新ジャンル朝倉にいじめられるハルヒ 582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 22:11:29.38 ID:BE28wf3uO 朝倉「ねぇ涼宮さん、今日の放課後いつもの所にきてくれないかしら?」 私は「……また来たのか…」と思った。 入学して3ヶ月。 私は朝倉涼子を主格とする5人からイジメをうけていた。 イジメといってもそのパターンは多数あるのだが、一番多いのはこれだった。 旧校舎の裏の今は使われていない焼却炉の近くに呼び出され、金を取られた後に全員でリンチにされる。 行かなければもっと酷い仕打ちにあうのは明白だし、一人では抵抗も出来ない。 辛かったが私はただじっと耐えていた。 584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 22:13:13.41 ID:BE28wf3uO 旧校舎裏 ――――― 生徒A「オラッ!」 朝倉「顔はあまり殴っちゃダメよw」 生徒B「キャハハ!コイツ泣いてやがるよダッセェww」 生徒C「イジメられてかわいそうでちゅねーwwww」 生徒D「今日もお金とサンドバッグ係ありがとね〜www」 何回やられても慣れなどはしなかった。 何回やられても悔しくて悔しくて涙が出てきた。 どうして私だけがこんな目に遭わなければいけないのだろう。 私が何をしたって言うんだろうか。 コレから先もずっと、ずっとこんな目にあい続けなければいけないくらいなら、死んだ方がマシかもしれない。 593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[俺は続けてもいいのか?] 投稿日:2008/03/10(月) 22:38:27.75 ID:BE28wf3uO ???「朝倉…お前何やってるんだ!」 ??「弱い者イジメかい…放っておけないね!」 ??「僕も同感です」 人生の転機は、突然やってきた。 大きなゴミを持った三人組が、私をかばってくれたのだ。 朝倉「…あなた達には関係ないでしょう」 ???「関係大ありだ!俺と朝倉と涼宮はクラスメートだろう」 朝倉「だから何?」 ??「無抵抗の人間が殴られてるのを止めるのは当たり前だよっ」 ??「その通りです。」 朝倉「ちっ…皆行くよ」 ???「待て、どうせ何か取ったんだろう。返せ」 朝倉「ふふふ、キョン君は鋭いね…ハイ財布」 そういって朝倉は財布を投げ返した後、取り巻きとどこかへ行ってしまった。 598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 23:11:02.27 ID:BE28wf3uO 鶴屋さん「アンタ大丈夫かい?あたしは隣のクラスの鶴屋さっ」 古泉「鶴屋さんのクラスメイトの古泉です」 キョン「知っているかもしらんが俺はお前と同じクラスだ。キョンと呼んでくれ」 「グスン…助けてくれてありがとう…ところでなんでこんな所に…?」 古泉「僕と鶴屋さんは先生に頼まれてゴミを捨てにきたんです。キョン君は僕と一緒に帰る予定だったのでついてきてもらったんですよ」 キョン「コイツとは中学から友達だからな」 鶴屋「そういう事さっ」 601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 23:18:36.45 ID:BE28wf3uO 鶴屋「それにしてもヒドいヤツらだねぇ。キョン君、明日から涼宮さんの事守ってあげなよっ」 キョン「別にいいですけど…俺男ですからいつでも一緒と言うわけには…」 古泉「それもそうですね…せめて放課後だけでもどうにかなりませんかね」 鶴屋「そうだ、部活にはいりなよっ!私の友達が文芸部にいるから今からでも行ってみないかい?」 「うん…行く」 設定は原作と異なると考えてくれ 全員一年、超能力者も未来人も宇宙人も無し ちなみにもうすぐ終わる(本当はもうちょっと引っ張るつもりだったが眠たいので) 605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 23:28:10.88 ID:BE28wf3uO 文芸部部室 ――――― 鶴屋「紹介するよ!二人とも私の友達の長門っちとみくるだよっ」 長門「……私は長門有希、よろしく」 みくる「朝比奈みくるですっ!よろしくね」 「よ、よろしくお願いします…」 そんな訳で私にも友達ができた。 鶴屋さんやキョン君のおかげでいつの間にかイジメもされなくなっていた。 コレまでの嫌な思い出を消せるように、この文芸部で頑張っていこうと思った。 終わり ――――― 古泉「もっと!もっと踏んで下さい!」 キョン「僕ももっとイジメて下さい!」 朝倉「あら、仕方の無い子達ねぇ」