朝倉涼子の献身


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:32:14.56 ID:tuBUJ0fR0

放課後、いつものように部室へ行くと、目の前にはあり得ないような光景が広がっていた。
そこには長門…そして朝倉がいた。
一瞬で俺は警戒体制に入るが、どうやらそれは無意味なことだったらしい。

なにせ朝倉は裸だったからな。
いや…裸だけならまだしも、朝倉には首輪がつけられており、そこから伸びるリードは長門が握っていた。

入学当初はクラスの委員長であった女…もっともその正体は情報統合思念体のヒューマノイド・インターフェースだったわけだが、そんな相手がこんな格好をしている理由なんて、俺なんかには皆目検討もつかなかった。

極めつけに、朝倉は四つん這いになっていた。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:33:29.50 ID:tuBUJ0fR0

俺が事態を把握できぬまま、木偶坊のように突っ立っていると、俺に向けて焦点を合わせた長門が口を開いた。

「情報統合思念体から、朝倉涼子をあなたの犬、もとい性欲処理の相手として献上することが決定された。」

は?
何を行っているんだ?
俺が依然として事態を把握出来ないまま、口をポカンと開けていると、俺の反応は予想済みと言わんとばかりに長門は続けた。

「あなたが幾度も涼宮ハルヒを利用して、情報統合思念体に対し脅しをかけた結果、情報統合思念体はあなたを懐柔することで、今後自律進化の可能性を得ることが容易になると判断した。」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:36:18.48 ID:tuBUJ0fR0

なるほど…どうやら情報統合思念体は俺のやり口が気に入らなかったらしい。

「だが長門、それとこれとは何の関係があるんだ?俺には全く意味がないと思えるんだが…」

「決して無意味ではない。かつての中国、魏の兵法書によれば、敵将が若い男性の場合、女責めにすれば懐柔できるとある。情報統合思念体はそこに目をつけ、今回のような処置を施した。」

「なるほどな…。理由はよくわかった。だけど俺がそんな申し出を受けると思うか?」

「情報統合思念体はあなたがそのような回答をすることを予想し、あなたが従わない場合は、私の情報連結の解除をすることを宣言している。」

「おいおい…それってつまり…」

「そう…私とゆう個体の消滅を意味する。」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:38:12.10 ID:tuBUJ0fR0

ゴクリ。

俺の喉から発せられたその音が、まるで世界中に響いたのではと錯覚させるほどの音量で、頭に響いた。

嫌な汗が掌、腋、額と身体中から噴き出しているのがよくわかった。
そのせいで全身を不快感が支配する。
そうした中で、俺はやっとの思いで口を開いた。

「つまり、俺には拒否権はない。そうゆうことだな?」

「拒否すること事態は可能。その場合は私とゆう個体が消滅する。」

そうは言うものの、それは拒否権ないことと同義だ。俺がどうしたものかと思案していると、今まで沈黙を貫いてきた朝倉が口を開いた。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:43:13.30 ID:tuBUJ0fR0

「私としては、拒否してもらえたほうが嬉しいわね。そもそも彼女も私も有機生命体の死とゆう概念など理解できないの。」

「故に情報連結の解除なんて、なんとも思わないわけ。それにあなたが拒否した場合に彼女が消えることで、涼宮ハルヒはどうなるかしら?多分、大きな情報爆発が観測できるはず。またとない機会だわ。」

なるほど…良くできている。俺の拒否する、しないに関わらず、情報統合思念体にとってはメリットが発生する。
将棋ならば、王手飛車取りといったところだろう。

「情報統合思念体はあなたの回答を求めている。」


急かすように長門が言う。
王手飛車取りの場合に、飛車を逃がすなんて奴はいないだろう。もしいるなら、そいつは将棋をやめたほうがいい。
差し詰め王が長門で、飛車が俺と言ったところか。

ならば答えは一つしかない。

「情報統合思念体の申し出を受けよう。」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:45:55.62 ID:tuBUJ0fR0

「承知した。」

朝倉を俺が得ることになったとしても、俺自身がなにもしなけりゃなにも問題ではない。そう考えることにした。

一方朝倉は、俺の回答が不満だったのか、不機嫌そうな顔で俺を見つめた。
やめろ。そんな顔でみるな。

「これを。」

そう言って長門は手に持っていたリードを俺に手渡す。これ自体は市販されているような、ありふれたものだった。

「これで朝倉涼子の所有権はあなたへ移った。」

そうは言われても、全然実感が湧かんな、こりゃ。

「それで…俺はどうすればいいんだ?裸の少女に首輪つけて歩いてたら、間違いなく事件になると思うんだが。」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:50:35.48 ID:tuBUJ0fR0

「その点については心配しなくてもいい。」

そうしてまた不意打ちのように朝倉が口を開く。

「基本的に私は他のヒューマノイド・インターフェースとあなたを除いて、視認できないようきできてるから。けれど、それはあなたが私を人として扱う場合に限るわね。」

「そして、とても屈辱的だけれど私は情報統合思念体によって、犬としての特性を付加されているわ。散歩が必用だったりね。そういった場合は周りからは私は犬にしか見えないようになっているわ。」

「つまり、俺は周りの目を気にする必要はない。ということだな?」

「えぇ。そうね。そしてこれからが重要なことなの。最初に言った通り、私はあなたの性欲処理の相手。そういった行為をする場合は、私とあなたの周りの情報を遮断し、周囲からは自然な形に見えるようになっているわね」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 19:56:10.22 ID:tuBUJ0fR0

「説明としては大体こんなところかしら。」

「情報統合思念体ってのは随分なご都合主義なんだな。全く意味のわからない連中だ。」

ついつい思ったことが出ちまった。とは言っても誰しもが思うことだろ。

「これは情報統合思念体からのあたなに対する配慮。もし朝倉涼子を周囲から視認可能にした場合、あなたの社会的地位は失われてしまう。」

「あぁ…わかってるつもりだ。だけどまぁ少しは引っ掛かるだろ?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:01:49.47 ID:tuBUJ0fR0

「気持ちはやからないでもないわ。それと…そうそう。」

思い出したかのように朝倉が口を開く。まだなにかあるのか?

「食事の心配はしなくてもいいわ。いくら犬としての特性を付加されたと言っても、ドックフードなんて食べたくないから。それとあなたは昔から私を飼っていたとゆうことになっているわ。そのほうが都合がいいもの。」

全く…徹頭徹尾、ご都合主義なやつらだ。

朝倉に次いで長門が口を開く。

「朝比奈みくるが来る。くれぐれもこのことは他言無用で。」

わかってるよ。それにだれかに話して理解されるようなもんじゃない。

そしておずおずと部室のドアが開かれる。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:05:46.34 ID:tuBUJ0fR0

「あっ、キョン君、長門さん。こんにちわ〜」

朝比奈さんは全くもっていつもの様子だ。どうやらほんとに朝倉のことは見えないらしい。

そのことに改めて情報統合思念体の凄さを垣間見ていると、朝比奈さんがこちらを見つめていることに直ぐには気づけなかった。

「あの…キョン君…。」

朝比奈さんの手にはいつものメイド服。

「あぁ…すいません。」

そう言って俺は部室から退室する。
すると朝倉が歩いても俺に付いてくる。
なるほど…リード持っているから、俺からそんなに離れることができないし、そして今は犬としての扱いではないわけだ。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:10:12.80 ID:tuBUJ0fR0

相変わらず朝倉は不機嫌そうだ。
もっとも、性欲処理の相手として献上されたわけだ、嫌になるのも頷ける。

しかし、かつて殺されそうになったとしても、隣に元クラスメイトで委員長だった相手が裸で立っているとなると、妙な背徳感に襲われるもんだな。

そんなことを考えていると、顔に張り付いているかのような笑顔を浮かべた古泉がやってくる。

そして、古泉の様子を見るとやはり朝倉には気づいてはいなかった。

朝比奈さんが着替え終わり、部室で古泉と将棋をうっていると、重役出勤のハルヒが現れ、団活が始まり、長門の合図で終わりを告げた。

言うまでもなく、ハルヒが朝倉に気付いた様子はない。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:13:34.40 ID:tuBUJ0fR0

そして帰路につくわけなんだが、すれ違う人々や生徒にも朝倉は見えていないようだった。

実を言えば少し不安だったがどうやら杞憂だったらしい。

あまりにも朝倉がいないように皆がするので、ほんとに朝倉がいないのでは、と淡い期待がよぎるのだが、手に握ったリードと、それに繋がれた朝倉を見ると、その期待一瞬で打ち砕かれた。

やれやれ。
どうしたって俺はこんな変なことに巻き込まれるんだ。
俺は言い様のない怒りを道路のアスファルトに打ち付けることしかできなかった。

そんなことを思っていると、すでに家に着いていた。

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:18:16.33 ID:tuBUJ0fR0

「そう言えば俺は昔から犬を飼っていたってことになってるらしいが、今家のなかはどうなってるんだ?」

そう思っているとふいに朝倉が口を開く。

「もし今のように私があなたと散歩等に行っている時以外は、フェイクの犬があなたの部屋にいるようになっているわ。」

「つまり、俺がどこにお前を連れ出そうと、何一つ不自然なことにはならないってことか。」

「そうよ。飲み込みが早いじゃない。私に殺されそうになった時とは大違いね。」

「まさかお前…俺の寝首をかきにきたんじゃないだろうな?」

「有り得ないわね。それならば長門さんが止めていたわ。それとも何かしら?私に殺されたいのかしら?」

ったく嫌な顔をしやがる。

「知らん。好きにしろ。」

そう強がって俺は玄関の扉を開く。

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:21:16.53 ID:tuBUJ0fR0

「キョン君おかえり〜」

シャミセンを抱えた妹が出迎えてくれた。
それで妹よ、お前にはシャミセンの嫌がる姿が見えんのか?

暴れるシャミセンが妹の腕をすり抜け逃げ出す。

「あぁ〜シャミ待ってよ〜」

シャミセンを追いかけた妹が視界から消えたあたりで、俺は部屋へと戻ることにした。
無論朝倉も付いてくる。

部屋に入り、ドアを閉じたところで、再び朝倉が口を開く。
今度はなんだってんだ?

「今、ドアを締めた瞬間にフェイクの犬が消えたわ。そして私は周りからは犬として認識されるようになった。全く…屈辱ね。」

「文句ならお前らのボスに言え。」

「言って変わると思う?」

…俺は情報統合思念体の指揮系統がどうなってるかなんて、知ったこっちゃないが、逆らって変わりはしないのだろう。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:25:19.24 ID:tuBUJ0fR0

年頃の女子が同じ部屋に、全裸の状態でいる。
男子高校生ならば誰しもが喜ぶような状況だろう。
ましてや谷口曰くAAランクプラスの美少女だ。少なからず興奮しないわけがない。

しかし俺の下半身は反応しなかった。
なんたって殺されそうになった相手に欲情せにゃならん。
そんな物好きがいたら、変わってやりたいもんだ。

俺も朝倉も一言も喋らないため、部屋は沈黙に支配されていた。
やはり気まずい…。
朝倉に話しかけようとした矢先、部屋のドアが勢いよく開かれる。

「キョン君〜。」

そこにはビニール袋とスコップを持った妹が立っていた。

「散歩の時間だよ〜。」

そう言えば散歩も特性として付加されていたな。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:28:47.88 ID:tuBUJ0fR0

「いっつもキョン君ばっかりずるいな〜。私だってお散歩行きたいのに〜。」

「なんだ?行けばいいだろ?」

「リョウコはキョン君としか散歩行きたがらないでしょ〜。」

はい。と妹は俺に散歩道具をわたしてきた。
どうやら朝倉は犬としてはリョウコと呼ばれているらしい。えらく短絡的だな。
それに散歩は俺の仕事になっているようだ。
仕方ない。

「わかったわかった。んじゃ行ってくる。」

心底面倒くさい気持ちで一杯だったが、あくまでも朝倉は犬だ。
いかなきゃ不自然だろう。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:32:15.74 ID:tuBUJ0fR0

リードを持って玄関を出たが、なんたって初めての散歩だ。
散歩コースなんてしったこっちゃない。

「なぁ…朝倉。どこに行けばいいんだ?」

「適当でいいわ。それなりに長ければ犬としてはありがたいわね。」

とゆうわけで、俺は適当に町内を歩き回ることにした。

犬としてだからか、朝倉は四つん這いになって歩いていた。

同年代の女子が、自分にお尻を向け、それを振っている光景はえらく官能的だった。
言うまでもなく、朝倉の性器も露出している。
ほんのりと生えた毛にかこまれた朝倉の秘部はとてもきれいで、目がくらんでいまいそうだった。
何かに目覚めてしまいそうだ。

いかんいかん。
これでは情報統合思念体の思うツボだ。
首を大きく左右にふることで、俺は精神の安定を得た。
やれやれ。
散歩がこんな行為だとは思いもしなかった。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:34:40.49 ID:tuBUJ0fR0

だが、俺の心を揺さぶる行為はさらにこの先続くのだった。

犬の散歩をしたら、犬が何をするかわかるか?
そう。マーキングだ。
俺は油断していた。
排尿があんなにも性的興奮を誘う行為だとは思ってもいなかったのだ。

それは家から数百メートルのところにに差し掛かったところで起こった。
あくまでも予測していれば、あんなにも衝撃を受けなかったのだろうが…恨むぞ…数瞬前の俺よ。


「ねぇ…ちょっと…」

朝倉が少し恥ずかしそうに話しかけてきた。

「ん?」

何事だ?何か問題が発生したのだろうか?
次に朝倉が言ったことに、俺は狼狽えることとなる。

「おしっこ…」

「えっ?」

「だからおしっこ!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:38:38.06 ID:tuBUJ0fR0

この時俺は非常に混乱した。
むしろ誰だってするだろうよ。

「えっと…一回家に戻るか?」

「…はぁ。言ったでしょ?私には犬の特性が付加されているって。もう忘れたのかしら?」

「だからあそこで十分よ。」

そう言って朝倉が示す場所は…電信柱だった。

なるほど。妙に納得してしまった俺がいた。

朝倉に引っ張られるままに電信柱のもとまでいくと。
朝倉はすこし戸惑った様子で頬を赤らめたが、意を決したようだ。


次の瞬間、朝倉は片足を上げ、犬がマーキングする時のあの姿勢をとった。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:42:37.26 ID:tuBUJ0fR0

「なっ…!」

俺はその光景を見てはいけないと思いつつも、目を離すことができなかった。

片足を大きく上げたことで朝倉の秘部は左右に開かれ、きれいなピンク色の粘膜がその姿を露にした。

朝倉が腹部を多少上下させると、尿道から数滴の尿が飛び出した。
朝倉は顔を真っ赤にしている。
犬の特性を付加されたとは言え、排尿を見られるのには抵抗を感じてしまうらしい。

数滴の先駆けの後、今度は勢いよく黄金の水が陰唇の間から流れ出した。

じゃばばばば

まるで世界で今朝倉の排尿が奏でる音以外の音が無くなってしまったのではないかと思うほど、俺はその音に聞き入ったらしい。

今度は鼻にアンモニアの臭いが飛び込んで来る。
普段ならば不快なこの臭いも、今目の前で美少女が出したものと思えば甘美な香りとなった。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:47:17.83 ID:tuBUJ0fR0

排尿が終わるのか、次第に尿の勢いは弱まり、やがては止まった。

朝倉の性器を被う毛にも些か尿がついたようで、そこから垂れる滴が、朝倉自身が作り出した泉に滴り落ち、水面に波紋を作り出していた。

朝倉の太股にも尿は垂れ流れ、陰部は尿のせいで夕日に照らされて輝きを放っていた。

なんて神秘的な光景だろうか…
俺はいつの間にかそう思っていた。

女子の排尿なんて男子からしたら謎のベールに包まれた、その全貌を知ることなどできない真性なものだ。

それを目の前でリードに繋がれた美少女がやってのけた。
こんな光景を見ればどんな男だって美しいと思えるだろう。
俺が保証してやる。

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:50:29.39 ID:tuBUJ0fR0

排尿が終わった朝倉は歩きだそうとする。
ここで我に返った俺は

「お…おい朝倉!その…拭かなくていいのか?」

と、デリカシーの欠片もないことを聞いてしまった。

「あ…あなたは犬のマーキングの後に尿を拭く飼い主を見たことあるのかしら?」

耳まで真っ赤にした朝倉が俺を睨みながらいい放ち、強引に散歩を続行した。

…しかし悲しいかな犬の特性。
朝倉はその後何度もマーキングを繰り返した。

その度に俺は言い様のない感情を覚えるのだった。


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:53:23.45 ID:tuBUJ0fR0

波乱万丈の散歩を終え、家に返った俺はあまりの精神的な疲労に、飯をたべ、風呂に入って寝ることにした。

散歩の際はゆらぎそうになったものの、今後は気をひきしめないとな。
そう心に決め、俺は深い眠りに落ちた。

翌朝、妙な感覚がして目覚めてしまった。
下半身から感じる、過去に経験のない感覚に俺は薄目を開けて下半身を見る。

そこには、朝とゆうこともあって肥大化した俺の陰茎を懸命に舐める朝倉の顔があった。

「っつ!…おい!」

予想外の事態に俺は朝倉に文句を言おうと上半身を持ち上げるが、脳が覚醒したせいか、下半身から快感が全身を駆け巡り、それ以上言葉をつむぐことができなかった。

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:56:55.47 ID:tuBUJ0fR0

「あら、やっと起きたのね。」

そう言って朝倉は再び陰茎を舐め始める。
根本から先へと朝倉の舌は俺の陰茎を蹂躙し、時には肛門まで舌でなめ回された。

「なんたって…!こんなことっ!?」

「言ったでしょ?私はあなたの性欲処理の相手。当然のことをしているまでよ。」

なるほど。
俺が望むもうと、望むまいと、結果的にはこうなるわけかよ…!
しかし昨夜気を引き締めると決めたのに、今の俺には朝倉を止める気すら起きなかった。
ただただ快楽に身を預けることしかできなかった。


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 20:59:01.59 ID:tuBUJ0fR0

俺が何も言わないことを、肯定と受け止めた朝倉はひたすら俺の陰茎に快楽を与え続けた。

時には睾丸を柔らかな手つきで揉みほぐし、時には激しく陰茎をくわえて上下に口を動かした。

朝倉にこんなことをされるなんて、そんな非日常感が俺をさらに快楽へと駆り立てた。

じゅぼじゅぼと朝倉が俺の陰茎をくわえ、上下する音が部屋に響く。
対して俺は、あっ…だとか、うっ…だとか、そんな情けないこえしか出せないようになっていた。

「思ったよりは、持ちこたえるのね。感心したわ。でもそろそろ…」

「イ・カ・セ・テ・ア・ゲ・ル」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:01:11.91 ID:tuBUJ0fR0

そう言うと朝倉は陰茎の先をくわえ、いわゆる亀頭を舌先で刺激し、竿の方を手による上下運動で激しく擦り出した。

朝倉はその間も、俺を上目遣いで見つめてくる。
優等生のクラスの委員長。
そんな相手にこんなことをされていると考えた瞬間に、背徳感にからか一気に快感が後押しされ、俺は果ててしまった。

「んっ…」

短くそう言った朝倉が俺の精液を口で受け止める。
どれだけの量をだしたのかはわからないが、朝倉はすべてを口で受け止めた。
そしてさも当たり前と言わんばかりにそれを飲み下した。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:04:58.69 ID:tuBUJ0fR0

「男の人は、飲んであげたら喜ぶのよね。やっぱり有機生命体のことは理解できないわね。」

そう言って朝倉は再び俺の陰茎をくわえて、ちゅう、と尿道に残ったら精液を吸い上げた。
思わぬ快感につい腰が浮いてしまう。

「さ、性欲処理は終わったわ。あなたは学校へ行く準備をしないといけないわ。」

気がつけばもうそんな時間だった。

準備をして学校に出掛けたが、朝倉と一緒では何をされるかわかったもんじゃない。
念のため朝倉は家にいるように言っておいた。

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:08:10.70 ID:tuBUJ0fR0

それからは、朝には性欲処理をされ、学校へ行き団活を終え、家に帰れば朝倉の散歩へ行き、排尿を眺め、排便を処理、家に帰れば、時には風呂にいれ、また、勃起をしている毎に手と口で抜かれる。
そんな毎日を繰り返していた。

そんな日々が続くことで、俺の感覚は段々と麻痺して行ったのだろう。

ある日から俺は朝倉を学校、ひいては、休日の不思議探索にまで連れて行くようになった。

精神的に興奮してしまった際は、いつ、どこででも朝倉に処理をさせた。

まわりのやつらはだれも今俺が何をしているかわかっていない。
そして大多数に囲まれたなかでそんな行為をすることに、俺は異常な興奮を覚えるようになっていった。

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:09:35.50 ID:tuBUJ0fR0

しかし、こんな俺でさえ、一つだけ守っていることがあった。
朝倉の膣への性器の挿入行為だ。

しかし、そんな決めごとも朝倉のある一言によって簡単に破られてしまった。

「いつまでも私とすることだけは避けているみたいね。だけどいいこと教えてあげるわ。」

「私はあなたとしても妊娠しないようになっているわ。つまり、ごむも不要。中出しし放題。」

この一言で俺の中の名にかが吹っ切れた。
この世にこんなことを言われても、我慢できる男なんていない。
そう自分に言い聞かせて、自分を正当化させることくらいしか、俺には残された道はなかった。


その日、俺は自室で朝倉と交わった。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:11:01.42 ID:tuBUJ0fR0

ベットに朝倉を押し倒す。
朝倉は妙に勝ち誇った顔をしていたが、俺にはそんなことどうでも良かった。

朝倉に覆い被さり、唇を奪う。
ついばむようなものから、ねっとりとした深いものまで。
朝倉はそれを受け止める。
抵抗などするわけもない。

しだいに俺の手が朝倉の胸へとのび、そこにあるやわらかな物体を揉みしだく。
その頂上にある突起が次第に固くなってきた。

インターフェースにも性感があるのか、はたまた、ただの生理現象か。
わかるはずもなく、俺はその突起へと吸い付いた。

「あっ…んっ………っ」

時折朝倉が漏らす艶めいた声が、一層俺の性欲を加速させた。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:13:01.95 ID:tuBUJ0fR0

ここで俺は朝倉を四つん這いにさせた。
普段から散歩で見馴れているはずなのに、いまの朝倉はとても魅力的に見えた。

四つん這いになった朝倉の秘部は、散歩の際に尿で濡らしているのとは異なり、俺の陰茎を向かえ入れる準備が出来ていた。
艶かしく光る朝倉の陰部は、興奮をさらに助長する。

試しにそこへ指を差し込み、引き抜いて見れば、朝倉の膣と俺の指の間には、粘りけを帯びた糸が架かっていた。

顔を近づけ、ペロリと舐めてみれば

「ひゃっ!」

と朝倉が驚いたような声をする。
俺が舐めるとは思ってもいなかったのだろう。

毎朝舐められているお返しといわんばかりに、俺は朝倉の秘部へむしゃぶりついた。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:14:07.44 ID:tuBUJ0fR0

ペロリペロリと俺は朝倉の秘部を舐める。
そこから流れる液体は、枯れることを知らず、奥からこんこんとわき出てきた。
俺はそれをあまさず舐めとる。

甘露。
その言葉がもっとも似合うものだった。
舌にからまる、ほどよい粘りけ、ほんのりとした塩味。
そしてなによりそれを作り出すのが、朝倉ということが、俺の味覚を悦ばせていた。

舐めていれば、舌先に固いものが当たる。

「んんんっっ!」

朝倉が今までで一番の反応をする。
なるほど、朝倉はここが一番のいいのか。
そう理解した俺はそこを重点的には責める。
舌全体で舐めることを繰り返して、時に不意打ちのように強く吸う。
それをひたすら続けた。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:16:05.47 ID:tuBUJ0fR0

そうこうしていると

「―――――つうぅぅっ!」

と朝倉の口からもれるのと同時に、朝倉は腰を大きく震わせた。
なるほど朝倉は絶頂を向かえたらしい。
どうやら朝倉は絶頂を向かえる際にあまり声を出さないようだった。

「―っ――はぁ―はぁ―」

朝倉は四つん這いの姿勢のまま乱れた呼吸を整える。
たが俺は朝倉に休憩を与える気などさらさらなかった。
なにより俺自身が我慢することができなかったのだ。

そのまま朝倉の腰をつかみ、朝倉の秘部へと挿入を試みる。

「ちょ…ちょっとキョン君。いったばかりだから…もうちょっと待ってくれてもいいんじゃないかしら…?」

初めて二人きりの時に朝倉が俺をキョン君と読んでくれたことに軽い感動を覚えるが、そんなことは今の俺には何の抑止力にもなり得なかった

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:17:07.20 ID:tuBUJ0fR0

そのまま朝倉の秘部へと陰茎を挿入する。
もともとかなりの湿り気を帯びていたため、すんなりと挿入することができた。

待ちもせずに入れられたことによる、朝倉は驚きと快感で何も言えなくなっていた。

朝倉の中はとても暖かかった。
いや熱かったといった方が正しいだろう。
それほどに朝倉の秘部は熱を帯びていた。

俺は腰を前後に振る。
そうすると朝倉の膣が絡みつき、差し込む度に俺の陰茎を締め付け、俺をかつてない快感へと導く。

俺は快楽を貪るように何度も朝倉の中へと出入りをした。
繰り返していくうちに朝倉の口からは嬌声が漏れ出し始めた。
軽やかなソプラノのその声で、そんな艶かしい朝倉の鳴き声を聞くことになるなんて、誰が想像しただろうか。

今この瞬間は、俺が朝倉を支配していた。
その事実が堪らなく俺を興奮させる。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:18:12.33 ID:tuBUJ0fR0

後ろから何度も何度も朝倉を突いた。
野生動物と化した俺は腰を動かす以外に何も考えることができなかった。
否、それ以外に何も考える必要がなかった。

俺の限界も近いていた。

「朝倉…俺はそろそろイきそうだ。」

「言ったでしょキョン君。っ…はぁ…!そのまま中で出していいって。」

「あぁ…そうさせて…もらうっ…!」

俺が最後に目一杯腰を振ると、朝倉の中が今までに無いくらいに締め付けてきた。
どうやらイったらしい。
その朝倉の締め付けてで、俺も朝倉のなかで果ててしまった。

ドクンドクン
朝倉の中で、俺自身が激しく脈打つ。
その度に朝倉もびくびくと腰を震わせた。

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:20:13.23 ID:tuBUJ0fR0

最後の脈動が終ると、俺は朝倉から陰茎を抜いた。
朝倉の出す液体に濡れたそれは、全て出しきったのか、力なく下を向いたら。

朝倉はそのまま暫くは動かなかった。
いや動けなかったのだろう。
朝倉の膣が収縮するのを手持ちぶさたに見つめていると、その奥から白い液体が顔を覗かせた。

俺が朝倉に種付けした確かな証拠がそこからあふれでていた。
もっとも、種がつくことなどあり得ないのだが。

ぽたぽたと俺の精子は朝倉の中からこぼれ落ち、俺のシーツにシミをつくっていった。


これが俺と朝倉の初めての交わりだった。


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:20:58.00 ID:tuBUJ0fR0

一度でも麻薬に手を出してしまうともう引き返すことができないように、俺も朝倉との性交にのめりこむようになってしまった。

それだけならまだしも、それは俺の実生活まで確実に蝕んでいった。
初めの方こそ学校や人気の多いところで行為に及ぶことに興奮を覚えていたが、次第にそれにも飽きが訪れ、自室で長時間朝倉と、行為に及ぶことの方に悦びを覚えるようになっていった。
恐らく俺は朝倉との間に愛を感じていたのだろう。
二人きりで過ごすことの方に重きを置くようになってしまっていた。

故に放課後になれば、直ぐに自宅へと戻り、朝倉と行為に及んだ。

もちろんSOS団のみんなに、来るように何度も誘われたが、俺はすべて断った。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:23:22.53 ID:tuBUJ0fR0

そのおかげで、ハルヒや長門、朝比奈さんや古泉、谷口たちまで、俺とは疎遠になっていった。
しかし、そんなこと俺にはどうだってよかった。

ある日いつものよいに朝倉と行為に及んでいると、こんなことを言われた。

「キョン君が団活にいかなくなったおかげで涼宮ハルヒに大きな影響がでたの。それでかつてない規模の情報爆発が観測されたの。恐らくこれで情報統合思念体は自律進化の可能性を得ることになるわ。」

「何もかもがキョン君のおかげよ。ありがと。」

そう言って朝倉は眩い笑顔を俺に向けた。

「それで、本来私の役割はこれで終わりなんだけど…」

その言葉に俺は目を見開く。
今朝倉を失えば俺はもう生きてはいけない。
そう思ったからだ。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:24:38.31 ID:tuBUJ0fR0

「だけど、情報統合思念体は今回のあなたの働きと協力に感謝と敬意を示し、私をあなたに献上することが決定したの。」

「だからこれからもずっと一緒だよ?キョーン君♪」




俺は色々なものを失った。
その中にはもう二度と取り戻すことができないものもあっただろう。
それら全てと引き換えに俺は朝倉涼子を手に入れた。

どのように罵ってくれてもかまわない。
どれほど責められようがかまわない。
確かに俺は性欲に負けただめな奴かもしれない。
だけど…



俺は今最高に幸せだ。





57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/30(金) 21:25:17.27 ID:tuBUJ0fR0

終わり

今度は絶体に「」をつける。絶体にだ



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