みくる「ハルヒ、お茶買ってきなさい」 569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:20:30.86 ID:vE0A0N1h0 今日は河合塾の全統模試が学校で行われた。 俺は遊び半分で谷口の国木田の悪戯じみた誘いに乗った。 第一志望に東京大学と記入するというしょうもねえものだ。 案の定、定期試験と違って出題範囲を把握していなかった俺含む無勉組はボロボロだったみたいだ。 でもたまには楽しいこともあるもんだ。何とあのハルヒがコケたらしい。 他人の不幸は蜜の味とはいうが、本当にそうだった。何か嬉しい。仲間意識みたいなものも芽生えたな。 得体の知れない何か、優越感みたいなもんが胸を掠めた。 そんなわけだから、今部室にいるハルヒはご機嫌ななめだ。 そんな下唇を噛んでイライラしている彼女を俺が宥めようとしたときだ。 「今日は先に帰るわ。あんたたち勝手にやってて」 団長席から立ち上がって脇のスクールバックを掴み、部員たちの何れにも一瞥もくれずに部室を出て行った。 なんかちょっと怖かった。 573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:27:49.92 ID:vE0A0N1h0 「わたし、ちょっと眠いので下校時刻まで寝かせてください」 バニガの朝比奈さんが編み物の手をとめて膝の上に置き、両腕を枕にして長机に突っ伏した。 豊かな乳房が面上に広がっていくのがかなり刺激的だ。 俺は、自身の下半身が充実してしまわないよう素数を数え始めた。 「涼宮さんの機嫌が悪かったので閉鎖空間の発生を心配していましたが、どうやら大丈夫なようですね。僕もお暇します」 「私も」 古泉が部室を出て行くと、長門もハードカバーをスクールバッグに仕舞いこんで出て行った。 急に、朝比奈さんの寝息が聞こえるようになった。 576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:35:13.73 ID:vE0A0N1h0 背中を大きく露出させるバニーガールコスチュームに何の情も湧かない男子なんていない。 ちょっと近づいてみた。 朝比奈さんの頭は俺の方を向いていて、赤い唇を少し開けて前歯を覗かせていた。 白い背中は呼吸によって上下していて、何だかいやらしい。 彼女が立てる寝息にも魅力を感じて、それが一層俺を興奮させた。 バレないよな……。 578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:45:14.77 ID:vE0A0N1h0 俺の性器は充実しきっていて、スラックスを履いているだけでかなりの刺激が亀頭に走っていた。 俺は一度扉の方に歩み寄って、後ろの朝比奈さんの睡眠を確認してから扉を開け、あたりに人がいないことを確かめた。 軋まぬように扉のノブを引っ込めてゆっくりと閉じ、ノブを戻した。 普段の自慰の対象でさえある彼女の身体。妄想上のそれではなく現実のものが目の前にあった。 もっとも、妄想上の彼女は裸体ではあったが、この状況の方が刺激的であることは間違いない。 大丈夫だ。靴音も響いていないし文芸室に用のある生徒なんていないはずだ。 音を立てぬよう、手先に意識を集中させてベルトを外し、摩擦音を最小限におさえるためにゆっくりとスラックスを足下まで下ろした。 579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:51:33.34 ID:vE0A0N1h0 万が一の異常事態のために、スラックスを完全には脱がない。 足下まで下ろしたまま俺は右手でペニスを掴んだ。 ひんやりと冷たい手の感触がペニスに伝わって、ペニスの熱さが手に伝わった。 右手を上下させると、放尿口から少し液体が漏れた。 亀頭の下端が皮に隠れたり現れたり、そのスピードを徐々に速めていった。 依然として彼女は寝息を立てて熟睡していた。 心地よく眠っているとはいえ、やはり自慰の快感より緊張が勝ってしまっていた。 580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 08:55:57.07 ID:vE0A0N1h0 ほのかな緊張と手汗がにじむほどの快感に挟まれていた俺に考えが浮かんだ。 魔が差したといっても良いかもしれない。とんでもない考えだ。 恐らく、俺が通常の思考を可能としていたならこんなことは思いも及ばなかっただろうと思う。 それはつまり、今の俺が狂人となっていることを示していた。 いや、狂気の沙汰だと思っているということは、あるいはまだ一歩手前なのかもしれない。 気づくと、俺の呼吸は信じられないくらい荒げていた。 俺は、理性が本能に敗れる瞬間を見た。 582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 09:11:24.38 ID:vE0A0N1h0 俺は彼女の後ろに立って、腰をかがめて右手に掴んだペニスの亀頭を白い背中に摩りつけた。 亀頭からカウパーが彼女の背中に付いた。その部分だけが光っていて、俺は主にそのあたりで亀頭をさすった。 彼女の寝息や背中の上下によってまた違った快感を覚え、俺はペニスを左右にふるって亀頭への刺激を強めた。 ペニスが痙攣し始め、なおも激しく摩り続けてると、今まで見たことのないおびただしい量の精液が白い背中にこぼれた。 荒げていた息を整えおわると、とたんに強烈な罪悪感が胸に湧いた。それとは裏腹に、俺の視界にある精液まみれの白い背中がペニスを萎えさせない。 俺は欲望を払拭することでようやく正気に戻った。俺が足下のスラックスに手を延ばそうとしたときだった。 「寝てると思った?」 彼女の唇が動いて、からかうような口調で言った。 俺は身体を大きく振るわせた。心臓が一瞬巨大化したような錯覚を起こした。 583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 09:26:31.78 ID:vE0A0N1h0 彼女は上体を起こしてツインテールを解いた。下に垂れした精液が栗色の髪についたかもしれない。 立ち上がって彼女は俺に近づくと、そこにひざまづいて俺のペニスを掴んだ。 「ねえ、誰でオナニーしてたの?」 彼女は柔らかく微笑みながら掴んだ手でペニスをこすり始めた。先ほどの顛末で放出されなかった精液が流れた。 彼女はいきなりその手を速めた。 「ねえキョン君誰なの? 誰でオナニーしてたの? わたしの背中におちんちんつけてたよね?」 「あ、朝比奈さんです。ちょっと、激しいです朝比奈さん」 彼女は頬に紅を潮し、目を細めて笑った。 「わたしでオナニーしてくれてたんだ? 嬉しいなあ。ねえ、いつも頭の中でこんなこと考えてたの? わたしの裸みてたの?」 「そ、それは……」 彼女は手を止めた。 「え〜、じゃあシコシコするのやめちゃおっかなあ」 「やめないでください! いつも朝比奈さんでオナニーしてました! すいません!」 「それでよし」 彼女はにこりと笑うと、ペニスの裏筋に舌を這わせ始めた。 「ちょっと、朝比奈さん」 「気持ちよくない?」 「き、気持ちいいです」 589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 09:41:26.47 ID:vE0A0N1h0 朝比奈さんの唾液が俺のペニスについているということにかなり興奮した。 夢が叶ったような気分だ。 彼女はかじりつくようにしてペニスを濡らていた。 唇から離れるときの「ちゅぱ」、唾液が垂れぬように吸い出す「ずず」、という音にペニスが飽きることなく反動していた。 ついに彼女は亀頭を口の中に納め、吸い出すように俺のペニスを喉奥へと運び始める。 亀頭のあたり全体に何か感触の良いものがまわっている。舌を回転させるように亀頭に這わせているらしい。 急に吸い出しと解放の間隔を狭めて猛烈な勢いで口を前後し始めた。時折竿に堅い感触が走るが、圧倒的な快感によって苦痛はあまりない。 「あ、朝比奈さん。イキます! イキます! 抜かないと!」 彼女は俺の尻に両手をやってペニスを口内に固定し、思いっきり吸い出した。 俺は彼女の頭を抑えて腰をかがめ、喉奥に精液を放出した。 591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 09:58:03.93 ID:vE0A0N1h0 朝比奈さんは口内の精液を処理(想像に任せる)し、背中と髪についた精液を俺に拭わせると、 「今日のことは内緒ね」 片目を閉じながら唇に人差し指を立てて言った。失神してしまいたいくらい可愛い。 「了解です」 俺が言うと彼女はふふふ、と笑って俺の萎えたペニスを小突いた。 「ちっちゃいのね」 言って彼女は自分の制服がかけてある部室の隅のあたりに歩み寄った。 俺は、お疲れ様でした、と俯きながら言って部室を出た。 後ろ手で扉を閉めて下げていた頭を上げた。 「お疲れ様です」 俺は驚いてのけぞった。そこには古泉がいた。 彼は人差し指で廊下の突き当たりを差した。 「あの突き当たりを右に曲がると男子トイレがあります」 「だから何だってんだ」 彼は首をすくめて苦笑した。 「とぼけちゃいけませんよ。順番待ちです。朝比奈さんの次は僕ですから」 592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 09:59:07.80 ID:vE0A0N1h0 Fin