キョン「ハルヒ、もういい加減にしてくれ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「今年のクリスマスはSOS団でパーティーをするんだろ?」

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22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:18:08.51 ID:I7e2pr7QO

キョン「ハルヒ、もういい加減にしてくれ」

ハルヒ「何、いきなりどうしたのよキョン」

キョン「いくら部室だからって下着姿はないだろうが」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:23:24.09 ID:I7e2pr7QO

ハルヒ「何よ、下着の何が悪いっていうのよ」

キョン「いや、そのだな」

ハルヒ「はっきりしなさいよ!」

キョン「まあ、その、なんだ。目のやり場に困るというか」

ハルヒ「なら見なきゃいいじゃない」

キョン「そりゃあそうなんだがな」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:28:56.66 ID:I7e2pr7QO

キョン「長門、お前もなんとか言ってくれ」

俺は部室の隅で本を読んでいる長門に声をかける。
長門ならなんとかしてくれるだろう、そんな期待をして。
長門が本から顔を上げ、こちらを見る。

長門「涼宮ハルヒ」

ハルヒ「なぁに、有希」

長門「ブラジャーは邪道。絆創膏にすべき」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:34:00.96 ID:I7e2pr7QO

俺は耳を疑った。
今長門はなんと言った?
絆創膏?
そんなもん下着の代わりにどう使うってんだ。

キョン「お、おい長門」

振り返った長門を見て、今度は我が目を疑った。
長門、お前はどうして全裸なんだ。

長門「全裸ではない。乳首と性器には絆創膏を貼り付け、視覚的情報をブロックしている」

キョン「そういう問題じゃありません!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:43:17.96 ID:I7e2pr7QO

ハルヒ「あら、有希、スタイリッシュじゃない!」

長門「オススメ。この秋イチ押しのスタイル」

ハルヒ「いいわね! 私もやろうかしら!」

そう言うとハルヒはブラジャーのホックに手をかける。
おいおいおいおい、どうなってるんだこりゃ。
一体全体何が俺の目の前で起こっているっていうんだ。
俺はこの異常事態に口が塞がらなかった。
下着姿のハルヒ、ほぼ全裸の長門。
俺は目を見開き、少しの異常も見逃さないようにしようと……

ハルヒ「さっさと出てけ! このエロキョン!」
キョン「ギャース!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:51:36.57 ID:I7e2pr7QO

廊下に蹴り出された俺は、壁に背を預け座り込んだ。
何なんだ、これは。
またハルヒのとんでもパワーなのか?
もういい加減にしてくれ、ハルヒ。
いくらなんでも、今回ばっかりはお前が何をしたいのか分からないぞ。

古泉「おや、朝比奈さんが着替え中ですか?」

キョン「古泉か」

古泉「こんにちは」

顔を上げると、そこにはにやけ面の優男がいやがった。
ああ、そういやあこいつ超能力者だったっけ。
たしかハルヒの機嫌がいいか悪いか分かるとか言ってたな。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 15:56:28.89 ID:I7e2pr7QO

キョン「なあ、古泉」

古泉「はい、なんでしょう」

キョン「最近、閉鎖空間とかはどうなんだ」

古泉「特に発生してはいませんが……どうしてそのような?」

キョン「いや、なんでもない」

その瞬間、古泉が眉をしかめた。
なんなんだ、いきなり。

古泉「申し訳ありません。今ごく小規模な閉鎖空間が発生しまして」

キョン「何?」

古泉「ご安心下さい。一瞬にして消える程度のものでしたから」

キョン「そうか」

ハルヒ「もう入ってきてもいいわよ!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:05:41.37 ID:I7e2pr7QO

古泉がドアを開け、部室に入る。

古泉「おや、あなたは入らないんですか?」

キョン「ああ、少し気分が、な」

古泉「おやおや」

にやついて俺の股間を見る古泉。
そこには立派に自己主張をするテントが張られており。
いや、仕方ないだろう。俺だって健全な男子高校生なんだから。
あんな姿のハルヒや長門を見て平気なはずがない。

古泉「それではお先に」

その数秒後、驚いて叫んだ古泉の声が校舎に鳴り響いた。
そりゃ驚くだろうよ。なんたってほぼ全裸の美少女が二人もいるんだからな。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:15:55.58 ID:I7e2pr7QO

部室に入った俺の目にはいったのは、下着姿のハルヒだった。
どうしたんだ、これは。
絆創膏はどうしたって言うんだ。

キョン「長門!?」

長門「涼宮ハルヒに問題が発生し、絆創膏スタイルは不可能となった」

キョン「どういうことだ!?」

長門「涼宮ハルヒが乳首に絆創膏を貼るまでは問題は無かった」

長門「しかし、性器に絆創膏を貼ろうとした瞬間問題が発生した」

キョン「まさか」

長門「そう。絆創膏スタイルにするにはパイパンが必須。涼宮ハルヒは陰毛の処理がされていなかった」

キョン「お前は処理してるのか?」

長門「私は最初から生えていない」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:20:08.76 ID:I7e2pr7QO

キョン「なんだと!?」

古泉「それは本当ですか、長門さん!?」

長門「本当」

なんて事だ……、まさか、そんな……。
俺は古泉と顔を見合わせる。
ああ、そうだな、古泉。
俺達は力強く頷き合うと、声を揃えて言った。

キョ泉「「是非とも確認させて下さい!!」」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:21:44.18 ID:I7e2pr7QO

電車酔った

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:31:25.69 ID:I7e2pr7QO

長門は軽く頬を赤らめると、ミリ単位で小さく頷いた。ように見えた。
実際はそんな事は無かったかもしれない。
だが、今この時この瞬間、心が一つになった俺と古泉には些細な問題だった。

キョン「いいんだな、長門!?」

古泉「勿論撮影もオーケーですよね!?」

キョン「当たり前だろう! ご自慢の一眼レフはどうした!!」

古泉「んっふ、ここに」

キョン「よし、さあ長門!」

古泉「さあ!」

キョ泉「「さあさあさあさあ!!」」

ハルヒ「こんの変態どもがあああああああああ!!」

これから、という所で俺と古泉はハルヒにパワーゲイザーを喰らった。
飛びこむ瞬間に対空技とか、いい加減にしてくれ、ハルヒ。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 16:36:03.73 ID:I7e2pr7QO

友人との待ち合わせ場所に着いたんでこれで
残ってたら続き書くけど、早くとも10時以降になるんで、あれかなあ、と

朝倉涼子は俺の嫁
パイナポゥでした



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