キョン「………クライシス帝国?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「こんなに揉んでるのにおまえは胸が大きくならんな」

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5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:03:31.97 ID:rjxvLt0AO

キョン「なぁハルヒ、昨日へんなおっさんに話してかけられたんだが、
クライシス帝国ってしってるか?」

ハルヒ「なによそれ? なにかの勧誘かしら」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:13:43.94 ID:rjxvLt0AO

古泉「おや…なぜその名前をご存じなのですか?」

キョン「だからしらんといっているだろう…」

古泉「ふむ…なにやら嫌な予感がしますね……、貴方には万が一ということもあるので、これを」
キョン「なんだこれ。ベルトか?」

ハルヒ「やけに派手なベルトね…なんか赤い円みたいなのもついてるし」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:20:39.63 ID:rjxvLt0AO

古泉「詳しくはいえませんが機関が開発中のものです、
きっと貴方の役にたつでしょう」

キョン「役にたつような目にはあいたくないがな…」

ハルヒ「ねぇ古泉君、わたしの分はないの?」

古泉「すいません、このベルトは少々危険がともないますので…」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:30:00.38 ID:rjxvLt0AO

キョン「まぁ校門前で立ち話もなんだし、さっさと帰ろうぜ」

ハルヒ「ベルト…あたしのベルト…」ブツブツ

キョン「はいはいまた今度な……ん?どうした古泉」

古泉「……なにやら妙な気配が…、上ツ!」

そのとき突如、上空からみたこともない物体が舞い降りた。
どうみても怪物としか形容できない

???「ふふ……俺の名は…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:32:46.75 ID:rjxvLt0AO

すまんリアルタイムでしかみてないからあんま覚えて無い

なんか適当な怪人の名前教えて

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:45:47.19 ID:rjxvLt0AO

ハルヒ「…でなんなのよアンタ!はやく答えなさいよ」

???「またせたな!俺の名は『アッチペッチー』!
いまから貴様ら地球人はサボテン化にし労働力並びに食料として確保するのだ!」

キョン「なんだか姿はよくわからんが…名前と目的はわかったな……」

古泉「まったく…機関のお暇な方々の予想がここまでとは…」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 20:52:56.75 ID:rjxvLt0AO

キョン「てこてはなんだ、このベルトからあの怪人を撃退するビームでもでるのか?」

古泉「いえ、そのようなものはでませんよ、このベルトは…」

ガシッ

ハルヒ「なーに、この着ぐるみホントによく出来てるじゃない?
みくるちゃんに着せてみたいわね」

キョン「…ツ!?あのバカ!」

アッチペッチー「目障りだ人間……シャーー!!」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:04:57.26 ID:rjxvLt0AO

ハルヒ「な…なによこれ…!キャーー!!」

ドサッ

キョン「な…なんだ!あの怪人がなんかしたら、ハルヒがサボテンになっちまったぞ!」

古泉「あれが、あの怪人の能力……うかつでしたまさか涼宮さんが…」

アッチペッチー「なにをゴチャゴチャ言っている。貴様らもあのようにサボテンにし、
クライシス帝国の労働力にしてやるわ!」

古泉「はやくそのベルトを!あの怪人を倒せば涼宮さんはおそらく元にもどります」

キョン「俺もそんな気がするが…どうやって使えばいいんだよ!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:15:08.95 ID:rjxvLt0AO

古泉「それはですね……」

アッチペッチー「念仏は唱え終わったか!死ね」
ドガッ!

古泉「ぶんもっふッ!」
怪人の強力な一撃により古泉が壁に叩きつけられる
アッチペッチー強すぎるじゃねーか!なんか弱点とかないのか!
あれば誰か教えてくれよ!

キョン「古泉!返事をしろ。まさか死んじまったのか…」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:25:06.08 ID:rjxvLt0AO

キョン「クソッ、死ぬときはポニーテールに囲まれて死にたかったぜ…」
怪人の手が振り降ろされる瞬間

???「待てぃ!」

キョン「このどっかで聞いた事がある声は…」

その声の方向に振り向くと以前みた謎のおっさんがいた

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:32:46.41 ID:rjxvLt0AO

キョン「あんたは一体何者なんだ?」

???「ふぅぅぅん…!」ギリギリ

サボテン(ハルヒ)「なによいきなり変なポーズをとって拳にぎりはじめたわよ…
あれが変人ってやつかしら初めてみたわよ」

キョン「俺なら毎日みてるがな…」

???「変…身!!」

キメポーズをとった瞬間辺りが光につつまれる

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:37:51.42 ID:rjxvLt0AO

???「俺は太陽の子…仮面ライダーBLACK!!」

勇ましい掛け声とともに、黒いバッタ人間のようなのがそこに…いた。

キョン「なんだまた化けもんがふえちまったぜ!」

サボテン「まってキョン!あのバッタ人間、怪物に攻撃してるわ」

バキッ…

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:44:54.19 ID:rjxvLt0AO

BLACK「トァ!…フンッ!」
バキッ…ドゴ!

キョン「すげぇ…圧倒的じゃないか」

サボテン「いいわよあの怪人弱ってきてるみたい」
アッチペッチー「こうなれば…奥の手だ!」

その瞬間…

ドゴーン!!

体中に生えたトゲが爆弾のように爆発した

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:53:07.65 ID:rjxvLt0AO

完全にうろ覚えなんだ…すまない
細かいとこは補完しといて


キョン「くっ!煙で周りが見えない…」

サボテン「まさか、あの爆発で黒いやられちゃったの?」

BLACK「ハァァアアァ…!」

キョン「いやジャンプして避けたんだ!」

BLACK「ライダーキックッ!!」

空中で姿勢を変え、渾身の飛び蹴りを怪人に放った

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 21:30:31.40 ID:n0fSJebhO

アッチペッチー

第9話に登場した怪魔異生獣
怪魔界の人食いサボテンから作られた
体中に生えたトゲを爆弾として使用し、折れても再生する。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:01:22.03 ID:rjxvLt0AO

アッチペッチー「グブッ…ま…まさか>>70から情報を得た…トゲ爆弾が通用しないと……」

ドカーーン!!

ハルヒ「なんか変な遺言だったわね…」

BLACK「君達ッ怪我はなかったか」

キョン「やけい良い声で喋るな…この人は」

ハルヒ「別になんともないわよ。それよりあんた一体何者!?
宇宙人?それともコスプレをした未来人かしら!?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:10:23.15 ID:rjxvLt0AO

BLACK「そのどちらでもない…俺は…太陽の子、仮面ライダーBLACKッ!」

キョン「だから無駄に良い声を張り上げんでくれ…」

BLACK「…むっ…、そのベルトは! ……そうか、君が本当の太陽の子になるかもしれないな」

キョン「……へ?」

ハルヒ「そんな事はどーでもいいわよ!あんたいまからうちの部室に来なさい!
聞きたいことはやまほどあるから!」

BLACK「すまないが、俺にはまだやるべきことがある…、またいずれ君達とは会うことになるだろう。
そのベルトが有る限り…」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:17:46.38 ID:rjxvLt0AO

そう言い残すと、なんとかホッパーだったか名前らしいものを叫び、
突如あらわれたバイクに跨がり去っていってしまった…

フラフラ
ハルヒ「…ハァ…ハァ…、さすがにあたしでもバイクには追いつけなかったわ…ハァ…」

キョン「アホかお前は……。しかしなんだか厄介なことに巻き込まれちまったみたいだな、
仮面ライダー……か」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:29:13.77 ID:rjxvLt0AO

ハルヒ「そういえば、アンタのそのベルト、あのおっさんが付けてたのとよく似てるわね」

キョン「ん……そういえばそうだな、けどこれは赤い穴が2つか」

ハルヒ「もしかして変身するのに2人必要だったりして?
まっ、そんときはあたしが相手になってあげるわ喜びなさい」

キョン「なにわけのわかんことをいってる…。
それにまだこれが変身ベルトと決まったわけじゃないだろ…、
なぁ、こいず……」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:37:52.20 ID:rjxvLt0AO

ハルヒ「……し…死んでる?!」

キョン「な、わけないだろ、とにかく部室に戻るぞ、手当てしてやらんとな。」

古泉を背負い、部室を目指す途中に俺たちは異様な光景を目にした…

グラウンドに多数の生徒が倒れている。

ハルヒ「なによ…これ。倒れてる位置てきにも、まるで皆屋上から飛び降りたみたい……」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:45:20.31 ID:+g5UO4830

書きずらいのでPCにチェンジ


キョン「明らかに嫌な予感がするな……、ハルヒ早く部室に戻るぞ。」

ハルヒ「そうね、みくるちゃんや長門有希たちが心配だわ…」

おそらく長門がいれば大丈夫だと思うが、
あの異質な化け物に情報操作が通じるか怪しい…

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 22:50:53.18 ID:+g5UO4830

バタン

ハルヒ「なによこれ…!部室がめちゃくちゃじゃないの!」

キョン「一体何が…おい長門大丈夫か。」

床に倒れていた長門がゆっくり立ち上がる

長門「問題はない……、ただ大量の情報操作で体力が消耗しただけ」

古泉「やはり…飛び降りた人たちの落下の衝撃を緩和したのは、長門さんあなたでしたか」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 22:56:10.33 ID:+g5UO4830

キョン「よくやってくれたぜ…長門、もしお前がいなかったら俺たちは血の池だらけの
校庭をあるかなきゃいけないところだったのか…」

古泉「想像しただけで気分が悪くなりますね。」

ハルヒ「なんだかただごとじゃなくなってきたわね…、ねぇ有希、みくるちゃんは?」

しずかに首をよこに振る長門…なんだかすごく嫌な予感がするぜ…

キョン「ちなみに、その情報操作は後どれくらいもつんだ…?」

有希「残り30分ほど……私も嫌な予感がする。急いで……」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 23:03:56.76 ID:+g5UO4830

古泉「僕も協力したいのですが……っく、この体ではあまり動き回るのは…」

ハルヒ「古泉君は無茶しないで、ここで有希を守っててちょうだい。」


バタン

谷口「おっ! ちょうどお前ら全員そろってるな?」

キョン「なんだ谷口? いまお前に構っている暇はないんだが」

谷口「なんだよその言い草は、お前らがすきそうな話題を折角もってきてやったんだぜ」

古泉「なんですか、その話題というのは…?」

谷口「聞いておどろけ、屋上の方に茶色い斑点の付いたハムスター人間が現れたらしい
おれもチラっとみたんだがありゃ宇宙人かもしれねぇな」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 23:11:48.37 ID:+g5UO4830

谷口「まぁ礼ならラーメンでもおご……ってぐわッ!!」

ハルヒがいきなり谷口を張り倒して教室を飛び出していった、
まぁどうせろくな事じゃなさそうなんで俺もハルヒに続く

ダダダダダ
キョン「…はぁ…はぁ…お…おいハルヒ…、お…お前考えも無しに飛び出してどうするつもりだ
あの変なおっさんもいないし、……もしまた…化け物の仕業だったら…はぁ」

ハルヒ「そのときはそのときよ! アンタみくるちゃんと化け物のどっちが大切なのよ!?」

全力疾走だってのに息ひとつ切らさずにハルヒが叫ぶ、
そりゃおれだって朝比奈さんのためだったらなんだってしてやるよ


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 23:16:58.62 ID:+g5UO4830

バタン

勢いよく屋上のドアをぶち開けた俺たちの前には谷口いわくハムスター人間がそこにいた

キョン「なんだこの人だかりは……!あれは朝比奈さん!!」

ハルヒ「どうやらあんたが皆を屋上から飛び降りさせた犯人ね……おとなしく観念しなさい!」

ダダダダダ

ハルヒ「とりゃーー」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 23:32:18.41 ID:+g5UO4830

とりあえずネタ尽きるまでしぼりだそう


さっきみたバッタ人間のとび蹴りを彷彿させるドロップキックだが怪人はさっそうと、
両方の翼で舞い上がり回避する。

ドスンッ
ハルヒ「あいたた……、ちょっと空を飛ぶなんて反則よ!」

キョン「みただけで分かりそうなもんだろうが…、
それよりさっきよりも人だかりが柵の方によってないか?」

ハルヒ「はぁ……はぁ…、はやくあいつを倒して洗脳をとかないと…ダメってことね…」

そりゃ全速力でここまで走ったんだ、そりゃハルヒでも体力の限界だろうな

キョン「くそっ……俺がなんとかするしかないってのか…」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/02(金) 23:44:30.39 ID:+g5UO4830

その時俺の目に映ったのは、朝比奈さんが屋上の柵を乗り越え、飛び降りる瞬間だった

ハルヒ「いけないっ! もう30分は経ってるわよ!」

キョン「そんな事はわかってる!! 朝比奈さんっ!」

ダダダダダ

間に合わない…そんなことは分かっている…だがそれでも俺は走るしかなかった

キョン「く……くっ…くそーー!!!」

おれがあらんかぎりの声を張り上げた瞬間辺りが光につつまれる

キョン「うっ…この光は……」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 00:15:09.00 ID:SSJ3uOqd0

みくる「こ…ここどこですか、何であたし連れてこられたんですかぁ〜」

ハルヒ「みくるちゃん早く柵から降りなさいー!絶対下を見ちゃダメよ」

みくる「はい?…ってひゃぁ!!」

ハルヒよ頼むから余計なことは言わないでくれ…

キョン「しかし、ベルトの光で、洗脳が……解けた?」

南光太郎「そう、それがキングストーンフラッシュだ!」
ビシッ

キョン「親指を立てるな…、だからそうなんで古泉と正反対な方向に爽やかなんだ…
それにキングストーンフラッシュって?」

ハルヒ「あんた!みくるちゃんが危ないところだったのになにしてたのよっ!」

南光太郎「敵の能力無効化、攻撃、そして先ほど君が使った洗脳解除、
早い話が何でもできる!」

キョン「俺にはどーみても目潰しにしかみえんかったのだが…」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 00:27:40.51 ID:SSJ3uOqd0

南光太郎「ふぅぅぅん…!」ギリギリ

ハルヒ「でるわよ、みくるちゃん…、コスプレ団員としてしっかり目に焼き付けなさい」

みくる「ふぇ?…いったい何がはじまるんですかぁ」

南光太郎「変…身!!」

またしてもキメポーズをとった瞬間辺りが光につつまれる

プシューー

あのライダーの間接から湯気のようなものが立ち上る…

BLACK「仮面ライダー……BLACKッ!!」

みくる「うわーーかっこいいですー!」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 00:47:22.74 ID:SSJ3uOqd0

律儀にも上空でそれら一部始終静観する怪物

キョン「でもあんな高いところじゃジャンプしても届かないんじゃないか?」

ハルヒ「おっさん!あんたなにか飛び道具とか持ってないの」

BLACK「おれは信彦とは違い、武器などと卑怯な手は使わないっ」

キョン「だれだよ信彦って…?」

バタン

古泉「そういうことなら僕におまかせください」

キョン「古泉!お前大丈夫なのか?」

古泉「なんとかですが…長門さん肩を貸して頂きありがとうございました」

長門「別にかまわない……」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/03(土) 00:55:59.63 ID:SSJ3uOqd0

古泉「いまの体力では一発が限度でしょうか……ね」

キョン「閉鎖空間でなくても力がつかえるのか?」

長門「今、この街全体は閉鎖空間ににたフィールドに覆われている……」

BLACK「君の命を懸けたその行為……君はまるで霞のジョーのようだっ」

古泉「それは光栄です…ではいきますよ……」

BLACK「俺たちの気持ちをひとつにすれば、できないことなぞないっ!
子供たちのムササビにかけた夢と希望を裏切り…命までとろうと企んだお前を許すわけには…」

ハルヒ「えーーーいっ、おっさんはうるさいの!!」

古泉「ふんっもふっつ!!」

ドガーーーーンッ

キョン「よっしゃ命中だぜ! 落ちてくるぞ」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 01:05:59.63 ID:SSJ3uOqd0

BLACK「いまだっ…いくぞ、とぅ!!」

シュバッ

長門「人間の能力を遥かに超えた跳躍力………。」

BLACK「ライダーキックッ!!」

前転宙返りで威力を増したとび蹴りを怪物…ムサラビサラとやらにくらわす

ドガーーーン

ハルヒ「どいつも盛大に爆発してくれるわね…、なかに火薬でもつまってるのかしら」

キョン「なんにしてもとりあえず一安心だな」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 01:29:34.75 ID:SSJ3uOqd0

ハルヒ「さ・て・と、おっさ〜ん、こんな屋上じゃバトルホッパーとやらも呼べないでしょ、
観念しなさい。」

キョン「おまえ名前覚えてたのか…。まぁ、俺としても朝比奈さんがこんな目にあった以上
話しは聞かせてほしいぜ」

BLACK「…しかたあるまい、君たちのその力は正義の為にある事を俺はこの目で見た…信用しよう」

ハルヒ「正義じゃないわよ、私たちの力は全宇宙、全ての為にあるのよ!」

キョン「たのむ……お前は黙っててくれ」

目の前で仮面ライダーとやらが、いつぞやのおっさんに姿を変える

南光太郎「俺の本当の名前は南光太郎、19歳の青年だっ」

キョン「おいおいおい、さ〜すがにそりゃ無茶があるんじゃないか?
どうみてもプラス20歳はいってるぞ…」

みくる「そうですよ〜、歳をごまかすのはいけないですよ」

南光太郎「すまない、放送当時と勘違いしてしまったようだ…忘れてくれ」

ハルヒ「まぁ、立ち話もなんだし部室行きましょ…、みくるちゃんお茶おねがいね」

みくる「はぁ〜い、わかりました」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/03(土) 01:50:43.26 ID:SSJ3uOqd0

古泉「あの……だれか手を貸してください……」


――――――――――――――
部室

南光太郎「……というわけだ。」

キョン「19歳の誕生日パーティの悲劇からずっと戦いの日々か…
おっさんもずいぶんと辛い人生を歩んでたんだな…」

ハルヒ「しっかし…もぐ、モグ…20年以上も掛かってるゴルゴムの陰謀って、
モグ…あんたも敵の親玉もそうとう暇なのね…。それにしてもこの羊羹おいしいわね」

キョン「いまさらだがお前ってフリーダムだよな…」

古泉「…涼宮さんも、悪気はないのです…光太郎さんお気を悪くなさらないでください」

南光太郎「ゴルゴムの野望を共有した以上君たちとは霞のジョーのように仲間だっ
俺は仲間を信頼している…そんな小さなことは気にしないさっ!」
ニカッ

古泉「………ハハ、…さ…爽やかな笑顔ですね…」

キョン「古泉、お前の鏡を見たほうがいいぞ」

長門「それよりも、また今回の事件が起こるとは限らない…早急に対処すべき…」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 02:13:31.01 ID:SSJ3uOqd0

古泉「とりあえず情報を整理しましょうか……、
僕たちの目的は暗黒結社ゴルゴムの陰謀を阻止することですね」

長門「……阻止するだけでは問題の解決にはならない、…組織そのものを壊滅させるべき」

みくる「そんなぁ…壊滅だなんて…、私たちにそんな事ができるんでしょうか…」

ハルヒ「そうそう有希の言うとおりよ、どーせなら残党も一人残らず討ち取る覚悟でいくわよ!」

キョン「ハルヒくんストーップ……俺たちの戦力差をよーく考えてくれたまえ。」

南光太郎「あぁ…、ゴルゴムには三神官など先ほどのヤツラとは比べ物にならない、
それに信彦…いやシャドームーン。敵の数は膨大だ…」

光太郎の顔に少し陰が指した様な気がした、なんだろうな…

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 02:26:50.68 ID:SSJ3uOqd0

ハルヒ「あたしたちの戦力…ねぇ。古泉君の超能力でしょ、有希の魔法…おっさんのライダー」

ハルヒ「それと、あたしのプロレス技くらいかしら?夜中のテレビで結構詳しいのよね。後は論外っと」

キョン「たしかにお前はプロレスでも凄いだろうよ、でもそりゃ一般人での話しだ…お前も論外だ」

長門「王将は取られたら負け……無闇に前線にでるものではない」

ハルヒ「むぅ……しかたないわね、たしかに王は堂々と城に居座ってるべきね。」

南光太郎「俺も異議は無い…、だがキョンくん君には戦ってもらわなければならない」

古泉「同感ですね…僕もちょうどそう思っていたところです」

キョン「は…俺は一般人だぞ?」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 03:20:31.79 ID:SSJ3uOqd0

寝ようと思ってたんだが
需要があるなら続けようかな

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 03:25:28.89 ID:SSJ3uOqd0

古泉「お忘れですか…?あなたの腰にまいてあるベルトを」

長門「……そのベルトからはすさまじいエネルギーゲインを内臓している…」

南光太郎「きみならば必ずキングストーンを使いこなせる…眼をみれば俺にはそれがわかる」

キョン「おい…まさか、勘弁してくれよ……」

ハルヒ「フフン、まぁ腰抜けのキョンにできるわけないじゃない」

キョン「勘弁してくれ…あんな変身ポーズしなきゃならんのか!?」

ハルヒ「………つっこむ所はそっちなのね」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 03:35:44.58 ID:SSJ3uOqd0

南光太郎「頼む…これは君にしかできないことだ…世界を、そして仲間を救えるのは」
ニカッ

あいかわらずのスマイルだ…そもそも南光太郎ってこんな性格だったか…

キョン「……やれやれ結局こうなるんだな」

古泉「しかし、今の貴方にはまだ変身させることはできません」

キョン「なぜだ?」


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 03:37:35.66 ID:SSJ3uOqd0

長門「いまの貴方の身体能力ではキングストーンの力に耐えられない……」

ハルヒ「ようは修行が必要ってことね…いいじゃない燃・え・る展開だわ!」

キョン「しかしいまから筋トレなんざしても間に合わないだろ…」

長門「……それは大丈夫…まかせて。」

俺としては朝比奈さんと永遠に萌える展開でぜーんぜんかまわんだが…

こうして長かった本日のSOS団の団活が終了した

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/03(土) 03:52:04.50 ID:SSJ3uOqd0

ガチャ

キョン「ただいまー…なんだか疲れたな」

パタパタ

妹「きょんくんおかえりー ねぇねぇこの絵本みて〜むささびっていうだって〜。
かわいいでしょ〜♪ あたしもほしいなぁ〜」

キョン「あぁ…ムササビってのは…」

妹「うん? なぁにきょんくん」

キョン「大きくなるとムサラビサラという生き物に進化して、病原菌をばら撒いて飼い主を
投身自殺に導く怖い生き物なんだぜ」

妹「・・・・・・・・・・」ガタガタ

キョン「だからむやみに欲しがっちゃいけません」

妹「…わかった…」ガタガタガタ

ttp://www.youtube.com/watch?v=omiSSN8tgGI

妹に真実を教えた後、俺は泥のように眠りについた

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/03(土) 03:59:26.31 ID:SSJ3uOqd0

たぶん明日には落ちてるとおもうけど限界なのでとりあえず寝るわ
支援保守ども



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