冬月「碇!こいつをエヴァに取り付けろ!!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「一度肌を合わせただけで彼女気取りですか」ハルヒ「……」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/30(金) 03:33:35.66 ID:BeRYeoRRP

ゲンドウ「何」

冬月「使徒の体を参考にして開発した」

ゲンドウ「そういうことなら私にではなく葛城一佐にでも頼みたまえ」

冬月「よしちょっと行ってくる」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 03:41:52.60 ID:BeRYeoRRP

冬月「葛城一佐!葛城一佐はどこだ」

メガネ「葛城一佐なら先ほど赤木博士のところまで行きました」

青葉「10分ほどでここ戻るそうです」

冬月「何!?タイミングの悪い・・・」

冬月「私は赤木君のところまで行ってくる。葛城一佐が帰ってきたら連絡してくれ」

メガネ「あーあ、もう言っちゃったよ」

青葉「急ぎの用だったみたいだけどなんだったんだろうな」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 03:49:17.77 ID:BeRYeoRRP

冬月「赤木君の研究室はここだったな。入るぞ」ガチャッ

マヤ「えっ・・・冬月副司令!?」

冬月「伊吹君か、葛城一佐がここに来ていると聞いたのだが」

マヤ「葛城一佐と赤木先輩なら先ほど食堂へ行かれました。パイロットの子達との打ち合わせがあるとかで」

冬月「今日の私はついてないな・・・ ところで伊吹君、何故君は太鼓のバチをもっているのかね」

マヤ「えっと!?その!?これは・・・」

冬月「まあいい、私は食堂へ向かうことにするよ」

マヤ「えっ・・・あっ・・・いってらっしゃいませ・・・」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 03:58:16.91 ID:BeRYeoRRP

ミサト「シンジ君は?」

アスカ「掃除当番で来れないって」

ミサト「まあいいわ、特別重要な問題でもないし。あなたたちをここに呼び出したのは」

アスカ「どうせまた使徒がどうたらとかそういうでしょう?」

ミサト「違うわ」

リツコ「この間の戦闘のとき一時的にNERVが停電に陥ったの」

アスカ「それがなんだっていうのよ」

リツコ「その戦闘の後から副司令の様子がおかしいのよ」

リツコ「エヴァの部品をくれだの鉄くずをよこせだの・・・」

ミサト「ちょっち調べてみたらその停電の時副司令は酸素カプセル内で仮眠をとってたらしいのよねー」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 04:10:01.32 ID:BeRYeoRRP

リツコ「つまり酸素欠乏症にかかったらしいのよ」

アスカ「はぁ!?なんでそんな大事なこと今まで黙ってたのよ!」

ミサト「だって副司令って司令の側で立ってるか将棋してる姿しか見たことないし言わなくても特に問題ないかなって・・・」

リツコ「ミサト!言ってることは間違ってないけどそれは言ってはいけないことよ!」

ミサト「ごめーん。で、本題に入るんだけど副司令が何か怪しげな回路を作り上げたらしいのよ」

リツコ「わけのわからない回路をエントリープラグ内に取り付けられては困るの、だから副司令に何かを貰ったら私達にその回路を預けて頂戴」

ミサト「話は以上!呼び出して悪かったわね。帰っていいわよ」

ミサト「あっ、これシンちゃんにも伝えといてね」

綾波「碇君には、私が連絡しておきます」

アスカ「はぁ?バカシンジには私が連絡するわよ!えこひいきは引っ込んでなさい!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 04:21:39.58 ID:BeRYeoRRP

シンジ「掃除してたらこんな時間になっちゃった・・・もうすぐ食堂に着くけどちゃんとアスカ連絡してくれたかなぁ」

冬月「第三の少年・・・? この際少年に渡してこの回路を繋いでもらうか・・・」


冬月「少年、この回路を初号機のエントリープラグに取り付けるんだ」

シンジ「冬月さん、どうしたんですいきなり」

冬月「この回路を取り付ければエヴァンゲリオンのエネルギーゲインが五倍になりその他諸々もパワーアップするんだ!」

シンジ「えぇ・・・嫌ですよそんなあやしげな回路付けるの・・・」

シンジ「それにミサトさんやリツコさんに怒られそうだし・・・」

冬月「君、母の姿を見たくはないかね」

シンジ「え・・・母さんの写真は全て父さんが処分したって・・・」

冬月「実は私は一枚だけユイ君の写真を保存していてね」

冬月「碇にもバレていない秘蔵の一枚だったんだが・・・これをあげるから回路を取り付けてくれないか」

シンジ「母さんの写真・・・」

シンジ「やります!」

シンジ「僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット!碇シンジです!!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 04:35:11.71 ID:BeRYeoRRP

ブーブーブー

青葉「使途と思われるもの出現!」

マヤ「確認しました!パターン青です!」

日向「距離!7.5k先!」

ゲンドウ「総員、第一種戦闘配置」

冬月「今回の敵は拒絶タイプか」

ゲンドウ「厄介だな・・・」

ミサト「レイ、アスカ、シンジ君!準備出来てる!?」

レイ「はい」

アスカ「あったりまえじゃない」

シンジ「えっと・・・この青いコードとこのアダプタを繋げて・・・」

ミサト「シンジ君?準備大丈夫ね!?」

シンジ「あっ、出来た 行けます!」

アスカ「バカシンジ遅い! そういえばアンタに言わなきゃいけないことあったのよねぇ・・・忘れたけど」

ミサト「エヴァンゲリオン!発進!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 04:50:03.92 ID:BeRYeoRRP

ミサト「今回は予算不足なこともありエバー三機で使徒を殴る方法をとるわよ」

ミサト「三機で叩けばなんとかなるでしょう」

アスカ「ってミサトは言ってたけどこっちに丸投げしすぎよねぇ」

シンジ「母さんの写真母さんの写真母さんの写真母さんの写真」

日向「目標!謎の急加速を始めました!」

青葉「このままだとセントラルドグマ上空まで残り二分で到達します!」

ミサト「ヤバい!作戦開始!」

アスカ「嘘!あんな武器なしじゃ無理よ!」

レイ「・・・っ!」

ミサト「防衛費の予算削減がこんなところで響いてくるとはね・・・」

冬月「ええい!使徒はいい!初号機を写せ!」

青葉「初号機の映像!下ニターに回します!」

リツコ「初号機が動いてない・・・」

マヤ「初号機のプラグ振動異常なし!その他も正常です!」

ミサト「シンジ君!?何があったの!?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 04:56:34.65 ID:BeRYeoRRP

シンジ「なんで動かないの!ねえ!ミサトさん!!」

ブォォォォン

シンジ「SHOUGIシステム・・・?」

シンジ「どういうことだよ・・・ねえ!答えてよ!!」

冬月「はじまったか」

ゲンドウ「冬月、これはどういうことだ」

冬月「私は作り出したのだ、初号機の仲に溶け込んだユイ君とコンタクトを取れるようにする回路を」

冬月「私は部屋に戻る、そしてユイ君と将棋を楽しむのだ」

ゲンドウ「冬月先生、後で貸してください・・・」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 05:01:29.07 ID:BeRYeoRRP

ミサト「何をやっているのよあの親父たちは!」

日向「弍号機左腕損傷!」

マヤ「零号機も限界です!」


アスカ「なんでバカシンジは動かないのよぉ!」

レイ「・・・っ!」


ミサト「初号機のシステム書き換えとダミープラグ始動はまだなの!?」

リツコ「無理ね、エントリープラグへのアクセスももうできない」

ミサト「もう・・・諦めるしかないの・・・?」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 05:06:35.38 ID:BeRYeoRRP

冬月「何年ぶりだろうか・・・こうしてユイ君と将棋をするのは・・・」 パチ

冬月「私は君に負け続けた、一度も勝ったことはない パチ

冬月「悔しいが、楽しかった」

冬月「ユイ君がいなくなってからというもの、私は棒立ち要因になり、腰痛に悩まされ、残ったのは君に勝とうと頑張った将棋だけだ」

冬月「そしてやっと今日この言葉が言える。王手だよユイ君」 カチーン

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 05:20:07.51 ID:BeRYeoRRP

http://www.youtube.com/watch?v=oDFI36r911w&feature=youtube_gdata_player

マヤ「初号機のプラグ振動を確認!」

青葉「初号機!使徒を殲滅!」

日向「どうなっているんだ・・・」

ミサト「初号機が人の域を越えようとしている・・・?」

リツコ「人の域にとどめておいたエヴァが本来の姿を取り戻していく・・・」

リツコ「人の欠けた呪縛を解いて人を超えた神に近い存在へ変わっていく・・・」

リツコ「天と地と万物を紡ぎ、相補生の巨大なうねりの中で自らをエネルギーの凝縮態に変身させているんだわ」

リツコ「将棋での負けを認めたくない、ただそれだけの為に・・・」

ミサト「 なんであんたここまで解説出来るのよ・・・」

リツコ「その代償に古の人類は滅びる・・・」

ミサト「20年前の続き・・・サードインパクト・・・」




冬月「やった!ユイ君に勝ったぞ!!」

ゲンドウ「冬月先生、私にも貸してくださき」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 05:27:57.04 ID:BeRYeoRRP

レイとアスカをほっといたまま dat落ちするこのスレ
廃棄される批判のレス
反省するこのスレの関係者
次々と投下された駄文の嵐
体験した初SSスレとその難しさ
ついに集うスレタイに釣られた子供たち
果たして、おもしろいスレを望む人々の物語はどこへ続くのか

次回、エヴァンゲリオンQり!お楽しみに!


ごめんなさい
何も考えてなかった単発ネタだったんです
おつきあいしていただき母にさようなら父にありがとう



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