ゲンドウ「チャンスだ冬月」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 02:50:15.69 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「レイ、食事にしよう」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 02:51:11.52 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「……身体の調子はどうだ」

レイ「問題ありません」

ゲンドウ「普段の生活で何か問題はないか」

レイ「はい」

ゲンドウ「学校はどうだ」

レイ「…………ふふ」 ニヤッ

ゲンドウ「!?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 02:56:32.55 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「どうしたレイ」

レイ「何がですか」

ゲンドウ「今、なぜ笑った」

レイ「…笑った?私が?」

ゲンドウ「ああ」

レイ「…意識していませんでした」

ゲンドウ「何を考えていた」

レイ「…碇君に」

ゲンドウ「シンジ?」

レイ「はい。私には主婦が似合うと言われました」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:02:53.39 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「(レイが主婦?フン…馬鹿なことを…。
      シンジめ、レイを口説いているつもりか)」

レイ「……」

ゲンドウ「(レイと主婦など対極に位置する存在ではないか。
      …思えばユイもそうだったな…ユイ……)」

レイ「……」モグモグ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:10:23.17 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「(レイの元となったユイですらそうだ。
      心も発達していないレイに……ん?)

      …レイ」

レイ「はい」

ゲンドウ「どう感じた」

レイ「…質問の意味がよくわかりません」

ゲンドウ「シンジに主婦が似合うと言われてどう思った」

レイ「……ぽかぽか」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:15:18.02 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「ぽかぽか?」

レイ「胸のあたりが…ぽかぽか」

ゲンドウ「(要領を得んな…だが悪感情ではない…
      まずいな、レイの心など補完計画において邪魔な物にしか成り得ん。
      シンジめ、余計なことをしてくれる)」

レイ「……」

ゲンドウ「(早いうちに手を打たねばならん…しかしまさかこのレイがな…
      おそらくレイの中のユイの遺伝子がシンジに惹かれ……ん?
      遺伝子?レイ……シンジ……ユイ…………むっ!これは!!)」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:18:44.14 ID:UvJruBPc0


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:

ゲンドウ「冬月、例の計画は中止だ」

コウゾウ「なっ!?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:20:27.80 ID:UvJruBPc0

コウゾウ「いまさら何を言っている!馬鹿な!
     俺たちにはもう引き返す道などないのだぞ!」

ゲンドウ「落ち着け」

コウゾウ「これまでどれだけの命を費やしたと思ってる!これだけのために!!
     ユイ君に会いたくはないのか!?」

ゲンドウ「話を聞け。ユイには会える」

コウゾウ「……何を考えている」

ゲンドウ「レイだ」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:23:58.97 ID:UvJruBPc0

コウゾウ「レイ?」

ゲンドウ「ああ。あれはユイをベースに作られている。
     言わずもがなユイの生き写しだ。少なくとも外見は」

コウゾウ「だから何だ?まさか似ているからとレイで妥協するわけではなかろうな!?」

ゲンドウ「話は最後まで聞け。そしてシンジだ」

コウゾウ「シンジくん?」

ゲンドウ「あれも母親似だ」

コウゾウ「……たしかに、お前には似とらんな…
     だから何だと言うのだ、さっぱり掴めんぞ」

ゲンドウ「つまりだ、レイもシンジもユイの血を色濃く受け継いでいる。
     この二人の間に子が出来ればそれも間違いなくユイに似ているはずだ」

コウゾウ「………………は?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:26:49.79 ID:UvJruBPc0

コウゾウ「ば、馬鹿を言うな!あの二人は近親だぞ!?
     言わば母親が同じ兄妹のようなものだ!」

ゲンドウ「戸籍上は他人だ、問題ない」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:27:57.57 ID:UvJruBPc0

コウゾウ「問題ないわけなかろう!
     法的に問題なくとも倫理的に大問題だ!」

ゲンドウ「一世代限りならば近親交配もさしたる問題ではない」

コウゾウ「だからそういう問題では

ゲンドウ「生まれてきた娘には当然ユイと名づけさせる」

コウゾウ「おい、話を聞け!」

ゲンドウ「お前にはユイの家庭教師を任命しよう」

コウゾウ「おい、しっかりしろ!何を言っている!」

ゲンドウ「冬月せんせぇー」

コウゾウ「む?」

ゲンドウ「冬月せんせぇー、ユイ、この問題わからないのぉ」

コウゾウ「むむ!?」

ゲンドウ「ユイ、冬月せんせぇーだぁーいすき!」

コウゾウ「むほぁ!!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:32:16.81 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「……鼻血を拭け」

コウゾウ「くっ……俺の負けのようだな」

ゲンドウ「わかってくれたか」

コウゾウ「だが厳しいのではないか?シンジくんはともかく
     レイに恋愛感情…いや、感情そのものがあるか疑わしいものだが」

ゲンドウ「その点は心配ない。レイもシンジに対して好感情を抱いている」

コウゾウ「本当か?あのレイが」

ゲンドウ「ああ」

コウゾウ「シンジくんの方はどうなのだ?」

ゲンドウ「シンジに至ってはレイを口説く有様だ」

コウゾウ「本当か!!?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:34:44.72 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「このユイ新生計画をLRS計画と名付ける」

コウゾウ「LRS?」

ゲンドウ「ラブラブ・レイ・シンジ計画だ」

コウゾウ「……」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:36:44.05 ID:UvJruBPc0

コウゾウ「だが、それを遂行するためには兎にも角にも生き残らねば話にならんぞ。
      使徒はともかく、ゼーレの補完計画はどうするつもりだ?」

ゲンドウ「全力で潰す」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:45:31.19 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「補完計画はともかく、使徒との戦いはむしろ好都合だ。
     極限の状況で男女の仲は急速に進むと言うからな」

コウゾウ「…しかしあのシンジくんがレイを口説くとはなあ…
      そういうことには奥手な性格だと思っていたが…
      血は争えんということかな?(ニヤリ)」

ゲンドウ「……ゴホン、と、ともかくだ。
      既にLRS計画の第1歩として、ここに遊園地のペアチケットがある」

コウゾウ「ほう」

ゲンドウ「これをシンジに渡せばレイを誘うことは必至だ」

コウゾウ「ほうほう」

ゲンドウ「さらにはコレを私が渡すことによって、私とシンジの仲も若干和らぐのではないかと」

コウゾウ「ん?」

ゲンドウ「…補完計画なき今、シンジを遠ざける理由もない」

コウゾウ「そうか…そっちの方も上手くいくと良いな」

ゲンドウ「ああ…」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 03:53:15.46 ID:UvJruBPc0






シンジ「最近使徒こないね」

アスカ「ほーんと。あーあ、訓練やら実験やらもうウンザリだわ」

レイ「……」

シンジ「何言ってるんだよ、いいことじゃないか」

アスカ「アンタこそ何言ってるのよ、アタシ達は使徒を倒すためにここにいるんじゃない。
    使徒が来なくなったらアタシ達お払い箱よ」

シンジ「僕は戦わなくて済むならそれに越したことはないと思うけど…」

アスカ「ハァ…つまんない男」

レイ「……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:00:54.77 ID:UvJruBPc0

アスカ「ま、いいわ。とっとと帰りましょ……ん?」

シンジ「どうしたの?」

アスカ「ねえ、あの出口のゲートの所にいるのってさ…」

シンジ「え?……あ!」

レイ「……司令」

アスカ「何してんのかしらね、あんな所で」

シンジ「な、なんかこっちを睨んでる気が…」

アスカ「ちょ、ちょっと!アンタなんかやらかしたんじゃないの?」

シンジ「え…いや…そんなことはない…と思うけど…」

アスカ「……と、とにかくここで立ち止まってても仕方ないわね…あのゲート通らないと外に出られないし…行くわよ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:04:00.32 ID:UvJruBPc0



ゲンドウ「……」

アスカ「あ、お、お疲れ様でーす…」

シンジ「……」

レイ「お先に失礼します」

ゲンドウ「…待て」

アスカ「ひっ…」

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「え?…ぼ、僕?な、なに?父さん…」

ゲンドウ「受け取れ」

シンジ「え?」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:06:15.17 ID:UvJruBPc0

シンジ「え?こ、これ?なに…遊園地のペアチケット…?」

アスカ「遊園地?」

ゲンドウ「……」

シンジ「ど、どうしたの父さんこれ…」

ゲンドウ「やる」

シンジ「え?」

ゲンドウ「好きに使え」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:14:13.12 ID:UvJruBPc0

シンジ「あ、ありがとう…」

ゲンドウ「ふん」 クイッ

アスカ「よ、よかったじゃない」

シンジ「うん…///」

アスカ「(なに赤くなってんのよ……ああ…司令にプレゼントされたのが嬉しいのか…
     ハァ…やっぱりファザコンねコイツ…)」

レイ「……」

アスカ「アンタどうすんのそれ?」

シンジ「え?どうって?」

アスカ「ペアチケットじゃないそれ」

シンジ「ん?ああ、どうしよっかな…」

ゲンドウ「(何をしてる、どうしようじゃないだろう、ほれ、今だ、レイを誘え!)」

シンジ「トウジかケンスケとでも…」

ゲンドウ「(むむ!?)」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:23:21.45 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「(トウジ!?ケンスケ!?誰だそれは!)」

アスカ「ハァ!?男二人で遊園地行くわけ!?」

シンジ「え?へ、変かな…?」

アスカ「変って言うか気持ち悪いわよ!ペアチケット使って男二人で遊園地なんて
     ホモカップルじゃないんだから!」

シンジ「ホ、ホホ、ホモってなんだよ!そういう言い方やめてよ!」

アスカ「男二人でお化け屋敷入ったりメリーゴーランド乗ったり観覧車乗ったりするわけ!?」

シンジ「うっ…た、たしかにそう言う風に言われてみると……
     でも僕、女の子の友達なんていないし…」

アスカ「ハァ…なっさけないわねえ…」

レイ「……」

ゲンドウ「(おい!このバカ息子!レイがさっきから熱い視線を送っているではないか!おい!おい!!)」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:30:22.19 ID:UvJruBPc0

アスカ「仕方ないわねぇ、一緒に行ってあげるわよ」

シンジ「え!?」

ゲンドウ「(なっ!?)」

レイ「……」

アスカ「え、って何よ!不満なワケ!?」

シンジ「そ、そそんなことないよ!え…ほ、本当にいいの?」

アスカ「い、いいっつってんでしょうが!しつこいと行かないわよ!」

シンジ「あ、ありがとうアスカ」

アスカ「べ、別に、し、仕方なくよ仕方なく!アンタがあんまり惨めなもんだからね!ふん!」

レイ「……」

ゲンドウ「(こ、こ、こんの赤毛猿めぇええええ!!!
       私のシンジ!もとい、レイのシンジを横取りするつもりかああ!!!)」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:43:04.73 ID:UvJruBPc0





ゲンドウ「冬月。例の計画、シナリオの修正が必要だ」

コウゾウ「む?」

ゲンドウ「思わぬ邪魔が入った。セカンドだ」

コウゾウ「セカンドチルドレン?彼女がどうした」

ゲンドウ「奴め、シンジがレイを誘おうとしていたところ、強引にシンジに名乗り出おった」

コウゾウ「ふむ…だが問題ないのではないか?
      シンジくんは既にレイに好意を抱いているのだろう?」

ゲンドウ「問題はシンジではなくセカンドだ。
      あのファッキンゲルマンモンキーめ、シンジを狙っている。
      気の弱いシンジのことだ、奴の図々しさに押され関係を持ってしまうということも考えられなくもない」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 04:52:23.40 ID:UvJruBPc0

ゲンドウ「奴は国に帰す」

コウゾウ「おい、馬鹿を言うな。
      死海文書が正確ならば使徒はアダムとリリスも除いてもまだ6体もいるのだぞ。
      セカンドと弐号機の力は不可欠だ」

ゲンドウ「むう…っ!忌々しい猿め…っ!」

コウゾウ「国に帰すとまでは行かずとも、とりあえず住居を移した方がいいだろう」

ゲンドウ「住居?なぜだ」

コウゾウ「彼女とシンジくんは同居しているのだろう」

ゲンドウ「はっ!」

コウゾウ「…失念したな?」

ゲンドウ「か、かか葛城三佐をここへ呼べ!今すぐ!!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 05:02:19.64 ID:UvJruBPc0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アスカ「シンジー」

シンジ「んー?」

アスカ「明日ちょっと買い物に付き合いなさいよ」

シンジ「ん?別にいいけど…何買うの?」

アスカ「アンタの服よ」

シンジ「え?僕の服?アスカの服じゃなくて?なんで?」

アスカ「アンタ、来週の遊園地なに着てくつもりなのよ」

シンジ「え、普通の…普段着てる……なんでもいいんじゃないかな」

アスカ「ッッ!アンタねえ!このアタシとデートするんだからちょっとは服装に気を遣いなさいよ!」

シンジ「……え!?デ、デ、デート!?」

アスカ「あっ…ち、違っ…!こ、言葉のあやよ!!」

シンジ「え…あ、ああ…うん…///」

アスカ「///」

シンジ[///」

53 名前: ◆kaWOrUavQE [] 投稿日:2011/02/24(木) 05:10:19.65 ID:UvJruBPc0

寝る。落としていいです。

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 19:48:55.07 ID:shk6Plko0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コウゾウ「葛城三佐は既に帰宅したようだ」

ゲンドウ「ちっ…明日朝一でここに呼び出せ」

コウゾウ「しかし別居させると言うが、理由はどうするつもりだ?」

ゲンドウ「理由などなんでもいい。なくともかまわん」

コウゾウ「おい、あまり強硬な手段を使えばシンジくんに嫌われるぞ」

ゲンドウ「むっ!?」

コウゾウ「親子関係を修復するのも目的のひとつなんだろう?」

ゲンドウ「…何か手はないか」

コウゾウ「セカンドに別の男をあてがうというのはどうだ?」

ゲンドウ「なるほど…妙案だ。さすがは冬月教授」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 19:50:01.64 ID:shk6Plko0

コウゾウ「誰か心当たりはいるかね?」

ゲンドウ「加持一尉あたりがいいだろう」

コウゾウ「ふむ…彼はあっちでもセカンドの面倒を見ていたというからな」

ゲンドウ「よし、奴ならいつでも来るだろう、呼べ」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 19:52:50.92 ID:shk6Plko0




リョウジ「お呼びですか」

ゲンドウ「……」

コウゾウ「ああ、よく来てくれた」

リョウジ「おや、なにやら穏やかならぬ雰囲気で…どうされましたかな」

コウゾウ「ん…まあ、その…だな…
      (何と切り出したらよいものやら…)」

リョウジ「…?」

ゲンドウ「セカンドを抱け」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 19:56:27.09 ID:shk6Plko0

リョウジ「はい?」

コウゾウ「お、おい碇…」

ゲンドウ「無理やりでも構わん。犯せ」

コウゾウ「おい、早まるな!」

リョウジ「…わかるように順を追って説明してもらえませんかね」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:01:58.01 ID:shk6Plko0

ゲンドウ「……」

コウゾウ「(な、なんだその目は碇…俺に説明しろと言うのか…!)」

リョウジ「……」

コウゾウ「ああ、まあ、今の碇が言ったことは気にしなくてもいい。
      まあ要は彼女の面倒を見てほしいということであってだな…」

ゲンドウ「違う。嬲れ」

コウゾウ「おい!お前は黙ってろ!」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:09:59.13 ID:shk6Plko0

リョウジ「アスカの面倒?今は葛城がよくやってくれてると思いますが
      ボディーガードということですかい?」

コウゾウ「いや、それともまた違うんだが…
      彼女に気をかけてやってほしいというか…」

ゲンドウ「あのメス猿をシンジに近づけるなと言っている!!」

リョウジ「!?」

コウゾウ「おい馬鹿…!」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:23:29.79 ID:shk6Plko0

リョウジ「シンジくんと…?それまた何故?」

ゲンドウ「くっ…そ、それは…」

リョウジ「お言葉ですが、アスカはあの齢で大学を卒業している才媛で
     器量も申し分ないと思いますが、何がご不満で?」

ゲンドウ「……」

リョウジ「アスカもこっちに来てから明るくなったというか、棘が無くなったというか…
     それもシンジくんや中学校の友達のおかげだと思うんですよ。
     今まで同い年の友人などいませんでしたからね彼女には」

ゲンドウ「…だからなんだ」

リョウジ「個人的にはアスカとシンジくんを応援してやりたいと考えているってことですよ」

ゲンドウ「だめだ」

リョウジ「よかったら理由をお聞かせ願えませんかね?」

ゲンドウ「…死海文書に、あの二人がくっつくと世界が滅ぶと記されているからだ」

リョウジ「それは嘘でしょう」

ゲンドウ「…君には関係のないことだ」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:27:32.35 ID:shk6Plko0

コウゾウ「まあ待て、一旦落ち着け碇。
      すまなかったね加持君。いま聞いたことは忘れてほしい」

リョウジ「はあ」

コウゾウ「つまらんことで呼び出して悪かった。今日はもういい」

リョウジ「では、また何かあったら」

コウゾウ「ああ」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:30:16.83 ID:shk6Plko0



ゲンドウ「ちっ…使えん奴め」

コウゾウ「熱くなりすぎだ碇」

ゲンドウ「使えんどころか奴は敵に回るやもしれん」

コウゾウ「だな。全く、それなのにお前はこちらの意図を漏らすような真似をしおって…」

ゲンドウ「…始末するか」

コウゾウ「だから早まるな」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:35:54.61 ID:shk6Plko0

ゲンドウ「他に誰かいないか」

コウゾウ「あれはどうだ?」

ゲンドウ「あれ?」

コウゾウ「あれだよあれ…何と言ったかな…
      ほれ、オペレーターの長髪の…」

ゲンドウ「ああ、あれか」

コウゾウ「ああいうナウい感じのがセカンドのような若い娘にはウケるのではないかね」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:40:00.93 ID:shk6Plko0

ゲンドウ「あれはだめだ」

コウゾウ「なぜだ」

ゲンドウ「同じオペレーターの伊吹二尉とデキている」

コウゾウ「なっ…!?ななな…」

ゲンドウ「?」

コウゾウ「なんだとおおおおおお!!!!!!」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:47:49.99 ID:shk6Plko0

ゲンドウ「何をうろたえている冬月」

コウゾウ「おまっ…い、伊吹二尉ってあれだろマヤちゃんだろお!?おまっ…ちょっ…!」

ゲンドウ「マ、マヤちゃん?」

コウゾウ「だ、だだ誰から聞いたのだ!?」

ゲンドウ「赤木博士からだが…どうした冬月落ち着け」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/24(木) 20:57:08.26 ID:shk6Plko0


                      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                       d⌒) ./| _ノ  __ノ
                      ---------------
                      制作・著作 NHK

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:14:39.27 ID:31F/wfu50

コウゾウ「くっ…!マヤちゃん…よりによってあんな軽薄そうな長髪と…!」

ゲンドウ「…冬月、お前ああいうのが好みだったのか」

コウゾウ「どことなくユイ君に似てると思わんかね、マヤちゃん」

ゲンドウ「いや全然」

コウゾウ「そうか…」

ゲンドウ「……」

コウゾウ「ゴホン、話が逸れたな…ああ、なんの話をしていたか…」

ゲンドウ「セカンドのことだ」

コウゾウ「ああ、そうだセカンドだ……
     セカンド……セカンドがどうしたんだったか…」

ゲンドウ「おい、ボケるには早いぞ冬月、シンジからセカンドを引き離すのだ!」

コウゾウ「あ、ああ、そうだ、そうだったな…すまん…
     …どうも疲れているみたいだ…今日はこの辺で休ませてもらうよ」

ゲンドウ「…わかった。明日は朝一で葛城三佐の尋問だ、忘れるな」

コウゾウ「わかってる。では失礼するよ…
     ……………………はぁ、マヤちゃん……」

ゲンドウ「……」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:19:59.48 ID:31F/wfu50

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミサト「たっだいま〜」

シンジ「あ、おかえりなさいミサトさん」

ミサト「あら、二人とも、まだ起きてたの?明日休みだからってあんまり夜更かししちゃ駄目よん」

アスカ「そうよ、アンタ寝坊すんじゃないわよ」

ミサト「ん?どこか行くの?」

シンジ「ええ、ちょっと買い物に」

ミサト「あらぁん、もしやデート?」

アスカ「ち、違うわよバカ!!なんでアタシがシンジなんかと…」

シンジ「そ、そうですよ!デートは来週で明日は…あ…」

ミサト「え?」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:24:54.71 ID:31F/wfu50

シンジ「あ、いや、そ、そうじゃなくて、その…」

アスカ「な、なななに言ってんのよこのバカシンジ!」

ミサト「デートは来週?んん??なになにどういうことかな〜?」

アスカ「…ア、アタシもう寝る!おやすみ!」 ダッ…

ミサト「あ、ちょっと…!」

シンジ「あ、じゃ、じゃあ僕もそろそろ…」

ガシッ!

ミサト「シンちゃんは逃がさないわよん、ふふふ」

シンジ「え、あ…」

ミサト「さ!オネエサンに洗いざらい話してちょうだい♪」

シンジ「うぅ…」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:28:41.19 ID:31F/wfu50




シンジ「……という次第で…」

ミサト「ふぅーん、司令が遊園地のチケットをねえ…
    よかったじゃないシンちゃん!」

シンジ「あ、はい!」

ミサト「でもどういう風の吹き回しかしらね、あの司令が…
     …なんかとからぬこと企んでたりして……なーんちゃって!」

シンジ「……やめてください、冗談になりませんよ」

ミサト「…ごみん」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:39:02.30 ID:31F/wfu50





チュン、チュンチュン…


アスカ「……ふあぁ〜〜あ…………いま何時…ゲッ!10時!?」

ガラッ!

アスカ「ちょっとバカシンジ!」

シンジ「あ、おはようアスカ」

アスカ「おはようじゃないわよ!もう10時じゃない!なんで起こしてくれなかったのよ!?」

シンジ「え?もう10時って…まだ10時じゃないか」

アスカ「Zeit ist Geld!時は金なり!
     今日は休日だから街も人多いのよ!いい服が先に買われちゃってたらどーすんのよ!」

シンジ「はは、そんな大げさだなあ。服売ってるお店なんて何十軒もあるじゃないか」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:49:42.49 ID:31F/wfu50

アスカ「…そーいやアンタ…昨夜ミサトに変なこと言わなかったでしょうね…?」

シンジ「え!?い、言ってないよ!」

アスカ「ほんとでしょうねぇ……
    で、そのミサトは?まだ寝てんのあのビア樽は」

シンジ「ミサトさんなら朝早くに父さんから呼び出しかかったって、本部に行ったよ」

アスカ「ふーん…………
     ッ!ま、まさか今日に限って使徒来たりしてないでしょうね!?」

シンジ「まさか…だったら僕らも召集かかってるはずだし」

アスカ「だったらいいけど…。
    休日の早朝に司令から呼び出しかかるなんて何あったのかしら」

シンジ「さあ…?ビールばっかり飲んでるから降格されちゃったりして」

アスカ「あはは!!あり得るわね!」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 15:55:56.21 ID:31F/wfu50




アスカ「…ふぅ、やっと着いたわね…日本の満員電車はいつになっても慣れないわ…」

シンジ「大丈夫?ちょっと休んでから行こうか?」

アスカ「ん?別にいいわよそこまでしなくても」

シンジ「そうだ、朝ご飯食べてないでしょ?
     もうすぐお昼だし、休憩がてらどこかでお昼食べてからお店回らない?」

アスカ「あ、いいわね!」

シンジ「何食べたい?」

アスカ「ハンバーグ!!」



レイ「……」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 16:05:10.96 ID:31F/wfu50




シンジ「あ!あのお店なんて美味しそうじゃない?」

アスカ「え〜、そう?なんか普通のファミレスって感じ。
     もっとオシャレなお店がいい!」

シンジ「オシャレ?う〜ん……」

アスカ「(せっかくのデ、デ、デートなんだから!もうちょっと気遣いなさいよバカシンジ!
      ぼけぼけ〜っとして…ったく!…まあ、だからバカシンジなんだけどね…フフ)



レイ「……」
   (碇君…弐号機パイロット…楽しそう……
    楽しそう?…そう、羨ましいのね、私…。嫉妬…これが嫉妬?
    いつか私もあの弐号機パイロットの位置に……
    でも、今はこうして尾けて電柱の影から覗くのが精一杯なの…)

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 16:09:37.62 ID:31F/wfu50

レイ「(でも、きっと私は弐号機パイロットみたいにあんなに喋れない…)」

警官「ちょっとキミ」

レイ「(何を話してるの…?盗聴器も仕掛けておけば良かったの…)」

警官「キミ!」

レイ「……なに」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 16:15:03.28 ID:31F/wfu50

警官「ちょっといいかい」

レイ「いま、忙しいの」

警官「怪しい人がいるって通報受けて来たんだよ」

レイ「そう、よかったわね」

警官「キミのことだよ!話聞かせてもらうよ!」

レイ「私は怪しくない」

警官「じゃあまずそのサングラスとマスクを取ってもらえるかな
    その青い髪もカツラだろう。怪しくないと言うなら顔を見せてもらおうか」

レイ「これは地毛」

警官「そんな髪の色の人間がいるわけないだろ!
    どうしても応じるつもりはないようだね」

レイ「地毛…」

警官「ちょっと交番まで来てもらおうか」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 16:17:02.34 ID:31F/wfu50

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  ヽ/,  /_ ヽ/、 ヽ_
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  \| |  <____ノ_(_)_ )
   ヾヽニニ/ー--'/
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      9   ∂
       6  ∂.                  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
       (9_∂                    d⌒) ./| _ノ  __ノ

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 16:32:36.89 ID:31F/wfu50

コウゾウ「碇、今度こそ本当に終わりだな」

ゲンドウ「ああ」

コウゾウ「続きはないんだな」

ゲンドウ「ああ」

コウゾウ「保守も必要ないんだな」

ゲンドウ「ああ」

コウゾウ「レイが補導されたが」

ゲンドウ「問題ない」

コウゾウ「おめでとう」

ゲンドウ「おめでとう」

リョウジ「おめでとう」

ミサト「おめでとう」

リツ子「おめでとう」
                                      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
シゲル「ありがとう」                            d⌒) ./| _ノ  __ノ
                                      ---------------
                                      制作・著作 NHK



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