キョン「……ハルヒ。」


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1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/05(木) 23:43:38.97 ID:jYHcWBlDO

初投稿の作品となります。又、携帯からの投稿で失礼します。

投稿に時間が掛かりますがご了承下さい。



2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/05(木) 23:57:52.39 ID:jYHcWBlDO

俺は一人、家に向かう道を歩いている。

夕方のこの時間、北校から家に向かうこの坂道から見る風景はいつ見ても本当に何とも言えない風景を醸し出している。
本当に綺麗だ。

もう二度とこの坂道を歩く事も、今見ている街の風景を見る事も無いだろう。

俺は今日、北校を卒業した。

3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 00:01:25.58 ID:5Of9NHNDO

人間って言うのは一人で居る時、不安に陥りやすくなったり、物事をマイナスに考えやすくなると言うが正しく正論だ。改めてそう確信する。

そしてこれから先、おそらくハルヒに会うことも無いだろう。
たとえ会えたとしても俺はどんな顔をして会えばいいか分からない。

急に街の風景がぼやけて見える。

泣き虫だな。俺は。
涙が溢れて来そうだ。

事の発端は二日前、
俺はハルヒに団活終了後、部室に残るようにと言われた。

4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 00:29:32.51 ID:5Of9NHNDO

―――
――

その時のハルヒはどこか変だった。何かそわそわしていて何時もの活気溢れる姿は無かった。

「何だよ?何か話でもあるのか?」

「…うん。あのさ、あんたは誰かを好きになった事ってある?」

「……ねえよ。」

嘘だ。俺はハルヒの事が本気で好きだった。でもあえて言わなかった。
もしそこで本当の事を言ったら今までのこいつとの関係が拗れそうな気がした。『まだ友人でいたい。』そんな甘い気持ちだった。

「……そう。」

「どうしたんだよ?急に。」

「誰にも言わないでよ。…あたしね……、」


「…古泉君が好きなの。」


5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 00:30:24.65 ID:5Of9NHNDO

「………え?」

聞きたくもない突然の言葉に頭が混乱し、心臓が強く脈打ったのが分かった。

あまりの出来事にどう言葉を返していいか分からず、ただ小さく情けない声で「そうなのか。」と返す事がその時は精一杯だった。

「うん。卒業してあたし達SOS団はばらばらになっちゃうでしょ?だから卒業式の日に告白しようと思うんだけど、…もし、駄目だったら…」



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 00:47:42.93 ID:5Of9NHNDO


新たに知ってしまった事実と珍しく不安な表情をしたハルヒに戸惑いながらも俺は何とか元気付けようとした。

「何弱気になってるんだよ。お前なら大丈夫だ。それにあいつ、お前の事魅力的だって言ってたんだぜ?大丈夫だって。」

「それ、本当?」

「本当だ。……なら俺も協力してやる。」

「うん。ごめんね、キョン。あたし一人だと本当に不安で仕方ないの。こんな事相談出来るのもキョンしかいなくて…。」

「気にするな。…また何か不安な事あったらすぐ言えよ。」

「うん。」

続きは明日投稿させて下さい。

8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 06:47:15.74 ID:5Of9NHNDO


―――
――

その日はハルヒと二人で下校した。
色々雑談をしたがあまりその内容は覚えていない。ハルヒが古泉に好意を抱いているという事実を突き付けられた俺は感情を殺し、泣くのを堪える事に必死だった。覚える余裕すらない。

本当は今すぐにでも走って帰りたかった。
だがそれは出来ない。不本意ながら協力すると言ってしまった以上、そんな身勝手な事をするわけにもいかない。
その時は適当に相槌を打ちながら長い坂道をゆっくりと下った。


そして今日、卒業式を迎えた。

9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 07:05:16.96 ID:5Of9NHNDO


式を終えた後、SOS団の解散式が行われることとなり、俺とハルヒは教室を出て部室に向かった。

「いよいよだな。緊張して噛んだりするなよ。」

「分かってるわよ、バカ。」

口ではそう言うものの、俺の隣を歩くハルヒは少し俯いてる。

いくらハルヒと言えども人間だ。緊張しているのだろう。

歩幅も少し小さい。
いつもはヅカヅカ歩いて部室に向かう筈なのに。

14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 19:15:48.80 ID:5Of9NHNDO


そんなハルヒの表情をよく見てみるとその瞳はアイシャドーか何かで色付けられていた。頬の辺りもほんのりと桜色を帯びているのが分かった。

こいつ、化粧してるのか?

正直に言おう。
綺麗だ。

大人になった朝比奈さんとはまた違った『大人の女』としての魅力がある。
『可愛い』などの言葉では片付けられない。それ程今日のハルヒは綺麗だった。ポニーテール以上に。

「…?何、キョン?」

「あっ…、いや、何でもない。」

ついハルヒに見惚れていた俺は反射的に目を反らした。
そうこうしているうちに部室の前に到着した。



15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 19:17:05.90 ID:5Of9NHNDO


団活もこれで最後かと思いながら扉を開ける。
中には既に長門と意外な事に朝比奈さんが来ていた。
そして、古泉も。

「久しぶりね、みくるちゃん!」

先程とはうって変わって元気な姿を見せるハルヒの声で解散式は始まった。

「古泉、解散式が終わったら部室に残ってくれないか?ハルヒがお前に話があるらしい。」

「…?いいですよ。」

作戦通り俺はこっそりと古泉に部室に残るようにと伝えた。
そして、ハルヒに向かって小さく頷いた。
それを理解したハルヒは真顔で頷き返した。


16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 19:17:58.49 ID:5Of9NHNDO


―――
――

「ではこれにてSOS団は解散します!またいつか会いましょう!」

解散式はハルヒの威勢の良い声で幕を閉じた。
朝比奈さんはボロボロと涙を流し、顔が真っ赤になっている。長門も何時もとは違う表情を浮かべている様な気がした。

二人は先に部室を後にした。そして未来、親玉の元へとそれぞれの帰路に向かった。

ハルヒのあの不思議な能力は半年前、完全に消えてしまった。だからあの二人がこれ以上ハルヒを観察する事はない。恐らくこれが永遠の別れになるだろう。

そんな物思いに耽っていると二人の足音は聞こえなくなっていた。

そろそろか…。

俺は席を立ち鞄とコートを手に持ち扉を開けた。



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 20:08:16.37 ID:5Of9NHNDO


「…じゃあな。」

小さいが静かになった部室に充分響く声で俺はハルヒと古泉に別れを告げた。

「ええ、さよなら。」

「うん、じゃあね。」

眩しい西日が差し込んでいるせいで二人の表情は逆光でよく見えなかった。

いよいよだな、ハルヒ。
頑張れよ。

そうテレパシーを送り俺は静かに扉を閉め、階段に向かう。

18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 20:09:13.26 ID:5Of9NHNDO


しかし、俺は階段の前で立ち止まり、部室の方に振り向いてしまった。

何を考えてる?
他人の告白、ましてやハルヒの告白を盗み聞きするなんて趣味が悪い。
そんな事しても何の得にもならない。ましてや俺にとって損な事だ。

分かってる。でも…、

気になる。あの二人が。無性に。

今日の俺は本当にどうかしてる。

俺はこっそりと部室の扉の横へと引き返してしまった。すると声が聞こえて来た。

ハルヒの声だ。


19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/06(金) 20:10:20.63 ID:5Of9NHNDO


ドア越しだった為、何を言っているのが聞き取れなかった。
続いて古泉の声が聞こえたが、これも何を喋っているのかはっきりと聞き取れなかった。

もう少しドアに近づくか。
かなりドアに近づくと今度はハルヒの声がはっきりと聞き取れた。


「古泉君の事が、好きです。」

あの日と同じ感覚。
いや、それ以上のものが込み上げて来る。

クソ、聞かなきゃ良かったぜ。

俺は学校を飛び出した。

21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 00:33:06.05 ID:C/Ex5NfDO


―――
――
そうして俺は学校を飛び出し、冒頭の状況へと至った。

丁度二日前のこの時間、俺の隣には満面の笑みで俺に話し掛けるハルヒがいた。
今はもういない。
いるわけがない。

俺の隣にはもう誰もいない。その淋しさを何とか紛らわすためにどこかに寄り道したくなった。


喫茶店に行くか。いつも不思議探索で立ち寄った喫茶店に。
コーヒーでも飲むか。



22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 00:46:14.72 ID:C/Ex5NfDO


喫茶店に向かう間、色んな事が頭を過る。

ハルヒは上手くいったのだろうか?

あの後、古泉は何と答えたのだろうか?

もしかしたら今頃、二人仲良く手を繋いで校門をくぐっているのだろうか?
そんな状況を想像してみると案外簡単に想像がつく。眩しい夕日の中、美男美女が寄り添って歩く。
絵になるな。素直に喜べないが。

でも、もしフラれたのならば今頃あいつはどうしているのだろうか?

いや、それはないか。
あの時、長門が革変した世界で古泉はハルヒを好きだと言っていた。恐らくそれはこの元の世界でも変わらないだろう。
ハルヒがフラれるわけないか。

そうこう考え事をしているうちにもう喫茶店に着いてしまった。


23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 00:52:58.91 ID:C/Ex5NfDO


学校から喫茶店まではかなり距離があったのだが案外早く着いてしまった。

とりあえず入るか。

適当にカウンター席に座りコーヒーを注文するとすぐにコーヒーが運ばれて来た。
やはりブラックは苦い。
俺もまだガキだな。砂糖を入れるか。

店内を見ると人は少なく、不意にいつも不思議探索の時に座るあの席が目に付いた。今は誰も座っていない。
もう、あの5人出来ることは無いんだな。

誰も座っていない寂しさからなのか、そう思ってしまう。


24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 01:11:50.08 ID:C/Ex5NfDO


コーヒーを飲みきった俺は会計を済ませ外に出た。

寒いな。
この時期いくら暖かくなるといってもやはりこの時間になると寒い。
日も沈み、暗くなっている。
帰るか。

家に向かい一歩踏み出す。すると俺は駅の入り口に目を奪われた。

見間違えるはずもない。
そこにはハルヒと古泉がいた。

25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 01:12:36.67 ID:C/Ex5NfDO


二人はかなり密着した状態でとても楽しそうに何か話をしているのが見える。

上手くいったんだな。
おめでとう。ハルヒ。

ハルヒを泣かすんじゃねえぞ、古泉。

俺の存在に気付かない二人にテレパシーを送る。
届くわけないか。
それにしても本当に絵になる。お前達、お似合いだぜ。

でも、やはり俺は素直に喜べない。

暫くするとハルヒは駅の方へ、古泉はその反対側へ歩き出した。
あいつらも帰るのだろうか?

26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 01:13:13.73 ID:C/Ex5NfDO


そう思った瞬間、ハルヒが古泉の方へ走り寄り、ハルヒの方に振り向いた古泉に、

キスをした。

古泉は驚いた顔で、
ハルヒは目を閉じ、まるで幸せそうに。


目を疑った。
嘘だろ?

俺はいても経ってもいられず、走ってその場を去った。

街の街灯や車のライトが眩しい。息が苦しい。
涙が溢れて来るのが分かった。

27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 01:13:48.25 ID:C/Ex5NfDO


家に着くと俺は自分のベットに突っ伏して泣いた。

終わった。
俺の初恋は終わっんだ。
あの二人のキスを見て俺は今更、失恋した事を実感した。

ハルヒはもう、俺を見ることは無いだろう。
俺の為にポニーテールにしてくれる事も無いだろう。もう俺はあいつの『鍵』でも何でもない。


人はよく、『時間が解決してくれる』とか、『いつかいい思い出になる』とか言うけれど、

俺のこの辛い気持ちはいつか本当に時間が解決してくれるのか?

部室でのハルヒの告白の言葉や、あの二人のキスや、俺が失恋して泣いている『今』は本当にいい思い出になるのか?
いつか誰かに笑って話せるようになるのか?


分からねえよ…。どうすれば良いんだよ…。
なあ、教えてくれよ…。

……ハルヒ。

終わり

29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 01:19:20.33 ID:C/Ex5NfDO

これで終わりです。
文才のない短いSSに付き合って下さって有り難うございました。

34 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:06:17.74 ID:bT/35q/Z0

うん。なんかもったいないので再利用してみる。といっても適当だけど。

僕が部室に来た時は、既に貴方は眠っていましたよ。寝不足だったのですか?…ええ、机に突っ伏して。

珍しく涼宮さんはまだ来ていませんでしたので、僕はいつも貴方にコテンパンにされるオセロの研究でもしようと考えまして、用意しているところに涼宮さんが入ってきました。

ハルヒ「団長様の到着よ!みくるちゃん!お茶は用意できてる?」ズバーン

朝比奈「あと少しだけ蒸らしたら飲み頃です〜」

ハルヒ「よろしい!有希は元気?」

長門「問題ない」ペラリ

ハルヒ「古泉君はどう?」

古泉「おかげさまで」ニコ

ハルヒ「で、キョンは?」

古泉「なにやらお疲れのようで、僕が来た時にはもう、そんな感じでした」

ハルヒ「根性が足りないわ!まったく」ムー


そう言うと涼宮さんは貴方に近づいて、両肩を掴んで揺さぶり始めたのです。ええ。それはもう結構な勢いで。

でも、貴方は起きる気配を見せず、涼宮さんが呆れて団長席に座ろうとしたとき、貴方が言ったのですよ。

キョン「……ハルヒ」ムニャ…

35 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:11:14.90 ID:bT/35q/Z0

キョン「…オーケー。つまり、俺は寝言で名前を呼んじまったんだな?」

古泉「そうですね」

キョン「…まあ、たぶん夢を見ていたのは間違いないから仕方ないんだが…」チラッ

ハルヒ「♪」ギュッ

キョン「なんでお前は抱きついたままなんだ?ハルヒ」

背中に当たる柔らかい温もりがなんとも形容しがたいのだが。

ハルヒ「キョンに呼ばれたから♪」ギュッ

朝比奈「はわわわわ。涼宮さんが可愛いのです」

古泉「いつの間にそういう間柄に?」

ハルヒ「…そう、あれはある放課後のことだったわ。キョンがあたしのことを呼んだの♪」ギュッ

キョン「ついさっきのことかい!!」

ハルヒ「そうね!でもキョンがあたしを呼ぶのを聞いた瞬間、あたしはキョンに抱きつかなきゃいけないって思ったのよ!」ギュッ

キョン「そりゃどうも」

そっと長門の方に目を向ける。だが、親愛なるヒューマノイドインターフェイス殿は我関せずとばかりに本を読んでいる。

古泉に視線を送っても肩をすくめるだけで役に立たない。

朝比奈さんは、俺たちの様子を見てあたふたとしているだけだ。

つまり、だ。こうなったらもう本人に聞くしかないってわけだ。

36 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:20:45.13 ID:bT/35q/Z0

キョン「なあ、ハルヒ」

ハルヒ「なに?」ギュッ

キョン「いったん離れないか?その体勢は辛いだろ?」

実際、中腰で椅子に座っている俺にしがみついているのは辛いと思う。

ハルヒ「そうね。じゃあ立って。今すぐ!」

俺から離れると、団長殿はそうのたまった。

キョン「はいはい…うおっ!?」

ハルヒ「これなら辛くないわよっ!」ダキッ

朝比奈「はわわわわわわわっ!!」///

古泉「これはこれは…」ニヤニヤ

長門「…」ペラリ

あろうことか我が麗しの団長殿は俺が席を立つのと同時に、真正面から抱きついてきた。

勢いで俺もハルヒの背中に手を回す格好になる。

ハルヒ「…もっとぎゅってして?」ギュッ

キョン「お、おう…」ギュッ

おかしい。何かがおかしい。

37 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:27:34.38 ID:bT/35q/Z0

キョン「おいハルヒ。なんで俺たち抱き合わなきゃいけないんだ?」

ハルヒ「そこに二人がいるからよ!」ギュッ

キョン「いや、どう考えてもおかしいだろう?」

ハルヒ「どうして?」ギュッ

キョン「そういうのは、あー、お前が言うところの精神病者がすることだろう?」

ハルヒ「そうね!あたしはさしずめキョン病ってところかしら?」ギュッ

朝比奈「はわわわわわっ!!涼宮さんが恋する乙女になっちゃいました」///

なにを言っているのですか、朝比奈さん。

ハルヒ「そういう言い方されると、ちょっと恥ずかしいわね」ギュッ

おい、今なんていったハルヒ?

38 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:39:12.77 ID:bT/35q/Z0

キョン「いへへへへへっ!!なんらは!?」

ハルヒ「意外と伸びるわね〜。あんたの頬」ムニー

キョン「はらへ!!はらへ!!」ジタバタ

ハルヒ「居眠りした罰よ!!」ムニー

キョン「ほへんなふぁひ!!」

ハルヒ「以後気をつけるように!!」

キョン「…あーいてー。あー、やっぱり夢か」

ハルヒ「は?どんな夢見てたのよあんた」

背中側から聞こえてくる問いに、俺はちょっとだけ皮肉をこめて答えた。

キョン「団長殿とのラヴ・ストーリかな」

ハルヒ「は?はあああああ!?」

キョン「可愛かったぜ。ハルヒ」

ハルヒ「知るか!!バカッ!!」

41 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:47:29.10 ID:bT/35q/Z0

キョン「お前が後ろから抱き着いてきたのが悪い」

ハルヒ「抱きついてない!」

キョン「背中に感じたのは団長殿だと思うんですけどね?」

ハルヒ「〜〜〜馬鹿キョン!!」カァッ

え?なんでそこで赤くなるんだ?

キョン「お、おいハルヒ。どこへ行く気だ!?」

ハルヒ「うるさいっ!!」ダッダッダ

脱兎の如く、ハルヒは部室を後にした。やれやれ、なんだっていうんだ?

朝比奈「キョン君。あれは駄目ですぅ」

古泉「僕も朝比奈さんの意見に同意します。さすがに言いすぎかと」

長門「今のは貴方が悪い」

どうやら俺に味方はいないようだ。

42 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:57:28.62 ID:bT/35q/Z0

古泉「まあ、涼宮さんもやりすぎな感じはありましたが。とりあえず閉鎖空間は今のところできていませんので大丈夫でしょう」

キョン「待て、ハルヒがどうしたって?」

朝比奈「涼宮さん、キョン君のほっぺを引っ張る前に、一瞬だけですけどキョン君のこと、後ろから抱きしめてたんですよ。うふふ」

ハルヒが俺を抱きしめていた?

古泉「まあ、貴方が寝言で涼宮さんの名前を呼んだからでしょうね」

俺が、ハルヒのことを呼んでいた?

朝比奈「キョン君が名前を呼んだら、涼宮さん、ちょっと赤くなったんですよ」

それって、つまり…。

古泉「少なくとも、ある程度の好意は持っているということですね。貴方も、涼宮さんも」ニコ

キョン「…そうか」

長門「涼宮ハルヒは、屋上」

やれやれ、相変わらず頼りになるな。

43 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00:12:39.88 ID:XD6SJf4Q0

団長殿はフェンスに寄りかかるようにして視線を空に向けている。

キョン「危ないぞ」

ハルヒ「…大丈夫よ。落ちはしないわ」

キョン「見ている方が心臓に悪い」

ハルヒ「軟弱」

キョン「かもな」

ハルヒ「そこは否定しなさいよ」

キョン「努力する」

ハルヒ「…」

ハルヒが俺の顔を真っ直ぐに見つめてくる。睨んでいるようにも見える。

その頬が夕日以外の色に染まっているように見えるのは気のせいだろうか?

ハルヒ「…キョン」

キョン「……ハルヒ」

44 名前:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00:20:40.39 ID:XD6SJf4Q0

お互いの名前を呼んで沈黙する。

なんなんだ?この空気は。正直、逃げ出したい。

ハルヒも同じ事を考えているのだろうか?

喉が渇く。

鼓動が煩い。

意を決して口を開く。

ハルヒ・キョン「あたし(俺)はあんた(お前)のことが……」

同じタイミングで声が重なる。

お互い顔を見合わせて、どちらからともなく笑う。

ただそれだけで、さっきまでの重苦しい空気が霧散した。

言うなら今だ。

俺はハルヒの肩に手を置いて、大きく息を吸い込んだ。

キョン「……ハルヒ」








キョン「俺は、お前のことが……」


おしまい

48 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:13:58.50 ID:XD6SJf4Q0

キャッキャウフフというよりはちょっと変態チックなのが浮かんだので投下。

いやはや、宇宙人って万能ですよね!

SS題名『スズミイヤー』(発音的にはスズミィヤーって感じでお願いしますww)


朝比奈「ふわぁ…」

ハルヒ「どうしたの?みくるちゃん?」

朝比奈「あっ、いえ、なんでもありません。ちょっと、寝不足で…。ふわぁ…」

ハルヒ「さすがSOS団のマスコットね!あくびまでかわいいわ!」

朝比奈「そ、そんなことないですぅ〜」

ハルヒ「キョンも見習いなさい!」

キョン「なにをだ!」

ハルヒ「色々よ!」

キョン「わけわからん」

朝比奈「ふわぁ…」

ん?今、朝比奈さんが俺とハルヒを見比べたように見えたけど…。気のせいか?

49 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:20:25.72 ID:XD6SJf4Q0

古泉「どうです?一局」

キョン「また返り討ちにしてやるぜ」

古泉「それはどうでしょうか?」

キョン「悪いが、お前に負ける気はしない」

古泉「これは手厳しい」

キョン「…」

古泉「…と、これはこれは…。ああ、独り言です、ふふふ」

キョン「なんだよ、気持ち悪いな」

古泉「いや、失礼。なるほどなるほど…」

キョン「…」

50 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:28:09.16 ID:XD6SJf4Q0

長門「これを着けて欲しい」

キョン「なんだ?これは?」

朝早く呼び出され、長門のマンションの前で渡されたのは、補聴器のような機械だった。

長門「これは、涼宮ハルヒの考えていることがわかる、スズミイヤー」キリッ

キョン「…は?」

長門「これを着けることにより、涼宮ハルヒの考えていることが聞こえてくる観測装置。一昨日は朝比奈みくる、昨日は古泉一樹に学校で着けてもらい、総合判断で貴方に装着してもらうのが良いという結論に至った」

キョン「いやいや、ちょっと待て。朝比奈さんと古泉も着けたのか?」

長門「そう。私も三日前に着けた」

キョン「で、今日は俺の番だと?」

長門「被験者の意見を総合して、貴方が着けるのが一番だという結論に達した」

キョン「なんだか良くわからないんだが、着ければいいんだな?」

長門「…」コクリ

キョン「ずいぶんごついけど、目立たないか?」

長門「装着すると他人からは見えなくなる」

キョン「そうか」

51 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:38:12.15 ID:XD6SJf4Q0


長門「…貴方を信じてる」

キョン「どういうことだ?」

長門「涼宮ハルヒと、貴方を信じてる」タッタッタ

キョン「あ、おい、長門…。行っちまった」

長門に渡された手の中にある機械--スズミイヤーなるもの--を見つめる。何かで見た補聴器に良く似た機械。

まあ、長門にはいつも世話になっているからな。

それに朝比奈さんや古泉も体験して、その上で俺に着けろと言っているんだから、悪いことにはならないだろう。

まあ、それじゃあ、ひとつ着けてみますかね。

耳にイヤホン部分を差し込む。微かなノイズの後に、馴染みのある声が聞こえてきた。

『今日も快晴!絶好調!』

やれやれ。元気なことで。まあ、ハルヒらしいな。

『む!あのパン屋の影に不思議な気配がするわ!もしかして小人さんが!?』

…え?

『マンホールから怪しい音が!地底人が攻めてきたのかしら!?』

おい…。

『いけないいけない。不思議探索は週末なんだから、学校行かないと!』

と、俺も学校に向かわないと。

それにしても、やっぱりハルヒはハルヒなんだな。

52 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:46:19.29 ID:XD6SJf4Q0

朝比奈「これはぁ〜。もう確定ですぅ」ハァ

古泉「同感ですね。いやはや、参りました」ハァ

長門「…」

朝比奈「あそこまであからさまだと、下手な小細工するよりも、キョン君に着けてもらった方が早いですよね?」

古泉「そうですね。彼も涼宮さんのことは憎からず思っているはずですので」

朝比奈「でも、ひいちゃう…かも?」ハァ

古泉「…まあ、そうですね。場合によっては距離をとってしまうかもしれませんね」ハァ

長門「どういうこと?私にはわからない」

朝比奈「ふぇ!?なぜって、その…想われすぎちゃうと重く感じてしまうといえばいいのでしょうか?」

古泉「強すぎる想いは人によっては、逆に想われる人にとっては枷になってしまうのですよ」

長門「スズミイヤーを朝比奈みくるに渡す七時間前、涼宮ハルヒは彼のことを繰り返し呼んでいた」

朝比奈「は、はわわわわわっ!?それって、それって…」カァァッ

古泉「まあ、涼宮さんも年頃の女性ですからね…」

長門「わからない」

朝比奈「わからなくてもいいですぅ!」

古泉「ええ、まあそうですね。それよりも…彼にスズミイヤーを着けて貰うということでよろしいですか?」

朝比奈「はい。これ以上隠し続けるのには無理があると思いますので」

長門「涼宮ハルヒの想いは日に日に大きくなっている」

古泉「まあ、それについては同意します」

朝比奈「キョン君がどう思うか…ですよね」ハァ

古泉「彼なら、受け入れてくれると信じましょう」

朝比奈「そうです…ね」ハァ

長門「…」

53 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 22:57:29.39 ID:XD6SJf4Q0

国木田「おはよう、キョン」

谷口「おーす。キョン」

キョン「おはようさん」

『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』

キョン「!?」

な、なんだ!?

谷口「あん?どうしたキョン。鳩が豆鉄砲食らったような顔してさ」

キョン「どんな顔だよ!?」

谷口「いやいや、皆まで言うな。…アレだろ?また、機嫌を損ねたんじゃないのか?」ニヤリ

キョン「…あー、まあ。そんなところだ」

『馴れ馴れしくキョンと肩組んでるんじゃないわよ!』

谷口「まあ、ガンバレや」ポンポン

キョン「あ、ああ」

見た感じは、いつものように不貞腐れたように椅子に座っているハルヒ。だが、さっき聞こえた声は気のせいじゃなければ俺に対してのことになるわけで。

キョン「…おはよう」

ハルヒ「…おはよう」

挨拶を交わしてもテンションはいつもと変わらない。

鞄を掛けて椅子に座る。特にこれと言って話すこともないからハルヒに背を向けたままだ。

54 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:11:20.77 ID:XD6SJf4Q0

『今日は少し余裕を持って来たのね。あんまり汗かいてないし。もう、キョンの匂いしないじゃない…』

匂い?何を言っているんだハルヒ。

『今日は、どうやってスキンシップしようかしら?どうせなら匂いが嗅げるようにしないと…』

…。

『そうね、団のホームページでも弄ってもらおうかしら。肩に手を置いて覗き込んだりして。ふふ。想像したらちょっと興奮しちゃった…』

…。

俺は携帯を取り出して長門にメールを打つ。勿論、ハルヒにはばれないようにだ。

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to 長門 from キョン

団長殿が俺の匂いを嗅ぎたいとご乱心
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to キョン from 長門

問題ない。
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問題ないのかよ!

55 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:20:50.93 ID:XD6SJf4Q0

耐えた。俺は耐えた。

授業中に聞こえてくるハルヒの言葉。やれ『あの耳をハムハムしてみたい』だの『突撃して倒れこんだついでに舐めちゃおうかな』だの『体育の後はキョンの匂いが濃くって幸せ』だの…。

いったいなんなんだハルヒ。

授業が終わるや否や、俺は部室へと向かう。

ドアノブを捻ると、鍵はかかっていなかった。よし、長門はいるようだ。

キョン「おい、長門…」ガチャ

朝比奈「…ふぇ」

そこには、下着姿でメイド服に両手を通した格好で固まっている天使がいた。

キョン「!!失礼しました」ガチャ

朝比奈さん、そこまで無防備なのはどうかと思いますよ。着替える時は鍵くらいかけてください。

長門「…何?」

扉の向こう側から長門の声。その後ろで朝比奈さんの『あわわわわ』といったような声が聞こえている。

まあそれは置いといて、俺は扉に向かって声をかける。

キョン「ハルヒは、いつもあんななのか?」

長門「あんな、とは?」

キョン「…俺の匂いを嗅ぎたいとか、舐めまわしたいとか…」

長門「いたって普通」

キョン「…そうか」ガクッ

なんてこった。我が麗しの団長殿は…変態だったってわけだ。

56 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:27:47.27 ID:XD6SJf4Q0

古泉「おや、着替え中ですか?」ニコ

キョン「ああ、まあそうだ…な」

古泉「どうかしましたか?」

キョン「ああ。団長殿が…な」

古泉「…ああ。少し変質的ですが、愛情表現にはかわりありませんよ」ニコ

キョン「…そうか」

古泉「むしろ、情熱的で羨ましくもあります」

キョン「ペロペロ、ハムハムがか?」

古泉「おや、恋人同士ならそのくらいするでしょう?」

恋人同士なら、そのくらいする…だと?

…いや、でもまてよ、確かに古泉の言うことも一理あるな。

『キョンと古泉君はっけーん!』

ハルヒ「みくるちゃん、まだ着替えてるの〜!?」

朝比奈「あっ、いいえ。もう着替え終わりました。どうぞ〜」

57 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:34:23.36 ID:XD6SJf4Q0

ハルヒ「さあ、二人とも突入よ!」

キョン「あ、ああ」

古泉「畏まりました」

『このままキョンの背中にタッチ!』ピトッ

キョン「押すなよ、ハルヒ」

ハルヒ「却下よ!」

キョン「やれやれ」

『シャツ越しにキョンの汗が手に…ふふふ。キョンの匂い』

…。

ハルヒ「さてと、キョン!こっちにきなさい!」

キョン「なんだよ?」

ハルヒ「ホームページの更新をするわよ!」

キョン「へいへい」

ハルヒ「ほら、さっさと座る!」ワクワク

『座ったところに両肩に手を置いて、と。ああ、キョンの匂い』スンスン

58 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:42:52.21 ID:XD6SJf4Q0

ハルヒの重さを両肩に感じながら、俺は気付いた。甘い香りがする。

キョン「……ハルヒ」スンスン

ハルヒ「何よ?キョン」

キョン「…シャンプー、変えたか?」スンスン

ハルヒ「よ、良くわかったわね!!」

『え?あたしの匂いを嗅いでるの?え?え?』

キョン「いい匂いだ」

ハルヒ「!馬鹿」カァッ

『キョンの匂いも良い匂いなんだけど』スンスン

…ああ、そうか。団長殿は変態ではなかったんだな。

俺の認識不足だ。畜生め。

好きな相手の匂いは嗅がずにはいられないってことだよな?ハルヒ。

59 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 23:55:24.08 ID:XD6SJf4Q0

キョン「……ハルヒ」スンスン

『嗅がれてる。あたしの匂い、キョンに嗅がれてる』

ハルヒ「何よ?」スンスン

『キョンも嗅いでるから、あたしも嗅いでいいよね』

キョン「この世の不思議を解き明かしたいんだけど、協力してくれるか?」スンスン

『良い匂い。不思議って何?』

ハルヒ「内容にもよるわね」スンスン

『ああ、キョンの匂い…。止まらないよぉ』

キョン「なに、簡単なことさ。ちょっと首筋の匂いを嗅がせてくれ」スンスン

ハルヒ「…え?」スンスン

『キョン?』

キョン「お互い、嗅ぎ合うってのはどうだ?」スンスン

『キョンと嗅ぎ合う…』

ハルヒ「…」スンスン

60 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 00:08:57.72 ID:SDotXJJr0

キョン「…」スンスン

ハルヒ「…」スンスン

古泉「これは、退散した方がよいでしょうか?」ボソボソ

朝比奈「そのようですね」ボソボソ

長門「…」コクリ

朝比奈「で、では、失礼します〜。更衣室をお借りして着替えよう…」コソコソ

古泉「鍵だけお願いしますね」コソコソ

長門「…」コソコソ

ガチャ、パタン

ハルヒ「…キョ、キョン」スンスン

キョン「なんだ?」スンスン

ハルヒ「嗅ぐ…の?」スンスン

キョン「…ああ」スンスン

ハルヒ「じゃあ、いったん離れるね」

キョン「ああ」

ハルヒ「えーっと、それで、どうする?」

キョン「お前さえ良ければ、正面から」

ハルヒ「…馬鹿」

61 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 00:21:27.14 ID:SDotXJJr0


『嗅がれちゃう、キョンに嗅がれちゃう…』

キョン「……ハルヒ」ギュ

ハルヒ「…あ…」

『抱きしめられた!?え?なんで?』

キョン「…」スンスン

『あ…。キョンの匂い…』

ハルヒ「…」スンスン

『抱きしめられながら、キョンの匂い…夢みたい』

キョン「…あー。ハルヒ」スンスン

ハルヒ「何よ?」スンスン

キョン「いい匂いだな」スンスン

ハルヒ「馬鹿」スンスン

駄目だ、もう耐えられん。すまん、ハルヒ。

62 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 00:32:30.48 ID:SDotXJJr0

キョン「…」ペロペロ

『…え?』

キョン「…」ペロペロ

『ペロペロ…していいんだ。キョンに』

ハルヒ「…」ペロペロ

キョン「……ハルヒ」ペロペロ

ハルヒ「……キョン」ペロペロ

こうして、俺たちはお互いをペロペロし、クンクンし、ハムハムしあった。

スズミイヤーはいつの間にか外れていた。もしかしたら長門が回収したのかもしれない。

だがそんなことはもうどうでもよかった。なぜなら、俺たちはかけがえのない仲間を手に入れたのだから。

そんなふたりのペロリストが、恋人になるまではまだ暫くの時間が必要だが、それはまた別のお話。

おしまい

63 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 00:34:06.72 ID:SDotXJJr0

…すまない。

途中から収拾がつけられなくなってしまった。

いや、勢いで話を書くものじゃないですねorz

65 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:28:39.61 ID:SDotXJJr0

うーん。SSの主流は「とある魔術の禁書目録」に移ってしまった感じですねww
自分もいくつか書いたけどww
書きやすいよね、禁書SS
今日もまあ、まったりと落書きを投下しますww

ハルヒ×キョンは王道だよねww
SS題名 ハルヒ「キョンの考えていることがわかるといいのになあ」

66 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:29:47.53 ID:SDotXJJr0

-夜 ハルヒ自室-

ハルヒ「…」

ハルヒ(キョンって、いつもどんなこと考えているのかしら?)

ハルヒ「はぁ…。馬鹿みたい。寝よ」

ハルヒ(…キョンの考えていることがわかればいいのになあ…)

ハルヒ「…」zzz

-同 長門 自室-

長門「…」ピクッ

長門(涼宮ハルヒによる情報改変を確認…ごく小規模。対象は…)

長門「…」

長門(経過観察。朝、彼に連絡する)

67 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:35:41.41 ID:SDotXJJr0

-朝 キョン自室-

キョン「…どうした?こんな朝早くに?」ムニャムニャ

長門「…涼宮ハルヒによるごく小規模な情報改変が確認されたので連絡した」

キョン「…また摩訶不思議なことが起こっているのか?」

長門「落ち着いて聞いて欲しい。…情報改変の対象は貴方」

キョン「俺?」

長門「そう。今の貴方は思っていることを隠せない状態になっている。注意して欲しい」

キョン「は?どういうことだ?」

長門「涼宮ハルヒが貴方の考えていることを知りたいと望んだ」

キョン「やれやれ、何だってまたそんなことを望んだりするんだ、あいつは」

長門「貴方が涼宮ハルヒに知られてはいけない言葉を口にしないようにしたい。貴方の家の近くの公園に来て欲しい」

キョン「今からか?というか、長門、お前はもう公園にいるのか?」

長門「…」キイキイ

キョン「…ブランコ…か?」

長門「そう」キイキイ

キョン「…10分ほど待ってくれ。着替えていく」

長門「了解した」キイキイ

68 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:41:19.89 ID:SDotXJJr0

キョン「待たせたな」

長門「問題ない」キイキイ

キョン「…ブランコ、気に入ったのか?」

長門「…」コクン

キョン「そっか」

長門「袖をまくって腕を出して」

キョン「こう…か?」

長門「ナノマシンを注入する」カプリ

キョン「噛まれた!」

長門「特定の言葉にプロテクトをかけた。テストする」

キョン「テスト?」

長門「私はなに?」

キョン「なにって、長門は長門だろ? !! …!」パクパク(声が出ない!)

69 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:45:32.80 ID:SDotXJJr0

長門「古泉一樹は?」

キョン「古泉は… ! !!」パクパク

長門「朝比奈みくるは?」

キョン「朝比奈さんはSOS団のマスコットで、天使みたいな存在だ。残念なことに…! !!」パクパク

長門「過去の涼宮ハルヒはどんな姿だった?」

キョン「中学生のハルヒは…!! ! !」パクパク

長門「…」キイキイ

キョン「おい、長門。どうなってる?」

長門「涼宮ハルヒの前で特定の人物を人間以外の存在として指摘したり、通常起こりえない体験談を語ったりしないための措置」

キョン「そうか。しかし、俺がそんなことをハルヒに語ると思ってるのか?」

長門「情報改変の影響を侮ってはいけない。試してみる?」

キョン「ん?ああ。頼む」

長門「…朝比奈みくるの胸をどう思う?」

キョン「大きくて柔らかそうだ…って、いや、これはだな長門…」アセアセ

70 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:49:34.40 ID:SDotXJJr0

長門「私の胸をどう思う?」

キョン「長門って幼児体系…いや、その…」アセアセ

長門「涼宮ハルヒの胸は?」

キョン「いい感じじゃないか…いや、ちょっと待て長門!どうなってるんだこれは!」アセアセ

長門「これが情報改変の影響。貴方は考えたことを尋ねられると反射的に口にしてしまう状態になっている」

キョン「なんとか、ならないのか?」

長門「…ごめんなさい。涼宮ハルヒに知られると世界が崩壊してしまう危険のある言葉にロックをかけることが、今できる中では最善の方法」

キョン「…」

長門「気をつけて。特に涼宮ハルヒに」

キョン「ハルヒか」

長門「…」キイキイ

71 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:54:08.79 ID:SDotXJJr0

キョン「あいつはなんだってこんなこと考えたんだろうな」

長門「…涼宮ハルヒに対して、何事にも曖昧な返事しかしないことが原因と考えられる」

キョン「そうか?」

長門「そう」

キョン「そう…か」

長門「そろそろ学校に行く時間」

キョン「せっかくだし一緒に行くか?」

長門「それはやめた方がいい」

キョン「どうしてだ?」

長門「誰かに見られた場合、貴方が質問攻めに合う可能性がある。そうなると、情報改変の影響で色々と問題が起こると推測する」

キョン「わかった。じゃあ、また学校でな」

長門「…」コクン

72 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 20:59:59.56 ID:SDotXJJr0

古泉「おや、おはようございます。登校時にお会いするなんて珍しいですね」ニコ

キョン「ああ、おはよう」

古泉「なにか、ありましたか?」

キョン「長門曰く、俺に対して…! !!」パクパク

古泉「?どうしましたか?」

キョン「ああ、くそっ、めんどくさいな」ガサゴソ

俺は鞄から適当なノートと筆記用具を取り出し、ノートに文字を書きなぐった。

「俺 情報改変 思っていることを隠さずに口にしてしまうため長門が特定の言葉を喋ることをロックした」

古泉「…なるほど」

キョン「どういうことだ?」

古泉「気になる相手のことを知りたくなるのは至極当然です」ニコッ

キョン「ハルヒが?俺を?」

古泉「おや、気付いていませんでしたか」

73 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:03:35.19 ID:SDotXJJr0

キョン「恋や愛は精神病って言うようなやつだぞ?」

古泉「あながち間違いではありませんよ。相手のことしか考えられなくなるわけですからね」

キョン「…」

古泉「まあ、長門さんが最低限のことを対処してくださったようですから、ひとまずは安心です」ニコッ

キョン「…その爽やかな笑顔が癪に障る」

古泉「これは手厳しい」ポリポリ

キョン「…その余裕綽々な聖人面も」

古泉「貴方にはそんな風に見られていたのですね」ショボン

キョン「…しょげるな、気持ち悪い」

古泉「…」

キョン「…」

古泉「…涼宮さんってどんな人ですか?」

キョン「自己中心的で高慢だけど、結構可愛いところもあってほっとけない…と、古泉…てめえ」

古泉「おっと、私はこれで失礼します。ああ、今聞いたことは内緒にしておきますから」ニコッ

キョン「…」

74 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:09:40.57 ID:SDotXJJr0

-教室前-

キョン(さて、いよいよハルヒと顔を合わせなくてはならない場所に来たわけだが…)

ハルヒ「あら、キョン。珍しいわね。まだ始業まで時間あるわよ」

キョン「ま、まあな。ちょっと早く目が覚めちまって」

ハルヒ「ふぅん」

キョン(セーフ)

ハルヒ「ねぇ、キョン」

キョン「!…な、なんだ?」

ハルヒ「なにかあたしに隠していることない?」

キョン「!! !! !!」パクパク(長門に感謝)

ハルヒ「…」ジー【キョンの背中を凝視】

キョン(視線を感じる)

ハルヒ「答えなさいよ」

キョン「…別に隠してないぞ」

ハルヒ「どうだか。いつも言葉を濁してるくせに」ムスッ

キョン「…」

75 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:14:05.78 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「あたしのことどんな人間だと思ってるのかしらね」ボソッ

キョン「自己中心的で高慢だけど可愛いところもあって、以外と繊細…!!」

ハルヒ「可愛いところ?」

キョン「笑顔とか、髪を掻き揚げる仕草とか、拗ねた時の顔とか結構可愛いかったり……!」

ハルヒ「うぇ!?急に何を言ってるのよ!この、馬鹿キョン!!」カァッ

キョン「お前が言えって言ったんだろうが!」

ハルヒ「…繊細ってなによ?」

キョン「字がきれいだったり、音感があったり、料理上手だったりするだろ…」

ハルヒ「それって繊細ってのとは違うと思うけど」

キョン「そうか?」

ハルヒ「うん」

キョン「…」

76 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:20:56.47 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「ねぇ、キョン。まだ時間あるしちょっと部室まで付き合いなさい。団長命令よ」

キョン「俺に拒否権はないだろ?団長殿」

ハルヒ「まあ、そうね。行くわよ!」

キョン「へいへい」

ハルヒ「ねえ、キョン。あんた今日、変よ」

キョン「何がだよ?」

ハルヒ「やけに素直」

キョン「そうか?」

ハルヒ「うん」

キョン「気のせいじゃないのか?」

ハルヒ「気のせいじゃないわ!」

キョン「そうか」

ハルヒ「うん」

77 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:25:45.09 ID:SDotXJJr0

キョン「…で、部室に行ってどうするんだ?」

ハルヒ「ちょっと実験よ、実験」ニヤリ

キョン「?」

ハルヒ「あれ、開いてる?」ガチャ

みくる「あ。涼宮さん、おはようございます」ニコ

ハルヒ「みくるちゃんおはよう。何で部室に?」

みくる「新しいお茶を持ってきたので、置きにきたのです」ニコ

ハルヒ「偉いわ!みくるちゃん」

みくる「あ、キョンくんも。おはようございます」ニコ

キョン「おはようございます。朝比奈さん」

みくる「それにしても、朝に部室に来られるなんて、何かありました?」

ハルヒ「!そうだ、みくるちゃん。ちょっと実験に付き合ってよ」

みくる「実験…ですか?」

ハルヒ「すぐ終わるから大丈夫よ!とりあえずキョンは中に入る!みくるちゃんはそこに座る!」

キョン「へいへい」

みくる「わかりましたぁ〜」

78 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:29:11.44 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「ふふふ。さてと、じゃあキョン!」

キョン「なんだよ?」

ハルヒ「みくるちゃんを見てどう思った?」

キョン「朝から朝比奈さんの制服姿を拝めるなんて眼福、眼福…」

みくる「え!?」

ハルヒ「なによキョン、みくるちゃんのこと好きなの?」ムゥ

キョン「好きっていうか、朝比奈さんは高翌嶺の花で男子生徒の憧れの存在みたいな…」

みくる「え?え?」

ハルヒ「ふーん。そうなんだ」

みくる「ふぇぇ!?キョンくんどうしたのですかぁ?」オロオロ

キョン「別にどうもしませんよ…」

みくる「でもでも、なんかはっきりと物を言っているような…」

ハルヒ「やっぱりみくるちゃんもそう思う?キョン、変よね?」

みくる「ええと…」コクリ

キョン「…」

79 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:42:27.86 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「せっかくだから、みくるちゃんもキョンに何か質問して」

みくる「え?私がですか?…うーん」

ハルヒ「…」

キョン「…」

みくる「…ええと。古泉君のことどう思ってます?」

キョン「笑顔が癪に障ることもあるけど、頼りになる友人…かな」カァッ

ハルヒ「古泉君が聞いたら喜びそうね!」

キョン「…あいつには言わないでくれ」

みくる「じゃあ、長門さんのことはどう思ってます?」

キョン「いざというとき頼りになる相談相手…かな」(…このパターンはやばいんじゃないか?古泉、長門とくれば…)

ハルヒ「ふぅん、有希のことそんな風に思ってたんだ」(このままいけば次は私のこと聞くわよね!ナイスよ!みくるちゃん!)

みくる「…じゃあ、涼宮さんのことはどう思ってます?」

ハルヒ「…」ドキドキ(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

キョン「小型台風みたいな元気娘…かな」(あ、あぶねえ)

ハルヒ「何よそれ!」ムッ

80 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:44:46.40 ID:SDotXJJr0

みくる「ええと、じゃあ涼宮さんを異性としてどう見てます?」

ハルヒ「!」ドキドキ(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

キョン「可愛いし、スタイルいいし、一年の時に見たポニーテール姿は個人的にドストライク…あー、その、うん…」カァァッ(…終わった)

ハルヒ「…あ、あんた何言ってるのよ」カァァァッ

キョン「スマン」

みくる「まあ。じゃあ涼宮さんのこと好きなんですか?」キラキラ

キョン「はい。…あ、いや…その…」カァッ

ハルヒ「!」カァッ

みくる「ふふふ。じゃあ涼宮さんはキョンくんのことどう思ってるのですか?」

ハルヒ「な、何で私がそんなこと答えなきゃいけないのよ!」カァッ

みくる「せっかくキョンくんが言ってくれたんですから、涼宮さんの気持ちも伝えておいた方がいいと思いまして」キラキラ

ハルヒ「う、あ、うん。そうね…。好きよ」カァッ

キョン「!」

みくる「ふふふ、じゃあ私はこれで失礼します」

ハルヒ「あ、ちょっと…」

みくる「…」ニコッ パタン

81 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:48:10.78 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「…」

キョン「…」

ハルヒ「…」チラッ

キョン「…」チラッ

ハルヒ「な、なによ」カァッ

キョン「もう一回聞かせてくれ」

ハルヒ「なにを?」

キョン「俺のことどう思ってるのか」

ハルヒ「…う゛〜。あんたこそ、ちゃんと言葉にしなさいよ!」

キョン「そうくるか!」

ハルヒ「誤算だったわ、みくるちゃんがあんなふうに振ってくるなんて…」

キョン「以外としたたかだったな…」

ハルヒ「そうね…。それよりもキョン」ジッ

キョン「な、なんだ?」

ハルヒ「あたしのこと、女としてどう思ってるの?」

キョン「可愛くてスタイル抜群ないい女」

82 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:50:25.51 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「そうじゃなくて!」

キョン「あー、ハルヒ…。恋愛は精神病じゃなかったのか?」

ハルヒ「そう、それは間違いないわね。でも、昔からそう言われているじゃない」

キョン「…」(マズイマズイマズイ)

ハルヒ「あんたは、私にどんな感情を抱いているの?」

キョン「俺のものにしたい!…って、まあ、そういうことだ。うん」(終わった)

ハルヒ「ふ、ふーん。そうなんだ」///

キョン「ああ、まあ、な」

ハルヒ「…」

キョン「…」

ハルヒ「…てあげてもいいわよ」

キョン「なんだって?」

ハルヒ「あんたのものになってあげてもいいって言ったの!」カァッ

キョン「マジでか!?」ヒャッホーイ

ハルヒ「な、何でそんなにノリノリなのよ」

キョン「お互い好き同士だったことが嬉しいんだよ」

83 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:52:38.82 ID:SDotXJJr0

ハルヒ「あぅ」///

キョン「そうやって照れているのも新鮮で可愛いなハルヒ」

ハルヒ「あ、あんたねえ…」カァァッ

キョン「あーもう、可愛いなハルヒ!」

ハルヒ「あ、あんたやっぱり変よ!!ばかっ」カァッ

キョン「真っ赤になりながら怒鳴っても説得力ないぞ。ハルヒ」

ハルヒ「ううう…なによ、馬鹿キョンの癖に…」///

キョン「ハルヒ」ソット カタヲ ダク

ハルヒ「!!」///

キョン「好きだ」

ハルヒ「キョン…」ウルウル

キョン「…」チュッ

ハルヒ「…ん」

キョン「…ハルヒの味がする」ニコ

ハルヒ「ば、ばかっ!」///

キョン「ずっと味わっていたい味だな」

ハルヒ「…もう」チュッ

キョン「…」

ハルヒ「…」

84 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 21:55:50.33 ID:SDotXJJr0

ガチャ

キョン・ハルヒ「!!」ビクッ

長門「…失礼。本を取りにきただけ。すぐ出て行く」トテトテ

キョン・ハルヒ「…」

長門「そのような行為をする際は、あらかじめ鍵を閉めておくことを推奨する」トテトテ

キョン・ハルヒ「…」

長門「…何か?」

キョン「いや…その。スマン」///

ハルヒ「あははは…」///

長門「涼宮ハルヒ」

ハルヒ「…なによ?有希」

長門「おめでとう」

ハルヒ「え?…あ、ありがと」カァッ

長門「貴方も、おめでとう」

キョン「なにがだよ?」

長門「…カップル成立」カチャ

キョン「あ、ああ。サンキュー」カァッ

長門「じゃあ、ごゆっくり」パタン

キョン「ごゆっくりって言ってもなあ、俺たちもそろそろ教室行かないと」

ハルヒ「そうね…でも、その前に…」チュッ

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「ふふ。キョンの味がする」ニコ

キョン「…やれやれ」

おしまい

85 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 22:00:24.07 ID:SDotXJJr0

「一日はまだ始まったばかりなのに、大丈夫なのか?」

そう思われる方もいるかと思いますが、一応キョンと両想いということを知って、『キョンと恋人同士』の世界にシフトしたということでww

86 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 23:33:04.09 ID:SDotXJJr0

適当落書き ハルヒ分裂打ち止めバージョン

キョン「どわっ!?」

ハルヒ?「どーんっ!って、ハルヒはハルヒは貴方にダイブ!」ダキッ

キョン「なななな?」(なんじゃこりゃあああああああ)

小学生くらいに小さくなったハルヒが、俺に抱きついてきた。

ハルヒ?「ふふん。お姉さまは素直じゃないからこんなことしないけど、ハルヒは代わりに貴方にしがみついてみたりっ」ギュッ

キョン「ええと、ハルヒの妹…だよな?」

ハルヒ「残念ながらハズレ。ハルヒは情報総合思念体が涼宮ハルヒの体細胞を基に造られた複製(クローン)ですと、ハルヒはハルヒは最高機密を貴方に暴露」ダキッ

キョン「複製…だと」




うん。なんかこういうのもアリかな(いや、ねえよww)

87 名前: ◆F/bQYgopwk[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 23:40:51.24 ID:SDotXJJr0

↑の最後のハルヒはハルヒ?ですね。orz

ハルヒ分裂御坂妹バージョン

ハルヒ?「失礼します。とハルヒは貴方の手を取ります」

キョン「いきなりなにをするんだ?ハルヒ?」

ハルヒ?「ハルヒは涼宮ハルヒ(オリジナル)ではありません。涼宮ハルヒを基に造られた複製です」

キョン「複製…だと!?」

ハルヒ?「お望みでしたらポニーテールもご用意できますが?と、ハルヒは貴方の嗜好に応えることができる万能性をアピールします」

キョン「…」


うん、やっぱないなww



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