ハルヒ「キョン! ……頭撫でなさいよ……」 406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 02:29:03.83 ID:1Vnv4t2u0 〜放課後の部室〜 キョン「う〜ん…ムグムグ…。」 ハルヒ「キョンの奴、寝言なんか言ってる。何言ってるのかしら…ふふふ」 キョン「朝比奈さーん…ムグムグ。」 ハルヒ「!今なんて…?」 キョン「朝比奈さーん…そこ…気持ちいいです…ムグムグ。」 ハルヒ「!!い、一体何の夢を見てるの…?」 キョン「朝比奈さーん…随分と…Hな格好ですね…ムグムグ。」 ハルヒ「!!!そ、そんな…まさか!キョンってミクルちゃんのことが…?」 キョン「う、う〜ん?ハルヒ…掃除は終わったのか?」 ハルヒ「!う、うるさい!私にその気色の悪い声を掛けないで!うわああああああああああああああん!」 バタンッ キョン「ど、どうしたんだ?ハルヒの奴?顔真っ赤だったぞ?」 451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 12:12:31.89 ID:1Vnv4t2u0 〜放課後・部室へ向かう廊下〜 ハルヒ「(今日はどんなイベントをしようかしら。ふふ…キョンやミクルちゃんの間抜け顔を見るのが楽しみだわ!)」 ハルヒ「みんn…うん?」 ミクル「キョンく〜ん。止めてください〜!ふふふ…キョンくんったら〜!」 ハルヒ「(な、何をやってるの…かしら?)」 キョン「ははは!そんなこと言って、本音は止めて欲しくなさそうですよ!」 ミクル「もう〜キョンくんも…好きなんだから!」 ハルヒ「(!!キ、キョン!ま、まさか、ミクルちゃんと…!)」 ミクル「あ!ああ!そこは駄目!駄目だってばぁ〜!」 ハルヒ「!!う、うわああああああああああああああああああん!」 キョン「(?今、ハルヒの声が聞こえなかったか?ま、いっか)」 キョン「ははは!こちょこちょこちょこちょ!」 ミクル「キョンく〜ん!くすぐったい〜!」 キョン「はははははははははは!」 456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 12:54:14.35 ID:1Vnv4t2u0 〜屋上〜 ハルヒ「クスン…クスン…キョンが…クスン…ミ、ミクルちゃんと…!う、うわああああああああああああああああああん!」 バタンッ ハルヒ「!!キ、キョン!?…ユキ…。」 長門「…ハンカチ。」 ハルヒ「ユキ…!」 長門「今は、目一杯泣くべきとき。」 ハルヒ「う、うん!あ、ありがとう!うわあああああああああああああああん!」 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 13:38:04.72 ID:1Vnv4t2u0 キョン「ハルヒ…お前…好きな奴いるか?」 ハルヒ「え、え?い、いるわけないでしょ!ば、馬鹿ね!」 キョン「そうなのか…俺はいるぜ。」 ハルヒ「そ、そうなの?…き、興味はないけど一応誰なのか言ってみなさい!」 キョン「うん?俺のすぐ近くにいるぜ。」 ハルヒ「!!そ、それって…!」 キョン「ハルヒ…お前のことさ。」 ハルヒ「///」 ・ ・ ハルヒ「う、う〜ん…実は私も…キョンのことが…うにゃうにゃ。」 470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:24:37.27 ID:1Vnv4t2u0 ハルヒ「これより、SOS団ミーティングを始めます!」 ハルヒ「今度の三連休のことなんだけど…」 ミクル「(うふふ…キョンくんったら〜)」 キョン「(ははは、朝比奈さんも何やってるんですか〜)」 長門「…」 ハルヒ「…わ、私たち5人で海にでも行くのはどうかしら!」 ミクル「(ほら!キョンくん!涼宮さんに怒られちゃいますよ!うふふ)」 キョン「(大丈夫ですって!それよりも…)」 ハルヒ「…い、異論はないようね!じ、じゃあ明日水着を持っていつものb」 長門「待って。」 ハルヒ「ど、どうしたのユキ?」 キョン「どうしたんだよ長門?」 ミクル「どうしたんですか長門さん?」 長門「あなた達は自分達がした行動を反省する必要がある。      せっかく団長が私たちのために企画を立ててくれているのにそれを無視して雑談をするなんt」 ハルヒ「ユキ!別にいいのよ!」 長門「しかし彼等はあなたの気持ちを考えz」 ハルヒ「ユキ!!!ほんとにいいから!!!」 長門「…」 ハルヒ「じ、じゃあ明日水着を持っていつもの場所ね!」 キョン「あ、ああ了解した。」 ミクル「分かりました…。」 ・ ・ キョン「(な、何なんだよ長門もハルヒも…今日様子がおかしかったぜ…)」 ミクル「(今日の長門さん…本気で怒ってるみたいで怖かったです…)」 ハルヒ「…」 508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 21:14:10.46 ID:1Vnv4t2u0 〜放課後・土砂降りの校門〜 ハルヒ「(よかったぁ!天気予報で調べたとおり雨が降ってきたわ!傘貸してあげよう♪…一本しかないけどふふふ)」 ハルヒ「(あ!キョンいた!)キョーン!どうせあんた傘持ってきてないでしょ!?なんなら貸してあげてもいいけd…」 キョン「あ、朝比奈さん!」 ミクル「キョンく〜ん!待たせちゃいましたか?」 ハルヒ「…」 キョン「そんなことないですよ!それじゃあ行きましょうか。」 ミクル「はい。…相合傘なんて照れますね///」 ハルヒ「…」 キョン「ははは。ほんとですね。でもハルヒなんかと相合傘するより何百倍もいいですよ!」 ミクル「ふふふ…そんなこと言ったらまた涼宮さんに怒られちゃいますよ〜。」 キョン「はははははは。」 ハルヒ「…う、う、うわあああああああああああああああああああああああああん!」 長門「よしよしよしよし」 535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 23:04:50.78 ID:1Vnv4t2u0 〜冬休み・スキー旅行〜 ミクル「いた〜い!」 キョン「朝比奈さん!大丈夫ですか!?」 ミクル「えへへ、ちょっと足を捻っちゃいました〜」 キョン「背中貸しますよ。乗って下さい。」 ミクル「あ、ありがとうキョンくん!…キョンくんの背中、暖かい…」 ハルヒ「…」 ハルヒ「い、いた〜い!足捻っちゃったみたい!」 古泉「大丈夫ですか!?涼宮さん!」 ハルヒ「あ、うん、全然大丈夫…」 古泉「それは良かった!」 ハルヒ「うん、ありがとう…」 913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:34:06.91 ID:GT9X1UoO0 >>451>>457>>470の続きを書いてみる 〜部室・ミーティング後〜 キョン「お、俺は帰るぜ。じゃあな皆。」 ミクル「じ、じゃあ私も帰ります。皆さんさようなら…。」 古泉「では私も。さようなら。」 ハルヒ「…」 長門「…」 バタンッ ハルヒ「う、う、うわああああああああああああああん!なんでわざわざ私の前でイチャイチャするのよ!      何のつもりなの!私への嫌味!?恨みでもあんの!?ばか!キョンのばか!        ミクルちゃんなんて嫌い!もうみんな嫌い!大っ嫌い!」 長門「…」 ハルヒ「ユキも帰って!私の情けない姿なんて見られたくないの!…お願いだから!」 長門「そうやって嫌なことから逃げているのね」 ハルヒ「う、うるさい!ユキなんか見たくない!嫌いだから早く帰って!」 長門「…」 ハルヒ「ヒック…私はミクルちゃんには勝てない…!ヒック…ミクルちゃんは可愛いし優しいし…胸も大きいし。       ヒック…キョンも私みたいなうるさい女…好きな訳ないのよ…ヒック」 長門「…あなたは魅力的な女性。そう悲観する必要はない。」 ハルヒ「そんな訳ないわ!だって事実キョンはもうミクルちゃんと…!」 長門「…奇跡は起こすからこそ価値がある。」 ハルヒ「…き、きせき?」 936 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/11(金) 02:54:22.71 ID:GT9X1UoO0 >>913の続き ハルヒ「(そ、そうよ…行動しないと奇跡は起きない…かんばれ私!負けるな私!キョンのことが大好きなんだから!)」 ハルヒ「ありがとうユキ!決心がついた!私、頑張る!」 ユキ「あなたならきっとできる。」 〜帰り道〜 ハルヒ「(キ、キョン!待ってて!私、こんな気持ち初めてなの!)」 ハルヒ「(いた!)キョーン!」 キョン「ハ、ハルヒ!お前こっちじゃないだろ!どうしたんだよ!」 ハルヒ「…一つ言いたいことがある!私、涼宮ハルヒはキョンのことを世界で一番愛しています!」 キョン「な、今なんて!?」 ハルヒ「あんたのことが大好きだって言ってんの!」 キョン「…俺も言いたいことがある。…俺も!俺も涼宮ハルヒを世界で一番愛しています!」 ハルヒ「キ、キョン!ありがとう!私、ほんとにキョンが大好き!う、う、う、うああああああああああああああああああん!」 キョン「ははははは!泣くなよ!お、俺もなんか泣きたく…うわああああああああああああああああん!」 ハルヒ「も、もう!男なんだからしっかりしなさいよ!」 キョン「わ、分かってら!」 〜終わり〜