橘「ここからが本題です…お腹がすきました」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:アスカ「シンジ、暇だから>>5しなさいよ」

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7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:12:59.04 ID:ajwMri1KO

キョン「あのな、余談すら聞いてないんだが」

橘「私は最初からクライマックスなのです!」

キョン「そうか。どうでもいいから帰れ」

橘「お断りなのです! お断りなのです!」

キョン「断ってんのはこっちだ」

橘「お邪魔します!」ダッ

キョン「お前の交渉術は勢いだけか」ベシッ

橘「アイタっ……痛いじゃないですか! 賠償としてご飯を要求するニダ!」

キョン「わかった、こいつ面倒くさい奴だ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:18:47.59 ID:ajwMri1KO

橘「キョンだけにニダ!」

キョン「はっ倒すぞ」

橘「お腹が空いてて自然にぶっ倒れそうなのです……」

キョン「機関にいるなら金ぐらいあるだろ?」

橘「あなたに奢らせることに意義がある」キリッ

キョン「なんだ、単なる嫌がらせか」

橘「いい加減にしてください。もはや腹痛のレベルに達してるんですよ!?」

キョン「知らねぇよ……」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:23:50.42 ID:ajwMri1KO

橘「私が倒れたらあなた、どう責任をとるんですかっ」

キョン「迷惑だろうが、佐々木を呼んで引き取ってもらうさ」

橘「佐々木さんが私なんかのために来るとでも?」

キョン「どんだけ嫌われてんだよ」

橘「お腹すいた空いたスイターっ!!」ジタバタ

キョン「幼稚園児か、お前」

橘「……」チラッ

キョン「暴れながら様子見んな」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:28:55.30 ID:ajwMri1KO

キョン「しかたねぇな……」

橘「ご飯!?」ガバッ

キョン「……」ピッ

橘「どこに電話してるのです? ハッ、出前ですか!?」

キョン「もしもし、古泉か? すまんが、森さんの連絡先を…」

橘「ていっ」ベシッ

キョン「いてっ」ポロ

橘「こ、殺す気ですか!?」

キョン「すっかりトラウマだな」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:34:34.76 ID:ajwMri1KO

橘「森さんコワイ森さんコワイ……」ガタブル

キョン「はぁ……、わかったよ。家にあるもんでいいなら……」

橘「ごはん!」ガバッ

キョン「よだれ拭け。ったく、なんで俺が…」

橘「佐々木さんが、キョンさんは面倒見がいいと言っていたのです」

キョン「ねぇよ。……佐々木の奴余計なことを」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:39:44.04 ID:ajwMri1KO



橘「パジャマでおっじゃっま♪」

キョン「私服にもほどがある」

橘「このままで寝るので、私服だってパジャマです! 私服だって私服さっ!」

キョン「意味がわからん。とにかく、ちょっと待ってろ」

橘「はいっ、テレビ見て待ってます!」

キョン「いい返事だよ、ほんと……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:45:56.26 ID:ajwMri1KO

―キッチン―

キョン「ああっと……あれ? カップラーメン無かったっけか?」ガサガサ

キョン「面倒だが、茹でる方……も無いのか」

キョン「冷蔵庫に何か……見事になにもないな」

キョン「パンも無いし、ご飯も炊けてない。どうしたもんかな」

橘「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」

キョン「テレビ見て待ってろよ……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:55:22.01 ID:ajwMri1KO

キョン「お菓子ね……。シリアルならあるが、驚いたことに牛乳が無いんだ」

橘「この家の台所はどうなっているのですかっ」

キョン「お前に文句を言われる筋合いはない」

橘「どうしてくれる! この突き出したお腹の行方をっ!」バッ

キョン「ヘソを出したら風邪ひくぞ」

橘「あ、はいなのです…」イソイソ


キョン「それと、腹を突き出して食物の催促ってどういうことだ?」

橘「いったん0にしてから突っ込まないでください……」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:04:37.91 ID:ajwMri1KO

キョン「しょうがない。出前でも頼むか」

橘「あっ、どうせなら外に食べにいきましょうよ」

キョン「腹がへってるのにわざわざ遠出すんのか」

橘「どうせキョンさんが奢ってくれるなら、食べてみたいものがあるのです」

キョン「俺が金を出すのは確定か……。高い所なら却下だぞ?」

橘「大丈夫です! 行くのはファミリーレストランなので」

キョン「ん、ならいいか」

橘「さぁ、いきましょう!」

キョン「やれやれ……」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:09:57.80 ID:ajwMri1KO

―ファミレス―

店員「イラサイマサーイ。ナンサース?」

キョン「2名で」

店員「コッドゾー」

キョン「ああ、はい」



橘「……あれ何人ですか?」

キョン「名札を見る限りじゃ日本人だな」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:14:37.86 ID:ajwMri1KO

キョン「何にするんだ?」

橘「うーん……」

キョン「食べたいもん決まってたんじゃなかったのかよ」

橘「それはデザートなのです」

キョン「ああ、デザートありきで考えてたのか驚いた」

橘「じゃ、このマーボー丼で」

キョン「スルーか」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:21:05.70 ID:ajwMri1KO



店員「――ッタセーアタ」カチャカチャ

橘「ありがとうなのです♪」

店員「ユックリシテイッテネ」


キョン「……さりげなくタメ口だな」

橘「ほらっ、キョンさんきましたよ!」

キョン「んじゃ、さっさと食べるか。お前のよだれで俺の食欲がヤバい」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:30:04.76 ID:ajwMri1KO

橘「……」モグモグ

キョン「……」モグモグ

橘「……」ジー

キョン「……なんだ?」

橘「それはなんですか?」

キョン「なにって……見りゃわかるだろ? ステーキ定食だ」

橘「不公平! なんという食卓の格差社会!」

キョン「メシ粒が飛ぶから叫ぶな」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 22:35:45.22 ID:ajwMri1KO

キョン「お前も頼めばよかっただろうが」

橘「奢りだから気を使ったんです! なのにあなたは構わずそんな高額の
  一品を……ッ」プルプル…

キョン「まぁ、金出すの俺だしな」

橘「ズルいのです! 一切れプリーズ!!」

キョン「ほら」ヒョイ

橘「あ、はい……あれ?」

キョン「ん?」

橘「こんなあっさり貰えると拍子抜けです……」

キョン「いいから食えよ。そして礼を言えよ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:31:26.85 ID:ajwMri1KO

橘「――うー、食った食った」

キョン「おっさんか」

橘「失敬な! こんな可愛いうら若き乙女を捕まえて」

キョン「乙女は人前でゲップなんてしません」

橘「女性に幻想を抱きすぎですよ! 女の子だって生き物なのですから!  ゲップだってするしオナラだってするんです!」

キョン「今お前が恥じらいをドブにかなぐり捨ててるのは、幻想じゃないけどな」

橘「猫をかぶるのは嫌われたくない人の前だけでいいんです」

キョン「そうだな。俺はお前が嫌いだよ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:38:57.14 ID:ajwMri1KO

キョン「よし、食ったし帰るか」

橘「ま、待ってください! まだ本命が残ってます!」

キョン「今の会話の流れでまだねだるのか。関心するな」

橘「それほどでも……」

キョン「褒めてねぇよ」

橘「店員さーん!」

キョン「本当に話を聞かないなお前は。だから佐々木に嫌われるんだよ」

橘「聞いてないんじゃなくて、マイペースなだけなのです」

キョン「マイペースは魔法の言葉だな」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:50:09.82 ID:ajwMri1KO



店員「ッタセーアタ」ドン

橘「きたきたー♪」

キョン「……なんだこの舟盛り」

橘「スペクタクルサンデーなのです! これだけアイスが盛り盛りで2500円
  のお得スイーツですよ!」

キョン「デザートが主食の合計を超えてんじゃねーか!」

橘「こんな時じゃないと頼めませんもの」

キョン「ほんとお前が嫌いだ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/20(水) 23:57:01.87 ID:ajwMri1KO

橘「〜〜♪」パクモグ

キョン「……」

橘「うぅん、おいすぃーです」

キョン「ソウディスカ」

橘「あっ、キョンさんも食べてみます? はい、あーん」

キョン「ねぇよ。……ねぇよ」

橘「二回も否定しますか。いいもん一人で食べるもん!」

キョン(これ一人で食べきれるのか……?)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:01:24.07 ID:J75rFQIyO

橘「――キョンさん」

キョン「なんだ?」

橘「寒いのです……」

キョン「だろうよ。夏ならまだしも秋だしな」

橘「お腹が冷え冷えです……」

キョン「そりゃ腹下すように祈ってるからな」

橘「も、もう食べれない……」

キョン「……」

橘「あの……」

キョン「許さない。絶対にだ」

橘「き、鬼畜めぇっ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 00:07:44.88 ID:J75rFQIyO



キョン「――あ、あめぇ……。もう色んな種類のアイスが溶け合ってカオスだしさ……」

橘「面目ない……」ゲプッ

キョン「残したらもったいないからな……」ゲプッ

橘「甘いものは別腹だと思っていた時期が私にもありました」

キョン「それこそ幻想だったか…」

橘「のです……」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:09:31.65 ID:J75rFQIyO

店員「アッシター」

ティウンティウン


キョン「腹がヤバい……」

橘「男のくせにだらしないですね」

キョン「よーし、後で森さん呼んでやる」

橘「すみませんでした」

キョン「ったく……じゃあな」


橘「え?」

キョン「ん?」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:15:10.96 ID:J75rFQIyO

橘「ご飯食べて終わりなんて、まるで出会い系でブサイクが来た時の対応
  じゃないですか」

キョン「それよりヒドい状況だけどな」

橘「そう言わずに、もうちょっと付き合ってくださいよー」

キョン「なんで俺がお前の暇つぶしに突き合わなきゃならんのだ」

橘「こんな美少女とデートできるなんて、二度とないかもしれませんよ!?」

キョン「その絶対の自信はどこから来るんだ…?」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:23:17.70 ID:J75rFQIyO

橘「とりあえず、腹ごなしにブラブラしましょうか」

キョン「まだ行くと言ってないだろうに」

橘「か、勘違いしないでよね! 佐々木さんに遊びの誘いを断られたから
  仕方なくなんだからねっ」

キョン「だから話を聞け。その耳は飾りか? そして悲しい事実を突きつけるな」

橘「本当なら佐々木さんとご飯食べて、ランジェリーショップにでも連れ込む
  予定だったのに……」

キョン「余計な企みも言わんでいい」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:29:44.50 ID:J75rFQIyO

橘「お願いしますよぉ」

キョン「はぁ……少しだけだぞ」

橘「やったね! じゃ、目についたからあのゲーセンに洒落こむのです!」

キョン「まだ金を使わせるか」

橘「自分で遊ぶ分ぐらいは出しますって」

キョン「ならあのデザート代も半分は出せよ」

橘「ゴー!!」ダッ

キョン「ほんとに勢いだけだなあいつ」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:36:20.84 ID:J75rFQIyO

―ゲーセン―

キョン「なんか来るのも久々な気がするな」

橘「あまり来ないんですか?」

キョン「基本的に休日は団活だしな。平日も学校終わりに寄ってる暇はない」

橘「大変そうですねぇ」

キョン「まぁな。谷口や国木田にも付き合いが悪いと言われてる」

橘「誘ってくれる友達がいるだけマシですよ……」

キョン「おい、悲しくなるからやめろ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:45:24.07 ID:J75rFQIyO

キョン「ほ、ほら、なにで遊ぶんだ?」

橘「そうですね……キョンさんは格ゲーはするのですか?」

キョン「あまり上手くはないが、中学の頃はよく対戦してたな」

橘「へぇ、じゃあやりましょうよ! 隣で見てますから」

キョン「見てるのかよ! やらないならなんで話振ったんだ!?」

橘「それがデートの定番かと……」

キョン「確かによく見るけどよ……」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:51:32.02 ID:J75rFQIyO

橘「――このっ、とあぁっ!」ブイーン

キョン「……」ブーン

橘「あー! あー! 壁に引っかかった!」ギュラララッ

キョン「……」ブーン

橘「ちょっ、タイムタイムタイム!」ボンパッパ!


キョン「……同じレースゲーム、同じコースを走ってるのに、一回も姿を
    見ないってありえるのか?」

橘「ガッデム! ガッデム!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 01:57:54.59 ID:J75rFQIyO

橘「――もうちょい右です」

キョン「おう」ウィーヌ

橘「そう、そのまま……ストップ!」

キョン「若干ズレてないか?」ウィンウィン

橘「私の計算が正しければ、ヒモに引っかかるはずなのです!」

ティールル ティールル

キョン「……」

橘「……UFOのアームが弱いせいです!」

キョン「アームもなにもカスってすらいなかったぞ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 02:03:39.43 ID:J75rFQIyO



ティールル ティールル

橘「あああ!! またすべった!」

キョン「もう止めにしないか?」

橘「イヤです! あのぬいぐるみに勝つまで止めません!」ウィーヌ

キョン「募金箱とはよく言ったもんだ」

橘「ガッデム! ガッデム!」

キョン(いい加減帰りたい)

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 02:09:53.09 ID:J75rFQIyO

橘「……」

キョン「3000円もつぎ込むくらいなら、飯代を出せばよかったと思うんだが」

橘「うるさいのです」

キョン「ったく、涙目になるなら早めに切り上げろよ」

橘「あなたは私の保護者ですか!? くどくどくどくど、くどいです!」

キョン「そうかい。んなら、俺は帰るよ」

橘「絶対に許さない。絶対ニダ」

キョン「お前は何なんだ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 02:25:56.71 ID:J75rFQIyO

橘「もうゲーセンはこりごりです。次はどこに行きます?」

キョン「帰らせろ」

橘「それじゃあ、最初の提案通りブラブラとウィンドウショッピングでも
  するのです!」

キョン「断る」

橘「ほら、置いてっちゃいますよー?」

キョン「置いてけ」

橘「来ないと、さっき撮ったプリクラがどこに出回るかわかりませんよ?」

キョン「お前……一人プリクラ帳とか可哀想だから撮ってやったのに」

橘「ふはは! 同情するなら大人しく来るのです!」

キョン(色んな意味で哀れだ)

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 02:37:34.60 ID:J75rFQIyO

橘「あっ、この服可愛くないですか?」

キョン「俺に同意を求めるな」

橘「別に買えと言ってるんじゃないんですから、少しぐらい相づちをくださいよ」

キョン「オシャレなんざ俺にはわからんからな」

橘「完璧な答えなんて期待してないんですから、適当にそうだね、とか言ってりゃ
  いいんですよ」

キョン「そーですね」

橘「……」

キョン「……すまん、さすがに態度が悪すぎたな」

橘「あっ、あっちのファンシーショップも覗きましょう!」

キョン「聞けよ」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 20:29:08.55 ID:J75rFQIyO

橘「こんな良い所があったんですね〜」

キョン「元々あったが、あまりにも外観が地味でリニューアルしたんだそうだ」

橘「詳しいですね。誰かと来たのです?」

キョン「ああ、この間の不思議探索で朝比奈さんとな」

橘「あー、好きそうですもんね」

キョン「フェルトの人形を買ってあげたら、すごく喜んでくれたな」


橘「ちなみに私も小物が好きです」

キョン「だからなんだ」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 20:35:19.10 ID:J75rFQIyO

橘「私も可愛い小物が好きです」

キョン「ふーん」

橘「私も可愛いもふもふした小物が大好きです」

キョン「お前が求める答えを返すつもりはないぞ」

橘「チィッ!!」

キョン「そんな攻撃的な舌打ち初めてだ」

橘「数百円のものを惜しむようでは、女の子に嫌われますよ?」

キョン「問題ない。何故なら、俺はお前に好かれる気がミジンコほども
    ないからな」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 20:43:26.33 ID:J75rFQIyO

橘「それは私もですが、この場面は大人の余裕を見せるべきだと思うのです」

キョン「お前は交渉に向いてないな」

橘「ならば命令するのです! 全力で私にお人形を買いなさい!」

キョン「それが通ったらお前がハルヒの代わりになれるな」

橘「ケチ」

キョン「もっと可愛いらしくいってみろ。そしたら気が変わるかもしれんぞ?」



橘「お兄ちゃんのケチんぼっ」プイッ

キョン「もう少しプライドを持て」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 20:47:43.50 ID:J75rFQIyO

橘「なんという外道。次はパンツでも見せればいいですか!?」

キョン「俺を変態に仕立てあげんな。……まぁ、いいか。もう考えるのが
    面倒になってきた」

橘「じゃ、入るのです!」

キョン「へいへい」

ティロリン ティロリン



店員「イラサイマサーイ」

キョン「またかよ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 20:55:23.87 ID:J75rFQIyO

橘「お、おお……外観だけじゃなく内装までピンクづくし」

キョン「だから入りたくなかったんだ」

橘「ただ意地悪してただけじゃなかったのですね」

キョン「客も女の子ばかりで、居心地の悪さといったらないぜ」

橘「……キョンさん知ってます?」

キョン「何をだ?」

橘「女の子は、買い物に時間をかけるものなのです!」


キョン「制限時間は10分な。それを過ぎたら電話をかける」

橘「もう余計なことは言いませんからやめてください」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 21:02:52.74 ID:J75rFQIyO

キョン「こんな宇宙人みたいなのも可愛いのか?」

橘「私の守備範囲外なのでなんとも……」

キョン「なら、これをプレゼントしてやる」

橘「……キョンさんって、いい性格してますよね」

キョン「ははっ、褒めてもこれが二倍になるだけだぞ?」

橘「あっ、この人軽くSだ」

キョン「冗談だ。お前なんぞに余計なプレゼントなんかしねぇよ」

橘「Sなのを否定してください」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 21:32:38.65 ID:J75rFQIyO

橘「あっ! キョンさんキョンさん!」グイグイ

キョン「服が伸びる。どうした?」

橘「これ! これがいいのです!」

キョン「ん、確かにもふもふしてんな。雪虫?」

橘「手触りもですが、この表情がなんとも…」

キョン「これでいいんだな? 清算してくるから待ってろ」

橘「あざーっす!」


キョン(ちょいちょいイラッとするのは何故だろう)

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 21:38:12.26 ID:J75rFQIyO

橘「ふひひ、ギザモユルス」ナデナデ

キョン「怖ぇよ」

橘「そんなこと言って、キョンさんも買ってるじゃないですか」

キョン「これはSOS団の女性陣の分だ」

橘「うわっ、出たよ八方美人」

キョン「お前は俺と遊びたいのか逆鱗に触れたいのかハッキリしろ」

橘「どっちでもいいです」

キョン「後でツインテ引きちぎりの刑な」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 21:47:09.63 ID:J75rFQIyO

キョン「ほら」スッ

橘「なんですか、これ? なんやかんやで私の気を惹きたいのです?」

キョン「寝言って目を開けてても言えるんだな」

橘「キョンさんもたいがい馬鹿にしますよね」

キョン「事実だしな。これは佐々木ともう一人……周防だっけか?
    とりあえず渡しとけ」

橘「どんだけフラグを乱立したいんですか」

キョン「別にお前からの手土産でいいだろ。また付き合わされると面倒だし、
    これでご機嫌でもとってろ。んで、遊んでもらえ」

橘(藤原さんが選択肢に入ってないところが、キョンさんらしいのです)

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 21:54:20.11 ID:J75rFQIyO

橘「物で釣るなんて私のプライドが許しません! 何より、仲は良いのです!」

キョン「今日一日を振り返ってみろ。どう足掻いても友達と呼べるレベル
    じゃねぇだろ」

橘「うぐぅ……心に大ケガです! 賠償金を要求するニダ!」

キョン「それはもういい」

橘「なら、代わりにまたどこか行くのです」

キョン「もう何度目だろうな? 話を聞け」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/21(木) 22:03:43.46 ID:J75rFQIyO

橘「暇な時でいいのです……」

キョン「……俺の頭がどうかしてる時なら、かまわん」

橘「いいのですか?」

キョン「佐々木はそんな冷たい奴じゃないだろうが、佐々木の代理くらい
    ならしてやる」

橘「ありがとうなのです! パトロン、ゲットだぜ!」

キョン「よーし、お前の存在を記憶から抹消してやる」

橘「ジョーダンジョーダン、マイケル・ダグラス」

キョン「はぁ……」


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[( OMO)ドンダケライダーマチダヨ] 投稿日:2010/10/21(木) 22:10:01.42 ID:J75rFQIyO

キョン「じゃ、陽も暮れてきたし気をつけて帰れよ」

橘「え?」

キョン「え?」

橘「さっきから、何をお別れ間際な雰囲気だしてるのです?」

キョン「これ以上どうすんだよ」

橘「何言ってるんですか! ここからが本題ですよ」




橘「――お腹がすきました」

なんかもういいや



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