キョン「彼女が欲しい」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:30:39.88 ID:RJe+IsNv0

キョン「彼女作ってセックスしたい」

古泉「藪から棒に何言ってんですかあなたは」

キョン「冷静に考えるとだな、無理やり入れられた部活において男女比が2対3、且つみんな容姿は見目麗しく各々がバリエーション豊かな魅力をお持ちでなさる」

キョン「その中に放り込まれた思春期ガツガツ性欲ビンビンの健全男子高校生が、混乱して右往左往するのも無理からぬことなのだ」

古泉「はあ、そうですか」

キョン「言うなればオキアミの群れに迷い込んだイワシみたいなもんだ」

古泉「例えがよくわからないのですが」

キョン「比べることが出来ぬくらいすげぇってことだ」

古泉「じゃあ例えんなよ」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:33:09.22 ID:RJe+IsNv0

キョン「しかし、これは非常に幸運にして稀有な事象であることを俺は知っている。

キョン「谷口を見ろ。奴が毎日自己が崩壊するほど懇願して尚届かぬその環境を俺は既に保持している」

キョン「奴は今日も枕を濡らし、贅沢にも俺はここで本心を隠し、歓喜を胸に秘めながら気だるげに彼女らと相対する。これは幸運でもあるが、俺が積み上げてきた選択の結果でもある」

キョン「どこかで何かを違えていれば俺が谷口になっても可笑しくなかったが、現実にはそうではない!」

キョン「故に俺は勝ち取った!!奴から奪い取った!!この場を、この部室を、この学校を、この世界をこの人生を!」

キョン「かの如き数多の敗残兵の屍を超えて俺は立っている!ならば我は極めねば彼らに顔向けが出来ない!!そうは思わないか、思いませんか古泉さん!!」

古泉(うぜぇ・・・)


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:35:40.92 ID:RJe+IsNv0

キョン「そんな訳で彼女が欲しいんですよ。一緒に頑張りません?」

古泉「あ、僕彼女いるんでいいです」

キョン「オーケー今からぶっ殺してやる」

古泉「そんな過激なこと言わないでくださいよ」

キョン「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備は?」

古泉「ぶち殺すぞ人間」

キョン「すみません」

古泉「で、彼女が欲しいと」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:38:47.82 ID:RJe+IsNv0

キョン「そうなんだ。この際SOS団のどれかなら誰でもいい。あいつらなんやかんや俺のこと好きだろ。ちょこちょこモーションかけられてた気がするし」

古泉「自覚はあったんですね。でも死ねばいいのに」

キョン「という訳で俺は行動する。次にこの部屋に入ってきた奴に告白する」

古泉「止めて下さいよ。涼宮さん以外の人だったら僕のバイトがとんでもないことになります」

キョン「知らん。人間というものは一度口に出したら止めてはならないのだ」

キョン「言葉に篭められているものはなんだ?それは意思だ。意思は人を人と成すものだ。だから俺たちは言葉に自らを篭めて送り出している

キョン「言葉とはそれほど重みがある。だからこそ人は話すのだ。故に我は邁進する。何者を俺を止めることなどできん!!」

キョン「俺は次に入ってきた人間へと告白する。目の前にどんな高く険しく越えがたい壁があってもな!」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/12(土) 12:41:34.36 ID:RJe+IsNv0

ばたーん(ドアが開く音)


コンピ部長「失礼する。長門君は・・・」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

コンピ部長「居ないか。すまない、また後で来るよ」


がちゃーん(ドアが閉まる音)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:44:48.47 ID:RJe+IsNv0

キョン「・・・・・・」

古泉「入ってきちゃいましたね」

キョン「いやいやあれノーカンだろ」

古泉「どんな壁かとおもったら性別の壁って奴ですか。頑張って超えてください」

キョン「いやそういうのやっぱ倫理的に良くないよね。古泉もハルヒに告白しないと困るって言ってたし、今回はやめとこうかな」

古泉「まあ、止めません。人の言葉は重いと、誰かが言ってたことですし」

キョン「いや無いって。マジ無いって。長門が初のセックスでクリムゾン並みに喘ぎまくるくらい無いって」

古泉「確かに彼女、初めての割りに敏感でしたしねぇ・・・」

キョン「おいちょっと待て何故お前がそんなこと知ってる?」

古泉「いや、実は少し前から長門さんと付き合っていまして」

キョン「てめええええええええええええええええええええええええ!!!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:48:15.30 ID:RJe+IsNv0

古泉「や、やだなあ冗談ですよ」

キョン「どこだ!どこまでいった!?」

古泉「冗談ですって」

キョン「よくも長門を!よくも俺の長門を!!」

古泉「冗談だっつってんだろ」

長門「私はあなたのものではない」

古泉「そうそう。そもそも長門さんはあなたの所有物では・・・」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

キョン(なんで居るんだよ・・・)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:51:26.04 ID:RJe+IsNv0

古泉「・・・い、いつからいました?」

長門「『彼女が欲しい』辺りから」

古泉(全部だ・・・)

キョン「非常に不本意ではあるが俺はコンピ研の部長に告白をしなければならん。

キョン「これは俺が全身全霊をこめて古泉に誓った反故し難い契約にして盟約である。違う事はならない。そんな訳で後は任せた。アディオス」ガラガラピシャン

古泉(逃げやがった・・・あいつ逃げやがった)

長門「・・・彼は何故出て行った?」

古泉「えーとですね・・・なんかこう譲れないものがあるらしいですよ」

長門「私が居たせいで気まずくなった?」

古泉「いやいやそんなことはそんなことはあははははは」

長門「・・・・・・」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:54:35.11 ID:RJe+IsNv0

長門「・・・・・・冗談」

古泉「ギクッ!!」

長門「冗談・・・そう・・・・・・私とあなたの関係は冗談・・・」

古泉「な、なりゆきというものがありまして・・・」

長門「別に気にしてはいない。全ては冗談。私は遊ばれただけ。一昨日だってあんなにもあなたは私の体中を弄んだのに・・・」フッ

古泉(めっちゃ気にしてる・・・)

古泉「いや・・・あのまま認めると彼が半狂乱になりそうだったので・・・」

長門「そう・・・なら仕方が無い」

古泉「解ってくれますか」

長門「因みにクリムゾンとは?」

古泉「誰か助けてくれ」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 12:58:00.71 ID:RJe+IsNv0

鶴屋「そういうことなら私にまかせるっさ!!」ばーん

古泉「いつからそこに?」

長門「何故天井・・・」

鶴屋「『彼女が欲しい』辺りからっさ」

古泉「全部聞いてんじゃねーかこのヤロー」

鶴屋「細かいことはどーでもいいっさ!この私がクリムゾンのなんたるかを教えてあげるにょろ!!」

古泉「・・・長門さんに変なこと教えないで欲しいのですが」

長門「私は知りたい」

古泉「そーですか。別に止めませんけど」

鶴屋「さあこっちに来てこのパソコンをやってみるっさ!!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:01:23.87 ID:RJe+IsNv0

鶴屋「どうだい有希にゃん。不自然というかそもそも現実に有り得ないほどの反応や、異常なほど簡単な女性達の屈服をウリにしているのがこのゲームなのだよ!!」

長門「なるほど」

鶴屋「まあ童貞にはぴったりじゃないかい?キョン君にはお似合いっさ!!」

古泉「何気に酷いこと言いますね」

長門「一つ聞きたい」

鶴屋「なんでも聞くにょろ!」

長門「性行為の際のこの反応は本当に異常?古泉一樹に撮ってもらった映像を見る限り、局部への適度な身体的刺激に対する私の反応はこのゲームと非常に似通っている」

鶴屋「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:04:29.44 ID:RJe+IsNv0

長門「それにこのゲームと同様の台詞を、性的衝動に流されて私も口にしたことがある。古泉一樹もまた、肉体的衝動を盾に精神的隷属を強いる、あたかもこのゲームのようなプロセスを用い、私を辱

めたことがある」

鶴屋「・・・・・・」

古泉「・・・あ、あの、そんな目で見ないで下さるとありがたいのですが」

鶴屋「・・・・・・」

古泉「だって長門さん面白いんだもん」

鶴屋「開き直ったにょろね。別にいいけど」

長門「彼を責めないで欲しい。私は彼の行為に対し大いに喜びを感じている」

鶴屋「とんでもないバクダン発言にょろ」

古泉「聞かなかったことにしていただけると助かります」

鶴屋「羨ましいにょろ。わたしもみくるにそういうことしたいにょろ」

古泉「それもなかなかのバクダン発言ですね」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:07:55.48 ID:RJe+IsNv0

鶴屋「ちょっとみくるを呼んでくるにょろ」

古泉「もう来ていらっしゃるんですか?」

鶴屋「すぐそこに居るにょろ。ちょっと外で興味深いことが起こってたさ」

古泉「興味深いこと?」

鶴屋「とりあえずこの映像を見て欲しいっさ」

キョン『だめー、止めて!もう止めて!!オカシクなっちゃうぅぅ!!』

コンピ部長『誘ってきたのは君じゃないか。そんなこと言って、本当は喜んでるんだろ?』パンパン

キョン『ケツが!ケツがこわれるぅう!!』

古泉「・・・・・・」

長門「・・・・・・」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:11:56.65 ID:RJe+IsNv0

古泉「ひょっとして中継ですか?」

鶴屋「よく解ったね。みくるが二人の行為を延々とビデオに収めてるっさ。家で使うって言ってたにょろ」

古泉「そうですか。まあ、もうどうでもいいです」

鶴屋「いやーキョン君にあっちの趣味があったなんてビックリにょろ」

古泉「寧ろ朝比奈さんにそっちの趣味があったことにビックリですよ」

長門「あなたと同じ」

鶴屋「えっ?」

古泉「違うから!!同じなのビデオ撮ってることだけだから!!」

鶴屋「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:14:39.91 ID:RJe+IsNv0


がらららら

キョン「酷い目にあった・・・」シクシク

古泉「かける言葉が見つかりませんよ」

キョン「もうお嫁に行けない」

古泉「もともと行けませんけどね」

キョン「しかし誰にも見られなかったのは幸いだった。ここで言うことは出来ないが、恐らくお前の想像を絶する事態が廊下で起こっていたのだ」

キョン「あの場面を見られたら俺がSOS団で築いてきたものが全て崩壊する。彼女を作るなど夢のまた夢になるところだった」

古泉「あんだけ大声出せば全部聞こえますって」

長門「私も聞いた。身の毛がよだつようなおぞましい叫び声だった。あなたを軽蔑する」

キョン「死のうかな」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:18:56.44 ID:RJe+IsNv0

古泉「やめてくださいよ。対応できないこともないですが、いろいろ面倒なんですから」

キョン「そうだな。死ぬのはだめだよな」

鶴屋「申し訳ないけど周囲5m以内に近づかないで欲しいっさ。空気が穢れる」

キョン「やっぱ死のうかな」

長門「元気を出して。ここに居る人間以外はまだ知らない」

キョン「そうだな、まだハルヒは知らないんだ。まだ俺にもチャンスはある!あいつに告白しよう」


キョン「もともとあいつしか好きじゃ無かったんだ。数打てば当たるかな、程度しか思ってなかったし。朝比奈さんとか長門とかもう無理っぽいしな。無駄な努力はしない主義だ」

古泉「お前ほんとにクソ野郎だな」

長門「怒らないで。私はあなたが居ればいい」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:22:19.76 ID:RJe+IsNv0

キョン「やっぱりお前の彼女って・・・」

古泉「すいません。あのタイミングで言ったら締め殺されそうだったので」

長門「彼女ではない。私は彼の奴隷」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

鶴屋「・・・・・・うわぁ」

長門「本当。以前性行為中に『お前は奴隷だから命令を断れない』と正されたことが・・・」

古泉「長門さん、ちょっとそれ以上はやめましょう?マジで」

長門「しかしあなたはお仕置きと称して手錠や荒縄等の拘束具や小型の自動振動装置を用いて約八時間に渡り私を苛め抜いた・・・」

鶴屋「鬼畜にょろ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:25:12.03 ID:RJe+IsNv0

長門「あれだけ自らの感覚を制御出来なかったのは初めて。9度にわたり意識を失い、性的刺激によって強制的に覚醒させられた。

長門「最終的に喉も潰れ、最後の方は脱水症状になりかけても開放されなかった」

キョン「古泉、ちょっと話し合おうか。お前のこれからの未来と行く末について」

古泉「とりあえず今持った金槌は置いていただけると助かるのですが」

キョン「別にいいもんね。俺はハルヒが部室に来る次第告白してやるもんね。悔しくなんかないもん」

鶴屋「たぶん今日はこないにょろ」

古泉「何故です?」

鶴屋「・・・女の勘にょろ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:28:33.83 ID:RJe+IsNv0

古泉「ホントに来なかったですね」

キョン「ホントだよね。僕もビックリ」

古泉「鶴屋さんもいつの間にか帰っちゃいましたね」

キョン「あの人ゴミを見るような目を俺に向けてたな」

長門「朝比奈みくるも来なかった」

キョン「家に帰って俺のビデオでも見てるんだろう。あれだけ熱心に撮っていたんだ」

古泉「・・・それは本当ですか?ちょっと信じられないんですが」

キョン「カメラアングルまで気を使ってたよ。きっとマイケル・ムーアばりのドキュメンタリーに仕

上がっているはずだ。是非見てみたいね」

古泉(うわ、すっげぇ自虐)

古泉「・・・僕らは帰りますが、あなたはどうします?」

キョン「意地でも一人で帰るわ。幸せそうな高校生活を送るふしだらな奴らを未来永劫末代断絶まで呪い尽くしながら、孤独な身の上で家までの途方も無い道程を踏破してやるわ」

古泉「ご自由にどうぞ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:33:03.16 ID:RJe+IsNv0

五時間後くらい


キョン「・・・・・・」

キョン「・・・・・・こ、ここは・・・閉鎖空間?」

キョン「ということは・・・」

キョン「ひょっとしてまたハルヒとキスできる?やったぜ!!」

古泉「残念ながら」

キョン「うひょあああああああああああ!!!てめえビックリするだろイキナリ出てくんなこらなん

か言いやがれ!!」

古泉「あまり旗色がよくありません」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:36:11.94 ID:RJe+IsNv0

キョン「なんでだ?お前がいるんだから、神人ぶったおせば閉鎖空間から出れるんじゃないか?」

古泉「普段ならそうなんですがね、ただ一つ問題がありまして」

キョン「何?」

古泉「超能力が何故か使えないんですよね」

キョン「めっちゃヤバイじゃん」

古泉「ええ。だから機関の人はほぼ全滅ですね。残った人は僕以外みんな下がりました」

キョン「他の奴らは?」

古泉「さあ、居るかもしれなし居ないかも知れません。そろそろ僕の話を聞いてくれませんか?」

キョン「そうだな、説明してくれ」

古泉「まず校庭を見てください」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:40:11.99 ID:RJe+IsNv0


キョン「どれどれ・・・」

キョン「・・・・・・」

キョン「なあ、あれ鶴屋さんだよな」

古泉「ええ。ちょっと離れたところにいるのが涼宮さんです」

キョン「なんか鶴屋さん神人を指揮してないか?」

古泉「してますね」

キョン「なんで?」

古泉「今日涼宮さんが学校の廊下で誘拐されたらしいんですよね」

キョン「どんだけオフィシャルな場所で攫われてんだよ」

古泉「僕達の想像以上に愚鈍だったのでしょうね、たぶん」

キョン「だから部室に来なかったのか」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:43:55.01 ID:RJe+IsNv0

古泉「で、その誘拐に鶴屋さんが一つ噛んでいた、と。

古泉「鶴屋家に連れてこられた涼宮さんは監禁、催眠、洗脳、薬物、陵辱等ありとあらゆることをされ、度重なる苦痛と快感の責め苦に遂に屈服。自らが鶴屋さんに完全に支配されていると信じさせられた、と」

キョン「ちょっと興奮した」

古泉「死ねよ」

キョン「その状態で願ったからこんな閉鎖空間が生まれたのか」

古泉「ええ。涼宮さんの中では、鶴屋さんの理想を叶える事が彼女にとっての願望になっているのです。

古泉「なかなか準備が良くて、超能力使えず、長門さんも能力使えず、朝比奈さんに至っては閉鎖空間に入った瞬間神人に連れ去られて触手みたいなのでぐっちゃんぐっちゃんに嬲られてます」

古泉「それこそあなたの好きなクリムゾンみたいな感じで」

キョン「鶴屋さんも相当に狂ってるな。ていうかなんでそういうニッチな方向に突き抜けてんだよ。俺は大好きだけど」

古泉「そういえば鶴屋さんもちょっと憧れるとか言ってましたね・・・」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:46:41.73 ID:RJe+IsNv0

キョン「で、頼みって?」

古泉「僕が鶴屋さんの気を引きますので、その間に涼宮さんを正気に戻してください」

キョン「無理じゃね?」

古泉「なんとかなりますよ。あなた涼宮さんのことが好きなのでしょう?」

キョン「それ理由になんねえだろ」

古泉「大丈夫ですって。愛の力とか適当なモンを適当に駆使すればなんとかなるでしょ」

キョン「投げやりだなオイ」

古泉「どっちにしろ彼女が正気に成ることぐらいしか勝ち目が無いんですよ」

キョン「・・・俺に出来るのか?」

古泉「あなたはとりあえずいろいろと最低で生きる価値の無い人間ですが、たぶん」

キョン「お前ここでそれはないだろ。『なんだかんだ僕はあなたを買ってます。頼みましたよ』みたいに嘘でもいいから殊勝なことを言ってお前の死亡フラグを立てる場面だよ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:49:21.95 ID:RJe+IsNv0

古泉「今日のやり取りのあとでは天地全霊に賭けてもそんなことは言えないですね」

キョン「うんまあある程度納得できるのが哀しいところだよね」

古泉「で、やるんですか?」

キョン「やるよ。やるけどさ」

古泉「頼みましたよ?」

キョン「解ったよ・・・やってやるさ。ハルヒを正気に戻して・・・あいつに告白するんだ!!」

古泉(・・・死亡フラグ)


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:53:24.68 ID:RJe+IsNv0

鶴屋「はーっはっはっはー!!」

鶴屋「はるにゃん、あんたのご主人様はだれだい!?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

鶴屋「この世界の支配者は誰だい!?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

鶴屋「この世界で一番キレイなのは誰だい!?」

ハルヒ「私です」

鶴屋「オイこらしばくぞクソアマ」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:56:36.48 ID:RJe+IsNv0

古泉「切ないくらい下らない与太話はそこまでです!!」

鶴屋「ほう・・・古泉くんじゃないかい。一体なにしに来たっさ?」

古泉「あなたの野望を食い止めに来ました」

鶴屋「はるにゃんを我が物にして閉鎖空間の王となり、みくると有希にゃんとはるにゃんをとんでもない敏感にして触手道具その他諸々を駆使して鶴屋さんの思う通りに調教し、」

鶴屋「三人が常に拘束されながら快感に攻め立てられて咽び泣くのを眺め、懇願してくる彼女達に更なる快感を叩き込んで悶え戸惑うのを屈服するまで眺める千年王国を作る私の野望を止めるって?無理っさ!!」

古泉(計画に妙な具体性があるのがイヤだなぁ)

鶴屋「っていうか古泉くんだけずるいにょろ!!有希にゃんとあーんな関係になって!!どーせあーんなこともこーんなこともやってビデオに収めてコレクションして二人で楽しんでるに違いないにょ

ろ!!」

キョン「何ぃー!!お前長門となんてことをしてるんだ!羨ましいぞ!羨ましいぞこんちくしょーめ

!!」

古泉「お前は黙って計画通りやれよバカ!!俺が気を引くって言ってるのにバレたら意味無いでしょう!!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 13:59:57.46 ID:RJe+IsNv0

キョン「はっ!そうだった。ハルヒ、ハルヒ、目を覚ませ!!俺がわかるか!?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン「ちげーよ」

鶴屋「ふふふ、気を引くって、一体何分持つと思ってるんだい?」

鶴屋「それに、キョン君ではハルにゃんの目を覚ますことなんて出来ないにょろ」

古泉「やってみなければわかりません」

鶴屋「コンピ研の部長にアナル掘られた男にょろよ?」

古泉「・・・・・・」

古泉「・・・だとしても僕があなたを倒せばいいだけです」

キョン「今ちょっと考えたろ!?考えたろ!?」

古泉「さあ?なんのことだか」

鶴屋(あいつ早々にキョンくんを諦めたっさ・・・)


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:03:14.72 ID:RJe+IsNv0

鶴屋「・・・勝ち目なんてあるにょろ?それはどのくらいっさ。千に一つ?それとも万?億?兆にょろ?」

古泉「それが那由多の彼方であっても、僕には十分すぎるんですよ」

鶴屋「好きに来るがいいにょろ。本来の力も無い古泉くんなんか一瞬にょろ」

古泉「たかが超能力が使えないだけじゃないですか。能書き垂れてないで早くやりません?」

古泉「ハリー、ハリー、ってね」

鶴屋「台詞全部ヘルシングのパクリじゃ・・・」

古泉「知らない知らない」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:07:02.62 ID:RJe+IsNv0


キョン「ハルヒ、俺がわかるか?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン「俺らが入っていた部活はなんだ?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン「お前の前の席の奴の名前は?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン(こいつひょっとして『鶴屋さんです』としか言わないんじゃねーか?なら・・・)

キョン「おい、この世で一番アホで愚図で最低で生きる価値が無いのは?」

ハルヒ「キョンです」

キョン「なんでそこは!?」

古泉(何遊んでんだあいつ)イラッ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:10:38.15 ID:RJe+IsNv0

古泉(ただ実際神人なんてどうやって倒しますかね)

古泉(そういえばライトセイバーとか使ってみたいな)

古泉「ライトセイバー!!」

古泉「出る訳ないか」

鶴屋「出てるにょろね」

古泉「出てますね。驚くべきことに」

キョン「なんだそのやり取り」

古泉「でもなんでこんなもの出せたんでしょう」

長門「私が出した」

古泉「長門さん!?能力が使えないんだから早く退避しろって言ったでしょう!!」

長門「能力は頑張ったら使えた」

キョン「なんだそれ」

古泉「とりあえずなんとか戦えそうですね・・・いざ!!」

鶴屋(このくだり要るのかなぁ)

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:14:06.32 ID:RJe+IsNv0

キョン(なんか古泉ばっか目立ってるな)

キョン(俺はといえば・・・)

キョン「ハルヒ、ヤクルトと巨人どっちが好き?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン「西武黄金期の四番は?」

ハルヒ「鶴屋さんです」

キョン「阪神史上最低の外人助っ人は?」

ハルヒ「グリーンウェル」

キョン(阪神ファンだったのか・・・)

鶴屋(阪神ファンだったのか・・・)

古泉「あいつマジで何やってんの?殴りたい」

長門「私を殴ればいい」

鶴屋「そういう趣味もあるにょろか・・・」

古泉「違うから!!マジで違うから!!長門さんもそういう誤解を招くこと言わないで!!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:18:26.08 ID:RJe+IsNv0


キョン(めんどくせーな。どーせ正気とかもどらねーよ)

キョン「ん・・・あれは・・・朝比奈さんの服?」

キョン(朝比奈さんは・・・あー、あそこか・・・白濁液で体中ドロドロだな。ご愁傷様です)

キョン「・・・うっ・・・・・・ふぅ」シコシコ

キョン(朝比奈さんはあそこでヒイヒイ言ってる。ハルヒは狂った。古泉と長門は鶴屋さんと戦って

こちらを気にする余裕は無い)

キョン(お、古泉が長門を庇った・・・お互いに庇いあってるのか。仲が良いことです。そのまま死ね)

キョン「・・・・・・」

キョン「朝比奈さんの下着でも被ってみよう・・・」

キョン「ふむ、まだ暖かさが残っている。仄かに残っている尿のこの臭い、実にたまらない。」

キョン「変態仮面、参上!!」

キョン「やってみたかっただけだ」

キョン「・・・うっ・・・・・・ふぅ」シコシコ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:22:08.27 ID:RJe+IsNv0

キョン(何やってんだ、俺・・・)

ペラッ

キョン「ん?写真が何枚も・・・」

キョン「・・・・・・」

キョン(何故朝比奈さんが、俺とコンピ研部長の結合写真を複数枚所持してるんだ・・・)

キョン(ビデオもあるし。誰にも見られないうちに全部処分しておこう・・・)

キョン(でそんなに悪くなかったな・・・)

キョン「・・・うっ・・・・・・ふぅ」シコシコ

ペラッ

キョン「おっと一枚落としてしまった・・・」

ハルヒ「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:25:28.30 ID:RJe+IsNv0

キョン(ハルヒに拾われた・・・)

キョン(し、写真を凝視していらっしゃる・・・)

ハルヒ「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「・・・不潔」

ハルヒ「不潔!不潔!不潔不潔!!不潔不潔不潔不潔不潔不潔不潔!!!!!」

ハルヒ「いや!!こんな奴がいる世界なんておぞましくていらんない!!」

キョン「ちょ、ちょっと待ってくれ、これにはいろんな理由が・・・」

ハルヒ「近づかないで!私の半径100m以内に近づかないで!!」

ハルヒ「イヤ、イヤ!!こんな世界、こんな世界なくなっちゃえー!!」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:29:13.82 ID:RJe+IsNv0


−―。

キョン「・・・という訳だ」

古泉「要約すると、あなたのゲイ写真を見せられた涼宮さんが『こんな世界無くなれ!』って願ったから、あの時いた閉鎖空間が無くなった、ということですか」

キョン「そんな感じだ。まさか朝比奈さんが常にあんな写真を持ち歩いてるとは思わなかった」

古泉「勘弁してくださいよ。あの後全員を閉鎖空間から引きずり出すのどれだけ大変だったか解ります?」

キョン「ハンパ無い速さで崩壊してったからな」

古泉「相当イヤだったんでしょうね」

キョン「全てはあの写真を朝比奈さんが持ってたのがいけない。俺は悪くない」

古泉「朝比奈さんの服に手を出した時点でドン引きですけどね」

キョン「まあ、結果オーライってトコじゃないか?」

古泉「そうですね。涼宮さんも誘拐されてからの一連の流れを全部夢扱いになりましたし、僕と長門さんについては特に実害は無かったですしね」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:33:23.65 ID:RJe+IsNv0

キョン「鶴屋さんはどうなったんだ?」

古泉「・・・朝比奈さんが縛り上げて持ち帰りました」

キョン「・・・・・・」

古泉「すごい笑顔でしたね。『可愛がってあげますよぉ』って」

キョン「この世界には倒錯者しかおらんのか」

古泉「その中にはあなたも入ってますからね?」

長門「あっ」パシャ

古泉「長門さん、お茶こぼしちゃったんですね」

キョン「拭かなきゃな。雑巾は・・・」

古泉「確か掃除用具入れにありましたね。取って来ます」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:36:24.35 ID:RJe+IsNv0

ギイイイ(用具入れをあける音)

鶴屋「アン・・・フオォ・・・」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

鶴屋「・・・アフゥ・・・・・フグゥ・・・・・・」ビクビク

古泉「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

バタン(用具入れを閉める音)

古泉「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:39:26.36 ID:RJe+IsNv0

古泉「・・・なんでしょう。今ちょっと幻覚を見たようです」

キョン「奇遇だな。俺もだよ」

古泉「・・・ちょっと最近疲れてるんです。激務が続いてまして・・・」

キョン「そうだよな。掃除用具入れを開けたら服の上から亀甲縛りされて猿轡をされた上、」

キョン「体の各ポイントに適切にバイブとローターを存分に取り付けられて只管体を責め立てられて放置プレイ中の鶴屋さんが、」

キョン「汗と涙と涎まみれになって教育上不適切な穴からビックリするぐらい大量の液体を噴出しながら吊り下げられてるなんて見間違いだよな」

古泉「お前気持ち悪いくらいよく見てるな」

キョン「男だからな。当然だ」

古泉「長門さんも目をキラキラさせないでください」

長門「・・・・・・」シュン

古泉「今度やってあげますから」

長門「・・・・・・・」パァ

キョン(長門の顔が輝いている・・・)

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:42:36.73 ID:RJe+IsNv0

古泉「・・・で、どうするんですか。涼宮さんに告白するとか言ってませんでした?」

キョン「・・・・・・」

古泉「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

キョン「解ったよ。言ってやる。今すぐ告白しに行ってやる!!」

古泉「頑張ってくださいね」

キョン「おう!!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:45:39.18 ID:RJe+IsNv0

キョン「あのー、ハルヒ?ちょっと話があるんだけど」

ハルヒ「なに?」

キョン「あのな、俺お前のことが好きなんだ」

ハルヒ「・・・・・・」

キョン「付き合ってくれないか?」

ハルヒ「・・・・・・」

キョン[・・・・・・」

ハルヒ「ごめんなさい」

キョン「え?マジで?」

ハルヒ「本当に申し訳ないんだけどね、今朝掛け値なしに最低な夢を見て、それが忘れられないのよ。で、キョンを視る度にその夢の最低な場面を思い出しちゃうって訳」

キョン(あの写真か・・・)

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:48:38.29 ID:RJe+IsNv0

ハルヒ「だから・・・ゴメン。今は無理」

キョン「そ、そっか。別にいいんだ」

ハルヒ「可能なら半径200m以内に近づかないで。正直今は同じ空気も吸いたくないの」

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「あとあんたしばらくSOS団来なくていいわ。視界に入ったら目が腐っちゃう。同じ空間に生きているって言う事実でさえ耐えられないし、可能なら転校して。出来れば地球から出て行って。お願いだから」

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「それじゃ」

キョン「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」



キョン「死のうかな」


(終わり)

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/12(土) 14:52:07.65 ID:RJe+IsNv0

やりたい放題やった。特に後悔していない。



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