古泉「おや、皆さん奇遇ですね」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「あなたに興味はない」 山崎「と見せかけて!?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 21:25:03.79 ID:A/um2xzJ0

古泉「まさか部活でもない日に駅前でお会いするとは」

みくる「私は服を見に……長門さんは?」

長門「……古本屋に」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 21:46:27.26 ID:A/um2xzJ0

古泉「ここで会ったのも何かの縁。所属が違えどお茶でもいかがでしょう?」

長門「……飲む」

みくる「いいですね〜」

古泉「ではあそこの喫茶店にでも入りましょう」

カランコロン

みくる「でに本当に珍しいですよね、この組み合わせ」

長門「……中々無い」

古泉「ですねぇ」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 21:54:00.76 ID:A/um2xzJ0

古泉「ところで誘っておいてなんですが、お二方用事はよろしいのですか?」

長門「いい。本ならいつでも探せる」

みくる「私も大丈夫です。古泉くんは何をしてたんですか?」

古泉「最近、涼宮さんたちも仲がよろしいようで。暇なもので映画でも、と」

みくる「そうなんですかぁ。何を見る予定だったんですか?」

古泉「いえ、特に予定は」

ご注文はお決まりでしょうかー

長門「……チョコパフェ一つ」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:00:16.49 ID:A/um2xzJ0

古泉「あ、僕はコーヒーで」

みくる「私は紅茶をお願いします」

かしこまりましたー

古泉「……しかし、言い方は悪いですが彼らがいないと平和ですねぇ」

みくる「涼宮さんはいつでも元気いっぱいで楽しいんですけど」

長門「……のんびりも……良い」

古泉「同感です」

みくる「……あの……」

古泉「どうしました?」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:06:21.41 ID:A/um2xzJ0

みくる「正直、最近の涼宮さんとキョンくん、どう思いますか?」

古泉「どう、と言いますと?」

みくる「最近とっても仲が良いと思いません?」

古泉「ああ、そういう。そうですね、実は僕たちに内緒で付き合ってるんじゃないかと思いますよ」

長門「ここ半月の二人の会話時間がそれ以前に比べて26%多くなった」

みくる「やっぱり、ですよねぇ……」

古泉「……失恋、ですか?」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:13:35.75 ID:A/um2xzJ0

みくる「ううん、そういうのじゃないんです。でもなんか、ちょっと寂しいなって」

古泉「言わんとしていることはなんとなくわかりますよ」

みくる「最初はちょっと辛かったけど、今は大事なSOS団だから」

長門「本来の任務は涼宮ハルヒの観察。でも」

古泉「ちょっとした疎外感、というところでしょうか」

おまたせしましたー

古泉「僕たちはこのパフェのようなもの。アイスとクリーム抜きでは寂しいでしょうからねぇ」

長門「古泉一樹。そういったキザな台詞は店員が去った後に言うことを推奨する」

みくる「確かにちょっと恥ずかしいですね」

古泉「……」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:24:45.28 ID:A/um2xzJ0

みくる「前から思ってましたど、古泉くんって何かに例えたり、難しい言葉を使うことが多いですよね」

古泉「超能力を得てから周りに大人の知り合いが増えましたからね。その影響だと思いますよ」

長門「最近は女性誌なども読むが、その態度はナルシストのそれに近い」

古泉「気を付けるようにしましょう。というより長門さんが女性誌を読むことに驚きですが」

長門「進化の可能性はどこに潜んでいるかわからない」

古泉「とりあえず女性誌の中には無いと思いますよ」

みくる「あ、私の部屋にある雑誌お貸ししますか?」

長門「是非。今度取りに行く」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:35:16.04 ID:A/um2xzJ0

みくる「はい、美味しいお茶を用意してまってますね」

古泉「さて、この後どうしましょう?」

みくる「え〜と、古泉くんにお任せします」

長門「任せる」

古泉「おや、責任重大ですね」

古泉「……では本屋に寄った後に服を見る、というのはどうでしょう」

みくる「え、でもいいんですか?」

長門「古泉一樹のしたいことが入っていない」

古泉「僕の行きたいところは時間があったら最後に行く、ということで」

みくる「長門さんがそれで良ければ」

長門「問題ない」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:42:42.84 ID:A/um2xzJ0

古泉「決まりですね。ではお二人は先に外で待っていて頂いてください。ここは僕が持ちましょう」

みくる「でも悪いですよぉ」

古泉「いえ、元はと言えば僕がお茶に誘った訳ですから。お気になさらず」

みくる「そうですかぁ。ありがとうございます」

長門「感謝する」

古泉「ふふ。美女二人にご馳走するのであれば悪い気はしませんよ」

カランコロン

古泉「お待たせしました。では近いですし、本屋から先にいきましょうか」

長門「……」コクリ

みくる「はい、いきましょう」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:59:01.92 ID:A/um2xzJ0

古泉「……ここが長門さんご贔屓のお店ですか」

長門「そう、レアな本が……たまにある」

みくる「ふえ〜、古本屋さんって初めてかも」

お、有希ちゃん今日は友達連れかい?

長門「そう」

あ、そうだ! この前話してた奴、入ったから取って置いたよ

長門「そう。少し店内をみる」

おう。ごゆっくり!

古泉「すっかり店主の親父さんと仲良しですね」

みくる「ちょっとびっくりです」

古泉「ふふ、僕もです。彼の影響か、本当に人間らしく……。いえ、長門さんらしくなりましたね」

みくる「ふふふ、そうですね」

古泉「長門さんはもう本の世界の住人になっているようですし、僕たちもたまには活字の世界を体験しましょうか」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 23:05:13.80 ID:A/um2xzJ0

みくる「そうですね。私たちの時代はもう文書は紙ベースじゃないから、こういうところって凄く新鮮です」

古泉「いまの時代ですでにそうですからね、未来ならなおさらでしょうね」

長門「……私たちならばデータを何かに映す必要すらない。でも本は紙という媒体に情報をインクで記す原始的な物」

長門「それが私はとても好き」

古泉「長門さんらしいというか、意外というか」

みくる「私もなにか一冊買おうかな……」

古泉「長門さんのオススメはなんですか?」

長門「いまここにはない。今度貸す。朝比奈みくるにも」

みくる「じゃあ今度私の雑誌を貸すときに交換しましょうか、でもその本どんな内容ですか?」

古泉・長門「ユニーク」

古泉「でしょうね」

長門「……」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 23:10:11.10 ID:A/um2xzJ0

……じゃあ有希ちゃん、またね!

長門「……」コクリ

古泉「では長門さんの買い物も済みましたし、今度は服を見に行きましょうか」

長門「いく」

みくる「ここから割と近いお店ですから」

古泉「はい、では行きましょう」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 23:24:39.80 ID:A/um2xzJ0

いらっしゃいませー

みくる「ちょっと前から目をつけてたお洋服があるんですよ。……これこれ、どうですか?」

古泉「これはこれは。デザインもそうですが、このピンクを基調とした色合いがいいですね。」

古泉「朝比奈さんは本当にピンク系が似合いますね。彼がここに居たら『さすがマイスイートエンジェル!』と言いそうです」

みくる「ふふ、ありがとうございます。長門さんはこれ、どう思います?」

長門「美的感覚はよくわからない。が、朝比奈みくるらしい服、と言える」

古泉「似合ってる、ということでしょうね」

みくる「古泉くんはどんな服が好きですか?」

古泉「そうですね、これなどいかがでしょうか?」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 23:37:25.08 ID:A/um2xzJ0

みくる「あ、かわい……いけど、ちょっと胸のところが開きすぎかなぁ。そういうのが好きなんですか?」

古泉「え、あ、そこまで見ていませんでした。……誤解です」

みくる「ほんとですかぁ?」

長門「古泉一樹はいわゆるエロス」

古泉「長門さん、そういうのは勘弁していただけないしょうか」

長門「……」プルプル

古泉「ええー……弁解させて頂ければですね、なんと言いますか、そういうのもとても似合うと思いますよ。朝比奈さん」

長門「意味不明」

みくる「うう〜ん。ちょっとびっくりしたけど、持ってないタイプの服だし、買っちゃおうかな」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 23:46:59.48 ID:A/um2xzJ0

古泉「ほら、長門さん。僕は間違っていませんでしたよ」

長門「たまたま。パーソナルネーム古泉一樹をエロスと判断。軽蔑を開始する」

古泉「……もしかして本屋でのこと怒ってます?」

長門「そう」

みくる「もう、ケンカはやめてください〜。……あ、これ長門さんに似合うんじゃないですか?」

古泉「おや、本当ですね」

長門「本当?」

みくる「ええ、とっても可愛いですよ!」

長門「…………買う」

古泉「折角ですから、ここで着ていっては? 制服もいいですけど、たまにはいいじゃないですか」

長門「……」コクリ



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 23:59:21.75 ID:A/um2xzJ0

ありがとうございましたー

古泉「いやあ、いまさらですけど朝比奈さんと私服の長門さんと、三人でこうして歩いているのは凄く新鮮ですね」

みくる「もう、折角長門さんが着替えたんだから、ちゃんと感想を言ってあげてください」

古泉「これは失礼。とても似合ってますよ、長門さん。まるで草原に咲く一輪の花の様です」

長門「本心?」

古泉「もちろん」

長門「……」

みくる「キョンくんなら今の長門さんの表情を読めるんでしょうね」

長門「……涼宮ハルヒと彼を目視にて確認」

古泉「おや、本当ですね」

みくる「でも様子が……」

長門「涼宮ハルヒが彼に攻撃。いわゆるビンタ」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:09:43.05 ID:HYAQHLMI0

みくる「涼宮さんが行っちゃった」

古泉「そして彼が追いかける。まあ、いつも通りの光景ですね。……閉鎖空間の発生も無しですね」

長門「犬も食わない」

古泉「良くご存じで」

みくる「ふふ。ケンカしてるけど幸せそうですね」

古泉「そうでなくては困る、というのもありますが」

長門「……現在16時26分。古泉一樹の行きたい場所は?」

古泉「ああ、えーとですね。ゲームセンターでもいきませんか?」

みくる「いいですよー。ゲーム下手ですけど」

長門「今日は彼がいない分、対戦相手になる」

古泉「これはどうも。ではすみませんが、参りましょう」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:22:33.51 ID:HYAQHLMI0

・・・・・・・・・・・・

古泉「手始めに三人でレースゲームの対戦でもしますか」

みくる「難しそうですぅ」

長門「望むところ」

3・2・1・ゴー

古泉「…………長門さん。ピッタリマークして進路妨害するのはやめませんか?」

長門「断る」

みくる「また逆走しちゃいました〜」

・・・・・・・・・・・・

みくる「あのぬいぐるみ可愛いですねぇ」

古泉「とって差し上げましょう。正直、中学校の頃はクレーンゲームのいっちゃんと言われていました」

古泉「ここだ! ……無事取れました。どうぞ」

みくる「一回で取っちゃうなんてすごいです!」

長門「私はトッポの山を崩す作業に入る」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:32:01.74 ID:HYAQHLMI0

・・・・・・・・・・・・

長門「朝比奈みくる。セッション中は真剣にやるべき」

みくる「腕っ! 腕が痛いです!」

古泉「初心者が一番難しい曲を本気でやったらそうなりますよねぇ」

・・・・・・・・・・・・

古泉「おや、僕と朝比奈さんの相性は98%ですね」

みくる「長門さんと古泉くんは?」

長門「5%……」

古泉「まあ、ゲームですからねぇ」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:38:31.00 ID:HYAQHLMI0

・・・・・・・・・・・・

古泉「長門さん。いなくなったと思ったらパチンコ……しかも羽根物をやるのはどうなんでしょう」

長門「この玉の動きは良いもの」

みくる「あ、当たりましたよ」

・・・・・・・・・・・・

古泉「長門さんがパチンコで稼いだメダルでゲームでもしましょうか」

みくる「あのおっきいのは何ですか?」

古泉「ああ、これはこうやって……メダルを落とすゲームですよ」

長門「メダルをいくら出しても金銭的価値はない」

古泉「しかしジャックポットで出てくるメダルの量はちょっとした快感ですね」

・・・・・・・・・・・・

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:46:41.86 ID:HYAQHLMI0

古泉「さすが長門さんと言うべきか、メダルがあっと言う間にカップ3個分になってしまいましたね」

みくる「これどうするんですか?」

古泉「カウンターに預けておきましょう。そうすれば期限はありますが、いつでも使えます。ご友人とでも使ってください」

みくる「じゃあまた来ましょうね」

古泉「……! そうですね」

長門「私も誘うべき」

古泉「また……来ましょう!」

みくる「あ、もう7時過ぎちゃいましたね」

古泉「おや、少し遊びすぎましたね」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 00:56:11.38 ID:HYAQHLMI0

古泉「一緒に夕飯を、と言いたいところですが明日は学校ですし、解散しましょうか」

みくる「そうですね。でも楽しかったぁ」

長門「とても」

古泉「……僕もです。また、また必ずこの三人で遊びましょう」

長門「……」コクリ

みくる「また、明日からはいつも通りの私たちですけどね」

長門「今日遊んだという事実が大事」

古泉「僕もそう思います。なんだかとても名残惜しい時間ですが、また、明日学校でお会いしましょう」

みくる「……また明日」

長門「また」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 01:06:47.96 ID:HYAQHLMI0

とある日の放課後ーーー

キョン「すまん、遅れた! ……この違和感はなんだ?」

ハルヒ「ちょっとキョン! みくるちゃんがハードカバーの本を読んでるのよ!」

キョン「おお、長門が女性誌を読んでいる…………どうなってんだこりゃ」

古泉「まあまあ、たまにはいいではありませんか。お茶でしたら僕がいれますから」

キョン「野郎のいれた茶なんぞ飲みたくない」

古泉「ふふ、まあそういわないでください。ちゃんとある人から直伝のいれ方ですから」

キョン「なんだそりゃ」

みくる「……ふふっ」

長門「ユニーク」

古泉「さ、どうぞ」

キョン・ハルヒ「??」


おわり

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 01:10:58.30 ID:HYAQHLMI0

書き溜めがなく投下遅くて済みません

この三人はあまりに報われることが少ないのでこんなん書いてしまいました
少しでも楽しんで頂けたら幸いです


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 01:21:28.43 ID:HYAQHLMI0

ごめんねごめんね
実は今出張に来てて、明日……というより今日も仕事なの
もってきたPS3で頑張って書いたの
やりづらいわぁ

誰か続き書いてくれ



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