キョン「百合万歳!薔薇万歳!」長門「万歳」 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 03:46:40.57 ID:9EhExzIv0 キョン「どうしてこうなっちまったんだろうな……」 古泉「……ええ、本当に困ったものです」 みくる「どうしたら……いいんでしょうか」 長門「……わからない」 キョン「俺は古泉が好きだ。尻の穴が壊れる位ガンガン突いて欲しい」 古泉「僕は長門さんが好きで、下品ですがその……挿れたいと思っています」 みくる「わたしはキョンくんが好きで……あの、ふ、ふええぇ///」 長門「朝比奈みくるに好意をもっている。豊満な胸を揉みしだきたい」 (どうすればいいのか……) 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 03:53:19.21 ID:9EhExzIv0 キョン「まずは、どうやったら全員が幸せになれるか考えようじゃないか」 古泉「その意見には、多少の恐ろしさを感じながらも賛成です」 みくる「でも、どうしたら全員が幸せになれるんでしょう?」 長門「……希望をとる」 古泉「僕と長門さんが付き合って、キョンくんと朝比奈さんが付き合えばいいのでは?」 みくる「こ、古泉くんと同じ意見です!」 キョン「古泉が俺を突き上げて、長門と朝比奈さんが絡めば問題ないな」 長門「……」コクリ 一同「……」 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:03:09.61 ID:9EhExzIv0 キョン「……いっそ4Pというのはどうだろう?」 古泉「あ、あなたは何を言ってるんですか!?」 長門「……」コクリ みくる「そ、そんなぁ……でも、ど、どうやって?」 キョン「まず古泉が俺に挿れて」 みくる「キョンくんがわたしに……///」 長門「朝比奈みくるがわたしに」 古泉「そして長門さんが僕に挿入……?」 キョン「……おお、これは完璧なんじゃないか!?」 みくる「わ、わたしもこれなら……///」 長門「……小さな問題には目をつぶる」 古泉「ちょ、ちょっと待ってください!」 キョン「ん、どうしたハニー?」 みくる「きょ、キョンくんがわたしに……///」 長門「男に挿れるのは我慢出来る」 古泉「なんか僕だけちょっと損してないですか!?」 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:13:53.97 ID:9EhExzIv0 キョン「そうか?」 古泉「ええ! す、好きな女性になんて……その……!」 みくる「えとえと、じゃあ逆……とか?」 長門「さすがわたしの朝比奈みくる」 キョン「仕方ないな。じゃあ俺がハニーに挿れて……」 古泉「僕が長門さんに……///」 長門「わたしが朝比奈みくるの乳をもぐ」 みくる「わ、わたしがキョンくんに!?」 キョン「よし、じゃあこれで!」 長門「……男に挿入されるのは嫌」 みくる「……わ、わたしもちょっと」 古泉「……で、でも僕は長門さんに///」 キョン「ははっ、俺はハニーと合体出来るから全く構わないぞ!」 古泉「ひっ!?」 キョン「俺のはでかいからたっぷりほぐさないと大変だな」 古泉「も、もう一度最初から考え直しましょう!」 291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:22:19.51 ID:9EhExzIv0 古泉「まず状況を整理しましょう」 キョン「だから俺はどっちでも……」 みくる「わたしは最初のが……」 長門「朝比奈みくるに同意」 古泉「状況を整理します!」 キョン:古泉(男)に、挿れられたい 古泉:長門(女)に、挿れたい みくる:キョン(男)に、挿れられたい 長門:みくる(女)に、どんとこい 古泉「……これが今の僕達の状況です」 キョン「改めて整理してみるとあれだが……」 みくる「……ええ、多分わたしもキョンくんと同じことを考えてます」 長門「……」コクリ 古泉「……全員が幸せになることは無理みたいですね」 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:30:25.09 ID:9EhExzIv0 古泉(くそっ! 旗色が悪くなってきた!) 古泉「あ、朝比奈さん!」 みくる「は、ひゃいっ!?」 古泉「やはり、男女で付き合うのが健全だとは思いませんか!?」 みくる「あ、あのあの……」 古泉(空気を読んでください朝比奈さん! お願いしますっ……!) みくる「や、やっぱりわたしもそう思います……!」 古泉(オゥ、イエスッ! それでいいんですよ朝比奈さ) キョン「おい、ちょっと待ってくれ」 長門「待って」 古泉「な、なんですか?」 みくる「何か問題でも……」 キョン「大有りです、朝比奈さん」 長門「……」コクリ キョン「それじゃあ、俺たちの気持ちの問題がまるで解決されてない」 長門「……」コクリ 300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:40:56.99 ID:9EhExzIv0 古泉「しかし、僕と朝比奈さんは健全な形で充足を得られます!」 みくる「そ、そうですよ! 一般的に考えるとこれが一番で……」 キョン「朝比奈さんは、他人のことを想っている俺とセックスがしたいですか?」 長門「肉体を触られても、“こころ”は、古泉一樹には触らせない」 古泉「そ、そんな……!?」 みくる「ひうぅ……うぅ!」 キョン「……わかっただろう」 長門「……」 キョン「誰かを犠牲にして成り立つ関係こそが不健全なんだよ」 長門「……」コクリ 古泉「うぅ……う、う、うわあああぁぁぁっ!」 みくる「ひぐっ、うぅ、ふええええぇぇぇん!」 キョン「……泣くなよ、ハニー」 長門「泣かないで、朝比奈みくる」 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:50:52.61 ID:9EhExzIv0 キョン「誰か一人が満足しない結果には、俺は興味がない」 長門「……」コクリ 古泉「じゃ、じゃあこの気持ちを無かったことにしろって言うんですか!?」 みくる「そんなの……わたし無理です……!」 キョン「苦肉の策だが……全員が同じ気持ちになれる方法が一つだけある」 古泉「そ、それは一体!?」 みくる「お、教えてキョンくん!」 長門「……」 キョン「……聞いても後悔しないと誓えるか?」 古泉「……この期に及んで後悔はしません」 みくる「わたし達は……SOS団ですから」 長門「どんとこい」 キョン「それは……」 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 04:57:15.42 ID:9EhExzIv0 キョン「長門……すごく濡れてるぞ」 長門「あなたも膨張している」 キョン「ああ、古泉の裸を見ているだけでこんなになっちまった」 長門「わたしも朝比奈みくるの胸でこうなった」 古泉「ううっ……も、もっとゆっくりほぐしてください」 みくる「す、すみません!」 古泉「長門さんの裸……綺麗だ」 みくる「キョンくん……あんなに大きくなって」 キョン(女……長門に挿れるなんてな……) 長門(男になんて……) みくる(うぅ……古泉くんのお尻がピクピクしてる……) 古泉(うあぁ……朝比奈さんの指がウネウネ動いて……) 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:06:47.82 ID:9EhExzIv0 少しだけ前 古泉「ま、待ってください! 朝比奈さんとするのはわかりますが……!」 みくる「そ、そうです! おかしいですよそれじゃあ!」 キョン「いや、これがベストな選択だ」 長門「……」コクリ キョン「>>291をよく見てくれ」 キョン「もし古泉が朝比奈さんに挿れたとしたら、二人だけ、     (女)に、挿れたい     (男)に、挿れられたい     ……という条件を満たしてしまう」 古泉「はっ!?」 みくる「……確かに」 キョン「これじゃあフェアじゃないだろう?」 長門「……」コクリ キョン「むしろ、朝比奈さんは処女(?)を守れて」 長門「古泉一樹は童貞(?)を守れる」 キョン「これは、俺と長門が少しだけ我慢するだけで済む選択肢なんだ」 長門「……」コクリ 古泉「……わかり……ました」 みくる「で、でもわたしが古泉くんにそ、挿入するって物理的に無理なんじゃ……」 長門「問題ない」 322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:14:53.53 ID:9EhExzIv0 キョン「長門……触るぞ」 長門「……」コクリ ちゅぷ…… キョン「すごく濡れてるし……熱いな」 長門「あなたのも触らせて」 キョン「嫌だったら無理しなくていいんだぞ?」 長門「あなたはわたしのを無理して触っている」 キョン「……」 長門「わたしが触らないのはフェアではない」 キョン「……わかった」 ぎゅっ! キョン「くうっ!?」 長門「……熱くて固い」 キョン「も、もう少しやさしく頼む」 長門「……」コクリ キョン「それにしても、あっちも盛り上がってるな」 長門「……」コクリ 323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:22:13.87 ID:9EhExzIv0 みくる「それじゃあ……指を挿れますね」 古泉「や、優しくしてください……」 ちゅぷ…… みくる「すごい……簡単に入りました」 古泉「うあぁ……あぁ」 みくる「痛かったら言ってくださいね?」 古泉「へ、平気です……ああぁぁぁ」 みくる「この辺りはどうですか?」 古泉「と、とってもラグフェアーです朝比奈さんんぅっ!」 みくる「い、言ってる意味がよく……」 ぎゅっ! みくる「ひょえっ!?」 古泉「……ぁぁあ」 みくる「も、もう少し優しくしますか?」 古泉「……いえ、続けてください」 みくる(わたし、キョンくんの前で……他の男の人のお尻をいじってる) 古泉(長門さんの前で……お尻をいじられながら感じてしまっている) 328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:32:24.23 ID:9EhExzIv0 キョン「そろそろ挿れるぞ……」 長門「待って」 キョン「どうした?」 長門「この体勢では、わたしから朝比奈みくるの姿が確認出来ない」 キョン「おぉ、すまん。気遣いが足りてなかった」 長門「……せめてその瞬間だけは、朝比奈みくるを見ていたい」 キョン「わかった、努力しよう」 みくる「そろそろ挿れますね……」 古泉「待っていましたよ」 みくる「そ、そうですか」 古泉「……出来れば、僕の痴態を長門さんに見てもらいたいんです」 みくる「それじゃあ、お尻をキョンくん達の方に向けてください」 古泉「右マッガーレ」 みくる「……ノリノリですね」 334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:41:56.69 ID:9EhExzIv0 キョン「古泉っ! 長門にチンコ挿れるぞっ!」 長門「朝比奈みくる……見て」 みくる「キョンくん、わたし、古泉くんにディルドを挿れます!」 古泉「長門さん! 僕が朝比奈さんに突っ込まれる所を見てください!」 ずぶうぅ…… キョン「くっ……締まりが」 長門「……ぉ……おき」 みくる「どんどん飲み込んでいきます……」 古泉「かはあぁぁ……」 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:47:25.35 ID:9EhExzIv0 キョン「くっ……おおっ、ふん!」 キョン(すげぇ……古泉、あんなに気持ち良さそうな声を出して) 長門「っ……っあ……あ!」 長門(朝比奈みくるの手の動き……ゴクリ) みくる「どうですか? もっと激しくして欲しいんですか?」 みくる(わたし……こんなに他人を気持ちよさそうにさせてる) 古泉「も、もっと! もっと激しくしてください!」 古泉(ああっ、こんな変態的な行為で僕は……) 342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 05:57:57.81 ID:9EhExzIv0 キョン「くうっ、平気か……長門っ!?」 長門「もんだ……ぃ、な……ぁ……」 キョン(長門のこんな表情初めてだ……俺が……こうさせてる?) 長門(……彼はどうしてこんなに必死に? わからない) みくる「気持ち良いですか? ちゃんと答えてくださいね」 古泉「い、良いです! すごく良いですうっ!」 みくる(わたしが手を動かすたびにビクンッってなって……) 古泉(こ、こんなにお尻が気持ち良いなんて……) キョン(女……いや、長門……可愛いな) 長門(何故? わからない……嬉しい) みくる(攻めるのって……ふふっ、楽しいっ!) 古泉(どうして……僕は……僕はあっ!) 345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 06:11:03.94 ID:9EhExzIv0 キョン「くっ……長門」 長門「ぁ……!? ふっ、んちゅ」 キョン「んっ……ぷぁ……スマン」 長門「……構わない」 キョン「いや、しかし……んっ!?」 長門「んふっ、んんっ、ちゅ……んっ……」 キョン「んんっ……キスってのもいいな」 長門「……悪くない」 みくる「気持ちいいですか?」 古泉「くあっ、ひっ!」 みくる「ちゃんと答えないとやめちゃいますよぅ〜?」 古泉「!? い、いいですっ! つ、続けてください」 みくる「ちゃんと言わないとダメです」 古泉「ぼ、僕のいやらしいお尻をズボズボしてくださいひぃあっ!!?」 みくる「よく出来たご褒美に激しくしてあげますからね〜」 古泉「あがっ、あり、ありがとございまずうううぅぅぅっ!」 353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 06:32:09.30 ID:9EhExzIv0 「はぁ……く……ぅぁ」  長門の口から漏れ出ている声は、今まで聞いたことのないようなものだった。  俺が腰を突き上げるたびに長門は締め付けてくる。  その気持ちよさと、感じたことのない熱さに脳が溶けていくのがわかった。  しかし、もっと長門と繋がっていたいと思う心とは逆に、体はもう甘い悲鳴をあげ限界だった。 「……ダメ」  動きが激しくなったので俺の限界を悟ったのか、長門は足を絡め、首を横に振った。  おい、このままじゃ……。 「……構わない」  あぁ、そうかい。奇遇だな。  俺もお前と一緒のことを考えていた。  長門は軽く頷くと、まるでもっと奥へと誘い込むように腰を自ら動かした。  それに応えるように、腰の動きを一層早め……。 「!?……ぁ……ぁあ……あ」  最も深い場所で吐き出させるそれに、長門は体を震わせていた。  記憶にはないが、どうやらその瞬間俺は大声で長門と叫んでいたらしい。  まったく覚えていないので、これに関しては長門の言葉を信じるしかないのだが。 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 06:50:33.03 ID:9EhExzIv0 「ういっ、おああっ……!」  わたしが手を動かすたび、彼は悲鳴とも嬌声とも言える声をあげた。  そんなに気持ちいいの? 「はひぃ、い、いいっ! いいでひゅうううぅっ!」  そう、喜んでもらえて嬉しいな。  引き抜くたびに肛門の周辺は盛り上がり、腸まで出ちゃうんじゃないかとさえ思わせる。  ふふっ、すごくいやらしい音させてますよ〜。 「はいっ! はいいいっ!」  そろそろ限界なのか、彼は自ら腰を激しく振り出した。  それを止めず、むしろあわせるように手の動きを激しくする。  男の子でこうなんだから、女の子にやったらどうなっちゃうんだろ?  そんな興味を覚えた矢先。 「もうっ、もううっおがっ!」 「ふふっ、いいですよ。いっちゃってください」  その言葉が引き金となったのか、古泉くんは獣のような声をあげて射精して果てた。 「ひゃっ!?」  それと同時に、手に持っていたディルドに激しい圧力がかかった。  突然のことでわたしはどうしようもできず、宙高くディルドが舞った。 「みくる……ビーム」  思わずつぶやいたその言葉に反応するかのように、彼の開きっぱなしの肛門から、 「ふん、もっふ!」  大便が……飛び出した。 367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 06:59:31.73 ID:9EhExzIv0 キョン「いや〜、片付け大変だったな」 長門「……」コクリ 古泉「はは、それは失礼しました」 みくる「でも、楽しかったですね〜」 キョン「……うん、やっぱり男女で付き合うのが正しいかもしれんな」 長門「……」コクリ 古泉「愛の形とは性別にとらわれるものではないかもしれませんね」 みくる「女の子だったらきっともっと可愛い反応をするんでしょうね〜」 キョン「古泉、掘るとかそういう話は忘れてくれ」 古泉「さぁ、今度は生モノでいきましょうか。どんとこいです!」 長門「朝比奈みくる……さっきの言葉は忘れて欲しい」 みくる「長門さん、おっぱい揉んでいいですから色々させてくださいね♪」 「……おや?」 おわり 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 09:29:06.83 ID:9EhExzIv0 保守投下いる? 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 09:56:11.73 ID:9EhExzIv0 んじゃアホくさいのでも ハルヒ「みくるちゃんは可愛いわね〜!」 みくる「ふえぇ!///」 ハルヒ「古泉くんもイケメンよね!」 古泉「はは、恐縮ですね」 キョン「……」 長門「……」 ハルヒ「二人とも美男美女で、揃って歩いたらきっと絵になるわね!」 みくる「そ、そんなことないですよぅ〜!」 古泉「涼宮さんと朝比奈さんの方が絵になると思いますよ」 キョン「……ちっ」 長門「……」ビリッ ハルヒ「今度の不思議探索は古泉くん、みくるちゃん組にしましょう!」 411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:04:34.49 ID:9EhExzIv0 休日 ハルヒ「むぅ〜……キョンと有希が来ないなんて」 古泉「仕方ないところではありますね」 みくる「キョンくんは妹さんが風邪で、長門さんは家の都合ですから……」 ハルヒ「とりあえずあたしは一人で平気だから、二人は一緒に頑張ってちょうだい」 古泉「わかりました」 みくる「はい」 ハルヒ「それじゃ、4時にまたここで!」 キョン「……くそっ、結局あの二人で行動するのか」 長門「……」 キョン「俺たち二人がいなければ三人で行動すると思ったが甘かったみたいだ」 長門「……残念」 キョン「ああっ、顔が近い!」 長門「……!」 412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:14:11.98 ID:9EhExzIv0 キョン「い、いきなり喫茶店に入ったぞ」 長門「……」コクリ キョン「おい長門、何を話してるかわかるか!?」 長門「ノイズが多くて不可能」 キョン「くそったれ!」 長門「……」 古泉「さて、お話したいのは他でもありません」 みくる「ええ、わたしも話しておきたいことがあるんです」 古泉「僕は長門さんのことで……」 みくる「わたしはキョンくんのことで……」 古泉「はは、どうやらお互い考えていることは同じだったようですね」 みくる「ふふ、確かにそうですね」 キョン「二人共笑って……会話がはずんでるみたいだな」 長門「……」コクリ ハルヒ「あ、ネコだ。にゃ〜」 413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:24:28.68 ID:9EhExzIv0 古泉「お察しの通り、僕は長門さんに恋愛感情を抱いています」 みくる「ええ、そしてわたしもキョンくんが、す、好きです///」 古泉「つまり、二人の利害は一致しているという訳です」 みくる「協力しない手は……ないですね」 古泉「……少し古風ですが、同盟の握手をしましょうか」 みくる「……ええ、この風習は未来にも残すべきだと思います」 キョン「なんだ!? 見詰め合った後握手したぞ!?」 長門「その前にはお互い頬を染めていた」 キョン「何故だ!? どうしてなんだ!?」 長門「この黒い気持ちは何?」 414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:31:50.41 ID:9EhExzIv0 翌日 古泉「すいません、ちょっとお時間よろしいですか?」 キョン「ああ、俺もお前と話したいと思ってたところだ」 古泉「おや? あなたが僕に話?」 キョン「……大事なことだ」 古泉「大事、ですか?」 キョン「正確には昨日の件だな」 古泉(これは……朝比奈さんは脈ありかもしれませんね) みくる「あの〜、長門さん……」 長門「……」 みくる「ちょっとお話したいことが……」 長門「わたしも話がある」 みくる「ふぇ!? 長門さんがわたしに話があるんですか?」 長門「大事なこと」 みくる「わ、わたしまた何かやってしまったんでしょうか!?」 長門「違う。昨日の件」 みくる(これは……古泉くんは脈ありかもしれないです) 416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:39:10.08 ID:9EhExzIv0 古泉「別に昨日は変わったことはありませんでしたよ」 キョン「嘘だな。お前は朝比奈さんと行動していただろう」 古泉「……それが何か?」 キョン「そこで何もなかったのか?」 古泉(これは……嫉妬ですかね。ますます朝比奈さんは脈ありのようだ) 古泉「あなたは……朝比奈さんをどう思いますか?」 キョン「!? それは……」 古泉「……それは?」 みくる「べ、別に昨日は変わったことはなかったですよ?」 長門「それは嘘。あなたは古泉一樹と行動していた」 みくる「……そ、それがどうかしたんですか?」 長門「そこで何があったのか知りたい」 みくる(これは……嫉妬ですよね。古泉くん、すごく脈ありですよ!) みくる「長門さんは……古泉くんのことをどう思ってますか?」 長門「……」 みくる「……聞かせてください」 417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:48:38.37 ID:9EhExzIv0 キョン「悪魔だな」 古泉「……はい?」 キョン「胸についた二つの脂肪の塊で男を誘惑する悪の化身だ」 古泉「お、落ち着いてください!」 キョン「俺はこの上なく冷静だ! 奴は未来人じゃなく悪魔だったんだ!」 古泉「あ……え?」 長門「クソ虫」 みくる「……ふぇ?」 長門「偽りの笑顔で女をたぶらかすクソ以下の存在」 みくる「お、落ち着いてください〜!」 長門「落ち着いている。現実では無能な超能力者を消すことは他愛もない」 みくる「ふぇ……え?」 キョン「古泉は俺のものなのに誘惑する悪魔だ!」 長門「わたしの朝比奈みくるをたぶらかすクソ虫」 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/20(火) 10:58:10.66 ID:9EhExzIv0 古泉「え、そ、それじゃあ長門さんに事はどう思いますか?」 キョン「宇宙人」 古泉「ほ、本当にそれだけなんですか!?」 キョン「? それ以外に何かあるか?」 古泉「そ、それに“古泉は俺のもの”って……」 キョン「それは……言葉通りの意味だ///」 古泉「ひっ!?」 みくる「そ、それじゃキョンくんのことはどう思ってるんですか?」 長門「涼宮ハルヒの鍵」 みくる「そ、それだけなんですか?」 長門「……」コクリ みくる「え、えっと“わたしの朝比奈みくる”って……」 長門「わたしが朝比奈みくるのものでもある」 みくる「ひょえっ!?」 キョン「も、もう辛抱たまんね! なぁ、なあいいだろ古泉!?」 古泉「や、やめて……あ、あ、うわああああああっ!!」 長門「空間閉鎖開始。朝比奈……みくる……」 みくる「ふ、ふわっ……ひ、ひ、ひょえええええええっ!!」 おわり