みくる「キョンくん。エッチすぎですよ」


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1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 07:09:50.40 ID:UARcNbDx0


以前のスレは「ナイショですよぉ♪」 になりまする。
その続編になります。

キョンがどんどんレベルアップしていく過程を書きたいです。


2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:16:45.05 ID:UARcNbDx0



 さて、この話は朝比奈さんと恋仲になったであろう記念すべき日から約一ヶ月後と思っていただきたい。
 あれからと言うもの、彼女とは1週間に一回のペースで深夜の密会を繰り返していた。
 もちろん1週間に一度しか会う機会がないので俺としてはもっと彼女と一緒にいたい、そんな悶々とした日々を送っていたのだ。


 放課後、俺はいつも通り文芸部室のドアを開ける。
「あっ、キョンくん」
「どうも」
 部屋を見渡すと、既に着替え終わった朝比奈さん。そしてパイプ椅子に座る長門だな。


「お茶入れますねぇ」
「ありがとうございます」


 ちなみに恋仲になってからと言うもの、SOS団の団活でも影響が出るであろうと思った俺の予想は大きく外れ、今までどおりの日常がそこに広がっていた。
 俺も他の人間に悟られないように努力しているつもりだが、朝比奈さん程ではないだろう。
 以前にも述べたが、記憶がなくなっているのかと思うほど、彼女は俺と恋仲であると匂わせるような行動には出なかったのである。



3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:19:00.36 ID:UARcNbDx0


「涼宮さんは?」
「ちょっと遅れるそうですよ」

 俺からすれば、目の前に彼女がいるだけで抱きしめたくてたまらんというのに……
 学校内で見る彼女はあまりにもそっけないというか……
 それはそれで俺も納得しているのだが。

 【ナイショですよぉ♪】なのだから仕方が無いのは分かってるが……
 もっと俺は、こう、なんていうのだろうか。隠れて色々やりたいわけで。

 俺が席に座らずに、彼女の行動を一部始終見ていると、振り返った彼女と目が合う。
 キョトンとした彼女はその後、「うふふっ」っと万遍の笑み(メイドバージョン)を浮かべるのだった。

 ハッキリいおう。俺は……俺の方がきっと彼女にゾッコンなのだろうと。
 あっさり認めてしまってる俺がいた。


4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:20:40.03 ID:UARcNbDx0


 その時、長門が本を閉じると必要最低限な動きで立ち上がると、そのまま文芸部室のドアへと向かっていくのであった。

「どうした?」
 長門は何も言わず出て行こうとする。


「コンピ研か?」
 コクッと頷く。

 そしてそのまま文芸部室から出て行ってしまった。そうか、今日はコンピ件にお邪魔する日だったかな。
 ガチャっとドアを閉めると……振り返れば朝比奈さんと二人っきりである。


「長門さんいっちゃいましたね」
「そうですね」

 朝比奈さんはポットからお茶を入れる作業をやめ、コッチに向かってくる。

 そうですよね? こんな二人きりのタイミングなど滅多にないのですから。
 抱きついてキスくらいしたいものである。
 彼女の進行方向を読んだ俺は手を大きく広げ、彼女がくっついてくるのを待ってたのだが、「ちょっと待ってね」と言いながら俺の横を素通りすると、文芸部室のドアを開けて……なにやら確認してるのだろうか?


「どうしました?」
「ううん、誰か来てないか確認してたんですよ」


5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:22:34.73 ID:UARcNbDx0


「キョンくん……」

 恥ずかしそうにを呼ぶ彼女を一気に抱き寄せると、すぐにキスをして一度離れて彼女の顔を確認するともう一度……今度のキスは長くて大人のキスに発展する。
 彼女の腕が俺の首に巻きつき、その行動はどんどんエスカレートする。

「ごめんね、あたしが忙しくって……あたしももっとキョンくんと、こうしていたいんですよ」
「しょうがないです。俺なんていつも我慢できてませんから」

 そして長いディープキスがひと段落つくと、再度廊下を見渡す朝比奈さん。
 周囲の警戒は怠らない彼女は、安全だと確認するとまたキスを要求するのであった。

「んっんっ……好きだよぉキョンくん」
「俺もです。俺も朝比奈さんが大好きですよ」

 お互いの愛を確かめ合うと、先ほどより激しく舌を絡めあう。
 この僅かな時間を惜しむかのように。



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:24:25.79 ID:UARcNbDx0


 エスカレートした俺はふと自然に彼女の胸を触ると、思いっきり大盛を揉みしだいた。

「あっ、もう……エッチなのはあたしの家だけ。ですよ」
「すみません。調子に乗っちゃって」

 うふっ、と笑う朝比奈さん。
 確かにこんな場所で発情しちゃうと、悶々としながら団活を過ごさないといけないだけに……

 でも……すみません。
 手が止まりません。止まる気配がありません。いや、止めるつもりがありません。


「もうっ、そんなに触られちゃったら……んっ、ヘンになっちゃいます」

 俺の手は絶賛稼働中だった。一回切れた理性は彼女の前では修復不可能である。
 激しく大人のキスを繰り返し、両方の手で大盛りを揉みまくり、更に彼女の乳首っぽい場所を摘んだり、行動が更に過激になっていく。



7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:27:20.46 ID:UARcNbDx0


「キョン……くん。誰も来てない?」

 激しい愛撫の中でも、それは忘れない朝比奈さん。今度は俺が廊下を確認する。
 左右に人影がいないのを確認すると、またもや彼女に襲い掛かった。

「んっ……はぁう」

 彼女の唇に何度も舌を出し入れして、そのまま耳まで舐めまわす。
 次第に彼女の吐息が乱れ、俺も発情したであろう狼の如く息が荒くなる。

 そして、メイド服の上からの攻撃に飽きてしまった俺は、彼女の服の衿の部分のボタンを外すと隙間から手を入れようとした。
 彼女は抵抗せずそのままブラジャーに行き当たると、その中へと手を伸ばした。


「んんっ……あんっ。エッチですぅ」

 生で揉むのもすぐに中止して、ボタンの衿をもっと外すと、朝比奈さんのブラジャーが見えてくる。そのピンクのフリルっぽいブラを見て俺はすぐに顔を接近させ、ブラを上にずらし、その中心部分にある乳首を口に含んだ。

「ああんっ……ちょっと!」

 彼女の乳首を吸ったり、口の中で転がしながら、目の前に見える星型のホクロを舐めまわし、片方のおっぱいを思いっきり揉みまくる。



8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:31:35.63 ID:UARcNbDx0


「んんっ、誰か来ちゃうよぉ。もうやめないと……」

 その声でまたもや一旦停止する。
 そして既に衣服が乱れている彼女に代わってまたもや俺が廊下を確認する。
 誰もいないのを確認すると、すぐに彼女の胸に飛びついた。

 大盛はもう俺の唾液でぐちゃぐちゃである。
 彼女の吐息もどんどん大きくなり、俺の行動も更に激しくなるばかりだった。

「んっ……んっ……」

 朝比奈さんの上半身はもう衣服をまとっておらず、綺麗な鎖骨のラインにその下にはめくり上げられたブラジャーが見え、その下には彼女自慢の大盛と、先ほどの愛撫で感じてしまったのか、勃起している彼女の乳首を見て更に興奮してしまう。

「あっ、ダメぇ!」

 気がつけば俺の手は、下へと伸びていた。
 ここまで乱れた彼女を見てしまってはもう止まるハズがなかった。
 スカートを巻くり上げ、その中へと手を忍ばせ、中心部分である彼女のパンツに到達すると、その上から指で優しくなぞった。

「あぁっ……そこは……あぁぁう!」


9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:34:22.04 ID:UARcNbDx0


 すでにパンツの中心部分が湿っているのが分かった。
 躊躇せずその中へと手を入れると、彼女の好きなクリに指を当てる。
 すると明らかに今までとは違う悩めかしい声が俺の脳内に伝わると俺の息子もグンと硬くなるのが分かる。

「ごめん朝比奈さん。止まらないです」

 そう言って、顔を赤らめたままの彼女の唇を奪うと、パンツの中にある指はクリトリスを集中的に弄り倒した。
 ちょっと触るだけでも体全体がビクっと振るえて声が漏れる。
 その声を遮るかのように執拗に彼女にキスし舌を出し入れした。

「ああんっ……んっ、んっ、んんっ……気持ちよくなっちゃう……です」

 指でクリトリスを刺激しただけで、彼女のアソコはもうビショビショだった。
 アソコとクリトリスの間を何度も往復させると、その度に官能的な声が彼女の口から漏れ出す。

「あんっ、んっ……気持ちいいです……キョンくんの指……大好き」

 そして今度はクリトリスを触りながらアソコの中に指を入れていく。
 朝比奈さんの中は既にぐちゃぐちゃで簡単に指が入ってしまった。
 指を出し入れする度にアソコの中が脈を打つようにキュっと閉まったり、連動するように腰全体もビクつきを見せる。


10 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:36:50.19 ID:UARcNbDx0


「あっ! キョンくん誰も……来てない?」

 危なかった。俺ももう意識がぶっ飛んでいまして、すっかりこの状況を忘れていました。
 再度、ドアを開け廊下に誰もいないのを確認すると、すぐにドアを閉め、彼女に微笑んで見せた。

「キョンくんのも……もうっ、すごくなっちゃってますよ」

 俺の愚息ももう戦闘隊形へと変化していた。勿論こうなっちゃうのは仕方がありませんよ。
 朝比奈さんの乱れきった姿をみて平常心でいられる男なんていませんから。

「キョンくんもね。見せて下さい……あたしだけなんてずるいですよ」

 そう言って俺の股間に手を伸ばす朝比奈さん。こんな状況での上目使いは犯罪です。
 彼女はチャックを下げるとトランクスに手を掛け、その隙間から直に俺のチンを触った。
 あぁそれだけで快感物質が脳内に届くのが分かった。

「すごい……大きくなってすよぉ」


11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:38:28.42 ID:UARcNbDx0


 そしてトランクスからはみ出す形で、チンは彼女の手によって上下にしごかれる。
 俺も負けじと、彼女のアソコに手を伸ばし、さっきと同じく指でクリトリスとアソコの中を往復させた。

「あんっ……いいよぉ。んんっ、んっ、んっ……あぁっ!」

 お互いの性器を触りあい、二人の気持ちはどんどん高まっていく。
 お互いの感じる場所へ手を伸ばし、口づけを繰り返し、お互いの感じている顔を見ては更に快感を欲した。

「ああっ、これ、なんかすごいエッチです……」

 指を出し入れする速度を上げると、朝比奈さんも負けじとチンを上下に擦る速度を速める。
 下半身の快感に溺れてしまいそうになり、俺も目が虚ろになっていくのが分かった。

「キョンくんの……すんごく大きくなってます……」

 朝比奈さんの手の動きが更に早まる。
 俺も同じく彼女のアソコへ繰り出すスピードが早くなっていく。
 もっと早く……朝比奈さんが感じるように。


12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:41:26.84 ID:UARcNbDx0


「もっと気持ちよくなって……あたしでもっと感じて……」

 息は乱れたまま、いじらしくニコっと笑う仕草を見て、また彼女に口づけを交わす。
 激しく出し入れする舌から、お互いの唾液が滴るほどキスも濃厚になっていった。

「あっ、ああっ、キョンくんを感じる……もっと……もっと……」

 アソコを弄り倒す指は2本になり、更にクリトリスを激しく擦ると、2本の指をアソコに出し入れした。

「んんっ、だめっ……立て……ない……」

 俺の体に寄りかかってきた朝比奈さんを支えながら、2本の指の出し入れに没頭する。
 相当気持ちいいのだろうか、寄りかかりながら、僅かながら腰が動いているのに気がついた。
 出し入れのタイミングで深く刺さるように腰を動かしている彼女のペースに合わせるように、クリも攻めながらアソコの奥へと指を滑らせる。

「あっ、すごい……ああっ、キョンくぅん。いいよぉ。あっ、おくまで……来て……ああっ」

 チンを放すほど彼女は感じきっていた。
 ひたすら指のタイミングにあわせる彼女の腰は、AVなんかの興奮とは別格のエロさである。
 見ているだけでも俺は絶頂に達することなど容易であろう、そう思うほどであった。



13 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:42:33.70 ID:UARcNbDx0


「あっ、あっ、あっ、クリちゃんもいい……けど、あそこも気持ちいいの」
「いい、あんっ、あんっ……キョンくんの指……す、すごぃです」

 パンツもう愛液でグショグショだろう。彼女のアソコのまわりはもう洪水状態だった。
 その量はいつもより、感じているとさえ思ってしまう。

 その時だった。廊下で物音がしたような気がしたんだ。
 指で攻められまくってた朝比奈さんは気づいていない様子だったので、非常に惜しいが指を放すとチンをズボンに直し、再度廊下を確認する。

 そして隣のコンピ研のドアが閉まるのを確認すると、どうやらコンピ研の一人が階段へ向かっていった。

 ふぅ。まだ大丈夫だな。


14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:44:14.78 ID:UARcNbDx0


 そして朝比奈さんに振り向くと、体を支えきれないのか、乱れた吐息を吐き出したまま壁に寄りかかって必死に倒れないように……

「キョンくん……あたし、どんどんエッチになっちゃう……」

 いえいえ、全然平気ですよ。むしろ俺の方がエロいと思うのですが。

「嫌いにならないでね……」

 視線は合わさず、恥ずかしそうに呟く朝比奈さん。
 はぁはぁと乱れた吐息を撒き散らしながら。

「嫌いになるわけありませんよ」

 即答だった。そんな朝比奈さんの何処を嫌いになるのか理解できませんよ。
 そう言えば朝比奈さんは度々そういう事を口に出すんだが。
 まぁエッチすぎて嫌いになるなんてありえませんから大丈夫ですよ。

 それよりも朝比奈さんとエッチする度に、俺の方が彼女にハマっていってるのは間違いないんですから。


15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:46:49.60 ID:UARcNbDx0


「今日のあたし、おかしいの。こんな場所でエッチな事やっちゃダメなのに……それなのに体が……」

 俺だっていつもより興奮してますよ。
 それは何と言うか、見られてはダメなのに隠れてこっそりこんなエッチな行為をしているのがたまらなく興奮しちゃいまして。
 俺ってちょっとしたアブノーマルな変態野郎なのだろうか?


「いけないのに……いつもより感じちゃってます」

 朝比奈さんはそう言うと後ろを向き、自分でメイド服のスカートをめくり上げると、彼女のパンツ姿が目に入った。
 既にビショビショなのは、離れた場所からでも分かった。

「もっと……してキョンくん、もっとエッチしてほしいの」
「こんな場所でやっちゃいけないのに……」

 ふともも辺りも愛液が滴った後があり、更にお尻がピクピク動いているのを見て、俺は我慢できず後ろから襲い掛かった。



16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:48:06.93 ID:UARcNbDx0


「あっ、あっ、また……あっ……ああっ」

 パンツをずらし、顔を朝比奈さんのアソコにくっつけて、溢れた愛液ごと舐めまわした。

「あぁん……キョンくんのお口好き……あっ、もっと……気持ちいいよぉ」

「もっと……クリちゃんも、アソコもいっぱい舐めて」

 バックからの態勢なのにも関わらず、形のいいお尻を上げ、そして足をピンと張って俺が舐めやすいように態勢を変えていく、俺が舐める範囲を広げると、彼女の足も徐々に広がっていった。

「お口大好き……クリちゃんが気持ちいいの……」

「あぁっ……あんっ、あああっ……腰が動いちゃ……う」

「あっ、すごい……これ大好き……このエッチ大好き……」

 どうやらクリトリスの方が大好きっぽいので腰の動きに連動させて、クリトリスを重点的に舐めまわすと、腰の動きも次第に早くなっていく。



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:50:23.27 ID:UARcNbDx0


「こんな……カッコなのに……あたしもう」

「んっ、んあっ……い、いきそう。キョンくんのお口で……」

 一層激しさを増す腰の動きに合わせ、クリトリスを中心に素早く舌を動かし続けた。

「いっ……い、いっちゃう……」


「いっちゃ……あっ、ああっ……ああんっ……あああっ、ああっ……」


「いくぅ……ああっ!」

 あっさり絶頂を迎えた朝比奈さんは、体全体が電気ショックを受けたかのように痙攣したが、それでも腰はそのまま俺の顔に擦りつける作業は止まらない。
 一舐めするだけで体がビクっと動く彼女は声を抑えきれず、思いっきり声をを上げるのだった。


18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:52:04.44 ID:UARcNbDx0


「あっ、キョンくん! 何かヘン……ヘンなのぉ」
「あぁっ! あっ……あぁ……ああっ!」

 その瞬間、アソコからびゅびゅっと大量の愛液を吐き出した朝比奈さん。
 勿論俺は顔面からその愛液を被ったワケで……顔が愛液だらけである。

「あっ……あっ、ごめんなさいキョンくん……いっぱい出ちゃった」
「こんなの初めて……」

 これが潮吹きというやつであろうか?
 まだまだ素人の域から脱せない俺は、その液体と女性の体の秘密は勉強不足であり……

「気持ちよかったですか?」
「……うん……凄く気持ちよかった」

 朝比奈さんを満足してくれればそれで全然OKですよ。
 しかしながら……顔面から被ったコレはどうすればいいのだろうか?


19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:54:33.05 ID:UARcNbDx0


「……キョンくんは?」
「待ってください」

 勿論確認のために、一旦ドアを開ける。
 今回はちょっとばかし長めに見てみる。そろそろみんなが来てもおかしくない時間だろう。
 そして廊下を見たままハンカチを取り出すと、顔を拭く作業に入る。
 しかし……部屋に入ってきたら匂いとかでバレないだろうか? 心配してしまうのだが。

「キョンくん。そのままでいててくださいね」

 部屋の中に顔を持ってくると、朝比奈さんはどうやら俺のズボンに手を掛けているな。
 まさかここでしちゃうんですか?

「そのまま廊下見ちゃっててもいいですよ」

 今の状態。つまり顔だけは廊下に出してて、下半身は部屋の中である。
 そして、トランクスから俺のチンを出すと……その後に彼女の口の感触が伝わってきた。


 思わず目を閉じる。朝比奈さんの温かい口の中の感触や、舌の感触を味わうと更にチンが巨大になって行くのが分かった。
 そして両手で竿をしごき出すと、思わず声を出してしまう。



20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:57:13.76 ID:UARcNbDx0


「どう? ……気持ちいい?」
「気持ちいいです」

 フェラも上手くなったと思う。何か家に行くといつもやってるような……気がするんだが。
 歯も当たることもなくなったし「気持ちイイ所を教えてくださいね」って言うくらい、過去の経験を生かし俺の好きな部分を的確に攻めてくる。

「キョンくんの……舐めるの大好き」

 今までの経緯で思ったのだが、どうやら朝比奈さんは奉仕するのが好きらしい。
 どちらかと言うと、俺も奉仕するほうがいいんですけど。
 相手が気持ちいい顔とか見るだけで何故かこっちも感じてしまうみたいな……

「お口で……出しちゃってもいいですよ」

 俺のチンもかなりテンパっている。あまりの気持ちよさに部屋を覗き込んだ。
 ジュポジュポと音を立てて、ぬめぬめの感触がチンに伝わる。
 チンは朝比奈さんの口に何度も出し入れされ、両手で申し訳なさそうに一生懸命、竿をシゴいているのだ。



21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 07:59:06.97 ID:UARcNbDx0


「お口で出しちゃう? それとも……あたしの……あそこがいい?」

 エッチになると、そんな卑猥な言葉も平気で言ってしまう彼女は非常にエロチックである。
 そんなエッチな言葉を口に出す時に限って彼女は俺と視線を合わそうとしない。
 その理由は「恥ずかしい」らしいのだが、逆にそんな仕草が可愛く思えてしまう。

「キョンくんの好きな場所で……出して……いいんですよ」

 ボソっと小さな声で呟くと、朝比奈さんは前かがみになりスカートを上げ、お尻を向ける彼女の姿があった。
 そして自らパンツに手を掛け、アソコをちらっと見せる仕草を見せられてしまっては、もう我慢できない。

「もう少しこっちに来て下さい」

 前かがみのままの朝比奈さんをドアの前に引っ張ると、パンツの間から彼女のアソコへ俺のチンを一気に突っ込んだ。

「ああっ! す、すごいっ……あっ、激し……あっあっあっ……」


22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:00:54.32 ID:UARcNbDx0


 立ちバックの態勢から、思いっきり彼女のアソコ目掛けて突き始める。
 十分濡れていただけに彼女の奥まで一気に入ってしまった。

「奥まで、きちゃうっ。キョンくんのおちん……ちん……いいっ」
「あっ、あっ、あっ、ああっ……」

 腰に手を掛け、更に勢いよく朝比奈さんを突き倒す。
 すると、彼女の足もどんどん広がっていき、その仕草はまるでもっと奥深くまで入れて欲しい。そう解釈してしまう。

「……気持ちいい? みくるのおま……んこ。いい?」

「最高です。気持ちよすぎですよ」

「あたしも気持ち……いいのっ。キョンくんのおっきいのが、出たり入ったり……して……」

 お尻だけを突き出しその乱れ切った彼女に対し一心不乱に腰を振り続ける。
 そして彼女も激しい腰使いに合わせるようにあえぎ声を発した。

「あっ……もっとして……もっとエッチして……奥まで、いっぱい……」


 もうだめだ。ドアに顔を出すほど余裕がない。



23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:02:53.83 ID:UARcNbDx0


 一旦立ちバックの態勢からチンを抜くと、部屋のドアを閉め更に鍵を閉める。

 そしてその朝比奈さんを持ち上げて、長机の上へと移動させる。
 俺はズボンを脱ぎ、トランクスも脱ぐと、仰向けになった朝比奈さんの足を引っ張り、股を開けるとパンツの隙間から彼女のアソコに容赦無く突き刺した。

「ああっ! あっ、あっ、あっ、あっ……ああっ」

「んあっ……すごい。キョンくんのが、奥まできてる……あっ、あっ、ああっ!」

「キョンくん。気持ちいい? あたしのあそこ……気持ちいい?」
「はいっ! 気持ちよすぎです!」

 そしてメイド服を強引に引っ張り、大盛をさらけ出すと、狂ったように乳首を吸いまくった。

「あたしの体でで気持ちよくなって……いっぱいエッチして」

「そう……あっ、あっ、あんっ、ああっん」


「もう、あたしは……キョンくんのものだから。だからもっと……」


24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:04:50.30 ID:UARcNbDx0


 そのセリフを聞いて更に狂ってしまった俺は、彼女の足をいっぱいまで広げて、パンツの横からずぼずぼと、朝比奈さんの一番奥まで届くように腰をめり込ませた。

「おっぱいも、お口も、おま……んこも……全部キョンくんのものだから」

 エロイ……だが本人はそういった放送禁止用語もまだ恥じらいがあるらしく……
 でも言ってくれると俺も燃えてしまうのは仕方が無い。

「あっ、そう……あんっ、ああんっ。いいっ……あっ、あっああっ」

 チンを突き倒す毎に、メイド服からはみ出てる大盛がブルンブルンと波を打つように揺れまくる。

「キョンくん。好きな場所で、いって……好きな場所に出して……」
 もちろんそのつもりですよ。朝比奈さんも俺のチンで気持ちよくなってください!


「あんっ、ああんっ……もっとあたしで感じて……」


25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:06:51.41 ID:UARcNbDx0


「ああっ、もっと……おちんちんで……感じて……ああっ、そう……」

 激しく出し入れを繰り返し、彼女のドロドロなアソコに容赦なく突っ込んでいく。
 もっと、もっと朝比奈さんを激しく犯したい。

「ああっ! あっ……あああっ、激しくて……こわ、壊れちゃう!」
「あんっ、あんっ……あんっ、すごぃ……頭がヘンになっちゃう」

 もっとだ。もっと朝比奈さんのアソコを……激しく犯しまくりたい!

「あっ! あっ……あっ! ……あっ! ああっ!」
「もっと……キョンくんの……おちんちんで、もっと……いっぱい犯して」


 既に獣と化した体は、無意識に彼女の秘部目掛けて打ち込まれる。
 その度に彼女のアソコから愛液が滴り落ちる。
 長机も彼女の愛液でびしょ濡れになっていた。

「あたしの体が忘れられないくらい……もっと……エッチして……」


26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:07:55.01 ID:UARcNbDx0


 その時、虚ろな目の彼女と目が合う。

「忘れさせませんよ、もっと俺の味を覚えてください!」
「うんっ、うんっ……ああっ!」

 そう叫ぶ彼女の唇を強引に奪い、舌を絡ませる。
 お互い呼吸を荒げたままディープキスを繰り返し、
 下半身は自動的にお互いの性器を出したり入れたりとその作業は止まる事がなかった。

「ああっ! ほ、ほしい……キョンくんのエッチな液が……」

「ほしくてもう……おまんこぐちゃぐちゃ……」

「ああんっ! おまんこ……ひく……ひく……しちゃ……て」

 俺のチンももう絶頂に達しそうだ。


27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:10:39.15 ID:UARcNbDx0


「中で出したい! 朝比奈さん、奥深くに……出しますよっ!」

「うんっ。ちょうだい。キョンくんのエッチなの……ちょうだい」

 彼女の足を押し広げ、ぐちょぐちょの秘部めがけて……
 朝比奈さんの奥深くに……思いっきり……

「あっ、あっ、あっ、あっ……く、くる」

「キョンくんのせいえきが……、き、きちゃう……」


「あっ、あたしも……いっちゃ……う」

 それを聞いた俺は、持てる最大限の力で、彼女のアソコに目掛けてチンを突き倒した。愛液まみれのアソコに一心不乱にチンを突き倒す。


「一緒にっ……いっちゃう!」

「あっ、あっ、あんっ、ああん、ああああっ……いっ……いくぅ!」



28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:13:11.57 ID:UARcNbDx0


 その瞬間、朝比奈さんのアソコ突き倒したチンから、大量の精子が勢いよく飛び出したのが分かった。
 彼女の膣内の奥へビュっと飛び出すたびに体がビクっと震える。

 腰の動きを止めようとしてもそのビク付きは止まらない。
 そして無意識にビク付く度に彼女の奥に精子が吐き出されているのが分かる。
 それと同時に彼女の体も俺の精液が出てるのが分かるのか、のけぞるように体をくねらせた。

「あっ、出てる……キョンくんのせいえきが、出てるよぉ」

「分かるの。奥に、今……あっ……出てる。んんっ……いっぱい……あたしの中に」

 お互いが荒い息づかいのまま、最後に濃厚なキスをして、お互いが微笑みあった。




 すみませんね。こんな部室でやっちゃうなんて……って部室?



29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:14:49.62 ID:UARcNbDx0


「まずい!」

 完全に忘れてた。
 俺は急いでズボンを履いて、朝比奈さんの乱れたメイド服を直すと、部室のドアの鍵を開け一応開いてみた。

「よかった。誰もいない」

 思わず声に出してしまう。完全に意識がぶっ飛んだ状態でやっちまっただけに、誰も来なかったのはラッキーとしか言いようがない。

「もうっ……部室でエッチしちゃいましたね」
「ですね」

「あっ、その、し、し、下で……イっちゃいました。とっても気持ちよかったです。何だかクリちゃんとは違う感覚で……」

 そうなんですか?
 俺は男なんで女性の感覚が分かりませんけど、朝比奈さんが満足してくれたのなら俺はそれだけで感激ですよ。

「キョンくん。あたしどんどんエッチになっちゃう……」

「俺は大歓迎ですよ。そんな朝比奈さんをもっと好きになってしまいます」



「ありがとう……じゃあもっと、キョンくんが気持ち良くなってもらうように、あたし頑張りますから。もっと好きになってもらえるように……ね」

 まだ呼吸が整っていないにも関わらず、はぁはぁと言いながら彼女はとても優しい微笑を俺一人に下さった。




30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:16:23.95 ID:UARcNbDx0


「あっ、机が……大変」

 そう言いながら机から降りた朝比奈さん。
 俺よりきっちりとメイド服を正し、何処から持ってきたのか、長机をティッシュで一生懸命拭きだした。

「うぇぇ。机がすごく濡れちゃってます」

 確かに、激しいエッチ跡が……
 しかし朝比奈さんは何か日増しに濡れやすくなってるような。
 それがどういう事なのかは俺にもよく分かりませんが。

「窓も開けないとですぅ」
「あっ俺がしますよ」

 もちろん共犯なので、二人で証拠隠滅しないと他のメンバーにバレてしまっては洒落にならん。


31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:19:50.27 ID:UARcNbDx0


「あっ……」
 長机を拭いていた彼女の動きが一旦止まる。


「どうしました?」
「キョンくんのが……出ちゃった」

 そう言って、スカートの部分を押さえる朝比奈さんはとても可愛かった。
 どうやらさっき出した俺の液体が漏れたっぽいです。

「キョンくん……出しすぎですよ」
 その上目使いは犯罪級です朝比奈さん。犯罪は捕まってしまうんですよ。


 朝比奈さんはスカートを抑えたまま自分の鞄からティッシュを取り出し、
 俺の見えない場所にかがむと、どうやら拭き取る作業をしているようで。

「み、みないで、恥ずかしいですから」
「す、すいません」



「キョンくん……今度部室でエッチな事するんだったら、お口で出しちゃってね」


32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:23:08.87 ID:UARcNbDx0



 ――――――――――――――――――――


「やっほ〜! あれ? みくるちゃんとキョンだけ?」

 ハルヒが部室に入ってくる。やれやれ、何とか間に合ったな。

 朝比奈さんと部室でエッチしてたなどとハルヒにバレてしまっては、俺はきっと生きていられないだろう。
 生きるどころか一瞬でその存在を消されてしまってもおかしくはない。

「長門さんはお隣のコンピ研さんの所にお出かけ中ですよ」

 いつもと変わらず笑顔で微笑みかける朝比奈さん。
 その柔軟な行動ぶりと冷静さには頭が下がっちまうぜ。

「古泉君は?」
「知らん。何か忙しいんじゃねぇのか?」
「あっそう」

 他のメンバーの状況を聞いたハルヒは、団長席へと座るとすぐにPCの電源を入れる。


「お茶入れますねぇ」

 そう言ってパタパタと掛けていく朝比奈さんはもう完全に「恋仲モード」ではなく「SOS団モード」に切り替わっているに違いない。
 さっきの淫らな彼女と同一人物とは思えないほどである。
 とりあえず部屋にいる俺とハルヒにお茶を配膳し終わると、ポットの横にあるパイプ椅子に座ろうとした。

 その時だった。



34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:25:26.52 ID:UARcNbDx0


「みくるちゃん!」
「ひぃぇ!」
 その団長様の大声に俺までパイプ椅子からケツが浮いてしまう。

「どうしたの? それ」

 ハルヒの指差す方向、それは……
 彼女のメイド服のスカートが後ろの部分だけ濡れた後があり大きなシミのようになっていた。
 それはきっと朝比奈さんとのエッチで濡れちまったとしか思えん。


「えっ?」
「そのシミよ、濡れてるじゃない。どうしたの?」

 朝比奈さんもスカートの後ろだったから気づかなかったのか。
 いや、何で俺も気づかなかったんだ!

 そうこう考えてるうちに、ハルヒが朝比奈さんのスカート部分に接近する。
 危機を察したのか朝比奈さんも振り向いて「な、何でもありませんよぉ」と言ってのけるが
 ……非常に苦しい言い訳である。


「見せなさい! どうしてお尻の部分だけ濡れてるのよ?」
「いや……あの、その、えっと……」

 俺も咄嗟に言い訳を考える。
 どういう状況ならスカートのお尻部分だけ濡らしてしまう?
 そんな方法を一瞬で考えろ俺!



35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:27:25.00 ID:UARcNbDx0


「ひぃえ!」

 そうこう考えてる内に朝比奈さんがいつもの悲鳴を上げる。

「何してたのよみくるちゃん。言わないと罰ゲームの対象になるわよ」

 抱きついたハルヒは後ろに回り……イキナリ朝比奈さんの大盛に襲い掛かった。
 目の前でそんな行為を見てしまっては顔を背けるしかねぇ!

 まぁさっき、思いっきり堪能していた俺が言うセリフじゃないのかも知れんが。


「あんっ! だめぇ! 涼宮さぁん……」
「今日のみくるちゃん、やたらエッチな声出すじゃない」

 それはさっき……いやもうあえて言うまい。それよりも緊急事態なのである。


「言わないと……こっちも、こうしちゃうわよ」
「ダメですぅ……あっ! ダメぇ……」

 俺は直視してないが、朝比奈さんは相当まずい事になっているのではないか?
 我慢できず俺はパイプ椅子から立ち上がった。


「やめろハルヒ!」

 そう言い放った瞬間、二人の取っ組み合いが目に入った。
 躊躇している暇はない。そう思って一気に二人の間に入ろうとしたが。



36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:30:13.72 ID:UARcNbDx0


「ちょっと……みくるちゃん!」

 ハルヒの大声に俺までストップしてしまう。
 そこには朝比奈さんのスカートの中に手を突っ込んでるハルヒの驚いた顔があったのだ。

「どうしたの? みくるちゃん。すっごい濡れ……って」
「キョンくん! み、見ないでぇ!」
「キョン! 向こう向きなさい! 1秒よっ!」

 言われるがまま二人の指示に従い、振り返るとその場で背筋を伸ばし、直立した。


「あっ、ダメですぅ。やめて涼宮さん」
「すっごい事になってるわよ。もっと見せなさい」

 まずい状況だぞ。もしかしたらハルヒにばれてしまうかも知れん。
 それに「見ないで」と言われてしまっては救助も出来ない。
 どうするんだ。おいっ!


「こんなにみくるちゃんてエッチだったのね」
「ふぇぇ。ち、違います……んあっ」

 会話の中でも非常に悩めかしい声が聞こえるだけに、俺の愚息はまた息を吹き返してしまう。
 バレてしまっては、とんでもない事件に発展してしまうのに……
 ったく空気の読めない息子は……



37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:32:20.97 ID:UARcNbDx0


「ここに座りなさい」
「はぁい……」

 蚊の鳴く声のような朝比奈さんの声。洒落にならない事態である。

「このままじゃみくるちゃんが可哀想よね。キョン! ちょっとアンタ出て行きなさいよ」
「ここからはあたしが飛びっきりの罰ゲームを執行してあげるわ。喜びなさい」

 くそっ! だが仕方が無いだろう。
 朝比奈さんと恋仲でないのなら、当然進んで出て行くだろうし……

 (すいません)と心に訴えながら俺は部室のドアを開け、廊下に出た。


「だめぇ涼宮さぁん……」

 廊下からでも聞こえるその声に、どうにかなっちまいそうだ。
 今すぐ彼女を救いに行きたい……だがその正当な理由が思いつかない。

 これはハルヒの「朝比奈さん弄り」の延長線上だと頭の中では理解しているのだが。


「ああんっ。だぁめぇですぅ……ふぇぇぇ!」

 ここで強硬手段にでるとどうなるのだろうか?
 二人の関係がバレてしまうのだろうか?
 それはきっと朝比奈さんも……望んでいないはずだ。

 我慢。するしかないのか……


38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:35:01.31 ID:UARcNbDx0


「遅れてすみませんね」

 こんな時に古泉登場である。ったくお前遅すぎるだろ。


「どうしました? お取り込み中ですか?」
「まぁな、そんな感じだな。今部室がエライ事になってやがる」
 詳しい経緯は話さなかったが、部室から聞こえる朝比奈さんの悲鳴で大体想像はつくだろ?


「んふっ、では僕もここで待機していましょうか」
 入れるもんなら入ってみろ。すぐに虐殺されるぞ。


「ああっ! だめっ……んあっ!」
 そして朝比奈さんの声が……とてつもなく激しくなってるのだが。


「いつもより、盛り上がってるご様子で」

 ニヤニヤとその微笑を見せ付けるな。顔が近いから!


「まぁ、涼宮さんが楽しんでるご様子ですので、僕と致しましては非常に助かりますね、もっとも彼女の相手をしている朝比奈さんには同情いたしますが……ね」

 ったく、俺はもうこの状況から一刻も早く彼女を助け出したいというのに。


39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:36:41.15 ID:UARcNbDx0


「ちょっと! 何すんの!」
 次はハルヒの声がするな。どうしたんだ?


「やめなさいってば、みくるちゃん!」
 その声に古泉も一瞬だが素の顔に戻りやがったぞ。

「ちょっと! こらっ。やめなさいって……」
 朝比奈さんが何かしてるのか?
 ハルヒに対して? ウソだろ?


 そして……俺達はいまだかつて想像もした事がない「声」が脳内に刷り込まれた。


「ああんっ!」
 ハルヒの声だ。あぁ紛れもない団長様の声だったさ。


「これは……」
 思わず古泉も漏らす。一体部室の中はどうなっているのであろうか?
 あらぬ想像が脳内を駆け巡る。


40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:38:17.49 ID:UARcNbDx0


「ちょっと! まっ……あっ……あっ……みく……ああっ」

 声が聞こえる度にこちらの二人も動きが止まる。
 まさか朝比奈さん……彼女がハルヒを攻めているとでもいうのか?

「こ、これは異常事態ですね」
「……洒落にならんぞ」

 二人とも頷いた。
 二人はそして文芸部室のドアに耳を当て、その一部始終を確認しようと必死になってしまっていた。
 ドアに聞き耳を立てると中の声が更に鮮明に聞こえてきた。


「涼宮さん……ここ気持ちい〜いですか?」
「だめ……こんなのダメよ……んんっ、みくるちゃん」


「こうすると、気持ちイイんですよぉ」
「あっ……んあっ……あっあっ……」


 ドアに聞き耳を当てる古泉と視線が重なり合う。
 俺が喉元をゴクリと鳴らすと、古泉も同じ動作をしてしまう。

 既に真顔になった古泉もこの状況が如何に「緊急事態」なのか分かるぜ。



41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:40:35.95 ID:UARcNbDx0


「あっ……ちょっと……ああんっ」
 声が聞こえる度に二人は、部屋の中の状況を把握する為、耳に神経を集中させる。


「だめ……へんに……な、な……あっ、あっ……」
 依然として定期的にハルヒの声が聞こえる中ふと思った。
 古泉も俺と同じ行動を取るなんざ機関に所属するとはいえ、やっぱ俺と同じく清く正しい男子高校生らしい。

 再び目が合うと、いつもの微笑よりややニヤケが入ってるのを俺は見逃さない。


「あっ……ああっ……こんなの……すご……」
 おいおい、ハルヒもその声から察して……感じてるのか?

「みくるちゃ……ん。誰にもナイショよ……あっ、あたし……」
「もう……イキそう……」

 な、なんですと?


 またもや古泉と目が合う。だが一瞬だった。
 それもそのはず。ハルヒの声が更に大きな声で、そしてもっと悩めかしい声がひっきりなしに聞こえてくるのだから。

 野郎の顔など見てられるか!


「あっ、あっ……だめぇ……みくるちゃん!」
「いっ……いくっ。いっちゃう!」


 そして部室から声が聞こえなくなると、再度古泉と目が合った。

 無意識に頷くと、古泉も同じく頷いた。


 それが何を意味するのか。
 それは俺だって分からんが、きっと古泉も理解できないでいるだろう。
 同じ状況を潜り抜けてきた二人には変な共通意識が、たった今芽生えたのであった。



42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/13(日) 08:43:13.04 ID:UARcNbDx0


「まさか……朝比奈さんが」
「ですね。この展開は流石に読めませんでしたよ」

 そして古泉の視線の先には……ってお前見るなよっ!
 慌ててその視線の先にある股間辺りを隠した。

 俺も古泉の股間辺りをガン見してやると、即座に隠しやがる。


「おっと、こうなってしまうのも仕方がありませんよね。あなたも僕も一般の男子高校生である事に変わりはないと。そういう事です」
 もっともな意見を言われても、俺達がしていた行動なんてただの変態そのものじゃねぇか。
 って思っちまうと何故か噴出してしまう。
 そんな俺を見たのか、古泉のスマイルがいつもの2倍くらい輝いていた。


「まぁ涼宮さんだって、こういう日もあるでしょう」
「そうだな……って、ねぇよ! そんなもん!」


――――――――――――――――――――


53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:08:56.11 ID:ZaaXe0450



――――――――――――――――――――

「入ってきなさいっ!」

 文芸部室からハルヒの大声が聞こえる。それはさっきの情事から10分後くらいの出来事であった。
 既に長門もコンピ研の用事を済ませ、俺らと同じくドアの前で待っていたのだが、
 誰もその団長の大声に、ドアのノブすら握りやがらない。


「なぁ、ハルヒが呼んでるんだが」
「如何にもその通りですね。早く部屋に入らねばなりません」
 長門もコクっと頷くだけの貧弱なアクションだけであった。


 ……俺が開けるのかよ。
 終始スマイルな古泉と、真顔のまま見つめる長門。

 分かったよ。開けりゃいいんだろ?


「キョン!」

 ドアを開けるなり、団長席にいたハルヒが一気に接近すると飛び掛ってくるではないか。
 俺は無意識に腕を上げ身構えると、その間をすり抜けたハルヒの手が俺の衿を強引に掴み、その下のネクタイを引っ張りやがる。

「いい? さっき部屋で起こった事は……って、ちょっと!」


54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:12:10.14 ID:ZaaXe0450


 俺のネクタイを引っ張ったままハルヒは固まっていた。
 その理由は後ろにいた古泉と長門の存在だろう。

「古泉くん! 有希……あんたたちまでいたの?」

 そのハルヒの表情は驚愕を通り越えたであろう、口が閉まらない様子だった。
 そうか、あの状況でいたのは俺だけだったからな。

 だがハルヒよ。普通ならこんな時間まで団活に現れないヤツなんていないぞ。
 もう終業時刻から30分以上は経過してるんだが。

「あんたたち、いつからいたの?」

 どうやら古泉や長門に聞いているらしいな。っていうかネクタイ離してくれ。

「僕は今さっき来た所ですよ。クラスの所用で遅れてしまって申し訳ございません」

 ……てめぇ。逃げやがったな。 まぁ、こりゃ仕方が無いだろう。
 この流れだと何も知らないフリをするのが正しい選択だろうからな。

「有希も? さっき来たの?」

 コクっと頷く。まぁ長門の行動には嘘がないワケなのだが。


「キョン……あんたは分かってるでしょうけど……言い触らしたりしたら、ぶっ殺すわよ」

 睨むハルヒは阿修羅が乗り移った様な、怨念染みた顔を更に俺に近づける。
 怖ぇ……マジで怖ぇぞ。


55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:13:46.50 ID:ZaaXe0450


「言ったら本当に殺すわよ。分かった?」

 俺も言葉に出せないくらいビビってしまってる。
 何も言わず、頭を2,3回縦に振ると、ようやくネクタイ締め攻撃から開放された。

「どうしました? 何か僕達に隠し事でも?」

 なんともワザとらしい古泉である。
 そんな古泉を睨みつけると、いつもの微笑が更に輝きまくってるぞ。

 まぁ知らないのなら、そう言う類の質問をしないと、逆に怪しまれちまうからな。

「知りたいの古泉くん? ……そんなに知りたいのなら教えてあげなくもないけど」
「そのかわり、もう五体満足で家に帰れないかもしれないけど、それでもいいかしら?」
「んふっ、それは流石に遠慮させていただきましょうか。僕もまだ命は惜しいのでね。ここは涼宮さんの指示に従いましょう」

「有希もわかった? この文芸部室で何が起こっていたかなんて無駄に詮索しない事。分かった?」

 コクッと頷く長門。
 ハルヒだって長門にはそんな大それた行動には出ないだろうしな。

「よぉ〜し! じゃあ入りなさい」

 とまぁこんな感じでやっとこさ部屋に入れたわけなのだが。


56 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:15:10.37 ID:ZaaXe0450


「あっ、お茶入れますねぇ」

 部屋の奥にいた朝比奈さんがみなに声をかける。
 スカート部分を気にしてかを何とも恥ずかしそうに手で抑え……ちらちらとこちらを伺っているな。どうやら普段の朝比奈さんを必死に演じようとしてるのだろうが、今の状況はそんな彼女であっても100%演じきれるものではないだろう。
 他の人間は気づいてるか知らんが、そんな挙動不審な彼女にあえて突っ込みはしなかった。

 俺はパイプ椅子に座ると、その向かいに古泉も座る。
 そして長門も低位置に付くと、どこから出したのか不明だが小説を膝の上に乗せる。
 団長様はというと、パソコンのディスプレイに視点を固定させるとマウスを動かし始めた。


 ふぅ……いつもの状態に戻った文芸部室を眺めて、俺は一息つけるのであった。


 そして時は流れ、長門が本を閉じるとそれは団活終了の合図であり、
 合図を受取ったハルヒは「帰るわよっ」と一言かけると他の団員は相も変わらず帰宅の準備をするのだった。
 勿論さっきの出来事など1ミクロンも感じさせず淡々とその日の団活は終了するのであった。


 一波乱ありそうな予感だったが、ハルヒはいつもと変わらないテンションで「出て行けっ!」と言うと俺と古泉は当然のように部屋から叩き出される。
 分かってるよ。朝比奈さんが着替えなくちゃならんからな。


「普通だな」
「ですね。てっきり僕は事件が起こるのかと思いましたけどね」

 廊下で二人。古泉も同じような事を考えていたらしく、無言で頷くと、古泉も頷いてくれる。



57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:16:09.27 ID:ZaaXe0450


「このまま何事もなければいいのですが……」
「まぁな。それに越した事はない」

 やがて女性陣が部屋から出てくると、5人はいつもどおり仲良く校門を潜ったのだった。

 俺は何とか朝比奈さんと連絡が取りたかったが、ハルヒと長門がいるので話す事など出来やしない。
 彼女はハルヒと一緒に部室で……何があったのかを聞きたかったのだが。

 あっ、エロ方面の話ではなくてだな。ハルヒに俺達の関係がバレてないか心配なだけだぞ。
 程なく、みんなと別れた俺は一人家路に着くのであった。

 そして自転車に乗りながら夕日を見るとふと考え付いたんだ
 後で電話すりゃいいだけの話じゃねぇか。


 きっと朝比奈さんも同じように考えてるかもしれんからな。
 ここはおとなしく彼女の報告を待っていよう。そうしよう。

――――――――――――――――――――


58 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:21:26.17 ID:ZaaXe0450


 さて、自分の部屋で大人しく待ってる俺なのだが、彼女からの連絡は一切来なかった。
 机に置かれた携帯は朝比奈さんの電波を受取ることなく時間は過ぎ、
 晩飯、風呂、今日の課題を終わらせて時計を見ると、もう11時になってしまっていた。

 やれやれ、この11時っていうのは最早いわくつきの時間になっちまった。
 何故かこの時間になるとソワソワしてしまうのも仕方が無い。まぁ彼女が家にワープしてきたのは結局3回だけで、それ以外は事故もなく平穏な日々を送っているのだが。

 それでもやっぱり……彼女が出てきてくれないかなぁと思ってしまうのは仕方が無い。
 いつ何時でも彼女とは一緒にいたいのだから。

 流石にこの時間になると余裕もあるだろうし、かかってくるだろうか?
 携帯を開け、メール画面やらチェックする俺はもう、完全に彼女の虜になってしまっているのだろう。

 今ならメールでも何でもすぐに対応できますよっ……て。
 そんな俺の顔はケロイド状並に崩れ去っているだろう。


 だが、待てども待てども……掛かってこないな。やっぱり彼女は忙しいのだろうか?
 こんな時間でも未来的なお仕事をこなしているらしく、いつも携帯で話すにしても僅かの時間だけだったからな。


 あぁ……我慢できん!
 こっちからかけるとするか。もし忙しかったらそれはそれで仕方が無いし、
 また聞く機会もあるだろうし……とか言いながら朝比奈さんの声を聞きたかっただけなのである。



59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:22:46.26 ID:ZaaXe0450


 決断は速かった。すぐに彼女の携帯に掛けると……
 中々出ないな。やはり忙しいのだろうか?

 そして10コールくらい待ったであろうか。やっと彼女の携帯に繋がった。
 繋がったのはいいのだが、何も喋らないので、こちらから声をかける。

「もしもし、あ、朝比奈さん?」
 俺が遠慮がちに挨拶したその時だった。

「もしもし……」
 ん? あれ? 何かヘンだぞ?

「みくるで〜すよ〜♪」

 その声を聞き、俺は一旦携帯を耳から離すとディスプレイを眺める。
 うん間違いない。俺は朝比奈さんの携帯にかけてるよな?

「ど〜したの〜?」

 ……えっとだな。
 非常にまずくないか……この状況。


「ど〜したの〜〜? ……この馬鹿キョン!」


 携帯越しにでも強烈なその大声に、俺は思わず「ひぃ」と言いながらマイ携帯を落としてしまう。
 何でだ……何でだよ!
 何でお前が……


「こんな時間にみくるちゃんに電話してきて……何考えてんのよ! このエロキョン!」

 大声が鳴り響く携帯を俺は持つことが出来なかった。
 ちなみに「馬鹿キョン」「エロキョン」などと言う人間はこの世界でも一人しかいないだろう。


 そう。携帯越しに聞こえるこの声の主は……我がSOS団団長涼宮ハルヒ。その人であった。


60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:24:38.00 ID:ZaaXe0450


「キョン。あんたには色々と尋問しなきゃならないわね。色々ありすぎて何処から手をつけていいものか分からない位にね」
 あぁ、奇遇だな俺もそうなんだ。
 何から言い訳していいのかサッパリ分からん。


「あのだな。朝比奈さんにかけたのは……「みくるちゃんからも事情は聞いたわよ。」
 なんだと?
 俺の言い訳をぶった切るように、ハルヒの一言が俺の脳内諸共、一刀両断したのは言うまでもない。


「詳しくは……今からみくるちゃんの家に来なさいよ。5分以内よ! 以上!」ぴっ



 まずい。これは非常にまずいぞ。まずいなんてモンじゃない。緊急事態である。


 ハルヒは朝比奈さんからも事情を聞いたと言う。
 もうそれは俺達の関係など既に露見しちまっているのか?

 ハルヒのお気に入りであるお茶汲みメイドに手をかけてしまったのだ。
 その怒りは計り知れないだろう。いや、もう考えたくない位に俺はビビっちまっている。

 ……どうする? ハルヒは完全にブチギレ状態であろう。
 ふと鏡を見ると、真っ青な顔で縦線がいっぱい入ってる自分の顔を見ても分かる通り、俺は完全に混乱していたのだった。


61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:26:14.85 ID:ZaaXe0450


 古泉は? どうなってる?
 こんなにハルヒを怒らしてしまっては……既に閉鎖空間でもう戦ってるかもしれん。

「くそっ! 電源が入ってねぇ!」

 思わず携帯を布団に投げつける。だが古泉が今も閉鎖空間で戦っているとしたら?
 俺はすぐに行動しなければいけない。そんな衝動に駆られる。

 元はといえば、俺があの時に朝比奈さんにちょっかいを出さなければ、
 平穏無事に終わったかもしれないっていうのに……俺のせいだ。今回は完全に俺の責任である。

「死にに行くか……」

 覚悟を決め俺は階段を降り、親に見つからないように玄関を出ると、自転車に乗り込んだ。

 今回の事件だけは俺の責任だと決め付けた俺は、責任感からなのだろうか、不思議と足取りが軽いのに気がついた。
 やっぱ自分の責任だけに今回は素直に謝るべきなのだ。


62 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:27:46.21 ID:ZaaXe0450


 自転車で滑走する間も、俺はハルヒに対しどういった対応を取るのかを考えながらマイ自転車は朝比奈さんのマンション前に到着した。

 ……しょうがない。今回はハルヒに全てを喋ってしまおう。そう結論つけた。
 もう嘘を付いても仕方が無いし、逆に嘘を付いた事がばれりゃぁそれこそ世界崩壊の危機だと思った俺はアイツに嘘は付いてはならない。そう思ったんだ。

 そして、これから朝比奈さんの関係がどうなったとしても、俺は責任を取ろう。
 彼女に嫌われたり愛想を付かされても構わん。
 それでも俺はずっと彼女に償い続ける自信はあるさ。


 自転車を止め、ロビーへと入ろうとしたその時だった。
 俺の背後から声が聞こえる。俺はその声の主をすぐに判別した。



「キョンくん。こんばんわ」

 振り返ると、予想通りの人物が立っていた。
 そう。朝比奈さん(大)である。教師風の格好もいつもどおりである。

 やっぱり彼女が出て来るって事は、結構大事件なのかもしれない。



63 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:28:52.55 ID:ZaaXe0450


「朝比奈さん……俺、とんでもない事やっちゃいました」

 深く頭を下げる。
 この時ばかりは彼女から放たれる女性フェロモンなど微塵も感じなかった。
 つまり俺は本気で反省しており、心から謝罪の気持ちを彼女に伝えたかったのだ。

「いいんですよぉ。既定事項でしたから、そんなに気にしないでいいのよ」

 でも俺……二人の関係を学校内では一切匂わせなかった朝比奈さんに申し訳なく……

「……この時あたしも必死だったんだから。キョンくんとの関係を終わらせたくないって、その一心で頑張ったの」

 朝比奈さんが優しく抱きついてくる。そして長い髪からラベンダーの香りと彼女の温もりで俺の頭はどうにかなりそうだったが、俺は既に真剣モードであり、そんな気持ちになれやしない。

「キョンくんに一つだけお願いしに来たの」

 更にぎゅっと抱きしめられた俺は、彼女が次に発するであろう言葉をじっと待った。



64 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:30:28.85 ID:ZaaXe0450


「あたしの事、嫌いにならないでね……」
 てっきり時間平面の調整の為に色んな指示が来ると思ってただけに……拍子抜けだった。

「……それは、ありません。絶対にありえませんから」

 (小)からも(大)からも度々尋ねるこのセリフだったが、俺からしてみれば「ありえない」の一言で終わらせる事ができるだろう。
 俺の立場からすると、逆に朝比奈さんに嫌われてしまう方を恐れてしまうのですが。

「違うの……今回はもっと……あの変な意味じゃなくて、この時のあたしはとっても変だったから」
「嫌いにならないでね……あたしはその気持ちを……伝えに来たんです」
「大丈夫ですよ。俺が朝比奈さんを見限る事などどんな時間平面でもありえない既定事項なんですから」

 自信を持って言える。今の時代の朝比奈さんだって、数年後のあなただってその決意は変わりませんから。

「ありがとうキョンくん。……あたしはずっと大好きですからね」

 大きな瞳をウルウルさせる朝比奈さんを抱きしめる。こう言ったシーンを見せる時は何故か(小)とダブって見えてしまうんだよな。まぁ結局同じ人間なのだが。


65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:31:51.70 ID:ZaaXe0450


「あっ、もう時間です」

 そう言うと、抱擁を解いた朝比奈さんは後ろに振り返る。
 そして……何やら俺の見えない場所で、もぞもぞと一体何をしてるのだろうか?

「キョンくん。最後にチューしましょっか?」
 こちらに振り返った彼女は、にこやかにそんな事を言うのであった。

「だって、あたしはもう……中々キョンくんに会えないから、だからご褒美下さい♪」

 ちょっと! そ、そんなご褒美とか……
 そのセリフは俺が言う方がきっと似合いだと思うんですよ。
 そして……前かがみで下から覗き込まないでくれます?
 特盛の半分以上が見えてますから。

 彼女の顔に優しく手を添えると、そのまま唇を合わせた。
 もちろん一回だけじゃなく、2回目はもっと濃厚なキスをしようと思ったその時……


66 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:33:02.18 ID:ZaaXe0450


「んっんっ……んんっ?」

 凄い勢いで入ってくる朝比奈さんの舌にビックリしたのではなく、俺の口に何かを入れようとしてるのだ。
 錠剤みたいな感触の物体は、俺の口に押し込められると、有無を言わさず飲み込んでしまった。

「な、なんですか? 今のは」
「うふっ、禁則事項です」

 目の前で人差し指を俺の唇につけると、にこやかに微笑んでくれる。
 やれやれ、その言葉を聞くと何故か朝比奈さんはやっぱり「未来人」なのだと、そう思ってしまう俺がいた。

「キョンくん。頑張ってくださいね、あたしキョンくんを信じてるからね」
 分かりましたよ。とりあえずこの世界を崩壊させないように頑張ってきます。

 そして彼女はマンションの柱に隠れると、もうその姿を現すことはなかった。


「さて、行くか」
 まずはこの事件を解決するんだ。

67 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:34:37.04 ID:ZaaXe0450



 ピンポーン

「はぁい」
「えっと……来ました」

 ガチャっとオートロックが外れる。
 てっきりハルヒがインターホンに出てくると思ったが、朝比奈さんの声で何故か安心してしまうな。

 エレベーターには乗らず、階段を登りながら色々考えたが具体的な案は出ず、
 気がつけば朝比奈さんの家のドアの前にいた。
 この状況などベタ謝りする以外に選択肢はない。それは分かっているのだが。

 そしてドアの横のインターホンを押そうと手を伸ばしたその時だった。
 ガチャっとタイミングよくドアが開く。そして中から顔を覗かせたのはハルヒだった。


「入んなさいよ」

 いやいや、ここはお前の家じゃねぇだろ?
 てか、その格好はなんだ? そのパジャマは……朝比奈さんのじゃねぇか!

 ……あのなハルヒ。
 俺はそのパジャマを着てる時にも朝比奈さんとエッチをした経験があり、
 お前がソレを着ているのは非常に困惑すると言うかなんと言うか……申し訳ないというか……


68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:36:24.21 ID:ZaaXe0450


「みくるちゃん〜来たわよ」

 そう言いながら部屋の奥に入って行くハルヒの後に続いた。
 どうでもいいんだが、そのハルヒはカチューシャをしておらず何とも斬新であり、
 持っていたタオルで顔や髪の毛を拭いたりと……ってお前まさか風呂にでも入ってたのか?

「キョンくん。こんばんわ」
「こ、こんばんわ」
 挨拶する朝比奈さんも既にパジャマ姿ですよねぇ。何ですかこの女子だけのお泊り会は。

「みくるちゃんドライヤー貸して」
「はぁい〜」

 ブォーンと鳴り響くドライヤーの音と共にラベンダーのいい匂いが漂ってくる。そうか、風呂に入ってたのならハルヒからもその匂いが漂ってきてもオカシクないよな。


「どうぞ。お飲み物はジュースくらいしかありませんが」
「はい。ありがとうございます」

 机に置かれた炭酸ジュース。俺は一口含む。
「…………」

 なんだ? 電話で喋った時のハルヒとは大違いだぞ。なんだこのテンションの低さは。
 まるで俺がいないかのように、ハルヒは淡々とその濡れた髪をドライヤーで乾かしているのだが。

 俺が想像してたのは、部屋の中できっと拷問されているであろう朝比奈さんを思い浮かべたのだが……
 目の前に広がる状況は俺の予想を完全に裏切った展開だけに……
 逆に拷問されている場面を見てみたい気もする。と思ったのは内緒である。

 ドライヤーの電源を切ると、ふぅっと溜息をつくハルヒ。
 そして俺の方に向き直ると、いつものじとっとしたハルヒと目が合う。


 やれやれ、ここからが本題だな。



69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:37:51.50 ID:ZaaXe0450


「全く……SOS団団長であるこのあたしに断りも無しに……みくるちゃんに手をかけるなんて」
「これは死刑なんて生ぬるい罰では済まされないわよ。分かってるのキョン!」

 やはり、朝比奈さんと付き合っているのはハルヒも分かってるらしいな。
 横目で朝比奈さんを見ると、申し訳なさそうに大きなお目目で【ごめんなさい】と訴えてるのはすぐに分かった。
 これは……部室で淫らな行為に持っていってしまった俺の責任ですよ。
 朝比奈さんの言うとおり、彼女の家まで俺が我慢していればこんな事態にならなかったのに。

「ハルヒ。そりゃ俺だって十分覚悟してきたつもりだ」
「で、俺はどんな罰を受けゃいいんだ? 何だってやってやるさ」

 何だってやるって言っても、俺は朝比奈さんとの関係は壊したくない。
 それ以外の事でなら好きにすればいい。

 だが、そんな要望を団長様は聞き届けてくれるのだろうか?


「何でも? 今アンタ何でもって言ったわよね? 本当にいいのかしら」

 全く、そんな子悪魔染みたニヤケっ面でコッチ向くな。
 しかしながら……そんなハルヒの顔を見てると、今までの前科があるだけに多少焦ってしまうのだが。


「じゃあ言わせて貰うわ」
 思わず喉をゴクリと鳴らしてしまう。

70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:39:35.93 ID:ZaaXe0450


「キョン……アンタはSOS団団員その一から降格よ。そしてこれからは……あたしの奴隷になってもらうわ。みくるちゃん共々ね」
「はっ?」

 奴隷? 奴隷っていう事は今までよりもっと惨たらしい事でもやらされるっていうのか?
 しかも朝比奈さんも一緒に奴隷扱いとか……それは今回の件では同罪だからと言う意味か?

「何よその気の抜けた返事は! 奴隷はあたしのいう事には絶対服従なのよ」

 団員その一やら、奴隷やら別にそんな称号など興味はないが。
 ハルヒはこういう階級つけるのが本当に好きだな。

「で、その奴隷とやらはお前に何をすりゃいいんだ?」
「そ、それは……」

 え? 何でお前が黙るんだよ。奴隷まで言い放ったお前の要求は何なんだ?


「えっと……それは」

 おいおい。そんな下を向くなよ。俺はもう既に覚悟は出来ちまってるんだが。

「みくるっっちゃん!」
「ひっ、ひゃい!」

 何で朝比奈さんを呼ぶんだ? 俺の尋問じゃなかったのかよ。
 明らかにテンパッているハルヒは俺に思いっきり指を指すとこんな事を言い始めやがった。


「みくるちゃん! アンタが代わりに言いなさい」


「えっ? えぇ〜〜?」
 何で朝比奈さんに言わせるんだよ。意味がわかんねぇし、ちっともそのハルヒの思考が理解できん。


「いいなさい。さっき言ったでしょう!」
「えっ? えっ? でも……その……あっ、あたしが言うんですか?」

 ん? 朝比奈さんは内容を既に知ってるのか?


71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:41:12.85 ID:ZaaXe0450


「当然よ! みくるちゃんもあたしの奴隷なのよ。分かってる?」
「は、はぁい!」

 裏返った返事をしたものの、朝比奈さんは下を向いたままモジモジしながら……非常にいい難そうだぞ。

「早くいいなさぁい! 団長命令よ!」
「ふぇぇ……」
 何でそこまで朝比奈さんが攻められなくちゃならんのだ。

「ハルヒ。お前が言えば全然問題ない話じゃないか。何でわざわざ朝比奈さんに言わせるんだよ」
「うるさいっ! アンタは黙って聞いてればいいのよ!」

 ダメだこりゃ。俺の話には耳を傾けてくれんらしい。まぁいつもそうだけどな。

「さぁみくるちゃん! ズバっと言いなさい!」
「……分かりました。じゃああの……言います」

 意を決したのか、朝比奈さんは俺に向き直る。


「あの……涼宮さんはね……あの、えっとあたしが、いえ……あたしとキョンくんがその……」
「えっ、エッチ……えっと……エッチして……」


「ハッキリ言いなさいみくるちゃん!」
「ひぃえ!」

 そんな怒鳴らなくてもいいだろ? 本人は今必死になって言ってるじゃないか。


72 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:43:39.82 ID:ZaaXe0450


 その声を聞いたのか、逆ギレっぽく開き直った朝比奈さんは一気にその内容を声を大にして言い放った。


「つまり、涼宮さんは! あたしとキョンくんが! エッチしてる所を見たいそうです!」


 はっ?  全世界が止まった。であろう。

 その意味を理解できないままハルヒに向き直った瞬間だった。
 頬に痛烈な痛みを感じたかと思えは、ハルヒが思いっきりグーでパンチしてきたのだった。


「ってぇ! 何するんだ!」


「何となくよ」
「何となくで人を殴るな!」

 って、ちょっと待て!
 俺と朝比奈さんがエッチしてるシーンを見たいだと? 何言ってるんだコイツは!

――――――――――――――――――――


73 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:46:09.19 ID:ZaaXe0450


「いいからやりなさい! 今すぐよ!」
「アホかお前は、そんなもん人の前でやるもでは……ガハッ!」

 待てハルヒ! 何でお前はそんなにバイオレンスなんだよ。
 一発殴られたと思うと、マウントを取られてしまい、今下手に刺激するとボッコボコされちまう。

「見たいって言ってるのよ。わかんないの?」
「わかんねぇ……いや、分かった分かった」

「ったく、最初からそういえばいいのよ」

 何とかマウントから逃れた俺は、お前の前でエッチするなどそんな気は毛頭ないんだが。

「大丈夫ですか? ごめんねキョンくん。あたしが言っちゃったばっかりに……」
「いえいえ、いいんですよ」

 こいつがおかしいだけなんですから。


「もう、みくるちゃんは優しいんだから」

 溜息を吐きながら顔は明後日の方向へ向けるハルヒ。
 そうだよ、朝比奈さんはお前と違ってな、天使そのものなんだよ。


74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:48:02.58 ID:ZaaXe0450


「なぁハルヒ。何でそんな……人がやってるエッチに興味があるんだ?」
「それは……」

 ったく、またダンマリかよ。もういいからさっさと言ってくれ。
 どんな素っ頓狂な理由でも、驚く気力差さえ残ってないぜ。

「みくるちゃんがいいなさい!」
 こういう時は全部朝比奈さん任せかよ。
 さっきの件もあるし、またとんでもない理由なのだろう。



 俺の側にいた朝比奈さんは内緒話のように小声でその理由を教えてくれた。

「あのね、今日の部室でね、あたしと涼宮さんがその……エッチな事してたでしょう?」
「そしたらね、涼宮さんがすごい気持ちよかったよって言ってくれたの」
「…………」


「その時にね「また今度しようね」って私が言ったの。そしたら涼宮さんったらそのまま家まで来ちゃったんです」
「…………」


「それでね、涼宮さんとエッチな事しちゃってて……その時にあたしが……気持ちよくなっちゃって「キョンくんのが欲しいよぉ」っていっぱい叫んじゃって……」


「叫んじゃって?」
「ばれちゃった……んです。ごめんなさぁい! キョンくん」


 ですよね……そりゃぁ、ばれちゃいますね。
 もう分かりましたからそんな泣きそうな顔しなくていいですよ。



75 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:50:05.20 ID:ZaaXe0450


 それよりも、ハルヒにも襲い掛かってしまう朝比奈さんと言う人は……
 もしかして、俺の想像よりも遥かに……エッチが好きなのだろうか。

「それでね、涼宮さんはね、あの……処女なんだそうです」
 ぐはっ!

 ちょっと! 噴出すじゃないですか。
 ほら、ハルヒが俺をメッチャ睨んでますから、あんまり過激な事言わないで下さい!


「でね、あたしがね、その……キョンくんとエッチすると気持ちイイんですよ、って言ったら」
「じゃあ「みせて」って言うんです」

 なんという事だ……そんな話してたんですか?
 ハルヒの思考回路も、朝比奈さんの思考回路も俺には理解できないんですけど。



 朝比奈さんの内緒話に神経を使っている最中だった。

「みくるちゃん! キョン! アンタ達の事は黙っててあげるわよ」
「あたしはね、アンタ達がどんな風にやってるか見たいだけよ」

 いやいやいや、見たいだけって言われてもなぁ、それがまず理解できん



76 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2012/05/15(火) 04:51:32.58 ID:ZaaXe0450


「もちろん今までの関係も続けてもらって結構だわ、誰にも言わないし有希や古泉君にも黙っててあげる」

 マジか? 一瞬だがその処遇に歓喜したのは言うまでもない。

「ほ、本当ですか? 涼宮さん!」

 思わず朝比奈さんも声を出してしまう。そんな祈るポーズで、大きなお目目を輝かせなくても。
 二人の愛の行為が見られちまうんですよ。朝比奈さんはいいんですか?

「約束は守るわ。寛大なあたしに感謝する事ね」
「はぁい!」
 メッチャいい返事する朝比奈さんであった。もう……返す言葉がねぇ。


「良かった……これからもキョンくんと一緒にいられるんですね」
「そ、そうですね」

 まぁ……それだけでいいのなら、やるしかないのか。
 【それだけ】って言ってもなぁ……

 人に見られてエッチするとか……ハルヒは一体何考えてやがるんだ。



「そうと決まったら、さっさとやりなさいよ!」
 そう言い放ったハルヒは机の上に立ち、団活時で見せるような仁王立ちの姿で俺達二人を見下ろすのだった。

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