キョン「そりゃあ朝比奈さんはおっぱいだろ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「エヴァには私がなるわ」

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13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:07:04.36 ID:pao7ov/L0



ガチャッ

キョン「おいーっす って、古泉だけか」

古泉 「ご期待に添えれなくて申し訳ございません」

キョン「いや、別にいいけどよ。  ・・・長門もいないなんて珍しいな」

古泉 「長門さんは先ほど、『コンピ研に行く』と言って出て行ってしまいました。」

キョン「ハルヒも音楽室の掃除だからしばらくは来ないだろう」

古泉「二人きりの時間とか貴重ですねぇ」

キョン「気持ち悪いことを言うな、ボケ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:10:57.99 ID:pao7ov/L0

キョン「朝比奈さん、早く来ないかな」

古泉 「ふふ、やはり、僕では役不足ですか」

キョン「そりゃー 朝比奈さんの役に務まる人なんていないさ」

古泉 「はは、確かに彼女・・・いいえ、朝比奈さんの胸は魅力的ですよねぇ」

キョン「えっ」

古泉 「えっ?」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:15:17.87 ID:pao7ov/L0

古泉 「何ですかその反応」

キョン「いやいや、お前が突然谷口のアホみないなことを言い出すもんでな・・・少し驚いた。」

古泉 「僕だって健全な男子ですからね。」

キョン「人は見かけによらないなぁ」

古泉 「やはり、男たるもの現実においての天然に惑わされない人はいないと思うのですよ!」ダンッ!

キョン「古泉、机を叩くな」

古泉 「天然、巨乳、ロリ 全てを兼ね備えた人ですよね。まったく、涼宮さんに選ばれるべくして選ばれた人ですよ。」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:19:14.44 ID:pao7ov/L0

キョン「まさかなぁ、古泉が巨乳好きなんて・・・」

古泉 「いえ、巨乳もいいですが、長門さんのようなツルペタ体形もなんとも・・・」

ガタガタッ

キョン「ああ、ちょっとお前から距離をとりたくてイスをずらしただけだから気にしないでくれ。」

古泉 「巨乳には巨乳のいいとこがあり、貧乳にも貧乳なりの楽しみ方があると思うんですよ!」ダンッ!

キョン「何!こいつ、くじけねぇ!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:24:00.71 ID:pao7ov/L0

キョン「じゃあ何か?ハルヒみたいなそこそこな胸も好きなのか?」

古泉 「はい。もちろん。というか、おっぱいが好きですね。もう。」

キョン「もうダメだ、コイツ。おっぱいって言っちゃったよ。」

古泉 「おっぱいが嫌いな男子などいないでしょうね」キリッ

キョン「やれやれ・・・胸ばっかり評価してると変態だと思われるぞ。ついでに俺の中では既に変態認定だから安心しろ。」

古泉 「これは手厳しい・・・。まぁ、朝比奈さんは時折みせるお姉さんチックな仕草というか何ていうかがいいですよね。」

キョン「ああ、それは分かるかもしれん。」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:27:31.98 ID:pao7ov/L0

古泉 「ですが・・・『ふえ〜』とかは、アレ。どうなんでしょうね・・・。」

キョン「ああ、アレはやりすぎだよな。頂けない。」

古泉 「可愛いので許していますが、可愛く無い人がやったら処刑ものですね。」

キョン「おいおい、今日は嫌に毒舌だな。」

古泉 「すいません。おっぱい談義でテンションがあがっちゃって」

キョン「ちょっと待て、盛り上がっていたのはお前だけだからな?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:30:27.99 ID:pao7ov/L0

古泉 「あなたはどうなんです?」

キョン「いやーそりゃー朝比奈さんはおっぱいだろ。」

ガタガタ

キョン「おい、それはオカシイ」

古泉 「さっきのお返しです。」

キョン「朝比奈さんのおっぱいに目がいかないヤツなんていないだろ!」ダンッ!

古泉 「ちょっと、机叩かないで下さいよ。」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:35:26.34 ID:pao7ov/L0

キョン「お前的に長門はどうなんだ?」

古泉 「長門さんですか?うーん・・・。あまり話さないですしねぇ。あ、貧乳ってのは別にいいんですよ?」

キョン「聞いてねぇよ。性格だよ、性格。」

古泉 「出会った当初よりは話せるようになりましたが・・・話せるといっても単語レベルですけどね。」

キョン「やっぱりか。でも、実は長門は照れてるだけで、本当はもっと俺たちと話したいとかだったら萌えないか?」

古泉 「萌えとか言い出したらいい感じで末期ですよ。まぁ・・・確かに萌えますが。」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:38:29.63 ID:pao7ov/L0

キョン「だろ?長門は顔は良いし、頼りがいがあるし、」

古泉 「貧乳だし」

キョン「おい、それいれんなよ。マニアックな領域だからな。」

古泉 「おやおや、あなたはこそ巨乳好きでしたか」

キョン「うっ。いや、巨乳好きと言う訳ではないが、大は小を兼ねると言うしな。」

古泉 「図星だったのか、発言が全く理解不能ですよ?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:43:14.74 ID:pao7ov/L0

キョン「俺の性癖なんて別にどうでもいいだろ。」

古泉 「僕の性癖も赤裸々に告白したのですから、もっと素直になって欲しいものです。」

キョン「え?何?赤裸々?お前、ちょっと赤裸々の意味を辞書で引いてみろよ。」

古泉 「断るっ!」ダンッ

キョン「ねぇ?何か今の机叩くタイミングおかしくない?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:46:39.14 ID:pao7ov/L0

古泉 「冗談はこのくらいにして、涼宮さんなどどうです?」

キョン「ハルヒなぁ・・・確かにスタイルは抜群だが・・・」

古泉 「何ですか、あまり気乗りしていない感じですね。」

キョン「ああ、胸は申し分ないのだが、性格がな。」

古泉 「ふむ。明るく陽気で良いでは無いですか。」

キョン「限度ってもんがあるだろ。高校生でアレはちょっとアレな人かと思われるレベルだろ・・・。」

古泉 「そうですかねー?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:49:28.47 ID:pao7ov/L0

キョン「まさか古泉、ハルヒのことが好きなのか?」

古泉 「いえいえ!そんな恐れ多い! 僕としましてはあの位元気な子もよろしいかなぁという意見な訳でありまして」

キョン「おい、何か発言おかしいぞ」

古泉 「そんなことありませんよ」キリッ

キョン「古泉はイケメンだなぁ」

古泉 「ありがとうございます。」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 02:53:41.81 ID:pao7ov/L0

古泉 「それで、あなた的には涼宮さんの良い特徴は無いのですか?」

キョン「うーん。ハルヒなぁ・・・」

キョン「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・」

キョン「あーーーーーーーー」

キョン「えーっと・・・」

キョン「無いな!」





<<部室前>>

ハルヒ「なんですってぇえええええええ・・・」ゴゴゴ

みくる「ふえ〜」

長門 「(貧乳・・・)」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/23(土) 03:00:03.34 ID:pao7ov/L0

ハルヒ「ちょっと!キョン!」バンッ!

キョン「うおっ!ハルヒ!」

古泉 「なっ・・・」

ハルヒ「私にい、い、い、い、良い所がないってどういうことよ!」

キョン「な・・・お前っ・・・聞き耳を・・・!?」

ハルヒ「たまたま、みくるちゃんと廊下で会って一緒に来たら『朝比奈さんのおっぱいに目がいかないヤツなんていないだろ!』って叫び声がしたから、聞き耳を立てたのよ!」

キョン「」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:03:46.09 ID:pao7ov/L0

ハルヒ「キョン!説明しなさいよ!」

キョン「あれはだな・・・。その・・・。古泉!何か言ってやれ!」

古泉 「いや、ちょっと何言ってるか分からないです」

キョン「てめぇええええええええええええ!!!!裏切りものおおおおおおおおお!!!!」

ハルヒ「あたしはキョンに聞いてるのよ!」

みくる「す、す、す、涼宮さ〜ん。お、お、お、落ち着いて下さい!」

長門 「(貧乳・・・)」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:13:16.13 ID:pao7ov/L0

寝ようとしたら人が来た・・・だと・・・ もうちょい書きますわ。


キョン「あのだな。アレだ!さっきのは、その場の流れであって、お前にはいい所がたーくさんあると思うぞ?な?」

ハルヒ「じゃあ、例えば何よ。」

キョン「あ・・・あの・・・」

キョン「まぁ、な?」

ハルヒ「やっぱり無いじゃないのこのバカキョン!」パシン!

キョン「痛ッ!お前!ビンタすること無いだろ!」

ハルヒ「キ"ョンのバカぁ!」グスッ

バタンッ

キョン「何だアイツ、泣きながら部室から出て行ったぞ」

みくる「ここまで来ると、わざとやってるとしか思えませんね。」

古泉 「ええ、全くです。」キリッ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:18:25.24 ID:pao7ov/L0

キョン「えっ、何?俺が悪い流れ?」

古泉 「あなた以外に誰がいるんです。全く」キリッ

みくる「少し、考えを改めたほうが良いかもしれませんね。」

キョン「いや、だって元はと言えば古泉g」ピリリリリリ

古泉 「おやっ、バイトのようですね!全く!忙しい!それでは!」キリッ

みくる「頑張って下さいね」

古泉 「はい! では、あなたは明日にでも涼宮さんにフォローを入れといて下さいね!」

キョン「なぁ、古泉、全部俺のせいにしてないk」

古泉 「ああ!忙しい、忙しい!」バタンッ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:25:03.65 ID:pao7ov/L0

みくる「ふえ〜、古泉君、大変そうですー。」

キョン「いや、まぁ、あいつも悪いんですけどね。」

みくる「へ、へぇ〜。そ、そうなんだ〜。」

キョン「アレ?朝比奈さん?微妙に引いてません?」

みくる「ふ、ふふっ!そ、そんなことありませんよ〜。」

キョン「いや、上手く笑えてませんよ?アレですか?おっぱい発言ですか?」

みくる「そんなこと無いですてばー!」

ガタガタッ

キョン「(露骨に椅子を引かれた。これは軽く死ぬレベル。)」

長門 「(貧乳・・・)」


この後、微妙に気まずい空気の中で、放課後の時間を浪費した。
何が一番傷ついたって、朝比奈さんがいつもなら手渡ししてくれるお茶を、さり気無く机に置いたことかな!ハハッ!

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:29:53.85 ID:pao7ov/L0

―次の日の朝

キョン「おーっす、ハルヒ」

ハルヒ「・・・」

キョン「昨日は悪かったって」

ハルヒ「・・・」

キョン「何だ、まだ怒ってんのか?」

ハルヒ「・・・別に」

キョン「ったく、怒ってるだろ?」

ハルヒ「・・・」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:34:39.60 ID:pao7ov/L0

ハルヒ「そりゃ、あたしはみくるちゃんみたいに巨乳じゃないし、有希みたいに可愛くないけど、言い方ってもんがあるじゃない。」

キョン「やっぱり怒ってるだろ。」

ハルヒ「・・・ほんと、あんたってバカね。」

キョン「あー。割とそうかもしれんな。」

ハルヒ「大バカよバカキョン。バカキョンでエロキョンで本当にどうしようも無いわね。」

キョン「そうか。でも、確かに俺はエロキョンだからお前のそのスタイルとか、好きだぞ。」

ハルヒ「・・・! エロキョン、今更遅いのよ。」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:37:05.39 ID:pao7ov/L0

キョン「まぁ、俺はな。昨日考えたんだよ。」

ハルヒ「何を?」

キョン「お前のいい所。」

ハルヒ「・・・バカ、お前って呼ぶな。」

キョン「ああ、すまんすまん。ハルヒのいい所。」

ハルヒ「例えば?今度くだらない内容だったら、本当に口聞いてあげないんだから!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:47:27.99 ID:pao7ov/L0

キョン「ハルヒはな、確かにたまに行き過ぎな時もあるかもしれんが、ハルヒのその元気が俺たちを元気にしてくれる。
    ハルヒは、それを当たり前だと思っているんだろうが、俺からしてみたらすげぇよ。
    実際、俺はハルヒと合って居なかったら、この学校でアホの谷口や国木田と放課後ただ帰って、つまんねえ学校生活をしていたと思う。
    やっぱり、そういう面ではハルヒのこと尊敬するし、好きになれるさ。」

ハルヒ「・・・」

キョン「それに・・・その・・・」

ハルヒ「それに?」

キョン「やっぱ、お前は可愛いしな!朝比奈さんと長門にもひけを取らないよ。」

ハルヒ「なっ、ばっ!///」

キョン「なんだ、迷惑だったか?」

ハルヒ「ふっ、ふふん。エロキョンにしては中々良いこというじゃない!本当なら、全裸で校内をのた打ち回ってもらうとこだったけど、免除してあげるっ!」

キョン「ははっ、それは助かったな。今はまだ寒いからな。」

ハルヒ「そ、そうよ!あたしの優しさに感謝しなさい!」

キョン「ふっ、やっぱりお前、可愛いよ。」

ハルヒ「なっ!止めなさい!もうダメ!それ言うの禁止っ!///」

キョン「ハルヒはすぐ真っ赤になって可愛いなー」

ハルヒ「うーっ///」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 03:51:44.37 ID:pao7ov/L0


谷口 「なあ、国木田」

国木田「なあに、谷口」

谷口 「あいつらは朝っぱらからなんでイチャついてるの?何なの?死ぬの?」

国木田「さぁ、つまりは今日も平和だってことじゃないかなぁ?」

谷口 「ダメだ。もう我慢ならん。国木田バールのようなものを貸せ!今すぐにだ!」

国木田「ダメだよ、谷口。自分が不幸だからって人の幸福を妬んじゃ。」

谷口 「ちくしょう・・・なぜだ・・・国木田が眩しく見える・・・」

国木田「あ、そうだ。今日、彼女と帰るから谷口と一緒に帰れないから!」

谷口 「えっ、ちょ・・・国木田さん?」

国木田「じゃ、そういうことで」

谷口 「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」





                                             END

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/23(土) 03:55:37.28 ID:pao7ov/L0

最後が駆け足というかダッシュだったのはただ単に俺が眠いだけというのと、
明日、八時に起きなければいけないということなのでほぼダッシュでいかせてもらいました。



今度書く機会があれば、もうちょっと時間にゆとりがある時に書きたいです。
後、SSって書くと肩疲れる・・・。後なぜか敬語になる。何故なんだぜ?



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