古泉「どうぶつの森、というわけですか」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 00:24:39.06 ID:W9PgA8Xd0

森「……いや、違うのよ」

古泉「何が違うんです?」

森「あの……その、深い意味があってのことではない、というか」

古泉「そうですね。ネコ耳と尻尾をつけて鏡の前でポーズをとる行為には深い意味など不要かもしれませんね」

森「いっ……い、いつから見てた?」

古泉「失礼ながら、グーにした両手を掲げて『そのおだにゃん♪…な、なんつって!!』と言っていた辺りから」

森「ぐ、ぐぐ……」

古泉「僭越ながら感想を延べさせていただくと、大変、愛らしかったかと」

森「うわああああああああああああ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ」 ぽかぽか

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 00:33:52.74 ID:W9PgA8Xd0

古泉「それほど恥ずかしがることはないじゃありませんか。
    涼宮さんや朝比奈さんはもっと個性的な仮装をすることもしょっちゅうなのはご存知でしょう?」

森「……高校生と比較しないでよ」

古泉「森さんも十分にお若いと思いますよ。もっと自信を持たれては?」

森「……古泉。あなた、もしかしてからかってる?」

古泉「とんでもない!機関のメンバーとしても人生の先輩としても尊敬している森さんをからかうなんて」

森「……今日見たことは、忘れなさい」 スッ

古泉「待って!」

森「! な、何よ」

古泉「まだ外すことはないじゃありませんか」

森「この格好はもう終わりよ!いろんな意味で……」

古泉「では仕方ありませんね。先ほど撮影したこの映像、荒川さん達とシェアする事に」

  ザッ シュッ バッ バキッ!!

森「機関の経費で弁償するわ」

古泉「僕の携帯が……」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 00:43:46.06 ID:W9PgA8Xd0

古泉「まあいいでしょう。クラウドサービスとは便利なものですね、バックアップが簡単に取れる」

森「……何が望みなの?この前の閉鎖空間で無茶させたことなら謝るから、ね?」

古泉「僕が最近お金を貯めてデジタル一眼を買った話はしましたよね?それがここにあります」 スッ

  ザッ シュッ バッ ガッ!! ガスッ!! ゲシッ!!」

森「……む、無傷!?何でできてるのこのカメラ?!」

古泉「強度については折り紙つきです。何しろ、彼女に強化していただきましたからね」

長門「分子結合配列を変化させた。今ならゾウが踏んでも壊れない」

森「えっ!!な、長門さん!?何でいるの!!?」

長門「面白いものが見られる、と古泉一樹に呼ばれた」

森「古泉いいいいいいい!!後で覚えてなさいよ!!!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 00:56:38.36 ID:W9PgA8Xd0

森「ていうか長門さんも長門さんよ!どうしてそんなにノリノリで来ちゃうの?なんで協力してんの?!」

長門「仮装を伴う表現行為は、涼宮ハルヒも好む行為。
    彼女以外のサンプルを比較対象として観察することで、自律進化のヒントが見つかる可能性がある」

古泉「重要なことですね」

森「そんな訳ないでしょ……長門さん、後で“上司”に怒られても知らないわよ」

長門「情報統合思念体も同意見。カメラの組成改変時にも許可が下りた」

森「どうなってんのよこの宇宙!!」

古泉「という訳で、僕達の要求……じゃなかった、お願いとしては、その森さんのかわいらしい動物スタイルの
    撮影会をさせていただきたいな、と」

長門「撮影した画像及び動画データは私達以外には露見させない。保証する」

森「ぐっ……長門さんが言うなら、流出しないのは確実なんでしょうね……」

古泉「それでは、よろしいのですか?」

森「今日だけだからね!!それと古泉!!これが終わった後はいろいろ言いたいことがあるから覚悟しなさいよ!!」

古泉「んっふ、それは恐いですね」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 01:07:40.46 ID:W9PgA8Xd0

古泉「それでは、早速お願いしますね」

森「お願いしますね、って言われてもね……ぽ、ポーズでもとればいいのかしら?どんな?」

古泉「残念ながら僕も撮影のプロでは無いので、悩ましいところですが……
    ここはひとつ、森さんの考える中で最も可愛らしいポーズをとっていただけますか?」

森「ぐ、ぐぅ……」

長門「照明の準備は完了した。ホワイトバランスは太陽光と同等に設定を推奨する」

古泉「ありがとうございます長門さん。それでは森さん、お願いします」

森「……何なのよこの状況は……えっと……」

  スッ モゾモゾ (床にぺたんと女の子座りし、両手を猫の手にして左手は胸元へ、右手は顔のそばへ添える)

森「こ、こんな感じ?」

長門「そこで一声鳴くことを推奨する」

森「にゃ、にゃあ……う、うう……死ぬ……」

古泉「ちょっとそのままお待ちくださいね。……みなさん、話がつきましたよ!」

 ガチャ ゾロゾロゾロ

森「ふぇっ?!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 01:21:01.64 ID:W9PgA8Xd0

キョン「いやぁ、なんかすいませんね……」

朝比奈「わあぁ、森さんとっても可愛いですぅ」

ハルヒ「やっぱり私の目に狂いはなかったわね!離島で見かけた時から磨けば光る逸材だと思ってたのよ!!」

森「え?は?え!?何で?!?」

古泉「結果的にドッキリのような形になってしまって申し訳ありません。この企画は、涼宮さんの発案なんですよ」

森「企画……企画って、えっ」

ハルヒ「ふふっ、ネット通販で動物なりきりセットを買ったのはよかったんだけど、私や有希やみくるちゃんだといまいち
     ピンとこなかったのよね〜。冗談でキョンに着せたときには吐きそうになったし。
     そこで私の記憶に照らし合わせて脳内ファッションショーを開いたら、ピタッと似合う人が一人いたのよ!」

古泉「そこで涼宮さんに頼まれて、森さんの部屋にセット一式をさり気なく置かせてもらったわけです。
    とはいえ、着てくださるかどうかは完全な運まかせでしたが、幸いにも気に入っていただけたようで何よりです」

森「運まかせって、こ、古泉あんたね、彼女が望んでるならどうせそうなるって分かってての確信犯でしょこれ!!」

ハルヒ「どういう意味?」

古泉「僕にも皆目分かりません。興奮状態で論理的な意見が言えないのでしょう」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/08(木) 01:33:22.32 ID:W9PgA8Xd0

ハルヒ「それでは第一回・芸術の秋記念SOS団大撮影会を開始するわよ!」

朝比奈「私、撮る側に回るのは初めてです〜。うれしいなぁ」

長門「視野の一部のみをファインダーで切り取り保存するという行為は興味深い」

キョン「いやほんとすいませんね、でもうちのうるさい団長の命令なんでね、へへ」

ハルヒ「キョン!撮影は被写体との真剣勝負よ!鼻の下を伸ばすな!」 ベシッ

キョン「痛っ!」

森「な、長門さん……漏らさないって言ったじゃない……」

長門「私達以外には漏らさない、と約束した。『私達』とはもちろん、SOS団員のこと」

森「うう……なんてこと……」

ハルヒ「森さん!語尾語尾!!やるなら徹底しなくちゃ素材が輝かないわよ!!」

森「なんて……なんてこと、にゃ……」

古泉「んっふ。大変、愛らしいですね」

森「もおおぉぉぉ!!!こんなのイヤにゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


                 〜無理矢理おわり〜



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