古泉「僕が死んでも代わりは居ますから」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:朝倉「何で私のベッドにいるのよ」キョン「今朝は寒いからな」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 13:44:36.08 ID:ntoOPfBG0

キョン「どうした古泉、顔色が酷いぞ」

古泉「なぁに、大丈夫ですよ。夏バテってやつですかね」

キョン「たいしたことないならいいが・・・無理してないか?」

古泉「心配してくださるんですか?ですが僕とこのような会話をしていると一部女子の方々が大喜びを」

キョン「まあ、冗談が言えるなら大丈夫・・・か」

古泉「そういうことです。さてどうです?一局将棋でも」

キョン「いいだろう、今日は何枚落ちだ?」

古泉「んっふ、平手で十分ですよ」

長門(古泉一樹の生体反応が消えかけている・・・)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 13:48:01.22 ID:ntoOPfBG0

キョン「・・・信じられん。負けた」

古泉「実は寝る間を惜しんで修行してたんですよ、川原で」

キョン「ホームレスのおっさんとか・・・って、そんなことしてるから体調を崩すんだ!」

古泉「おや、それもそうですね。失礼ですが今日は帰ると団長に伝えてくれませんか」

キョン「それはかまわんが・・・大丈夫か?」

古泉「告白ですか?」

キョン「早く帰れ」

ガチャ
古泉「・・・おっと、朝比奈さん。お先に失礼しますね」

朝比奈「あ、はい・・・?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 13:50:50.01 ID:ntoOPfBG0

朝比奈「古泉くん、なんだか調子悪そうでしたけど・・・?」

キョン「あの馬鹿、ずっと寝ずに将棋指してたんだそうです」

朝比奈「・・・心配ですね」

キョン「・・・あいつのことだし、大丈夫とは思いますがね。あ、着替えるなら俺は出ますよ」

朝比奈「はい、すぐ着替えちゃいますからちょっとだけ待っててくださいね」

長門「・・・・・・」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 13:53:22.49 ID:ntoOPfBG0

キョン(まさか本当に将棋指してたわけでもあるまいし・・・な・・・)

キョン(心配は心配だが、まあ普通に体調が悪いだけかもしれん)

キョン(ハルヒ絡みの人物に異常があると流石に不安だ・・・)

朝比奈『着替え終わりましたー』

キョン「あ、はい」

キョン(まあ考えても俺にはわからないことだな)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 13:56:06.40 ID:ntoOPfBG0

朝比奈「お茶どうぞ。今日は涼宮さんは・・・?」

キョン「ああ、例によって掃除当番です」

朝比奈「そうですか。あ、長門さんもどうぞ」

長門「・・・涼宮ハルヒが来る前に、話しておきたいことがある」

長門「古泉一樹は現在、生死の境にいると考えていい」

キョン「・・・!?どういうことだ長門!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:00:23.23 ID:ntoOPfBG0

長門「言葉通り。原因はわからないが、彼は今瀕死と考えていい」

朝比奈「そんな・・・!古泉君が・・・」

キョン「これは、ハルヒが望んだことなのか」

長門「恐らくそれは無い。情報に変化が及んだ形跡は無い。・・・彼は、いわゆる寿命が尽きようとしている」

キョン「高校生だぞ・・・?そんなことって・・・」

長門「彼は普通の高校生ではない。本来持ち得るはずもない力を持っている」

キョン「あれが負担になって・・・ってことか」

長門「恐らく」

朝比奈「・・・なにか、なにか出来ることはないんですか?」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:03:50.47 ID:ntoOPfBG0

長門「現時点でわかることは、彼の活動限界だけ」

キョン「・・・くそっ!俺たちには何もできないのか!」

長門「・・・その活動限界は、恐らく次に能力を行使したとき」

朝比奈「え、それって・・・」

キョン「つまり、日常生活を送るだけなら・・・」

長門「彼の生命活動に支障はないと思われる」

キョン「じゃあ・・・閉鎖空間さえ発生しなければ」

長門「いずれ体力は回復する」

朝比奈「古泉君・・・!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:07:37.52 ID:ntoOPfBG0

長門「現在の彼は身体的にはなんら問題はない」

長門「ただ、恐らく脳にかなりの負担が掛かっている」

長門「次に能力を行使した場合、・・・たとえそれが何年後でも」

長門「彼の脳細胞は、確実に死滅する」

キョン「古傷は消えないってことか・・・だが希望は見えたな」

朝比奈「涼宮さんの機嫌が悪くならなければいい・・ってことですね!」

キョン(それか奴を機関とやらから抜けさせる・・・しかなさそうだな)

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:11:10.52 ID:ntoOPfBG0

バァン!
ハルヒ「お待たせー!・・・?どうしたの皆」

キョン「お、おおハルヒか!待ってたぞ!」

朝比奈「す、涼宮さん!い、今お茶いれますねー・・・」

ハルヒ「なーんか変ね・・・まあいいわ、ところで古泉君はまだなの?」

キョン「ああ、体調不良だそうでな。先に帰ったぞ」

ハルヒ「あらそうなの?心配ね」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:15:13.83 ID:ntoOPfBG0

キョン「ハルヒ、次の活動はどうするんだ?」

ハルヒ「どうしたの・・・?やけに積極的ね」

キョン「なに、やっとわかったんだ。SOS団の素晴らしさが」

ハルヒ「なんだ、そういうこと。理解の遅いヤツ!そんなの最初からわかってたでしょー」

朝比奈「そうですよーキョン君。この団は素晴らしい団なんですから」

キョン「朝比奈さんまで・・・」

長門「速さが足りない」

ハルヒ「有希ったら言うじゃない!」

キョン「まったく・・・」

キョン(だが、こうしてハルヒが機嫌よくしている間は古泉は死なない。それが今最重要だ)

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:21:37.33 ID:ntoOPfBG0

それから数日、俺と朝比奈さん、あとたまに長門はひたすらハルヒのご機嫌取りをしてすごした。
朝比奈さんのバニースーツの布面積が減ったり、長門のスカートたけが膝上30cmになったりした。
とにかくハルヒを最優先にして過ごした。
その間、一度も古泉は登校してこなかった。

ハルヒ「今日は何をしようかしらねー」

キョン「俺は団長様の意向にしたがうぞ」

朝比奈「けど出来ればおとなしい活動がいいです・・・」

長門「朝比奈みくるに同意」

ハルヒ「そうね・・・ここのところ古泉君を見てないわ」

キョン「ああ、休んでるからな」

ハルヒ「決めた!お見舞いに行きましょう!」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:25:38.22 ID:ntoOPfBG0

キョン「見舞いって・・・古泉のか」

ハルヒ「そうよ。なんたってSOS団副団長だもの、団員総出でお見舞いよ!」

キョン「(長門、大丈夫なのか)」

長門「(恐らく涼宮ハルヒとの接触は彼に良くない変化を与える)」

キョン「(よしわかった全力で阻止する!)」

キョン「あー、その、ハルヒ。体調の悪い人間ってのはだな、あんまり騒がしくしない方がいいんだそうだ」

ハルヒ「わかってるわよ。静かにお見舞い行けばいいんでしょ?」

キョン「そうなんだがな・・・なんというか、弱ってるときの姿って他人に見られたくないもんだろ?」

ハルヒ「私達は他人じゃないわ!SOS団の一員は家族みたいなものよ!」

キョン(駄目だこいつ・・・)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:29:47.86 ID:ntoOPfBG0

ハルヒ「さっきまで私に従うとか言ってたわりに乗り気じゃないみたいね」

キョン「いや、そういうわけじゃ・・・」

ハルヒ「もしかして私に何か隠してない?」

キョン「いや、そんなことないぞ!」

朝比奈「そうですよ!涼宮さんが不機嫌だと面倒になるから機嫌とろうなんて思ってません!」

キョン「あっ・・・朝比奈・・・さん・・・」

ハルヒ「・・・そう」

キョン「待て、ハルヒ、違うんだ。俺たちは別に」

ハルヒ「・・・帰る」

キョン「待てって!」

ハルヒ「うるさい!」

バタンッ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:35:52.69 ID:ntoOPfBG0

朝比奈「ご、ごめんなさい・・・私・・・私・・・」

キョン「泣いてもしょうがないでしょう!・・・すいません、きつく言い過ぎました」

キョン「けど、泣いていてもしょうがありません。今は誤解を解かないと」

長門「恐らくそれは不可能」

キョン「・・・何故だ」

長門「今涼宮ハルヒは何者とも接触を持ちたくないと願っている」

キョン「なるほどな・・・つまり絶対にハルヒにはコンタクトできないと」

長門「そういうことになる。そして今回はあなたもその内に含まれている」

キョン「どうしようも・・・ないのか・・・!」

長門「だが、古泉一樹に接触することは可能」

朝比奈「じゃあ、古泉君を閉鎖空間に向かわせなければ・・・!」

キョン「・・・こうしちゃいられん!朝比奈さん!長門も手伝ってくれるか!」

朝比奈「勿論です!私のせいなんですから・・・!」

長門「彼の存在は少なからず涼宮ハルヒに影響を与えている・・・それに、私も彼に影響を受けている」

長門「可能な限り、助力する」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:39:26.76 ID:ntoOPfBG0

ハルヒ「・・・キョンもみくるちゃんも、多分有希だって・・・」

ハルヒ「私のことを面倒なヤツだって思ってたんだ」

ハルヒ「古泉君だって、本当に体調不良なの・・・?」

ハルヒ「違う。きっと私が嫌になったんだ・・・」

ハルヒ「だったらもういい・・・!」

ハルヒ「こんな世界・・・皆が私を嫌う世界なら・・・」

ハルヒ「無くなってしまえば・・・!」


プルルルルル

ピッ

古泉「やれやれ・・・最後のバイト、ですか」

52 名前:さるった[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:50:13.34 ID:TcuxVGXNO

長門「…!」

キョン「長門!どうした!」

長門「世界の構成情報に異変」

朝比奈「それって…」

キョン「…閉鎖空間か!」


古泉「最後のバイトと思って無理して外に出てみれば」

古泉「いつぞや以来の大規模な空間発生ですね」

古泉「少し気が引けますが…」

古泉「派手な最後になりそうですね」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 14:54:59.55 ID:TcuxVGXNO

長門「古泉一樹は未だ無事」

キョン「場所はわかるか!」

長門「少し距離がある」

キキーッ
バンッ
朝比奈「キョン君、長門さん!乗って!」

キョン「朝比奈さ…これ誰の車ですか!」

朝比奈「先生の借りちゃいました」

キョン「ましたって…免許は」

朝比奈「…禁則事項、です」

キョン「とんでもない人ですねあなたは…ですが、魅力的です!」

長門「ナビゲートする」

朝比奈「飛ばしますよ!シートベルトしてください!」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:01:12.85 ID:TcuxVGXNO

古泉「おやおや…神人が1・2…数えきれませんね」

古泉「あれは誰でしょうか…?頑張ってますね」

古泉「おっと、上手く避けましたよ」

古泉「なんて、観戦してる場合じゃありませんね」

古泉「頭が鉛になったみたいです…なったことないですけど」

古泉「体が自分のじゃないみたいですね…」

古泉「さて…やりますか」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:05:29.96 ID:TcuxVGXNO

古泉『さて、近場の仲間は…』

古泉『あれは…学校に集中して神人が…』

古泉『涼宮さんは学校が嫌いになったようですね…』

古泉『あんな数をまともに相手できるわけないですし、ここは仲間と…』

古泉『他で手一杯のようですね。仕方ない』

古泉『学校より仲間のサポートに回りますか』

古泉『さらば、我が学舎』

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:12:39.22 ID:TcuxVGXNO

古泉『大丈夫ですか?』

機関員『助かる!』

古泉『今回はいかんせん数が多すぎますが…なんとか踏ん張りましょう』

機関員『そうだな…』

古泉『…と、言った矢先に失礼ですが』

機関員『どうした?』

古泉『あそこは僕の学校でして、どうも僕が守らなければいけないようです』

機関員『あそこって…お前、あの数を相手にする気か』

古泉『ええ、そのつもりです。貴方の援護はできませんが』

機関員『馬鹿野郎、学生に心配される大人がいるかよ。早く行かないと間に合わなくなるぜ』

古泉『…すいません。では、行って来ます』

機関員『俺もすぐ仲間とそっちに向かう。…死ぬなよ』

古泉『貴方も』

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:17:32.39 ID:TcuxVGXNO

キョン「荒い!朝比奈さんの運転は荒い!」

長門「胃の内容物が口腔内を目指している」

朝比奈「堪えてください」

キョン「長門!まだなのか!そろそろ俺の胃も限界だ!」

長門「座標的にはそろそろなはず。…そこに入り口がある」

朝比奈「わっかりましたぁ!」

ギャルギャルギャル

キョン「荒い!」

長門「嘔吐しそう」

キョン「…だが、どうやら侵入には成功したようだな」

長門「エロエロエロエロ」

朝比奈「長門さん…」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:24:27.71 ID:TcuxVGXNO

キョン「古泉は…?」

長門「…すでに」

朝比奈「まさか…」

長門「能力を、使っている」

キョン「間に合わなかった…!」

長門「恐らくあと十分もせず限界が訪れる」

キョン「古泉はどこだ?」

長門「…あれが、古泉一樹」

キョン「学校…学校を守ってるのか?」

長門「涼宮ハルヒの今最も嫌いな場所」

朝比奈「涼宮さん…」

キョン「長門…援護してやってくれ」

長門「…この空間では、私の権限も著しく制限される」

キョン「…くそっ!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:30:33.12 ID:TcuxVGXNO

古泉『流石に…厳しいですね』

古泉『いつもなら最低二人で相手してる神人が…あと五体』

古泉『どうにも…疲れます』

古泉『…ん?あれは…』

キョン「古泉!頑張れ!古泉!」

古泉『キョン君…』

朝比奈「古泉君!」

古泉『朝比奈さん』

長門「頑張って」

古泉『あはは、声が小さくて聞こえませんよ長門さん』

古泉『けど、伝わりました』

古泉『僕がどうなろうと、彼等が通うこの学校だけは』

古泉『潰させは…しません!!』

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:38:32.95 ID:TcuxVGXNO

キョン「あいつ、確か普段は何人かで神人と戦ってるって…」

朝比奈「だって、今の古泉君は一人で…」

キョン「確かに一人なのに…もう三体も倒して…」

長門「違う」

長門「もう四体」


古泉『信じられませんね』

古泉『僕自身も、自分を動かしているのが何なのかわからない』

古泉『…人間は、案外簡単に神に勝てるのかも知れませんね』

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:45:24.04 ID:TcuxVGXNO

古泉『とはいえ…流石に限界です』

古泉『もう満足に飛行もできない』

機関員『よう!すげえじゃねえか学生!』

古泉『あなたは…』

機関員『俺だけじゃないぜ?お前の頑張りにあてられてな。みんな集まって来てる』

機関員『お前は少し休め。後は俺達に任せてな』

古泉『なんだ、みなさんすごいじゃないですか。…では、お言葉に甘えて』


キョン「こっちに来てるぞ!」

朝比奈「古泉君…」

古泉『皆さん、もう大丈夫ですよ。機関の仲間が戦ってくれてます』

長門「古泉一樹、あなたは…」

古泉『言われなくとも、気付いてますよ』

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:51:43.35 ID:TcuxVGXNO

古泉『今まで戦えたのが不思議なくらいです』

古泉『戦闘の昂りが落ち着くに従って視界が暗くなってきてますよ』

古泉『もうこの姿では…いられませんね」

キョン「古泉…」

古泉「そんな顔しないでください。ぼ…くは…結構…満足してるんです」

朝比奈「古泉君!」

古泉「ははっ…もう立つこともままならない。キョン君、朝比奈さんに抱っこされてるんですよ?羨ましいでしょう」

キョン「ああ…羨ましいな」

古泉「だからそんな顔しないでください。僕が死んでも代わりは居ますから」

キョン「どういうことだ…?」

古泉「期間には、まだ年齢の近い仲間がいます。僕が死ねばその内の誰かが代わりに派遣されるでしょう」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 15:57:37.09 ID:TcuxVGXNO

朝比奈「そんな…」

古泉「そういうものです…そろそろ意識も曖昧になってきました」

キョン「おい!しっかりしろ!」

古泉「長門…さん…なんとか…涼宮さんに、連絡を…取れないでしょうか」

長門「…不可能では、ない。短時間なら、なんとか可能」

古泉「どのくらい…ですか」

長門「最長で一分程度しか持たない」

古泉「十分…です。やってください…」

長門「…了解した」


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:12:31.83 ID:TcuxVGXNO

ピリリリリリ

ハルヒ「…?古泉君…いや、出たくない」

留守番電話サービスに…

古泉「おや…出てくれませんか」

古泉「まあいいでしょう」

『あー涼宮さん。…今まで黙っていたことをお話します』

ハルヒ「…やっぱり私を避けて…」

『じ…つは、僕は、超能力者なんです。涼宮さんが…睨んだ通り、ね』

ハルヒ「バカにして…!やっぱりみんな消えちゃえば…!」

『ずっと戦ってました。貴方の事が嫌いでしたよ…ずっとね。詳しくは省きますが、僕は…貴方のワガママに付き合わされてきた』

『命がけで戦って…日常生活でも振り回され…大変でしたよ』

『けど、何故か楽しかった。楽しかったんです。貴方達といるのは』

『今から僕は死ぬでしょう。これは最早逃れようがありません』


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:17:34.00 ID:TcuxVGXNO

『後任が行くと思います…妙な時期の転校生です。勧誘してやってください…』

『そして、教えてあげて下さい。僕がそうだったように』

『とんでもなくキテレツで、…とんでもなく、楽しいせか』
プチッ

ハルヒ「古泉君…?」

古泉「切れちゃいました」

長門「…限界」

キョン「長門!もう少し…無理なのか!」

長門「これ以上の権限は私には無い」

キョン「くっ…」

古泉「いい、んです。だいたい…つたえ、ましたから」

古泉「そろそろ、おわ、かれ…です」

キョン「おい!古泉!」

朝比奈「いやっ!しっかりしてください!」

長門「…延命を試みる」

古泉「もういいんですよ…いいんです」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:22:41.77 ID:TcuxVGXNO

ハルヒ「古泉君…辛そうだったな…」

ハルヒ「…うん。私も楽しかったよ」

ハルヒ「色々無茶言っても、ずっと笑顔だったよね」

ハルヒ「嫌だよ…」

ハルヒ「古泉君の代わりなんていない…副団長は古泉君以外じゃだめなんだよ…」

ハルヒ「古泉君も…みんなも…」


ハルヒ「やっぱり、消えちゃやだ!」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:28:04.30 ID:TcuxVGXNO

ハルヒ「次の活動はどうしようかしら」

キョン「おとなしい奴にしろ、おとなしい奴に」

朝比奈「お茶が入りましたよー」

長門「…熱い」

ガチャ

キョン「おう、遅かったな」

朝比奈「今お茶入れますねー」

長門「熱いから気をつけるべき」

ハルヒ「よし!全員揃ったし、次回の活動を考えるわよ!」

古泉「実は知り合いが別荘を持ってましてね…」



おわり

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:34:42.29 ID:ntoOPfBG0

ぶっちゃけさるくらった辺りからやる気ゲージがもっすごいもっすごい削れていったよね

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/29(土) 16:44:00.41 ID:ntoOPfBG0

またどっかにスレ立ててたら見てくれたら泣いて喜ぶ
じゃあの



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