キョン「・・・・電波w・・・・wwwウフフwww」ハルヒ「?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 18:38:50.97 ID:orOImfy00

キョン「・・・・・」

ハルヒ「東中出身涼宮ハルヒ。タダの人間には興味ありません。
    この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私のところに来なさい。
    以上。」

キョン「・・・・電波w・・・・wwwウフフwww」

ハルヒ「?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:40:41.93 ID:orOImfy00

休み時間

キョン「・・・・・ブスッ・・・・ブスッ・・・・」

ハルヒ「・・・・あんたさっきから何シャーペンで消しゴムさしてんのよ」

キョン「ジー・・・
    東中出身涼宮ハルヒwww」

ハルヒ「何よ?けんか売ってんの?」

キョン「そんなことナイッスヨーwww」

ハルヒ「イライラ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:43:43.81 ID:orOImfy00

ゴールデンウィーク明け

キョン「ジー・・・・」

ハルヒ「なによ」

キョン「曜日で髪型を変えるのは宇宙人対策か?」

ハルヒ「いつ気づいたの?」

キョン「マジパネエwwwww」

ハルヒ「あたし、思うんだけど、曜日によって感じるイメージってそれz・・」

谷口「おーいキョンちょっといいか?」

キョン「別にいいっすよー」

ハルヒ「・・・・」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:46:27.05 ID:orOImfy00

谷口「お前どんな魔法つかったんだ?」

キョン「魔法?」

谷口「涼宮があんなにしゃべってんのはじめてみたぞ」

朝倉「私にも教えてほしいな。涼宮さん私が話しかけても全然答えてくれないんだもの」

キョン「ん・・・別になんもしてないっすよ」

朝倉「そうなの?」

キョン「眉毛太いw」

朝倉 谷口「・・・・・・・」

キョン「抜いていいっすか?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:49:53.45 ID:orOImfy00

授業中

キョン「zzz」

ガシッ ガンッ!!

ハルヒ「気がついた!」

キョン「zzz」

ハルヒ「ないんだったら自分で作ればいいのよ」

キョン「zzz」

ハルヒ「ちょっとキョン!!聞いてるの!?」

キョン「zzz」

教師「涼宮、廊下に立ってろ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 18:57:25.07 ID:orOImfy00

休憩時間

ダダダダダダダダダダダ

グイッ

ハルヒ「私のクラブ作りに協力しなさい」

キョン「zzz・・・・ん?・・・別に・・・いいっすよ・・・」

ハルヒ「・・・・・じゃあ放課後までに調べといて。私は部室を探すから」

キョン「はい」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:00:41.49 ID:orOImfy00

次の日

ハルヒ「ちょっとキョン!!あんた何で逃げたのよ!!」

キョン「はい」

ハルヒ「はいじゃないわよ!!まったく!!まあいいわ、とりあえず部室は見つけたから今日こそは来なさい」

キョン「はい」

ハルヒ「文芸部の部室だから分かったわね!?

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 19:04:49.63 ID:orOImfy00

次の日

ハルヒ「あんたまた来なかったわね!!」

キョン「・・・・」

ハルヒ「今日こそ来なさいよ!!」

放課後

ガチャッ

みくる「ッヒ・・・」

長門「・・・ペラ・・・・」

キョン「・・・・」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:09:58.69 ID:orOImfy00

みくる「もしかしてキョン・・・君ですか?」

キョン「はい」

みくる「よかった。私2年の朝比奈みくるって言います。昨日入りました。であそこにいるのが」

キョン「はい」

長門「・・・長門有紀」

キョン「はい」

みくる「よろしくお願いしますね」

キョン「帰っていいっすか?」

みくる「え?・・・え?・・・」

長門「・・・・」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 19:10:52.37 ID:orOImfy00

次の日

ハルヒ「キョン!!あんた何帰ってんのよ!!」

キョン「はい」ゴソゴソ

ハルヒ「私が来るまで待っときなさいよ!!」

キョン「はい」ポチッ

ハルヒ「いい?今日はちゃんと部室にいなさいよ!?」

ウォークマン「あるはれーたひーのことー」

ハルヒ「・・・・」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:12:43.52 ID:orOImfy00

放課後

ガチャッ

みくる「あ、キョン君。今日大丈夫でしたか?涼宮さんすっごく怒ってましたよ?」

キョン「もう帰っていいっすか?」

みくる「ええ!?またですか?止めたほうがいいですよぉ」

長門「・・・・ペラ・・・」

キョン「帰ります」

ガチャッ!!

ハルヒ「そうはさせないわよ!!」

キョン「チッ」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:17:25.13 ID:orOImfy00

ハルヒ「ようし、団員もそろったところでこのクラブの名前を発表するわよ」

キョン「イライラ」

みくる「わあ」

長門「・・・・」

ハルヒ「このクラブの名前は世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団」

みくる「あっ・・・・」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:20:58.72 ID:orOImfy00

ハルヒ「略してSOS団よ!!」

みくる「あの・・・」

ハルヒ「活動内容は不思議を探すことよ!!」

みくる「涼宮さん・・・」

ハルヒ「なによ、まだ説明途中でしょ!!」

みくる「キョン君が窓から逃げました」

ハルヒ「・・・・・」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:23:57.44 ID:orOImfy00

その日の夜

テレビ「聞こえた気がーしたー 感じた気がーしたーんだー」

キョン「ツヤツヤ」

携帯「ヴーヴー」

パカ

キョン「はい」

ハルヒ「あんた!!何逃げてんのよ!!あそこ2階なのに無茶しないでよ!!」

キョン「イライラ」

ハルヒ「あんたいい加減にしないと私もほんとに怒るわよ!!」

キョン「イライラ」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 19:25:11.02 ID:orOImfy00

ハルヒ「あんたに電話するために谷口に電話番号聞いたのよ?どれだけ苦痛か分かってんの?」

キョン「・・・スッ」

ハルヒ「キョン!?きいてんの?キョン!!」

バキィッ!!

ハルヒ「!!!!!」

プーップーッ

ハルヒ「あいつ携帯ぶっ壊しやがったわね・・・・」



天使「ガードスキル、ハンドソニック・・・」

キョン「天使ちゃんマジ天使 ツヤツヤ」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 19:27:46.14 ID:orOImfy00

次の日

ハルヒ「今日はパソコンをもらいに行くわよ」

みくる「もらうって誰にですかぁ?」

ハルヒ「もちろんパソコン部よ。あんなにいっぱいあるんだものひとつくらいくれるでしょう」

キョン「ボー・・・・」

長門「・・・ペラ・・・・」

みくる「そんな気前よくくれませんよぉ」

ハルヒ「だったら強奪するのよ」

キョン「!!!」

長門「!!!」

ハルヒ「な・・・何よ・・・・」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:32:53.52 ID:orOImfy00

キョン「俺もいく」

長門「私も・・・」

ハルヒ「どうしたのよ急に・・・。まあ、いいわ」

みくる「はぅー」

キョン「じゃあ行こう」

長門「私も・・・」

ガチャ バン

みくる「先にいっちゃいました・・・」

ハルヒ「どうしたのかしら・・・あの二人・・・・。私たちも行くわよ」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:37:21.40 ID:orOImfy00

パソコン部

部長「無理だな。」

ハルヒ「なによ!!こんなにいっぱいあるなら一つ位くれたっていいじゃない!!」

部長「なんでそうなるんだよ。このパソコンは部費では足りないから私費を積み立てて買ったんだ。
   それをお前たちにやるなんてとんでもない!!」

キョン「・・・・・・」カチャカチャカチャ

長門「・・・・・・」カチャカチャカチャ

みくる「はぅー」

ハルヒ「あんたたちなにやってんのよ!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:39:24.63 ID:orOImfy00

ハルヒ「こうなったら奥の手よ。みくるちゃん」

みくる「はい?」

ハルヒ「そりゃ」ムニュ

部長「!!!!」

みくる「き・・・・きゃぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」

キョン「ッサ カシャッカシャッ」

長門「ピロリーン ピロリーン」

部員A「こいつら写真撮りやがった!!」

ハルヒ「犯罪ね」

部長「それは君が無理やりしたんだろうが!!」

キョン「カシャッカシャッ」

長門「ピロリーン ピロリーン」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:45:26.08 ID:orOImfy00

ハルヒ「さあパソコンくれないとみんなにこの写真をばら撒くわよ」

キョン「カシャッカシャッ」

長門「ピロリーン ピロリーン」

部員A「部長は無実だ」

部員B「そうだそうだ」

キョン「カシャッカシャッ」

長門「ピロリーン ピロリーン」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:49:34.48 ID:orOImfy00

ハルヒ「全員グルになってみくるちゃんを襲おうとしたっていうからいいわよ」

部長「っく・・・・」

ハルヒ「さあくれんの?くれないの?」

キョン「カシャッカシャッ」

長門「ピロリーン ピロリーン」

部長「すきなのをもって行け・・・」

ハルヒ「最初からそういえばいいのよ」




長門「ピロリーン」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:51:48.21 ID:orOImfy00


ハルヒ「さあ、これを部室に取り付けるわよ」

みくる「ふえぇーーん」

ハルヒ「いつまでも泣いてんじゃないわよ。パソコンもらったんだからすこしは喜びなさい」

長門「ぴ ぴ ぴ ツヤツヤ」

ハルヒ「有紀はさっきの写真がとれて満足そうね・・・」

みくる「あれ?キョン君がいない・・・・」

ハルヒ「まあいいでしょ。今日はちゃんとはたらいてくれたし」

長門「ツヤツヤ」



キョン「もしもし?警察ですか?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 19:54:11.54 ID:orOImfy00

次の日

校長「我が校から犯罪者が出たことはとても悲しいです・・・」

ハルヒ「うそでしょ。マジであいつ等レイプ魔だったの?」

キョン「ツヤツヤ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:46:41.17 ID:orOImfy00

ハルヒ「今日は校門でビラ配りするわよ!」

みくる「ほえぇ・・」

長門「・・・・ペラ・・・・」

ウォークマン「WBX二人のボディーエンソー」

ハルヒ「しかもタダ配るだけじゃないわよ。コスプレして配るの!!」

長門「!!!」

キョン「!!!」

みくる「ふえぇー」

ハルヒ「じゃーん!バニーガールよ!!」

キョン「・・・・・」

長門「!!!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 20:57:13.76 ID:orOImfy00

ハルヒ「まあ、2着しかないから私とみくるちゃんで行くわよ」

みくる「ええええぇ!!」

長門「・・・・・」

ハルヒ「有紀はバニーは似合わないと思うし、さあ着替えるわよ」

長門「ピキッ」

キョン「スクッ スタスタ ガチャ」

みくる「やぁ、やめてぇ」

キョン「古畑の再放送が始まる・・・」スタスタ

長門「ガシッ」

キョン「?」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:10:23.96 ID:orOImfy00

校門前

ハルヒ「SOS団をよろしくー」

みくる「よろしく・・・おねがいしますぅ・・・」

ハルヒ「なによ元気ないわね。もっと大きな声でいいなさいよ」

みくる「よろしくおねがいしますぅ」

ハルヒ「ああ、もう、全然じゃない!!」

教師「おいお前ら何してる!?」

ハルヒ みくる「!!」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:18:16.09 ID:orOImfy00

教師「部活の勧誘期間はもうとっくに過ぎてる。今すぐビラ配りをやめろ」

ハルヒ「いいじゃない別に減るもんじゃないし」

教師「よくないだろ!!ちょっと生徒指導部まで来い」

ハルヒ「離しなさいよ!!」

みくる「ふえぇー」

長門「ガードスキル、ハンドソニック」グサッ

教師「うッ」

ドサッ

生徒A「うわああ!!天使ちゃんが岡部を刺した!!」

ざわざわ




キョン「天使ちゃんマジ天使」ツヤツヤ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:23:03.11 ID:orOImfy00

次の日教室

ハルヒ「なーんか忘れてる気がすんのよねー。」

キョン「俺も気づいたら家に帰ってた。古畑が見れなかった」




長門「ホッコリ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 21:25:26.79 ID:orOImfy00

ハルヒ「きたわよきたわよ」

みくる「何がですかぁ?」

ウォークマン「いつまでーもーもってたいよー鋼のよおな」

長門「・・・・ペラ・・・・」

ハルヒ「謎の転校生よ!!」

みくる「謎、ですか?」

ハルヒ「そうよ!こんな中途半端な時期に転校してくるなんて怪しいじゃない」

ウォークマン「どんなものもーとおさなーいー頑固な意地を」

ハルヒ「そうと決まれば勧誘よ」

みくる「うぇええ・・・」

長門「・・・・・ペラ・・・・」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:32:34.27 ID:orOImfy00

次の日

ハルヒ「連れて来たわよ!!」

古泉「ここがその部室ですか・・・」

みくる「はぅ」

長門「・・・・ペラ・・・・」

キョン「ボケー」

ハルヒ「紹介するわ。古泉一樹君よ」

古泉「古泉一樹です。今後ともよろしくお願いします」

みくる「朝比奈みくるですぅ・・。よろしくお願いします」

長門「橘かなd・・・長門有紀」

キョン「ボケー」

古泉「個性豊かな方々ですね」

キョン「ボケー」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:37:19.92 ID:orOImfy00

ハルヒ「ま、まあ挨拶は済んだところだし今日は解散ね」

みくる「今日はやけに早いですね」

ハルヒ「まあこんな日もあっていいんじゃない?」

キョン「ボケー」

ハルヒ「んじゃ帰りましょうか」

みくる「はいぃ」

古泉「分かりました」

長門「私は残る」

ハルヒ「あら、そう・・・んじゃまた明日ね」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:41:00.30 ID:orOImfy00

午後7時

キョン「ボケー・・・・・ッハ」

キョン「外が暗い・・・・」

キョン「深夜ひそかに学校に潜む魔物と戦う・・・・」

キョン「ウフフww」

キョン「ん?なんか置いてある」

午後7時。光陽園駅前にて待つ

キョン「・・・・」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:46:59.67 ID:orOImfy00

次の日

キョン「サーイクロンエッフェクドンスターイッ」

長門「グイ」

キョン「ん」

長門「・・・どうして昨日来なかったの?」

キョン「はい」

長門「今日は来て」

キョン「はい」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:53:12.64 ID:orOImfy00

午後7時光陽園駅前

キョン「学校で言えないことでもあるのか?」

長門「こっち」

キョン「はい」

長門の家

長門「飲んで」

キョン「はい」

長門「・・・・」

キョン「・・・・」

長門「飲んで」

キョン「学校でできない話ってなんだ?」

長門「・・・・」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 21:56:28.22 ID:orOImfy00

長門「涼宮ハルヒのこと、それと私のこと」

キョン「・・・・」ソワソワ

長門「上手く言語化できない。情報伝達に齟齬が発生するかもしれない。でもきいて」

キョン「・・・・」ソワソワ

長門「涼宮ハルヒと私は普通の人間じゃない」

キョン「・・・電波ww・・・・ウフ・・ウフフフwwww」

長門「・・・・」

長門「性格に普遍な性質を持っていないという意味でなく、文字通り純粋な意味で、
   彼女と私はあなたのような大多数の人間と同じとはいえない」

キョン「・・・・」ソワソワ

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 22:00:55.35 ID:orOImfy00

長門「この銀河を統括する情報統合思念体によって作られた対有機生命t・・・・」

ポチ

テレビ「イインダヨ グリーンダヨ」

キョン「ニヤニヤ」

長門「聞いて」

キョン「ワクワク」

長門「お願い、最後まで聞いt・・・」

テレビ「絶対に許さない!!悪徳業者をイマイが斬る!!」

長門「・・・・!!」ペカーッ!!

キョン「ウフフ」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/01(火) 22:04:09.62 ID:orOImfy00


2時間後

キョン 長門「ホッコリ」

キョン「じゃ、帰る」

長門「そう」

ガチャ バン

長門「・・・・・!!!」

長門「話・・・きいて・・・・」

75 名前: ◆41RbwOM14Y [] 投稿日:2010/06/02(水) 00:24:54.04 ID:pQBJKx7w0

次の日

ハルヒ「明日は町に不思議探しに行きます」

みくる「突然ですね」

ハルヒ「しっかりとした活動もたまにはやらないとね。古泉君も来たし」

古泉「とっても楽しみです」

長門「・・・・・ペラ・・・・」

キョン「ツンツン」ニヤニヤ

みくる「キョン君何してるんですかぁ?」

キョン「おっぱいマウスパッド・・・ウフフ」

長門「ユニーク」

みくる「・・・・・・」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 00:32:07.02 ID:pQBJKx7w0

古泉「へえ、そんなものがあるんですか。僕にも触らせてください」

ベキッ!!ボキッ!!

古泉「があッ!?」

キョン「気安くさわんなよ」

みくる「古泉君の腕が変な方向に曲がってますぅ!?」

ハルヒ「ちょっとキョン!!何やってんの!?」

長門「ユニーク」ピロリーン

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 00:36:27.14 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ「キョン!!古泉君に謝りなさいよ!!」

キョン「・・・・」

古泉「いえ、これは僕が悪かったです。他人に自分の彼女のおっぱいを触られるのなんて普通嫌ですからね」

ハルヒ「古泉君何冷静に謝ってんの!?腕は大丈夫なの!?」

古泉「はい幸いにも脱臼ですみましたから、すぐに直せます」

キョン「クスクス」

長門「ユニーク」ピロリーン

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 00:45:52.22 ID:pQBJKx7w0

次の日

テレビ「今オールアイキャンドゥ!!アンドユーキャンドゥ!!」

キョン「戦え!とらんふぉーーーーむ」

ヴー ヴー

妹「キョン君電話」

キョン「キョン君じゃないだろ、ご主人様だろ」

妹「しらなーい」

パカ

キョン「はい」

ハルヒ「あんたなんでk」

ブツッ

キョン オプティマス・プライム「私にいい考えがある」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 00:48:20.38 ID:pQBJKx7w0

テレビ「この後はおはコロ絶対みt」ブツッ

キョン「・・・・・」ホッコリ

妹「キョン君お客さん」

キョン「?」

ハルヒ「あんた、どういうつもりよ」

みくる「キョン君おはよう」

古泉「おはようございます」

長門「・・・・・・」

キョン「・・・・イラッ」


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 00:50:57.12 ID:pQBJKx7w0

駅前

ハルヒ「さあ、みんな揃ったし活動するわよ!!とりあえずそこの喫茶店で話し合いましょ」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「もちろんキョンの奢りでね!」

キョン「イライラ」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:02:04.05 ID:pQBJKx7w0

喫茶店

ハルヒ「じゃあくじ引きで班を決めるわよ」

みくる「分かりましたぁ」

古泉「赤が2つ。無印が3つあります」

ハルヒ「よっしゃー、引くわよー」




みくる「・・・・」

キョン「・・・・」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:04:02.03 ID:pQBJKx7w0

みくる「・・・・」

キョン「・・・・」

みくる「あ、あのっ」

キョン「はい」

みくる「どこに行けば不思議は見つかりますかねえ?」

キョン「さあ?」

みくる「・・・・・」

キョン「・・・・・」

みくる「ちょっとベンチで休みませんか?」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:10:43.12 ID:pQBJKx7w0

みくる「私はこの時代の人間ではありません。もっと未来から来ました」

キョン「はあ」ゴソゴソ

みくる「いつ、どの時間平面からここに来たかは言えません」

キョン「へえ」ポチ

ウォークマン「ショウミハウ誰かおしーえーてーくれ!!」

みくる「・・・・ッ!!・・・・!!」

キョン「はあ」

ウォークマン「バーニハ熱帯びたねがーいーがー今!!」

みくる「・・・・・!!!・・・・・ッ!!?」

キョン ウォークマン「ッサイレントフリーユアヒィーーッツ!!!」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:16:32.33 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ「おっそいわよ!!あれ?みくるちゃん、キョンは?」

みくる「・・・・先に帰りました」

古泉「おやおや、これは」

長門「ユニーク」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:19:55.70 ID:pQBJKx7w0

次の日

キョン「古泉、お前俺に何か言う事ないのか?」

古泉「ふふ、どこまでご存知ですか?」

キョン「?」

古泉「まあおそらくお二人からすでにアプローチを受けてるでしょうし簡潔にいいます」

古泉「僕は、超能力者です」

キョン「いや、そんなこと聞いてんじゃない」

古泉「・・・・では他になにが?」

キョン「まだ謝ってもらってない」

古泉「何についてです?」

キョン「分からないならそれでいい」

古泉「?」

キョン「もっかい脱臼な」


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 01:23:08.49 ID:pQBJKx7w0

放課後

ハルヒ「古泉君また脱臼だって。さっき救急車で運ばれたわ」

みくる「もともと肩が外れやすかったんでしょうか?」

キョン「やばーいとまれないとまらないー」

長門「・・・・ペラ・・・・」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 09:46:16.29 ID:pQBJKx7w0

次の日登校時

ウォークマン「キーラーキーラーまーわれルーウレット」

キョン「・・・・」

パカ

キョン「?」

放課後誰もいなくなったら、一年五組に来て

キョン「・・・・・」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:01:19.16 ID:pQBJKx7w0


放課後

ハルヒ「あれ?キョンは?」

みくる「今日は来てないみたいです」

長門「・・・・ペラ・・・・」

キョン宅

テレビ「うんたん うんたん」

キョン「けいおんおもしれー」ホッコリ

深夜 教室

朝倉「あいつ私の事嫌いなのかな?」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:18:26.54 ID:pQBJKx7w0

次の日 朝 下駄箱

キョン「あーいまーい三センチ」

パカ

今日こそは絶対に来て

昼休み、部室で待てます みくる

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:22:54.03 ID:pQBJKx7w0

昼休み 部室

キョン「・・・・・」

大みくる「キョン君久しぶり」

キョン「はぁ」

大みくる「私はもっと未来から来た朝比奈みくるです」

キョン「はぁ」

大みくる「あ、信用してないでしょ?証拠見せてあげる」

キョン「いいッス」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:27:08.61 ID:pQBJKx7w0

大みくる「このやり取りも久しぶりですね」

キョン「・・・・・」

大みくる「あまり時間がないのだから手短に言うわね。白雪姫って知ってる?」

キョン「帰っていいっすか?」

大みくる「これからもし今日以外にあなたが困った状態に置かれたとき」

キョン「帰ります」ガチャ バン

大みくる「その言葉を思い出してほしいんです」

大みくる「・・・・・・」

大みくる「・・・・・放置プレイ・・・・」ゾクゾク

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:41:16.20 ID:pQBJKx7w0

放課後 一年五組

朝倉「今日は来てくれたね・・・」

キョン「・・・・眉毛・・・・w」

朝倉「・・・私だと思わなかったでしょ?」

キョン「太いw」

朝倉「人間さあよくやらなくて後悔するよりやって後悔したほうがいい、
   っていうじゃない?」

キョン「・・・・」

朝倉「これ、どう思う?」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:46:36.68 ID:pQBJKx7w0

キョン「・・・・」スタスタ

朝倉「じゃあさあ、例え話なんd・・・ちょっと、なにすごく近い」

キョン「朝倉、お前今言い事言ったよ」

朝倉「え?え?」

キョン「そうだよな。やらないよりやった方がいいよな」

朝倉「そう思うよね!?よかったじゃあさ・・・」

キョン「・・・・」スッ

朝倉「え?何?」

ブチィッ!!

朝倉「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

キョン「眉毛ww取れたwww」モッサリ

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:50:08.55 ID:pQBJKx7w0

朝倉「ちょ・・・何すんのよ!!」

キョン「眉www毛ww超www不自wwww然wwww」

朝倉「笑うなぁ!!」

キョン「ウフwwwウフフwwww」

朝倉「もう怒った!!私怨で貴方を殺す!!とにかく殺す!!絶対殺す」

キョン「そんなww怒るwwなってwwww眉www毛ww返すかwwwらwww」モッサリ

朝倉「ブチィ」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:52:24.01 ID:pQBJKx7w0

ヒュンッ

キョン「うわ、あぶね」

朝倉「本当は貴方を殺して涼宮ハルヒの出方をみるつもりだったけど」

キョン「また電波っすか」

朝倉「貴方をこの世から抹消してあげる」

キョン「・・・・・」

キョン「マジパネェ」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:55:20.94 ID:pQBJKx7w0

ドガンッ

朝倉「!!?」

長門「一つ一つのプログラムが甘い」

長門「天井部分の空間閉鎖も、情報封鎖も甘い。だから私に気づかれる。侵入を許す」

朝倉「邪魔する気?」

キョン「しゅらば」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:57:31.71 ID:pQBJKx7w0

長門「貴方は私のバックアップのはず。独占行動は許されていない。私に従うべき」

朝倉「嫌だといったら?」

長門「情報統合を解除する」

朝倉「やってみる?ここでは私のほうが有利よ?この教室は私の情報制御空間」

長門「情報結合の解除を申請する」

朝倉「!」

キョン「テラ厨二ww」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 10:59:37.61 ID:pQBJKx7w0

わーわー ダバダバ

キョン「・・・・」

わーわー ザクッブシュッ

キョン「ボケー」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 11:00:52.70 ID:pQBJKx7w0

長門「おわった」

朝倉「貴方の三年余りの人生が?」

長門「違う」

長門「情報連結解除、開始」

朝倉「そんな」

長門「貴方はとても優秀。だからこの空間にプログラムを割り込ませるのに今までかかった。
   でも、もう終わり」

キョン「スタスタ」

朝倉「侵入する前に崩壊いんs・・・な、なによ」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 11:10:11.38 ID:pQBJKx7w0

キョン「・・・・」ジー

ブチィッ

朝倉「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

長門「サッ ピロリーン ピロリーン」

キョン「バランスが取れたwwww」モッサリ

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 11:16:38.19 ID:pQBJKx7w0

朝倉「よくもぉ・・・よくもぉ・・・」

長門「ピロリーン ピロリーン」

朝倉「長門さん、やめて捕らないで!!」

長門「          ピロリーン   」

キョン「ウフフwwwウフフフフwwww」

朝倉「もうやだぁ・・・・もうやだようぅ・・・・グスッ」

キョン「消wwえwwwたwwww」

長門「・・・・・・・」







      ピロリーン

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 11:19:49.58 ID:pQBJKx7w0

教室

キョン「大丈夫か?」ホッコリ

長門「処理能力を情報の操作と改変にまわしたから、
   このインターフェースの再生は後回し。今やってる」

キョン「帰っていいっすか?」

長門「かまわない」ぴ ぴ ぴ ホッコリ

キョン「ん・・・・」


キョン「長門、これをお前にやるよ」

長門「?」

キョン「眉毛」

長門「・・・・ッ!!wwww」ビクンッビクンッ

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 11:24:13.43 ID:pQBJKx7w0

次の日

谷口「いや、マジだって!忘れ物取りに行ったら長門有希が血を流しながら笑ってたんだって!!」

国木田「もういいから・・・谷口君病院へ行こう」

谷口「本当なんだ!!俺は正気なんだ!!」

国木田「誰か岡部先生呼んできて!!僕の手に負えない!!」

谷口「本当なんだー!!俺は見たんだー!!」


キョン「いーつもひとーりであーるいーてたー」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:03:06.93 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ「今日は朝倉涼子の謎の転校について調べるわよ!!」

キョン「はい」

マンション前

ハルヒ「管理人も朝倉がどこに行ったか分からないんだって」

キョン「はあ」

ハルヒ「ますます奇妙だわ。あら?有希じゃない。こんなところでどうしたの?」

長門「・・・・」

ハルヒ「もしかしてこのマンションに住んでるの?奇遇ねぇ」

長門「・・・・」

ハルヒ「まあいいわじゃあ私たち行くから。行くわよキョン」

キョン「サッ」

長門「?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:07:31.04 ID:pQBJKx7w0

キョン「昨日のお礼だ。じゃあな」スタスタ

長門「?」

ガサッ


ハルヒ「何渡してたの?」

キョン「眉毛」


長門「・・・・ッ!!!・・・・・・ッッ!!」ビクンッビクンッ

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:12:57.39 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ「変なもの渡すのね・・・」

キョン「はい」

ハルヒ「あんたさ、自分がこの地球でどれだけちっぽけな存在か自覚したことある?」

ハルヒ「私はある。わすれm・・・・・」

ハルヒ「また居なくなってるし・・・・」


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:20:07.11 ID:pQBJKx7w0

夜 キョン宅マンションの前

キョン「・・・・」

古泉「お待ちしておりました」

キョン「また脱臼したいの?」

古泉「それについては深くお詫びいたします」

キョン「・・・・・」

古泉「今回はちょっとご同行を願いたいのですが」

キョン「帰っていいっすか?」

古泉「今日は!!今日はけいおんは野球の延長で遅れますよ」

キョン「!!」

古泉「それまでどうですか?」

キョン「・・・・」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:25:57.77 ID:pQBJKx7w0

車内

古泉「ご同行していただきありがとうございます」

ウォークマン「ジューレンジャージューレンジャー」

古泉「以前貴方にもお話した通り私は超能力者です」

ウォークマン「でーんせつのせんしたーちよ」

古泉「今日はその証拠を見せてあげようと思いまして」

ウォークマン「きょーりゅーせーんたーい」

キョン「ジューレンジャー!!!」

古泉「・・・・」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:31:01.48 ID:pQBJKx7w0

閉鎖空間

古泉「ここで僕は力を発揮することができるのです」

キョン「帰っていいっすか?」

古泉「帰れませんよ。ここは閉鎖空間なんで条件を満たさないと元の空間には戻れません」

キョン「イライラ」

巨人「わーわー」

古泉「あれが僕の敵です。あれは涼宮さんの不満が具現化したものでこの空間で破壊活動を行っています」

キョン「・・・巨人のドシン・・・・」

古泉「ではちょっといってきますのでそこに居てください」

キョン「たーかくそびえる鉄の城ー」

古泉「・・・・それでは」

ビュンッ

キョン「帰る・・・・」スタスタ

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:35:39.69 ID:pQBJKx7w0

2時間後

古泉「どこ行ってたんですか!!探したんですよ」

キョン「イライラ」

古泉「しかもちゃっかり車に戻ってるとは・・・」

キョン「早く出してもらっていいですか?」

古泉「マイペース過ぎますよ」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:39:06.49 ID:pQBJKx7w0

車内 帰り道

古泉「これで分かっていただいたでしょうか?」

キョン「・・・・」

古泉「・・・・」

古泉「貴方に脱臼させられて入院中、私は貴方について調べました」

キョン「・・・・」

古泉「あなたは俗に言うオタクに分類される人ですね」

キョン「・・・・」

古泉「私は貴方と親睦を深めるためにいろいろ調べてきました」

キョン「・・・・・」

古泉「あなたは、ニコニコ動画というのをご存知ですか?」


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 13:46:23.87 ID:pQBJKx7w0

次の日

ハルヒ「また古泉君入院だって」

みくる「はぇー、また脱臼ですか?」

ハルヒ「それもあるけど交通事故だってさ。どうやら走行中の車から飛び降りたらしいわよ
    まあ運良く打撲と脱臼ですんだみたいよ」

みくる「ふえぇ」

ハルヒ「なんだか大変ねぇ・・・。谷口のアホも精神病院に入れられたし」

長門「・・・・ペラ・・・・」

キョン「ボー・・・あずにゃんかわいい」


147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:22:14.02 ID:pQBJKx7w0






キョ・・・ン・・・起き・・・キョン・・・

ハルヒ「キョン!!おきてよ!!」

キョン「zzz」

ハルヒ「ああ!!もう!!何でこんなとき起きないのよ」

ハルヒ「大体なんで学校に居るのよ。分けわかんない!!」

閉鎖空間 教室

キョン「zzz」

ハルヒ「こうなったら自分で色々調べるしかないわね!!」ダダダダダ

キョン「zzz」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:25:56.51 ID:pQBJKx7w0

スゥ

古泉「やあ、どうも」

キョン「zz・・・ん」

古泉「おはようございます。少しお話がありm・・・」

パリーン グシャァッ

キョン「・・・」

古泉「ンッフゥッ!!何で椅子を投げるんですか・・・・。私は怪我人ですよ?」

キョン「ニコ厨め・・・まだ足りないか」

古泉「ちょ、ちょっと待ってください!!今大変なことが起こってるんです!!聞いてください!!」

キョン「・・・」


149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:29:40.48 ID:pQBJKx7w0

古泉「いまあなた方は大変な状況に置かれています」

古泉「涼宮さんが新しい世界の創造を始めたんです!!」

キョン「・・・」

古泉「普通の閉鎖空間なら簡単に私が助けにいけるんですが、その空間は涼宮さんの作り出した空間のようで
   我々にはこうして話す程度しかできないのです」

キョン「・・・」

古泉「僕にはどうすることもできません。もっと貴方たちと関わっていきたかったです。入院ばっかりでろくに学校にも行けてないですし」

キョン「・・・」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:33:33.95 ID:pQBJKx7w0

古泉「そうそう長門さんと朝比奈さんから伝言があります」

古泉「朝比奈さんからは謝ってほしいと言われました。ごめんなさい私のせいです、と」

古泉「長門さんからはパソコンの電源を入れるようにだそうでs・・・ ヒュンッ!! オガッ!!」

キョン「去ね 」

古泉「分かりましたから椅子を投げないでください。このままこの場に居たら体が持ちそうにありません」

キョン「・・・・」

古泉「では御武運を」

キョン「・・・・」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:36:21.64 ID:pQBJKx7w0

キョン「・・・・」

パソコン「ガガガ」

キョン「・・・・」

YUKI.N>みえてる?

キョン「・・・・」

YUKI.N>まだか・・・・

キョン「・・・・」

YUKI.N>かむんとフニャンフニャンニャンニャニャン

キョン「・・・・」

YUKI.N>かむーとさわやかロッテのフィッツ フィッツ

キョン「・・・・」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:39:34.06 ID:pQBJKx7w0

YUKI.N>見えてる?

キョン「ああ」

        略

YUKI.N>貴方にかける

キョン「なんだよ?」

YUKI.N>またこちらに回帰できることをこちらは望んでいる

キョン「・・・」

YUKI.N>また私の部屋でイマイを見ましょう

YUKI.N>sleeping beauty

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:42:49.77 ID:pQBJKx7w0

キョン「・・・・・フニャンフニャン」

ハルヒ「キョーン!!何か出たわ!!」

キョン「・・・・・」

閉鎖空間 校庭

ハルヒ「ほら!!みてあれ!!青く光ってる」

巨人「わーわー」

キョン「・・・・」

ハルヒ「しかも建物を壊してる!!なんかしら!!」キラキラ

キョン「・・・・ドシン・・・」

ハルヒ「え?」

キョン「あれは巨人のドシンだ・・・・」

ハルヒ「・・・・・」

キョン「・・・・・」

ドシン「わーわー」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:46:31.16 ID:pQBJKx7w0

閉鎖空間 グラウンド

ハルヒ「きゃーきゃー」

キョン「・・・・」

ハルヒ「やばい!!私今すっごくワクワクしてる!!」

キョン「・・・・」

白雪姫・・・スリーピングビューティー・・・・

ハルヒ「宇宙人かしら?古代人が開発した超兵器が現代によみがえったとか!」

そうか・・・・分かったぞ!!

キョン「ハルヒ!!」

ハルヒ「・・・な、何・・よ」


155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:49:20.19 ID:pQBJKx7w0

キョン「俺実はポニーテール萌えだったんだ」

ハルヒ「なに?」

キョン「いつだったかお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ」

ハルヒ「バカじゃないの?大体・・・」

キョン「・・・・」

ハルヒ「ちょ、ちょっと・・・・」

キョン「・・・・」

ハルヒ「・・・・」

キョン「・・・・」

ハルヒ「・・・・あれ?」

ゴキィッ!!!!

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 15:53:14.99 ID:pQBJKx7w0

そうだわかったんだ

共通点・・・・それは・・・・

キョン「死んだように寝てる」





ハルヒ「ッハ!!!??」

ハルヒ「なんだったのかしら・・・・今の夢?」ハアハア

ハルヒ「心なしか首が痛いし・・・」

ハルヒ「・・・・・・・?」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:04:14.21 ID:pQBJKx7w0

次の日 朝 教室

ウォークマン「ッカイザー!!」

ハルヒ「おはよう・・・」

キョン「ん、元気か?」

ハルヒ「元気じゃないわよ。昨日変な夢見ちゃってさ。わすれたけど」

キョン「はい」

ハルヒ「おかげで全然寝付けなかったのよ」

キョン「・・・」

ハルヒ「それとさキョン」

キョン「はい」

ハルヒ「私一度もポニーテールで学校来たことないわよね?」


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:12:13.93 ID:pQBJKx7w0

エピローグ

病院

古泉「貴方には感謝すべきなんでしょうね」

キョン「・・・・」

古泉「車椅子でどこに向かってるんですか?」

キョン「・・・・」

古泉「まあ、いいです。世界は何も変わらず、涼宮さんもここに居る。僕のアルバイトもしばらく終わりそうにもありません。
   いやいや、本当に貴方はよくやってくれましたよ。皮肉じゃありませんよ?」

古泉「しかし貴方は何者ですか?上手く私を脱臼させるし涼宮さんにも技をかけて上手く記憶まで消すなんて」

キョン「・・・」

古泉「とにかく、また貴方と涼宮さんに会えて、光栄です。屋上ですか。ここに何かあるんですか?」

キョン「じゃあな古泉」ドンッ

古泉「え?」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:17:12.07 ID:pQBJKx7w0

部室

みくる「また古泉君入院らしいですぅ」

キョン「・・・・」

みくる「屋上から飛び降りたのにまた脱臼で済んだみたいです」

キョン「・・・・」スクッ

みくる「いやそんなこと言いたいんじゃなくて、また貴方に会えてよかったです」

キョン「・・・・」スタスタ

みくる「もう二度と会えないかと思いましたぁ」

キョン「・・・・」ガチャッ バン

みくる「・・・・・」ゾクゾク

みくる「なに・・・この感覚・・・・」ゾクゾク

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:23:23.69 ID:pQBJKx7w0

長門邸

テレビ「もしもし、イマイともうしますが・・・」

キョン「長門」

長門「なに?」

キョン「お前みたいなのがこの地球にあとどれくらい居るんだ?」

長門「結構」

キョン「また朝倉みたいなのに俺は襲われるのか?」

長門「大丈夫、わたしがさs・・・」

キョン「かむんとフニャンフニャンニャンニャニャン」

長門「・・・・・・」

キョン「ツヤツヤ」

長門「・・・・・・」

キョン「ニャン」

長門「ニャン」


166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:25:56.80 ID:pQBJKx7w0

駅前

今日はまたハルヒと不思議探しのパトロールだ。
今改札口で一人でハルヒを待っている。
二人は何か気を利かせたつもりでいるのか、それとも本当に急用ができたかは分からないが、
それぞれ常人離れしている二人のことだからまた俺の知らないところで妙な事態になっていて
その対応に追われている気がしないでもない。
見覚えのある私服が目に入った。

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 16:30:25.94 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ奢りの喫茶店で色々なことを話してやりたいとおもう。
SOS団の今後の活動方針について、長門へのコスプレの衣装の希望、クラスでは俺以外の奴とも会話してやれ
フロイトの夢判断をどう思うか、などなど。
しかしまあ、結局のところ決まっているのだ。
そうまず━━━。
宇宙人と未来人と超能力者についてはなしてやろうと俺は思っている。

ハルヒ「キョン!!」

キョン「・・・・」ダッ!!

ハルヒ「ちょっと!!何で逃げるのよ!!待ちなさいよ!!!」

キョン「ウフフフwww」

   完

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 19:44:33.08 ID:pQBJKx7w0

短いようなので少し書く


番外編 孤島症候群

夏 部室

ハルヒ「合宿するわよー!!」

みくる「が、合宿ですか?」

古泉「急ですね」

長門「・・・・・」

キョン「キングゲーイナー」

古泉「それでどこに行くんでしょうか」

ハルヒ「さあ?古泉君決めといて」

古泉「僕がですか?」

ハルヒ「そうよ。だって古泉君ったらいっつも入院で全然活動に参加出来なかったじゃない?
     だから場所も日時も貴方にまかせるわ」

古泉「うれしいような悲しいような・・・・」

キョン「メタルーオーバーマン!キーングゲイナー!!」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 19:55:00.95 ID:pQBJKx7w0

二日後

古泉「ということで私のおじの別荘はどうでしょうか?」

ハルヒ「別荘!!いいわねぇ・・・もちろん無人島よね?」

古泉「はい。日時はいつでもいいと仰ってましたので団長さんにお任せします」

ハルヒ「よくやったわ古泉君。貴方を副団長に任命するわ」

古泉「恐縮です」

みくる「無人島ですかぁ」

長門「獲れたてぴちぴちカニ料理」

キョン「ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 20:00:54.10 ID:pQBJKx7w0

旅行当日

ウォークマン「エンダァァァァァァァァイヤァァァァァァァァァ」

ヴーヴー

パカ

キョン「はい」

ハルヒ「あんた何してンの?もうみんな集合してるわよ!!」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「大体あんたはいっつも遅刻しt」

ブツッ

ハルヒ「やっぱり切りやがったわ!!みんな!キョンの家に行くわよ」


妹「キョン君誰からー?」

キョン「知らない人だった」

妹「へー、でここどこだっけ?」

キョン「サイパン」

孤島症候群 fin

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 20:46:09.86 ID:pQBJKx7w0

孤島症候群2

ハルヒ「前回キョンの家族旅行で中止になった合宿ですが、来週行くことになりました」

キョン「・・・・・」コンガリ

古泉「叔父も良いといっていました」

ハルヒ「今回はちゃんと来なさいよ」

キョン「はい」

ハルヒ「あんたの返事は信用できないのよ」

みくる「はぅー」

長門「・・・・・カニ・・・」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 20:59:23.47 ID:pQBJKx7w0

旅行当日船内

古泉「今回はちゃんと来てくれましたね」

キョン「ん」

妹「あのねー、孤島ねーすっごい楽しみ」

みくる「そうですねー」

ハルヒ「まあ、まさか妹までつれて来るなんて思わなかったけど」

長門「・・・漁船じゃない・・・」


191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:07:03.43 ID:pQBJKx7w0

zzz

古泉君・・・・古泉君・・・・

ハルヒ「だめね完全に眠ってるわ」

みくる「あうー」

ハルヒ「キョン?何して・・・・ちょ、ちょっと!!?」

みくる「それはあぶないですよぅ!!」

カチッ

ハルヒ「キョンあんた本当に危ないって!!冗談じゃすまないわよ!!あッ!!」

古泉「zz・・・何の騒ぎです・・・・」

ババババババババババッ!!!

古泉「んんんんっふッ!!!!???」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:11:50.64 ID:pQBJKx7w0

長門「サッ ピロリーン ピロリーン」

妹「わぁー カシャッ カシャッ」

キョン「・・・・ウフフフフ」

ハルヒ「古泉君!?大丈夫!?みくるちゃんスタッフの人よんできて!!」

みくる「はいー」

キョン「ウフフフwww」

長門「ピロリーン ピロリーン」

古泉「な、何が起きたんです?」

ハルヒ「キョンが古泉君が起きないからって服の中に爆竹を入れたのよ」

古泉「なるほど、だからこんなに腹部が熱いのですね」

ハルヒ「今みくるちゃんがスタッフ呼んできてるから」

キョン「・・・・ウフフwww」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:24:37.49 ID:pQBJKx7w0



新川「お待ちしておりましt・・・古泉さん!?」

古泉「お久しぶりです、新川さん、森さん」

森「大丈夫ですか!?血だらけですよ」

古泉「ええ、ちょっとふざけてただけですから」

キョン「クスクス」

古泉「ご紹介します。こちら叔父の執事の新川さんとメイドの森さんです」

新川「よろしくお願いします」

森「よろしくお願いします」

ハルヒ「こちらこそ!みくるちゃんよかったじゃないメイド仲間よ」

みくる「ふえぇ・・・」

長門「    ピロリーン」

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:28:59.45 ID:pQBJKx7w0

孤島

ハルヒ「うわあ・・・きれいな島ね・・・・」

キョン「・・・・・」

みくる「すごいですぅ」

妹「サイパンの方がもっとすごかったよー?ねぇ?キョン君?」

キョン「そうだな」

新川 森「・・・・・」

古泉「・・・・さ、さあ行きましょう!!」

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:33:00.06 ID:pQBJKx7w0

別荘 男子部屋前廊下

みくる「多丸圭一さんって方、良い人そうでしたね」

ハルヒ「分からないわよ?きっと地下で怪しげな研究でも・・・」

古泉「・・・・」

ハルヒ「古泉君廊下で何やってんの?」

古泉「いや、あの・・・・追い出されまして・・・」

ハルヒ「キョンに?」

古泉「はい・・・・」

長門「・・・ユニーク」ピロリーン ピロリーン


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:44:18.68 ID:pQBJKx7w0

ハルヒ「キョン!私よ!!開けなさい!!」

ガチャ

キョン「・・・・・」

ハルヒ「今からミーティングするから入れなさい。あと古泉君追い出すなんて酷いじゃない」

キョン「・・・・臭い」

ハルヒ「それくらい我慢しなさい。団長命令よ」

キョン「・・・・・チッ」

ガチャ

ハルヒ「よろしい。さあ行くわよ」スタスタ

古泉「なんか今すごく悲しいです」スタスタ

長門「・・・・ユニーク」トテトテ

妹「わぁー」トテトテ

バタンッ

みくる「・・・・・」ゾクゾクッ


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 21:55:09.25 ID:pQBJKx7w0



ハルヒ「海がきれいだわ!!みくるちゃんも来なさい!!」

みくる「はーい」

妹「私も行くー」

古泉「ミーティングとは言っても今後の予定を言っただけでしたね」

キョン「・・・・」

古泉「泳いだりしないんですか?長門さんはあそこでサーフィンしてますよ」

長門「良い波が来た」

キョン「・・・・」

古泉「せっかく来たんですから楽しんでってください」

キョン「・・・・zzz」

古泉「あ・・・・寝てたんですか」

長門「このビックウェーブに乗っかるしかない」

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:03:37.41 ID:pQBJKx7w0

遊戯場 カラオケボックス

妹「きっみっはだーれだ おっしっえってくれ」

ハルヒ「完全にキョンの趣味に侵されてるわね」

みくる「これって私たちが幼稚園の時特撮の歌ですよね?」

古泉「もっと前かも知れません・・・」

妹「どっこっかっらきて」

長門「そしてどーこへー」

キョン「ペロキャンなめたい」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:14:05.92 ID:pQBJKx7w0

二日後

ハルヒ「さて今日は何して遊ぶかしら?外は嵐だし室内でしか遊べないわね」

みくる「遊戯場にビリヤードがありましたよ」

ハルヒ「そういえばダーツもあったわね」

キョン「・・・・的は古泉な」

古泉「っちょ、勘弁してください」

長門「目なら50点 股間は100点」

妹「わぁ、私がんばるよー」

古泉「・・・・」

森「きあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

みんな「!!?」

キョン「・・・・矢はシャーペンでいいよな?」

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:19:03.45 ID:pQBJKx7w0

書斎

古泉「どうしたんですか!?」

森「圭一様が・・・死んでます」

みんな「・・・・・!!!」

キョン「え?なに?え?w」

新川「脈もありません・・・・」スクッ

みくる「はううう・・・・」バタンッ

長門「ッサ ピロリーン ピロリーン」

古泉「皆さん一旦部屋へ戻りましょう」

キョン「・・・・ジー・・・・」

ハルヒ「行くわよキョン」

キョン「トマトマトマートケチャプップーwww」

ハルヒ「?」


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:22:43.51 ID:pQBJKx7w0

男子部屋

ハルヒ「まさかこんなことになるなんてね・・・・」

古泉「ここには私たちしか居ませんし、あれは自殺には見えませんし・・・」

キョン「・・・・」

長門「ぴ ぴ ぴ」ホッコリ

ハルヒ「とにかく、今後は出来るだけ固まっていましょう。そのほうが安全だわ」

古泉「そうですね部屋にも鍵をかけときましょう」


書斎前 廊下

みくる「・・・・・っは!?」スクッ

みくる「・・・・・また置いてかれましたぁ」ゾクゾクッ


209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:26:16.87 ID:pQBJKx7w0

夕方 食卓

古泉「祐さんが行方不明です」

ハルヒ「だれ?」

みくる「誰ですか?」

妹「だーれー?」

長門「・・・・」

キョン「がつがつ」

古泉「ほら、圭一さんの弟の」

妹「あーニートやってるひとー」

キョン「妹よ、お前はあんな風になってはいけないぞ」モグモグ

妹「うんー」

新川 森「・・・・・」

キョン「おかわり」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 00:30:50.25 ID:IQBQwoGC0

男子部屋

古泉「状況を整理しましょうか」

古泉「部屋は密室。ナイフは手帳を貫通して体に刺さっていました」

みくる「ふぇーん豚でした」

ハルヒ「ジャーンフルハウスよ!!」

長門「ストレートフラッシュ・・・・」

キョン「ロイヤルストレートフラッシュwwクスクスwww」

古泉「推理する気ゼロですか・・・」

222 名前: ◆41RbwOM14Y [] 投稿日:2010/06/03(木) 00:47:55.17 ID:IQBQwoGC0

ハルヒ「そんな事いったってしょうがないじゃない。素人がむやみに手を出しちゃまずいでしょ」

古泉「それはそうですが・・・」

ハルヒ「わかったらさっさと警察に電話しなさい」

キョン「後焼きそばパンかって来いよ」クスクス

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 01:26:58.58 ID:IQBQwoGC0

古泉「警察に連絡しましたところ誰の立ち入りも許可しないようにとのことです」

みくる「警察はいつくるんですかぁ?」

古泉「嵐が収まり次第くるそうです。予報では明日の午後には天候回復が見込まれていますから
   おそらくその頃になるでしょう」

キョン「焼きそばパンは?」

ハルヒ「んー・・・それまで暇ね・・・」

キョン「焼きそばパンは?」

ハルヒ「キョン、ちょっとついてきなさい。クルーザーがあるか確かめに行くわよ」

キョン「はい」

スタスタ バンッ

古泉「外は嵐なのに大丈夫でしょうか・・・・」

長門「サイクロン」

妹「ジョーカーー!!」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 01:32:04.66 ID:IQBQwoGC0



ハルヒ「風が強いわね・・・。キョン!!ちゃんと付いて来なさいよ!!」

キョン「奴が・・・・復活したのか・・・・」

ハルヒ「遊んでないで!!!早く来なさい!!!」

キョン「はい」


室内

みくる「はぅー負けました」

妹「やったよ。おっぱいドーパントを倒したよ」

長門「・・・・巨乳は死滅するべき・・・」

古泉「・・・・」

古泉「ああ、ここには僕の居場所はないのか・・・」

長門「ダーツでもする?」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 01:39:18.25 ID:IQBQwoGC0


ハルヒ「みえる?キョン」

キョン「ああ」

ハルヒ「船がないわ」

キョン「・・・・」

ハルヒ「私たちはこの島に隔離されてしまったわ・・・」

キョン「帰りたい」

室内

みくる「ンーッ・・・ンンーッ」

妹「こう?」

長門「・・・そう。そしてもっときつく縛ったほうが綺麗に縛れる」

妹「分かったー」

みくる(ああ・・・何この快感・・・すごく・・・・良い)ゾクゾクッ

古泉「・・・・・」

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 09:45:45.35 ID:IQBQwoGC0


男子部屋

ハルヒ「やばいわよ。クルーザーがなくなっていたわ」

古泉「やはりそうですか・・・」

古泉「祐さんが乗って逃げたか嵐で流れてしまったんでしょう。前者の方が可能性高いです」

キョン「・・・・」

ハルヒ「警察が来ない限りここからは出られないわね」

長門「・・・・・」

キョン「・・・・迷い猫・・・見れない」

長門「んでんでんで にゃーんで 構って構って欲しいの」


247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 09:49:34.64 ID:IQBQwoGC0

古泉「それと、私たち、森さんと新川さんが捜査して得た推理を聞いてもらえませんか?」

ハルヒ「まあ、状況の把握は必要よね。いいわよ話して」

長門「・・・・世紀王になるのは俺だ・・・」

キョン「俺は戦いたくない!!戦いたくないんだ!!信彦ーッ!!!」

妹「やめてー!!信彦さん!!」

ハルヒ「ちょ、あんたらうっさい」

みくる(私はいつまで縛られているのでしょうか?)ゾクゾクッ

古泉「・・・・」

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 09:53:40.29 ID:IQBQwoGC0

古泉「・・・・とまあこんな感じです」

ハルヒ「なるほど、簡単に説明しなおすと祐さんが圭一さんをナイフで胸を刺して逃げたんだけど、
    手帳に守られ圭一さんは死なず、思い込みで気絶してたら私たちが来た。
    それをを祐さんが戻ってきたと思って鍵をかけた。
    そして、運悪く足をもつれさせて倒れてナイフが深く刺さってしまった。こんな感じ?」

古泉「はい、そうです」

ハルヒ「自爆か・・・・」

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 09:57:51.49 ID:IQBQwoGC0

古泉「まあそう言えばそうなんですが・・・」

ハルヒ「しょぼいわね。まあ、殺意を持った人間がここに居るなら安全ではないわ」

キョン「ファイナルベント」ダダダダダ

長門「ガードベント」サッ

みくる「ん?」

ドスッ

みくる「ンンンンンンンーーーーーッ!!!」ビクッビクッ

ハルヒ「暴れんなぁ!!」

みくる(・・・・・さいっこう・・・・)ゾクゾク


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 09:59:52.86 ID:IQBQwoGC0

古泉「すげぇ危機感ねえ・・・・。あと、キョンさん、ちょっと廊下でいいですか?」

キョン「・・・・・」

古泉「あの、お話がありm」

キョン「チッ・・・・」スタスタ ガチャ バタン

古泉「・・・・・」

古泉「私は彼に嫌われてるんでしょうか?」

ハルヒ「あら?今頃気づいたの?旅行中ずっと貴方に対して負のオーラしか出してないわよ」

古泉「・・・・・」

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 16:54:38.51 ID:IQBQwoGC0

廊下

古泉「・・・・・」

キョン「スコー スコー」

古泉「ガスマスクなんてどこから持ってきたんですか・・・・」

キョン「スコー スコー」

古泉「・・・・まあ、いいです。本題に入りましょう」

キョン「スコー スコー」

古泉「さっきの話は真相ではありません」

古泉「全部うそ、というわけではなく最後だけ違うのです」


266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:01:42.33 ID:IQBQwoGC0

古泉「考えて見てください。足がもつれ倒れた拍子にナイフが刺さったのであれば圭一さんは俯けの状態で発見されなくてはいけません
   しかし、私たちが発見した時は仰向けの状態でした」

キョン「スコー スコー」

古泉「察しのいい貴方なら分かっているかも知れません・・・・犯人は・・・」

キョン「もういい、古泉」スコー スコー

古泉「?」

キョン「嵐もやみかけている。あと少しでこの島から出れる。出れる状態になったら俺たちは出て行く」スコー

古泉「・・・・」

キョン「それは決してこの島に殺人鬼がいるからとかお前が嫌いだからとかお前が嫌いだからとかじゃないんだ。
    決して。」スコー スコー

古泉(2、2回言った・・・・)

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:09:20.22 ID:IQBQwoGC0

キョン「明日には帰らないと・・・・エンジェルビーツが見れないんだよ」スコー スコー

古泉「大丈夫です。私はそれを録画してますから後で一緒に見ましょう。明日の昼には警察が・・・」

キョン「だからお前が嫌いなんだよ」ボソ

古泉「?何か言いましたか?」

キョン「スコー スコー」

古泉「とにかくここは固まって行動した方が・・・」

キョン「・・・・」スッ

古泉「な・・・なんですか?」

ゴキィッ



キョン「リアルタイムで見ることに価値があるんだ」

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:16:40.12 ID:IQBQwoGC0

廊下

古泉「・・・・・ハッ!!」

古泉「あ・・・あれ?私はなんでこんなところに・・・・」

古泉「・・・そうでした、キョンさんに首を180度回転させられて・・・・」

古泉「首が痛い・・・。とにかく部屋に入らないと・・・・」

男子部屋

古泉「あ・・・あれ?みんな居ない・・・」

古泉「女子の部屋でしょうか?」

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:20:41.99 ID:IQBQwoGC0

女子部屋

古泉「みんな居ない・・・」

古泉「しかも荷物までなくなってます・・・。」

古泉「そういえば、男子部屋には僕の荷物しかありませんでした・・・」

古泉「・・・・どうなってるんでしょう」

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:29:28.18 ID:IQBQwoGC0

30分後 ホール

古泉「これだけ探したのに誰も居ません・・・あ!あれは!?」

古泉「新川さん!!」

新川「・・・・こ、古泉さんですか」

古泉「どうしたんですか!?おなかから血が出てますよ!?」

新川「・・・・作戦は失敗です」

古泉「え?」

新川「あのキョンと呼ばれた男・・・なかなかやります。まさかこうもあっさり真相を見抜かれるとは・・・」

古泉「な、何があったんですか!?」

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:34:59.77 ID:IQBQwoGC0

数時間前

キョン「新川さん、帰ります。クルーザーを出してください」

新川「?」

キョン「嵐も止んだんで帰ります。クルーザーを出してください」

新川「ですが船は行方不明で」

キョン「茶番はもう結構なのでクルーザーを出してください」

新川「・・・では、みんなを集めてください。私から説明しま・・・」

キョン「もうみんな港に集まってます。クルーザーを出してください」

新川「・・・・」

キョン「・・・・・チッ」

ヒュン



新川「その瞬間私の視界は真っ暗になりました」

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:42:46.62 ID:IQBQwoGC0

古泉「・・・・いったいどこで分かったんでしょう・・・・」

新川「しかしいつの間に私、出血したのでしょうか・・・」

古泉「服が少し焦げてますね・・・・また爆竹を服の中に入れたんでしょう・・・」

新川「彼には躊躇いというものがないのでしょうか?」

古泉「クルーザーの場所を教えてないですし運転も我々しか出来ないのでこの島からですことは出来ないはず・・・。
   一体どこへ」

ジリリリリリリリ

古泉 新川「!?」


289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:47:16.41 ID:IQBQwoGC0

古泉「僕が出ます」

ガチャ

森「よかった。私森です」

古泉「森さん!?今どこに居るんです!?」

森「フェリー乗り場です。皆さんをクルーザーで送ったところです」

古泉「・・・・じゃ、じゃあ僕達は置いてかれたんですか?」

森「そうなります」

古泉「・・・・・・」

森「すいません。でもあのキョンって子が・・・・すごく怖くて・・・」

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:53:44.63 ID:IQBQwoGC0

数時間前

ゴキッ

森「ああっ!!」

キョン「クルーザー出してください。お願いします」

森「肩がッ!!」

キョン「大丈夫です。はずしただけですから。クルーザー出してください」

森「し、しかし・・・・」

キョン「・・・・・」

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 17:57:59.61 ID:IQBQwoGC0

森「・・・・っうぅ・・・」

キョン「・・・・・」

森「分かりました・・・出します」

キョン「ありがとうございます」

ゴリッ

森「ひぃ!!」

キョン「肩、直したんで運転おねがいします」

森「・・・・は、はい」

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:01:25.10 ID:IQBQwoGC0

古泉「・・・・」

森「だってあの子、殺し屋の目をして睨むんですよ・・・・」

古泉「わかりました。とにかくこちらに戻ってきてください」

森「はい」

新川「どうやら我々の完敗のようですな・・・」

古泉「そのようです・・・・やれやれ、困ったものです」

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:05:37.91 ID:IQBQwoGC0

二日後 部室

古泉「・・・・おはようございます」

ハルヒ「あら!古泉君!!どうだった水入らずで叔父さんとの一日は?」

古泉「え?・・・あ、ええ楽しかったですよ」

みくる「それはよかったですぅ」

キョン「・・・・お帰り」クスクス

ハルヒ「にしてもあれよね。殺人事件に遭遇するなんてそう簡単にあるわけないものね」

古泉「あ・・・あれは・・・」

ハルヒ「まあ、気分だけでも味わえたし、古泉君には感謝しないとね」

古泉「・・・い、いえいえ・・・」

長門「・・・・ペラ・・・・」

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:10:52.18 ID:IQBQwoGC0

古泉「しかし、どこで分かったんですか?」

みくる「あ、あの。私見たんですぅ」



書斎

みくる「また置いてかれましたぁ・・・・」ゾクゾクッ

みくる「・・・あれ?」

圭一「やっべ。ケチャップとれねえよ。どうすんのこれ・・・」

みくる「・・・・・・・幽霊?」

圭一「まったく死に役も楽じゃないな」

みくる「・・・・・え?」

圭一「くっせwww俺wwケチャップくせえwwwww」

みくる「え?」

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:14:37.82 ID:IQBQwoGC0

みくる「とても楽しそうだったんでそのままにして置きました」

古泉「そんなところ見ちゃってたんですか」

ハルヒ「私はすごくワクワクしてたんだけどみくるちゃんからそんなネタばれ聞いちゃったからすっごい興味なくなっちゃってさ」

古泉「それならそうと言ってくれればよかったのに・・・」

ハルヒ「だってこのまま泳がせとこうってキョンが言うんだもん・・・」

キョン「古泉の真似 殺人がー殺人がー」

長門「クール」

ハルヒ「ちょ、ちょっとやめなさいって・・・」

古泉「・・・・・」

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:18:43.67 ID:IQBQwoGC0

ハルヒ「まあ何はともあれ結構楽しかったわよ!!また今度もよろしくね副団長!!」

みくる「でも、もうドッキリはやめてくださいね」

長門「・・・・よろしく」

古泉「は・・・・はい!!」



キョン「天使ちゃんマジ天使」

孤島症候群2 完


308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:51:58.50 ID:IQBQwoGC0

ライブアライブ

映写室

朝比奈ミクルの冒険 episode00

ミクル「えーい」ダダダダダダダダダダダダダダッ

ユキ「自分が抑えられない?いいですねぇ・・・・私もです ジュルッ」

ミクル「こ、こうなったら・・・み、ミクルビー・・・・、じゃなくってオプティックブラスト!!」

ヒュン ガシッ

ユキ「どんなに強力なメモリを手に入れても使用者が貧弱では・・・・フウンッ」

バリバリバリ

ミクル「きゃああああああ!!」



309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 18:57:08.75 ID:IQBQwoGC0

古泉「それにしてもすごい人ですね」

ハルヒ「当たり前じゃない!!私の初監督作品よ!!これでも少ないほうよ」

みくる「恥ずかしいですぅ・・・」

ハルヒ「何言ってんのよ。サイクロプスもビックリのオプティックブラストじゃない」

長門「・・・・・ジュルッ」

ハルヒ「・・・あれ?キョンは?」

古泉「さっき谷口さんと国木田さんと一緒に行きましたよ」

ハルヒ「谷口・・・・退院してたのね・・・・」

映写室

ユキ「ガードスキル、ハンドソニックヴァージョン2」

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 19:12:00.56 ID:IQBQwoGC0

廊下

谷口「いやー、えらい目にあったよ」

国木田「谷口君が退院できてよかったよ。ほんとに」

キョン「たこ焼きうまい」モグモグ

谷口「あのときの俺はどうにかしてたよ」

国木田「ほんとだよ。抑えるの大変だったんだから」

キョン「・・・・・」モグモグ

谷口「すまんかったな。それでこれからどこ行くんだ?」

国木田「先輩の鶴屋さんって人がやってるコスプレ喫茶。今回の映画の剣でお世話になったんだよ」

谷口「俺が居ない間にいろんなことやってんだな」

国木田「まあね」

キョン「・・・・」モグモグ

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 19:25:22.64 ID:IQBQwoGC0

鶴屋「やあ、キョン君とその仲間達!!こっち!!こっち!!」

鶴屋「三名様ご来店っ!!まいどっ!!」

キョン「・・・・・」

鶴屋「どうだいっ?この衣装!!似合ってると思わないっかなぁ?」

キョン「・・・・・」

鶴屋「あははははは!!どうしたのキョン君!?元気がないじゃないっか!!」ドンッ

キョン「・・・・・イラッ」

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 19:37:31.58 ID:IQBQwoGC0

鶴屋「元気だしなよっ!!」ドンッドンッ

キョン「・・・・イライラ」スッ

国木田「わぁー!!!人がいっぱいですねぇ!!!!」

谷口「おい、キョン落ち着け!!」

ガシッ

キョン「・・・・・イライラ」

谷口「うおお、こいつ力つええ・・・!!ゴリラか・・・・!!?」

鶴屋「わははっ!!入れ食いさ!!」

キョン「・・・・・!!!!」ヒュンッ ヒュンッ

鶴屋「えーと?三人だよね?五百円でいいや!!大サービス!!」

谷口「やめるんだッ・・・!!キョン!!」

キョン「!!!!!」ブウンッ ブウンッ

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 19:51:47.23 ID:IQBQwoGC0

教室改めコスプレ喫茶内

鶴屋「おまっちどおさま!!うわ!!店内めちゃくちゃ・・・あれキョン君は?」

国木田「用事を思い出したって出て行っちゃいました」

谷口「くそお!!鼻血が出てんじゃねえか・・・」

鶴屋「そっかー・・・なんか私気に触ることしたかな?」

国木田「いえいえ、そんなんじゃないですよ」

鶴屋「だよね!!」

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 19:56:23.10 ID:IQBQwoGC0

谷口「血・・・・血?」

国木田(この人自覚ないのか・・・・)

鶴屋「まあ店はこんなになってしまったけどゆっくりして行ってね!!はははははは!!」

谷口「血・・・・笑い声・・・・血!!笑い声!!」

谷口「うわあああああ!!俺は見たんだぁ!!!」

国木田「谷口君!!どうしたの谷口君!!!」

鶴屋「そんなに焼きそば気に入ってくれたの?ははははは!!!」

谷口「俺は正気だぁー!!!俺は見たんだー!!!!」

国木田「だれか!!!岡部先生よんできて!!!!」

鶴屋「はははははははははははははは!!!!」



キョン「りんごアメうまい」

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:02:24.55 ID:IQBQwoGC0

玄関口

女の子A「そんな!!」

女の子B「最後のライブなんだよ!!どうしても出れないの!?」

女の子C「無理よ。指は粉砕骨折だし喉もやられてる」

女の子D「そんなぁ」

キョン「ジー・・・・」

ハルヒ「キョン。アンタこんなところで何やってんの?」スタスタ

キョン「・・・・・」

ハルヒ「もう何ヶ月も経ったって言うのにまともに返事もしないのね」

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:16:25.22 ID:IQBQwoGC0

女の子C「本当にごめん」ダッ

女の子A「C−!!」

ハルヒ「なんだかあそこ面白そうなことやってるわね」

キョン「・・・・」

女の子A「どうする・・・?」

女の子B「そんなこと言ったって・・・」

ハルヒ「ねえ、困ってるならなんか手伝おうか?」

女の子ABD「!!!」

キョン「・・・・長門も呼んでくるウフフwww」

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:27:16.97 ID:IQBQwoGC0

体育館

古泉「あ、朝比奈さん」

みくる「古泉君も呼ばれたんですか?」

古泉「ええ、演奏するから来いって。数日ぶりに話しするのにそれだけ言ってどこかへ行ってしまわれました」

みくる「そうなんですか」

司会「それでは次は軽音同好会の部に入ります」

みくる「あ、始まりますよ」

司会「それではバンド名ENOZによる・・・え?変更?」

古泉「嫌な予感しかしませんね・・・」

みくる「そうですね・・・」

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/03(木) 20:31:37.13 ID:IQBQwoGC0

司会「ENOZ改め Kyon Project です!!」

古泉「どうやら的中のようです」

長門「・・・・・」

ハルヒ「・・・・」

キョン「・・・・・」

女の子D「1・2」

デーンデンデーンデッデッデ デーンデンデーンデッデッデ

みくる「大丈夫でしょうか・・・」

古泉「多分無理だと思います・・・・」

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:36:52.80 ID:IQBQwoGC0

Finger on the Trigger

長門「Breeze!!
   燃え上がる Heats on
   Soulが町にあふれる Hero
   塞がれた世の中はFreeze
   熱いheart 結ばれた 2 Peaces
   新たな風掴むGeneration
   朽ち果てる前に生まれたNation
   繰り出すAttack 多彩なColor
   鮮やかにすべて照らすから!」

キョン「闇が増殖するこの町で
    月よゴールドに輝け」


333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:40:49.87 ID:IQBQwoGC0

キョン「Move it down your finger
    Finger on the Trigger
    わがままを解き放って」

長門「Wind is Browning! With your Feeling!」

キョン「常に働く自制心を
    黙らせ Shoot'em up」

長門「The Bullet is Running!」

キョン「Move it douwn your finger
    Finger on the Trigger
    あるがまま振舞うだけ」

長門「Wind is Browning! What's you Seeking?」

キョン「その引き金を引けるのはそう」

キョン 長門「自分しかいないだろ?」

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:44:09.23 ID:IQBQwoGC0

みくる「ノリノリですね」

古泉「心なしかキョンさんと長門さん以外目が死んでます・・・」

長門「しなやかな感性 柔らかなBody
   変幻自在にきらめくPaty
   上がるVolume 奏でるMissiion
   狙い定めてしとめるOne Shot!!」

古泉「まだ続くんですね・・・」

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:47:17.97 ID:IQBQwoGC0

司会「kyon Projectでした」

みくる「あれ?キョンくんだけ出て行きますよ?」

キョン「ウフwwwウフフwwwウフフフフフwwww」ホッコリ

古泉「これからENOZで演奏するのでしょう・・・。しかし、なんでしょう?
   キョンさんのあの満足げな顔は・・・・」

ハルヒ「私ついていくよ
    どんな辛い世界の闇の中でさえ
    きっとあなたは輝いて」

古泉「上手ですね・・・」

みくる「涼宮さんと長門さん、すごいです」

古泉「しかし今度は長門さんの目が死んでいます。いつものことでしょうけど」

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:53:02.90 ID:IQBQwoGC0

次の日

女の子ABCD「すいません、涼宮ハルヒさんいますか?」

ハルヒ「・・・・?」

女の子A「昨日はありがとうございました」

ハルヒ「いや、いいのよ。私がやりたくてやったんだし。お礼を言うなら有希に言って」

女の子B「先に言いに行ったらここのクラスを指差しただけだったけど」

女の子C「本当ありがとうございました」

ハルヒ「だからいいって」

女の子D「あとキョンさんにもお礼を言いたいんですけど・・・」

ハルヒ「キョンに?」

女の子A「あの人ベースでもドラムでも何でも教えてくれたから」

女の子B「あの人、軽音同好会に入ってくれればいいのに・・・」

ハルヒ「へー・・・・。でもキョンはいないわよ。どっか用事あるって飛び出してった」


338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 20:59:40.80 ID:IQBQwoGC0

部室

ミキキキッ

古泉「ぐふぅッ・・・・!!」

キョン「・・・・」

古泉「すいませんでした・・・貴方の演奏中に文句ばっかり言って」

キョン「・・・・」

古泉「お詫びに今度東方のグッズを差し上げますから・・・」

キョン「・・・・!」ピクッ

古泉(掛かった!!キョンさんが東方厨ということはすでに調査済み!!)

古泉「許してもらえませんか?」

キョン「・・・東方ってなんだ?」

古泉「・・・・・・今流行のエロゲです」

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 21:03:32.28 ID:IQBQwoGC0

中庭

ウォークマン「何もかも振ーり切いってー」

ハルヒ「キョーン!こんなところにいたの?」

キョン「・・・・」

ハルヒ「昨日の女の子達がお礼に来たわよ。ありがとうだって」

キョン「・・・・」

ハルヒ「どうもそれ以来落ち着かなくてさ」

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 21:07:19.55 ID:IQBQwoGC0

━それはなまだお前が人から感謝されることになれていないからさ━

男子生徒「うわあああ!!古泉が変な格好で倒れてる!!!!」


長門「!!」サッ ピロリーン ダダダダダダダダダ


女子生徒「腕も足も変な方向に向いてるわ!!!」

━面と向かって、ありがとうなんていわれそうにない事ばっかやってるもんな━

先生「こりゃいかん!!救急車を呼べ!!」


みくる「ふえぇー、また小泉君ですかぁ?」


━どうだい?あの上級生たちの役に立った気分は?━

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/03(木) 21:11:36.94 ID:IQBQwoGC0

━どうだ?ハルヒ?お前も善行に目覚めたろ?━

ハルヒ「平和ねえ・・・・。そうだわ!!来年SOS団でバンドしましょう!!」

ピーポー ピーポー

ざわ ざわ

ハルヒ「映画の第二弾も作らないと!!忙しくなりそうねキョン!!」

キョン「はい」

━・・・・なんて事は俺は言ったりしなかった。思っただけである━









谷口「いやだぁあ!!また入院はいやだああああああああああ!!!!!!」


ライブアライブ 完

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 00:03:26.70 ID:4BIUbe800

ミステリックサイン

夏 部室

ハルヒ「・・・・・」カチャカチャ

古泉「・・・・・・」

キョン「夢のマント広げてー 雲より高く飛ぶよー」

長門「・・・・ペラ・・・・」

キョン「果てしなくひろがるおおーぞらー」

ハルヒ「・・・・・」カチッカチッ


366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 00:15:36.42 ID:4BIUbe800

みくる「お茶が入りましたぁ」

キョン「絶対そばにいーくよーあきーらーめーないでねー」

ハルヒ「ああもー!!」

みくる「ビクッ」

キョン「なんでもないーほらなんでーもないー」

長門「にゃんなうぇい」

ハルヒ「うがーーーー!!」

368 名前: ◆41RbwOM14Y [] 投稿日:2010/06/04(金) 00:27:29.53 ID:4BIUbe800

古泉「どうしたんですか?涼宮さん」

ハルヒ「いやね、SOS団のサイトにだーれも来てくれないからさ、」

みくる「サイトとかあったんですかぁ?」

ハルヒ「そうよ?結成した次の日キョンがやってくれたのよ」

キョン「・・・・・ウフフww」

ハルヒ「で、誰もきてくれないから何かインパクトのあるものをっておもって」

古泉「インパクト・・・ですか」

ハルヒ「SOS団のシンボルマークを作ったのよ!!これよ」

みくる「わぁ・・・・」

古泉「これは・・・・」

長門「・・・・・・」

ハルヒ「どう?かっこいいでしょ?」

キョン「・・・・キメエ」

370 名前: ◆41RbwOM14Y [] 投稿日:2010/06/04(金) 00:32:00.00 ID:4BIUbe800

ハルヒ「まあ、これをページの頭に持ってきたいんだけどねぇ。なかなかできないのよ」

ハルヒ「キョン!!アンタこれやりなさい」

キョン「別にいいっすよー」

ハルヒ「明日までにやっときなさいよ」

キョン「はい」

長門「・・・・・」

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 00:35:07.02 ID:4BIUbe800

次の日

部室

ハルヒ「何これ!!!」

古泉「どうしたんですか?」

ハルヒ「サイトが変なのよ!!」

みくる「・・・・どこの言葉でしょうか?」

古泉「画像もバラバラになってますね」

キョン「はっはっはじけるボンバー」

ハルヒ「ちょっとキョン!!?アンタ何したのよ!!」

キョン「火ッ火ッ英語でファイアー」

ハルヒ「歌ってないでなんか答えなさいよ!!」

長門「・・・・彼は貴方の言われたとおりにした・・・」

ハルヒ「まあ、有希がいうなら・・・・」

キョン「なぜかまきこまーれて いっつも冷や汗」

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 00:41:11.29 ID:4BIUbe800

ハルヒ「んー・・・・早く直さないとまずいわね・・・」

キョン「3、2、1おーとなになっても忘れない」

喜緑「あ、あの・・・」

キョン「3、2、1もーえる心あれば無敵だから」

ハルヒ「依頼人!?」

喜緑「・・・・はい、おねがいしたいことがあります」

キョン「今日もそして明日も僕は崖っぷちー」

長門「・・・・・」


375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 00:58:00.95 ID:4BIUbe800

ハルヒ「すると貴方は我がSOS団に行方不明の彼氏を探してほしいというのね?」

喜緑「はい」

ハルヒ「・・・・ふうむ」

喜緑「彼が何日も学校に来ないんです」

キョン「・・・・・」

喜緑「めったに休まない人なのに、テストに日にまで来ないなんておかしすぎます」

ハルヒ「電話してみた?」

喜緑「はい、携帯にも家にもかけましたけど出なくて。家にも行きましたが鍵がかかってて」

ハルヒ「ふふふーん。その彼氏の家族は?」

喜緑「彼、一人暮らしなんです」

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 01:02:23.22 ID:4BIUbe800

ハルヒ「ようし、大体分かった」

キョン「・・・・・ディディディディケイド」ボソッ

ハルヒ「とりあえずSOS団に来た動機を教えてよ」

喜緑「SOS団の方々とご近所付き合いをいているようにいってましたから」

ハルヒ「ご近所さん?」

喜緑「彼、コンピューター研の部長なんです」

ハルヒ みくる「あー・・・・」

キョン「・・・好きなものを持ってけ」クイッ

喜緑「彼、そんなにしゃくれてません・・・」

キョン「クイックイッ」

喜緑「・・・・・」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 01:05:50.17 ID:4BIUbe800

みくる「部長さん、つかまりましたよね・・・・」ボソボソ

ハルヒ「捕まったわね。もしかしてこの人知らないんじゃない?」ボソボソ

みくる「そうでしょうか?」ボソボソ

ハルヒ「とりあえず、オッケーって言っといたほうがいいわね・・・」ボソボソ

ハルヒ「わかったわ。この事件我々が何とかするわ!!」

キョン「・・・・頭にわかめついてますよww」クスクス

喜緑「・・・・」

ハルヒ「・・・・・」

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:16:56.17 ID:4BIUbe800

マンション 部長の部屋前廊下

ハルヒ「・・・・何回鳴らしても出ないわね・・・」

みくる「やっぱり捕まってるんじゃ・・・」

古泉「いいえ、先生に聞いたところ証拠未十分で釈放されてたそうです」

長門「・・・・・」

ハルヒ「こうなったら窓ぶち破って入ろうかしら?」

古泉「冗談ですよね?ちょっと僕が管理人さんを呼んで来ましょうか?」

ハルヒ「そうしてくれるとありがた・・・」

ドン ドン ドン

ハルヒ 古泉 みくる「!?」

409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:18:14.89 ID:4BIUbe800

古泉「・・・・・誰かいますね・・・」

ハルヒ「部長がやっとお出ましか・・・」

ガチャ

キョン「・・・・・」クチャクチャ

ハルヒ「え?何でキョンが部屋の中にいんのよ」

キョン「・・・・・」クチャクチャ

みくる「わらび餅食べてます・・・」

キョン「・・・・・」クチャクチャ

ハルヒ「・・・・・」

古泉「とりあえず入りましょうか」

長門「・・・・・」


410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:23:25.04 ID:4BIUbe800

部長の部屋

ハルヒ「うわあ、いかにもって感じの部屋ね」

みくる「お人形がいっぱいですぅ・・・」

長門「・・・・・」ペカーッ

古泉「ここまで来ると逆にすがすがしいですね」

キョン「・・・・・」クチャクチャ

みくる「ベランダがあいてますぅ」

古泉「ここからキョンさんは入ってきたみたいですね」

ハルヒ「ちょっと!?ここ3階よ!?」

古泉「・・・・彼なら可能でしょうね・・・・」

キョン「・・・・・」クチャクチャ

411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:24:31.06 ID:4BIUbe800

ハルヒ「でてこーいヒキコモリー」

みくる「誰もいませんね」

古泉「・・・・・」

長門「次元断層が存在。位相変換が実行されている」ボソ

みくる「ここからでましょう」

ハルヒ「そうね、手がかりもなさそうだし」

キョン「・・・・・」クチャクチャ

スタスタ ガチャ バタン



みくる「あぁ・・・・快・感」ゾクゾク

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:27:37.39 ID:4BIUbe800

マンション 部長の部屋前廊下

みくる「どうしたんですか?涼宮さんに見つからないように再集合って・・・・」

キョン「・・・・」

みくる「何に使うんですか?そんな大きな袋」

長門「この部屋の内部に局地的非侵食性融合異時空間が制限条件モードで単独発生している」

古泉「感覚としては閉鎖空間に近い感じですがそれとは異なります」



部長の部屋

キョン「・・・・」ガサガサ

みくる「ふえぇーん。だめですよぅ。それ部長さんのお人形じゃないですかぁ」

長門「・・・・・」ジー・・・・

キョン「・・・・」ガサガサ

417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:30:02.03 ID:4BIUbe800

キョン「・・・・」ガサガサ

古泉「キョンさん、その辺で取るのやめてください。本題に戻りましょう」

キョン「・・・・・チッ」

長門「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ピカーッ

キョン「なんなのこの光。きれい。これが私に見せたかったものですかお父様?」

長門「そうだ。このときを待っていた」

キョン 長門「エックストリィィィィィィィィィィム!!!」

ビカーーーーーッ

みくる「はひっ」


418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:31:52.80 ID:4BIUbe800

異次元空間

長門「侵入コードを解析した」ツヤツヤ

古泉「涼宮さんの閉鎖空間ではないようですが」

長門「似て非なるもの。ただし空間データの一部に涼宮ハルヒが発信元らしいジャンク情報が混在している」

古泉「どの程度です?」

長門「無視できるレベル。彼女は\トリガー/となっただけ」

キョン「デーンデンデーンデッデッデ デーンデンデーンデッデッデ」

長門「Breez」

古泉「歌ってる場合じゃないです・・・」

長門「・・・・・イラ」

キョン「・・・・・イラ」

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:35:35.27 ID:4BIUbe800

みくる「ここに部長さんがいるのでしょうか?」

長門「お出まし」

カマドウマ「・・・・・キチキチ」

みくる「なんでしょう・・・これは」

古泉「カマドウマでしょう」

カマドウマ「・・・・キチキチ」

キョン「・・・・キチキチ」

古泉「おや、どうやらここでは不完全ながら僕の力が使えるようです」ボウッ

カマドウマ「・・・・キチキチ」


422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:38:30.45 ID:4BIUbe800

古泉「それじゃあ行きますよ」

ポイッ タッタッタッ

キョン「・・・・させん」

ダッダッダッ ガシッ

古泉「おわッ!?」

ドサーッ!!

古泉「キョンさん!?何するんですか!!?」

カマドウマ「キチキチ・・・」

古泉「え?」

ドーン!!!

みくる「古泉さんが潰されちゃいました・・・・」

長門「ユニーク」サッ ピロリーン

キョン「ウフフwww」

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 16:43:03.40 ID:4BIUbe800

カマドウマ「・・・・・キチキチ」

みくる「どうするんですかぁ・・・これやっつけないとだめですよぉぅ・・・」

キョン「・・・・・長門、あれがしたい」

長門「・・・・了解した」ッス

キョン「・・・・・」ッス ガチャッ

みくる「そんなおもちゃどこから出したんですか・・・」

キョン「・・・・・」ガチャッ

\エクストリーム/ デューーン デーデーーン

キョン「・・・・・」ホッコリ

長門「・・・・」ホッコリ

みくる「すごく幸せそうな顔してます・・・・」

長門「敵のすべてを閲覧した。プリズムビッカー」

みくる「まだ続くんですか・・・」

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 17:10:41.54 ID:4BIUbe800

キョン「ビッカーチャージブレイク」

ガンッ

みくる「ただおもちゃで叩いたようにしか見えません・・・・」

カマドウマ「・・・・・」

みくる「動きませんね・・・・。終わったんですか?」

長門「・・・・コクリ」ホッコリ

キョン「・・・・」ホッコリ

みくる「あんな顔のキョン君、はじめて見ました・・・・」


426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 17:16:32.18 ID:4BIUbe800

部長の部屋

みくる「つまりあのシンボルマークが異時元空間を開いたんですか?」

長門「そう」

キョン「・・・・」ガサガサ

みくる「すごい奇跡ですね・・・」

長門「・・・・・だから、彼女は観測する価値がある」

みくる「・・・・。涼宮さんが望んだから私達はここにいるんですよね。私は未来人、長門さんは宇宙人、古泉君は超能力者・・・
    じゃあ・・・・」

キョン「・・・・かえる」

長門「私も」

みくる「あ、待ってくださいぃ」

みくる(キョン君は何者なんでしょう?)

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 17:20:28.32 ID:4BIUbe800





部長「っは・・・・どうして僕は床で寝ているんだ?」

部長「・・・・・まあいいか」

部長「・・・・・うわあ!!」

古泉「・・・・・・」

部長「四肢が変な方向向いてる!!?」


428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 17:26:32.60 ID:4BIUbe800

次の日

部室

ハルヒ「あーあ、なんだったのかしら?部長簡単に見つかるし、古泉君もまた脱臼だし」

みくる「・・・・残念でしたね」

キョン「Standin'by your side!1000年前も僕たちは戦っていた」

ハルヒ「まあいいわ。サイトもちゃんとよくなったし、これで何人も依頼者が来るわよ」

みくる「そうですね」

キョン「Stand up to the fight!1000年後に僕達が笑い会える」

みくる「コンピ研の方に聞いたんですが部長さんには彼女なんていないそうです」ボソ

キョン「未来のためにー」

みくる「・・・・・・・」


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/04(金) 17:30:37.91 ID:4BIUbe800

みくる「今回の事件、長門さんが中心でしたよね?もしかしたら・・・あ、あの!?」

キョン「・・・・」スクッ

長門「・・・・・」

━俺達を巻き込んだのは長門の希望だったのか?━

キョン「ごそごそ」

━殺風景な部屋で何年も暮らす宇宙人製の有機アンドロイド━

キョン「長門」ドサッ

長門「なに?」

━無感情に見えるだけで、やはりこいつにもあるのだろうか━

キョン「部長のフィギュア、山分けしようぜ」クスクス



━一人でいるのがさびしいと思うことが━


ミステリックサイン 完

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:06:46.56 ID:InZ8NP/J0

反省して書き溜めた
エンドレスエイトと消失が完成した
後は張るだけだ
どっちから先に張ればいい?

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:12:40.38 ID:InZ8NP/J0

安価>>7

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/06(日) 21:15:18.28 ID:V9k9+yb70

消失

8 名前: ◆41RbwOM14Y [] 投稿日:2010/06/06(日) 21:16:20.04 ID:InZ8NP/J0

涼宮ハルヒの消失

プロローグ

キョン「・・・・・」

谷口「よう、キョン」

キョン「・・・・・」

谷口「もうすぐ冬休みだな。俺としては今まで学校休んでいたから少し残念な気分だ」

キョン「・・・・・」

谷口「でもな、同じ時期に大きなイベントがあるんだよ。分かるか?」

キョン「・・・・・」

谷口「そう、クリスマスだよ!!」

キョン「・・・・・」

谷口「・・・・・せっかく退院したのにお前すっげえ冷たいな・・・」

キョン「・・・・・」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:18:50.31 ID:InZ8NP/J0

昨日

部室

ハルヒ「クリスマスイブ、何か予定あるひと!?」

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

ハルヒ「もちろん予定なんて無いわよね。あんた達、もうちゃんと分かってるでしょ?」

ハルヒ「そういうことでSOS団のクリスマスパーティーの開催が決定しました!!」

ハルヒ「パーティーを盛り上げるために一応スノースプレーとかの小物ならあるけどもっと派手に演出したいから色々準備しなきゃね」

キョン「・・・・・」スクッ カシャカシャ

古泉「キョンさん、窓になんて書くんですか?」

キョン「・・・・・・」シューッ

古泉 臭い

古泉「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:21:20.80 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「そこ、しけた面しない!!せっかくの雰囲気を壊さないの!!」

古泉「すいませ・・・・」

キョン「・・・・・・」シューッ

古泉「ちょ・・・・か、顔にかけないでくださいよッ!!!あぁ!!目に入ったあ!!!!」

長門「・・・・ユニーク」ピロリーン

ハルヒ「あと、みくるちゃんにちょっと早めのプレゼントがあるのよ」

みくる「なんですかぁ?」

ハルヒ「じゃじゃーん。サンタよ!!」

みくる「またコスプレですかぁ・・・」

ハルヒ「じゃあ着替えてみようか?」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:23:43.16 ID:InZ8NP/J0

廊下

古泉「・・・・まだ目が痛いです・・・・」

キョン「・・・・・」

古泉「貴方は三年前の涼宮さんを知っていますか?」

キョン「・・・・・」

古泉「彼女はこの高校に入るまではあんなに笑わなかったんですよ」

キョン「・・・・・」

古泉「当時、僕も観測していましたけど彼女が楽しげに笑う姿なんて想像もしませんでしたよ」

キョン「・・・・・」

古泉「貴方に出会ってから。彼女はあんなに笑うようになりました。涼宮さんの精神は中学生のときより明らかに安定しています」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「もういいわよ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:24:43.19 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「どうよ?かわいいでしょう?」

みくる「スカートが短すぎます」

古泉「ええ、いいんじゃないでしょうか?」

長門「無駄乳死ね」

キョン「サンディ・クローズ」

ハルヒ「とりあえず決まってるのはここで鍋パーティーをするってことだけよ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:25:03.54 ID:InZ8NP/J0

谷口「・・・・」

キョン「・・・・・鍋パーティー」

谷口「なんだ?キョン?お前クリスマスイブに鍋パーティーするのか?」

キョン「・・・・・」

谷口「悲しいな。俺もその場にいって悲しみを分かち合おう、と言いたいところだが」

キョン「・・・・・」

谷口「俺はもうそちら側にはいないんだよ!!念願の彼女が出来たんだ!!」

谷口「光陽園学院1年の娘なんだけどさぁ!!めちゃくちゃかわいいんだよ!!」

谷口「クリスマスは何処に行こうか悩むんだけどさキョン!!・・・あれ?居ないし・・・」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:26:18.24 ID:InZ8NP/J0

ごめん、いい忘れてた。

劇場楽しみにしてる人は観覧注意。

ネタばれとか普通にあるから。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:28:15.45 ID:InZ8NP/J0

第一章

妹「キョンくーん、お母さんがご飯食べなさいって」

キョン「はい」

シャミセン「にゃー」

妹「シャミもご飯できてるよ。早く来てよー」

キョン「・・・・・」

シャミセン「にゃーん」

キョン「・・・・・」サッ カチッ

 \スミロドン/

シャミセン「にゃーん」

キョン「・・・・・」

シャミセン「・・・・・・」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:31:57.30 ID:InZ8NP/J0

学校

谷口「うわぁ・・きっつい」

キョン「・・・・・」

谷口「風邪引いちゃったよ・・・・ゲホ」

キョン「・・・・・」

谷口「お前ほんっとに冷たいな・・・ゲホ」

キョン「・・・・・」

谷口「クリスマスイブまでに直さなきゃなー。予定なんてないけど・・・ゲホ」

キョン「?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:33:24.63 ID:InZ8NP/J0

昼休み

国木田「ここ、休みだからすわっていいよね」

キョン「・・・・」

国木田「風邪の蔓延、収まらないねぇ。もう一週間経ったてるのに」

キョン「?」

国木田「谷口君の風邪も一週間たってるのに治らないねぇ」

キョン「??」

谷口「おーい、飯一緒にいいかぁ?」

国木田「うつるから一人で食べてくれる?」

谷口「・・・・・」スタスタスタ


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:33:54.69 ID:InZ8NP/J0

ガラッ

女子生徒「もう大丈夫なの?」

朝倉「うん点滴打ったらすぐよくなったわ。家に居ても暇だから午後の授業でようとおもって」

国木田「あ、どかないと」

キョン「・・・・」

朝倉「どうしたの?キョン君?幽霊を見たみたいな顔して」

キョン「・・・・・眉毛・・・・」

朝倉「・・・・もういい加減その呼び方やめて」

キョン「どうしてお前がここに居る?」

朝倉「どういう意味?もっと私の風邪が長引けばよかったって意味かしら?」

キョン「お前、ここに居るはずないだろ・・・・」

国木田「キョン君?今日はなんか変だよ?」

朝倉「分かった。悪い夢でも見てたんじゃない?そろそろ目が覚めた?」

キョン「・・・・・」

朝倉「顔洗ってきたら?なんならハンカチ貸そうか?」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:34:46.99 ID:InZ8NP/J0

キョン「ハルヒは何処だ?」

朝倉「え?ハルヒ?誰?」

キョン「涼宮ハルヒ」

国木田「?誰?このクラスには居ないよ?」

キョン「・・・・・」

国木田「ねえ、本当に大丈夫?」

キョン「・・・・国木田、朝倉お願いがある」

国木田「え?何?」

朝倉「出来ることならやるけど?」

キョン「谷口を殴ってくれ、目を覚ましたい」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:35:47.00 ID:InZ8NP/J0

2年の教室

キョン「朝比奈さん!!」

みくる「ひぇ!?」

キョン「すっごくやばいことになってます」

みくる「あ、あのぅ・・・」

キョン「ハルヒが居ません」

みくる「え?え?なんなんですかぁ・・・」

鶴屋「ちょいと少年」

ガッ

キョン「・・・・」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:37:56.07 ID:InZ8NP/J0

鶴屋「いきなりはだめだよ。うちのみくるが怖がってるじゃないかっ」

キョン「・・・・鶴屋・・・」

鶴屋「ん?私の名前知ってるの?みくるの知り合いかい?」

男子生徒1「おいあの1年殴ろうとしてるぞ!!」

男子生徒2「させるかぁ!!」ガシッ

男子生徒3「よくやった2!!」

男子生徒2「うおお・・・俺の力じゃ無理だ!!誰か手伝ってくれ」

男子生徒1「俺に任せろ!!」
男子生徒3「お前ばっかりカッコいい所見せさせないぜ!!!」
男子生徒4「俺も手を貸そう」

みくる「し、知りません・・・・」ダダダダダダ

キョン「!!!!!!」ブウン ブウン

鶴屋「知らないんだってさ。少年あんまりオイタは駄目だよ。今度何かしたら私が怒髪でついちゃうからね」

男子生徒4「これだけの人数でもギリギリだなんて・・・・なんて奴だ!!!」

キョン「!!!!!!!!!!!」ブウンッ!! ブウンッ!!

鶴屋「わはははは!!まってよーみくるー!!」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:38:45.82 ID:InZ8NP/J0

部室

キョン「俺はある程度お前を知っているんだがお前は俺を知っているか?」

長門「知ってる」

キョン「・・・・・お前は宇宙人」

長門「違う」

キョン「・・・・・」

長門「ごめんなさい」

キョン「・・・・・・」

長門「私が知ってるのは貴方の名前と五組ってことだけ。時折見かけたから。でも話すのはここで初めて・・・」

キョン「・・・・・パソコン」

長門「?」

キョン「パソコンを貸してくれ」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:40:48.25 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・」スクッ

長門「・・・・・?」

キョン「ありがとう。もういい」

長門「そう」

キョン「・・・・・帰る」

長門「まって」

キョン「・・・・・」

長門「よかったら」スッ

長門「入部届け、もっていって」

キョン「・・・・・」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:41:42.50 ID:InZ8NP/J0

キョン宅

妹「おかえりー、もうすぐご飯だって」

キョン「・・・・」

妹「ごはんだにゃあシャミー」カチッ

 \スミロドン/

シャミセン「なー」

キョン「妹よ・・・・」

妹「なーにー?」

キョン「ハルヒって覚えてるか?あと、シャミセンって何でうちに居るんだっけ?」

妹「?しらなーい。シャミはキョン君が国外逃走する友達からもらってきたって言ってたよー」

キョン「・・・・そうか」カチッ

 \スミロドン/

シャミセン「なー」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:45:13.98 ID:InZ8NP/J0

第二章

教室

朝倉「おはよう。今日は目、覚めてる?」

キョン「・・・・」

朝倉「目が開いてるだけで覚醒してるってことにはならないからね」

キョン「眉毛・・・太いwww」クスクス

朝倉「・・・・。ふ、不愉快だけどいつものキョン君に戻ったみたいね・・・」

キョン「ウフフフフフwwww」

朝倉「・・・・・・」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:46:17.76 ID:InZ8NP/J0

部室

ガラッ

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

キョン「また来てよかったか?」

長門「・・・・・」コクリ

キョン「全部お前のか?小説書いたりしないのか?」

長門「前から置いてあったのもある。小説は読むだけ」

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:48:05.03 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・・!」

小説版 ファイズ 異形の花々

キョン「!!!」ペカー!!

長門「それ、よく分からなかった・・・」

キョン「・・・・」パラパラ ペラ

キョン「・・・・」スッ

プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期日・二日後

キョン「長門、これはお前が書いたのか?」

長門「・・・・私の字によく似ている。でも、知らない。書いた覚えが無い」

キョン「・・・・・そうか」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:51:49.76 ID:InZ8NP/J0

キョン「なあ、長門。お前一人暮らしだっけ?」

長門「そう」

キョン「猫でも買ったらどうだ?暇なときは話し相手にもなってくれるしスミロドンにもなってくれる」

長門「?マンションペット禁止」

キョン「そうか」

長門「私のうち、来る?」

キョン「・・・いいのか?」

長門「いい」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:53:23.67 ID:InZ8NP/J0

長門宅

キョン「・・・・・・・・」スタスタ

長門「ちょっと・・・勝手に・・・・」

ガラッ

キョン「・・・・部長のフィギュアも無い・・・・」

長門「・・・・?」

キョン「・・・・・」

長門「私はあなたに会ったことがある。学校外で。覚えてる?図書館のこと」

キョン「・・・・・」

長門「今年の五月、貴方がカードを作ってくれた」

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:55:48.99 ID:InZ8NP/J0

ピンポーン

長門「・・・・?」

タタタタタタ

長門「!?・・・・でも・・・今」

キョン「空っぽな星時代をゼロから始めよおー」

長門「待ってて」

キョン「伝説はあ 振り返るーものおー」


朝倉「あら?」

キョン「眉毛・・・」

朝倉「・・・・やめてよ・・・。何で貴方がここに居るの?不思議ね、長門さんが男を連れてくるなんて」

キョン「フッサフサ」

朝倉「・・・・。わ、私はボランティアで来たのよ?」

キョン「眉毛フッサフサwwww」クスクス

朝倉「・・・・・」イラッ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:56:37.85 ID:InZ8NP/J0

朝倉「作りすぎちゃったかしら?熱くて重かったわ」

キョン「眉毛が?」

長門「・・・・・ックwww」

朝倉「違うわよ!!おでんよ!!おでん!!」

朝倉「それで?どうして貴方がここに居るの?」

キョン「・・・・・そこで会った・・・・」

朝倉「ふーん・・・。大分はしょったみたいね・・・」

キョン「帰る」スクッ

朝倉「あら?食べていかないの?」

キョン「眉毛を?」

朝倉「おでんだって言ってんでしょ!!」

長門「・・・・・」クイッ

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

キョン「・・・・・・食べてく・・・・」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:57:56.17 ID:InZ8NP/J0

マンション エレベーター

朝倉「貴方長門さんの事好きなの?」

キョン「・・・・・・」

朝倉「そうよね。貴方はもっと変な子が好みだもんね」

キョン「・・・・・・」

朝倉「もし、長門さんと付き合うならまじめに考えないと駄目よ?でないと私が許さないわ」

キョン「・・・・」

朝倉「また、明日ね」



キョン「・・・・・居ても居なくてもどうでも良いんだから肝心なときくらい出て来いよ」

キョン「三原デルタ・・・・」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:00:21.23 ID:InZ8NP/J0

第三章

教室

国木田「キョン君。もう妄言なんていわないだろうね」

谷口「そのとき俺は仲間はずれだった・・・・」

キョン「舞い上がれ 青空焦がし
    真っ赤に染めるほど
    この愛の価値を見せつけよう」

国木田「ハルヒ・・・だっけ?その人って大体なんだったの?」

谷口「ハルヒ?もしかして涼宮ハルヒか?」

キョン「・・・・知ってんのか?」

谷口「知ってるも何も後50年くらい忘れられねえ」

キョン「ハルヒは今何処に居る?」

谷口「光陽園学院に入ったってきいたなぁ・・・・。大体ハルヒがどうしたんだ?」

キョン「・・・・・・」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:02:14.19 ID:InZ8NP/J0


キョン「帰る。国木田お礼に谷口を殴ってやってくれ」

国木田「なんか状況が読めないけど分かった。精一杯殴っておくよ」

谷口「え?意味分からない。え?」

キョン「谷口、ありがとよ」

ダダダダダダダダダダダ・・・・・

谷口「え?あ、ああいいってことy」

ドガッ

谷口「オバァァァァッ!!?」

国木田「よし!!」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:08:04.08 ID:InZ8NP/J0

光陽園学院

男子生徒1「殴りこみだー!!」

古泉「・・・・どうやら外が騒がしいですね・・・」

ハルヒ「殴りこみだって。まったくまだ春は先だってのに。頭のおかしな奴がいるのね。ちょっとギャラリーになって来ようかしら?」

キョン「放て!心に刻んだ夢を 未来さえ置き去りにして」

不良1「やっちゃん!?やっちゃん!?」

不良2「あいつ・・・一瞬でやっちゃんの首を180度回転させやがった・・・・」

不良3「なんじゃコラーッ!!けんか売ってンのか?」

キョン「限界など知らない 意味無い」

不良3「なんじゃこいつ?歌っててからに。なめとんのかぁ?」

ゴリッ

不良3「え?」

不良1「3、お前の腕どうした!?」

不良2「変な方向に曲がってる・・・」

キョン「この能力(チカラ)が光散らす その先に遥かな想いをー・・・・・」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:09:10.03 ID:InZ8NP/J0

廊下

ハルヒ「さーて、どんな奴が騒いでるのかしら?」タタタタタ

古泉「危険ですよ涼宮さん!!」タタタタタ

ハルヒ「大丈夫よ。遠くから見るだけだか・・・・・ら?」

校庭

男子生徒2「何者だよあいつ・・・」

女子生徒1「不良グループが1分も持たなかったわよ」

女子生徒2「本当に人かしら?」

ハルヒ「早っ!!もう終わってるなんて」

古泉「こ・・・・校庭が地獄絵図のようです・・・・・」

キョン「・・・・・!!」

ハルヒ「うわっ目が合った」

古泉「手を振って無表情でこっちに走ってきますよ」

キョン「・・・・・」ダダダダダダ

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:10:42.00 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「変な奴ね・・・・。ちょっと話してみましょう」

古泉「き、危険ですよ!!?」

ハルヒ「大丈夫だって。話すだけだし」




キョン「・・・ハルヒ」

ハルヒ「いきなり呼び捨てとは生意気ね」

キョン「お前とも初めましてになるのか?古泉」

古泉「ええ、どこかでお会いしましたっけ?」

キョン「・・・・。ハルヒ」

ハルヒ「誰に断って私を呼び捨てにするわけ?」

キョン「・・・・。涼宮」

ハルヒ「苗字もお断り!!」

キョン「・・・・・・・」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:14:41.01 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・イラッ」

バシイッ!!

古泉「うっふ!!!どうして僕の顔を叩くんですか!!?

キョン「イライラ」

古泉「危険です教室に帰りましょう涼宮さん」

ハルヒ「そうね。ただのストーカーっぽいし」

キョン「三年前の七夕」

ハルヒ「!?」

キョン「お前はこっそり校庭に忍び込んで白線で絵をかいたよな」

ハルヒ「あ、あんた・・・まさか」

キョン「メッセージの内容は『わたしはここにいる』」

ハルヒ「セガール!!?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:15:31.07 ID:InZ8NP/J0

喫茶店

古泉「つまり僕達は本来は北高にいて僕は超能力者で涼宮さんとSOS団と呼ばれるクラブ活動をしていたと」

キョン「いつまでこんな所に居る?
    そういう奴も居た気がするー」

古泉「ところが、ある日を境に今の状況、つまり僕達が光陽園学院に入学した状況になってしまったと」

ハルヒ「なにそれ。すっごく面白そうじゃない!!」

キョン「うるさいことだけ言うのなら
    漆黒の羽にさらーわーれーてー」

ハルヒ「いいじゃない。いいじゃない!!私はこういうのを待っていたのよ!!」

ハルヒ「今からいくわよ!!」

古泉「何処へですか?」

ハルヒ「北高によ!!その長門さんと朝比奈さんにも会ってみたいしね。あんたもそのほうがいいでしょ?セガール」

キョン「きえてーくーれー」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:16:39.78 ID:InZ8NP/J0

古泉「じゃあ支払いを済ませときますね。セガールさんは自分で払ってくださいよ?」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「先にでてるから」タッタッタッタ

古泉「・・・・。僕はですね、涼宮さんのことが好きなんですよ。」

キョン「・・・・」

古泉「転校生、というだけで最初は話しかけられましたが僕はそれがとてもうれしかったんです」

キョン「・・・・」

古泉「最近では飽きられてきていますが・・・・。それでも僕はとっても魅力的な人だと今でも思います」

店員「お支払いの方別々にしますか?」

古泉「べ・・・」

キョン「一緒で」

店員「はい」

古泉「・・・・・・」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:19:58.71 ID:InZ8NP/J0

北高 校庭

ハルヒ「これで完璧ね」

古泉「まあ、体操服ならある程度は大丈夫ですね。」

キョン「・・・・・・」

古泉「それで何処に向かうんですか?」

2年教室

みくる「ひぃッ!?」

ハルヒ「朝比奈みくるさんですね。貴方を公然猥褻物陳列罪で逮捕します」

古泉「すいませんちょっと付き合ってもらっていいですか?」

みくる「なんなんですかぁ!?」

ハルヒ「あ。暴れると公務執行妨害もプラスされるから」

みくる「ふえぇーん」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「次は長門さんよ!!」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:29:50.23 ID:InZ8NP/J0

部室

キョン「長門。ちょっといいか?」

長門「え?」

ハルヒ「こんにちわー」

古泉「・・・・・どうも」

みくる「なんなんですかぁ?ここは何処なんですかぁ?」

長門「え?」




長門「え?」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:31:13.34 ID:InZ8NP/J0

ぴぽ

ハルヒ「びっくりしたぁ。勝手にパソコンがついたわ」

キョン「どけ。古泉」

古泉「え?」

バキッ!!

古泉「・・・・・ッ!?」

YUKI.N>このメッセージが表示されたということはそこに私、あなた、涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、古泉一樹が存在しているはずである

YUKI.N>それが鍵。貴方は回答を見つけ出した。

YUKI.N>これは緊急脱出プログラムである。起動させる場合はエンターをそうでない場合はそれ以外のキーを選択せよ。

YUKI.N>起動させた場合貴方は時空修正の機会を得る。ただし成功は保障できない。また帰還の保障もできない。

YUKI.N>このプログラムが起動するのは一度きりである。実行した後消去される。非実行が選択された場合起動せずに消去される。

YUKI.N>Ready?

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:33:10.75 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「なに?どういう意味?セガール、あんた私をからかってるだけじゃないの?説明してよ」

キョン「長門、これに覚えはあるか?」

長門「・・・・ない」

キョン「すまない長門、これ返すよ」

長門「そう・・・」

キョン「俺はな、最初からこの部屋の住人だったんだ。SOS団団員その1なんだ」

Ready?

O.K.さ、もちろん。

ハルヒ「ちょっと。なんなのか教えなさいy・・・・」

キョン「ッターン!!」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:35:28.01 ID:InZ8NP/J0

第四章

コンビニ

キョン「熱い・・・」

スタスタ

キョン「新聞・・・・・」

キョン「今日は何の日?ふっふー」

キョン「・・・・・七夕・・・・」

キョン「三年前か・・・・」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:35:59.20 ID:InZ8NP/J0

公園

キョン「・・・・」

過去キョン「・・・・・」

大みくる「・・・・・・」

みくる「zzzz」

キョン「・・・・・」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:36:28.80 ID:InZ8NP/J0

数分後

過去キョン「・・・・・」スタスタ

大みくる「ああ・・・・・」ゾクゾクッ

キョン「朝比奈さん」

大みくる「キョンくん、貴方とはお久しぶりですね」

キョン「・・・・・」

大みくる「よかった、ちゃんとここで会えて。わたしがうっかりミスしてるなんてこともありますから正直不安だったんですよ」

キョン「・・・・・」

大みくる「長い話になるので座れるところにいきましょう」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:38:07.21 ID:InZ8NP/J0

ベンチ

大みくる「とまあこういうことなの」

キョン「・・・・」

大みくる「つまり貴方以外を残して世界のすべてが変化しちゃったのよ」

キョン「・・・・」

大みくる「ここからは私はどうすることも出来ません。長門さんに会いに行きましょう」

キョン「・・・・・役立たず」

大みくる「・・・・・・」

大みくる(ああ・・・私罵られてる・・・・・良い)ゾクゾクッ

キョン「それで、犯人は誰ですか?ハルヒですか?ヤスですか?」

大みくる「あ、ああ私ったら・・涎が・・ジュルッ。今回の犯人は貴方もよく知っている人よ」

大みくる「それと、やっとかないといけない事があるでしょ」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:39:55.40 ID:InZ8NP/J0

帰宅路

ハルヒ「服が真っ白になっちゃったわ・・・」

ハルヒ「ちゃんと宇宙人たちは見てくれるかしら?」

ハルヒ「あのセガールって奴なんだったのかしら?」

キョン「・・・・・」ッサ

ハルヒ「だ、だれ!?」

キョン「暴走特急!!スティーブン・セガール!!」ダッ!!

ダダダダダダダダダ・・・・・・・

ハルヒ「え?なに?セガール?」




ハルヒ「え?」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:43:02.75 ID:InZ8NP/J0

長門邸 玄関

キョン「サイクロン!!」

長門「ジョーカー!!」

キョン「・・・・・」

長門「はいって」

がちゃん

大みくる「今のは合言葉ですか?」

キョン「・・・・・」

ガチャ バタンッ

大みくる「・・・・・・・良い・・・・エクスタシー!!」ゾクゾクッ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:45:14.46 ID:InZ8NP/J0

長門邸

大みくる「というわけなんです」

キョン「ちゅーちゅーらぶにむにーむにーむらむら」

長門「・・・・」

大みくる「この時間を元に戻すことが出来るのは長門さんだけなんです協力してください」

長門「確認する」

長門「・・・・同期不能。その時空連続体そのものにアクセスできない。私のリクエストを選択的に排除するためのシステムプロテクトが掛かっている」

キョン「ちゅーちゅーらぶにむにーむにーむらむら」

大みくる「キョン君・・・・・・・今どういう状況か分かってますか?」


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:46:34.28 ID:InZ8NP/J0

長門「だが、事情は把握した。再修正可能」

長門「その時空改変者は涼宮ハルヒの力を最大利用し、世界を構成する方法を部分的に変化させた」

長門「ゆえに、改変後の涼宮ハルヒには何の力も残っていない。情報を創造する力は無い。その時空には情報統合思念体も存在しない」

長門「改変範囲は三百六十五日の間」

長門「三年後の十二月十八日に当概行為をした直後に再修正プログラムを起動させればよい」

大みくる「長門さんも一緒に来てくれますね?」

長門「私はいけない。彼らを放って置く事はできない」

大みくる「あ、過去の私達ですか」

キョン「・・・・・・・」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:47:59.31 ID:InZ8NP/J0

長門「再修正プログラムを調合する」

長門「ボルティックシューター」ペカーッ

大みくる「け、拳銃ですかぁ?」

キョン「・・・・違う」

長門「ボルティックシューター」

大みくる「・・・・大きくなっても何のことだか理解できません」

長門「これを時空改変者に打ち込めば一発」

キョン「・・・・・ところで、犯人は誰なんだ?ヤスか?」

長門「・・・・」

大みくる「・・・・それは」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:52:40.04 ID:InZ8NP/J0

第五章

キョン「あげれーばころおっけだーよー」

大みくる「そこに行って彼女にこれを打てばいいのね。そこの彼女は何の力も無いから簡単なはずです」

キョン「キャベツーはどおしたー」

長門「まって。そのままでは貴方達も改変に巻き込まれる。手を・・・」

大みくる「手ですか?」スッ

キョン「・・・・」スッ

長門「ガブッ・・・」

キョン「変身・・・・・」

長門「・・・・・」ホッコリ

キョン「・・・・・」ホッコリ

大みくる「それ、私もやらなきゃいけないんですか?」

長門「べつにいい。これはただの戯れ」

大みくる「そ、そうですか・・・」

キョン「キバッていくぜぇ!!」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:54:30.24 ID:InZ8NP/J0

大みくる「じゃあ、時間酔いをするといけないから目を閉じて」

キョン「長門、しっかり文芸部で待っていてくれよ。趣味が合う奴はお前くらいしかいないんだ」

長門「まってる」

大みくる「それじゃあ行きますよ」

大みくる「つきました」

キョン「・・・・・」

深夜 外

大みくる「後五分くらいで世界は改変します」

キョン「・・・・」

大みくる「あ、靴忘れてきちゃいました・・・長門さん保管してくれてるかなぁ」

キョン「・・・・はだしがお似合いですよ」ボソッ

大みくる「え?何か言いました?」

キョン「・・・・・」

大みくる(徹底されたシカト・・・・・良い・・・)ゾクゾクッ

キョン「・・・・」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:58:36.19 ID:InZ8NP/J0

北高 校門前

大みくる「そろそろです」

キョン「この力とーきはーなーつとき」

大みくる「来ました」

??「・・・・・・」

大みくる「何やってるんでしょうか?」

キョン「この時空赤くー染めるー」

大みくる「すごい。強大な時空震だわ・・・」

キョン「動き出そうぜダブーアクション」

??「・・・・」

キョン「今と未来一つになれるしゅんかんー」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:00:14.22 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・」

??「・・・・」

大みくる「終わりました。彼女はたった今生まれ変わりました」

キョン「・・・・」スク

大みくる「・・・・」スク

キョン「ようまたあったな。長門」

長門「!?」

長門「どうして貴方がここに?」

キョン「・・・・・。お前は?」

長門「さ・・・散歩」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:02:55.47 ID:InZ8NP/J0

数分前 長門邸

大みくる「彼女はエラーが蓄積されて世界を改変しちゃったんですよ」


キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」

キョン「ボルティックシューター!!」

長門「・・・・・?え?なにそれ?」

キョン「・・・・・・すまんな。趣味の合わないお前もよかったがやっぱり趣味が合ってる奴がいいわ」

長門「?・・・・!?」

大みくる「キョン君後ろ!!?」

キョン「!!?」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:04:56.18 ID:InZ8NP/J0

ガキンッ

朝倉「長門さんを傷つけることは許さない」

キョン「・・・・・!?」

朝倉「ふふ。そのおもちゃで受け止めるなんてやっぱりキョン君は強いわね」

キョン「!!?」

大みくる「キョン君が・・・押されてる!?」

長門「朝倉・・・・さん?」

朝倉「そうよ長門さん。私はここにいるわよ。貴方を脅かすものは私が排除する。貴方がそう望んだんじゃない」

長門「・・・・?」

朝倉「キョン君よりも強くしたのはそのためでしょ?」

シュンッ グサッ

キョン「・・・・・!!」

大みくる「キョン君!!」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:06:36.81 ID:InZ8NP/J0

朝倉「すぐに止めをさしてあげるわ」

キョン「・・・・」

朝倉「死ね」

ヒュンッ ガシッ

大みくる「え?」

朝倉「誰?」

キョン2「・・・・・」

キョン「!!?」

朝倉「なぜ!?貴方が・・・・!!?」

キョン2「おい」

キョン「ああ」

キョン2 キョン「・・・・・」ヒュンッ

朝倉「え?」

ゴキィッ!!  ゴキィッ!!  ブチブチ


長門「・・・眉毛むしってる・・・・・」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:07:49.86 ID:InZ8NP/J0

第六章

総合病院

古泉「おや?やっとお目覚めですか?」

キョン「・・・・」

古泉「ずいぶんと深いねむr」

バキイッ!!

古泉「イッ!?」

バタンッ

キョン「・・・・・」

ハルヒ「zzz」

キョン「・・・・・」


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:08:24.29 ID:InZ8NP/J0

30分後

ハルヒ「ビックリしたわよ!!階段から転げ落ちて三日も起きないんだもん」

みくる「・・・・グスッ。よかったですぅ・・・グスッ」

ハルヒ「アンタに心配料として何かしてもらうから覚悟しなさいよ!!」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「それと、アンタはクリスマスパーティーでトナカイの役してもらうからねッ!!」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/06(日) 23:09:44.08 ID:InZ8NP/J0



ガラッ

キョン「・・・・・」

長門「・・・・・」スタスタ

キョン「・・・・・」

長門「すべて私の責任」

キョン「・・・・・」

長門「私の処分が検討されている」

キョン「・・・・・・誰からだ」

長門「情報統合思念体」

キョン「・・・・・・そいつに伝えろ」

長門「・・・・・」

キョン「・・・・・・・長門が消えることになったらとりあえず・・・・・クライシス戦艦をぶっ壊す」

長門「・・・・・伝える」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:10:45.69 ID:InZ8NP/J0

エピローグ

クリスマスイブ

ハルヒ「それでは皆さんキョンが無事退院できたことに」

ハルヒ「メリー・クリスマス!!」

カーン

古泉「貴方はこの後また過去に行って自分を助けなきゃならないんですってね。長門さんから聞きました」

キョン「・・・・・」モグモグ

長門「・・・・・」

古泉「私の知らないところで大変でしたね・・・」

キョン「・・・・・」モグモグ

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/06(日) 23:12:24.00 ID:InZ8NP/J0


古泉「私も今回とても大変でしてね。僕がついておきながらなにやってんだと上の方々かr・・・」

バリーンッ!!!

みくる「きゃあああ!!古泉さんが裸で外に飛び出しました!!」

━━近いうちに世界を復活させに行かなきゃならない。

ハルヒ「なにやってんの!!テンションあげすぎよ!!窓まで突き破って・・・」

長門「・・・・・」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:12:56.85 ID:InZ8NP/J0

━━でも、まあその前に。

ハルヒ「しかもココ2階よね・・・」

みくる「やっぱり四肢が変な方向向いてますぅ」

キョン「長門」

長門「・・・・・」

せめて━━。

キョン「写真撮らなくてもいいのか?」

長門「!?」サッ ピロリーン ピロリーン



ハルヒ特性鍋を食ってからでも別に遅くは無いだろう?


涼宮ハルヒの消失 完

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:18:25.60 ID:InZ8NP/J0

反省
キョンが活発に動く話ではキョンがまともになっちゃう

すぐにエンドレスエイト張ります

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:19:01.32 ID:InZ8NP/J0

エンドレスエイト

夏休み キョン宅 朝

キョン「アチョーッ!!」

テレビ「モンキーマージック モンキーマージック」

キョン「・・・・・」

妹「はー、やっぱり西遊記の再放送は面白いね!キョン君!」

キョン「・・・・香取信吾は許さん」

妹「あれは面白くなかったよねー」

キョン「・・・・ナマカ(笑)」


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:19:17.28 ID:InZ8NP/J0

ヴー ヴー

キョン「はい」

ハルヒ「今日アンタひまでしょ?」

キョン「・・・・」

ハルヒ「2時ジャストに駅前集合だから。ちゃんと来なさいよ」

キョン「はい」

ハルヒ「あと自転車できなさい。あと十分なお金も。おーばー」

ブツ

キョン「・・・・・」

妹「だれからー?」

キョン「The punkiest monkey that ever popped」

妹「あーはるにゃんかー」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:20:02.39 ID:InZ8NP/J0

駅前

ハルヒ「あっキョン!!遅いわよ!!こっちこっち!!」

キョン「・・・・・」シャカッシャカッ

古泉「急にスピードアップしましたね」

みくる「やばいかも知れませんね・・・・」

長門「・・・・・」

キョン「・・・・・!!!」シャカッ!! シャカッ!!

ハルヒ「ちょ、ちょっと!!?止まりなさい!!?」

キョン「!!!!!!!!」ジャカッ!!! ジャカッ!!!

びゅうんッ!!

古泉「アブねえッ!!?」

みくる「きゃああああ!?」

長門「・・・・」サッ

ハルヒ「・・・・・」

キョン「・・・・・」ピタッ

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:20:35.78 ID:InZ8NP/J0

古泉「今明らかに僕を狙ってたでしょ!?」

キョン「・・・・ッチ」

ハルヒ「ちょとキョン!!?古泉君を轢こうとしても別にかまわないけど私たちまで巻き込まないでよ!!」

みくる「びっくりしましたぁ・・・」

古泉「えぇ・・・・」

長門「・・・・・」ピロリーン

ハルヒ「それじゃあ今から行くわよ!!」

みくる「どこにですかぁ?」

ハルヒ「市民プールに決まってるじゃない!!」

ハルヒ「プールには自転車で行くわよ!!」

古泉「自転車は僕のをあわせて2台しかありませんよ?」

ハルヒ「2、3で分かれればいいじゃない!!みくるちゃんは古泉君と私と有希はキョンのに乗るから」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:21:14.09 ID:InZ8NP/J0

道中

長門「はってしなーくつづくさっかみちーをー」

キョン「いまおもいきーり駆け抜けてFar away うぇい うぇい」

ハルヒ「・・・・・」

古泉「やっぱり思ったとおりになりましたね」

みくる「長門さんとキョン君ほんとに仲良いですよね」

長門 キョン「熱いバトルおこせー!!」

ハルヒ「・・・・・」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:21:36.63 ID:InZ8NP/J0

10分後

古泉「・・・・これ・・・きっついですよ」

ハルヒ「古泉君もっとがんばりなさい!!」

みくる「大丈夫ですか?すみません・・・」

古泉「いや、僕が貧弱なだけですから。しかし・・・・」

キョン「いのちのーかぎーりー」スイーッ

長門「テンソウ」

キョン「きぼうをーいきーる」スイーッ

長門「テンソウ」

古泉「彼はなんで汗一つかいてないんでしょう・・・・」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:22:15.66 ID:InZ8NP/J0

市民プール

ハルヒ「きゃー!!夏って感じーー!!」

みくる「大きな飛び込み台もありますぅ」

古泉「結構しっかりとしてますね」

長門「・・・・・」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「じゃあ男子共が荷物を置いてきて場所確保。私達は先に行ってるから」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:22:46.70 ID:InZ8NP/J0

プールサイド

ハルヒ「水がぬるくて気持ちいいわ!!」

みくる「ひゃーっ」

きゃい  きゃい

古泉「・・・・楽しそうですね」

キョン「・・・・・」

古泉「微笑ましい光景ですね。それに平和を感じます。涼宮さんもけっこう常識的な楽しみ方を身につけてきたと思いませんか?」

キョン「・・・・・」

古泉「・・・・まあ、貴方に常識云々は通じないでしょうけど・・・・ん?」

キョン「・・・・・」

古泉「いえ・・・・多分気のせいです」

キョン「・・・・古泉、飛び込み台に行こうぜ」

古泉「・・・ええ、いいですよ」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:23:29.19 ID:InZ8NP/J0

プールサイド 昼食

ハルヒ「あんたらホントすごいわね・・・。空中戦なんて初めてみたわよ・・・」

みくる「キョン君がかけようとした技・・・どこかで見たことありますぅ」

長門「・・・・筋肉ドライバー」

古泉「し!!死ぬかと思いましたよ!!!」

キョン「・・・・・チッ」イライラ

みくる「でも、珍しいですね。キョン君が・・・その・・・仕留め損なうなんて」

古泉「な、何言ってるんですか・・・朝比奈さん・・・」

ハルヒ「まあ、そんなこともあるわよ。」

長門「・・・・・」

ハルヒ「それよりお昼よ!!なんとみくるちゃん手作りのサンドイッチよ!!」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:23:49.83 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「じゃあ、私もう一泳ぎしてくるわ!!みんなも食べ終わったら来るのよ」

みくる「私も行きますぅ・・・」

タタタタタタタ

キョン「モッチャ モッチャ」

長門「モッチャ モッチャ」

古泉「・・・・・」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:24:29.07 ID:InZ8NP/J0

一時間後

キョン「さあおー前のー罪をー数えー、魂にー踏ーみとどまれ」

ハルヒ「これが私の団員よ。何でも言うこと聞くから何でも言いなさい」

女の子1「わあ・・・」

男の子1「じゃあさ、ジュースかって来いよwww」

キョン「・・・・・・・・」

男の子2「そうだな、早く買って来いよwww」

キョン「・・・・・・・・」

男の子3「おいー何とか言えよwwww」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/06(日) 23:24:46.04 ID:InZ8NP/J0

キョン「・・・・・・・」

男の子123「ひぃ!!?」

ハルヒ「ちょっとキョン!!殺し屋の目禁止!!」

キョン「・・・・・・・・・・・・」

男の子123「うわああああご、ごめんなさいぃ!!!」

キョン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ハルヒ「だから禁止だってば!!!」

キョン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男の子123「あば。あばああああばあああばばばばば」

ハルヒ「あたしの言うこと聞きなさいよ!!!!」

女の子2「・・・・あの、仮面ライダー好きなんですか?」

キョン「!!」ペカーッ


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:25:12.01 ID:InZ8NP/J0

市民プール出入り口

ハルヒ「あー楽しかった!!」

みくる「そうですね。でも疲れました・・・」

長門「・・・・」

ハルヒ「しかし、キョンの奴女の子相手にすっごく楽しそうに話してたわね・・・」

みくる「眼が輝いてました・・・」

スタスタ

キョン「・・・・」

ハルヒ「あれ?古泉君は?」

キョン「ウフフwww」

更衣室

古泉「・・・・僕の着替えが・・・・無い・・・・・」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:25:57.00 ID:InZ8NP/J0

喫茶店

テレビ「今日未明、男の子三人が市民プールで倒れているのが発見されました」

キョン「・・・・」イライラ

古泉「ホントに勘弁してくださいよ・・・」

ハルヒ「まあ、いいじゃない。着替えも見つかったんだしさ」

テレビ「なお現在、男の子達は錯乱状態で『殺し屋がやってくる』などと叫んでいたそうです」

古泉「いいですけど・・・。いやらしいのが一つずつ別の場所に隠してたんですよ・・・・」

長門「・・・・・」ズズー

みくる「長門さんもうオレンジジュース入ってないですよ。よく見つけられましたね」

テレビ「警察では麻薬など服用していたのではないかとみて調査しています」

古泉「なんとなく分かったんです。ついてましたよ」

キョン「・・・・・・」イライラ

テレビ「次のニュースです」


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:26:17.18 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「じゃあ夏休みにやらなければならない事を決めるわよー。とはいってもある程度は私がきめてるんだけど」

夏期合宿、プール、盆踊り、花火大会、バイト、天体観測、バッティング練習、昆虫採集、、肝試し

ハルヒ「これ以外なにかあるかしら?」

キョン「コスプレ大会」

長門「コミケ」

ハルヒ「却下。それはあんたらだけしか楽しめないでしょ」

みくる「私金魚すくいがしたいです」

ハルヒ「おっけー」

長門 キョン「・・・・・・」

ハルヒ「明日から決行よ。明日盆踊りと花火大会やってる所近くにあるかしら?」

古泉「僕が調べときましょう」

ハルヒ「お願いするわ」

ハルヒ「この夏休みは遊び尽くすわよ!!!」

長門「ズビー」

キョン「・・・・・」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:27:13.42 ID:InZ8NP/J0

一日目 お祭り

浴衣売り場

ハルヒ「さあ好きなのを選びなさい!!ただし、とびっきりかわいい奴じゃないとだめよ!!」

みくる「はぁー・・・すごいいっぱいです」

長門「・・・・」



古泉「だいぶ早い集合ですね。これならどんなにゆっくり選んでも祭りまで時間が余ってしまいます」

キョン「・・・・・」

ハルヒ「どう?キョン。似合うかしら?」

キョン「・・・・・w」クスクス

ハルヒ「・・・・・どっちの意味で笑ってるのかしら・・・」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:29:01.27 ID:InZ8NP/J0

公園 ベンチ

古泉「祭りまでまだ何時間もありますよ」

ハルヒ「いいじゃない。たまにはゆっくりするのも」

みくる「そうですね」

長門「祭りの開始まで後4時間42分・・・」

キョン「たーこたこたーこたーこたこたーこ」

古泉「その間何をしましょうか?」

キョン「たーこたこたこやき まんとまん」

ハルヒ「そうねぇ・・・」

キョン「古泉。肩パンしようぜ!!」

古泉「え?」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:34:43.27 ID:InZ8NP/J0

祭り会場

・・・・・おきないわね

・・・・・・・・ユニーク・・・・・ピロリーン・・・

・・・・・大丈夫でしょうか?・・・・・・

古泉「・・・・・・っは!?」

ハルヒ「あ!古泉君おきた?」

古泉「あ、あれ?もう祭り始まってたんですか?」

ハルヒ「だって古泉君気絶したまま起きないんだもの」

古泉「僕は何をしてたんでしたっけ?」

ハルヒ「覚えてないの?キョンとの肩パンがエスカレートしてってガチバトルになったのよ」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:36:59.36 ID:InZ8NP/J0

みくる「キョン君の技を切り抜けた古泉君かっこよかったですけど・・・」

ハルヒ「キョンの足技で首を曲げられてそのまま気絶」

長門「ユニーク」

みくる「古泉君急に強くなりましたよね。昨日の空中戦も今回の事も」

古泉「・・・・・いやなんとなく次の手が分かったんですよね・・・」

ハルヒ「まあ、キョンの奴はすぐに終わらなかったからなんかイライラしてたわよ」

古泉「・・・・・」

ハルヒ「まあとりあえず金魚すくいでも行きましょうか?」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:39:46.30 ID:InZ8NP/J0

金魚すくい

キョン「・・・・・」シュバッ シュバッ

おっちゃん「勘弁してくれ・・・・。金魚全部とらないでくれ・・・・」

みくる「キョン君がすでにやってました・・・・」

ハルヒ「いくらなんでも取りすぎでしょ。御椀がキモイことになってるわ」

長門「取れたてぴちぴち」

古泉「金魚多すぎて御椀の底が見えません・・・・」

キョン「・・・・・・・」シュバッ シュバッ


キョン「・・・・・」

古泉「一時はどうなるかと思いました・・・」

ハルヒ「あんな量の金魚いらないわよ、キモイし。一匹で十分よ」

みくる「キョン君ありがとうございますぅ!」

キョン「・・・・・・」

みくる(ああ・・・・・エクスタシー!!!)ゾクゾクッ!!

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:42:49.45 ID:InZ8NP/J0

ハルヒ「あれ?有希?そのお面どうしたの?」

長門「買った」

ハルヒ「へえ、有希ってそんなのが好きなんだ」

子供「あのおねえちゃんが僕のお面盗ったんだ!!」

長門「・・・・」ダッ!!

ハルヒ「ちょ、有希!?」

子供「逃げた!!!」

ハルヒ「やばいわね・・・」

キョン「・・・・・・・」ジー・・・・

子供「ヒィ!?」

キョン「・・・・・・・・・」

子供「あばばばばばばばば」

ハルヒ「キョンよくやったわ!!」

古泉「いやまずいでしょう・・・・」

みくる「はうぅ・・・・」


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:47:25.80 ID:InZ8NP/J0

キョン宅 マンション前

キョン「・・・・・」バチバチ

ハルヒ「花火大会・・・・。ま、まあ花火が出来ればいいけどね!!盆踊りも出来たし!!」

みくる「私はこっちのほうが好きです。音も大きくないですし」

長門「・・・・草が燃えない・・・・・」

古泉「派手に、とは行きませんがこうやって・・・・うおおお!!!?」

バッ

キョン「・・・・・ッチ」

ババババババババ!!

古泉「また爆竹を入れようとしましたね!!?」

キョン「・・・・・・」イライラ

長門「燃えない・・・・」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:50:32.18 ID:InZ8NP/J0

二日目 昆虫採集

ハルヒ「ようし!今から蝉取り対決よ!!一番多く蝉を取ったほうが勝ちだかんね!!」

1時間後

ハルヒ「私は13匹」

みくる「3匹です」

長門「12」

古泉「僕は10匹です」

キョン「ダンゴ虫・・・・・」



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