キョン「懐かしいな。ロマサガ3か」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:07:52.42 ID:LCyOWgllO

キョン「おいーっす。…なんだ。お前らだけか」

長門「」コク

古泉「んっふ。心外ですね。僕と長門さんだけではご不満ですか?」ペラ

キョン「いいや。ところで団長様はどこいった?先に教室から出ていったんはずなんだか」

古泉「涼宮さんは朝比奈さんを引っ張って行かれましたよ。なんでも新しい茶葉を買いに行くとか」ペラ

キョン「やれやれ。そんなもの休みの日に買いに行けば良いものを。…ところで古泉」

古泉「なんでしょう?」

キョン「何読んでんだ?」

古泉「コレです」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:17:00.95 ID:LCyOWgllO

キョン「おっ、懐かしいなロマサガ3の攻略本か」

古泉「ええ。最近は誰かのおかげで閉鎖空間も少なくなって来ていますので暇潰しにゲームでも。と思いましてね」

キョン「俺も昔、かなりやり込んだな。」

古泉「おや、そうですか。僕は初プレイなんですよ。主人公の星と武器をどうするか昨日からずっと悩んでまして…。」

キョン「悩みすぎだろ!…まぁ分からんでもないが」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:23:36.06 ID:LCyOWgllO

古泉「あなたはいつもどうされています?」

キョン「俺は主人公に補助をさせるからな。素早さ重視で歳星に小剣だな。」

長門「…ユニーク」

キョン古泉「!」

長門「私はいつも主人公に体術を使わせる為、歳星に素手を選択している。」

キョン「…長門、ゲームやるんだな」

古泉「ちょっとしたスペクタクルです」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:29:43.37 ID:LCyOWgllO

古泉「せっかくですからこれから僕の家でやりませんか?お二人がいれば何かと心強い」

長門「構わない」

キョン「俺も構わんが、団活はどうすんだ?」

長門「問題ない。4秒後に涼宮ハルヒから電話がある」

キョン「そんな馬鹿n」

prrrrrrr

ハルヒ『今日はもう帰って良いわよー!』プツッ

ツーツーツー…

キョン「…」

長門「後顧の憂いは断たれた」

古泉「ですね」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:36:39.69 ID:LCyOWgllO

古泉「どうぞ。上がって下さい」

キョン「おう」

長門「…」

古泉「では早速」

カチッ

キョン「つかないな」

古泉「ちょっと待って下さい」フーフー

カチッ

長門「…ついた。ドラクエだとこの瞬間がどんなボスよりも怖い」

古泉「おや」

キョン「以外だな。長門にも怖いものがあったのか」

長門「…。ドラクエだけはいつも耳を塞いで電源をつける。」

キョン「なぜだろう。想像したら抱き締めたくなった」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:43:27.68 ID:LCyOWgllO

古泉「キャラは誰が良いでしょうか?」

キョン「あー…。初プレイならサラはやめとけ。確実に詰む」

長門「能力の高いハリードとカタリナがいいと思われる。」

キョン「俺はエレンだな。素早さが中々だし、カタリナとハリードはちょっと強すぎるからな。エレン辺りが丁度良い」

長門「ダウト」

古泉「ダウト」

キョン「なぜ!?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:48:32.38 ID:LCyOWgllO

古泉「ぶっちゃけた話、ポニーテールだから、ですよね?」

長門「それだけではない。元気っ娘に加えてツンデレ。」

古泉「これはこれは。まるで涼宮さんではないですか」ニヤニヤ

長門「…」ニヤニヤ

キョン「ちがっ…違う!断じて違う!」

古泉「では彼の意を組んでエレンで始めましょう。名前は」

長門「もちろんハルヒ」ニヤニヤ

古泉「ですよねー」ニヤニヤ

キョン「だから違うって!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:55:52.98 ID:LCyOWgllO

古泉「星と武器は長門さんの意を汲んで歳星と素手にしましょう」

長門「エレンは大抵の人がそうすると思われる」

キョン「その…弁解の余地を与えてくれないか…?」
古泉「さァ始まりまシたヨー」ニヤニヤ

長門「ヨー」ニヤニヤ

キョン「…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:02:03.94 ID:LCyOWgllO

古泉「んっふ。始まりましたよ。」

キョン「…なぁ、せめて名前はデフォにしないか?」

古泉「なるほど、ゴブリンは雷が嫌いなんですね」

長門「だが実際は雷が弱点という訳ではない」

古泉「んっふ。ミスリードというやつですね」

キョン「俺の話を聞いてくれ…」

古泉「蹄の音、リアルですね」

長門「それよりも評価すべきなのは馬の嘶き。」

キョン「………いいよ。好きにしてくれ…」

長門「」ニヤニヤ

古泉「」ニヤニヤ

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:07:56.67 ID:LCyOWgllO

店主『あの有名なトルネード!』
ハリード『俺をそう呼ぶ奴もいるな。俺の名はハリードだ』

古泉「無駄にカッコつけてますね」

長門「トルネード(笑)」

キョン「ハリード主人公だと、お姫さまにデレるハリードが見られるぞ」

古泉「デレてるおっさんはただの変質者かと」

長門「…同意」

キョン「確かに好んで見たいとは思わんがな…」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:15:16.78 ID:LCyOWgllO

古泉「ようやく操作できるようになりましたね」

キョン「長門よ。始まってまずする事と言ったら?」
長門「ハリードを裸にした後、ユリアンの長剣だけを持たせ、最前線でひたすらパリィ」

キョン「さすが」

長門「どうも」

古泉「えーっと。装備を換えるんですね」ピピピッ

キョン「俺は時々革のブーツだけ履かせてる」

長門「…裸ブーツ。エラーエラーエラー」

古泉「長門さん!?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:21:56.57 ID:LCyOWgllO

古泉「ふむ。シンボルエンカウントですか。腕の見せ所ですね」

キョン「あ、Yボタン押しっぱでダッシュだからな」

古泉「了解です。行きますよ!」

ショアーンショアーン!

長門「…わざと?」

キョン「多分違うと思うぞ」

古泉「くっ。」

ハリード『パリィ!』
パシン

古泉「…パリィが決まると、なぜか気持ち良くなりますね」

キョン「わかるぞその気持ち。」

長門「もっと気持ちいい回避技が大剣に2つある」

キョン「あぁ、アレな!」

長門「あれだけでご飯7杯食べられる」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:28:26.94 ID:LCyOWgllO

ピコーン!

古泉「おや?」

ハルヒ『サミング!』

古泉「何ですかコレ?」

キョン「ああ、閃きだな。」

長門「ロマサガの醍醐味」

古泉「なるほど。こうやって強い技を覚えるんですね」

キョン「おう。もちろん強い技はそれだけ覚えにくいぞ」

長門「条件次第では9/1024で閃く技もある」

キョン「見切り技とかそういうの多いよな。ふみつけとか体当たりとか」

長門「」コク


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:35:53.03 ID:LCyOWgllO

古泉「ところで、このサミングとはどういう技で?」

長門「みくるビーム」

キョン「いや、違うだろ」

古泉「ああ、目潰しですね。」

キョン「なんでわかるの!?」

古泉「戦闘終了ですね」

キョン「初勝利、初レベルアップだな」

古泉「経験値はないんですね」

長門「全員が足を振り上げた姿を見ると少し幸せ」

古泉「このきゅぴんきゅぴんという音が快感になりそうです」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:40:13.33 ID:LCyOWgllO

古泉「さて進めましょうか。僕の超能力を見せてあげましょう!」

古泉「まっがーれ」

ショアーンショアーン

キョン「フェイク失敗か」ニヤニヤ

長門「まっがーれ」ニヤニヤ

古泉「パリィ!」

長門「パリィは精神まで防げない」ニヤニヤ

キョン「」ニヤニヤ


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:46:59.20 ID:LCyOWgllO

キョン「結局倒して進んだな」

長門「仕方がない。私も最初は避けられなかった」

古泉「この先に行けばいいんですよね?」

キョン「ああ。セーブしとけよ」

古泉「ボスですか?」

長門「行けばわかる。」

古泉「では!」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:54:32.71 ID:LCyOWgllO

古泉「なんですかコレ!」

キョン「ボスだ」

長門「ガルダウイング」

古泉「違います!BGMですよBGM!めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!」

キョン「意外だな。」

長門「こんなにはしゃぐ古泉一樹は初めて見る」

古泉「パリィ!」

ハリード『パリィ!』

古泉「んっふww。」

ピコーン!
サラ『影縫い!』

古泉「んっふっふwww。」

ピコーン!
トーマス『足払い』
スカッ

古泉「………急にクールダウンしました」

長門「よくある」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:02:42.15 ID:LCyOWgllO

ユリアン『デミルーン』

ピコーン!

ハルヒ『キック!』

キョン「お、ようやくキックか」

古泉「涼宮さんらしいですね」ニヤニヤ

長門「涼宮ハルヒのドロップキックは美しい」ニヤニヤ

キョン「くっ…」

古泉「あ!」

プシャァァァン

古泉「さすが涼宮さん。オイシイ所をもっていきましたね」ニヤニヤ

長門「」ニヤニヤ

キョン「忌々しい、嗚呼忌々しい、忌々しい」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:09:31.98 ID:LCyOWgllO

古泉「おや?ハリードは離脱ですか」

長門「そう」

キョン「だから最初に装備を剥いだんだ」

古泉「パリィ役どうしましょう。やはりユリアンでしょうか」

長門「ハルヒが丁度良い。ミカエルから貰った盾をつけ、トーマスから毛皮のベストを剥げば耐久力は充分。あとはパンチを選択し、カウンターないし集気法の閃きを狙う」

キョン「無駄がないな」

長門「体術なら任せて。」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:14:06.45 ID:LCyOWgllO

ショアーンショアーン

古泉「あ」

キョン「どうした?」

古泉「陣形が乱れたわけでもないのにフリーファイトになっています。」

キョン「ああ、俺もよくやるんだ」

長門「私も」

キョン「パーティーが変わるとフリーファイトに戻されるんだ。設定しなおさないと」

古泉「わかりました。ですがまずは目の前の敵です」

キョン「いや逃げなよ」

古泉「えっ?」

キョン「えっ?」

古泉「逃げられるんですか?」

長門「…ユニーク」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:22:49.69 ID:LCyOWgllO

キョン「こっちが防御」

ピッ

キョン「こっちが退却」

ピッ

古泉「し…知ってましたとも」

キョン「つまらん意地を張るな」

古泉「んっふ」

長門「もし知らないままだったら詰んでいた可能性があった」

キョン「あーあったな、そういうイベント」

長門「…ニーナがかわいそう」

古泉「?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:30:08.44 ID:LCyOWgllO

古泉「陣形はデザートランスでいいんですよね?」

キョン「あぁ。暫くはそれで充分だ」

古泉「盾を装備して…っと。いきますよー!」



古泉「おや」

キョン「どうした?」

古泉「閉鎖空間内での僕達のようなシンボルを見つけました」

長門「精霊系のモンスター」ニヤニヤ

キョン「あ。あぁそっか精霊系の…」ニヤニヤ

古泉「?なんですか」

キョン「いいからいいから。そこ過ぎたらポドールイだ」ニヤニヤ

長門「そう」ニヤニヤ

古泉「そうですか…では!」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:36:13.97 ID:LCyOWgllO

古泉「なっ!?速い!」

古泉「まっがーれ!まっがーれ!」

ショアーンショアーン

古泉「あぁ…。仕方ありません。逃げてもかわせる自信がありませんので…」

かまいたち『ウインドダート』
チャキン!

古泉「あぁ!サラが!」

チャキン!

古泉「あぁ!ユリアン!ダメージ源が…ですがそろそろ倒せるでしょう…」


チャキン!

古泉「なんなんですかコレは!」

キョン「ほらほら。一旦退却だ。」

古泉「くっ…」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:44:01.18 ID:LCyOWgllO

長門「おそらくほとんどのプレイヤーが全滅しかけたであろうモンスター」ニヤニヤ

キョン「ウインドダートが鬼畜なんだよな。」

古泉「早く言って下さいよ!」

キョン「回避できるかなぁ?って思ったんだがな」ニヤニヤ

古泉「くっ。やりますよ!やってやりますよ!」

ショアーンショアーン

ショアーンショアーン

ショアーンショアーン

ショアーンショアーン

ショアーンショアーン……

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:48:06.26 ID:LCyOWgllO

古泉「…ようやくポドールイですか。」

キョン「長かったな…」

長門「長かった」

古泉「くっ。ですが!少し敵避けが上手くなった気がします」

キョン「ほう…」

長門「次もわりと難所。一気に抜けないと」

古泉「パ…パリィ」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:55:16.36 ID:LCyOWgllO

古泉「鳥系のシンボルですか…速いですね」

長門「そう」

古泉「いきますよー!」

古泉「ほっ」

古泉「ほっ」

古泉「まっがーれ」

古泉「どうですか!?上手いもんでしょう?」

長門「よそ見注意」

古泉「えっ?っと。あ!」

キョン「滑り台注意w」ニヤニヤ

古泉「ああ!もう!」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:05:16.01 ID:LCyOWgllO

キョン「まぁ、よくあるよくある。」

古泉「結局全部倒してしまいました。」

長門「でもなかなか良いアイテムが手に入った」

古泉「え?どれです?」

長門「これ。翼のお守り」

キョン「ああ、体術使うなら便利だな」

古泉「物理と魔法の防御が共に3。強いんですか?」
長門「体術は腕力と素早さでダメージが決まる。翼のお守りは素早さが上がる数少ないアイテム」

キョン「さすが長門」

古泉「これからはグラップラーユキと呼びましょうか」

長門「やめて」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:10:08.29 ID:LCyOWgllO

古泉「レオニード城…ですか」

ハルヒ『大丈夫かしら』

古泉「ほら、あなたの涼宮さんが怖がってますよ」ニヤニヤ

長門「」ニヤニヤ

キョン「忌々しい。早く進め!」

古泉「おやおや」ニヤニヤ

長門「ぶふっ」ニヤニヤ

キョン「…」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:18:04.47 ID:LCyOWgllO

古泉「泊まっていけ、という事でしょうか」

キョン「ああ。早くOPイベント終わらせたいならそのままレオニードに話しかけて情報もらえ。モニカに萌えたいなら泊まれ」

古泉「無論泊まります」

キョン「即答かよ」

古泉「どう萌えさせてくれるのか楽しみです」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:22:52.86 ID:LCyOWgllO

サラ『モニカさまも怖いの?』
モニカ『…』

古泉「かわいい…可愛いでもカワイイでもなく、かわいい。なにこれ。スッゴいかわいい」

キョン「き…気に入ったようで何よりだ」

長門「予想外」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:32:42.50 ID:LCyOWgllO

キョン「ほら、ちゃっちゃとレオニードに話しかけろ。近づけば話題を振ってくれるアクティブな引きこもりだから」

古泉「アクティブ云々はよくわかりませんが、とりあえずわかりました」

レオニード『退屈しておいででしょう。北の洞窟に財宝が…』

古泉「気前がいいですね」

キョン「ありがたく貰っておけよ。便利なアイテムもあるし、金もそこそこ手に入るからな」

長門「序盤はお金がかかる。」

キョン「そういう訳だ」


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:35:40.32 ID:LCyOWgllO

古泉「戻るのは楽ですね」

キョン「まぁ滑るだけだからな」

古泉「左右にフェイクをかけ…」

古泉「かわす!」

ショアーンショアーン

キョン「w」

長門「w」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:39:45.37 ID:LCyOWgllO

古泉「そういえばレオニードは北の洞窟と言っていましたが、今南に向かってますよね?」

キョン「?。まぁそうだな。ポドールイから出ないといけないしな」

古泉「でも北なんですよね?」

キョン「あぁ。」

長門「出ればわかる」

古泉「?わかりました」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:47:10.71 ID:LCyOWgllO

長門「わかった?」

古泉「なるほど。そういう事ですか。地図から直接町なり洞窟に移動するわけですね」

長門「そう。Xボタンを押せば地図の全体を見られる。」

キョン「全体マップは某イベントを起こす為に必要だから覚えておけよ?」

古泉「はい。では、この洞窟でいいんですよね?」

キョン「ああ」

古泉「なんでしょう。閉鎖空間に侵入するよりドキドキします」

キョン「知るか」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:51:39.63 ID:LCyOWgllO

古泉「上から蛇が落ちてきました!」

キョン「根性でかわせ」

古泉「地面の色と同化して、敵の影が見えません!」
長門「心の眼」

古泉「カエルの動きがトリッキーです!」

キョン「気にしたら負けだ」

古泉「なんて恐ろしい洞窟なんでしょう…」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:32:21.89 ID:LCyOWgllO

古泉「あの獣人シンボルがボスですか…」

キョン「まぁボスと言えばボスだな」

長門「お供のインプからナッツのチョッキを強奪するのが私のジャスティス」

キョン「そんなジャスティスいりません。」

長門「…やめられないとまらない」

古泉「えーと。これは、そのナッツのチョッキというの物を狙った方がいいのでしょうか」

キョン「あれば便利だけどなぁ。躍起になって取るもんでもないかな」

長門「ジャスティス」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:38:05.29 ID:LCyOWgllO

古泉「ブラザー2体ですか」

キョン「だな」

古泉「ゴブリンの兄なんでしょうか」

キョン「知るか」

古泉「カモーン!カモンマイブラザー!」

キョン「ラーメンズか」

古泉「お前を愛している!兄さんは実はホモだったんだ!」

キョン「顔を近づけるな息を吹き掛けるなお前がやると生々しいんだよ!」

長門「?」

古泉「おやおや。嫌われてしまいました」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:47:44.50 ID:LCyOWgllO

ピコーン!
ハルヒ『カウンター!』

キョン「お。ようやく覚えたな」

古泉「あなたの涼宮さん、大活躍ですね」

キョン「知るか」

長門「カウンター系の技は敵の防御力を無視できる上に爪等の連続攻撃を止める事が出来るため、様々な局面で戦術に組み込める。」

キョン「だってさ」

古泉「なるほど。だから他の攻撃よりもダメージが大きかったんですね…っと外道剣」

古泉「はっはっはっ!カウンター!」

キョン「古泉が毒されてるな」

長門「…外道剣だけに」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:05:42.85 ID:LCyOWgllO

古泉「んっふ。シェルブレーサーですか」

古泉「宝はこんなもんでしょうか。一応全てのマップを回りましたし。」

キョン「生命の杖取ったか?」

古泉「いえ。それらしきものはありませんが」

長門「マップの右端」

古泉「ここですか?」

キョン「そうそう。で、ダッシュで端まで。」

古泉「ダッシュ!」

ピョン

古泉「なるほど。飛び越えるんですね」

長門「時々落ちる」

古泉「嘘ですよね?」

キョン「あながち嘘ではないな。場所によっては落ちる」

古泉「…油断できねぇ」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:14:13.74 ID:LCyOWgllO

古泉「あとはレオニード城に戻るだけですね?」

長門「そう」

古泉「んっふ。腕が鳴ります」

ショアーンショアーン
ショアーンショアーン
ショアーンショアーン
ショアーンショアーン
ショアーンショアーン…………

古泉「見ましたか!僕の華麗な敵避け!」

キョン「バッチリ見たぞ。最後の方、自棄になってただろ。」

長門「自分から向かって行った」

古泉「目的地に着けばいいんです!さぁ入ります!」
長門「ストップ」

古泉「どうしました?」

長門「仲間の装備を剥ぎ忘れている」

古泉「わかりました。では」ピピピッ

古泉「可愛そうなのでブーツは残しておきました」

キョン「一思いに剥いでやれよ」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:30:07.88 ID:LCyOWgllO

ミカエル『よくやってくれた…』

古泉「これでOPが終わったんですね」

長門「そう」

キョン「ここからがロマサガのミソ、フリーシナリオだ」

長門「自分が好きなように物語を進める。特にエレンは専用のイベントがないため自由度が高い」

古泉「専用のイベント…ですか」

キョン「ああ。エレン以外の主人公は、OPの後にイベントが最低1つはあるんだ。…そうだなミカエルが特に変わったイベントだな」

古泉「教えていただけますか?」

キョン「ああ。施政とマスコンバットってのがあってな、国…あぁ、ミカエルは侯爵だから領地だな。領地の舵を執るのが施政。」

長門「その施政中の問題を武力を用いて解決する、要は戦争をするのがマスコンバット」

古泉「長門さんが言うとかなり重いです」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:33:55.16 ID:LCyOWgllO

キョン「まぁマスコンバットは他の主人公でも出来るが…古泉には向いてないだろうな」

長門「同意」

古泉「そこはかとなくバカにされている気がするんですが?」

キョン「気のせいだ」

長門「気のせい」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:40:07.46 ID:LCyOWgllO

キョン「とりあえず進めろよ。」

長門「まずはパブ」

古泉「おさわりは?」

キョン「無しに決まってるだろバカ野郎」

古泉「残念です」

長門「おさわりとは?」

キョン「気にしちゃいけません!」

長門「そう」

キョン「やれやれ。ほら古泉。入ってみろよ」

古泉「んっふ。では」

古泉「ノックしてもしもーし」

キョン「俺のネタだ」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:48:14.02 ID:LCyOWgllO

古泉「皆さん勢揃いですね」

キョン「好きなように話しかけて見ろよ」

古泉「では」

ユリアン『モニカ様のプリンセスガードに…』
ハルヒ『勝手にしなさい!』

古泉「…こんな光景見たことありますね」ジー

長門「しょっちゅう」ジー

キョン「…なんだよ」

長門「べつに」ジー

キョン「そういうイノセントな目で見るな!」

古泉「バニーボーイですね」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:54:11.71 ID:LCyOWgllO

古泉「これは…」

キョン「誰も着いてきてくれないな」

長門「よくやる」

古泉「あとはハリードだけですか」

長門「剣を持った裸ブーツ。ただの変質者」

ハルヒ『ちょっと!もう強引なんだから…』

古泉「…あなたにもこれくらいの…いえ。何でもありません」

長門「進めて」

キョン「…なんだよ」

長門「まずはミュルス」

古泉「地図に出ればいいんですね?」

長門「そう」

キョン「なんだよ気になるなぁ!」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:02:17.48 ID:LCyOWgllO

古泉「ちょっと!見てください!」

キョン「なんだ?」

古泉「おジャ魔女がいます!」

キョン「懐かしいなおジャ魔女」

長門「タチアナ」

古泉「いいえ!これはどれみちゃんです!」

キョン「仲間になるぞ、そいつ」

長門「ただし推奨はしない」

ハルヒ『友達と遊びなさい』
タチアナ『そんなのいない』
ハルヒ『え?』
タチアナ『ついてく』
ハルヒ『しょうがないなぁ。名前は?』
タチアナ『名前はね、ね、タルト』

古泉「…なぜかタルトが涼宮さんに思えて来ました」

キョン「…奇遇だな。俺もだ」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:11:14.90 ID:LCyOWgllO

古泉「船に乗るんでしたね」

キョン「ああ。南にある」
長門「ツヴァイクに行く事になる」

古泉「あ、ここですね。おや?タダですか。良心的ですねぇ」

キョン「船のシーンって長くてちょっとダレるよな」

長門「うっかり乗り間違えたら軽い絶望感に苛まれる」

古泉「僕には新鮮ですが。…そういえば先程、お二人ともタルトの事をタチアナと」

キョン「ああ、それか。攻略本見てみろ」

長門「基礎知識編63ページ」

キョン「暗記してんのかよ!」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:19:31.85 ID:LCyOWgllO

古泉「なるほど家出をしているから本名を名乗らない訳ですね」

キョン「そうこうしてる間に着いたぞ」

古泉「まずは話を聞かなければいけませんね」

キョン「だな」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:23:03.63 ID:LCyOWgllO

古泉「西の森、キドラント、トーナメントですか」

長門「まずは仲間を集めながら土地を出すべき」

長門「トーナメントと西の森を後にして、キドラントに向かうことを推奨する」

古泉「わかりました。キドラントですね」

キョン「…ニーナ」
長門「…ニーナ」

古泉「?」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:25:36.99 ID:LCyOWgllO

古泉「キドラントに着きましたね」

長門「…住民の話を聞いてはいけない」

キョン「…」

古泉「お二人ともテンションだだ下がりですね」

長門「西に船着き場があるそこからユーステルムに向かうべき」

古泉「そうですか…」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:35:08.81 ID:LCyOWgllO

古泉「見てください!足跡が!足跡がつきますよ!」

長門「全ての雪の上を走破するのは楽しい」

キョン「無駄な事好きなんだな」

長門「敵性と判断。情報連結を…」
キョン「待て待て待て!」

長門「…ジョーク」

キョン「真顔のジョークは分からんのだが」

古泉「この、北国なのにラテン風の衣装の方は?」

キョン「ウォードだな」

長門「まだいい。仲間が揃ってから」

古泉「わかりました。では、ランスに向かいますよ」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:41:20.76 ID:LCyOWgllO

古泉「おや、音楽が違いますね」

キョン「重要な町だからな。差別化してるんじゃないか?」

古泉「重要…とは?」

長門「北東の建物に行けば分かる」

古泉「北東ですね」


アンナ『あいにく兄は寝ています…』

キョン「アビスゲートについて聞いてみろ」

ヨハンネス『私がお話しよう!』

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:53:41.91 ID:LCyOWgllO

古泉「変な人が!」

キョン「まぁ否定できんな」

長門「でも重要」

ヨハンネス『ビューネイのゲートはロアーヌのタフターン山に』
ヨハンネス『アウナスのゲートはジャングルの火術要塞に』
ヨハンネス『フォルネウスのゲートは海底宮に』
ヨハンネス『アラケスのゲートはピドナの魔王殿に』

キョン「と言うわけだ」

古泉「これが本筋なんですね」

長門「そう。これを聞くことで様々なイベントのフラグが立つ」

古泉「なるほど。では次は…」

長門「その前に、私に雪を踏ませて欲しい」

古泉「もちろん構いませんが」

長門「ありがとう」

古泉「(長門さんが…)」
キョン「(笑った…気がする)」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:59:40.31 ID:LCyOWgllO

古泉「む…無駄がない」

キョン「なんという…。人の動きを完璧に予測しないと無理だぞ。こんな事」

長門「一度踏んだ雪は踏まない。例えそれがNPCの踏んだ雪だったとしても」

古泉「か…」
キョン「カッコいい…」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:06:54.84 ID:LCyOWgllO

古泉「次はどこに行きましょうか」

キョン「ピドナだな。イベントがたくさんある」

長門「ピドナは拠点。ミュルスから行ける」

古泉「ミュルスですね」

長門「地図からワープ」

キョン「BOOOOOOM!」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:12:51.96 ID:LCyOWgllO

古泉「ミュルス経由でピドナに到着。ですね」

長門「ピドナで最初にするべきことは、むきむき姉さんの加入」

キョン「むきむき言うな。せめてムチムチと言ってやれ」

長門「妥協してかちかちお姉さん」

キョン「合わせてカチムチお姉さん」

古泉「語呂が悪いのでガチムチでいいのでは?」

長門キョン「それだ」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:19:31.69 ID:LCyOWgllO

古泉「武器防具の開発ですか」

長門「そう。店売りのアイテムは一部を除いて弱い」

キョン「で、職人を集めて自分で作るってわけだ」

ハルヒ『盗まれた槍は本物なの?』

ノーラ『もちろん』

古泉「このお姉さんは?」

長門「トップクラスの腕力と器用さを誇るスーパーキャラ。私は彼女の嫁」

キャラ「早まるな長門!」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:24:44.75 ID:LCyOWgllO

ケーン『僕は一人でも工房を続けます』

キョン「まぁすぐに職人は集まるがな」

長門「古泉一樹。早くメニューを開いて姉さんのステータスを見るべき」

キョン「長門…」

古泉「ちょっと待って下さ…偏りすぎじゃありません?」

長門「否。愛で十分補える」

キョン「長門…」



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:33:59.51 ID:LCyOWgllO

古泉「職人を集めましょう」

キョン「マップを出しながらだと効率がいいぞ。」

長門「ピドナ、リブロフ、スタンレー、ファルス、ウィルミントンに1人ずつ」

キョン「割り振りはどうする?武器2防具4か?」

長門「2:4で十分。姉さんは開発に回さなくてもいい。否、開発に回してはいけない」

キョン「だが、ストッパーアイテムがあるから…」

長門「いけない」

古泉「2:4ですね。勝手にやりますよー」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 21:58:48.01 ID:LCyOWgllO

古泉「集まりましたよー」
長門「そう。」

キョン「あらかた町は出たな。」

長門「そろそろ帰る」
キョン「待て長門!送ってくぞ」

古泉「残りの町は僕が出しておきますよ」

長門「明日」
古泉「明日、ですか?」

長門「部室で」
キョン「唐突だなぁおい」
長門「持ってきて」

古泉「それは構いませんが…スーファミごとですか?」
キョン「部室にはテレビすらないぞ」


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 22:02:11.04 ID:LCyOWgllO

長門「カセットだけでいい。私が用意する。情報操作は得意」

キョン「いや、情報操s」長門「得意」

キョン「あー。ま、いいか」

長門「古泉一樹。明日はデータが消えないよう慎重に行動すること」

古泉「嫌なことを言わないで下さいよ。じゃあ続きは明日、ですね」

また明日

163 名前: ◆Tegn1XdAno [] 投稿日:2009/09/23(水) 22:11:55.23 ID:LCyOWgllO

おっとトリつけとく

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 08:19:13.02 ID:KUZltHSIO

翌日の放課後

キョン「おいーっす…って、また二人だけか」

古泉「どうも」
長門「…」

キョン「朝比奈さんの生着替えを僅かばかり期待したんだがな。」
古泉「ならば僕が代わりに」

キョン「着替えんでよろしい!」

古泉「残念です」

キョン「そんなんはまぁべつにいいんだ。それよりも」
古泉「ロマサガ3ですね。ありますよー。スーファミもホラ。長門さんが用意して下さいました」

キョン「…テレビがないじゃないか」

長門「ここ」


210 名前: ◆Tegn1XdAno [] 投稿日:2009/09/24(木) 08:21:39.81 ID:KUZltHSIO

キョン「…本棚?」

長門「動く」

ガラガラ

キョン「どこの秘密基地だ!」

長門「本棚の裏の壁をテレビとして再構築した」

キョン「オーロラビジョン作ってんじゃねーよ!やりすぎだ!」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 08:25:29.57 ID:KUZltHSIO

長門「迫力ある技の数々は大画面で見るべき。」

キョン「町長の愚行が眼前一杯に広がる可能性があるんだぞ」

長門「…ニーナ」

キョン「わかったなら普通のテレビを出してくれ。な?」

長門「わかった」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 08:33:37.49 ID:KUZltHSIO

古泉「テレビも無事備わりましたので、早速やりますか?」

キョン「おう。で、どこまで進めた?」

古泉「船で行ける町を全て出したくらいですね。進めるならお二人と一緒に、と思いましてね。攻略本も封印しました」

キョン「嬉しい事言ってくれるじゃないか」

長門「一度クリアしているなら攻略本は楽しみを増長させてくれる。が、初プレイ時は逆に楽しみを奪う恐れがある。賢明な判断」

古泉「恐れ入ります」

長門「早く始める事を推奨する」

古泉「おっと。では。カチッとな」


214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 08:43:02.71 ID:KUZltHSIO

長門「データが消えて無くて良かった」

キョン「ドラクエよりは消えにくい感じだよな」

長門「そう。ドラクエはコントローラーをうっかり引っ張っただけで消える」

キョン「寝転んだ拍子のビンッ!てやつだな」

長門「続きをしたいけど、電源を入れたくないというパラドックスを抱えてしまう」

キョン「意外と繊細なんだな」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 08:57:34.33 ID:KUZltHSIO

古泉「どうしましょうか」

長門「仲間集め」

キョン「そうだな。…ロビン、ようせい、ポールあたりかな」

古泉「そうそう。仲間と言えばおジャ魔女ですが」

キョン「居なくなってんだろ?」

古泉「ええ。この町キライ!と言われました。まぁ古泉君キライ!と言われないだけマシなんですが、少しショックでした」

長門「リブロフはタチアナの実家がある。家出中の為、リブロフの町を嫌う」

キョン「そう。まるでどこぞの団長様のようにわがままなんだ」

ハルヒ「…誰がワガママだってぇ?」

キョン「!」

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:03:55.17 ID:KUZltHSIO

古泉「これは涼宮さん。こんにちは」

ハルヒ「珍しいわね。有希が古泉君とそこのバカと一緒に遊んでるなんて」

キョン「バカとはなんだバカとは!」

ハルヒ「うるさい!で、何やってんのよ?テレビまで持ってきて」

長門「ロマサガ」

ハルヒ「ロマサガ?ふぅーん。」

古泉「涼宮さんはロマサガご存知ですか?」

ハルヒ「んーん知らない。…って何よコレ!私の名前!?」

キョン「(やっちまったぁー!)」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:12:34.42 ID:KUZltHSIO

ハルヒ「ちょっとキョン!説明しなさい!なんで私の名前があるのよ!」

キョン「いや、コレはだな…」

長門「彼がどうしてもあなたの名前をつけたいと言ってきた」

キョン「さらっと嘘をつくな!」

古泉「これは僕のゲームなんですが、長門さんの言うように彼がどうしても、と言うもので」

ハルヒ「どういう事よキョン!ちゃきちゃき吐きなさい!」

キョン「古泉ぃ!お前も悪のりするな!」


222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:19:59.86 ID:KUZltHSIO

キョン「(おい古泉!なんとかしろよ!不機嫌にさせるとお前も困るだろ!)」

古泉「(仕方ありませんねー)」

古泉「涼宮さん。」

ハルヒ「なによ!」

古泉「(彼は涼宮さんを近くに感じていたかったようですよ。キャラクターがポニーテールだったのは彼の願望なのでしょう。彼はシャイですからね。あなたに正直に話すのが恥ずかしかったのではないかと思われます)」

長門「」ニヤニヤ

ハルヒ「ばっバカいわないでよ!そそそんなこと無いわよ!」

古泉「(彼はこんなことも言ってました。このポニーテールはハルヒのそれには遠く及ばない…と)」

長門「」ニヤニヤ

ハルヒ「かっかかか」

ハルヒ「かかか帰る!」

古泉「計画通り…」ニヤニヤ

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:24:46.78 ID:KUZltHSIO

キョン「あっ!待てハルヒ!」

古泉「おやおや」

キョン「やれやれ。なんだったんだ一体。良いのか古泉?怒ってたじゃないか」

長門「怒ってない」ニヤニヤ

古泉「閉鎖空間も確認されてませんしね。」ニヤニヤ

キョン「ならいいんだが…」

長門「古泉一樹。続きを」ニヤニヤ

古泉「はい」ニヤニヤ

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:27:23.23 ID:KUZltHSIO

古泉「さて仲間、ですね」

長門「簡単に加入できるのはロビン」

キョン「だとよ。古泉、ヤーマスだ」

古泉「はい」


230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:31:10.22 ID:KUZltHSIO

古泉「つきましたよー」

長門「西の民家に」

古泉「はい…っと」

タチアナ『つかまえた!』
タチアナ『名前はね、ね、スフレ』

古泉「うわ、うぜぇ」

キョン「地が出てるぞ」

古泉「おっとすいません。…ここですね」

キョン「おう」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:35:23.05 ID:KUZltHSIO

タラララララッタタラッタラッター

古泉「カッコイィィィィィィィ」

キョン「その反応はどうかと思うが確かにカッコいいよな。なぜか男心をくすぐられる」

ロビン『大丈夫かいおばあさん』

古泉「カッコイィィィィィ!」

キョン「うるせっ!次行け次!」

長門「船着き場。」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:39:45.67 ID:KUZltHSIO

ロビン『天知る、地知る、ロビン知る!』

古泉「かっこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

古泉「天知る、地知る、古泉知る!」

古泉「どうです!?」

キョン「どうです!?って言われてもな…」

長門「ちょっとヒク」

古泉「次!次はどこですか!」

キョン「あ、あぁ。下にある道具屋だ」

古泉「今行きますよー!」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:51:26.24 ID:KUZltHSIO

娘『ロビン様早く来て!ライムが殺されちゃう!』

ハルヒ『ロビンは来ないようね』

古泉「ロビンは来る!調子乗んなハルヒ!」

キョン「自重しろ古泉」

古泉「ほら来た!」

娘『キャー!ロビン様ー!』

ロビン『私が相手だ!』

古泉「かっこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

長門「知らぬが仏」

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 09:55:47.16 ID:KUZltHSIO

古泉「ロビンが…ロビンが…」

『火あぶりに処す!その前に顔を見せてもらおう』

古泉「ロビン…」

『はっはっはっはっ』

古泉「!」

ロビン『怪傑ロビンがいる限り!この世に悪は栄えない!』

古泉「ロビィィィィン!」

古泉「どうなってるんです!?」

『どうなっている!?』

古泉「ロビンが二人!?」
『ロビンが二人!?』

キョン「シンクロするな」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:01:42.37 ID:KUZltHSIO

ロビン『お疲れさま、偽ロビンさん』

古泉「偽…ロビン?」

キョン「通称デブロビン。」
長門「略してデビン」

『先生!お願いします!』
ショアーンショアーン

古泉「バトルです!ロビンがいます!」

キョン「そっちが本物だな」

古泉「レイピア…小剣ですね」

ロビン『ライトニングピアス!』

古泉「かっこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

長門「ライトニングピアス。先制技。なにかと便利」


244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:07:06.47 ID:KUZltHSIO

古泉「しかし先生!と言うわりに弱いですね。」

キョン「終盤まで残しておくと本当の意味で先生がくるぞ」

長門「逃げられない上に、HPが基準の2倍。何も対策していなければ、鬼畜以外の何者でもない」

古泉「またバトルです!今度は…」

ロビン『スクリュードライバー!』

古泉「かっこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

キョン「見境無いな!偽物だぞそいつ!」

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:10:43.88 ID:KUZltHSIO

古泉「これで終わりですか」

キョン「あぁ。船着き場に行ってみろ」

古泉「わかりました」


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:15:11.78 ID:KUZltHSIO

古泉「ロビン来ました!」

キョン「残念。デビンだ」

長門「スクリュードライバーの極意と武道着だけ奪うのは私だけではないはず」

キョン「長門のイメージが変わっていくんだが」

長門「有機生命体は常に変化変遷するもの。」

キョン「それっぽい事を言って誤魔化してないか?」
長門「してない」

古泉「で、どうします?」
キョン「武道着だけいただいておけ」

長門「それがジャスティス」

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:18:59.19 ID:KUZltHSIO

古泉「可哀想なのでブーツだけ残してあげました」

キョン「それはもういい」

古泉「残念です。…しかし、離脱させるのになぜヤーマスのパブを使わないんですか?」

長門「マスターが不在」

古泉「なぜです?」

長門「デビンはマス…」
キョン「おっとそこまでだ長門。」

長門「…エンディングでわかる」

古泉「?」

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:23:42.77 ID:KUZltHSIO

古泉「さぁ、今度はどうでしょう!」

キョン「残念。またしてもデビンだ」

古泉「くそっ…」
 仲間にする
ニア帰っていい

古泉「今度こそ!」

長門「残念。よくある」

古泉「くっ…」
 仲間にする
ニア帰っていい

古泉「お願いします!」

キョン「よくあるよくある」

古泉「…」
 仲間にする
ニア帰っていい

 仲間にする
ニア帰っていい
…………

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:29:26.56 ID:KUZltHSIO

古泉「ようやく仲間になりました!ロビンですよロビン!」

キョン「はいはい」

長門「次はようせい」

キョン「おっとその前に」

古泉「なんです?」

キョン「ロビンに切り札を与えないと」

長門「…!」

古泉「切り札…ですか?」

キョン「ピドナとミュルスに行け。」

古泉「はい。」

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:34:50.78 ID:KUZltHSIO

古泉「トルネードは攻撃術ですよね?」

キョン「ああ。浮遊してる敵に特効な上に、トップクラスの威力の術だ」

古泉「ではコレは?」

長門「切り札」

古泉「切り札…ですか。…おや?」

キョン「なんだ?」

古泉「前にミュルスに来たとき、あんな看板ありました?」

長門「グレートフェイクショー。見世物小屋」

キョン「入ってみろよ」

古泉「はい。」

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:38:02.17 ID:KUZltHSIO

『やめて!やめて!』

古泉「なんでしょう。僕の幼女センサーがビンビンです」

キョン「やめろ気持ち悪い」

古泉「どうにかして見れませんか?」

長門「宿屋」

古泉「泊まればいいんですか?」

長門「そう」

古泉「んっふっふ。楽しみです」

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:41:29.59 ID:KUZltHSIO

古泉「おや、なにか泣いてますね」

キョン「さぁ道場の時間だ」

古泉「道場の時間?」

キョン「気にするな。助けに行ってやれ」

古泉「わかりました」


古泉「僕の幼女センサーに狂いはなかった…」

長門「知らぬが仏」

キョン「いざ!閃きタイム!」

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:48:15.88 ID:KUZltHSIO

キョン「古泉よ!」

古泉「なんでしょう」

キョン「閃きタイムだ!。まず陣形選択!ハルヒを控えに回せ!」

古泉「なんですかこのノリ…」ピピピッ

キョン「次に武器変更だ!ノーラの第一武器を槍にするんだ」

古泉「ハリード、タチアナ、ロビンはどうします?」
キョン「適当で構わん!」

古泉「心得ました」ピピピッ

キョン「そして右側のテントに入れ!」

古泉「入りました。」

キョン「そしてセーブ!」
古泉「はい」

キョン「そして出ろ!」
古泉「はぁ…はい。」

カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:55:08.18 ID:KUZltHSIO

古泉「うわっ気持ち悪っ」
キョン「ソウルサッカー先生だ」

古泉「いつもとバトルのコマンドが違いますね」

長門「コマンダーモード。主人公が指揮官となり大まかな指示を出して一丸となって行動する。強力な陣形技や合成術を使うことができる」

古泉「なるほど。では、このフリーファイトと言うコマンドでいいんですね?」ピッ

ピコーン!
ロビン『インプリズン!』ピコーン!
ハリード『なぎ払い!』

古泉「おや!?閃きが!」

キョン「これがソウルサッカー先生だ」

ソウルサッカー『吸血』

古泉「え?」

970

古泉「え?」

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 10:58:19.15 ID:KUZltHSIO

古泉「タチアナが!なんというオーバーキル!」

ピコーン!
ノーラ『大車輪!』

長門「さすが姉さん」

古泉「いやいや、いまは技とかよりもタチアナが!というよりなんですかあのダメージ!勝てませんよ!」

キョン「ふっふっふ。勝つつもりはない!見ろ!これがコマンダーモードの真髄だ!」

古泉「タチアナが…たった!」

271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:02:38.94 ID:KUZltHSIO

キョン「コマンダーモードはLPが有る限り、ターン終了時にHP1で立ち上がる!単体攻撃しかしない相手には負けない!」

古泉「なんとぉー!」

ピコーン!
ハリード『残像剣!』

ピコーン!
ロビン『フェイント!』

ピコーン!
タチアナ『フェイント!』
古泉「あ、ダブりましたね」

長門「よくある」

ソウルサッカー『吸血』

長門「姉さんが…」


274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:10:04.94 ID:KUZltHSIO

キョン「こんなもんでいいだろう。一回の戦闘で閃ける回数が決まっているんだ。これ以上は無駄だ」

古泉「倒すんですか?」

長門「逃げる」

古泉「これが昨日言っておられた逃げるイベントですね?」

キョン「まぁ…そうなんだが、違う…かな」

古泉「?。そうですか。では、次ですね。」

キョン「だな。」

長門「まずはアケへ」

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:12:19.34 ID:KUZltHSIO

キョン「さぁ古泉。お前の幼女センサーが本物か確かめてやる」

古泉「なんですと?」

キョン「このジャングルにはようせいがいっぱい住んでいる村がある。それを探し出せ」

古泉「余裕のよっちゃんです!」

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:14:45.83 ID:KUZltHSIO

古泉「あれ?ここ一回通りましたね。」
古泉「おや?行き止まりですか」
古泉「モンスター邪魔ですね」
ショアーンショアーン
古泉「あれ?アケに戻ってしまいました」
古泉「え?またここですか?」

キョン「」ニヤニヤ
長門「」ニヤニヤ

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:19:19.83 ID:KUZltHSIO

古泉「くっ…幼女が僕を待っているんだ!早く行かなければ!」
キョン「どうやらお前の幼女センサーは偽物のようだな」ニヤニヤ
古泉「ち…違います!本物です!そ、そう!近くに長門さんという美しい幼女がいるから鈍ってしまっているんです!」

長門「古泉一樹を敵性と判断。情報連結を解…」

古泉「ま…!違います!言葉のあやです!」

キョン「」ニヤニヤ

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:22:35.66 ID:KUZltHSIO

古泉「…」
古泉「………………」
キョン「僕の幼女センサーは偽物ですって言えば手伝うぞ?」ニヤニヤ
古泉「くっ…」
長門「」ニヤニヤ

古泉「ぼ…僕の幼女センサーは偽物…です」

キョン「」ニヤニヤ
長門「」ニヤニヤ


286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:28:37.87 ID:KUZltHSIO

キョン「右、上、左、上、左、っと」

古泉「…速い!」

キョン「どうだ」

古泉「あの虫シンボル…どうやってかわしたんですか?通路はかなり狭かったように思いますが…」

キョン「引き付けて一気に抜く」

長門「セオリー」

古泉「なるほど」

キョン「ほら。お待ちかねの幼女の村だぞ」

古泉「んっふっふっふっふ…」

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:30:26.47 ID:KUZltHSIO

古泉「お茶ですか…」
古泉「もちろん飲みますとも!」
古泉「えっ?えっ?」

キョン「」ニヤニヤ

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:37:49.02 ID:KUZltHSIO

古泉「んっふっふ。いたずらっ子ですねぇ」

長門「古泉一樹との関係を考え直そうと思う。許可を」

キョン「許可する」

『助けてくれてありがとう。紫のチョウを追っていくと火術要塞に行けるわ!』

古泉「見世物小屋の子ですね。火術要塞は確か…アビスゲートが有るんでしたよね?」

キョン「あぁ。だが今はようせいが先だな。ようせいに情報を聞いた後に火術要塞を出すってのが、ようせいの加入条件だ」

古泉「なるほど」

長門「散々迷った挙げ句、ようせいの村より先に火術要塞を出してしまった事がある」

キョン「あ、俺も最初やったなぁ」

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:43:33.24 ID:KUZltHSIO

古泉「今回は楽ですね。目印がありますし」

キョン「ああ」

古泉「ほっ!ほっ!」
古泉「引き付けて…抜く!」
ショアーンショアーン

古泉「…」
ノーラ『大車輪!』

古泉「んっふ」


297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:48:06.70 ID:KUZltHSIO

古泉「おや?初めての場所ですね」

長門「そこが火術要塞」

古泉「なるほど。入ってみても?」

長門「いい」

古泉「では。」



古泉「なんでしょう。この不安を煽りながらもドキドキさせる音楽は!」

キョン「うん。音楽は確かにいいな。だが目的が違うぞ」

古泉「おっと。幼女がお待ちでした!」

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 11:56:27.15 ID:KUZltHSIO

古泉「幼女が仲間になりましたー!」

キョン「ふっふっふ」

古泉「なんです?」

キョン「ステータスを見てみろ」

古泉「これは…!素晴らしい能力じゃないですか!」
キョン「違う!もっと上だ。」

古泉「えーと。妖精、性別……不明?おにゃのこではなく?」

キョン「おにゃのこ言うな気持ち悪い。ようせいの性別は不明。いや、確か…両性、だったかな?ここらうろ覚えなんだが、性別不明にも幾つかあってな、両性、無性、不明、と3つあるんだ」

古泉「ふた○り…いいじゃないですか!」

キョン「友達やめようかな…」

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:06:48.26 ID:KUZltHSIO

古泉「さてようせいも仲間になりましたし、どうしましょう?」

長門「氷湖、いけにえの穴、教授のペット、荷物運び、モウゼス関連」

キョン「その辺りだな。どうする古泉?」

古泉「そうですねぇ…時期限定のイベントとかありますか?」

長門「氷湖。あるパラメーターが一定を越えると出来なくなる」

キョン「通称がめつさ」

鶴屋「よんだかいっ?」

キョン「めがっさではありません」


305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:21:42.44 ID:KUZltHSIO

古泉「その氷湖イベントはどこで出来るんですか?」

長門「ユーステルム」

キョン「あの北国なのにラテンな格好してるヤツに話しかければいい」

古泉「ああ。彼ですか。」
古泉「ではユーステルムに行くとしますか」

ピッピッキュイーンピッ

『よー、あんたら一仕事する気はねぇか』

古泉「んっふ。どんな仕事だ…っと」ピッ

『もうすぐ狩りの時期だ。その前にモンスター共を追い払っておきたいんだ』

古泉「もちろん引き受けましょう」

『氷湖まで行くぜ。そこがモンスター共の巣だ』

古泉「氷湖まで行くぜ!」

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:26:15.22 ID:KUZltHSIO

古泉「ここが氷湖ですか…」

長門「…」

キョン「長門?」

長門「雪。踏みたい」

キョン「…ランスとユーステルムで我慢しなさい」

長門「嫌。ここはモンスターがいるから燃える」

キョン「…古泉。やらせてやってくれ」

古泉「んっふ。わかりました」

長門「感謝する」

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:28:58.65 ID:KUZltHSIO

古泉「やはり…凄い」

キョン「ああ…。足跡をつけるモンスターのルート、つけないモンスターのルートを把握し、かつ自分が決して同じ足跡を踏まないルートを見つけ、足跡をつけていく。」

古泉「これはもはや…」

キョン「芸術…ッ!」

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:34:28.16 ID:KUZltHSIO

長門「ついた。ボス。」

古泉「…ハッ!すいません見とれてました」

キョン「同じく」

長門「いい」

古泉「ではセーブして…あ、陣形忘れてました。ウォードが入って変わったんですね。どの陣形がいいでしょうか」

キョン「うーん…。コマンダーだと負ける要素がないから絶対に勝てるんだが、それじゃ面白くないよな…」

古泉「そうですねぇ…。セーブもしている事ですし、僕なりに頑張って見ます」

キョン「おう」

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 12:55:55.79 ID:KUZltHSIO

ノーラ『大車輪!』
カキン!

ハルヒ『キック!』
カキン!

氷湖の主『フリーズバリア!』

古泉「なんでしょうか…」
ウォード『スマッシュ!』カキン!
キュイーン…

古泉「…カウンター?それにさっきからカキンカキンうるさいですね…」

氷湖の主『ダガージョー!』

古泉「え…?300?オーバーキルですか?」

古泉「回復、回復…傷薬がない!」

氷湖の主『ダガージョー』
古泉「ああ!ハルヒが!」

古泉「…残念です。リセット…」

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:18:15.61 ID:KUZltHSIO

古泉「フリーズバリアとダガージョーが脅威ですね。それと…盾回避…ですかね。与ダメージが減らされていますね」

キョン「さすが古泉。その頭脳がなぜオセロに生きない」


古泉「ですが困りましたねぇ…傷薬がありませんし、ダガージョーで一気に陣形ガタガタですよ。その上フリーズバリアを張られたら…」

キョン「フリーズバリアは今の装備でなんとかなるぞ」

古泉「え?」

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:26:24.79 ID:KUZltHSIO

キョン「くまちゃんと毛皮のベストだ」

古泉「くまちゃん…ですか?」

キョン「ああ、タチアナの固定装備のくまちゃんは冷気に耐性があるんだ。毛皮のベストもくまちゃんと同じ位の耐性がある」

長門「タチアナに毛皮のベストを装備すればダメージはほとんど無くなるはず」

古泉「ですがタチアナだけ固めても他のキャラがフリーズバリアを食らいますよね。特に素早さの高いようせいが餌食です」

長門「大車輪」

古泉「え?」

長門「大車輪は全体攻撃技。カウンターを受けない」
長門「姉さんの大車輪を極意化してようせいに持たせれば問題ない」

キョン「あともう2つ。術もカウンターを受けない。回復は生命の杖を使えばいい」


319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:32:08.98 ID:KUZltHSIO

古泉「…そうか!ハルヒは今回役立たずです!彼女に生命の杖を持たせれば無駄がない!」

古泉「デザートランスの先頭にタチアナを立たせ、ハルヒで回復。ノーラ、ようせいの大車輪、ロビンのトルネードで攻撃すれば…」

古泉「まずは大車輪の極意化ですね!あ…でも技ポイントが」

キョン「ユーステルムになら行けるから問題ないぞ。あそこは宿がある」

古泉「そうと決まれば…!」

キョン「古泉が無駄に熱血だな…」

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:35:24.16 ID:KUZltHSIO

古泉「大車輪の極意ゲットです!」

キョン「ライトニングピアスも取れたな。タチアナにつけとけ。先制技だから先んじてフリーズバリアを剥がせる」

古泉「はい!では行きますよ!ホアタァ!」

キョン「トーナメントか。まだ行ってないのになぜ知っている」

長門「ホアタァ」

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:42:50.04 ID:KUZltHSIO

古泉「いいですねぇこの音楽!強敵という感じがします!」
古泉「最初のターンはタチアナは素振りにしましょう。まだフリーズバリアは張られていませんからね」
古泉「ハルヒはパワーヒールをタチアナに」

古泉「これで!」

氷湖の主『ダガージョー』

古泉「え?ハルヒ…だと」
古泉「タチアナ狙えよ!」

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:49:09.63 ID:KUZltHSIO

古泉「回復役の彼女が倒れたら悲惨です…」

キョン「なら倒されなければいい」

古泉「ダガージョーに耐えられませんよ…」

長門「虎穴陣」

長門「行動前自動防御ボーナス。加えて全員の素早さが下がる。ようせい以外はまず防御ボーナスの恩恵を与る事ができる」

キョン「多分1発位なら耐えられるな」

長門「作戦名ゴリ押し」

古泉「作戦でもなんでもないじゃないですか!」

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 13:57:52.46 ID:KUZltHSIO

古泉「ハルヒは回復。ダメージ源のようせいをとりあえず選択しておきましょう」

古泉「タチアナは…あ!ぶっちゃけフリーズバリアを剥がす必要がないじゃないですか!タチアナとハルヒ以外は全体攻撃出来るんですし…。お荷物になってしまいましたね。まぁ素振りでいいでしょう。」
古泉「あとは大車輪とトルネードで…」

氷湖の主『ダガージョー』
古泉「ビンゴ!ようせいです!ギリギリでしたね…ハルヒの回復が行きました」

キョン「白熱してるな」

長門「ウィルミントンで買い物しておくのを忘れていた」

キョン「まぁ楽しそうだしいいか」

長門「いい」

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:05:34.45 ID:KUZltHSIO

氷湖の主『ダガージョー』

ピコーン!
タチアナ『マタドール!』

古泉「えっ?」

キョン「なんだ。極意とってなかったのか」

長門「ロビンが持ってる」

古泉「えっ?強くないですかマタドール」

キョン「昨日、長門が言ってただろ?カウンターは防御無視だって」

古泉「…ロビンがマタドールしてたら余裕で勝てる気がしますが…」

キョン「多分そうだな。だがこの際だ、ゴリ押ししろよ。タチアナはマタドールしとけばいいさ」

古泉「仕方ありませんね…。ゴリ押します!」

340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:16:54.90 ID:KUZltHSIO

ロビン『トルネード!』

タラララーラーラッタラー

古泉「なんとか勝てました…」

キョン「まぁ準備不足だったな」

古泉「ですね。未だに鎧はリジッドレザーですし…」

キョン「それにハルヒの一番強い技がキックだしな。」

長門「ウィルミントンで装備を整える」

キョン「だな。ウォードにもらった毛皮を売れば多少の足しにもなるし」

古泉「もらった…毛皮?」

キョン「え?」

古泉「もらってませんよ?」

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:20:54.79 ID:KUZltHSIO

キョン「あー…そっか。金の話をしてなかったな…」

古泉「そんなに高く売れるんですか?」

キョン「いいや。確か…」

長門「800オーラム」

キョン「そうそう。まぁ、足しにはなるけど、無くても構わんさ」

長門「金稼ぎなら荷物運び」

古泉「それはどこに行けば?」

キョン「ランスの道具屋だ」

344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:25:30.34 ID:KUZltHSIO

古泉「ヤーマスまでですか」

キョン「そうだ。あ、野盗を倒し忘れるなよ。」

古泉「わかりました」

長門「…」

キョン「どうした?長門」

長門「ここは姉さんにとって鬼門」

古泉「鬼門…とは?」

長門「姉さんが女扱いしてもらえない場所」

キョン「あぁ…あったな。そんなイベント」

長門「だから私はポールがあまり好きではない」

キョン「優秀なんだけどな、ポール。」

長門「そう」

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:29:56.02 ID:KUZltHSIO

古泉「あ!逃げ始めましたよ!」

キョン「追いかけて情報を聞き出せ」

古泉「アジト…ですか」

長門「そう。ガッポリ儲かる」

長門「逃げている野盗から金を巻き上げるのも忘れてはいけない」


古泉「長門さんが少し怖いです」
キョン「奇遇だな、俺もだ」



348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:32:57.85 ID:KUZltHSIO

ハルヒ『これで1000オーラムね』

古泉「妙にしっくりくるセリフですね」

キョン「同感だ」

長門「次は野盗の巣窟。搾れるだけ搾り取る」

キョン「もとに戻れ長門!」

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:40:40.42 ID:KUZltHSIO

古泉「野盗の巣窟に着きました」

キョン「野盗は上昇レベルが序盤の敵にしては高いからな。倒しながら進めばいい」

長門「スペキュレイションの先頭にようせいを置いて大車輪。すぐに終わる」

古泉「了解です」

ようせい『大車輪!』
ようせい『大車輪!』
ようせい『大車輪!』

古泉「大車輪にハマりそうです」

長門「私は練気拳派」

キョン「俺はフラッシュアローとミリオンダラーだな。特にフラッシュアローは燃費が良い」

長門「…ユニーク」

キョン「うるせー」

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 14:47:16.70 ID:KUZltHSIO

古泉「あれがボスですか?」

キョン「ああ。だが倒す必要はない」

長門「恐らく一番不憫なボス」

『見逃してくれ!』

古泉「だそうですが?」

キョン「吊り上げろ」

『2000オーラム!』

古泉「もう一声!」

『あんたにゃ勝てねぇな3000オーラム出すから』

キョン「3000が最高だ。見逃してやれ」

古泉「はい。見逃す…っと。」

古泉「おや?巣窟が消えましたね。次はどこに?」

長門「もう一度巻き上げる」

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 15:29:17.15 ID:KUZltHSIO

古泉「次はファルスへ荷物運びですね」

キョン「野盗を取りこぼすなよ」

古泉「分かってますって」

古泉「オラオラ金出しやがれ」
古泉「オラオラ情報出しやがれ」

キョン「あれが古泉の素なのか?」

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 16:44:48.26 ID:KUZltHSIO

ハルヒ『これで2000オーラムね』

古泉「さぁ野盗を一掃しようではありませんか」

キョン「やはり気の毒なボスだな」

長門「哀れ。戦ってすらもらえない」


398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 16:50:37.70 ID:KUZltHSIO

『あんたにゃ勝てねぇな3000オーラム出すから、頼む!!』

古泉「ご託はいい。早く出せよ」

キョン「古泉はのめり込むタイプだったのか…」

古泉「さて、他の金稼ぎのイベントは何かありますか?。」

キョン「マスコン、トレードあたりか?」

長門「まだキャプテンがたんまり持ってる。世界の為に散財してもらうべき」

キョン「長門…」

401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:04:47.69 ID:KUZltHSIO

ギシ…ギシ…
チャキン…ズー…チャキン…ズー…ドサッ!

『何よ?また?…何これ、血!?』
『キャァァァァァァァ』

古泉「イヤァァァァァァァァァァァ!猟奇的ぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

キョン「やかましいわ!見ろ!長門が貰いビビりしてんじゃねぇか!」

長門「………」

古泉「なんですかこの描写は!ちょっとしたホラーじゃないですか!」

キョン「そういうイベントなんだ。落ち着け」

古泉「それに『何よ?また?』なんて卑猥にも程があります!」

キョン「それは受け手のさじ加減だバカ野郎」

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:09:46.83 ID:KUZltHSIO

キョン「ほら、キャプテンの家に行けよ。」

古泉「わかりましたよ。ここですか?」

キョン「あ、違っ」

古泉「イヤァァァァァァァァ!血がぁぁぁぁぁぁ!」

キョン「ただの事件現場だ!落ち着け!キャプテンの家は道を挟んだお隣だ」

古泉「ふぅふぅ…やれやれです」



414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:18:10.68 ID:KUZltHSIO

キョン「あ、忘れてた。今キャプテンに会っても意味ねぇ」
古泉「ビビり損じゃないですか」

長門「宿」
古泉「泊まるんですね?わかりました」

ハルヒ『今夜も出そうね…』

古泉「…」
ギシ…ギシ…
古泉「」

ブワッ!

古泉「うヒッ!」

ハルヒ『トイレなら寝る前に行っておいてよね!』

古泉「ハリードですか…そうですか」

ギシ…ギシ…

古泉「またハリードですか…」

ハルヒ『甘いわね!』
チャキーン

古泉「なんと!モンスター!」
ショアーンショアーン


416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:22:59.47 ID:KUZltHSIO

古泉「しまった!陣形が野盗の時から変えていませんでした!」

長門「問題ない。ようせいの大車輪で終わる」

古泉「ほっ」

ようせい『大車輪!』


古泉「まぁ余裕ですね」

キョン「しばらくは大車輪だけで十分だからな」

古泉「キャプテンの家に行けば良いんですか?」

長門「そう」

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:29:14.43 ID:KUZltHSIO

キャプテン『フォルネウス兵に教われた!?どうすれば…』
ハルヒ『動かそう!バンガードを!』

古泉「金だ」
古泉「もっとだ」
キャプテン『足元見おって…』
古泉「5000オーラムですか…」

キョン「こら、古泉。ここは心躍る場面だぞ。『動かそう!バンガードを!』の所で、えもいわれぬドキドキが生まれるのが普通なんだ」

長門「私はそうは思わない。」

キョン「え?」

長門「キャプテンがいくらくれるのか期待してドキドキするのが正しい反応かと思われる」

古泉「それです!」

キョン「自重しろ守銭奴!」

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:31:52.81 ID:KUZltHSIO

>>418

何か忘れてると思ったらみくるだったか…


431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:37:55.27 ID:KUZltHSIO

みくる「お茶どうぞ」

キョン「どうも」

古泉「バンガード内部への道、ですか」

長門「町を見てくるといい。道具屋にあるブリガンディは優秀な防具。打耐性は汎用性が高い。1つは買っておくべき」

キョン「だな。人数分買うと金が足りなくなるからな、1つでいいな」

古泉「はぁ。まぁ買いますけど、内部への道は探さないんですか?」

長門「灯台モトクロス」

キョン「やめろ」

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:44:37.05 ID:KUZltHSIO

古泉「なんと!キャプテンの足元に階段が!」

キョン「気付けよって話だよな」

古泉「まさか金をせびったときの『足元見おって』がヒントだったとは」

キョン「たぶんそんな意図はない!…はず」

古泉「で、進めば良いんですよね?」

長門「そう」

キョン「ここは敵避けの難所だからな。腕の見せどころだぞ」

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:48:36.09 ID:KUZltHSIO

古泉「左右にフェイクをかけ…」
古泉「かわす!」
古泉「かわす!」
古泉「かわす!!!」
古泉「んっふ。難所を軽々と突破…」

キョン「難所はまだだぞ。二枚目のマップが難所だ」

古泉「なんと!」

古泉「あ、朝比奈さん。僕にもお茶を」

みくる「はい」

古泉「では…行きますよ!」

441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:52:26.67 ID:KUZltHSIO

古泉「難所…ですか?」
古泉「シンボルも少ないですし…」
古泉「おや、虫シンボルですか…」

古泉「左右にフェイクを…かけられない!通路が狭い!」

古泉「一旦戻って誘き寄せ…」
古泉「ってついて来いよ虫野郎!」

キョン「」ニヤニヤ
長門「」ニヤニヤ

443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 17:57:57.33 ID:KUZltHSIO

キョン「まぁ結局倒すわな」

古泉「あれを避けるのは不可能では…?」

長門「可能。だが運の要素が強い。虫シンボルの初期配置が下り階段近辺。虫シンボルが通路まで移動して来なければ、階段近辺のスペースを利用して抜ける」

古泉「そこまでいくとゲームの主旨が違ってくるかと思われますが」

長門「そう」

447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:02:24.76 ID:KUZltHSIO

古泉「部屋がたくさんありますね」

キョン「今は入るなよ。後で寄れば良い」

古泉「なぜです?」

長門「落とし穴がある。落下地点は尋常ではないモンスターの数。私でも避けられない」

古泉「ではスルーで」

449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:07:14.35 ID:KUZltHSIO

古泉「おや、初めて見るシンボルですか…」

キョン「亡霊系か…確かに初めてだな。」

長門「ここのボス」

古泉「大車輪でイケますか?」

キョン「ああ。多分大丈夫だ」

古泉「では…行きますよ!」


452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:11:23.36 ID:KUZltHSIO

古泉「弱っ」

キョン「まぁ大車輪だからな」

長門「大車輪がなければロビンのトルネードで事足りる。」

古泉「なるほど。わざわざ大車輪を覚えるまでもない、と。」

長門「そう」

キョン「あ、そうそう。ちょっと貸してくれ」

古泉「?はい。いいですよ」

キョン「面白いもの見せてやるよ」

453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:13:24.93 ID:KUZltHSIO

キョン「見てろよ」
キョン「横に階段を出すスイッチがあるんだ」
キョン「押した瞬間に…」
キョン「階段を駆け抜ける!」

古泉「階段を…追い抜いた…ッ!」

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:17:14.27 ID:KUZltHSIO

キョン「さぁ感動シーンだ」

長門「中央へ」

古泉「はい」


古泉「oh…」
古泉「壮大な音楽に合わせ」
古泉「徐々に照らし出される演出…」
古泉「…素晴らしい…!」

キョン「敵消えてるから宝漁りにいくぞ」

古泉「少しは浸らせてください!」

469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 18:25:28.63 ID:KUZltHSIO

古泉「牙のお守り、生命の大もと、霊酒、角かぶと。あとは金ですか」

古泉「この生命の大もととはなんです?」

キョン「WPとJPを全回復出来るアイテムの元になるアイテムだな。アケで作ってもらえるぞ」

古泉「便利そうなアイテムですね」

長門「確かに便利。でも、勿体無くて中々使用に踏み切れない」

キョン「で、結局店売りしてる心の香薬とか神酒とか使っちまうよな」

長門「そう」

488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 19:05:59.06 ID:KUZltHSIO

キャプテン『バンガードの内部はこうだったかね?』

古泉「いちいち覚えてませんよ」

古泉「迷った時はとりあえず『いいえ』です。」

ハルヒ『真ん中のイルカの像がなかったわ』

古泉「わかりませんよ普通。なんでこんなに変化がちっさいんですか!」

キョン「おう、俺もそう思う。普通わかんねぇよ」

長門「私は分かった」

キョン「ちょっと得意気なのが腹立つな」

長門「めんご」

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 19:15:03.66 ID:KUZltHSIO

古泉「さて、イルカ像の在処ですか。町の人がどうとか」
キョン「情報が欲しいならパブだな」
古泉「おさわりは?」
キョン「無しに決まってんだろ!」



ハルヒ『イルカ…』
ハルヒ『イルカ…』
ハルヒ『イルカ…』
マスター『大切な物だとわかってはいたんです…』

古泉「なぜこうも涼宮さんとダブるんでしょうか?」
キョン「知らん」

古泉「冗談はさておき、ヤーマスですね」

キョン「盗品買い取りの店だな」

長門「指輪を…」

キョン「それはダメだ。第一、まだ持ってない」

495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 19:25:55.71 ID:KUZltHSIO

店主『イルカ?まずは何か買っていってください』

古泉「何が良いでしょうか」

キョン「心の香薬か騎士の盾だな」

古泉「騎士の鎧の方が若干安いようですが…」

キョン「後でウィルミントンへ良い防具を買いに行くんだ。結局無駄になりかねんぞ。」

古泉「そうですか…。そう言えばハルヒが盾を装備していましたね。ここらで買い換えましょうか」ピッピッ
店主『イルカ像なら海賊ブラックに奪われてしまいました』

古泉「…騙された感に苛まれます」

キョン「無いなら無いって言って欲しいよな…」

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 19:35:41.51 ID:KUZltHSIO

古泉「海賊ブラック、グレートアーチですね」

キョン「ああ」

長門「片っ端から話し掛ける」

古泉「分かりました」


『海賊ブラックの財宝…』
『海賊ブラックの財宝…』
『海賊ブラックの財宝…』
『海賊ブラックの財宝…』
古泉「結局イルカ像なんてないじゃないですか!」

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 19:57:19.67 ID:KUZltHSIO

古泉「この人が最後ですね…それっぽい格好していますが…」

キョン「モヒカンも中々それっぽい格好だと思うがな」

ハーマン『おお!あのイルカ像はブラックの宝の中でもかなりの物だ!なぜ知っている』

古泉「それっぽいですねぇ」

ハルヒ『動かすの!バンガードを!フォルネウスと戦うにはバンガードを動かすしかないの!』
ハーマン『フォルネウスと戦う!』
ハルヒ『お金がいるの?おじいさん』
ハーマン『いや、わしも連れていけ』

古泉「なんというジジイ」
キョン「そいつ…偉そうなフリして弱いんだぜ…」

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:02:41.70 ID:KUZltHSIO

ハーマン『右だ』
古泉「偉そうですねLP4のくせに」
キョン「偉そうだろ?LP4のくせに」

ハーマン『隠し通路があったと思うが、良く覚えてない』

古泉「ふぁっく」
キョン「ふぁっく」

古泉「……あれ?ここはノーヒントですか?」

キョン「行ってみろよ」

古泉「はい」

ガシャン

古泉「はぁ?」

519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:08:47.92 ID:KUZltHSIO

古泉「よっ!」
ガシャン
古泉「はっ!」
ガシャン

古泉「はぁ?」

キョン「古泉…」
古泉「なんですかこれ!おちょくってるんですか!?」

長門「その気持ちよくわかる」

キョン「もうこんな古泉見ていられない…」

522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:12:41.06 ID:KUZltHSIO

キョン「古泉…壁を良く見ろ…」
古泉「壁、ですか」


古泉「…怪しいですね、これ。ドクロですか?」

長門「らしい」

キョン「それがスイッチだ」

古泉「なるほど」
ボッ
古泉「これで!」


古泉「どんなもんです!」

524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:17:50.28 ID:KUZltHSIO

ハーマン『さっきの部屋と仕組みは同じだが、スイッチを押すと石像が動く。注意しろ』

古泉「うるせぇです、ゲロハゲ野郎」

キョン「あ、古泉。虎穴陣に変えとけ」

古泉「え?スペキュレイションじゃダメなんですか?」

長門「ダメでは無いが、推奨はしない」

キョン「まぁスペキュで行ってみろ。理由はすぐ分かる」

古泉「はぁ。分かりました」

ボッ

526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:31:16.08 ID:KUZltHSIO

ショアーンショアーン

古泉「ブルードラゴンですか…」
キョン「気を付けろよ。中々強いぞ」

ようせい『大車輪!』

古泉「まぁこれだけで倒せるわけありませんよね」

ブルードラゴン『電撃』

古泉「電気ですk…え?」
キョン「電撃は横列攻撃だ。」

古泉「横列…ですか?」

キョン「陣形は時々自分の不利に繋がることもあるからな。スペキュだと横列攻撃を先頭のヤツが食らうと、主力が一気に削られたりするな」

古泉「なるほど」

キョン「あと、虎穴陣やフリーファイトは縦列に弱いな。虎穴陣だと最大3人がダメージ、フリーファイトに至っては全員ダメージだ」

古泉「んっふ。奥が深いです」

長門「逃げないの?」

529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:34:50.95 ID:KUZltHSIO

みくる「お茶どうぞ」

キョン「どうも」

キョン「まぁこのドラゴンは別に倒さなくても進めるけど、ハルヒに何か覚えさせてやったらどうだ?」

古泉「未だにキックだけですからね…」

古泉「では、閃きタイムに入りましょう」

534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:42:35.98 ID:KUZltHSIO

ピコーン!
ハルヒ『空気投げ!』
ハルヒ『逆一本!』
ハルヒ『集気法!』
ハルヒ『短勁!』

長門「短勁と空気投げは重要」

ハルヒ『稲妻キック!』
古泉「イィィィィナァァァァァズゥゥゥマァァァァ…キィィィィィィィック!」
キョン「もう技欄いっぱいだろ。潮時だ」

古泉「ですね。まだ初期技のトマホークすら極意化していませんから」

キョン「いろいろマズいな」

542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 20:56:53.72 ID:KUZltHSIO

長門「極意化の遅れは大車輪の弊害。雑魚戦では自重する事を推奨する」

古泉「そうですね。いらない技で閃きの機会を潰すわけには行きませんしね」

長門「そう」

ハーマン『一番上の宝には触るな』

古泉「触るな、と言われると触りたくなりますよね」
キョン「お前、中学の時に非常ベル押したことあるだろ」

古泉「んっふ。わかります?」

キョン「わからいでか」

544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:08:42.10 ID:KUZltHSIO

キョン「結局開けなかったか」

古泉「ええ。いつまでも子供のままじゃいられませんから」

古泉「しかしこのアンモナイトのようなシンボルはトリッキーですね」

キョン「あぁ両棲系か。…たしかにな。何て言うんだろうな…その…」

長門「動きが鋭い」

キョン「それだ!緩急をつけてくるからタイミングが合いにくいよな」

長門「馴れるのに時間がかかる」

古泉「ですね。っと」
ショアーンショアーン

みくる「おはぎどうぞ」

長門「青のりのおはぎは、おはぎじゃない」

みくる「ひどいです」

550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:13:24.60 ID:KUZltHSIO

パカッ
ハルヒ『仕込み杖ね!』

古泉「ハーマンも持ってますよね」

キョン「正直微妙」

長門「同意。固有技は高威力な上に防御無視だが、1戦闘につき1回しか使えない。」

キョン「複数本装備すりゃ何回か使えるけど…」

長門「武器欄の無駄」

キョン「でも売るとなかなかの値段だよな」

長門「2500オーラム」

古泉「売りましょう」

553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:16:23.20 ID:KUZltHSIO

古泉「イルカ像ってアレですか?」

キョン「見たまんまだろ?」

古泉「ええ。イルカって感じですね」

キョン「陣形確認しとけよ。ボスいるから」

古泉「そうですね…様子見を兼ねてスペキュレイションでごり押ししてみます」

キョン「おう」

ショアーンショアーン

558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:25:26.02 ID:KUZltHSIO

古泉「三すくみですか」

キョン「蛇が蛙に強いのはわかる。蛙がナメクジに強いのもわかる。だがなぜナメクジは蛇に強いんだ?」

古泉「知りませんよ。生理的に無理なんじゃないんですか?」

キョン「なるほど」

古泉「とりあえず大車輪は使わないでおきましょう。えーと、ようせいは素振り、ノーラは二段突き、ハリードは残像剣、ハルヒは稲妻キック、ロビンはフェイント。ですかね」ピッピッ
古泉「ようせいは素振りでも強いですね」

キョン「武器がいいからな」

長門「姉さんはロングスピアでずっと頑張っている。早く開発をすすめるべき」
古泉「そう言えばハルベルトとヘッドバンドを頼んだままでしたね」

キョン「こりゃ一大事だ」

559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:29:01.84 ID:KUZltHSIO

古泉「あ、蛙を倒してしまいました」

キョン「攻撃始まるからな。気を付けろ。」

古泉「ええ。とりあえずナメクジがキモいのでナメクジ行きましょう」

キョン「後列に届く技もないしな」

古泉「ですね」

561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:37:40.23 ID:KUZltHSIO

古泉「ナメクジ弱いです」

キョン「蛙倒したあとに何発か当たったからな」

古泉「蛇が中々固いです」

キョン「カンヘルドラコだったか…たしかHP1200くらいだな。」

古泉「では次で終わりそうですね」

ノーラ『二段突き!』

古泉「呆気ないものですね」

キョン「極意は」

二段突きの極意を手に入れた
フェイントの極意を手に入れた

キョン「2つか」
古泉「肝心のハルヒの技の極意がありません…」

562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:39:23.39 ID:KUZltHSIO

あーしまった。三すくみ間違えた

ナメクジが後列で、蛇と蛙が前列だ…
だから蛙のあとにナメクジ倒せねぇ…。すまんこ

563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:41:19.89 ID:KUZltHSIO

古泉「ねんがんのイルカぞうをてにいれたぞ!」

キョン「ころしてでもうばう」

長門「なにをするきさまらー」

古泉「さて、出ましょうか」

キョン「右下に出口あるぞ」

古泉「はい」

566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:47:15.92 ID:KUZltHSIO

古泉「さてバンガードに戻って来ました。置けばいいんですよね?」

キョン「ああ。真ん中の奥を調べたらいい」

古泉「では…」

古泉「!音楽が変わりました!動くんですか!?」

キョン「まだだ。」

ハルヒ『後は何が足りないのかしら…キャプテンに聞いてみましょう』

古泉「またたらい回しですか。まるで昨今の救急医療の様です」

キョン「自重しろバカ野郎」

569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 21:54:12.35 ID:KUZltHSIO

古泉「玄武術師ですか…」

キョン「ああ。モウゼスに術師がいる」

古泉「2つありますね」

キョン「とりあえずどっち行っても同じだ」

古泉「では北から行きますね」


573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:00:46.80 ID:KUZltHSIO

『新しい陣形、試してみよう』

古泉「新しい…?」

古泉「三すくみと同じ並びに見えますが」

キョン「大車輪行っとけ」
古泉「はい」

ようせい『大車輪』

古泉「一撃ですね」

古泉「おや?ババアが降りてきましたね」

キョン「長門が睨んでるぞ」

古泉「おやおや。なぜでしょう」

575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:04:49.70 ID:KUZltHSIO

ウン『南の術師ボルカノを倒してきて下さい』

古泉「どうします」

キョン「受けとけよ。前金貰えるぞ」

古泉「はいよろこんで!」

古泉「前金があるということは成功報酬もあるわけですね!?」

キョン「金の亡者め」

古泉「さぁ南へ!」

581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:11:58.06 ID:KUZltHSIO

『新しいアイテム試してみようぜ!』

古泉「貴様らと交わす言葉は無い!」

ようせい『大車輪!』

キョン「やりたい放題だなオイ」

ボルカノ『北の術師ウンディーネを倒してきて欲しい』

キョン「前金貰えるぞ。受けとけよ」

古泉「え?」

長門「受けとけよ」

古泉「長門さん!?はぁわかりました。」

キョン「そう。それでいいんだよ」

587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:16:30.98 ID:KUZltHSIO

古泉「で、どうするんです?」
キョン「まず南にあるパブで話を聞いてみろよ」


『死者の井戸にある何かを狙って争っているようです』

古泉「なるほど。夫婦喧嘩ではなかったんですね」

キョン「面白い組み合わせだな」

古泉「で、死者の井戸はどこに?」

長門「ここから北にある。地図移動じゃなく直接移動で北へ」

古泉「はい。わかりました」

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:22:04.79 ID:KUZltHSIO

ハルヒ『ボルカノが呼んでるわ』
ハルヒ『ウンディーネが呼んでるわ』

古泉「なぜこんな嘘に引っ掛かるのでしょうか」

キョン「知らん。とりあえず入ってみろ。」

古泉「いどまねきとか出ませんよね?」

キョン「出るわけ無いだろ!」

598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:28:25.93 ID:KUZltHSIO

古泉「ゾンビ系、骸骨系、亡霊系ですか」

キョン「死者の井戸だからな。」

長門「次のマップに隠し通路がある。壁に当たりながら進むべき」

古泉「わかりまし…っと。亡霊系は出たり消えたりするんですね」

キョン「2の亡霊系は完全に見えなくなるからな。その名残だろうな」


600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:37:54.43 ID:KUZltHSIO

古泉「あ、隠し通路ここですね」

みくる「お茶どうですか?」

古泉「結構です」

古泉「これは…ボスですか?」

キョン「ああ。かなり強いからな。」

古泉「それは楽しみです。では…ホアタァ!」


古泉「デスマスター…ですか。安直な気がします」

キョン「俺は『だっせぇ名前だな』って舐めてかかったら返り討ちにあったぞ」
古泉「同じ轍は踏みませんよ!」

古泉「まずは大車輪でお供を排除ですね。ノーラはどうしましょうか…二段突きでもしておきましょう。ハルヒは稲妻キックですね。ハリードは残像剣、ロビンは…トルネードにしておきましょう。いざ!」

604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:45:20.55 ID:KUZltHSIO

古泉「お供…復活するんですね」

キョン「ああ。」

古泉「しかもより強くなってる気がします」

キョン「ああ。」

古泉「正直、なめてました」

キョン「俺もだ」

古泉「時々攻撃が通らないときがありますが」

キョン「盾のせいだな」

古泉「トルネードも弾かれましたが」

キョン「盾のせいだな」

古泉「勝てますか?」

キョン「多分な」

608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 22:57:20.09 ID:KUZltHSIO

キョン「もういっそゴリゴリのごり押しはどうだ?」
古泉「そうですね…後列に届く攻撃が相変わらず大車輪とトマホークだけですからね。ハルヒとを回復に専念させて、後のキャラでごり押ししてみましょう」

長門「ハリードになぎ払いを使わせてみればいい」

古泉「なぎ払い、ですか?」

長門「スタンも狙える。あわよくばアンデット特効技を閃く可能性がある」

キョン「たしかにハリードは素早さと意思力が高いもんな。行動前にスタンさせられるかもしれないな!」

古泉「では、行きますよー!」

611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 23:07:14.47 ID:KUZltHSIO

古泉「ごり押しじゃぁぁぁぁぁい!」

ようせい『大車輪!』
ノーラ『大車輪!』
ロビン『トルネード!』

デスマスター『ナップ』

古泉「ああ…ハリード以外寝てしまった…」

ハリード『なぎ払い!』

古泉「えぇ、えぇ。わかってましたとも。どうせ0ダメージだとわかってましたとも。」

古泉「お供呼ぶんじゃねぇ!」

ガスト『エクトプラズムネット』

古泉「なんだネットですk…え?即死?」

古泉「回復…ハルヒ寝てるし!」

古泉「……………勝てる気しねぇよ…」

614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 23:15:11.54 ID:KUZltHSIO

みくる「あの皆さん?」

古泉「なんです?」

キョン「なんでしょう?」
長門「…」

みくる「もう下校時間ですよ。部室しめても良いですか?」

古泉「え?あ、はい。もうこんな時間ですか…」

キョン「仕方ないか」

古泉「ですね。家でデスマスターに再戦してみますよ。…あまり勝てる気しませんが」

長門「…明日も持ってきて。」
古泉「もちろんですよ。僕一人じゃとてもとても…」

みくる「あのー閉めちゃいますよー?」

616 名前: ◆Tegn1XdAno [] 投稿日:2009/09/24(木) 23:17:02.78 ID:KUZltHSIO

ノシ

明日の分の古泉を補給して寝るっさ

622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/24(木) 23:26:19.03 ID:KUZltHSIO

みくる「クソッ!シカトしやがって!」

みくる「デスマスターなんてコマンダーモードで威力攻撃すりゃあ楽勝じゃねぇか!」

みくる「ガチホモにツルペタ!キョン君独占しやがって!」

みくる「ん?二人だから独占じゃあないよな?」

みくる「そんなんどうでもいいんだよ!」

みくる「ああ忌々しい!」

674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:10:46.78 ID:RKGKH/tZO



prrrrr
キョン「(ん?)」
キョン「(古泉か…)」
キョン「もしもし?」
古泉『いっちゃんですよー!』
キョン「間に合ってる」
プツッ

prrrrr
古泉『ヒドイじゃないですか。ちょっとしたジョークですよ?』
キョン「で?なんだ?」

古泉『デスマスター倒しましたよ!』

キョン「お。そうか。レベル上げたのか?」

古泉『いえいえ。さほど鍛えてはいませんよ。開発を少し進めてみたんです』

キョン「開発か」

古泉『長門さんに聞いたところ、逃げても開発は進むという事でしたのでゾバァアしては退却を繰り返しましたよ』


678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:23:54.23 ID:RKGKH/tZO

古泉『それでですね、ナイトキャップを使ってみたんですよ』

キョン「ああ。」

古泉『そしたらナップが無効になるじゃないですか!』
キョン「耐性持ちだからな」
古泉『あとは傷薬を全員に持たせてごり押しですよごり押し!』

古泉『いやぁ、装備って重要ですね』

キョン「地相回復とか術威力アップとか色々あるからな。意外なアイテムが役にたったりするぞ」


679 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:27:39.44 ID:RKGKH/tZO

キョン「そうそう。もう井戸からでたか?」

古泉『いえ。今は宝を漁りながら余韻に浸っています』

キョン「そうか。まぁ色々と頑張れよ」ニヤニヤ

古泉『え?えぇ頑張りますとも。また電話しますね』

キョン「ああ。」

古泉『では。失礼しました』
プツッ

683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:39:43.67 ID:RKGKH/tZO

prrrrrr
キョン「もしもし」

古泉『なんですかアレは!』

キョン「アレとはなんだ」
古泉『ウンディーネとボルカノに襲われました!』

キョン「ああ。そういうルートだ。デスマスター倒せたなら倒せると思うぞ」

古泉『…倒せる気がしないんですが。ようせいはボルカノのエアスラッシュで瀕死になりますし、ウンディーネはウォーターポール…でしたっけ?それで攻撃弾いてきますし…』

キョン「色々試してみればいいさ。ようせいは仕方ないけど、ウォーターポールは対策出来るからな」

古泉『わかりました。試行錯誤してみましょう。ではまた明日…』

キョン「ああ」

プツッ

686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:48:34.77 ID:RKGKH/tZO

翌日の放課後

キョン「おいーっす」

古泉「どうも」

長門「…」

みくる「あ、今お茶いれますね」

キョン「ハルヒはまた居ないのか?」

古泉「鶴屋さんと今後のSOS団について話し合う、とおっしゃっておられましたよ」

キョン「ただ鶴屋さんと遊びたかっただけだろうな」
キョン「それで古泉。ウンディーネとボルカノは倒せたか?」

古泉「倒せたか?なんてもんじゃありませんよ!レベルを上げようにも回復が出来ませんから現状で戦うしか道がないですし、かといってその現状はじり貧。お手上げですよ…」


693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 08:57:06.58 ID:RKGKH/tZO

長門「電源オン」
カチッ

キョン「もう一回戦ってみたらどうだ?」

古泉「詰んでる気がするんですが…」

キョン「いいからいいから」

古泉「はぁ…。これで負けたら、代わりに倒して貰えますか?」

キョン「ああ」

古泉「では…ホアタァ!」

キョン「そこだけは元気だな」

696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:06:59.09 ID:RKGKH/tZO

古泉「デスマスターで消耗してしまいましたからね…ノーラのWPが心許ないです」

キョン「二段突きでいいんじゃないか?王冠付きだから消費1だし」

古泉「わかりました。ようせいは大車輪、ノーラは二段突き、ハルヒは…やはり稲妻キックですね。ハリードは残像剣、ロビンはトルネードでいいですね」

ようせい『大車輪!』

ボルカノ『バードソング!』
コケコッコー

古泉「これはシルバーチェイルで無効にできますね」

ウンディーネ『ウォーターポール!』

古泉「ああウザい!」

ノーラ『二段突き!』

古泉「おや。攻撃当たりましたね。発動の条件が不明ですね…」

ハリード『残像剣!』
ロビン『トルネード!』

698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:13:32.63 ID:RKGKH/tZO

ボルカノ『エアスラッシュ!』
古泉「ようせいぃぃぃぃ!危ない…ギリギリです…」

ウンディーネ『スコール!』

古泉「イヤァァァァァ!」
ノーラ『二段突き!』

パシュン

古泉「うわ…本気でうぜぇ」
古泉「ようせいを回復しなければ…ハリードに傷薬を」

ボルカノ『エアスラッシュ!』
古泉「ハリードを狙うな!」

ウンディーネ『スコール!』
古泉「追い討ちかけるな!おまえら絶対仲良いだろ!」


699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:25:58.72 ID:RKGKH/tZO

古泉「はぁ…もうノーラとハルヒしか残ってません…」

キョン「ボルカノは倒せたな」

古泉「ええ。ウンディーネはウォーターポールが有りますからね…」

古泉「回復してもじり貧ですよねぇ…」

古泉「KAMIKAZEアタックです。二段突き、稲妻キック…っと」ピッピッ

ウンディーネ『スコール!』

古泉「ハルヒィィィィィィィ!」

ピコーン!

古泉「!」
キョン「お!」

ノーラ『双龍破!』

古泉「カッコイィィィィィィィィィ!ウェッウェッウェッなにこれ!超カッコいい!龍が!龍が!」

古泉「ハァ…ハァ…」
ブブー退却出来ない
ブブー退却出来ない
キョン「落ち着け古泉!」

702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:31:37.65 ID:RKGKH/tZO

古泉「あぁ…双龍破が…幻になってしまいました…」
キョン「残念だったな…」
古泉「結構深い心の傷を負いますね…」

キョン「後は任せろ。」

古泉「…倒せますか?」

キョン「ガチの勝負じゃ運頼みだな」

古泉「そうですか…」

キョン「ロビンの切り札を使う」

古泉「!」

704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:36:34.33 ID:RKGKH/tZO

古泉「ボスですよ?効くんですか?」

キョン「まぁ見てろって」

ロビン『デイブレーク!』
ヴォォォン

キョン「あ、ボルカノ残っちまったな」

古泉「えぇぇぇぇ…」

706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 09:49:00.86 ID:RKGKH/tZO

キョン「ウンディーネもボルカノも、耐性が貧弱なんだ」

古泉「ですがこれはあまりにもアレですね…」

長門「おそらく救済措置。元々は次元断という斧技の為かと思われる」

古泉「斧、ですか?」

長門「普通に進行していれば死者の井戸内のゾンビ系はロトンギアン、もしくはアフカルが出現する。重要なのはアフカル。このモンスターはバスターアクスを落とす」
長門「倒せないとわかったらレベル上げるのが常。レベル上げの過程でバスターアクスを入手できる」

キョン「斧を持って来てなくても斧が使えるって訳だ」

長門「後はウンディーネ、ボルカノ戦で閃けばいい。」
古泉「なるほど…閃きならばWP消費もありませんし、消耗していても使えると言うわけですね」
長門「そう」

708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:00:21.82 ID:RKGKH/tZO

古泉「普通に倒す方法は無いんですか?」

キョン「いくつかあるな。バードソング、シャドウボルトで敵の術を妨害したり」
長門「ファイアウォールでボルカノのファイアウォールを相殺したり」

キョン「あ、あとは地相を変えたり」

古泉「地相ですか?」

長門「ウンディーネは玄武地相で回復。ウォーターポールは玄武地相の時一定の確率で発動する」

古泉「あ、だから発動するときとしない時があったわけですね」

長門「ロビンにトルネードを使わせたのは正しかった。しかし消耗していた為、JP切れが起こったのが残念」
古泉「消費JPが8ですからね。そう何発も撃てませんよ」

709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:07:30.53 ID:RKGKH/tZO

捕捉

長門「もう一つ救済措置と思われるやり方」
長門「ハーマンはバイキングアクスを持っている上に大木断を覚えている」
長門「イベントの流れで死者の井戸に訪れた際、多くの人が控えにハーマンを置いていると思われる」
長門「ハーマンは斧技に閃きの適性があり、大木断は次元断に派生するためウンディーネ、ボルカノ戦で簡単に閃ける」

長門「LP4だからと、甘く見てはいけない」

710 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:10:07.17 ID:RKGKH/tZO

キョン「けど、拍子抜けしちまったな。正直わるかった」

古泉「いえいえ。脱出前のデータは残しておきましたので、いつでもリベンジできますから。さ、次に行きましょう」

キョン「ああ。」

711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:13:01.38 ID:RKGKH/tZO

古泉「そう言えば玄武術師を探していたんですね」

古泉「玄武術といえばウンディーネですね」

キョン「ああ。」

古泉「…生きているんでしょうか…」


714 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:20:29.85 ID:RKGKH/tZO

古泉「ワープ床ですか…ヤマブキジムを思い出します」

キョン「それもまた懐かしいな。だがヤマブキジムよりは簡単だぞ」

古泉「では参りましょう!」

ブォン
古泉「おや?」
キョン「そこの階段上がればウンディーネだ」

古泉「簡単すぎやしませんか!?」

716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:23:55.56 ID:RKGKH/tZO

古泉「あ、生きてました」

ハルヒ『バンガードを動かすのに協力して』
ウンディーネ『よろこんで協力するわ!早速弟子の中から選りすぐってバンガードへ送るわ!』

古泉「あんなことをしたのに快く…」

キョン「いい人だ…」

720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:28:55.81 ID:RKGKH/tZO

キョン「さぁ!いよいよだ!」

古泉「バンガードが動くんですね!」

キョン「さぁ早く!」

古泉「ええ!」



729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:41:43.09 ID:RKGKH/tZO

ハルヒ『シンクロ開始!』
古泉「開始!」
『出力50%!』
『出力100%!』

古泉「ドキドキが止まりません!」

ハルヒ『もう少しよ!大地の鎖を断ち切って!』
『出力増大中!…20…40…150!最大出力です!』

古泉「街が…!」

ハルヒ『バンガード!』

発!進!

735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:52:44.44 ID:RKGKH/tZO

ハルヒ『バンガードでどこに行く?』
ハーマン『最果の島へ。西へ、世界の果てまで走り続けるんだ!』

古泉「走り続けるんだ!」
キョン「走り続けるんだ!」

古泉「しかし熱いですね!」
キョン「おう!ロボットアニメに通じる熱さがある!」

古泉「ダーグオーン!」

キョン「輝けダーグオーン!」

古泉「熱い!」

740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 10:57:55.07 ID:RKGKH/tZO

古泉「最果の島到着です!」
古泉「音楽が愉快ですね!」
長門「ザリガニ」

ボストン『わたしもバンガードに乗せてくれないかな?』

古泉「ザリガニが仲間になるんですか!?」

キョン「ああ。なるぞ」

古泉「oh…」

長門「仲間がいっぱい」

古泉「解雇すればいいんです!」

744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 11:00:47.82 ID:RKGKH/tZO

古泉「ハリード!君に決めた!」

古泉「んっふ。見てください!裸ブーツが走り去って行きますよ!」

キョン「ハリードの裸ブーツは二度目だな」

古泉「さぁザリガニ君を迎えに行きますよ!」

749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 11:06:39.66 ID:RKGKH/tZO

ボストン『わたしもバンガードに乗せてくれないかな?』
古泉「オーケーオーケー!どんとこい!」

古泉「ふむ。ボストンと言うんですね」
古泉「得意武器は…体術でしょうか」

キョン「ここの地下に敵がいるぞ。試しに戦ってみたらどうだ?」

古泉「行きますよぉぉぉ!」

750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 11:09:09.93 ID:RKGKH/tZO

ボストン『ハサミ!』

古泉「強い!基本技とは思えません!」

キョン「………」

古泉「どうしました?」

キョン「…脳裏にチラッと妹が浮かんだだけだ。気にすんな」

889 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 17:54:19.87 ID:RKGKH/tZO

古泉「ふむ…島の危機の様ですね」

キョン「水竜が島を削ってるんだとよ」

古泉「ザリガニ君の故郷に何て事を!」

キョン「お前はボストンの何なんだ!」

891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 17:56:19.26 ID:RKGKH/tZO

古泉「ずいぶん探しているんですが…見つかりませんね」

キョン「一度外に出てみたらどうだ?案外ヒントがあるかもな」

古泉「外ですね。わかりました!」

892 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 17:59:02.91 ID:RKGKH/tZO

>‎古泉「おや?下に見えるあの出っ張りは何でしょうか?」

キョン「滝の裏側に繋がってるみたいだぞ」

古泉「そのようですね。一部、色が違う部分が入り口なのでしょうか…」

古泉「そう言えば一面滝のマップが有りましたね…。行ってみましょう!」


895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:04:38.39 ID:RKGKH/tZO

>‎古泉「ビンゴです!アレが水竜ですね!」

キョン「ああ。だが強いぞ」

古泉「一度様子見をしてみます。陣形は…」

古泉「おや?新しい陣形ですね…。玄武陣ですか」

キョン「ボストンの陣形だな。ターンの最後に自動回復するぞ」

古泉「コマンダーモードと同じですか?」

キョン「いや、ちょっと違う。戦闘不能の回復は出来ないし、1人でも戦闘不能になって陣形が崩れると回復はなくなる」

古泉「ですが毎ターン回復は嬉しいですね。これで様子を見ます!ホアタァ!」

896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:07:07.14 ID:RKGKH/tZO

水竜『スコール!』

古泉「フハハハハハ!痛くも痒くもな…………え?」
キョン「やれやれ。言っただろ?強いって」

古泉「スコールで300以上のダメージなんて予想外でした…。ボストン以外戦闘不能ですよ。」

キョン「ボストンは耐性があるから無傷だな」

古泉「ですがボストンだけ生き残っても…」


900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:09:46.93 ID:RKGKH/tZO

古泉「なにか対策ありませんか?虎穴陣にしても結局は回復が追い付きませんし」

キョン「そうだな…魚鱗持ってるか?」

古泉「偽物の財宝の洞窟で取ったものが一つありますね」

キョン「それな、水系の技を無効化できるんだぞ」

古泉「目から鱗です」

キョン「つっこまんぞ」

902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:11:46.91 ID:RKGKH/tZO

古泉「ですが一個だけでは…」
長門「魚鱗は魚系のモンスターが頻繁に落とす」

キョン「レベル上げと極意化も兼ねて集めてみればいい。」

古泉「ボストンの分は不要ですよね?」

キョン「ああ。今1個あるから、あと3個だな」

古泉「頑張ります!」


905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:16:52.00 ID:RKGKH/tZO

ボストン『カウンター!』

古泉「強っ」

キョン「まだカウンターの極意無かったんだな」

古泉「ハルヒの技は殆んど極意化出来てませんよ」

キョン「初閃きのサミングがまだ極意化されてないのに驚きだ」

908 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 18:25:02.14 ID:RKGKH/tZO

古泉「あらかた極意化も終りましたし、魚鱗集めに集中します!」

キョン「ようせいの一人舞台だな」

古泉「ですが、これだけ大車輪をしていれば腕はもうムキムキでしょうね」

キョン「知らんわ」

929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:15:38.97 ID:RKGKH/tZO

古泉「結構簡単に集まりましたね」

キョン「運が良かったんだな。敵もナメクジが出始めてたから、潮時だろうな」

古泉「では…ホアタァ!」

931 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:28:37.60 ID:RKGKH/tZO

長門「水竜はスコール以外の攻撃はカウンターできる。デザートランスの先頭にボストンを置けばかなりのダメージが期待できる」

古泉「なるほど。ですがそうなるとロビンが荷物になりますね…」

キョン「ロビンはトルネードで地相を変えればいい。敵は玄武地相で毎ターン999回復するから鬱陶しい」

長門「これからの敵は地相回復を打ち消すか否かで難易度が変わってくる。」

古泉「なるほど。では…ホアタァ!」

934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:37:19.13 ID:RKGKH/tZO

古泉「ボストンはカウンター、ロビンはトルネード、ハルヒは短勁、ノーラとようせいは…二段突きで」
古泉「あわよくば双龍破を閃きたいですね」

水竜『スコール!』

古泉「無駄無駄ァ」

ようせい『二段突き!』
ノーラ『二段突き!』

古泉「そう都合良く閃きませんよね」
ハルヒ『短勁!』
ロビン『トルネード!』

古泉「地相は…変わらない!」
古泉「差し引き1200ダメージってところでしょうか」

古泉「彼の言う通り、回復が鬱陶しいですね…」

936 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:46:23.14 ID:RKGKH/tZO

水竜『巻き付く!』
ボストン『カウンター!』

古泉「イィィィィヤッフゥゥゥゥゥ!カウンターが決まると気持ちいいですね!」

ピコーン!

古泉「おや?」

ハルヒ『超次元ペルソナ!』

古泉「ゥイィィィィィィカッコウィィィィィィィ!」
古泉「アレですね!閉鎖空間ですね!閉鎖空間バァァァン!」

938 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:50:32.50 ID:RKGKH/tZO

古泉「双龍破閃きませんね…」
ピコーン!
古泉「ようせいが!来たか!!ブルゥオォォォォォ…」
ようせい『ミズチ!』

古泉「はぁ!?双龍破じゃないんですか!?」

テレレレーレーテッテテー

古泉「しかもトドメの一撃ですか!?」

944 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 19:58:14.82 ID:RKGKH/tZO

古泉「ふぅ。超次元ペルソナの極意ですか…ザリガニ君に渡してあげましょうか」

古泉「?水龍の居た所に宝箱が。では遠慮なく」

ハルヒ『魔獣の革ね!』

古泉「…脱皮でもしたんでしょうか…」

946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:03:43.96 ID:RKGKH/tZO

古泉「ザリガニ君の故郷の危機は去りました!」

キョン「海底宮の場所は聞いたか?」

古泉「ええ。島に来たとき、片っ端から話しかけましたから。確か…」

長門古泉「ポイントHプラスマイナス0・Lマイナス100」

古泉「です!」

キョン「別に覚えなくてもいいんだぞ」

古泉「なんとぉぉ!」


950 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:10:35.63 ID:RKGKH/tZO

キョン「それを聞いておくとバンガードの行き先に海底宮が追加されるんだ」

古泉「ではいよいよフォルネウスと決戦ですね!」

キョン「初四魔貴族せんだな」

長門「高級傷薬を買い込むことを推奨する」

古泉「わかりました!」

954 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:16:42.99 ID:RKGKH/tZO

古泉「準備は万端!いざ海底宮へ!」

『バンガード サブマリンモードに移行します!』

古泉「なにそれカッコいい!武装錬金ですか!?」

キョン「いいから落ち着け。ブチ撒けるぞ」

960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:24:10.96 ID:RKGKH/tZO

古泉「ここが海底宮ですか…」
古泉「神秘的ですね」

長門「ここでしか取れないアイテムがいくつかある。探索はしっかり」

古泉「ええ。もとよりそのつもりですよ」

古泉「しかし通路が曲がりくねっている上に細い…」
キョン「水棲系が多いからな、避けにくいぞ」

古泉「避けきって見せます!」

ゾアァン

古泉「あ」

966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:32:54.20 ID:RKGKH/tZO

キョン「あ、右の壁。隠し部屋あるからな」

古泉「これはこれは。見過ごすところでした」

ハルヒ『いん石のかけらね!』

キョン「開発材料だな。」
長門「術師には有難い鎧が作れる」

古泉「他に隠し部屋はありませんか?」

キョン「隠し部屋はないが、もう少し進んだ所に合成術がある」

古泉「強いんですか?」

キョン「ドラクエで言うとテリーだな」

古泉「期待外れなんですね」

974 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:46:57.31 ID:RKGKH/tZO

古泉「フォルネウス兵がかけっこしています!」

キョン「邪魔しないように左端を走ってやりなさい」

979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 20:57:01.00 ID:RKGKH/tZO

長門「アビス」

古泉「ようやくですか…」
キョン「フォルネウスは無力化しにくいから気を付けろ」

長門「この強さだと陣形は虎穴陣以外推奨できない」

キョン「だが長門よ。虎穴陣だとボストンとハルヒの攻撃力ががた落ちだぞ」

古泉「虎穴陣で素早さが下がるんでしたよね」

長門「空気投げがある。投げ技は素早さに依存しない。それにフォルネウスは閃きLVが高い。バトル中に上位の投げを覚えられるはず」

古泉「では…初四魔貴族戦…ホアタァ!」

984 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 21:04:43.89 ID:RKGKH/tZO

とりあえずフォルネウス戦だけは終わらせたい

ハルヒ『これがアビスゲート…』

『アビスの力を知れ!』

古泉「音楽カッケェェェェェェェェェ!」ビクンビクン
古泉「…フォルネウスだせぇ。ただのグロテスクなポニョじゃないですか」
キョン「ポニョの究極体だ」

古泉「これはどうしましょう。ロビンはトルネード確定ですよね。で、ハルヒとボストンは空気投げ、ノーラとようせいは…どうしましょうか?」

長門「双龍破狙いの二段突き」

古泉「閃かなかったら悲惨ですね…まぁ良いでしょう。では!」ピピッ

フォルネウス『メイルシュトローム』

990 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 21:11:38.73 ID:RKGKH/tZO

古泉「なんですかこれ。無傷なんですが」
キョン「全体に即死もしくは水ダメージ。今の装備じゃ即死は無効化出来ないからな。運が良かった」

ピコーン!
古泉「いきなりですか!」ボストン『ナイアガラバスター!』
古泉「なんですかそれはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!カッコ良すぎでしょう!」

ピコーン!
ハルヒ『ジャイアントスイング!』スカッスカッスカッスカッスカッ
古泉「彼女は何を?」
長門「ミス。掴み損ねて照れ隠しで回っている」
古泉「左様ですか…」

『二段突き!』
『二段突き!』
『トルネード!』

古泉「地相は!?…変わりませんか…」

997 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 21:19:16.20 ID:RKGKH/tZO

古泉「ボストンはナイアガラバスター、ハルヒは…期待を込めて空気投げ、ようせい、ノーラは二段突き、ロビンはトルネード」ピピッ

フォルネウス『落雷!』
古泉「ギリギリですね」
フォルネウス『スコール!』
古泉「そんなもんは効かん!」
ボストン『ナイアガラバスター!』
ロビン『トルネード!』
ピコーン!
ハルヒ『流星蹴り!』
古泉「ポニョが歪んでますよ!普通に死にませんか!?」

キョン「知らん」

ピコーン!
古泉「なんと!」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 21:55:50.87 ID:RKGKH/tZO

ようせい『双龍破!』

古泉「URYYYYYYYY!来ましたよぉぉぉぉぉい!」

古泉「強いですね強いですね!ナイスタイミングようせいさん!すこしカウパ」

キョン「やめろ古泉!長門がひいてる!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:02:14.14 ID:RKGKH/tZO

フォルネウス『踏みつけ!』

古泉「ロビィィィィィィィン!耐えろぉぉぉぉぉぉぉ!」

キョン「うるせー!」

古泉「耐えた…耐えましたよ!きっと中で『まだだ…まだ終わらんよ…!』って言ってますよ!」

ようせい『双龍破!』
ボストン『ナイアガラバスター!』
ロビン『トルネード!』

古泉「さぁこいノーラ!」
ノーラ『二段突き!』

古泉「死ね!いやダメだ!生きてりゃ良いことある!」

ピコーン!
古泉「キタァァァァァァ!」
古泉ハルヒ『ナイアガラバスター!』

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:16:22.98 ID:RKGKH/tZO

古泉「ヤバいです!ロビンのJPが!地相が戻ります!」

長門「問題無い。双龍破は地相を蒼龍に変えられる」

キョン「それよりもボストンのWPは大丈夫か?」

古泉「…ナイアガラバスター1発分です!」

キョン「ヤッパリキツかったか…ハルヒは今閃いたばかりだから余裕あるが…」
長門「ハルヒは王冠着き。6発は撃てるが倒しきれるかは不明」

古泉「…ロビンは他の4人に比べれば貧弱な攻撃力ですし…」

キョン「どうする…?」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:37:34.42 ID:RKGKH/tZO

キョン「ボストンのカウンターで反撃を狙うのはどうだ!?」

長門「WPの消費は抑えられるが確実性に欠ける」

キョン「だがボストンはあと1発分しかWPがない!虎穴陣で投げ技以外の体術は弱体化している!他の技じゃナイアガラバスター1発分の威力に達しない!」
キョン「だがハサミカウンターなら8発撃てる上に弱体化しているとは言え威力もある!だったら…」

古泉「やりましょう!ボストンならきっと…いえ!かならず出来ます!」

キョン「古泉…ッ!」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:45:02.04 ID:RKGKH/tZO

古泉「そうと決まれば…」
古泉「ボストンはカウンター、ロビンは高級傷薬、ハルヒはナイアガラバスター、ようせいは双龍破、ノーラは…二段突きか…ミズチか…」

古泉「ミズチの威力は決して高いとは言えない…だけど二段突きよりは上だ…」
古泉「しかしミズチを選択すれば双龍破への道が断たれてしまう…」

長門「二段突き。私の姉さんは…裏切らない」

古泉「長門さん…」

古泉「…くっ…」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:50:43.28 ID:RKGKH/tZO

古泉「頼む…ボストンに爪を…!」

フォルネウス『落雷!』

古泉「マズイ!ノーラが…!」

長門「大丈夫」

キョン「まだ…立っている!」

長門「姉さんは負けない。姉さんは…私の姉さんだから」

ピコーン!

長門「ほら」

ノーラ『双龍破!』

長門「閃いた」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 22:55:07.83 ID:RKGKH/tZO

ロビン『高級傷薬!』
ようせい『双龍破!』
ハルヒ『ナイアガラバスター!』

古泉「…少し勝機が見えた気がします」

キョン「古泉!HPの確認だ!」

古泉「わかっています!ッ!?これは!」

キョン「ノーラのHPが!」

古泉「残り…3!?」

長門「ド根性」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:01:46.73 ID:RKGKH/tZO

古泉「ノーラを回復しなければ…」

古泉「ロビンで高級傷薬をノーラに…」


フォルネウス『踏みつけ』

古泉「またロビンが!」
キョン「大丈夫だ。さっきも耐えきったんだ。ほら見ろちゃんと立ってる」

長門「まだ」

フォルネウス『ぶちかまし』

キョン「しまった!」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:05:25.72 ID:RKGKH/tZO

ハルヒ『ナイアガラバスター!』

古泉「生き残ったのはハルヒとボストンの二人…」

キョン「どちらともへたり込んでるな…」

長門「万事窮す」

「まだです!まだ終わっていません!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:08:15.74 ID:RKGKH/tZO

みくる「シャッタースタッフです!ハルヒは生命の杖を持っている筈です!」

みくる「陣形が崩れた今!ハルヒの素早さはフォルネウスより高いはず!」

みくる「まだ立て直せます!」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:14:22.81 ID:RKGKH/tZO

古泉「朝比奈さん…!」

キョン「古泉!」

古泉「希望が…見えました!」

古泉「行きます…!」

ハルヒ『シャッタースタッフ!』

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:25:48.89 ID:RKGKH/tZO

古泉「なんとか立て直せました…」

みくる「まだフォルネウスの攻撃があります!」

フォルネウス『尾撃!』

キョン「しまった!縦列!」
みくる「大丈夫です」

ボストン「カウンター!」

キョン「そうか!反撃技の割り込み!」

古泉「ボストンが止めたんですか!?」

キョン「ああ!列攻撃や全体攻撃は行動選択順を追って判定が出る!最初の一人の回避技か反撃技が成功すれば後ろに被害は及ばない!」

みくる「まだ続いてますよ!」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:36:04.23 ID:RKGKH/tZO

フォルネウス『毒針!』

古泉「助かりました…」

キョン「ぶちかましがくるかとヒヤヒヤしたぞ」

みくる「勝てる勝負を…簡単に捨てちゃだめですよ?」

みくる「さぁ。コマンドを」

古泉「朝比奈さん…!」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:41:21.61 ID:RKGKH/tZO

フォルネウス『踏みつけ!』
みくる「そんなんじゃノーラは倒れません!」

フォルネウス『ファングクラッシュ!』

みくる「その程度の攻撃で、ようせいは墜ちません!」

ようせい『双龍破!』
ノーラ『双龍破!』
ハルヒ『ナイアガラバスター!』

パン!パン!コォォォォォォォ…

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:47:43.91 ID:RKGKH/tZO

古泉「…倒したんですか?」

キョン「ああ…。白熱したな」

長門「初見で勝てるとは思わなかった」

みくる「フォルネウスのHPは24000だそうです」
みくる「ぶちかまし直後のターンさえ凌げば確実に倒せる位まで古泉君は削っていたんですよ?」

古泉「朝比奈さん…。ありがとうございました…」

みくる「いえいえ。…実を言うとですね。ずっとウズウズしてたんですよ」

キョン「なんと」

長門「気付かなかった…」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/25(金) 23:49:43.03 ID:RKGKH/tZO

みくる「今日はもう時間ですので部室、閉めますよ?」

みくる「明日は…私も」

みくる「混ぜてくださいね?」


176 名前: ◆Tegn1XdAno [] 投稿日:2009/09/25(金) 23:55:55.14 ID:RKGKH/tZO

はい!とりあえず完!
いろいろ辻褄があってない所とかあったけどご容赦を。
ぶっちゃけミズチから双龍破閃いた事無かったから、派生するなんて知りませんでした!

あと存在を忘れていたみくるがこんなんになるとは思わんかったなぁ

ではでは、だらだらと長い駄文に付き合って頂きありがとうございました。またどこかで!

189 名前: ◆Tegn1XdAno [] 投稿日:2009/09/26(土) 00:02:55.62 ID:pkaRXdLFO

追伸

完結?させたSSはこれが2つ目!
もしよかったら

GGG付属中出身!獅子王凱!

も見てくれたら嬉しいな



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