キョン「お前がいないとつまらないからな」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「朝起きたらしっぽと耳がついてた・・・」キョン「もふもふ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:14:40.58 ID:rwKOk5pK0

キョン「あれ?」

国木田「キョン、どうしたの?」

キョン「いや、珍しくハルヒのやつが来てないな…と思ったんだ」

国木田「本当だ。珍しいね」

谷口「なんだぁ?なんだかんだいって涼宮のこと気にかけてるんじゃねぇか」

キョン「クラスメイトのことを気にかけて何が悪い?」

谷口「またまたぁ。涼宮だから気にかけてるんだろ?」

キョン「は?」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:25:48.65 ID:rwKOk5pK0

谷口「いや、わかるぜキョン。なんだかんだいっても自分の彼女だ。心配しない方がおかしいよな」

キョン「いや、なにいってるんだ?」

国木田「気にしなくていいよ、キョン。谷口は妄想の世界の住人だから」

谷口「実際どこまでいったんだ?もうセクロスしたか?セクロス」

キョン「別にどこまでもしてねぇよ」

谷口「はぁ!?毎日あれだけイチャイチャしてんのにまだ何もしてないだと!?」

谷口「たしかに口はアレだがパーフェクトボディの持ち主だぞ?そんな奴に毎日迫られて何もしてない?お前アタマおかしいんじゃないのか?」

キョン「おかしいのはお前のアタマだ」

国木田「谷口、死ねば?」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:29:57.50 ID:rwKOk5pK0

――放課後・部室――
キョン「ハルヒが風邪ひいた?」

古泉「ええ、ご存知ありませんでしたか?」

キョン「まったくな」

古泉「おや、これは意外ですね。機関の方からちょくちょく携帯を扱っていると報告があったのであなたとメールしているものかと…」

キョン「メールなんて一通も来てないぞ?」

ガチャッ
みくる「ふぇ〜、遅れてすみませぇん」

長門「…」コクン


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:33:13.77 ID:rwKOk5pK0

キョン「朝比奈さん今日は着替えなくて良いですよ。ハルヒがいませんから」

みくる「あれ、キョン君なんで知ってるんですか?」

キョン「古泉からさっき聞きました。てか、朝比奈さんもなんで知ってるんですか?」

みくる「午前中に涼宮さんからメールが来たんです。今日の活動は休止だそうです」

古泉「メール相手はあなたでしたか」

みくる「ええ。私もビックリしました。こういうのはいつもキョン君なのに」

キョン「ただのパシリですけどね」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:37:02.64 ID:rwKOk5pK0

みくる「それで私は今から涼宮さんの家に飲み物を届けに行くんですけど皆はどうしますか?」

キョン「おのれハルヒめ。朝比奈さんをパシリに使いやがて…」

キョン「俺は憑いていきますよ。荷物持ちぐらいはします」

みくる「わぁ、ありがとうキョン君」

古泉「なら、僕も行きましょうかね」

長門「いく。」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:41:44.32 ID:rwKOk5pK0

――道中――
キョン「しかしアイツが風邪をひくなんて考えられんな」

キョン「例え世界中に死のウイルスがばら撒かれても死にそうにないのに」

古泉「彼女を何だと思ってるんですか…」

キョン「冗談だ。しかしどっかからの攻撃じゃないだろうな」

長門「今のところそのような事は確認されていない。ただの風邪だと思われる」

キョン「そうか。長門が言うなら間違いないな」

長門「ない」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:44:16.00 ID:rwKOk5pK0

古泉「・・・」

キョン「どうした?」

古泉「いえ、あなたが涼宮さんをあからさまに心配するのは珍しいなと思いまして」

キョン「そうか?団長が風邪なんだ。心配ぐらいするだろ?」

古泉「まぁ、そうなんですが・・・」

みくる「あっここですね!」

長門「インターホン連打を開始する」

キョン「やめなさい!」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:48:29.78 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「ゴメンネ、みくるちゃん……って」

キョン「よう、大丈夫か?」

ハルヒ「!!」シュバッ

みくる「ふぇぇぇぇぇ!」

キ古長「?」

ハルヒ「なんでキョンもいるのよ!?」

みくる「皆でお見舞い行こうってことになったから…」

ハルヒ「それじゃみくるちゃんにメールした意味ないじゃないの」ハァ

みくる「ふぇ?」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:51:58.08 ID:rwKOk5pK0

みくる「なんでキョン君だめなんですか?」

ハルヒ「アイツにこんな頭見せれるわk…って何言わせんのよ」ポカッ

みくる「今勝手にしゃべってたのに…」

ハルヒ「うっ、うっさいわね!」

みくる「でもいいじゃないですか。弱ってる涼宮さんを見ればキョン君だってイチコロですよ」

ハルヒ「そ、そんなのどうでもいいわよ///」

キョン「二人でなにコソコソしてんだ?」

ハルヒ「うっさい!エロキョン!」

キョン「ええ!?」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 14:54:46.76 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「まぁいいわ。せっかく来てくれたんだし、入りなさい」

キョン「そういえばまだ玄関だったな・・・お邪魔します」

古泉「お邪魔させて頂きます」

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポ

キョン「長門!!」

長門「どうしてもやってみたかった」

キョン「そうか、じゃあ今回やったから満足だな?金輪際やるな」

長門「善処する」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:01:58.25 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「ゴメンネ、みくるちゃん……って」

キョン「よう、大丈夫か?」

ハルヒ「!!」シュバッ

みくる「ふぇぇぇぇぇ!」

キ古長「?」

ハルヒ「なんでキョンもいるのよ!?」

みくる「皆でお見舞い行こうってことになったから…」

ハルヒ「それじゃみくるちゃんにメールした意味ないじゃないの」ハァ

みくる「ふぇ?」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:04:08.49 ID:rwKOk5pK0

みくる「なんでキョン君だめなんですか?」

ハルヒ「アイツにこんな頭見せれるわk…って何言わせんのよ」ポカッ

みくる「今勝手にしゃべってたのに…」

ハルヒ「うっ、うっさいわね!」

みくる「でもいいじゃないですか。弱ってる涼宮さんを見ればキョン君だってイチコロですよ」

ハルヒ「そ、そんなのどうでもいいわよ///」

キョン「二人でなにコソコソしてんだ?」

ハルヒ「うっさい!エロキョン!」

キョン「ええ!?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:09:55.08 ID:rwKOk5pK0

みくる「飲み物入れてきますね」

ハルヒ「ありがとう、みくるちゃん」

古泉「あと、ゼリーやプリンなどもありますのでよろしければ。」

ハルヒ「気が利くわね。さすが副団長だわ。キョンも見習いなさい」

キョン「へいへい」

みくる「何か食べましたかぁ?」

ハルヒ「ううん。なんだか体がだるくって作るのめんどくさいのよ」

みくる「ダメですよ。ちゃんと食べなきゃ。」

ハルヒ「うーん」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:12:55.61 ID:rwKOk5pK0

みくる「そうだ、私今からお粥作ります!キッチン借りてもいいですか?」

ハルヒ「えっ!?いいわよ、なんか悪いわ」

キョン「病気の時は人に甘えても罰はあたらんぞ?」ナデナデ

ハルヒ「んっ」

みくる「そぉですよ。お姫様でいいんですよ?」

キョン「いや、朝比奈さんそれは・・・」

ハルヒ「みくるちゃん・・・」

長門(プリンおいしい)モグモグ


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:16:38.72 ID:rwKOk5pK0

古泉「僕らにもなんなりとお申し付けください、プリンセス」

ハルヒ「…じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかしら」

ハルヒ「キョン!お姫様だっこしてみくるちゃんの料理姿を眺めさせなさい!」

キョン「マイプリンセス、調子乗りすぎです」

ハルヒ「なっ///」

キョン「は?」

ハルヒ「なんでもない!」

ハルヒ(マイプリンセス///)

長門(ゼリーおいしい)モグモグ


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:20:05.90 ID:rwKOk5pK0

みくる「じゃあ私たちそろそろ帰りますね?」

ハルヒ「あっ・・・うん。ありがと」

古泉「…あなたはもう少し残ってくださいますか?ご両親が帰ってくるまで」

キョン「へ?」

みくる「そうですね。涼宮さんが心配ですし」

キョン「それなら皆でいれば良いだろ?」

ハルヒ「それは皆に悪いわよ。キョンだけでいいわ」

キョン「まぁいいか。どうせ暇だし」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:24:15.78 ID:rwKOk5pK0

みくる「じゃぁよろしくお願いします」

古泉「また明日、お会いしましょう」

長門(ポカリおいしい)ゴクゴク

キョン「おう、学校でな」

ハルヒ「今日はみんなありがとう。明日は絶対学校いくわ!」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:28:05.01 ID:rwKOk5pK0

キョン「さて、お前ももう横になっとけ。明日学校行くんだろ?」

ハルヒ「そうね、でもその前に体温測っとくわ。そこの体温計とって」

キョン「はいよ」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・」

ハルヒ「ちょっと」

キョン「どうした?早く測れよ」

ハルヒ「こっち見んなエロキョン!!」

キョン「おぉ!すまん!!」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:33:33.39 ID:rwKOk5pK0

キョン「7度2分か。そんなに高くないけどぶり返すかもな」

ハルヒ「それは困るわね」

キョン「なら大人しく寝てろ」ポフッ

ハルヒ「ん〜」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:36:20.16 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「ケホッ」

キョン「大丈夫か?」ナデナデ

ハルヒ「ん、大丈夫。でも、もうちょっとそのまま撫でてて」

キョン「甘えん坊なお姫様だな」ナデナデ

ハルヒ「うっさいわね。あと手も握りなさい」

キョン「へいへい」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:40:20.01 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「あー、頭ボーっとするわ」

キョン「いいから早く寝ろよ」

ハルヒ「ねぇ熱測ってよ」

キョン「いや、さっき測ったろ」

ハルヒ「おでこで」

キョン「マジ?」

ハルヒ「マジよ」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:45:07.12 ID:rwKOk5pK0

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

ピンポン!ピンポン!ピンポン!ピンポン!ピンポン!ピンポン!

キハ「「!!!!!!」」

古泉『な、長門さん!』

みくる『ダメですよぉ!せっかく良い所だったのに!』

長門『今二人は確実に熱を測る以外の行為をしようとしていた』

長門『えっち ダメ ゼッタイ』

古泉『いきすぎです!!』


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:49:11.55 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「な、なんなの一体!?」

キョン「こ、子供のいたずらだろ」

ハルヒ「そうよね、でもなぜか一瞬インターホンを連打する有希の姿が思い浮かんだわ」

キョン「それはないだろ。もう2時間もたってるんだぞ?」

ハルヒ「そ、そうね」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:52:34.93 ID:rwKOk5pK0

キョン「じ、じゃあ俺帰るわ。あったかくして寝ろよ?」

ハルヒ「うん。(ヘタレすぎよ。キョン)」

キョン「お前がいないとつまらないからな」

ハルヒ「え?」

キョン「おやすみ」バタン

ハルヒ「・・・おやすみ」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 15:56:19.23 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「おーっす!キョン!!とその他!!」ドスン

キョン「降りろ。ハルヒ」

ハルヒ「む〜」ズルズル

国木田「おはよう。涼宮さん。もう風邪はいいの?」

ハルヒ「もちろんよ!こいつが寂しいって言うから全力で治してやったわ!」

キョン「寂しいなんて言ってないぞ」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 16:00:04.71 ID:rwKOk5pK0

ハルヒ「大体同じよ!」

キョン「ちげぇよ」

谷口「キョンお前風邪で弱ってる涼宮の家にいったのか!?」

キョン「お見舞いだお見舞い」

谷口「と、いうことはセクロスしたな!!?セクロス!!」

ハルヒ「な、なにふざけたこと言ってんのよ」ベキッ

キョン「やっぱりお前アタマおかしいな」

国木田「谷口、もう死になよ」

〜FIN〜


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/05(月) 16:04:04.45 ID:rwKOk5pK0

よし、終わり
暇つぶしに付き合ってくれてありがとう



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