こなた「あー、かがみが鏡見てるー」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:46:28.35 ID:/DJvxdc90 こなた「あっ、今のダジャレ…」 かがみ「はぁ?つまんないわよ」 つかさ「どんだけー」 こなた「………」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:48:30.65 ID:/DJvxdc90 こなた「っつーかさー、つかさって…」 つかさ「え…」 こなた「あはは、今ダジャレになっちゃってたねぇ」 つかさ「こなちゃん、人の名前バカにしてるの?」 こなた「え?全然そんなつもり…」 つかさ「そういう事する人って最悪だと思う」 こなた「……ごめん…」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:50:28.02 ID:/DJvxdc90 こなた「でさ、昨日買ったギャルゲが…」 かがみ「あのさぁ」 こなた「どしたの?」 かがみ「そんな話堂々としないでくれる?」 こなた「えっ…」 かがみ「正直恥ずかしいのよね、あんたといると」 こなた「………」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:52:30.87 ID:/DJvxdc90 こなた「つかさー、聞いてよ。かがみったらさぁ」 つかさ「なに?あー、こなちゃんってお姉ちゃんがいなくなったら陰口叩くんだぁ」 こなた「ち、違うよ。冗談っぽく…」 つかさ「うわぁ、冗談っぽく言えばいいと思ってるんだぁ」 こなた「違う、違うよ」 つかさ「あはは、どんだけー」 こなた「………」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:55:06.99 ID:/DJvxdc90 こなた「あ…みゆきさん」 みゆき「泉さん、こんにちは」 こなた「お、おはよう!みゆきさん!」 みゆき「つかささんとかがみさんに相手にされない時にしか声をかけてくれないんですね」 こなた「え…?」 みゆき「私はあなたの辞書じゃないんですから。馬鹿にしないで下さい」 こなた「………」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 04:58:51.81 ID:/DJvxdc90 こなた「(今日は一人かな…)」 かがみ「おーっす、こなた。ご飯食べるわよー」 つかさ「私お腹ペコペコだよー」 みゆき「うふふ、たくさん食べましょうね」 こなた「…!うんっ」 かがみ「わぁ、みゆきの卵焼きおいしそうね!」 みゆき「かがみさんのハンバーグもおいしそうです」 つかさ「ゆきちゃん、私の唐揚げも見てー」 こなた「ほんと、おいしそうだねぇ」 かがみ「交換しよー」 みゆき「はい。つかささんも」 つかさ「わぁ、ありがとうー」 こなた「……チョココロネ、おいしい」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:02:42.15 ID:/DJvxdc90 かがみ「お弁当のときにパンの人ってありえないよねー」 みゆき「チョココロネばかりの人もいるらしいですよ」 つかさ「えー!?どんだけー!!!」 かがみ「ちょっと、つかさ。大げさよ」 みゆき「そんな人、滅多にいませんよ」 つかさ「そうだよねー!ね、こなちゃん!」 こなた「…ん……」 かがみ「あぁ、ごめんごめん。あんたいつもチョココロネだったわね」 みゆき「全然気がつきませんでした、すみません」 つかさ「なんだか、うんこみたいな形だよね」 かがみ「もぉ、つかさ!ご飯中!」 こなた「………」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:04:56.99 ID:/DJvxdc90 ベチャッ こなた「あ…っ」 かがみ「ちょっと!私の巾着!」 こなた「ご、ごめん。チョコレートが」 かがみ「最悪〜、これお気に入りだったのに…」 つかさ「お姉ちゃん、洗いに行こう」 みゆき「私もお供しますね」 かがみ「うんこがうんこ食うんじゃないわよ、ったく…」 こなた「………」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:05:56.06 ID:/DJvxdc90 こなた「もぐもぐ…」 こなた「今日のパン、ちょっとしょっぱいな…」 こなた「……お母さん…」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:09:54.70 ID:/DJvxdc90 つかさ「ちょっと汚れ残っちゃったねー」 かがみ「家で洗濯するわ。取れるかもしれないし」 みゆき「衣類の汚れを取るにはですね―――」 かがみ「へぇ、そうなんだ」 つかさ「ゆきちゃん、凄いねぇ」 みゆき「いえ、そんな事ありませんよ…泉さん、どうしたんですか?」 こなた「え…」 つかさ「こなちゃん、大丈夫?」 かがみ「ちょっと、あんたなんで泣いてるのよ」 こなた「ご…ごめんね…」 かがみ「ばかね、こんな事ぐらいで泣く事ないでしょ?ほら、ハンカチ」 こなた「…あ、ありがとう」 かがみ「べ、別にあんたの為に貸してあげるんじゃないんだからねっ」 こなた「えへへ…」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:12:35.34 ID:/DJvxdc90 こなた「ちょっとトイレ行って来るよ!」 つかさ「行ってらっしゃーい」 かがみ「あーあ、巾着の次はハンカチが汚れちゃったわ」 つかさ「お姉ちゃん、ツンデレの真似うまいねぇ」 かがみ「ああやってれば喜ぶのよ。ツンデレ萌え〜とか言ってさ(笑)」 みゆき「私達もそう思われてるのでしょうか?」 つかさ「えー、それ最悪〜」 かがみ「あいつと同類にはされたくないわよね」 こなた「ただいまー」 かがみ「おう、おかえりー」 みゆき「おかえりなさい」 つかさ「……ふふ」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:16:58.03 ID:/DJvxdc90 こなた「でね、その主人公がさぁ」 つかさ「電話かかってきちゃった、ちょっとごめんねー」 こなた「う、うん…それでさ」 かがみ「ねぇ、みゆき。さっきの数学で分からないところがあったんだけど」 みゆき「はい、なんですか?」 かがみ「これなんだけど…はぁ、なんでこんな問題も分からなくなっちゃったんだろ、私」 つかさ「あははは!バルサミコ酢〜」 かがみ「どっかのバカの話ばっか聞いてたからかな〜」 みゆき「ふふ、そうかもしれませんね」 こなた「………」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:20:43.35 ID:/DJvxdc90 かがみ「こなた、あんたも分からない問題あるんじゃないの?」 こなた「え!?う、うん!これ、これなんだけどね」 かがみ「あはは、あんたこんな問題も分からないの?ほんとにもー」 こなた「えへへ…」 かがみ「アニメばっか見てるからじゃないの?」 こなた「え…?」 みゆき「もう少しきちんと勉強したらどうなんですか?」 つかさ「こなちゃんはアニメの勉強に忙しいんだよ〜仕方ないよ」 かがみ「それもそうね!あはは!」 こなた「………」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:25:06.44 ID:/DJvxdc90 こなた「…なんだか、今日のみんな、変だな…」 ひより「あ…」 こなた「おー、ひよりんじゃぁないか」 ひより「こ、こんにちは…」 こなた「ありゃ?どったの?」 ひより「いえ、別になんでもないっスよ…」 こなた「どう?原稿進んでる?」 ひより「あー、私そういうのもうやめたんっスよ」 こなた「え…」 ひより「高校生にもなってそういうの、恥ずかしいっていうか…」 こなた「で、でもさ、この前…」 ひより「もう話かけないで下さい。仲間だと思われたくないんで」 こなた「…う、うん…ごめんね…」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:31:53.90 ID:/DJvxdc90 つかさ「あれー?こなちゃん、ひよりちゃんに避けられてるんだぁ」 かがみ「あんた何かしたの?」 こなた「分かんないけど…何かあったとしてもたぶん悪いのは私だよ」 つかさ「うわぁ、今度は悲劇のヒロイン気取り?どんだけけけけー」 かがみ「そんな事で同情誘えるとでも思ってるわけ?」 みゆき「勘違いも甚だしいですね」 つかさ「こなちゃんの悪いところ、教えてほしい?」 こなた「え…?」 かがみ「存在」 こなた「………」 かがみ「反省してるなら、消えれば?ま、あんたには無理か」 みゆき「ふふふ」 こなた「………」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:35:40.83 ID:/DJvxdc90 パティ「OH!コナタ!元気ないですNE!」 こなた「そう、かな?そんな事ないよ…」 パティ「そうですKA!?それならいいでSU!」 こなた「もしかして、心配…」 パティ「コナタが元気なくてもぶっちゃけどうでもEので〜〜す!」 こなた「そ、そうだよね…」 パティ「さぁ、踊りましょ〜〜〜コナタ!!!!!!」 こなた「うん…嫌な事は踊って忘れよう…」 かがみ「おーっす、来てやったぞー」 こなた「あ……」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:41:01.57 ID:/DJvxdc90 つかさ「わぁ、こなちゃん相変わらずよく似合うね」 こなた「そ、そうかな…」 みゆき「とても素敵です」 こなた「あ…、い、今からダンス…あるんだ」 かがみ「へー、頑張りなさいよ」 こなた「う、うん!ありがとう」 かがみ「ほら、早く行きなさいよ」 こなた「うんっ……わっ」 バターン つかさ「あれぇ?こなちゃんどうしたのぉ?何もないところでこけてるけど」 みゆき「折角の素敵な衣装が汚れてしまいますよ」 かがみ「こなたは汚れてもどうでもいいけどね」 つかさ「あはは、あるある〜」 こなた「………」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:45:53.67 ID:/DJvxdc90 つかさ「レベルの低いアニメの衣装がよく似合うよね、こなちゃんは」 みゆき「安っぽい出来ですし、とてもお似合いです」 かがみ「ぷ…見てよ、踊ってるときのあいつの顔…」 つかさ「ぶは!お姉ちゃんやめてよ〜!」 みゆき「ふふ、おかしい」 こなた「はぁ…はぁ…」 かがみ「お疲れー」 つかさ「こなちゃん、私メロンソーダ」 みゆき「私はコーヒー」 かがみ「私はオレンジね。30秒以内に持ってこないと死刑だから!」 つかさ「お姉ちゃん、うま〜い!あはははは!」 こなた「………」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:48:58.11 ID:/DJvxdc90 かがみ「じゃ、そろそろ帰ろうか」 つかさ「よっこいしょういち」 こなた「じゃ、じゃあ代金は…」 かがみ「あぁ、あんた払っといて」 つかさ「ごちそうさま〜」 みゆき「それじゃあ、さようなら泉さん」 こなた「あ…ちょ、ちょっと…」 パティ「OH!可哀相で〜SU!でも私も帰りますNE!バイバイコナタ!」 こなた「う、うん…ばいばい…」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:51:12.62 ID:/DJvxdc90 こなた「明日…学校行きたくないな…」 おとん「ん?どうした、こなた?元気ないな」 こなた「そんな事ないよ、元気!」 おとん「そうかぁ、なら良かった」 こなた「ごめんね…お父さん…」 おとん「ん?何か言ったか?」 こなた「ううん。ね、お父さん、これやろうよこれ!」 おとん「お、いいねぇ!お父さんが勝つからな!」 こなた「あはは、私が勝つよ〜!」 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:54:52.54 ID:/DJvxdc90 こなた「………」 かがみ「おっす、こなた。おはよ」 こなた「あ…お、おはよう」 かがみ「なによ、元気ないわね。何かあったの?」 こなた「え…?な、なんでもないよ」 かがみ「あんたが元気ないと調子狂うわね」 こなた「…わ、私は元気だよぉ?かがみんや」 かがみ「お、ようやくいつものあんたらしくなってきたわね。ふふ」 こなた「…うん!」 みゆき「おはようございます。泉さん、かがみさん」 かがみ「おー、おはようみゆき」 こなた「お、おはよう」 みゆき「ふふ、どうしたんですか?なんだかきごちないですね」 かがみ「ちょっと変なのよね、こいつ。うりうり」 こなた「うおっ、やめろ〜〜」 みゆき「相変わらず仲が良いですね」 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 05:57:35.54 ID:/DJvxdc90 つかさ「おはよ〜お姉ちゃん、どうして先に行っちゃうの〜?」 かがみ「………」 つかさ「え…?どうしたの?」 みゆき「………」 こなた「…え…っと…」 かがみ「さ、行くわよ。こなた、みゆき」 みゆき「今日も寒いですね」 かがみ「最近やけに冷えるわよね。ね、こなた」 こなた「え?…う、うん…?」 つかさ「………」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:01:52.80 ID:/DJvxdc90 こなた「(どうしよう…つかさ…)」 みゆき「泉さん、どうしたんですか?」 かがみ「あんた、今日本当に変ね。悩み事があるなら言いなさいよ?」 こなた「あ…」 かがみ「別に、あんたが心配だからとかじゃないのよ?私がスッキリしないだけだからね」 つかさ「あっ…こ、こなちゃん。私も聞くよ〜」 かがみ「んー、さっきから何かうるさいわね…」 みゆき「なんでしょう?虫でしょうか?」 かがみ「うるさい虫が傍で飛んでるのかも。あー、うっとおしいわ」 つかさ「………」 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:05:15.76 ID:/DJvxdc90 つかさ「ね、ねぇねぇこなちゃん。昨日は何かアニメ見たの?」 こなた「………」 つかさ「こなちゃん、いつも見たいに話してよ…」 みゆき「あの、静かにしてもらえませんか?不愉快ですので」 つかさ「え…」 かがみ「あんた、いつもいつもうっとおしいのよ。寄らないでくれる?」 こなた「…そ、そうだよ。つかさ、うざいよ」 つかさ「…こなちゃん…」 かがみ「あはは、あんたひどい事言うわね!まぁその通りなんだけどね」 みゆき「うふふ」 つかさ「………」 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:10:20.95 ID:/DJvxdc90 つかさ「わ、私、アニメ見るようにするよ!ね、こなちゃん。オススメ教えて」 こなた「………」 つかさ「アニメの勉強、するから。昨日言った事は全部冗談だよ?ね?」 こなた「………」 つかさ「そしたら私とアニメの話出来るよ!ギャルゲっていうのも、やってみる!」 こなた「………」 つかさ「えへへ、ほら、どんだけーって」 かがみ「つまんね」 つかさ「え……」 みゆき「無理して人と意見を合わせようとして…必死ですね」 つかさ「ち、違うよ!私、本当に…」 こなた「つかさには無理だよ。性格悪いもんね、つかさ」 つかさ「そ、そんな……う、ぐす…」 かがみ「うわ、泣き始めた。お約束すぎるわね」 みゆき「本当、いつもつまらない人ですね」 こなた「行こ行こ」 つかさ「………」 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:17:32.73 ID:/DJvxdc90 かがみ「じゃ、また後でね」 こなた「おーう」 みゆき「はい、また」 つかさ「………」 みゆき「つかささん」 つかさ「…!な、なに?ゆきちゃん」 みゆき「かがみさんって家でもああなんですか?」 つかさ「え…?」 みゆき「性格悪いですよね。つかささんにあんな事いうなんて」 つかさ「ゆきちゃん…?」 みゆき「先ほどはすみません、かがみさんに言えって脅されてて…」 つかさ「う、ううん!良かったぁ…私、びっくりしちゃった…」 こなた「…ご、ごめんね。つかさ」 つかさ「ううん、いいんだよ。こなちゃん」 こなた「………」 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:22:31.46 ID:/DJvxdc90 かがみ「おーっす、ご飯食べるぞー」 つかさ「あはは、こなちゃん面白〜い」 かがみ「……え?」 みゆき「つかささん、これどうですか?」 つかさ「わぁ、いいの?ありがとうゆきちゃん」 こなた「いいなぁ、私も欲しいよ」 つかさ「はい、こなちゃん。あげるー」 こなた「おぉ、ありがと〜」 かがみ「……なによ」 みゆき「あら?クラスの違う方が…」 つかさ「えー、どんだけ〜?クラスで食べればいいのに〜」 かがみ「………」 248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:24:17.34 ID:/DJvxdc90 つかさ「こなちゃん、一緒に帰ろ〜」 こなた「みゆきさんは?」 つかさ「今日は用事があるんだって〜あ、お姉ちゃん迎えに行こ〜」 こなた「…え?」 つかさ「なぁに?どうかしたの?」 こなた「い、いや…」 つかさ「ほら、行こ行こ〜」 こなた「う、うん…」 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:27:41.90 ID:/DJvxdc90 つかさ「お姉ちゃ〜ん、一緒に帰ろぉ」 かがみ「つかさ…」 つかさ「ねぇ、お姉ちゃん。みゆきさんって何なの?」 かがみ「え?」 つかさ「なんか急に積極的になったって言うか、前はもっと大人しかったよね〜」 かがみ「そうね。私もちょっと気になってたわ」 つかさ「こなちゃんもそう思うよね?」 こなた「え?……ん…」 つかさ「調子乗ってるってやつ?ほんとどんだけ〜って感じ」 かがみ「全くよね。一人じゃ地味なくせにさ」 つかさ「あはは、言えてる〜」 こなた「………」 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:30:59.51 ID:/DJvxdc90 みゆき「あ、皆さんっ」 つかさ「出た…」 みゆき「用事が早く済みましたので、私も一緒に…」 つかさ「ごめんね〜、私達今から遊びに行くんだ〜」 かがみ「そうそう、だから無理」 みゆき「私もご一緒しては…」 つかさ「ダメに決まってるよ〜、ねぇお姉ちゃん?」 かがみ「そ。あんたは家で一人で勉強してなさいよ」 つかさ「みゆきちゃんは歩く辞書だもんね〜あはは、すごく便利」 かがみ「あんまり使いたくないけどね」 つかさ「うぇええー!どんだけーー!!!!」 みゆき「………」 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:36:34.29 ID:/DJvxdc90 こなた「(つかさがみゆきさんの悪口言って…みゆきさんがかがみの悪口言って…)」 かがみ「こなたもそう思うわよね?」 こなた「(もしかして…かがみが私の悪口、言ってた…?)」 かがみ「こなた?どうしたのよ」 こなた「ねぇ、かがみ」 かがみ「なに?」 こなた「この前、私がいじめられてたのって…始まりはかがみ?」 かがみ「…い、いじめ?何のことよ」 こなた「とぼけないでよ!私の事、こけさせたじゃん!」 かがみ「………」 こなた「お金だって…」 かがみ「あー、うっざ」 こなた「!」 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:41:58.37 ID:/DJvxdc90 かがみ「あんたって本当、うざいわよね。一生無視してれば良かった」 こなた「かがみ…ひどい…」 かがみ「ひどい?何がよ、つかさやみゆきだってしてたじゃない」 つかさ「あ、あれは…お姉ちゃんが…」 かがみ「へぇ、そうやって人のせいにするんだ。あんただって楽しんで悪口言ってたくせに」 つかさ「………」 かがみ「それに、さっきだってみゆきの事悪く言ってたじゃない?」 つかさ「お姉ちゃんだって言ってたじゃない!」 かがみ「言ってたわよ?私はあんたみたいに人のせいにしないから」 みゆき「つかささん…本当ですか?」 つかさ「…うん。本当だよ!最近のゆきちゃん、嫌いだったんだ!」 みゆき「そんな……」 つかさ「でもゆきちゃんもお姉ちゃんの悪口、言ってたよね」 かがみ「はぁ!?」 つかさ「そのときのゆきちゃん、凄い活き活きしてたよ。私、ちゃんと覚えてる」 374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:47:33.86 ID:/DJvxdc90 かがみ「ちょっと、どういう事よ!」 みゆき「どういう事と言われましても…あなたの事を気に入らないので言っていただけですよ?」 かがみ「何よそれ!私、あんたに何かした!?」 みゆき「いいえ、何も。泉さんだって、あなたに何もしていないですよね?」 かがみ「あいつはうざいのよ!ベタベタベタベタくっついてきて!」 みゆき「私もあなたのおせっかいなところ、凄く嫌いなんです」 つかさ「確かに、お姉ちゃんおせっかいだよねー」 かがみ「何よ、あんたが鈍臭いから世話やいてあげてたんでしょ!?」 つかさ「どんだけー、誰も頼んでないよ〜」 こなた「み、みんな…落ち着いてよ…」 かがみ「はぁ?あんたから持ち出しといてよくそんな事が言えるわね」 こなた「………」 かがみ「そういえばあんた、つかさがいないときによくつかさの陰口叩いてたわよね」 つかさ「え…?」 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 06:54:37.00 ID:/DJvxdc90 こなた「そ、それは冗談で…」 みゆき「冗談?冗談という感じには聞こえませんでしたが」 つかさ「こなちゃん、本当?」 こなた「………」 つかさ「…こなちゃんって、やっぱり最低だったんだね」 こなた「え?」 つかさ「私がハブにされたとき、こなちゃんも一緒になってやってたもんね」 こなた「そ、それは…」 つかさ「私と話してまた自分がハブにされるのが嫌だったからでしょ?人間、誰だって自分が一番可愛いもんね」 こなた「つかさだって一緒になって私をいじめてた!」 つかさ「だから仕返ししたんだ?うわぁ、最悪だね」 こなた「やっぱり、つかさ嫌いだ」 つかさ「いいよ、嫌いで。こなちゃんに好かれたって良い事一つもないし」 かがみ「あんた達、ほんと性格悪いわね〜」 こなた「かがみには言われたくないよ!」 かがみ「そうやってまた悲劇のヒロイン気取り?あんたの事好きな人なんて一人もいないのよ!」 こなた「そ、そんなのかがみだって!みゆきさんだってつかさだって!」 つかさ「みんなみんな、大嫌い!」 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:00:34.63 ID:/DJvxdc90 こなた「(今日も一人か…そりゃそうだよね、あれだけ言い合っちゃったんだから…)」     「(みんなとケンカして3日か…)」 つかさ「………」 みゆき「………」 みさお「お〜い、ひいらぎー!」 かがみ「…あぁ、日下部か」 みさお「冷たいってヴァ…」 かがみ「ごめんごめん、なに?」 あやの「柊ちゃん、最近元気ないよね?」 みさお「そーそー、ちびっ子と一緒にいないよな」 あやの「何かあったの?」 かがみ「んー…ちょっとねぇ」 みさお「ケンカか?」 かがみ「ま、そんなとこ、かな…」 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:06:43.42 ID:/DJvxdc90 みさお「仲直り、しねーの?」 かがみ「…もう、無理かも」 あやの「どうして?」 かがみ「全部、崩れちゃったのよ」 あやの「崩れた…? かがみ「そ…、一度崩れたものはもう」 みさお「なーに、言ってたんだよぉ、柊っ!」 かがみ「…え?」 みさお「一度崩れたものが二度と戻らないなんて事、絶対にねえよっ」 あやの「うん。自分がもう一度立て直したいって思えば、何度だって立て直せるよ」 かがみ「日下部…峰岸…」 みさお「ここ最近の柊、全然面白くねえんだもん」 あやの「仲直り、しておいでよ」 かがみ「……うん。ありがと、二人とも!」 みさお「世話がやけるぜえ」 あやの「ふふ」 460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:11:35.87 ID:/DJvxdc90 こなた「(今日も…一人でお昼…)」     「はぁ…」 かがみ「ここ、いい?」 こなた「…かがみ…」 かがみ「いい?」 こなた「……ん…」 かがみ「………」 こなた「………」 かがみ「私、最近のあんたの事うざいって思ってた」 こなた「…うん…」 かがみ「ベタベタくっついてくるし」      「いらないって言ってるもの薦めてくるし」      「だから、無視した」 こなた「うん…」 486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:18:25.38 ID:/DJvxdc90 かがみ「最初は少し無視するだけにしようって思った」      「でも、段々止まらなくなった」      「つかさとみゆきも巻き込んだ」 こなた「…うん」 かがみ「つかさとみゆきも、その気になってきてた」      「あの子達はあんたの事、うざいとも何とも思ってなかった」      「私に合わせてくれてたんだと思う」 こなた「うん」 かがみ「そしたらどうしてか、つかさも無視しちゃってた」      「あんたとまた喋りたくなったから」 こなた「………」 かがみ「私、何がしたいのか、どう思ってるのか分からなくなった」      「自分の妹も無視しちゃう。つかさに合わせてみゆきの悪口言っちゃう」      「そうしたら…みんなとケンカになった」 511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:24:30.32 ID:/DJvxdc90 かがみ「正直ケンカをしてから、あんたの事…嫌いになったわ」      「あんただけじゃない、みんな嫌いになった」      「つかさとも家で喋らなくなった」 こなた「………」 かがみ「でも、あんた達と一緒にいない時間は寂しかった」      「あんた達の事ばっかり考えてた」      「おかしいわよね、私、あんた達の事嫌いなのに」 こなた「うん…私も考えてたよ」 かがみ「……私ね」      「あんた達の事嫌いだけど、それ以上にあんた達の事、好きみたい」 こなた「…うん」 かがみ「謝っても済む問題じゃないって、分かってるけど」      「………ごめん」 こなた「かがみ」 かがみ「…なに?」 532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:32:01.43 ID:/DJvxdc90 こなた「私、お腹空いたからさ」 かがみ「うん……」 こなた「一緒に、ご飯、食べよう」 かがみ「…うん!」 こなた「ね、かがみんの卵焼きちょーだい」 かがみ「ったく、しょうがないわね。ほら」 こなた「あーん」 かがみ「ばっ…、自分で食べなさいよっ!」 つかさ「あの…私も、いい…かな」 こなた「…つかさにはハンバーグでももらおうかなぁ」 つかさ「…あはは、こなちゃん、食いしん坊だね」 みゆき「私もご一緒して、いいですか…?」 かがみ「遅いわよ、みゆき。おかずの交換、しましょ」 みゆき「はいっ」 こなた「ねぇ」 かがみ「なによ?」 こなた「明日も…これからも、ずっとみんなで、食べようね」 終わり 580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/14(木) 07:36:42.71 ID:/DJvxdc90 後日 ひより「泉先輩、この間はすみませんっス!」 こなた「ううん、いいよ。でも、なんで…」 ひより「これ、見て下さいっス!」 こなた「原稿?」 ひより「はいっス。鬼畜系のを書いてたんです」     「感情移入しすぎて、実際にやってしまったみたいなんです」 こなた「はは、そうだったんだ」 ひより「ほんっとーに、すみませんっ!」 こなた「いいのいいの、気にしない気にしない」 ひより「では、完成したら見て下さいね!」 こなた「はいよ〜」 ひより「よ〜し、頑張るっスよ!」 本当に終わり