「こんにちは。」 鶴「いや〜。キョン君と古泉君が付き合ってるってのは本当だったんだね。」 キ「誰から聞いたんですか?朝比奈さんですか?」 鶴「いんや,違うよ。みんなが噂してるにょろ。前代未聞の仲良しカップルだって。」 古「それを言うなら千載一遇じゃないでしょうか。」 長「この場合は前代未聞でいい。」 鶴「あ,有希んこいたにょろ?まぁいいか。それで,キスとかはしたのかいっ!?」 古「それはもう。お互い初めてだった割には上手く行きました!!こんな風に!」 鶴 長 み キ「へっ?」 くちゅっ…くちゃくちゃくちゃくちゃ…ずずーねとー…… キ「おい///人前だぞ!こんな激しくしなくても…」 古「いいじゃないですか。もう数え切れない程やったんですし。」 鶴「も…もうそんなに進んでたにょろ!?」 古「ええ。ちなみに僕は昨日は朝帰りでした。」 み「朝帰りって…。キョン君のご家族は?妹さんは!?」 キ「家族の性癖くらいみんなだいたい理解してますよ。ちなみに両親はSMの関係です。妹は最近知ったんですが獣姦が好きなんだそうです。」 鶴「にょろ。にょろにょろ〜」 み「あっ!!鶴屋さんまで…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:05:34.33 ID:1IxDg1KnO み「涼宮さ〜ん。お見舞いに来ましたよ〜。」 ハ「あばばば!!有希にみくるちゃんじゃないの。にゅいにゅ〜い。」 長「…あんにゅ〜い」 ハ「そんなことより〜,夕べあたしの枕元に宇宙人が現れのよ!?なんかイカとゴキブリに似てたびびびぶ」 み「コソッ(涼宮さんの幻覚ですよね?)」 長「ボソッ(間違いない。情報統合思念体の名に誓ってそんな生命体は存在しない。)」 ハ「ここんとこ宇宙人とか未来人とか超能力者に会うのよ!いや全く楽しい毎日」 み「そういえば最近古泉君のバイトの電話が着てませんね。」 長「…おかげで二人はますます仲良くなる。」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:11:27.42 ID:1IxDg1KnO み「涼宮さんがいなくなってもう1ヶ月ですね。それでもSOS団はなくならないんですね…。」 キ「もちろん。ここが学校で一番落ち着いて古泉と時間を過ごせますからね!」 み「私と長門さんが落ち着きません!!」 長「………コクッ」 古「僕達の愛の力は周囲のひとにも影響を与えてしまう程強力なんだと言うことですね!?」 キ「ああ!そういうことだな!!」 み「…あの…お願いがあるんです。」 古 キ「なんでしょうか?」 み「涼宮さんのお見舞いに行って欲しいんです。その…様子を見るだけでいいんです。」 古 キ「そのくらいでしたら…」 長「二人で一度に行くのは推奨しない。元はと言えばあなた達二人が付き合い始めたのが原因。」 古「でもまた何でですか?」 み「今の涼宮さんは毎日宇宙人とかの幻覚を見てるので大丈夫なんですが,お医者さんの話によると,ああいう患者はとても不安定で,いつ不機嫌になって暴れ出すかわからないんだそうです。」 キ「なるほど。ハルヒを元に戻さないと世界が危ないという訳ですね?」 長「そういうこと。」 古「これは大変だ。世界がなくなったら僕達の愛の関係も終わってしまう。これはゆゆしき事態だ。」 長「…ボソッ(いっそのこと終わってしまえ。」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:12:39.00 ID:1IxDg1KnO 古「こんにちは。お見舞いに来ました〜。」 ハ「古泉くんだー。ずっと君のこと待ってたのよ?嘘だけど。」 古「それはどうも。調子はどうですか?」 ハ「昨日は未来人今日は異世界人明日はなんと地底人が来たのよ!!よよよ」 古「まぁ,スズランを食べて入院した訳じゃないから大丈夫でしょう。」 ハ「栗原先輩じゃないののひのののののがが」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:15:52.32 ID:1IxDg1KnO み「今ごろ古泉君が病院に着いた頃ですね。本人がいるとややこしい話なので今しますね。」 キ「話って何ですか!?」 長「涼宮ハルヒを元に戻す方法について。あなたの協力が必要。」 キ「協力って…何をすればいいんだ?」 み「簡単なことです。キョン君が涼宮さんに抱きついて愛を囁くだけです。」 キ「なっ!!?俺には古泉がいるんだぞ!?」 み「わかってます!!でも涼宮さんは…ずっとキョン君の事が好きだったんです。それなのに…自分以外で,しかも男の子なんかと付き合い始めたりしたから……。」 長「ちなみに私と付き合っていたら涼宮ハルヒは壊れなかった。全部あなたの責任。」 キ「…。………。わかったよ。ハルヒあってのSOS団だもんな。あいつがいないとダメだよな。」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:21:03.68 ID:1IxDg1KnO 病院にて。 キ「ハルヒ〜。見舞いに来たぞー。」 ハ「ダバだにょ〜。キョンの新しい名前思いついたのば!!本名g」 キ「…。ガバッ」 ハ「べへっ!!」 キ「ギュッ…。それは禁則事項だ。でもこれだけは言ってやる。…お前のことが…好きだ。」 ハ「……。…。!! !? 。…遅いのよ。…言うのが。」 キ「ハルヒ!!元に戻ったのか!?」 ハ「キョン…。あたし,夢を見たの。酷い悪夢だった。」 キ「それは…どんな夢だったんだ?」 ハ「キョンが古泉君とキスしてたのよ!!ディープな!!」 古「それは事実です!!」 キ「古泉!!」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:23:43.16 ID:1IxDg1KnO キ「まさか…さっきの見てたのか!?」 古「ええ。やっぱりキョン君は僕とは違う属性だったんですね。」 キ「待ってくれ!!俺が本当に好きなのは…」 ハ「私なんじゃないの!?」 キ「ハルヒ!!ああもう!話をややこしくするな!!古泉もここでそんなこと言ってハルヒを不機嫌にさせたら閉鎖空間が」 ブルルルル… キ「ほら,バイt」 古「…バキッ。今は白黒ハッキリさせる方が優先です。涼宮さんと僕のどちらを選ぶんですか!? ちなみにここで例え世界がなくなってしまってもあなたに選ばれたなら後悔はしません。」 ハ「私はキョンを信じるからね……?」 キ「…いったいどうすれば……。古泉を選びたいが世界が終わってしまったらもう奴とキスもできない…。どうすれば…。」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:24:49.39 ID:1IxDg1KnO み「そこまでです!」 キ「朝比奈さん!ついでに長門も」 長「(ついで…?)涼宮ハルヒは正常に戻った。即刻退院してもらう。」 ハ「なんでそんなすぐに退院しなきゃいけないのよ!?」 長「主治医が過労で病んだ。精神を。」 ハ「…。わかったわよ。すぐに荷物まとめて出てくわ。じゃあね。」 古「僕もバイトがありますんで。」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/24(土) 18:25:47.36 ID:1IxDg1KnO キ「長門,そして朝比奈さん,助かりました。 あぁ〜。どうなるかと思いましたよ。」 み「うふふ。だって私も長門さんもキョン君が好きなんですもん。放っておけませんよ♪」 長「……コクッ」 キ「な…。 (古泉…お前と付き合って行くには障害が多いようだ…。」 その後,SOS団の活動内容は主にキョンの取り合いとなったそうだ。 終わり