ハルヒ「くんくん・・・なんか匂うわね」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「何かおかしい。気がする」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/06/20(木) 02:13:39.29 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「誰かおならしたでしょ!」

長門「・・・」

古泉「え?」

みくる「!?」

キョン「おいお前何を急に・・・」

ハルヒ「みんなここに並びなさい!犯人を捜すわ!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:16:22.74 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「くんくん・・・有希じゃないわね」

長門「・・・」

ハルヒ「くんくん・・・古泉君でもないわね」

古泉「はぁ・・・」

ハルヒ「じゃあ次は・・・」

ブッ

キョン「すまん」

ハルヒ「何屁をこいてんのよ!」

キョン「最近お腹にガスがたまりやすいんだ、先ほどはすかせたけど今度は普通に音がでてしまったな」

ハルヒ「何よーあんたが犯人なの?ははははは」

長門・みくる・古泉「・・・」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:19:00.50 ID:xV1EzALR0

長門「涼宮ハルヒは精神が幼すぎる」

古泉「今日のはあんまりでしたね」

キョン「男子小学生レベルだな」

みくる「キョンくん、先ほどはありがとうございました」

キョン「気にしないでくださいよ、本当に屁がでただけですから」

長門「次に涼宮ハルヒが同じような事をしたら注意するべき」

古泉「しかしそれは・・・」

キョン「俺がするよ、みんなは気にしなくていい」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:21:12.52 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「・・・ねぇキョン、あれなんだと思う?」

キョン「あれってなんだ?」

ハルヒ「校門のところよ、遠くて良く見えないけど、あれってうんこじゃない?」

キョン「・・・そうかもな」

ハルヒ「ほら、あの男子生徒が避けてあるいてるわ絶対うんこよ」

キョン「・・・」

ハルヒ「ちょっと私確認してくる!」

キョン「ハルヒ、ちょっと話があるんだが」

ハルヒ「後にして、私はあれがうんこかどうか確認してくるから!」

キョン「待て!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:25:49.63 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「なっなによ・・・」

キョン「すまん大声を出して…ただお前に言いたいことがあるんだ」

ハルヒ「・・・何?」

キョン「お前がSOS団を作りたいと言い出したとき、確かに俺はそれに協力するといったよな」

ハルヒ「うん」

キョン「なのにお前は誰も部員を集められなかったから、俺が仕方なく長門や朝比奈さん、古泉に声をかけて集めてきたよな?」

ハルヒ「その件に関しては感謝してるわ」

キョン「そうじゃない、みんなは貴重な自分の時間を削ってお前に付きあってやってるんだ」

ハルヒ「だから何よ」

キョン「さっきや今みたいに、うんこや屁でいちいちはしゃぐのは止めてくれないか?」

ハルヒ「でも面白いじゃない」

キョン「面白いと思ってるのはお前だけだ」

ハルヒ「でも・・・」

キョン「次に同じような事やったらSOS団は解散させるからな」

ハルヒ「・・・」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:33:37.01 ID:xV1EzALR0

古泉「次の休みですが、涼宮さんが前から行きたいと言ってたこの島行こうと思うのですが」

長門「この日のフェリーの運行状況を調べるべき」

ハルヒ「!」

みくる「地図で見るとすぐそこなんですね」

ハルヒ「ねぇ、うんこうってさ」

キョン「・・・」

ハルヒ「!?・・・なっなんでもないわ」

キョン「なぁハルヒ、そもそもどうしてこの島に行きたいんだ?」

ハルヒ「ここは昔巨大な光物体が落ちて来たって伝説が残ってるのよ、これって絶対UFOよ!」

長門・古泉・みくる「・・・」

キョン「はぁ・・・またそういう類のはなしか・・・あのな、宇宙人なんていないって前に言っただろ?」

ハルヒ「そんなのわからないじゃない!もしかしたら本当はいるのかも」

キョン「もし宇宙人がいたとしてこの島に落ちてきたのがUFOだったらとっくに大騒ぎになってるはずだろ?」

ハルヒ「良く調べてないからよ、だから私たちがその謎を解明するのよ!」

キョン「・・・・あのな、お前がその話を知ってるってことは、誰かが既に調べたことあるんじゃないか?そもそもこの島には人が住んでるんだぞ」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:37:45.34 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「でも・・・」

キョン「はい中止、次の休みの日の遠征は中止な!」

ハルヒ「嫌よ!」

キョン「お前な、宇宙人だの未来人だの超能力者だの高校生にもなって言ってるんじゃねーよ」

ハルヒ「だって・・・」

みくる「あっここって鹿がいるんですね!」

古泉「そうみたいですね」

みくる「ねぇ、やっぱりここにいきません?私鹿がみたいかなー」

ハルヒ「本当?」

みくる「はい!みんなもそう思いますよね?」

古泉「・・・そうですね、たまにはいいかもしれませんね」

長門「私はどちらでもかまわない」

ハルヒ「でしょでしょ?ほらみんな行きたいっていってるわよ」

キョン「はぁ・・・みんな、ハルヒを甘やかすのはやめてくれ、こいつのためにならん」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:42:44.44 ID:xV1EzALR0

キョン「あれ、ハルヒは?」

みくる「今度の遠征のおやつを買いに行くっていって帰りましたよ」

キョン「はぁ・・・本当にあいつ子供だな」

みくる「でも可愛いじゃないですか」

キョン「朝比奈さん、さっきみたいな事は止めてください」

みくる「すみません・・・涼宮さんがかわいそうでしたから・・・」

キョン「古泉、長門、お前らもだ」

古泉「僕としてはどちらでもかまいませんし、あなたが反対するなら止めても構いませんよ」

長門「私も同じ意見」

キョン「俺は行くつもりはないぞ」

みくる「え?」

古泉「それは困ります!」

長門「あなたが来ないと彼女を制御する事ができない」

キョン「せっかくの日曜日にこんななにも無い島に行きたくはない」

みくる「でも涼宮さん楽しみにしてますよ?」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:45:42.64 ID:xV1EzALR0

キョン「だからお前らがハルヒに付き合ってやってくれ」

古泉「しかし・・・」

キョン「お前らだって無理にあいつに付き合う必要はないんだぞ」

長門「そもそも、私たちをSOS団に誘ったのはあなた」

キョン「だからなんだよ、嫌なら止めていいと言っただろ?」

長門「・・・」

古泉「そんな事言われてもこまります・・・」

キョン「なんだ古泉、何か俺に文句があるわけか?」

古泉「いえ、そういうわけでは・・・」

みくる「とっとにかく今日はみんな帰りましょう、ね?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 02:53:03.80 ID:xV1EzALR0

キョン「そうだな、それじゃ俺は先に帰る」

バタン

長門「・・・あの言い方はひどい」

みくる「たしかにちょっとひどいですね」

古泉「・・・あの、どうしてお二人はSOS団に入る事にしたんですか?」

長門「彼が誘ってきたから」

みくる「同じです」

古泉「そうではなくて、どうして彼の誘いを受けたんですか?」

長門「・・・」

みくる「その・・・何ででしょうね」

長門「断ることができなかった」

古泉「どうしてですか?」

長門「・・・以前彼に助けてもらったことがある、彼は忘れていたようだけれど・・・だから彼に声をかけられたときにとても胸が高鳴った」

みくる「え?」

古泉「あなたもそういうことですか、実は僕も彼に好意を抱いてまして」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/06/20(木) 02:55:27.96 ID:xV1EzALR0

みくる「えええ?」

長門「あなたが同性愛者だとは思わなかった」

古泉「誰にも言わないでくださいよ?特に彼には」

みくる「絶対言いません、言えません!」

長門「言うつもりはない」

古泉「あの、朝比奈さんも同じではないですか?」

みくる「・・・はい、キョンくんはてっきり涼宮さんの事好きだと思ってまいたけど違うとわかったら、私にもチャンスがあるかなって思って・・・」

古泉「やはり」

長門「・・・」

みくる「・・・」

古泉「・・・」

長門「私達も帰るべき」

みくる「そっそうですね」

古泉「はい・・・」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 03:02:26.76 ID:xV1EzALR0

ハルヒ「すっごい揺れたわね、みくるちゃんなんてゲロ吐いちゃってるし」

みくる「すみません・・・」

古泉「フェリーはなくて結局海上タクシーになりましたね」

長門「・・・」

キョン「長門、お前も吐きそうか?」

長門「大丈夫」

ハルヒ「ほら早く行くわよ、UFO・・・鹿がいるのはあの山っていうから、ほら!」

キョン「まて、みんな具合悪そうだから少し休憩して行こう」

古泉「そうしていただけるなら助かります」

ハルヒ「何よ、この島にいれる時間なんて少しだけなのよ!」

キョン「そんな事言ってもみんな具合悪いんだからしょうがないだろ」

ハルヒ「なら私一人で行くわ!」

キョン「待て、はぐれたら面倒になるだろ、一緒に行動しろ」

ハルヒ「・・・あんたそもそも来ないんじゃなかったの?」

キョン「来るつもりはなかったが、お前が他の奴らに迷惑かけると思ったから心配してきてやったんだ」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/20(木) 03:03:17.68 ID:xV1EzALR0

UFOは無かった





ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:【安価】高木「警部ー!! 張り込み先の右下の部屋が火事です!」