涼宮ハルヒのBIO HAZARD 2 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 11:09:36.65 ID:khDrX6RtO おいおいまさか立て逃げか?俺が書いちゃうぞ? 午後3時30分 SOS団団室 古泉「ふむ…難しいですね…では7七金で」 キョン「7六歩。諦めろ、もう詰んでるよ」 古泉「いやあ、本当にボードゲームがお強いですね」 キョン「おまえが弱すぎるんだよ。俺に勝つにはおまえにはまず守りだな」 古泉「参考にさせてもらいます しかし涼宮さん達、トイレに行ったっきり戻ってきませんね…」 キョン「ああ…そういえば前にもこんなことがあったような…」 古泉「むう…イヤな予感がしますね」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 11:21:32.41 ID:khDrX6RtO キョン「…今回は俺も同感だ。まさかまたゾンビが…」 古泉「ありえますね…様子を見に行きましょう!」 3時20分 北高廊下 キョン「…勘違いだったみたいだな」 古泉「ええ。普通に生徒が居ますね…安心しましたよ」 生徒「ヘイアガヘイアガ…」 キョン「…ん?なんか変な言葉をしゃべってるぞ…おい、大丈夫か?」 生徒「…!ウンコダステロ!」 キョン「…うんこ?おい、大丈夫か…」 生徒「うぅぅぁぁぁぁぁ」 キョン「!!!!!!!!」 生徒は手に隠し持っていたナイフで俺を突いた キョン「あ、危なかった…何とかかわせた… おいてめえ!なにしやがる!」 古泉「危ないです!この生徒、正気ではありません!」 生徒「オッパイノペラペラソース」 キョン「た、確かに正気とは思えんな…」 生徒「あぁぁぁぁ」 古泉「ふ、人間相手なら護身術を習ってますから安心してください。でや!」 生徒「おおおお…」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 11:29:36.17 ID:khDrX6RtO 古泉「ナイフを奪い取りました」 キョン「すまん、助かったよ」 生徒「テコキテコキ」 キョン「ま、まだ襲ってきやがる…」 古泉「く、すいません!はあ!」 生徒「ああああ」 古泉「でやあ!」 生徒「うああああ」 古泉はナイフで足を切り、ひざまずいた相手を見事なキックで蹴り倒した キョン「だ、大丈夫か?」 古泉「ええ、心配いりません。手加減したので彼も気絶しただけでしょう」 キョン「そうか… しかしこれはいったいなんだ?ゾンビではないだろう?」 古泉「はい。ゾンビとは違うようですね…生身の人間です とりあえず部屋に戻りましょう。もしかしたらもう皆このようになっているかも…」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 11:38:19.75 ID:khDrX6RtO 3時30分 SOS団団室 古泉「ふう…しかしまた妙なことが起きましたね…」 キョン「ああ…またバイオハザードの時と同じようなことが…?」 古泉「ええ。ありえますね …冷静に思い出してみると、あれ…バイオハザード4の…」 キョン「あっ…!ガナードか!」 古泉「ええ。意志を持ったゾンビとは違う生ける屍…」 キョン「なんてこった… そうなるとまた、宇宙人が絡むのか?」 古泉「長門さんが居なければはっきりわかりませんが、おそらくそうでしょう」 キョン「クソ!もしかしたらまたあの時みたいに国木田が…」 古泉「…とにかく、また機関の方に武器を持ってくるよう頼んでみます」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 11:52:07.58 ID:khDrX6RtO 同時刻 ??? みくる「涼宮さん、起きてください!」 ハルヒ「う…うーん…あ、有希、みくるちゃん…ここどこ?」 みくる「わからないんです…目が覚めたらここに…」 ハルヒ「うーん…確かトイレから帰る途中に誰かに殴られたような…」 みくる「うう…どうなってるんでしょう…」 ハルヒ「落ち着いて。周りを考えてみましょう 襲われてから何分経ってるんだろう…有希、今何時?」 長門「3時42分」 ハルヒ「ということは30分ぐらいかしら…」 みくる「ここ、どこかの教室みたいですよ…」 ハルヒ「教室ね… 扉には鍵がかかってるわ…鍵がないと中からも外からもあかないタイプね」 みくる「ど、どうしましょう…」 ハルヒ「うーん…あ、そういえば携帯持ってるんだった。 キョンと古泉くんにメールを…」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 12:01:24.19 ID:khDrX6RtO 3時45分 SOS団団室 古泉「機関の方が武器を持って来るようです」 キョン「よかった…ひとまず安心だな」 ♪冒険でっしょでっしょ〜♪ キョン「あ、メールだ」 小島よしお「メールが来ているよ でもそんなの関係ねえ!」 古泉「おや僕もですか…す、涼宮さんからです!」 キョン「お、俺にもだ…読んでみよう!」 キョン、古泉くん、見てる!? あたしたち、トイレに行った帰りに誰かに殴られて閉じこめられちゃったの… 教室なんだけど、鍵が掛かってて鍵がないと外からも中からも開かないの… 窓から見る限り、どうやらここは2階か3階みたい 二人とも一緒にいる?助けにきて!! 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 12:10:12.90 ID:khDrX6RtO キョン「古泉…!」 古泉「ええ…支援なんて待ってられません。行きましょう!」 4時 教室棟・二階 キョン「なんとか生徒と会わずについたな…よし、メールを送ろう」 ハルヒ、朝比奈さん、長門、大丈夫か!? 今教室棟の二階についた 教室の数が多すぎてどこにいるのかわからないから思いっきりドアを叩いていてくれ!! キョン「…来た!『わかったわ』…か」 古泉「………聞こえます。ここです!」 キョン「おい!大丈夫かみんな!」 ハルヒ「キョン!」 ガチャガチャ キョン「く…本当に開かないな… ハルヒ!職員室で鍵を取ってくる!待っててくれ!」 ハルヒ「ええ!わかったわ!」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 12:20:20.46 ID:khDrX6RtO …続けていいのかな? 4時10分 北高入り口 キョン「ぐっ…ガナードが…」 古泉「…4人ですか…奇襲すれば突破できます。行きましょう!」 生徒「アガレロ!オッパイノペラペラソース!」 キョン「だあ!」ガシッボッカ 古泉「はあ!てい!」ザシュッバキッ 生徒「テコキ!」 古泉「!!!!危ない!」 キョン「ぐ、うわあ!」 バンバンバン! 生徒「うおおえ…」 森「大丈夫?」 荒川「遅くなりました。申し訳ありません」 キョン「荒川さん!森さん!」 古泉「助かりました…」 昼飯食ってくる 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 12:42:49.55 ID:khDrX6RtO 陰謀まだ読んでないから二人のキャラ変かもしれない 荒川「どうぞ。ハンドガンを五丁、ショットガンとマシンピストルとライフルを一つずつ持ってきました」 古泉「ありがとうございます、助かりました」 森「…残念だけど、私たちこれからこの事態の原因を調べなければならないの だから一緒には行けないわ…」 古泉「涼宮さんが教室に閉じこめられてしまって、職員室に鍵を取りに行くところなんです よければそこまで一緒にお願いできませんか?胸騒ぎがするんです…」 森「ええ。それぐらいならおやすいご用よ。行きましょ」 古泉「ありがとうございます」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 12:58:23.42 ID:khDrX6RtO 4時20分 職員室 古泉「やはり…」 キョン「…学校中の先生が集まってやがる…」 荒川「気づかれないようにとってこなければ…」 古泉「幸い鍵は入り口近くにありますからね。僕がそっと取ってきます」 キョン「…!な、なんだあれは…」 荒川「敵の大群が…廊下を塞いでいる…」 森「あれだけの数が居たら、気づかれずに持ってかえって来ても意味ないわね…」 荒川「作戦変更です。皆さん武器を!!」 「はい!」 うおおおお!ドン!ドン!バババババン!バーン!ドゴーン! キョン「はあ…はあ…やった…!」 古泉「ふう…何とか全滅させましたね…」 荒川「お疲れさまです皆さん」 森「残念だけど私たちはこれまでね…がんばってね、二人とも」 古泉「ええ、ありがとうございました」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 13:06:58.48 ID:khDrX6RtO 4時40分 教室棟二階 キョン「すっかり遅くなっちまったな…ハルヒ達、大丈夫か…」 「キャァァァァァァァ!」 古泉「涼宮さんの悲鳴…!」 キョン「急ごう!」 4時45分 二階教室 キョン「か、鍵が壊されてる…ハルヒ!みんな!」ガララ ハルヒ「キョン!」 みくる「助けてください!」 キョン「が、ガナードがハルヒに…」 ガナード「テコキ!テコキ!」 キョン「く、当たれえ!」バン! ガナード「ぐうううう」 古泉「今だ!食らえ!」バキィッ! ガナード「ああああああ…」 ハルヒ「ありがとう二人とも…」 みくる「今のはなんなんですか…?」 キョン「前のゾンビみたいなものですよ。怪物には違いありません」 ハルヒ「前のゾンビ?」 キョン「話は後だ。早く脱出するぞ!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 13:18:33.48 ID:khDrX6RtO 5時 北高入り口 キョン「…やはり、か」 古泉「前と同じような有様ですね…」 ハルヒ「化け物が出口を塞いでる…!」 みくる「ひええ…」 長門「………(今回台詞少ないなあ)」 キョン「大丈夫だ、勝てる!俺たちは勝てる!行こう!出口へ!明日へ!」 ハルヒ「そうよ!勝つわ! そして勝ったらあいつらが持ってる金を奪って焼き肉を食べましょう!」 キョン「うおおおお!行くぞおおおお!!!!!!!!!!」 ……………… …………… ………… ……… …… … 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 13:25:25.88 ID:khDrX6RtO 古泉「やったっ…!勝ったっ…! あの扉の先が僕らの未来っ…!明日っ…!」 ハルヒ「やったわね!」 みくる「はい!やりました!」 長門「…」 …だが俺はやはり腑に落ちない…黒幕が居るはずだ…! キョン「みんな、俺はもうちょっとここを捜索してくる。先に行っててくれ!」 返事を気かずに駆けだした。前にも行ったあの場所へ… 5時30分 屋上 ?「あら…やっぱりきましたか」 キョン「ええ…黒幕は倒すべきですからね」 ?「ふふ…確かに悪は倒すべきですからね」 キョン「さて、なぜこんなことをしたか話してもらいますよ…」 キョン「喜緑さん…!!!!!」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 13:44:09.56 ID:khDrX6RtO 喜緑「ふふ…なぜ、ですか…あなたは解っているんではないですか? 私は朝倉良子さんと同じ、宇宙人ですよ? 私の方こそ教えてほしいですよ。なぜ私が黒幕だと解ったの…?」 キョン「…あなたも言ったように、あなたが宇宙人だったから…この時点で疑ってました 確信がついたのは、ガナードの中に谷口、国木田、鶴屋さんが居なかったからです 谷口達は前回同様ガナードにはならないはず。なら俺たちの元に来るはずです 俺たちの元にやってこず、しかもガナードになっていない… つまりもう外に出ていたってことになります。優しいあなたがやりそうなことです」 喜緑「ふふ…ズバリご名答です…さすがですね ではファイナルラウンドと行きましょうか」 喜緑さんが何かを唱えると、喜緑さんの横に巨大な怪物が現れた キョン「エルヒガンテ…!」 喜緑「屋上の床が耐えれるようにちょっと小さくしましたけどね… さあ…最後の勝負。がんばってくださいね…」 キョン「やってやる…いくぞおおおお!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 13:50:54.75 ID:khDrX6RtO バンバンバン!ドドドドドドド! ガシッボッカ!グスッグスッ キョン「…強い…!」 エルヒガンテ「ぐおおおおお」 キョン「し、しまった!」 古泉「あぶなぁぁぁぁい!」 ボキィ! 古泉は俺を庇って殴られ、吹っ飛んだ キョン「古泉ィィィィィィィィィィィィィィ!」 古泉「はあ…はあ…がんばってください…このナイフを使ってくだ…さ…い…」ガク キョン「古泉…敵は必ず討つ!!!!!!!!!!うおおおお!」 バババババババババババババババババババババン!! 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 14:04:24.42 ID:khDrX6RtO エルヒガンテ「グウウウ」ジュルジュル 寄生虫が見えた…! キョン「覚悟はできてるだろうな… 古泉の恨み…古泉のナイフ… そして、この俺の怒りがっ! うおおおおおおおおおおおお!」 ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン! ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン!ザン! エルヒガンテ「グウウウ…」バタン キョン「やった…!」 喜緑「おめでとうキョン君…あなたの勝ちですね」 キョン「喜緑さん…」 喜緑「どこにリーダーがいるか解らないから大きな声ではいえないけど… 正直この作戦には嫌気がさしていたのよありがとう、勝ってくれて」 キョン「当然ですよ。みんなと約束しましたからね」 喜緑「…これ、あげますね。このゲームを勝ち抜いた商品です」 キョン「これは…wiiとアンブレラクロニクルズ、wii版バイオ4!」 喜緑「後少ないけどこれ。焼き肉でも食べてください」 キョン「…一万円…」 喜緑「じゃあ、またね。キョン君」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 14:05:01.30 ID:khDrX6RtO 古泉「やりました…ね…」 キョン「古泉!生きていたのか!」 古泉「ええ…受け身の訓練はしてましたから…腕の骨が折れる程度ですみました」 キョン「よかった…降りよう、下へ。肩を貸してやるよ」 古泉「ありがとうございます…」 ……………… …………… ………… ……… …… … 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 14:14:55.10 ID:khDrX6RtO 7時 焼き肉屋前 ハルヒ「焼き肉屋なんて久しぶりね!食べるわよ!」 古泉「そうですね…っ!」 みくる「だ、大丈夫ですか?」 古泉「ええ…それにしても彼はどこに…」 ハルヒ「そのうち来るわよ!行きましょう!」 キョン「………」 荒川「行かないのですか?みんなまってますよ」 キョン「あ、荒川さん… 会わせる顔がありませんよ。本当なら元気な古泉と焼き肉を食うはずだっのに… 俺のつまらないミスで古泉の腕が折れてしまった…」 荒川「本当にそうでしょうか?彼はそうは思っていないようですよ きっとあなたが黒幕を倒してくれて喜んでいるでしょう。行くべきです」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 14:25:13.55 ID:khDrX6RtO キョン「でも、金がないし…」 荒川「え?あなたには喜緑さんからもらった一万があるはず…」 キョン「…ゲームの予約に使っちゃった…」 荒川「…ま、まさか…wii版5と0を買う金に…!?」 キョン「………」 荒川「ちっ…!ほれ…!三万あります。合流してきなさい。糞ヒーロー」 キョン「き、機関が?俺に?」 荒川「機関じゃありません。私です。私があげるんです」 キョン「おじさん…優しいおじさん、ありがとうっ…! このご恩は一生忘れません…!」タッタッタッ… 森「似合わないことしますね…」 荒川「ふん…機関長には内緒だぞ…」 森「わかってます…!」 キョン「おーい!」 ハルヒ「キョン!」 古泉「遅かったですね…待ってましたよ」 「飲め!飲め!」「食え!食え!」「そして勝とうっ…!」 「俺たちは自由だっ…!」 …そう、俺たちは飛び立つっ…! 開かれた明日へっ…! 未来へ…! ☆お☆わ☆り☆ 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/27(日) 14:27:56.93 ID:khDrX6RtO 前回より雑ですいませんw急いで考えもせずに思いつきで書いたんで… では