キョン「おっぱい吸いてえ」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ムサシ?「あっコサブロウ!」コサブロウ「えっ」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:01:52.88 ID:DngDSdHa0

キョン「あ〜おっぱい吸いてえ」

キョン「駄目だ、我慢できねえ。どうしようもなく吸いてえ」

キョン「何でこんな時に限って部室には誰もいないんだちくしょうめ」

キョン「ようし決めた。最初に部室に入ってきたやつのおっぱいを吸ってやる」

長門「…」ガチャッ

キョン「よーし長門おっぱい吸わせろ」

長門「理解不能」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:07:20.46 ID:DngDSdHa0

キョン「なに? いちいち言わなきゃわからんか? 俺がお前の胸にあるふたつのおっぱい、その頂にある『乳首』を口に含み、母乳を求め、吸引を行う。それが、『おっぱいを吸う』ってことだ」

長門「行為自体は理解している。しかしそれを行う理由が不明」

キョン「時には乳首に舌を這わせ、こねくりまわすなんてバリエーションも存在する」

長門「聞いてない」

キョン「まあいいじゃないか。そんなわけでとりあえずおっぱいひとつね」

長門「居酒屋で生を頼むようなノリで言うようなことではない」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:12:41.27 ID:DngDSdHa0

長門「理由の説明を求める」

キョン「理由なんて特に無いさ。ただ『吸いたくなったから吸いたい』んだ。人間の欲求なんてそんなもんさ」

キョン「長門、お前だって腹が減ったら飯を食いたくなるだろう? それと一緒なんだよ」

キョン「そうだな…それと同じことと考えれば、俺は今猛烈に『飢えて』いるのかもしれない」

長門「…私は今、非常に困惑している」

キョン「何故だ? しごくわかりやすい話だったと思うが」

長門「私は今、あなたに対して今まで感じたことがない感情を抱いている」

長門「通俗的な言葉を使うなら、キモイ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:14:42.49 ID:DngDSdHa0

キョン「傷ついた」

長門「謝罪する」

キョン「許せない」

長門「どうすれば許してもらえるのか」

キョン「じゃあおっぱい吸わせてくれ」

長門「謝罪を取り消す」

キョン「いいじゃんかよう。おっぱい吸わせてくれよ」

長門「おいやめろさわんな」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:18:06.42 ID:DngDSdHa0

キョン「ちくしょう、出来れば同意の上で行いたかったが、かくなる上は無理やりもやむなし」

長門「パーソナルネーム『(キョンの本名)』の情報連結の解除を申請する」

情報統合思念体『いや〜、それはあかんわ。無理無理。不許可』

長門「ちくしょう」

キョン「うへへへへ」ワキワキ

長門「貞操の危機」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:22:42.44 ID:DngDSdHa0

長門「待って」

キョン「何だ」

長門「あなたはおっぱいを吸いたいと言った」

長門「おっぱいとは母性の象徴。そしてそれは豊満であるべきもの」

長門「その定義で言うならば、私のコレはおっぱいに該当しない。おっぱいとは朝比奈みくるのようなものを差す。私のコレはただの板」

長門「あなたの『おっぱい吸いたい』欲求に合致するものではない」

キョン「なるほどその通りだ。俺は焦りすぎていたのかもしれん。お前の『板』なんぞでこの渇きを癒そうとするなんてな」

長門「……」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:27:56.43 ID:DngDSdHa0

長門「当面の危機は脱した。この状況は私の望みどおりのもの」

長門「なのに…何故私はこんなにも胸を締め付けられる思いでいるのか」

長門「そう……これが有機生命体が持つ、『感情』というもの……」ポロッ

長門「!!」

長門「これが…涙。泣いてるのは……私?」ポロポロ





キョン「よーし、次に部室に入ってきたやつのおっぱい吸うぞー」

古泉「やあ、遅くなりました」ガチャッ

キョン「てめえちょっと空気よめ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:33:17.47 ID:DngDSdHa0

古泉「ふむ? どうかしましたか?」

キョン「うるせえ。いくらなんでもお前のおっぱいなんぞ吸えるか。百歩譲ってお前が豊満な肉体の持ち主なら考えなくもなかったが…」

キョン「お前のおっぱいなんぞ長門のヤツと大差ない。そんなんじゃあ俺の欲求は収まらない」

長門「涙とまんない」ポロポロ

古泉「…これは一体どういう状況なのでしょう」

キョン「やかましい。朝比奈さんはどうした?」

古泉「彼女ならもうすぐ来られると思いますよ。涼宮さんはちょっとわかりませんが」

キョン「よーし、朝比奈さんが来たら今度こそおっぱい吸うぞー」

古泉「今なんと?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:37:28.09 ID:DngDSdHa0

キョン「なんだ? 耳が遠くなったのか古泉」

古泉「いえ、今あなたがあまりにも信じがたいことを言ったような気がして」

キョン「おっぱい吸いたいなんて健全な男子高校生の極一般的な欲求だろう」

古泉「欲求自体は一般的かもしれませんが、口に出した時点で人格としては問題です」

キョン「モラルだなんだはどうでもいい。ただおっぱいが吸えさえすれば」

古泉「これは明らかな異常事態…どうか目を覚ましてください!」

キョン「朝比奈さんが来たらもう有無を言わさずおっぱい吸っちゃうぞー」

古泉「!!」

古泉「そ、そんなことはさせません!!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:41:12.18 ID:DngDSdHa0

キョン「何だ、邪魔するのか古泉」

古泉「当然でしょう! そんな外道な真似、僕の目の前でやらせるわけにはいきません!!」

キョン「ちっ、厄介なヤツだ。おい、古泉これを見ろ」スチャッ

古泉「糸に吊るした五円玉?」

キョン「お前はおっぱいが好きにな〜る好きにな〜る〜〜」ブラーンブラーン

古泉「ば、馬鹿げた真似を! そんなものが簡単に聞くわけおっぱい!! おっぱい!!!!」

キョン「これで障害は排除した」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:45:39.58 ID:DngDSdHa0

朝比奈「すいませ〜ん、遅れましたぁ〜〜」

キョン「ククク、待ってましたよ朝比奈さ」

古泉「うひょーーーう!! イッツアエクセレントおっぱい!! ナイストゥーミーチューーー!!!」

朝比奈「こ、古泉くん!?」

古泉「朝比奈さん、いやさ、おっぱい! どうかあなたのおっぱいを僕にください!! 出来れば物理的に!! おっぱい!!!!」

朝比奈「へ、へえぇ?」アタフタ

古泉「もいでいいっすか!? もいでいいっすか!? おっぱい!!!!」

キョン「……」

キョン「なにこいつきめえ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:50:00.19 ID:DngDSdHa0

古泉「おっぱーーーーい!!!」ドンガバチョ!

朝比奈「きゃあーーーー!!!!」

キョン「ふんっ!!」ズグムッ!

古泉「ごぶふ!!」ドチャッ!

キョン「おっぱいおっぱいきめえんだよクソが」

朝比奈「キョ、キョンく〜ん」

キョン「大丈夫でしたか朝比奈さん」キラキラ

朝比奈「だ、大丈夫です。ほんと、何てお礼を言ったらいいか……」ドキッ!

キョン「いえいえ、いいんですよお礼なんて。ただ、おっぱいを吸わせてくれさえすれば」キラキラァ

朝比奈「はえ?」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:55:27.68 ID:DngDSdHa0

朝比奈「キョ、キョン君?」

キョン「人から助けてもらったらお礼をする。それが人の道ってもんです。それは今も未来も変わらない人の美徳であるはずだ。そうでしょう?」

朝比奈「そ、それは、そうですけど」

キョン「そして俺に対するお礼…それは『おっぱい』しかありえない。幾万と紡いだ感謝の言葉もたったひとつ、いやさ、ふたつのおっぱいの前には霞むのです」

キョン「ですから……さあ、朝比奈さん。オープンユアバトゥン(ボタン)」

朝比奈「ちょちょ、ちょっと待ってくださぁい!! 脱がさないでぇ!!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 02:59:30.12 ID:DngDSdHa0

朝比奈「だめ、駄目駄目! 駄目です!! こういうのは、結婚する人としかしちゃいけないの!!」

キョン「じゃあ結婚しましょう朝比奈さん」

朝比奈「へぇ?」

キョン「約束します。俺があなたを必ず幸せにします」キリッ!

朝比奈「キョ、キョン君……」ポッ

朝比奈「は! ダメ!! それは、それは禁則事項なんですぅってきゃあーー!! いつの間にか脱がされてますぅ!!」

キョン「おい、板。外に出てろ」

長門「……了解した」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:04:09.88 ID:DngDSdHa0

朝比奈「駄目、キョン君…本当に駄目なの……」

キョン「大丈夫です朝比奈さん。大丈夫ですから」

朝比奈「そ、それ何の根拠も……はぅ!」

朝比奈「あ…は……!」


廊下

長門「……いい天気」ボー…




朝比奈「う…ふぅ…ふぅ……」ビクビク

キョン「ミッションコンプリート」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:10:18.47 ID:DngDSdHa0

キョン「だが駄目だ。これじゃまだまだ満足できない。さあ朝比奈さん第2Rといきましょう」

朝比奈「もう駄目! 本当に駄目です!! キョン君のけだものぉ!!!!」

キョン「くっ、これ以上やったら舌を噛み切りかねない雰囲気だな。しょうがない、朝比奈さんはこれまでだ」

キョン「よし、いっちょ派手に動いてみるか。これから学校中を徘徊して、吸えそうなおっぱいは手当たりしだい吸っていこう」


廊下

長門「!!」ギクッ!

長門「これは再び危機的状況の予感。早急に対策をとる必要がある」

キョン「…」ガチャッ

長門「!!」

長門「遅かった…うかつ」

キョン「さ〜て、まずはどこ行ってみようかなー」スタスタ

長門「…もはや彼には私の姿すら見えていない」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:13:18.69 ID:DngDSdHa0

阪中「あ、キョン君。こんにちはなのね」

キョン「よう阪中。ルソーは元気か?」

阪中「うん、あれからはもう元気すぎて困るくらい! 本当にありがとうなのね!」

キョン「いやいや、いいってことさ」

阪中「何か、お礼をしなくちゃいけないのね」

キョン「ああ、それなら阪中」

阪中「なーに?」

キョン「おっぱいを吸わせてくれないか?」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:18:52.95 ID:DngDSdHa0

阪中「え、ええ!?」

キョン(決して阪中も豊満なおっぱいとはいえないが、さっきは朝比奈さんの特盛をたっぷり楽しんだからな)

キョン(軽いデザートで腹ごなしといきたいもんだ)

阪中「そ、それは! その!」

キョン「駄目か?」

阪中「だ、駄目っていうか、その、こ、困るのね!」

キョン「どうして?」

阪中「ど、どうしてって、放課後とはいえまだ残ってる人たくさんいるし……」

キョン「人がいないところならいいんだな?」

阪中「キョ、キョン君? ど、どこに連れて行くのね!?」


−旧校舎・使われなくなった化学室−

阪中「はぁ…はぁ…はぁ……」

キョン「ミッションコンプリート」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:25:49.09 ID:DngDSdHa0

阪中「はぁ…キョン君…すごぉい……のね〜……」ハァ…ハァ…

キョン(さて、阪中のおっぱいはいい腹ごなしになった。ここからは多少質を重んじていこう)

阪中「ねぇ…私にこんなことした責任は、ちゃんととって欲しいのね」

キョン「うん、とるとる」

キョン「じゃ、お疲れ〜」ガラガラバタン!

阪中「キョ、キョン君!? ひどいのね〜!!!!」

阪中「でも…くやしい、感じちゃう! びくんびくん! なのね〜……」


キョン「今度のターゲットは…『形のいいおっぱい』の持ち主だな」

長門「……」スタスタ

キョン「お、ちょうどいいところに。あのさ、え〜と……お前名前なんだったっけ?」

長門「ついに名前まで消失。長門有希の消失。わらえねえ」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:30:01.66 ID:DngDSdHa0

キョン「よ〜し、次のターゲットは鶴屋さんだな。あの人のおっぱいほど均整のとれたおっぱいは中々あるまいよ」

鶴屋さん「あれ? キョン君じゃないかぁ!」

キョン「なんという神のお導き。ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」

鶴屋さん「ぶつぶつ言ってどうかしたにょろ?」

キョン「鶴屋さん、おっぱい吸わせてくれませんか?」

鶴屋さん「おやおやぁ〜? ふふん、確かにお姉さんはキョン君のことが嫌いではないけどねぇ〜」

キョン「でしたら話が早い。では早速……」

鶴屋さん「だが断るっさ!!!!」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:36:01.63 ID:DngDSdHa0

キョン「何故?」

鶴屋さん「キョン君、女の子のおっぱいというものはね、そう安々とお目にかかれるものではないんだよ」

鶴屋さん「男の子が求めて止まぬ至高の食材、それがおっぱいという名のマシュマロさ。今も世界では数多くの男達がその食材を求め奮闘している」

キョン「そこまで男にとってのおっぱいの価値を知りながら何故俺の気持ちをわかってくれんのです」

鶴屋さん「努力も苦労も無しにおっぱいを口にしようなんていう大うつけに吸わせてやるおっぱいはないねぇ」

キョン「成程、では最大限の努力を払いましょう。力ずくでいかせていただきます」

鶴屋さん「この私に力ずくってかい!? おもしろい! おもしろいにょろよキョン君!!」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:39:07.59 ID:DngDSdHa0

一方その頃。

古泉「う、うぅ〜ん」ムクリ

古泉「ぼ、僕は一体なにを……」

古泉「確か、彼の持つ五円玉を直視した途端意識を失って……」

古泉「はっ!! 朝比奈さんは無事でしょうか!?」

朝比奈「うぅ……くすんくすん」

古泉「あ、明らかに無事じゃない!!!!」ガーン!

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:42:12.80 ID:DngDSdHa0

古泉「だ、大丈夫ですか朝比奈さん!!」

朝比奈「うぅ…古泉くん、一体全体どうなってるんですかあ? 明らかに今日のキョン君は変ですぅ」

古泉「それが…僕にもなんとも……」

長門「彼は今明らかに異常な状態にある」

古泉「長門さん」

長門「そう、私は長門。長門有希」

朝比奈「?」

長門「板じゃない。空気でもない」

古泉「長門さん?」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:48:02.14 ID:DngDSdHa0

長門「話を戻す。彼は現在異常な状態にある。それは確定的」

古泉「原因はやはり涼宮さんでしょうか?」

長門「それは不明。しかし、これが涼宮ハルヒによる情報改変ならば、私にはそれは感じ取れる」

朝比奈「じゃ、じゃあ一体何が原因でキョン君はあんなけだものに?」

長門「だから不明と言った。おっぱいはもう少し話を聞くべき」

朝比奈「ご、ごめんなさい!!」

古泉(どうも長門さんの機嫌がよろしくないですね。もしや彼は長門さんにも手を出したのでしょうか)

古泉(だとしたらやれやれ、恐ろしいことです)

長門「とにかく、今は一刻も早く彼を取り押さえるべき」

古泉「ええ、急ぎましょう! こうしている間にも、誰かが被害にあっているかもしれません!!」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:54:21.68 ID:DngDSdHa0

鶴屋さん「はぁ!!」

キョン「遅いですね」シュバッ!

鶴屋さん「な!? この私がこんなにあっさり背後をとられるなんて……!」

キョン「ふふ、とどめです鶴屋さん!!」ビシィ!

鶴屋さん「にょろぉっ!!」

キョン「さあ、それではあなたのおっぱいをいただきます」

鶴屋さん(強い…! いつものキョン君じゃないっさ…! 一体キョン君に何が起きたにょろ!?)

鶴屋さん「あ…!」ピクン!

キョン「折角です。今回は隅々までじっくりと、ねっとりと楽しませてもらいます」

鶴屋さん「あ…だめ…! そんな…ん…は……!!」


鶴屋さん「にょろ…にょろ……」ビクンビクン

キョン「ミッションコンプリート」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 03:57:50.14 ID:DngDSdHa0

キョン「何故だ…もう十分なくらいおっぱいをじっくりねっぷり楽しんだというのに、何故俺はこんなにも満たされない?」

キョン「俺は何かを見落としているのか…?」

ハルヒ「あれ? あんたこんなところでなにしてんの? 部活は?」

キョン「ああ、何だハルヒか……」

キョン「!!」

キョン「は、ハルヒ…お前……!!」

ハルヒ「なによ、アホ面して固まっちゃって」

キョン(な、なんて……)

キョン「何てパーフェクトなおっぱいなんだ!!!!」

ハルヒ「はぁ!?」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:01:26.70 ID:DngDSdHa0

キョン(しまった…あまりの美乳っぷりについ声が出てしまった…ここは冷静にいかなくては)

キョン(しかし…なんて素晴らしいおっぱいだ。あれだけ一緒にいながら何故俺はこのおっぱいの素晴らしさに気付かなかったんだ……)

ハルヒ「ちょっと、ぼさっとしてんじゃないわよ。部室行くわよ」

キョン「ハルヒ…」

ハルヒ「なによ?」

キョン「大切な…話があるんだ」キリッ!

ハルヒ「はっ!? へっ!?」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:07:45.09 ID:DngDSdHa0

ハルヒ「な、なによ!? い、いきなり真面目な顔してなんなのよ!?」

キョン「俺…気付いたんだよ。お前が最高の(おっぱいの)女だったんだって」

ハルヒ「へ?」カアァ…!

キョン「俺は正直、お前みたいに素晴らしい(おっぱいの)女に出会ったことがない。今までの俺を殴りつけたい気分だ。何故こんなにも近くにいながら、お前の(おっぱいの)魅力に気付かなかったのか」

ハルヒ「き、気持ち悪いこと言うなあ!!」

ハルヒ「なんなの!? アンタ酔ってるの!? 孤島に行ったときに今後一切の飲酒は禁止したはず…」

キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「!!」ビクッ!

キョン「俺は真剣なんだ……」

ハルヒ「は、はい……」

キョン「俺は…お前(のおっぱい)が欲しい」

ハルヒ「ひぇ…! うぁ、えぇ!?」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:09:37.04 ID:DngDSdHa0

ハルヒ「ちょ、そ、そんなこといきなり言われても心の準備ってもんが…!」

キョン「だからハルヒ……!」

ハルヒ「うぅ…はい……」

キョン「おっぱい吸わせてくれ」

ハルヒ「……」


ハルヒ「はあ?」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:11:43.55 ID:DngDSdHa0

キョン「さあ吸わせろすぐ吸わせろ今吸わせろ」

ハルヒ「……」ワナワナ…!

キョン「早くしろ! 間に合わなくなってもしらんぞーーーー!!!!」

ハルヒ「死ね!!!!」ドゴッ!

キョン「たまきん!!!!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:18:09.42 ID:DngDSdHa0

ハルヒ「きっぶん悪いわ!! 今日はもう帰る!!」プンプン!

キョン「待てハルヒ! ハルヒーーーー!!!!」

ミッション失敗。

キョン「馬鹿な…あれだけのおっぱいを目の前にしながら…」

古泉「いました! 彼です! 早く取り押さえなくては!!」

キョン「古泉!? 朝比奈さんと……え〜っと……!! くそ、邪魔しにきたのか!!!!」

古泉「その通りです!! さあ、神妙にお縄についてください!!」

キョン「そうはいかん! まだ俺の渇きは癒されてはいない!! ここで捕まるわけにはいか」

長門「捕獲」ドゴォ!!

キョン「ぐへえ!!」

長門「捕獲。捕獲。捕獲」ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ!

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:19:59.39 ID:DngDSdHa0

古泉「ちょ、長門さん何やってるんですか!?」

長門「捕獲前に獲物を弱らせるのは狩りの常識」ドゴム!ドゴム!

キョン「……」グッタリ

長門「おい起きろ」メコッ!

朝比奈「もうやめて! キョン君のライフはもう0よ!!」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:24:06.74 ID:DngDSdHa0

古泉「とりあえず縛って部室につれてきましたが…」

キョン「うおお〜〜!! おっぱいすわせろぉ〜〜!!!! おっぱい〜〜!!!!」

朝比奈「発狂したようにもがいてます…怖い……」

キョン「おっぱいだぁ! おっぱいをよこせぇ!!」チョンチョン

キョン「ん? なんだぁ!?」

長門「私の名前を言ってみて」

キョン「板」

長門「……」ドゴ!

キョン「げふぅ!」

古泉「早く彼を正常に戻さなければ、長門さんが彼を殺しかねません」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:29:18.47 ID:DngDSdHa0

???「ふふふ、お困りのようね」

古泉「だ、誰ですか!?」

佐々木「私ですよ」

古泉「さ、佐々木さん!? どうしてここへ!?」

佐々木「嫌な予感がしたんですよ。キョンのことが心配になって来てみたら……」

キョン「おっぱい(佐々木)! おっぱい(佐々木)じゃないか!!」

佐々木「そう、君のおっぱい。佐々木だよ」

佐々木「キョン…君は『また』発症してしまったんだね?」

古泉「あなたは彼がこうなってしまった原因を知っているんですか?」

佐々木「うん……キョンはね、病気なんだ」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:35:30.50 ID:DngDSdHa0

古泉「病気?」

佐々木「うん…医者からも見放された不治の病。学名を『オツパイヲース・ワセロイ』、日本では俗に『求乳症候群』と呼ばれている」

佐々木「この病気にかかったものは時々発作を起こし、おっぱいを吸うこと以外何も考えられなくなる……今のキョンみたいにね」

キョン「おっぱい!! おっぱいぱい!!!!」

古泉「な…なんて恐ろしい病気だ……!」

キョン「おぱい! おぱーーい!!!」

朝比奈「キョン君…言葉すら忘れて……」

キョン「ぱいーーーん!! ぱいーーーーーーーん!!!!」

長門「私がわかる?」

キョン「板」

長門「……」メシャア!!

キョン「うぐぅ!!!!」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:41:53.15 ID:DngDSdHa0

佐々木「今のところ有効な治療の手立てはない……ただ、彼の欲求が満足し、発作が収まるのをまつしかないんだ……」

朝比奈「そ、そんな……」

古泉「それでは、僕達はどうしたら……!」

佐々木「この件…私に任せてくれないかな?」

古泉「…任せるとは、どういう意味です?」

佐々木「今までキョンが発作を起こした時は私が抑えていたの。私がキョンの欲求に応えることで」

古泉「それでは、今回もまたあなたが彼の欲望を引き受けるというのですか?」

佐々木「うん、がんばってみるつもり」

古泉「それしか…手はないようですね」

キョン「おっぱーーーーい!! 板。おっぱーーーい!! 板」

長門「……!!」ドゴ!メシャ!コキャリ!

古泉「急ぎましょう。彼が長門さんに殺されてしまう前に」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:48:02.05 ID:DngDSdHa0

佐々木「それじゃあ、キョンの拘束を解いてくれるかい?」

古泉「朝比奈さんは別室に避難していただきました。長門さんも避難したほうが……」

長門「大丈夫。彼が欲望の矛先を私に向けることは『100%』ありえない」

古泉「そ、そうですか、では……」ホドキホドキ

キョン「おぱーーーーーい!!!!」ガバッ!!

佐々木「きゃっ! キョン、ちょっと落ち着いて! 僕の家に行こう!! いつもみたいに僕の部屋で好きなだけしようよ!! ね?」

キョン「ソレ、ダメ。モウオレガマンムリ。ココデスル。オケ?」

佐々木「あ、キョン!! だめ、あ、あ、あ……!!」

古泉「……部室を出ましょう」

長門「……」ジー…

古泉「長門さんも、ほら。外に声が漏れないよう情報操作をお願いしますよ」

長門「…了解した」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:51:17.43 ID:DngDSdHa0

翌日。

キョン「うぃ〜す」

古泉「……どうやら、何とかなったようですね」

キョン「は? 何が? そういや古泉、昨日SOS団の活動やったっけ? 何かイマイチ放課後のこと覚えてなくてさ」

古泉「…ええ、昨日はいつも通り、何の変わりもなく活動は行われましたよ」

キョン「そうか。っかしーな。俺疲れてんのかな?」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 04:54:28.48 ID:DngDSdHa0

朝比奈「キョ、キョン君、お茶です……」ビクビク…

キョン「…? あ、ああ、ありがとうございます」

キョン(朝比奈さんがなんか俺に怯えているような……気のせいか?)

長門「……」トコトコ

キョン「ん? どうした長門」

長門「……そう、私は長門。長門有希」

キョン「え?」

長門「……」トコトコ

キョン「長門…今笑わなかったか?」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 05:02:36.23 ID:DngDSdHa0

ハルヒ「キョン!!!!」バターン!

キョン「おわあ! 来て早々なんだいきなり!!」

ハルヒ「アンタの昨日の言葉なんだけどね!! 私なりに色々考えたわよ!! まったく平団員の分際で団長を寝不足にするなんていい度胸じゃない!!」

キョン「なんだなんだ?」

ハルヒ「まあね、あんたもね、健常な若い男なんだし、体を持て余すのは理解できるわよ。だからね、ホントね、しょーがなく! しょーがなくなんだけど!!」

キョン「おいおいどうしたんだお前」

ハルヒ「いい!? しょうがなく!! 本当にしょうがなくなんだからね!! 勘違いするんじゃないわよ!!!!」

キョン「おい、風邪ひいてんのか顔真っ赤だぞ」

ハルヒ「う、うるさい!! と、とにかくアンタが今後私に絶対の忠誠を誓うっていうんなら……」

ハルヒ「…い、いいわよ」ボソッ

キョン「は? なにが?」

ハルヒ「だから! おっぱい吸っていいって言ってるのよ!!!!」

キョン「いきなり何言ってんだこの痴女め!!!!」

ハルヒ「え?」

キョン「え?」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 05:08:17.90 ID:DngDSdHa0

ハルヒ「え? 昨日のあれは夢? あれ? あれ?」

ハルヒ「キョン、アンタ昨日私に告白したわよね?」

キョン「は? 何の話だ?」

ハルヒ「……!!!!」ボッ!!

ハルヒ「うわぁ〜!! 忘れろ!! 今の話は忘れなさい!!!!」

キョン「く、首を絞めるな首をーーーー!!!!」





古泉「やれやれ、いつも通りの賑やかさでよろしいものです」

古泉「朝比奈さんの淹れてくれたお茶も、いつのどおりおいしいです」

古泉「しかし、たまにはお茶ではなく……」

古泉「おっぱいを吸いたいですね」

 NEVER END

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/21(日) 05:09:25.53 ID:DngDSdHa0

おしまーい。じゃあ俺は寝る。
こんなアホ話に付き合ってくれてありがとさん。
おっぱい吸いたい。
おやすみ。



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:シンジ「安価でアスカに仕返しする」