ハルヒ「SOS団飽きた」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:涼宮ハルヒの「私だって恋愛で浮ついたりしたわよ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 05:35:20.99 ID:fBDBvYAg0

キョン「は?」

ハルヒ「飽きた」

古泉「…………」

ハルヒ「解散」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 05:45:00.36 ID:8d5NGgL20

キョン「おいおい、笑えない冗談はやめろ」

ハルヒ「冗談じゃないわ。本気よ!今日限りでSOS団は解散するから」

キョン「ふざけるな。何もかもいきなりすぎだ。まずワケを言えワケを」

古泉「…」

長門「…」パタンッ

みくる「ふぇー…」

ハルヒ「今言ったでしょ。飽きちゃったの、この団に。だから解散」

キョン「マジで言ってんのか?」

ハルヒ「あたしは冗談は嫌いよ」

キョン「ふざけるな」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/12(土) 05:55:19.64 ID:8d5NGgL20

キョン「お前が辞めちまったらこの団の存在意義すらなくなるだろ」

ハルヒ「分かってるわよ。だから言ったでしょ、『解散』って」

キョン「…それはいくらなんでもわがまますぎるんじゃないのか?」

キョン「お前が勝手に作って勝手に俺達を集めといていきなり解散はねーぞさすがに」

ハルヒ「…」

キョン「わざわざ他の部活に入らなかったり辞めたりした俺達はどうなるんだよ!」

ハルヒ「違う部活でも入ればいいじゃない。それか帰宅部とか?」

キョン「今からか?」

ハルヒ「別に入れない事もないでしょ?」

キョン「そういう問題じゃない。お前には責任感というものがないのか?いくら横暴な奴とは言っても
そういう物だけは持ち合わせていると思ったんだがな」

ハルヒ「うるさいわねー…。何しようがあたしの勝手でしょ!あたしが作った団なんだからあたしが解散させる
権利を持ってるの!いちいち口出ししないで!今日限りでSOS団の活動は終了します。解散!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:04:11.60 ID:8d5NGgL20

バキッ!

ハルヒ「くぎゅ!!」

ドサッ!

ハルヒ「………え……?」

みくる「……」シュー

ハルヒ「なっ……な、何すんのよいきなり!!」

みくる「お前は…やりすぎた…」

ハルヒ「…は?」

みくる「お前は、やってはならないことをした」

みくる「故に我が鉄拳で制裁を下す事にした…」

ハルヒ「……」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:09:34.55 ID:8d5NGgL20

キョン「ちょ…朝比奈さん!何してるんですか!」

みくる「とめるでない!とめるでない!」

キョン「いやいや…いくらなんでも殴っちゃ駄目でしょ…どうしたんですかいきなり…」

みくる「とめるでない!とめるでない!恨みじゃー積年の恨みじゃー!」

キョン「おい古泉!見てないでお前も手伝え!」

古泉「…・…ふむ」

テクテクテク

古泉「……」

バキッ!!

ハルヒ「ぎゃああ!!」

キョン「え!?ちょ、おま……何でお前まで蹴るんだよ!!!!!」

みくる「恨みじゃー!恨みじゃー!」

古泉「いえ…特に理由はありませんが何となく蹴りたくなったもので」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:15:59.40 ID:8d5NGgL20

キョン「ハルヒ!大丈夫か!?」

みくる「恨みじゃー!恨みじゃー!積年の恨みじゃー!」

キョン「ちょ…お前はいい加減大人しくしてろっつー……の!!」

ボカッ!

みくる「ぎゅ!!……」

バタン

キョン「フー…ハルヒ!大丈夫か!?」

ハルヒ「っうっう…痛い……鼻が痛い…鼻が痛いよー…」

キョン「うわ、血出てきてるじゃねーか。ほら、これで押さえておけ。他は?大丈夫か?」

ハルヒ「うぅ……ひっぐ…」コクンッ

キョン「そうか…良かった。じゃあちょっと待っててな、すぐ保健室に運んでやるから」

スッ

キョン「てめー……どういうつもりだ」

古泉「おやおや、そうとうご立腹の様ですね」クスクス

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:21:17.75 ID:8d5NGgL20

古泉「なぜ、あなたが怒るのですか?僕が蹴ったのは涼宮さんですよ?」

キョン「あ、古泉うしろ!あぶねぇ!」

古泉「え?」クルッ

キョン「えい」

グサッ!

古泉「……え?」

ズリュ!……ボタボタボタ…

古泉「さ、さ、…刺しましたね…」

キョン「あったりめーだ。ハルヒの顔蹴っておいてタダで済むと思ったか。しね!」

バタンッ!

古泉「くそ!僕とした事が……」

ズシ…

古泉「ギャー!!!」

キョン「ああん?痛いのか?ここが痛いのか?ほれほれ」

グリグリグリ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:26:43.55 ID:8d5NGgL20

古泉「ギャアアアアア!!やめてください!!痛い!!いたいいいいいい!!」

キョン「ハルヒの痛みはなー…こんなものじゃなかったんだぞ!」

古泉「ギギイイイイイイイ!!!絶対僕の方がいたい……ぐぎゃうあああああ!!」

グリネチョグリネチョ

みくる「キョン君!それ以上やったら本当にしんじゃ」

ズバッ!!

みくる「……な…」

キンッ…!

ドサ…

長門「…白豚は黙ってろ…」

キョン「ほれほれ」

古泉「…絶対…に…ゆる…さな…い…から…な…」

キョン「あ?何だって?」

古泉「仲間が…かならず…」

キョン「ちゃんとしゃべれこのホモが!」
グサッ!

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:33:15.75 ID:8d5NGgL20

古泉「………」

キョン「死んだか…」

キョン「長門。そっちは?」

長門「頭部と胴体を分離させておいた。再び活動を再開させることはない」

キョン「よし、良くやった。ハルヒ保健室行くぞ」

ハルヒ「……あんた達何やってるの?」

キョン「は?」

ハルヒ「死体の処理の方が先でしょ!どうするのよこんな血だらけにしちゃって!」

キョン「あ、そっか」

長門「いけね」

ハルヒ「早いとこ片してしまいましょ」

長門「まかせて。情報連結解除すればすぐ済む」

キョン「さすが長門」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:40:15.44 ID:8d5NGgL20

長門「えーい!」

長門「………おわっtぐちゃぶろえええええええ!!!!!!!!」

長門「……」ドサッ!

キョン「長門おおおお!ハルヒ何してるんだ!」

ハルヒ「なーに、大したことしてないわよ。後ろからこの注射器で対TFEI端末用のナノマシン注入しただけ」

キョン「何のナノマシンだ!?」

ハルヒ「TFEI端末が内部から細胞膨張を始めて破裂するやつ」

キョン「……ハルヒ…」

ハルヒ「なぁに?キョン♪」

キョン「良くやった!」

ギュ!!

ハルヒ「ふふ♪痛いよぉキョン♪」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:47:03.19 ID:8d5NGgL20

キョン「こんなにうまくいくとはな」

ハルヒ「ええ…あたしもびっくりしたわ」

キョン「これで邪魔者はいなくなって、晴れて二人きりだな」

ハルヒ「そうね……う、嬉しくなんかないんだからねっ!ちょっと目にゴミが入っただけなんだから…」ゴシゴシ

キョン「はは…もう隠さなくたっていいよ。俺達しかいないんだから」

ハルヒ「そうね……でもキョン、本当に目にゴミが入った見たい…ふふ…もうやだー」ゴシゴシ

キョン「大丈夫か?どれ見せてみ」

ハルヒ「こっちの目なんだけど…何か入ってる?」ジー

キョン「うーん?…」ジー

ビシュ!!

キョン「な……」

ハルヒ「甘いわね……ミクルビームよ…」

キョン「……」

ドサ!

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 06:56:30.64 ID:8d5NGgL20

ハルヒ「あっはっは!!あっはっは!」

ギィ……

ハルヒ「クキキキキキ!コココココココココ!!」
キョン「何、笑ってんだ?」
ハルヒ「誰!?」
キョン「俺だけど?」
ハルヒ「………そ、そんなはず!!…だってキョンはここで死んでるじゃない……う、嘘だ!」

キョン「そいつが顔以外に俺であるという証拠でもあるのか?」

ハルヒ「……に、偽物だったの!?」

キョン「今頃気付いてもおせーよ……死にな…」スッ

ハルヒ「……ふっふっふっふ…馬鹿なのはあんたの方ね!!あたしが本物であるとも言ってないわよ!」

キョン「なっ!」

ベリベリベリベリ

朝倉「涼宮さんならとっくにあたしがヤっちゃたわよ!」

ベリベリベリベリ

黄緑「あ、あのー……キョン君もあたしが既にヤっちゃいましたけど……」

朝倉「………」
おわり



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