1 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:17:18.58 ID:+y09V0imI
元太「え？」
コナン「おいおめーら、帰りにコンビニ寄ってこうぜ」
歩美「ダメだよコナン君！買い食いはいけませんって小林先生が……」
コナン「バーロー！全部元太がわりぃんだよ！」
元太「え？」
灰原「本当に罪深い体よね。大体どういう骨格してるの？」
元太「え？」
6 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:23:38.39 ID:+y09V0imI
ジン「バーボンからは何かあったか？」
ウォッカ「それがですね……」
光彦「本当に訳わかりませんね元太くんはーwwwwwwww」
元太「……」
ジン「……なんだ騒々しい」
ウォッカ「下校途中のガキどもですよ」
ジン「……」
ジン「……ん？」
7 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:26:16.49 ID:+y09V0imI
ウォッカ「……？どうかしたんですかい」
ジン「ウォッカ……あのガキを見てみろ」
灰原「……」
ウォッカ「……！！あ、あのガキ……！」
ウォッカ「シェリーにそっくりですぜ！」
9 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:29:48.47 ID:+y09V0imI
ジン「いや、そっちじゃない」
ウォッカ「え？」
コナン「全部元太の奢りな」
ウォッカ「あ、あのガキ……！以前遊園地で始末したやつに……！」
ジン「そっちでもない」
ウォッカ「え？」
元太「……」
ジン「……おいウォッカ」
ウォッカ「は、はい？」
ジン「ちょっとそこのセブンでおにぎり買って来い」
15 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:38:37.78 ID:+y09V0imI
ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾝ ♪
店員「いらっしゃいませー」
光彦「本当にセブンはおにぎりが豊富ですねーwwwwwwww」
歩美「私ツナがいいー！」
灰原「私はおかか」
光彦「僕はシーチキンがいいですwwwwwwww」
元太「じゃあ俺は明太子……」
コナン「バーロー！なんでおにぎりのお前がおにぎり食うんだよ！
元太は支払い専用だ！」
元太「え？」
光彦「元太くんごちそうさまですwwwwwwww」
灰原「悪いわね」
元太「え？」
21 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:44:37.09 ID:+y09V0imI
ウォッカ「……おいお前ら」
灰原「！！」ﾋﾞｸｯ
コナン「なっ……！？」
ウォッカ「そこをどけ。おにぎりが買えんだろうが」
光彦「あっ、すみませんwwwwwwww」
灰原（ウソ……どうして……）
コナン（まずい！なんでこいつがここにいるんだ！！）
24 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:48:51.45 ID:+y09V0imI
ウォッカ「……ん？」
元太「……」
ウォッカ「なんだ小僧」
元太「いや……あの……」
元太「みんなが奢れって……俺だけおにぎり食べちゃダメだって……」
歩美「ちょっと元太くん！言わないでよ！」
ウォッカ「……」
29 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 16:55:38.40 ID:+y09V0imI
ｽｯ
元太「……え？」
ウォッカ「おじさんのをやろう」
コナン「！！？」
ウォッカ「おにぎりだけじゃない。このお金でみんなの分も買ってあげるといい」
灰原「なっ……！？」
ウォッカ「仲間を寄ってたかって貶めるとは……」
ウォッカ「なかなかクズ人間の素質がありそうだな」
歩美「え……」
ウォッカ「大きくなったら、俺たちの組織に入れてやらんでもないぞ？」
ウォッカ「ただし……ヘマしたらすぐにその腐った頭ブチ抜いてやる」
32 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 17:01:50.82 ID:+y09V0imI
ウォッカ「ただいま帰りましたぜ、これです」
ジン「……なあウォッカ」
ウォッカ「はい？」
ジン「俺は明太子を頼んだはずだが」
ウォッカ「あ、ああ……最後の一個だったんで、ガキに譲ったんですよ」
ジン「ガキに譲った……？」
ウォッカ「は、はい……」
ジン「……この」
ウォッカ「……？」
ジン「組織の面汚しが！！」ﾊﾞｯ
ウォッカ「！！」
35 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/06/01(土) 17:05:19.31 ID:+y09V0imI
ウォッカ「……！」
ウォッカ「……」
ウォッカ「……？」
ジン「どうした？」
ウォッカ「えっ……」
ジン「さっさと受け取れ」
ウォッカ「いやでもこれ、兄貴の……」
ジン「気が変わった。それに、お前もおにぎりは食いたいだろう」
ウォッカ「……」
ウォッカ「ありがたく、食わせていただきます」
おわり