アスカ「シンジのバカ…」シンジ「アスカのカス」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 21:31:45.48 ID:dHxHvdlF0

アスカ「うぅ…シンジの!シンジのぉ…」

シンジ「相変わらず日本語が不自由だなぁ、ブスカ」

アスカ「ブスじゃないもん」

シンジ「自分で言っちゃうー?」

アスカ「アンタねぇ!14年も経って初号機から出て来たと思ったらなんでそんな口悪くなってんのよ!!信じらんない!!」

シンジ「カスカさぁ…14年経ってる事よりも眼帯ネコ耳キャラにイメチェンしてる方が驚きなんだけど…」

アスカ「こいつ…!!」

シンジ「それにさ、僕は初号機と同化してたから仕方ないにしてもさぁ」

シンジ「なんでアスカはロリのままなの?」

アスカ「エヴァの呪縛…」

シンジ「ぶふっ!28歳にもなった淑女様がロリ顔で且つ、疲れ果てた顔して」

シンジ「エバの呪縛…」

シンジ「だって!ぷくく…おかしいよ!アハハ!!」

アスカ「〜〜〜!!!」カァァ

シンジ「エヴァの呪縛…げそそそそー…ぷっ!ごめん…!苦しい…!!息が…げほっ!!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 21:41:15.68 ID:dHxHvdlF0

シンジ「でさ、そのエヴァの呪縛ってやつで老化予防でもしてたの?」

アスカ「アンタバカぁ?」

シンジ「アンタババァ?」

アスカ「…!!」

シンジ「あ…ごめん…つい!ほら、なんかこう疲れてる顔してるから…つい!!」

アスカ「アンタがのうのうと寝てる間にこっちは大変だったのよ…バカシンジ…」

シンジ「なんだよ…宇宙で僕がビーム打ってなかったらアスカは燃え尽きて消滅してたじゃないか」

アスカ「うぅ…」

シンジ「なんとかしなさいよ!バカシンジぃ!!」

アスカ「…」

シンジ「それが良い大人が人にものを頼む時の態度か」

アスカ「うぐぅ…」

シンジ「はい、使徒殲滅!楽勝!!」

アスカ「使徒って言うな!」

シンジ「だってもうリリンじゃないじゃん?あ、僕もか…」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 21:49:40.91 ID:dHxHvdlF0

シンジ「ミサトさん?」

ミサト「何、シンジ君…」

シンジ「とりあえず、僕がもうリリンじゃないのは何となく理解しました」

シンジ「って言うか、感覚的に覚えてます」

シンジ「大地もコアにしましたし…ビームも撃ちました」

シンジ「綾波を助けたかったんです、僕が言えるのはそれだけです…」

シンジ「正直他のすべてがどうなっても構わないと思ってました」

シンジ「だからつけたんでしょ?首チョンパ爆弾」

ミサト「シンジ君…あなたは全人類を犠牲にレイを救おうとした…DDSチョーカーはその罪の…」

シンジ「ハイ、ストップ!」

ミサト「な…」

シンジ「行きなさいシンジ君!!」

ミサト「!!」

リツコ「!!」

シンジ「えっと…ぜーんぶ聞こえてましたから…あの時既に僕、初号機と同化してますしね」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 21:56:18.60 ID:dHxHvdlF0

ミサト「それは…その…」

シンジ「言い訳ですか?なんなら主機のメモリ引っ張り出してヴンダー全館に垂れ流しても構いませんが」

ミサト「それはその…士気に関わると言うか…」

シンジ「誰かのためじゃない!あなた自身の願いの為に!!」

ミサト「!!」

シンジ「えっと…当時、僕の上司はミサトさんで…いつか言ってましたよね?」

シンジ「僕はミサトさんの命令に従う義務がある的な事」

ミサト「う…ぅ…」

シンジ「命令通りに動いたまでですけど…?あれ?おかしいなぁ…」

シンジ「部下の失態は上司も責任取らなきゃいけないですよね?よね?」

シンジ「管理責任がありますもんね?」

シンジ「リツコさん?」

リツコ「な…なに?シンジ君」

シンジ「DDSチョーカー、まだあるんでしょ?」

リツコ「な…ないわ…」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 22:10:22.47 ID:dHxHvdlF0

シンジ「やだなぁ…用意周到なリツコさんがバックアップも用意してないなんて…」

シンジ「嘘はいけませんよ?」

リツコ「…どうするつもり?」

シンジ「決まってるでしょ?責任は当時の上司にも負ってもらわなきゃ…」

シンジ「僕は初号機に乗ったからと言って世界を崩壊させる事が出来る、なんて事知らなかったんです」

シンジ「それなのに、こうして罪を背負わされている」

シンジ「知らずして起した事が罪ならば、未然に防ぐためにも管理者として知っていれば教えておく必要があったでしょう?」

シンジ「そして管理者として知らなかったでは済まされない事態を起した…その命令もしくは許可を与えたのは?」

シンジ「言いたい事、わかります?ミサトさん」

ミサト「…私にもチョーカーをつけろって言いたいのね…」

シンジ「嫌だなぁ…そんな事言ってないですよ、ミサトさん?思ってはいますけど」

シンジ「でも、僕が一番言いたいのはそこじゃないです」

シンジ「恥を知れよ、糞年増…お前の保身の為に俺の首には爆発物が巻かれてんだよカス女」

ミサト「シンジ君…ごめんなさい…あなたの居ない14年の間に…残された人類は共通の…」

シンジ「はいはい、良い様に使ってくれたんですよね?僕が覚醒してなかったら、どの道第十使徒によって世界は滅んでいたでしょうけどね?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 22:20:25.33 ID:dHxHvdlF0

シンジ「アスカが生きてる所見る限り、僕と同じ様にサルベージされたんでしょうけど?」

シンジ「どの道あの時点では使い物にならなかったですよね?」

シンジ「エヴァも無いし?」

アスカ「うっ…」

シンジ「肝心な時にエヴァに乗れないなんて…しかも使徒に浸食されて…無警戒か?あ?」

シンジ「ケンスケから聞いてましたよ?ユーロでMk.4が爆発事故起したって」

シンジ「少し考えればわかるんじゃないですか?参号機も…って」

ドォオオン!!

「イカリ君…こっち…」

シンジ「はいはい、偽物乙」

「偽物?私は偽物?」

シンジ「綾波は初号機の中で休んでるよ…綾波と同じ様な声出して…」

シンジ「どうせ父さんに作られたんだろ?綾波もどきは父さんのとこに帰って失敗しましたって言って来い」

「それはダメ、あなたを連れて行くのが命令だもの」

シンジ「だから失敗だから帰れって言ってんの」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/01(水) 22:23:41.68 ID:dHxHvdlF0

「力ずくで連れて来いと言われているの」

シンジ「かあさーん?」

初号機「ウォォォオオ!!!」

ミサト「主機が!!」

リツコ「ありえないわ!」

シンジ「その零号機もどき鬱陶しいから食べていいよ」

初号機「ヴゥ…」

Mk.9「!!」

初号機「むしゃむしゃ」





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