長門「私達以外にも地球外生命体がいる」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:40:43.25 ID:9JlZLhD8O

キョン「統合思念体や天蓋領域以外にもって事か?」

長門「そう…しかも好戦的」

長門「特に注意すべきなのがゼノモーフと呼ばれている生命体」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:45:16.14 ID:9JlZLhD8O

キョン「どう危険なんだ?」

長門「繁殖方法が危険…まずゼノモーフの女王が卵を産む」

キョン「卵で繁殖ってポピュラーなほうじゃないか?どこが危険なんだ?」

長門「その卵から蜘蛛のような生物が誕生し近くにいる生命体の顔に張り付く」

キョン「は?」

長門「ちなみにこの蜘蛛のような生物はフェイスハガーと呼ばれている」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:49:31.60 ID:9JlZLhD8O

キョン「で…そのフェイスハガーは何をするんだ?」

長門「他の生命体の顔に張り付き呼吸気管を制御した後、口から管を差し込み胎児を植え付ける」

キョン「寄生させる訳か…気色悪い…」

長門「その後、役目を果たしたフェイスハガーは死滅する」

キョン「ちょっと待ってくれ長門!」

長門「なに?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:54:21.62 ID:9JlZLhD8O

キョン「そのフェイスハガーが胎児を植え付ける前に顔からそいつを剥せないのか?」

長門「人間の力では無理…とても強い力で張り付いてる」

長門「無理に剥すと顔の皮が剥れてしまう…それに呼吸気管に損傷を与えてしまい宿主は死ぬ」

キョン「じゃあ医療機関で除去手術とか」

長門「推奨はできない…ゼノモーフの血液は強力な酸で構成されている」

キョン「さ、酸?」

長門「まず医療器具が壊れ宿主の生命にも支障きたす恐れがある」

キョン「どんだけだよ…」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:58:50.02 ID:9JlZLhD8O

長門「話を続けてもいい?」

キョン「あ、あぁ…続けてくれ…」

長門「フェイスハガーにより植え付けられた胎児は宿主の身体である程度成長する」

長門「それから宿主の体外に出て脱皮を始め…」

キョン「ちょっと待て長門!体外に出るって…どうやってだ?」

長門「胸を食い破って体外に飛び出す」

キョン「それじゃ宿主は…」

長門「間違いなく死ぬ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:05:06.44 ID:9JlZLhD8O

長門「ちなみにこの胸から飛び出たゼノモーフの事を我々はチェストバースターと呼んでいる」

キョン「嫌な名前だな…」

長門「そしてチェストバースターは何度かの脱皮を短時間の内に繰り返し成体に至る」

キョン「成長も早いのか…」

長門「寄生から約一日で成体にまで至る…驚異的なスピード」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:11:04.22 ID:9JlZLhD8O

長門「そしてゼノモーフの一番怖い所は宿主の特長を受け継ぐ所」

キョン「例えば?」

長門「もし人間に寄生し成体に至ったなら高い知能と二足歩行を得る」

キョン「高い知能があるなら話せるのか?」

長門「高い知能と言っても殺戮に特化した知能」

長門「ゼノモーフとコミュニケーションを計ろうなどと思わないで」

キョン「あ、あぁ…」

飯食ってきます

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:20:06.71 ID:9JlZLhD8O

ただいま
一服したら書きますね

ちなみにゼノモーフはファンやアメコミで使われてるエイリアン全体を指した名称です
公式設定ではないので悪しからず

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:26:56.49 ID:9JlZLhD8O

長門「全てのゼノモーフに共通する特長は長い爪に鋭利な牙それに強酸性の血液、そして自由自在に操れる鋭く長い尾」

キョン「なんとも攻撃的な要素満載だな…」

長門「そして最大の特長が口の中にある第二の顎を使った攻撃」

長門「これはゼノモーフの攻撃パターンの中で最も殺傷力が高い」

長門「鉄ですら貫通する」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:32:51.03 ID:9JlZLhD8O

キョン「そんなヤツ人間に勝てるのか?長門とか朝倉ならともかく…」

長門「武器があればあなたでも勝てない事はない」

長門「ただし壁や天井に関係なく縦横無尽に走り回り暗闇から攻撃してくるので簡単にはいかないはず」

キョン「勝てる気がしないのだが…」

長門「単体ならそんな事はない…だけど群を成すと危険」

長門「女王が生息している周辺での戦闘行為は推奨できない」

キョン「その女王ってのはなんなんだ長門?」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:35:46.89 ID:9JlZLhD8O

長門「その名の通りゼノモーフのクイーン…卵を産む母体」

長門「通常のゼノモーフより身体が数倍大きく殺傷能力も高い」

キョン「そいつには死んでも会いたくないな…ん?てことはそのクイーン倒せばゼノモーフはもう殖えない訳か?」

長門「一概には言えない」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:40:34.06 ID:9JlZLhD8O

キョン「ん?どういう事だ長門?」

長門「まずあなたが言った用にクイーンを倒すとする」

長門「だけどその巣にはクイーンを守っているゼノモーフの戦士…ウォーリアーが沢山いる」

長門「クイーンが死ぬと高い確率でウォーリアーの一体がクイーンに変異する事がある」

キョン「クイーン殺しても次世代のクイーンがまた出て来る訳か…」

長門「そう…だから厄介」

長門「ゼノモーフを倒す場合はクイーンを殺す前にウォーリアーを全滅させるしかない」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:45:04.03 ID:9JlZLhD8O

長門「それに恐ろしいのはクイーンだけではない」

キョン「クイーン並に怖いヤツがいるのかよ…」

長門「クイーンのいない場所で単体で育ったゼノモーフの身体能力は凄まじい」

キョン「どうしてだ?」

長門「クイーンからの命令を受けないからだと思われる…自由に育ったほうが成長が早いと思われる」

キョン「なんかもう恐ろしい生物だな…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:47:32.74 ID:9JlZLhD8O

長門「これでゼノモーフの解説は終わり」

キョン「どっと疲れたよ長門…」

長門「次は仮名称プレデターの説明に移る」

キョン「え?まだ続くの?」

長門「続く」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:55:37.03 ID:9JlZLhD8O

キョン「で?そのプレデターってヤツはどんなヤツなんだ?」

長門「彼等の個体名称はyautja hishと呼ばれているが…その習性から一般的にはプレデターと呼ばれている」

長門「彼等は戦士…戦闘種族と呼んでもいい」

キョン「サイヤ人みたいなもんか」

長門「あながち間違いではない…主に彼等は獲物を狩る時に最新兵器を駆使する」

長門「だけど自分が闘うべき相手だと見極めた時は白兵戦に移行する」

キョン「白兵戦ねぇ…ちなみにどんな格好の奴等なんだ?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:02:25.87 ID:gg6A6KQmO

長門「筋肉質でドレッドヘアーそれに仮面を装着していてプラズマ兵器や槍などを装備している」

キョン「なんか凄いマヌケな感じにしか想像できんのだが…」

長門「あまり見縊らない方がいい…彼等の身体能力は異常」

長門「個体によってはゼノモーフを遥かに上回る」

長門「それに仮面に付いてる様々な機能で隠れる事は不可能」

長門「敵にまわしたくない相手」

キョン「長門が敵にまわしたくないって…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:07:19.00 ID:gg6A6KQmO

キョン「なぁ長門、質問していいか?」

長門「なに?」

キョン「さっき個体によってはゼノモーフを上回るとか言ったよな?」

長門「言った」

キョン「そのプレデターとやらは個体によってどんだけ差があるんだ?」

長門「ゼノモーフは寄生した宿主、単体での行動、稀に産まれるグリッド、それにクイーンくらいしか個体差がない」

キョン「ちょっと待て長門!…グリッドってなんだ?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:12:58.38 ID:gg6A6KQmO

長門「さっきのゼノモーフの説明の時に言っておくべきだった…謝罪する」

キョン「いや…そんな謝らなくても…」

長門「グリッドは突然変異…ウォーリアーの中で稀に産まれる」

長門「他のウォーリアーより強く頭も良い」

長門「もしクイーンが死んだらこのゼノモーフが次世代のクイーンになると予想されている」

キョン「クイーンになる為には強くなくちゃダメって事かな?」

長門「断定はできないけど…たぶんそう」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:17:36.57 ID:gg6A6KQmO

長門「プレデターの個体差の話しに戻る」

キョン「あぁ…すまんな長門続けてくれ」

長門「彼等はまず産まれた時に個体に差が生じる」

キョン「人間と同じだな」

長門「ただし一番差が生じるのは成人の儀式」

キョン「成人の儀式?人間でいう成人式みたいなもんか?」

長門「かなり違う…彼等の成人の儀式は狩りを行なう」

キョン「そりゃまたかなり違うな」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:24:51.40 ID:gg6A6KQmO

キョン「で?プレデターは何を狩るんだ?」

長門「ゼノモーフ」

キョン「え?」

長門「彼等はゼノモーフを狩り殲滅する事により成人したと周りから認められる」

長門「ただしゼノモーフが繁殖し過ぎてプレデターが敗北した場合は、その儀式の場もろとも消失する事になる」

キョン「消失って…爆弾でも落とすのか?」

長門「少し違う…彼等の腕に装着されている小型の爆弾を使う」

キョン「どれくらいの威力なんだ?」

長門「原爆よりは威力は低い」

キョン「それ威力デカくないか?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:28:42.74 ID:gg6A6KQmO

長門「ちなみにこの星でも成人の儀式は行われた事がある」

キョン「なっ!?」

長門「一晩で文明が崩壊したという話を聞いた事があるはず」

キョン「それの理由がプレデターが敗北したからか…石仮面が原因だと思ってたのにな…」

長門「?」

キョン「な、なんでもない!話を続けてくれ」

長門「分かった」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:34:36.79 ID:gg6A6KQmO

長門「成人の儀式を済ませた彼等はゼノモーフの身体の部位を使った武器や盾を作る」

長門「これだけでも個体差がかなり生じる」

キョン「それだけゼノモーフで作った武器は強力ってことか…」

長門「そう…それにゼノモーフと闘った事によって得た経験値は何物にも替えがたい」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:42:24.58 ID:gg6A6KQmO

長門「だけどここまでは一般のプレデターが通る道」

長門「ここから普通の狩人になるか掃除屋になるかで大きく変わる」

キョン「掃除屋?」

長門「まず狩人から説明する」

長門「彼等は他の星に行き狩りをする」

キョン「地球とかも?」

長門「そう…彼等は武器を所持している男性や女性と闘い勝利を収め頭蓋骨をトロフィーとして持ち帰る」

キョン「うわぁ…残酷な奴等だな…」

長門「だけど彼等は武器を持たない女、子供は殺さない…」

キョン「いやにプレデターの肩を持つな長門」

長門「ゼノモーフよりはマシだと言いたかった、ゼノモーフは無差別」

キョン「………そうか」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:52:36.98 ID:gg6A6KQmO

>>40
武器持ちなら容赦なく
妊娠中と好みの女なら免除ですけど

長門「説明を続ける」

長門「掃除屋は狩人とは違いトロフィーや白兵戦には興味がない」

長門「掃除屋の仕事は自分達の文明や技術を他の星に渡さない事」

長門「あと不慮の事態が起きた時に素早く証拠を湮滅する事」

キョン「不慮の事態って例えば?」

長門「ゼノモーフが自分達のミスで他の星で繁殖してしまった場合」

キョン「待ってくれ…ゼノモーフってプレデターが管理してんのか?儀式の説明で質問するべきだったのかもしれないが…」

長門「全てのゼノモーフを管理してる訳ではない、儀式用にクイーンを数対管理しているだけ」

キョン「そうか…」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:59:34.15 ID:gg6A6KQmO

長門「その様な不慮の事態に素早く対応する為に掃除屋は高い身体能力が求められる」

キョン「じゃあ掃除屋が一番強いのか?」

長門「掃除屋もかなり強いが一番という訳でもない」

長門「憶測になるが一番強いのはエルダーと呼ばれているプレデター」

キョン「エルダー?」

長門「そう…統合情報思念体のデータによると最強だと」

キョン「どんな風に最強なのかは分からんのか?」

長門「過去にエルダーが地球で闘ったデータはある…けどそれはエルダーの成人直後…最強と呼ばれてはいない時」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:05:41.40 ID:gg6A6KQmO

キョン「ちなみにエルダーはその時に何と戦ってたんだ?」

長門「海賊」

キョン「海賊!?」

長門「内乱が起きた海賊船にエルダーが乗り込み船長と共闘して他の海賊を皆殺しにした」

キョン「船長と共闘って…プレデターって人間と意思の疎通計れんのかよ…」

長門「例がない訳でもない…ゼノモーフと違い無差別に殺してる訳ではないから」

キョン「確かにゼノモーフよりはマシだな…で?その船長はどうなったんだ?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:10:26.13 ID:gg6A6KQmO

長門「その内乱で死んでしまった」

キョン「そりゃ御愁傷様です…」

長門「だけど彼は死ぬ前にエルダーに銃を手渡した」

キョン「戦友に最後のプレゼントか…なんかカッコいいな…」

長門「エルダーはそれを持ち帰り勇者の証として大事にしたらしい」

キョン「そりゃ大事にするだろうな…今もその銃は大事に持ってるんだろうな…」

長門「今はもうない」

キョン「はぁ?」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:15:34.93 ID:gg6A6KQmO

長門「今はロサンゼルスにいる黒人の警官が所有している」

キョン「なんでまたそんな…」

長門「その警官がプレデターを倒した事でエルダーに勇者だと認められた…と思念体のデータにはある」

キョン「なんかつくづくエルダーがカッコいいんだが…」

長門「これで個体名称yautja hish仮名称プレデターの説明終わる」

キョン「いやぁなかなか他では聞けない話を聞かせてもらったよ」

長門「待って」

キョン「まさか…」

長門「まだある…」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:21:15.83 ID:gg6A6KQmO

長門「これが最後」

キョン「分かったよ…次はなんだ?」

長門「名称は特にない…けど説明し辛いから物体Xと呼ぶ」

キョン「物体X…なんかマヌケな名前だな…」

長門「物体Xは最悪の生命体」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:26:26.70 ID:gg6A6KQmO

キョン「どう最悪なんだ?ゼノモーフより最悪な存在がいるとは思えんが…」

長門「彼等の起源は不明」

長門「どこの星で産まれたかも定かではない」

長門「だけど彼等が渡り歩いて来た星はことごとく彼等の植民地になってる…」

キョン「だけどそれなら映画とかでざらに出て来る侵略宇宙人じゃないか」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:32:57.72 ID:gg6A6KQmO

長門「彼等の恐ろしい所は擬態能力…プレデターの視認装置を駆使しても判別は難しい」

キョン「体温とかで分かりそうなもんだけどな」

長門「それも不可能…物体Xは血液…白血球や赤血球の一つ一つにまで完璧な擬態を施す」

キョン「…………」

長門「判別するには血液を採取して薬品で判別するか火で炙るか」

キョン「…そうするとどうなるんだ?」

長門「血液自体が個別の生命体だから暴れ出す」

キョン「うわぁ…」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:37:47.40 ID:gg6A6KQmO

長門「注意するべきなのがここから」

長門「物体Xは正体がバレたら確実に襲ってくる」

長門「それに判別する為に採取した血液が身体にかかると感染する恐れがある」

キョン「感染!?エイリアンだろ?なんか病気でも持ってるのか物体Xとやらは?」

長門「病気…もし病気というなら物体X自体が巨大なウィルス」

キョン「どういう事だ長門?」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:43:17.71 ID:gg6A6KQmO

長門「物体Xは血液の一つ一つが個々の生命体」

キョン「さっき言ってたな…」

長門「だから物体Xが他の生命体の血液に侵入するとDNAレベルの侵略を開始し始める」

長門「短時間の内に侵入された生命体は物体Xに成り代わってる…」

キョン「なんか…凄く…怖いな…」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:49:36.27 ID:gg6A6KQmO

長門「物体Xの怖さはこれだけじゃない…」

キョン「その感染とやらでガクブルな訳だが」

長門「物体Xはゼノモーフやプレデターと違い銃の類が一切効かない」

キョン「なっ!?倒し用がないじゃないか!」

長門「有効手段はある…火炎放射機と高い威力を有した爆弾」

長門「この二つを用いれば物体Xの細胞でさえ再生はかなわない」

キョン「だが火炎放射機や爆弾なんて簡単に手に入るものじゃないな…」

長門「そう…だからもし感染が地球規模で始まったらお終い」

キョン「だから最悪か…ゼノモーフは聞いてる限り武力でなんとかなりそうだったが物体X…これは…」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:55:00.30 ID:gg6A6KQmO

長門「それに地球規模の感染が始まる前に人類はダメになる」

キョン「それまたどうしてだ長門?」

長門「もしあなたは周りに物体Xの感染者がいると聞いたらどうする?」

キョン「そりゃ怖くて誰も信じられなく………そうか!」

長門「そう疑心暗鬼になり他人とのコミュニケーションを計らなくなる」

長門「精神に異常をきたす者も出て来るはず」

キョン「確かにな…」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 01:58:30.66 ID:gg6A6KQmO

キョン「確かに最悪だ…ゼノモーフとプレデターが可愛く見えてきたぜ」

長門「理解してくれて嬉しい」

キョン「だけどまたなんでこんな話を俺に?」

長門「…………」

キョン「長門?」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:03:34.92 ID:gg6A6KQmO

長門「私の意識がある内にあなたに話じておぎだかっだ」ガクガクブルブル

キョン「な、長門?」

長門「あなだがごれがら出会う脅威にィ」ガクガクグチャギチャ

キョン「う…う…」

長門「ばやくにげt」メリメリメリ

キョン「うわああああぁぁぁぁぁぁ!」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:08:38.62 ID:gg6A6KQmO

キョン「うわああああぁぁぁぁぁぁ!」

なんだ今のはいったい!?
長門が説明を終えた途端に顔が裂けて顔面に空いた穴から長い舌みたいのが?
と、とりあえず部室に向かおう!
もしかしたらさっきの長門は偽者で部室には本当の長門が座っているかもしれない

キョン「なんなんだよ!チクショウッ!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:18:21.56 ID:gg6A6KQmO

ガチャリ

キョン「長門ッ!」

みくる「どうしたんですかキョンくん?長門さんならまだ来てませんよ?」

キョン「え?あぁ…そうですか………朝比奈さん…ハルヒや古泉は?」

みくる「まだ来てませんよ?」

キョン「そうですか…」

待てよ?この人は本物か?

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:22:06.97 ID:gg6A6KQmO

キョン「朝比奈さん…」

みくる「なんですかキョンくん?」

キョン「すいませんが縛られてくれませんか?」

みくる「ふえぇ〜?いきなりどうしたんですかキョンくん!?」

キョン「ちょっと確かめたい事があるんです…本当に大切な事なんです」

みくる「…分かりました」

キョン「ありがとうございます…」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:27:46.50 ID:gg6A6KQmO

キョン「すいませんが朝比奈さん…少し指の先を斬らしてもらいます」

みくる「あ、あんまり痛くしないでくださいね…」

か、可愛い…とか考えてる場合でもないな…
すいませんが朝比奈さん…カッターで斬らしてもらいます

ピッ

みくる「痛っ!」

キョン「すいません…もう終わりますから…」

もしもの時の為に感染しないように血はオセロ板ですくって
火はガスコンロで…

キョン「…………」

ジュゥゥゥ

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:32:33.22 ID:gg6A6KQmO

ジュゥゥゥ…

キョン「……なんともない……良かった……」

みくる「ふえぇ〜!?どういう事なんですかキョンく〜ん!早く解いてくださ〜い!」

おっとそうだった
すみません朝比奈さん

キョン「疑っちゃってすいません朝比奈さん」

みくる「なにがあったんですか?」

俺は朝比奈さんにこれまでの経緯を話した

みくる「そ、そんな長門さんが…」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:39:58.72 ID:gg6A6KQmO

キョン「だけどまだ俺が見た長門が本物だと決まった訳でもないですし…」

みくる「そ、そうですよね!長門さんがそんな簡単に負けるはずがありまs」

キョン「え?」

なんだ今のは?
朝比奈さんが喋り終わる直前に何かが飛んできた…
それになんだ今…朝比奈さんの顔に張り付いてる蜘蛛みたいな生物は?

キョン「あ、朝比奈さん?」

なんなんだよいったい…
こいつはどこから来た?
なんだ?部室の入口にある掃除用具入れが開いてるぞ?

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:45:41.41 ID:gg6A6KQmO

キョン「…………」

掃除用具入れの中には一個だけ卵?みたいなのが入っていた

キョン「な、なんだよこれ…」

再び朝比奈さんに視線を戻すと蜘蛛はまだ朝比奈さんの顔面張り付いていて
朝比奈さんの呼吸に合わせたかの様に足付近にある呼吸袋みたいな物が伸縮している
そんな光景を見ている内に長門が言ってた名称を思い出した

キョン「フェイスハガー………」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:52:14.22 ID:gg6A6KQmO

キョン「た、助けなくちゃ…」

俺はさっき朝比奈さんの指の先端を斬ったカッターで
朝比奈さんの頭を掴んでいるフェイスハガーの足を斬ることにした

キョン「早く…早く助けないと…」

そう何度も自分に言い聞かす様に呟いてからフェイスハガーの足にカッターの刃を這わすと
フェイスハガーの足から多量の血液が噴き出した
カッターを溶かし朝比奈さんの髪の毛を溶かした

キョン「あぁぁぁぁ…すいません朝比奈さん!すいません!」

俺は無力だった

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 02:56:49.92 ID:gg6A6KQmO

キョン「そうだ…誰か助けを呼ばないと!」

そうだ古泉がいれば組織の力で朝比奈さんを助けてくれるかもしれない
そうだ長門がいれば宇宙パワーで助けてくれるかもしれない
そうだハルヒがいれば全て解決する
ハルヒだってこんな生物望んでるわけない!!

キョン「朝比奈さんすぐ戻ってきますから」

そう言うやいなや俺は駆け出した

キィィィィィィィィ

ガチャリ

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:01:42.60 ID:gg6A6KQmO

みくる「ん…うぅん…」

みくる「あれ?私…なんで寝てたんd…いやぁぁぁぁぁ!」

みくる「なんなんですかこの蜘蛛はぁぁぁぁ…ゴホッ…」

みくる「あれ?胸が苦しい…ゴホッ…やだ痛い…痛いよう…」

みくる「やだ…誰か助けて…涼宮さん…キョンくん…長門さん…古泉くん…お母さん…ゴホッ…ガァッ…」

グバッ

みくる「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ブチャッ ギチャチャ

みくる「」

チェストバースター「アギァァィィィ!」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:10:23.57 ID:gg6A6KQmO

キョン「どこだ古泉…」

もう物体Xだかゼノモーフとか構ってられない
至急組織の人達を呼んでもらおう
森さんや新川さんなら銃器も使えそうだ

キョン「そうだ!教室に行けばハルヒがいる」

そうだまずハルヒだ
まずは教室だ
もしかしたら教室に行く途中で長門や古泉に会うかもしれないし

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:18:44.13 ID:gg6A6KQmO

だが教室に着く道程の中で俺は『誰にも』出会わなかった
そう古泉や長門だけではない他の生徒にもだ
出会ったのは血溜まりに肉塊
そして後はただ短い間隔の悲鳴が聞こえるだけ
その悲鳴も途絶えると別の誰かの悲鳴がまた聞こえる
だから俺は教室の扉を開けるのに躊躇した
だが開けるしかない

キョン「えぇい!ままよ!」
ガラッ

俺は開けた事を後悔した

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:26:57.08 ID:gg6A6KQmO

教室の真ん中には…もう面影もないがたぶん長門だ
その長門が教室の真ん中で………説明し辛いが根を張っていて
体から飛び出した触手?で地面に転がった血塗れの国木田を縛っている
それに窓際の方には解けた人が…谷口が…

キョン「うぉえぁぇぇぇ」

ビチャビチャ

こんな光景を観て吐かないでいられる程俺は人ができてない…

キョン「うぇ……ハルヒは?」

ハルヒはいない
だが長門はいた姿を変えて

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:31:48.93 ID:gg6A6KQmO

キョン「長門…」

俺は長門だった物に話し掛ける
無駄だと分かってはいるが…

長門X「キョルルルル…」

キョン「長門…俺だ分かるか?」

俺は何をしているんだろう…
早くその場を離れたほうがいいのに…

長門X「ギュラララララ」

ほらな?
早く離れたほうがいいって言ったのに…

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:37:54.32 ID:gg6A6KQmO

長門が俺に襲いかかったと思った瞬間、長門は俺の目の前で焼けた

長門X「キャラァギャラァァァァァァァァ…」

キョン「長門ぉぉぉ!」

パシン

古泉「しっかりしてください!あれは長門さんじゃありません!」

俺はいきなり後ろから出て来た古泉にビンタを食らった
痛いな…何しやがるんだこいつは…
だが目が覚めた…

キョン「ありがとう古泉…」

古泉「いつものあなたにもどってくれて嬉しいですよ」ニコッ

はにかむな物体Xより気持ち悪い

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:42:46.13 ID:gg6A6KQmO

キョン「だがなんでお前がそんな物を?」

古泉は火炎放射器を背負っていた
あまり似合っていないが

古泉「えぇ…僕のクラスでも今の長門さんみたいな物が…」

キョン「それで組織に応援を呼んだと?」

古泉「その通りです」

キョン「ならもう事態は収束に向かってるんだな?」

古泉「いえ…それがマズい事に…」

なんだよ…まだなんかあるのか?

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:48:52.36 ID:gg6A6KQmO

古泉「我々も前からこの…物体Xやゼノモーフ、それにプレデターの情報は長門さんを通して手に入れてたんです」

それで物体Xに対して火炎放射器で…

古泉「しかし今回マズいのはプレデターがいる事なんです」

キョン「あいつらまでいるのか?」

古泉「あいつらというより一人なんですが…彼は僕達組織の人間を狩り始めたんです…」

なんて空気の読めないプレデターだ…

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 03:55:06.80 ID:gg6A6KQmO

古泉「組織の人間もそれなりに銃器の扱いはマスターしてるので善戦はしているのですが…」

古泉「プレデターの光学迷彩には手を焼いてます」

キョン「光学迷彩って…あいつら姿も消せるのか?」

古泉「はい…こちらは対物体X用の装備なのであまり有効手段がなくて」

有効手段ないのに善戦するって凄いぞ?

キョン「そうだ古泉!朝比奈さんが危ないんだ!」

俺は大事な事を忘れていたみたいだ

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:00:19.48 ID:gg6A6KQmO

古泉「朝比奈さんがどうかしたんですか?」

キョン「ゼノモーフのフェイスハガーってヤツが顔面に張り付いているんだ!組織の力でどうにかできないか?」

古泉「落ち着いてください」

俺は落ち着いてる
だから早く…朝比奈さんが…

古泉「すいません…朝比奈さんはいつ頃フェイスハガーに?」

そんな事聞いてどうする?

キョン「10分前くらいだ」

古泉「………すいませんが手遅れでしょう」

なにをいってるんだこいつは?

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:06:35.26 ID:gg6A6KQmO

キョン「な、なにを…」

舌が上手く機能しない

古泉「長門さんからの情報ではフェイスハガーは5、6分で胎児を植え付け」

古泉「10分で胸を食い破るそうです」

キョン「な、なんで…そ、そんな…」

もう頭が上手く回らない

古泉「こんなに早いのは異常ですが…」

なんだ

古泉「プレデターは儀式の為にエイリアンを品種改良したみたいです」

だからどうした?

古泉「成長が早くなるように…」

古泉の話が終わるや否や俺は部室に向かって走り出した

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:11:38.28 ID:gg6A6KQmO

朝比奈さんに寄生したゼノモーフが品種改良されてないヤツかもしれないじゃないか
なんでそんな簡単に諦める
なんでそんな…そんな…朝比奈さんが死んでるなんて言えるんだ

ガチャリ

キョン「朝比奈さんッ!」

ズルッ

キョン「うわぁ!」

なんだ何で滑ったんだ?
なんだこれは…皮?
半透明で変な臭いのする…皮?
そして目の前に倒れてる女の子は誰だ?
胸が裂けてる女の子は誰だ?
朝比奈さんだ…

キョン「うわああああぁぁぁぁぁぁ!」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:16:54.24 ID:gg6A6KQmO

キョン「ああぁぁぁぁぁぁぁ!」

キョン「助けられなかったッ!チクショウッ!チクショォォォォ!」

自分がここまで無力だったなんて…
全部古泉の言う通りだったじゃないか
もう朝比奈さんは死んでたじゃないか
……………中身はどこだ?

古泉「早く逃げてください!!」

後ろから来た古泉が叫ぶな否やハルヒがいつも座っている団長席の後ろから何かが飛び出した

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:25:41.01 ID:gg6A6KQmO

俺がその姿を確認する前に古泉は団長席の方に向かって火炎放射器をブッ放した

古泉「早く逃げてください!!」

古泉「涼宮さんを探してください!!」

そう言い終わるや否や古泉は部室を火の海にした

キョン「だがお前はどうするんだ!!」

古泉は「あなたが鍵なんです」
「僕もこいつを巻いたらすぐに追い付きます」そんな事を言ったと思う
なんで記憶が曖昧かって?
だって古泉の頭にこんな【∴】形のレーザーポインタが当てられていて
次の瞬間頭が弾け飛ぶんだぜ?

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:32:57.33 ID:gg6A6KQmO

古泉の頭があるべき場所になくなったとたん
そいつは燃え盛る部室から廊下に飛び出して来た
たぶんこれが長門が言っていたゼノモーフの成体なんだろう
頭が透明で頭蓋骨が見えてやがる…
そういや朝比奈さんの特長の胸は受け継いでないのか?
そんなしょうもない事を考えてると今度は窓から見えない何かが飛び込んできた
あぁ…これがプレデターなのかな?
そう考えた瞬間にゼノモーフは見えないプレデターに飛び掛かった

キョン「♪☆‐±£◎◇◆(^o^)」

俺はよく分からない悲鳴をあげその場から走り去った

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:40:45.38 ID:gg6A6KQmO

なんでプレデターが古泉を?
武器を持ってるから?
組織は善戦していたんじゃないのか?
そんな事を独りごちながら窓から外を見てみると
メイド服を着た物体がスーツを着た初老のおじさんや他の人を触手でグチャグチャにしていた
たぶん『あれ』は森さんで…たぶん『あっち』は新川さんだ…
そして二人の近くには緑色の長い髪の毛が特徴的な物体がいた…

キョン「鶴屋さん…」

そうか…プレデターと善戦中に鶴屋さんが来て…
あとは…

キョン「もう誰も…」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:47:27.13 ID:gg6A6KQmO

キョン「どこにいるんだよ…ハルヒ」

もう階下は物体Xだらけだ…
さすがにハルヒも馬鹿じゃないから下には下がらんだろう
となると上か?
だがもう二階や三階も物体Xやゼノモーフそれにプレデターのせいで阿鼻叫喚の地獄絵図…
阿鼻叫喚?そういえばさっきから悲鳴が聞こえない…
聞こえるのは気持ち悪い物体の鳴き声とプレデター達の戦いの地響き
もう俺以外に生存者は…

キョン「ハルヒィィィ!」

俺は屋上に走った

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:50:20.52 ID:gg6A6KQmO

屋上にはハルヒがいた
いつもと変わらない状態で

キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「どうしたのよキョン?」

何かがおかしい

キョン「ハルヒ無事なんだな?」

ハルヒ「無事に決まってるでしょ?」

何がおかしい?

ハルヒ「いったい何があったのよ?」

ハルヒがおかしい

キョン「なんで…笑ってるんだよ…」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:57:55.37 ID:gg6A6KQmO

何かがおかしいとは思っていた
だってハルヒが望めば世界は変わる
こんな気持ちの悪いエイリアンがいる世界なんてすぐに消し飛び俺達はいつもの日常を満喫してるはずだ

ハルヒ「ねぇキョン」

だけどハルヒが望んだら?
ハルヒがこの世界を永遠の物にしようとしたら?

ハルヒ「わだじね」ガクガクブルブル

もしハルヒが物体Xの最初の感染者で…
もしハルヒが気付かない内に内部で人格が物体Xに変わったとしたら?

ハルヒ「いまどっでも」ブチャッブチャッグチャギチャ

ハルヒの力が行使される前に擬態が成功したとしたら?

ハルヒ「  だ  の  じ  い  よ  」グッパァァ

キョン「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

end

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 04:59:33.05 ID:gg6A6KQmO

いやぁ終わりましたねwwww
すいませんねこんなオチでwwww

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 05:03:36.02 ID:gg6A6KQmO

いやぁ…すいませんねオナニーに付き合わせちゃって
ちなみにこれ書いたきっかけが
エイリアンやプレデター、物体Xの新作が制作開始されるからというくだらない理由ですwwww
本当にすいませんでしたwwww



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