博士「光彦くん、頼んでいた物が完成したぞい」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「あたしたちも結婚してもう二年かあ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:13:01.66 ID:2xELXb7/0

博士「一応設計図通りに作ったのじゃが」

博士「何がなんだかワシにも分からんわい」

光彦「ありがとうございます博士!」

光彦「危険なものじゃないですから大丈夫ですよ」

博士「だといいんじゃが……くれぐれも悪用するんじゃないぞ〜」

光彦「分かってますって!」ニヤッ

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:14:27.97 ID:2xELXb7/0

光彦(設計図はかけたものの、僕にはそれを作る技術がなかったんです)

光彦(そこで!博士に作ってもらうことにしたのですが……)

光彦(博士も分からない物を作ってしまうなんて、僕は天才です!)

光彦「では、早速使ってみましょう!動作確認の意味も込めて……ッ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:15:01.41 ID:2xELXb7/0

光彦「あっ、あれは小林先生!丁度いいところに」

先生「円谷くん、こんにちは」

光彦「こんにちは先生」

先生「あら?その手に持っているスイッチは何?」

光彦「これはですね……」ポチ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:15:38.91 ID:2xELXb7/0

先生「あれ……うッ……!ぐぁ…ッッッあああぁぁぁ……!」バタン

光彦「……そうですね、名付けるとすれば『絶頂スイッチ』といったところでしょうか……」

光彦「通常では味わえない程の性的絶頂を、一気に引き起こすんです……」

光彦「気絶してしまうのが当たり前でしょう」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:16:13.22 ID:2xELXb7/0

光彦「さて、実験は成功です。……しかし小学生の、しかも低学年にまで効くのでしょうか?ーあれは…」

元太「おう、光彦!サッカーやんねえか?」

光彦「元太くんじゃないですか!」ポチ

元太「ん、お前なんだそのボタ……んぐフゥッ!?」

元太「ブヒィィんんんんんうううなううなじゅうううう!」バタリ

光彦「やはり気絶してしまいましたか。ーーおかしいですね、精液が出てません」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:17:01.36 ID:2xELXb7/0

光彦「まだ精通していないからでしょうか……?」

光彦「ともかく、絶頂を迎えることは確かなようです」

〜博士の部屋〜

博士「哀くん、この設計図なんじゃが ……なんだか分かるかね」

灰原「あら博士が分からないのなんて珍しいじゃない」

灰原「ん?……ッ!これは……!!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:17:59.15 ID:2xELXb7/0

博士「光彦くんが持ち込んだものなのじゃが、さっぱりなんじゃ」

博士「何か分かったのかね?」

灰原「まさか円谷君が!?……クッソあのエロガキ……」

博士「どうしたんじゃね哀くん!」

灰原「ハァハァ、いいわ、教えてあげる。驚かないで聞いてちょうだい……」

博士「……ゴクリ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:20:09.76 ID:2xELXb7/0

光彦「もうちょっとサンプルデータが欲しいですね……」

光彦「公園に行ってみましょう!」

〜〜〜公園〜〜〜

光彦「あ、歩美ちゃん!」

歩美「あ、光彦くんだぁ。偶然だねぇ、なにしてるのぉ?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:20:49.15 ID:2xELXb7/0

光彦「やっぱり気になりますかwww」

歩美「え、え?光彦君どうしちゃったのぉ!?」

光彦「おちんぽぺろぺろ!」ポチ

歩美「///光彦くん/いきなり何言って……ヒィ!?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:21:49.42 ID:2xELXb7/0

歩美「ひ…ぎ…なんか、なんかきちゃうよぉ!ーーああいくぅ、逝っちゃう、んんあああうぅぅぅぅ!…ぅ…ゥ」ドバタ


光彦「危うくロリに目覚めるちゃうところでした!」

光彦「ん?息が聞こえてきませんねぇ……」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:22:41.36 ID:2xELXb7/0

光彦「歩美ちゃああん……歩美ちゃん?……」

光彦「ぅ…あ……歩美ちゃああああああああああんんんんん!」

〜〜〜博士宅〜〜〜

灰原「これは任意の標的を性的絶頂させる機械。一生味わえないであろう快感を一気にひきだすものよ」

灰原「……聞こえはいいかもしれないけれど、これには恐るべき副作用があるわ」

博士「何なんじゃ一体……」

灰原「まず、過度の興奮と血中酸素濃度の不足により、一時的に脳の機能が失われてしまう……つまり」

博士「気絶してしまうということじゃの……」

灰原「ええ、その通りよ。」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:23:32.28 ID:2xELXb7/0

灰原「しかも、運が悪ければ記憶障害や麻痺症状……最悪の場合には『死』が待っているわ」

博士「テクノブレイク……ネタでは無かったのじゃな……」

灰原「さらに、もっと恐ろしいことがあるのよ」

灰原「これには円谷君も気付いていないでしょうね。」

博士「何じゃ、早くいってくれ!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:24:07.02 ID:2xELXb7/0

灰原「人としての本能……子孫を残すこと。ーーこれができなくなるのよ」

博士「!!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:24:46.46 ID:2xELXb7/0

灰原「性欲を司る脳の一部が破壊されてしまうのよ」

灰原「性欲が一生でなくなるわ。それに射精もできなくなる……女性の場合は妊娠ね」

博士「どうにかして止める方法はないのか!」

灰原「現段階ではおそらく不可能でしょうね……だから、被害が拡がる前に辞めさせないと!」

灰原「あの子達の……いや、みんなの未来を守るために!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:25:33.64 ID:2xELXb7/0

博士「そ、そうじゃの!まずは新一に連絡をとってみるぞい!」prpr

灰原「分かったわ。こっちは円谷君のケータイに……」

灰原「ダメ、出ないわ!それに彼の探偵バッヂも!」

博士「早くとめねば!……で、出た!」カチャ

コナン「もしもし?どうしたんだ博士、いきなり……」

博士「緊急自体発生じゃ!かくかくしかじか」

コナン「なんだって、光彦が!?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:26:23.40 ID:2xELXb7/0

コナン「分かった、直ぐに止めさせる!」ツーーツーー

コナン「さて、一応追跡メガネで光彦の探偵バッヂを探してみるか……」ppp

コナン「…………くそ、ダメだ見つからない!」

コナン「とにかく探すしかねえ!」

スケボー「ギュイイイイイイン」

コナン「いっけええええええええ!」ビュウウウオオン

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:27:20.43 ID:2xELXb7/0

〜〜〜〜〜〜〜〜

光彦「」ポチ

通行人A「いやああああ」ドサッ

光彦「」ポチ

通行人B「んああああぁッ!」ボテッ

光彦「」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:28:29.95 ID:2xELXb7/0

光彦「いつもいつも、みんなして僕をいじめて!」ポチポチポチ

光彦「僕がいつッ!どこでッ!なにをしたっていうんですかああああああぁ!」ポチポチポチポチィッ!

〜〜〜〜〜〜〜〜

コナン「まずい、あちらこちらから喘ぎ声がしてくる!」

コナン「光彦の怒りが爆発したのか……!早く止めねえと!」

コナン「ーーいたぞ、光彦だッ!!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:30:05.58 ID:2xELXb7/0

コナン「光彦ぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォ!」ギュイイイン

光彦「こ、コナン君!?どうして……」

コナン「どうしてもこうしてもあるかよ!テメェ、自分がなにしでかしたか分かってんのか!」

光彦「う……う、うるさい!うるさいうるさいうるさい!うるさい黙れ黙れぇェェェェッ!!!」

コナン「くっ、光彦……」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:30:44.25 ID:2xELXb7/0

光彦「そもそもぉッ!お前らがあッ!みんなして僕をいじめるから悪いんだろぉがあぁっ!」

コナン「そうか……それが原因で……」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:31:14.19 ID:2xELXb7/0

光彦「だから僕は復讐するって決めたんですよっ!最高にして最悪の方法を以て!」

コナン「確かに、その気持ちは分かる。今まで悪かったな、光彦」

コナン「だがな、それで人に危害を加えていいって理由には……ッ!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:32:13.54 ID:2xELXb7/0

何も言わず、光彦がボタンを構える。その体を震わせて右手を大きく振りかぶるーーッ!

コナン「クソッ、間にあうかッ!?」

コナンがキック力増強シューズをONにし、ベルトからサッカーボールを出す。

コナン「飛っべええええええぇぇぇぇェェェ!」

ーー光彦が右手を降り下ろしたのと、コナンがサッカーボールを蹴ったのは、ほぼ同時のことだった……

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:32:49.12 ID:2xELXb7/0

コナン「いっけええええええぇぇぇぇ!」

ボールが弧を描きながら光彦に飛んでいく

光彦「うおあぁぁぁ!」

光彦の右手がボタンに掠れる……そして

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:33:37.91 ID:2xELXb7/0

ドゴォォォオオォ



衝撃が響き渡った

光彦の手にボールが当たったのだ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:34:29.69 ID:2xELXb7/0

光彦の手からスイッチが離れ、虚空にとぶ

そしてそのままボールは進み続け、光彦の顔面を抉る……

光彦「ふぎゅが!」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:36:45.92 ID:2xELXb7/0

光彦の身体が宙を舞う

しかし、スイッチが地面にーー

コナン「や、ばい、しまっーーッ!」

落ちた。ボタンの面を下にして……



ポチ



ドッピュルルルルル!!

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:39:03.24 ID:2xELXb7/0

コナン「俺、終わるのか、こんなところで……」


しかし、何も起こらない……



射精をしたのは光 彦だった。


さっきの衝撃で誤動作でも起こしたのだろう。

光彦空を舞いながら、その潮を高く、高く吹き上げた

さながらその姿は、イルカと鯨の要素を合わせた様な……なんとも言いし難い情景であったのである

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:39:55.70 ID:2xELXb7/0

コナン「光彦、光彦おぉぉぉぉ!」

必死にその名を叫ぶが時既に遅し。光彦が地面に叩きつけられる

因みにコナンは知るよしもなかったが、この射精は光彦にとって初めてだったのだ。

光彦は、最初にして最後の射精が、人生最高の絶頂になるとは思いもしなかっただろう……

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:40:54.14 ID:2xELXb7/0

コナン「光彦ッ!」ダッ

コナンが光彦の元へと駆け寄る

光彦「……k、コナン……く、ん……グぁ…」

光彦が最後の力を振り絞って話す

コナン「死ぬな!死んじゃダメだ!お前はっ、生きてっ、その罪を償わなくちゃなんねーんだよ!!」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:41:42.26 ID:2xELXb7/0

光彦「コナン……くん……もう僕は、ガハッ!ーーだ、めみた、いです」

コナン「そんなこというな!おい光彦!」

光彦「コナンくん、僕は……勘違いして、たみたい、です」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:42:48.42 ID:2xELXb7/0

光彦「真の絶頂は……最高の、パートナーと……し、か感じられな……イギッ!」

コナン「光彦!大丈夫か!しっかりしろ!」

光彦「コナンくん……どうか、さいこ、ぉのぱぁとな……みっ…け…エ」

光彦「幸、せに…………なって、くぁさ、、、、…」




光彦の息が、止まった

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:43:29.86 ID:2xELXb7/0

コナンが何も言わずに立ち上がった

コナン「あぁ……言われなくても手にいれてみせるさ……」

コナン「絶対に黒の組織をぶっ潰してやる……そして……!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:45:01.90 ID:2xELXb7/0

コナン「必ず、蘭の元に帰る!!!」






最期の光彦の顔は、どこか幸せそうだった。
                      缶

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 21:48:10.60 ID:2xELXb7/0

俺のオナ禁4日目を記念して書いてみた
オナニーするよりもやっぱり女とする方が何倍も気持ちいのでは?と思うんだ……
みんなも最高のパートナーを見つけて幸せになって欲しいと思う

まあ無理だけどね



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