ゲンドウ「エヴァのSSを書くのなら今日だ!」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:こなた「え・・・私のことが・・・好き?」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:27:16.82 ID:34Jcx3Jm0

ゲンドウ「書く気がないのなら帰れ!」

シンジ「そんな……そんなのってないよ!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:29:02.46 ID:34Jcx3Jm0

ゲンドウ「うるさい……決定事項だ」

ゲンドウ「黙って従え」

シンジ「そんな……いつもならしっかりネタ作ってからスレ建てるのに
    こんなに急じゃ無理だよ!」

ゲンドウ「ならば帰れ」

シンジ「父さんっ!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:30:13.63 ID:34Jcx3Jm0

ミサト「だめよ、シンジくん。書きなさい」

シンジ「ミサトさんまで!?」

ミサト「これはあなたの為でもあるのよ」

シンジ「それって、どういう…」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:31:51.02 ID:34Jcx3Jm0

ミサト「いいから書きなさい。それとも書きたくないの?」

シンジ「それは……」

ミサト「書きたいんでしょう?」

ミサト「だったら書けばいいじゃない」

ミサト「誰に憚ることもない。あなただけの物語を!」

シンジ「ミサトさん…」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:33:29.42 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「分かった、書くよ……僕が書きます!」

ゲンドウ「よく言った、シンジ」ニヤッ

シンジ「見ててよ、父さん!すごいの書いて、父さんをビックリさせて
    やるんだから!」

ゲンドウ「楽しみにしている…」プツッ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:35:53.98 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「……けど、どうしよう」

シンジ「面白いSSなんて僕に書けるのかな?」

ミサト「大丈夫よ、シンジくん。あなたなら出来るわ!」ビッ

シンジ「ミサトさん……ありがとう!なんだか元気出てきた」

ミサト「そう、良かったわ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:38:51.05 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「そうだ!ミサトさんも手伝ってくれませんか?僕のSS」

ミサト「ごめーん、あたしちょーっち忙しいのよね、最近」

シンジ「……そうですか、すみません」

ミサト「あやまらないで!」

ミサト「青い狸の件が片付いたら、手伝ってあげるから!」

シンジ(青い狸?)

シンジ「よく分からないけど、分かりました!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:40:45.03 ID:34Jcx3Jm0

ミサト「ん、良い返事」

ミサト「あたしも、あなたのSS楽しみにしてるからね」

シンジ「はい!」

ミサト「じゃ、またね。シンちゃん」チュ

シンジ「はいっ!」



ブロロロロロロロ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:42:41.85 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「さてと……一人になっちゃたな」

シンジ「……考えても仕方ないや」

シンジ「SSに協力してくれそうな人の所に行って、頼んでみよう」

シンジ「やっぱり、いろんな人のアドバイスって必要だもんね」

シンジ「よしっ!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:45:19.73 ID:34Jcx3Jm0

???「でやぁぁぁぁああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

        ドゲシッ

シンジ「う、うわぁぁぁぁ!?」デデーン

シンジ「な、なんだぁ!?何が起こったんだ?」キョロキョロ

アスカ「あんたバカァ!?」

シンジ「ア、アスカ!?」

アスカ「このあたしを差し置いて、一人でSS書こうだなんて、生意気なのよ!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:47:46.28 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「え、え?」

アスカ「だから、あたしにもやらせろって、言ってんの!」

アスカ「頭悪いわねぇ」

シンジ「???」

アスカ「ちょっと聞いてるぅ?」

シンジ「ご、ごめん」

シンジ「そうだね……アスカが手伝ってくれるなら心強いよ!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:50:37.37 ID:34Jcx3Jm0

アスカ「ばっ、か、勘違いしないでよね!」

アスカ「誰もあんたを手伝ってあげるなんて一言も言ってないわ!」

シンジ「え、そうなの?」

アスカ「そうよ!」

シンジ「そ、そっか。また僕の勘違いだったんだね、ごめんアスカ…」

アスカ「うぅぅぅぅ」

シンジ「アスカ?」

アスカ「こんの……鈍感!!!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:54:23.99 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「えっ、えっ!?」

アスカ「そんなんだから、いつもあんたは……」グチグチ

シンジ「あの〜、惣流さん?」

アスカ「式波よ!」

シンジ「え?式波?」

アスカ「そうよ!あんたまだあたしの名前覚えてなかったの?」

アスカ「一緒に暮らしてるのにぃ?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/26(金) 23:57:23.30 ID:34Jcx3Jm0

シンジ「え……だって…最初に会ったとき、アスカは惣流・アスカ・ラングレーって…」

アスカ「いつの話をしてるのよ、あんたは!」

アスカ「時代は式波よ!式波・アスカ・ラングレー!」

シンジ「へ、へぇ、そうだったんだ…」

アスカ「そうよ!」

シンジ「知らなかった、アスカ、結婚してたんだね…」

アスカ「へぇ!?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:00:04.45 ID:ifYVhOQc0

シンジ「だってそうでしょ?名字が変わったってことは…」

アスカ「バッ、勘違いしないでよ!」

アスカ「あたしは別に結婚したわけじゃ…」

アスカ「てゆーか、この年で結婚ってバッカじゃないの?」

シンジ「でも、外国では僕達の年齢でも大人として扱われるんだって
    教えてくれたのはアスカじゃないか」

シンジ「だからてっきり…」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:02:56.84 ID:ifYVhOQc0

アスカ「ちょ、やめてよ!あたしは結婚なんてしてないから!」

シンジ「本当?」

アスカ「本当よ!」

シンジ「そっか、良かった」ニコッ

アスカ「えっ?」キュン

シンジ「アスカが結婚してたら、もう今までみたいに一緒に生活
    できなくなるのかと思って、ちょっと寂しかったからさ…」

アスカ「あんた…」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:04:55.28 ID:ifYVhOQc0

シンジ「だから、これからもアスカと一緒に暮らせるかと思うと、僕も
    嬉しいよ」ニコッ

アスカ「/////」カァァァァ

アスカ「バ、バッカじゃないの!?」プイ

シンジ「ははっ、そうかも」

アスカ「大バカよ!」

シンジ「ははは」

アスカ「……ふん」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:08:40.81 ID:ifYVhOQc0

アスカ「……仕方ないわね」

シンジ「?」

アスカ「仕方ないから、手伝ってあげるって言ってんの。あんたのSS」

シンジ「本当?」

アスカ「ホントは、あんたからスレ奪って、一人で完璧に書き上げて、
    株を上げるつもりだったんだけど…」

シンジ「……」

アスカ「でもま、良いわ。感謝しなさい、このあたしが手伝って
    あげるんだからね」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:12:11.67 ID:ifYVhOQc0

シンジ「うん!ありがとう、式波!」

アスカ「////」カァァァ

アスカ「ア、アスカで良いわよ…」ボソボソ

シンジ「式波?」

アスカ「アスカで良いって言ってるでしょ!」

アスカ「その代わり、あたしもあんたの事バカシンジって呼ぶからね!」

シンジ「うん!」パァァァァ

アスカ「こいつ……調子狂うわね…」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:15:54.39 ID:ifYVhOQc0

シンジ「じゃあさ、アスカ。さっそく出悪いんだけど…」

アスカ「なによ」

シンジ「面白いSS書くには、どうやって書けばいいのかな?」

アスカ「はあ?」

シンジ「だから面白いSSだよ」

シンジ「僕は父さんに面白いの見せてあげるって約束したんだ!」

シンジ「そのために、アスカの意見を聞きたいんだけど…」チラッ

アスカ「……あんた、バカね」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:17:52.43 ID:ifYVhOQc0

シンジ「……え?」

アスカ「あんたにとって、面白いSSってなに?」

シンジ「それは……面白いSSは面白いSSだよ」

アスカ「はい間違い。ブー」

シンジ「なっ……」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:20:15.51 ID:ifYVhOQc0

アスカ「根本的に間違ってるわ」

アスカ「面白いSSなんか書こうと思って書けるものじゃないのよ」

シンジ「?」

アスカ「分かってない顔してるわね」

シンジ「ごめん…」

アスカ「良いわ、あたしが手取り足とり教えたげる」

シンジ「……」ゴクリ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:23:16.23 ID:ifYVhOQc0

アスカ「まず、世の中には多くのSSがあるの。これは知ってるわね?」

シンジ「それくらい知ってるさ。バカにしないでよ」

アスカ「で、面白いSSってのは、その内のほんの一握り」

アスカ「でもそれが万人にとって面白いかは別問題」

シンジ「???」

アスカ「つまり、人によって感想が違うのよ」

アスカ「誰にとっても面白いSSなんか存在しないわ」

シンジ「そんな……そんなのって…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:26:16.03 ID:ifYVhOQc0

アスカ「悔しい?でもそれが現実」

アスカ「このSSがつまらないっていう人だって絶対に存在するの」

アスカ「ううん、もしかしたら面白くないって人の方が多いかも…」

シンジ「え?」

アスカ「ま、この話は置いといて……あんたは誰に読んでもらって、誰に
    面白いと思ってもらいたいの?」

シンジ「……父さん、かな」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:29:03.71 ID:ifYVhOQc0

アスカ「じゃ、バカシンジは碇指令のために思って書かなくちゃダメ」

アスカ「下手に他の客層まで喜ばそうといろいろ手を伸ばしたら失敗するわ」

シンジ「そうなの?」

アスカ「ええ……間違いないわ」

シンジ「もしかして……アスカも失敗…」

アスカ「す、するわけないでしょ!このあたしが失敗!?バッカじゃないの!?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:32:20.52 ID:ifYVhOQc0

シンジ「ごめん…」

アスカ「……昔」

シンジ「?」

アスカ「昔、やっちゃったのよ」

アスカ「恋愛とバトルと推理と伏線を敷きまくった作品を……」

アスカ「全てを包括して、全てが調和の取れてる作品を作ろうとした…」

シンジ「……」

アスカ「結果は……長くなりすぎて途中で飽きたわ」

シンジ「え?」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:34:22.99 ID:ifYVhOQc0

アスカ「おもに推理パートが長くなりすぎたせいね……」

アスカ「しんどくなっちゃって途中で放棄したわ」

シンジ「あの〜アスカさん?」

アスカ「だから、こんな真似は絶対にしちゃいけないの!」

アスカ「分かった?」

シンジ「う、うん…」

アスカ「よろしい♪」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:38:03.47 ID:ifYVhOQc0

アスカ「話がそれたわね」

アスカ「結局、面白いかどうかなんて人それぞれなんだから、面白いと
    思って欲しい人に向けて作品を書きなさいってことよ!」

シンジ「へ〜〜〜」

アスカ「で、そのためにはジャンル選択が重要よ!」

シンジ「ジャンル選択?」

アスカ「そっ、ジャンル!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:41:58.49 ID:ifYVhOQc0

アスカ「恋愛とかホラーとか鬱とかいっぱいあるでしょ?」

アスカ「あれよ、あれ!」

シンジ「あ〜妹とか姉とか、兄とかあぁいう奴か…」

アスカ「あんた、いっつもそんなスレばっか見てんの?」

シンジ「ううん。ハッサンやベジータのスレも見てるよ」

アスカ「それ、この間のホモスレじゃない…あんたまさか…」

シンジ「ち、違うよ!誤解しないでよ!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:45:50.82 ID:ifYVhOQc0

アスカ「本当かしら…」

シンジ「う、ウソじゃないよ!封神演義スレとかも見てたよ!」

アスカ「ふ〜〜〜ん…」

アスカ(封神演義スレとかあったかしら?見た事ないんだけど…)

シンジ「信じてよぉ、アスカァ!」

アスカ「……まぁ、いいか」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:48:55.61 ID:ifYVhOQc0

アスカ「ジャンルについてはまあ分かってるみたいだけど、シンジ、
    あんたはどういうジャンルでSS書こうと思ってる?」

シンジ「そっか……そういえば考えてなかったな…」

アスカ「やっぱり!面白いSSが書きたいとか言う前に、せめてジャンル
    くらい考えときなさいよ!」

シンジ「し、仕方ないだろ……急に父さんに頼まれたんだから…」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:53:41.98 ID:ifYVhOQc0

シンジ「それに……だいたいこのSSだってジャンルなんか存在しない
    じゃないか!」

アスカ「これは作者のただの自己満足だから良いのよ!」

アスカ「第一、スレタイから>>6までで既にもう満足していて、後は
    別にどうなってもいいやと思いながら書いてるんだから
    ほっといてよ!」

シンジ「そんな……そんなのってないよ!」

シンジ「そんなこと言われたら、いつ投げ出すんじゃないかってビクビク
    しながら読まなくちゃならないじゃないか!」

シンジ「もっと読者のことも考えてよ!」

アスカ「うっさいのよ!」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:56:43.61 ID:ifYVhOQc0

アスカ「あたしは読者のために書いてんじゃないのよ!」

アスカ「書きたいから書いてるだけなのよ!」

シンジ「ア、アスカは作者じゃないでしょ!?」

シンジ「さっきから何言ってるんだ?」

シンジ「中の人ネタはつまんなくなるから、もうやめようってこの前
    反省したばかりなのに!!!」

アスカ「あんたも中の人ネタ使ってんじゃない!同罪でしょ!」

シンジ「僕は違うよ!」

アスカ「いーえ、違わない!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:58:58.97 ID:ifYVhOQc0


〜〜〜3時間後〜〜〜



シンジ「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」

アスカ「はぁ、はぁ、はぁ…」

シンジ「ねぇアスカ…」

アスカ「なによ」

シンジ「もう、やめやない?」

アスカ「……」

シンジ「僕たちが争う意味って、ないと思うんだ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:00:58.15 ID:ifYVhOQc0

アスカ「……」

シンジ「それより、時間も時間だし、さっさと面白いSS書いて父さんを
    喜ばしてあげたいんだ」

アスカ「……」

シンジ「だから…」

アスカ「ふん!分かったわよ、仕方ないわねぇ…」

シンジ「アスカ!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:05:00.83 ID:ifYVhOQc0

アスカ「で、あんたはどういうジャンルのSS書きたいのよ?」

シンジ「そうだなぁ……父さんに喜んでもらいたいから、やっぱり僕と
    父さんが物語の中心になれるジャンルかな」

アスカ「あぁ〜〜〜、仲の悪い親子がだんだん打ち解けてくハートフルな
    奴ね」

シンジ「そう!そんなの」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:06:57.94 ID:ifYVhOQc0

アスカ「じゃあ、そういう路線で書いてみたら?」

アスカ「出来たらオカシイ所ないか、見てあげるから頑張んなさい」

シンジ「うん!お願いするよ」

シンジ「じゃあ、さっそく取り掛かる」

シンジ「また後でね」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:08:49.43 ID:ifYVhOQc0

で。


シンジ「出来た!」

アスカ「思ったより早かったわね」

シンジ「へへへ、自信作!アスカも見てよ」

アスカ「どれどれ…」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:11:31.91 ID:ifYVhOQc0

私の名は碇ゲンドウ

息子からは、まるでダメな親父、略してマダオと呼ばれている

まあ、今まで散々ほっぽって来たのだから、仕方ないのかもしれない

しかし、ここ最近息子との関係に変化が現れ始めている

ひょっとしたら、これは恋なのかもしれない

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:13:10.87 ID:ifYVhOQc0

初めてユイに会ったときを彷彿とさせる

胸がキュンキュンする

犯したい……いや、だめだ

あれは息子なのだ

息子を犯す父親が何処にいる?

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:14:45.74 ID:ifYVhOQc0

ここにいる……

ふふっ

自分で考えておいて何を笑っているのだ、私は……

あぁ、シンジ!シンジ!

こんな父親を許しておくれ!

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:16:50.36 ID:ifYVhOQc0

「なに笑っるの、父さん?」

「はうぁ!?」

急に声を掛けられ、思わずのけぞりながらシャイな悲鳴を出してしまった

後ろを振り返ると、そこには私の最愛の息子、シンジがいた


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:21:44.34 ID:ifYVhOQc0

「なんでもない。それよりどうした?」

私はシンジに悟られないようにスムーズに話題をかえた

しかし……

「父さんってさ、もしかしてホモなの?」

あばばばばばばばばばば……

なんということだろう

シンジにはどうやらすっかりばれているみたいだった
アンチクショウめ

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:23:58.53 ID:ifYVhOQc0

私は迷った

素直にホモだと答えるべきなのか

それとも身体を許しているのは冬月だけで、決してそこらの良い男に
ホイホイついて行ってる訳ではないと弁解するべきなのか…

「……」

シンジが私をまっすぐと見上げる

時が止まったっ様に、感じられた

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:26:48.07 ID:ifYVhOQc0

「父さん?」

シンジのまっすぐな目が怖い

全てを見透かされていそうで……

あぁ、そうか

私は臆病なままなんだな、ユイ

まさかこの年で気付かされることになるなんて……

覚悟を決め、シンジに向き直る

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:28:30.61 ID:ifYVhOQc0

「そうだ。私はホモだ」

言った

父親の尊厳などもはやどうでも良い

この子に嘘をつくのは、もうやめよう

もう、この子を傷つけたくはない

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:30:56.38 ID:ifYVhOQc0

「そっか、やっぱり……」

シンジは一度、顔を地面に向け、そして……

「実は、そんな気がしてたんだっ」

実ににこやかな笑顔で、私に微笑んでくれた

「あぁぁぁぁ……」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:32:41.14 ID:ifYVhOQc0

息子のそんな笑顔を見て、涙があふれ出す

嗚咽が止まらない……

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ユイ!私たちの息子は、良い子に育ってるぞ!

おまえが心配しなくても……ちゃんと……こんなに立派に……!!!

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:38:36.45 ID:ifYVhOQc0

一通り泣いて、顔を上げたら、そこにはシンジと……冬月の姿があった

いつの間に?

どこから入ったんだ?

おもむろに冬月がズボンを脱ぎ出す

「どうだ、碇?久し振りに……」

年齢の割に、自己主張の強いそれがブリーフからはみ出していた

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:41:12.34 ID:ifYVhOQc0

「望むところだ」

私も涙を拭い取り、ズボンを脱ぐ

どうやら今日は3人でお楽しみのようである

私たちは互いのエントリープラグを咥えながら、ベッドに掛け込んだ

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:42:09.91 ID:ifYVhOQc0

シンジ「どうかな?」

シンジ「これなら、父さんも喜ぶと思うんだけど…」モシモシ

アスカ「……」

シンジ「アスカ?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:44:28.77 ID:ifYVhOQc0

アスカ「誤字が多い。あと文法がメチャクチャ」

シンジ「え、あぁ……そっか」

アスカ「それとなにより」

シンジ「うん、なんでも言ってよ。直すからさ」

アスカ「気持ち悪い」

シンジ「…………」




終わり

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:46:11.42 ID:ifYVhOQc0

半分眠りながらだけどなんとか完結出来ました
誤字脱字が多いのは大目に見てやってください

読んでくれた人ありがとう

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/27(土) 01:54:49.17 ID:ifYVhOQc0

あと、このスレで出てきたハッサンやベジータのネタ元は↓です

ハッサン「なぁテリー、やらないか?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1312880888/

べジータ「なにぃ?もしも俺様が恋する乙女だったらだとぉ?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1312980008/

太公望「ここは桃源郷ではないのか?」佐天「学園都市ですけど…」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1311639365/

気になった人はそちらをどうぞ

でわ



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:世にも奇妙ならき☆すた〜初夏の特別編〜