ハルヒ「今度の金曜日に不思議探索に行くわよ!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ロン「いやwww悪いねハリーwwww」ハーマイオニー「ごめんねハリー」

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1 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/09(金) 22:17:52 ID:QPtlMon20

と、ハルヒが言ったのは一週間前の金曜日だった。まさかあんな悲劇が起こる事も知らずに•••
探索前日---in部室---  みくる「明日で皆さんとお別れです…いままでありがとうございました!」
ハルヒ「大学に行っても頑張るのよ!」
キョン&古泉「おつかれさまでした!」
---そして次の日、朝日奈さんは北高を去っていつた---

2 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/09(金) 22:43:45 ID:QPtlMon20

卒業式の後、朝日奈さんのいないSOS団全員で昼食を食べた後、不思議探索へと向かった。阪Q電鉄などを乗り継ぎ、午後14時頃、太平洋を目の前に俺らSOS団は不思議探索をしていた。
---しばらくすると古泉の携帯から変な音がした。そのとき、地面がまるで化け物のようにうねりだした。
古泉「皆さん頭を守ってください!」
古泉がいつもの笑顔ではなく真剣な顔になっている。俺も頭を守りつつ、ある事が脳裏をよぎる。そう、津波だ。
しばらくすると揺れは収まり、近くの家から一人の老人が近づいてきた。
老人「そこの若い子達!早く高台へ逃げるんだ!すぐに津波がくるぞ!」
俺達は一心不乱に高台へと逃げた。そこで気付いた。ハルヒがいないのだ。周りを見回すとさっき俺達がいた場所でただ一人海を見ていた。俺は必死に叫んだ。
俺(キョン)「ハルヒ!そこから逃げろ!」

3 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/09(金) 22:48:33 ID:QPtlMon20

暗い内容です。更新は1日一回しかできないので心の広い人は保守してください m(_ _)m あと本文中の“俺”とはキョンのことです。

4 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/10(土) 11:46:08 ID:NpMHekDE0

ハルヒ「嫌よ!津波なんてめったに来ないんだから!この目で見てみたいのよ!」
キョン「何言っているんだ!1Om級の津波が来るんだ!早く高台に逃げるんだ!」
 ハルヒは俺の言葉も聞かなかった。
キョン「長門、情報操作でどうにかできないのか?」
長門「できない。この近くにある強力なパワースポットのせい。」
そんな事を話しているうちに津波の第一波がやって来て、ついにハルヒを飲み込んでしまった。
高台に行く時に俺がハルヒに気づいていれば助かったのに。
ーーーSOS団から朝日奈さんが居なくなり、そして八ルヒまで居なくなってしまった。ーーー
アナ「先程14:36分頃に発生した東海地方を震源とする地震により、静岡県などの沿岸部に大津波警報が発表されています。絶対に海に様子を••••」
俺はこの後記憶がない。目が覚めたのは焼津駅前だつた。どうやら電車は走っているらしい。
キョン「なあ古泉、俺は何日ぐらい気を失っていたんだ?」
古泉「おや、キョン君起きましたか。軽く2日間は気を失っていましたね。僕達はこれから大阪方面へ電車で行きます。長門さんの情報操作のおかげです。」
キョン「2日間も気を失っていたのか。」
と、言った後自分の携帯のメール受信欄を見た。しかし、そこにハルヒのメールはなかった。

5 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/10(土) 11:57:29 ID:NpMHekDE0

俺達は何とか自分達の家に帰れた。とりあえず親に事情を説明し、自分の部屋へと向かった。改めてメールを見ると、谷口•国木田•朝日奈さんから生存しているかとメールが来た。俺は全員にハルヒが亡くなった事を知らせた。
外では多くの人が買い出しに向かっている。俺はまた眠ってしまった。

6 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/10(土) 12:23:44 ID:NpMHekDE0

目が覚めたのは携帯がメールを受信した時だった。外はすでに真っ暗だ。メールを見て見るとなんとハルヒからだった!
メール「キョン、生きている?私はあのとき居た老人に助けられたの。今は名古屋の親戚の家にいます。ところでさっきニュースで言ったいたんだけど、静岡にある発電所が津波の被害に遭ったんだって。そっちには明日帰れるわ。」
俺は号泣した。ハルヒは生きている。さっそく全員にメールでハルヒの生存を知らせた。しかし、古泉からのメールで絶望した。ハルヒが言っている発電所とは原子力発電所の事だという。すぐにテレビを見ると原発事故の情報が流れている。
アナ「H岡原発の一号機から高濃度の放射線が放出されていると•••」
そんなことを言っていたが、別に俺達には関係無いと思ったので夕食を食べた後は寝てしまった。

9 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/10(土) 21:43:28 ID:NpMHekDE0

翌日、俺はハルヒを迎えに行った。
ハルヒ「あの時はどうなるかと思ったわ。でもね、あの人のおかげで助かったわ。」
キョン「俺はあの後ショックで気絶したんだ。しかも2日間もな。」
ハルヒ「あら、キョンって意外とハートが弱いのね!」
キョン「しょうがないだろ。すごくショックだつたんだから。」
などと会話をしたあと、話は本題へとうつる。
キョン「ところでハルヒ、親戚の家は豊橋ではないよな?」
ハルヒ「豊橋だけどなにか?」
キョン「いや、ただ聞いてみただけだ。」
ハルヒ「ふぅ〜ん。変なキョン!」
ハルヒ、お前の命は長くないかも知れない。豊橋には高濃度の放射能が降り注いだからだ。

10 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/10(土) 22:02:31 ID:NpMHekDE0

---そして月日が過ぎ、あの震災から十年が過ぎようとしていたある日---
俺の妻であるハルヒは目の前で倒れた。
キョン「おい、ハルヒ!どうした!」
反応がない。ここで俺は会社で学んだ人口蘇生を試みた。そして救急車を手配した。
消防「こちらは、西宮消防署です。どうしましたか?」
キョン「つ、妻のハルヒがいきなり倒れて意識がありません!」
消防「住所と倒れた方のお名前をお願いします!」
キョン「O阪府西宮の...」
---ハルヒは大学病院へと搬送された---
医者「奥さんは白血病になっています。」
あぁ、俺が心配していた事が的中した。

14 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/11(日) 12:34:40 ID:FZqmGcVo0

医者「奥さんの命は長くありません」

俺はこれからどうすればいい?

重い足を引きずりながら、家に戻った。

キョン「ハルヒ、お前より先に逝くが許してくれ」

俺は台所の包丁を手に取り、絶命しようとした。

しかし、それは長門によって止められた。

長門「あなたは死なせない。涼宮ハルヒが

あなたが死ぬことを望んでいないから」

長門「涼宮ハルヒはそれが最期の団長命令だと言った」

その後長門はまぶしい光を放って消えた。

長門がいた所には一つのCDがあった

15 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/11(日) 13:02:14 ID:FZqmGcVo0

もう最後です。。。
そのCDにはたった一曲しか入っていなかつた。

その曲はドリカムの“何度でも”だった。

---10000回ダメでヘトヘトになっても

10001回目はなにか変わるかもしれない---

そうか、ハルヒはこれが言いたかったんだ。

それから一週間後、ハルヒは天国へと逝った。

葬式は身内だけで済ました。

ありがとうハルヒ。このCDは大切にする。

---それから一年後、原発事故を起こした電力会社の社員が

逮捕•起訴され、遺族に謝罪しに来た---

社員「この度の原発事故によって奥様の命

を失わせてしまい、大変申し訳ありませんでした」

キョン「今後は二度と事故を起こさないようにしてください」

キョン「わざわざ大阪まで来てくださり、

有難う御座います。妻のハルヒも納得したと思います」

ハルヒ「10001回目は何か変わるかしら!」

     あぁ!きっと変わるさ!

〜fin〜

16 名前:名無しの平凡人生[] 投稿日:2011/09/11(日) 21:28:07 ID:FZqmGcVo0

ちょっとオチがダメだったかな?でもこれで終わります。

様々なご指摘有難う御座いました。



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