古泉「森さん?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:唯「紬ちゃん、ねえ紬ちゃんってば」 朝倉「えっ?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 17:50:26.42 ID:wx5CfkeL0

古泉「晩御飯何食べたいですか?」

森「んー冷奴とそら豆かな」

古泉「それは前哨戦でしょう、本番ですよ本番」

森「冷蔵庫のポテトサラダでいいじゃんか」

古泉「さてはお食事する気ありませんね」

森「お腹すいてダメそうだったらラーメンでも食い行くわよ」

古泉「……わかりました、でもあんま飲みすぎないでくださいね」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 17:54:54.72 ID:wx5CfkeL0

ぐつぐつ

森「ん、古泉はどうするの?」

古泉「なんか適当に買ってきますよ。おつまみは作っていきますから」

森「新川に貰ったワイン空けていい?」

古泉「どうぞよしなに」



古泉「さて……スーパーの半額タイムにはちょっと遅すぎますかね」

古泉「月曜の夜ならどこも空いてるでしょうし、軽く外で済ませようか」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:05:55.08 ID:wx5CfkeL0

=商店街=

古泉「通学路としても利用している商店街にやってきました」

古泉「食事が出来そうなのは……ラーメン屋さんが二軒ほどあるようです。なんだか暑そうですね」

古泉「まあ、手っ取り早く済ませるのならこのあたりで……あれ、あの店先に立っているのは」

長門「……古泉一樹が現れた」

古泉「やあ、どうも。珍しいですね、外食ですか? それとも、不思議探索の予習か何かですか?」

長門「不思議……間違ってはいない」

古泉「と、仰いますと?」

長門「この店舗の付近にはもう一軒ラーメン屋が存在する。非常に近接して二つの店舗が営業を行っている。
    しかしこの二店を訪れる客足の数に明確な偏りは確認出来ない。
    私は果たしてどちらのラーメンを食べるべきか。慎重な調査と解析が必要」

古泉「つまり……あちらのお店とこちらのお店と、どっちでラーメンを食べるか悩んでいらしたのですね」

長門「そう」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:20:35.43 ID:wx5CfkeL0

古泉「それでしたら、両方のお店を食べ比べてみるというのはいかがでしょう?
    ラーメン一杯はたしかに効きますが、長門さんでしたらたいしたことのない量なのでは?」

長門「……当然それも考えた。しかし、問題がある。二杯は飽きる」

古泉「……成る程。確かにそれなら仕方ありませんね」

長門「古泉一樹。あなたはどちらかの店舗について、詳しい情報を持っていない?」

古泉「そうですねえ。僕にとってはご近所さんですが、なにぶんここに来たのがまだ去年ですから……
    話に聞くかぎりですと、西側のラーメン屋さんは、ラーメンのほかに、餃子や炒め物などがおいしいと評判だそうです。
    東側の、こちらのお店は、手打ち麺が自慢で、鶏がらの効いたしょうゆラーメンが人気のようです。
    こちらはもう一方のお店に比べると単品の価格が安いのも人気の秘訣のようですね」

長門「……十分な情報量」

古泉「お役に立てたのなら光栄です」

長門「……現時点での私の気分と、今の情報を照合する。
    ……照合完了。今日の食事は、こちらの店で摂る」

古泉「東のラーメン屋さんですか。ちなみに、決め手となったのは?」

長門「値段」

古泉「……割りに現実的なところもあるんですね」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:25:42.62 ID:wx5CfkeL0

長門「古泉一樹にこれを」スッ

古泉「これは……割引券ですか? 駅前の焼肉屋さんの」

長門「本日までの期限。先ほど消費してきたが、余ってしまった。
    情報料。ギブアンドテイク」

古泉「では、ありがたくいただきますね。良いご夕食を」

長門「……あなたも」

ガラッ
――いらっしゃーせー……

古泉「行ってしまわれました」

古泉「ふふ、彼女でもあんなふうに迷うことがあるんですね」

古泉「焼肉、ですか。丁度いい、久々に豪華にいってしまいますか」

古泉「……森さんには内緒ですが」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:34:31.13 ID:wx5CfkeL0

=駅前・南口=

古泉「さて、やってきました。こちら側はあまり来たことがありませんね」

古泉「目当ての焼肉屋さんは、と……おや? あそこにいるのは」

国木田「ふーぅ…………」

古泉「あれはたしか、キョン君(本名:杉下右京)のクラスメイトの……」

古泉「ふむ」

古泉「……こんばんは、奇遇ですね」

国木田「え? あ、君は古泉君……だよね?」

古泉「ええ、どうも。彼のクラスメイトの国木田君で間違いありませんよね?」

国木田「ああ、うん。そう、キョンのクラスメイトの国木田だよ。珍しいところであったね、近くなの?」

古泉「ええ、まあ、食事がてら夜の散歩としゃれ込んでいたら、少し遠出をしてきてしまいまして。
    国木田君は、どなたかと待ち合わせですか?」

国木田「……まあね。さっきまで、待ち合わせしてた……かな」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:48:54.11 ID:wx5CfkeL0

古泉「……と、言いますと、何か事情が会ってお流れになってしまったようですね」

国木田「まーね。勝手に僕が空回りしてただけなんだよ。
     ……古泉君になら、言っちゃおうかな。
     僕さ。さっきまで、好きな人を待ってたんだよ」

古泉「好きな人……ですか」

国木田「柄じゃないかな?」

古泉「いえ、ただ、何でしょう。少しだけ、意外だと思っただけです」

国木田「僕、これでも結構多感なほうなんだよ。ただ、何故だか縁のほうが来てくれなくてさ。
     結局僕の根性がないのが悪いんだけど。
     ……でも、今日はちょっとがんばれて。その人を誘えたんだ、夜、食事でもどうだいって。
     だってのに、まさに今さっき電話が来て。どうしても優先しなきゃいけないことが出来たから、また今度。だって。
     ま、仕方ないんだけどね。その人にとって、僕なんてただの友達ぐらいのものなんだろうから」

古泉「……」

国木田「……なんて、ごめんね。よく知らない奴に愚痴られて、時間無駄にさせちゃったね」

古泉「いえ。僕のことなら気にせずに。
    僕がすこしでも、あなたの気晴らしに貢献できるのなら、僕の時間など安いものですよ」

国木田「ん、ありがとう。おかげで、少し元気が出てきたよ。一人でいたら、どんどん落ち込んでっちゃうとこだった。
     ……飯でも食って、帰ろうかな」

古泉「……そうだ。国木田君。よろしかったら、これ、使いません?」ゴソゴソ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 18:53:48.95 ID:wx5CfkeL0

国木田「へ? これは……割引券? いいの?」

古泉「ええ、あいにくあまりものでして、一人前分しかないのですが……僕はもう食事も済ませましたので。
    なにぶん、深くは知らない身なので、えらそうなことは申し上げられませんが
    何かいやなことを忘れるには、思い切り食べるというのも有効な手段の一つですよ」

国木田「古泉君……
     ……うん、ありがとう。じゃあ、ありがたく使わせてもらうよ!
     ありがとう、古泉君。またあした、学校で」

古泉「はい。良いご夕食を」




古泉「ふふ……今日はなにやら、不思議な縁がある日かもしれませんね」

古泉「さて……僕もそろそろ、どこか探すとしますか」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:05:57.25 ID:wx5CfkeL0

=駅前・コンビニ=

ウィーン

古泉「ふむ。結局やってきてしまいましたね、コンビニ」

古泉「僕も所詮現代社会を生きるゆとり世代ということでしょうか」

店員「いらっしゃいま……あれ、お前は―――」

古泉「おや、あなたは……お隣の部長さんではありませんか」

部長「SOS団の古泉……なんだよ、僕の顔に何かついてるか?」

古泉「いえ。ただ、なんとなく意外だったもので。部長さんがアルバイトをしていらっしゃったとは」

部長「ふん……ま、たしかに自分でも不似合いだと思うがな。仕送りだけじゃ、設備そろえるのに足りないんだからしょうがない」

古泉「ご安心を。今日は僕だけです。涼宮さん関係のご迷惑を掛けることはありませんので」

部長「ああ、分かってるよ。僕は店員で、君は客だ。私情は持ち込まない。それでいいだろう?」

古泉「分かっていただけて光栄です」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:13:15.53 ID:wx5CfkeL0

古泉「では、これだけお願いします」

部長「はいよ」 ピッピッ

ピッピッピッ……

部長「……こっちこそ意外だな。君はコンビニ飯なんてしそうにないと思ってたよ」

古泉「そうですか?」

部長「まあ、僕の勝手なイメージだけどな。家族で飯食ってるか、料理でもしてるか、女の子と食事してるかのどれかって感じ」

古泉「最後はどうかわかりませんが、いつもコンビニで済ませているわけではありませんよ。家族で食事をすることもありますし、料理もそれなりにできます」

部長「ふうん、そうなのか。家族はいるのか……ま、普通そうか」

ピッピッピッ

部長「……君は、一人っ子か?」

古泉「いえ、妹がいますが、今は別々に暮らしています」

部長「離婚?」

古泉「……いえ。知り合いのお宅に、下宿させていただいているんです。
    家族と言うのは、そのお家の方で……僕にとっては、そうですね。姉のような人でしょうか」

部長「ふうん……下宿か」
ジャラーン
部長「1260円。……大変なんだな、君も」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:19:46.78 ID:wx5CfkeL0

部長「大変なんかじゃないって言いたそうだな。でも、なんとなくわかる、僕には。
    君が自分のつらいことを、あけすけに他人に話したがるような奴じゃないのは見れば分かるし」

古泉「……どうでしょうね。今の僕の置かれている状況が、大変か、そうでないか……
    大変かと訊ねられれば、そうでないことはないと思うのですが……
    ただ、そうですね。いうなれば、ただ大変なだけではない、と言った所でしょうか」

部長「……成る程。わかった、それでいい」
ガサガサ
部長「箸はいくつつける?」

古泉「では、念のため、ふたつで」

部長「羨ましいね」

チーン

部長「2000円のお預かり、740円のお返しです」

古泉「どうも。では、また明日、学校で」

部長「またお越しください、だ」

古泉「……良い夜を」


ウィーン

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:24:49.93 ID:wx5CfkeL0

=住宅地=

古泉「涼しい夜ですね。六月とは思えません」

古泉「こんな日は夜歩きにぴったりです」

ガサガサ

古泉「肝試しなんかも、こんな日にやったら快適でしょうね」

ガサガサ

古泉「ん…………?」

ガサガサ…………バッ!!

古泉「! 公園の柵を越えて、何かが――!」

??「う―――た――べも―――の」

古泉「む、この声は……あっ、あなたは、天蓋領域の……!?
    ? ……様子がおかしいですね。なにやら、弱っているような……」

九曜「た―――べ――――も―――の―」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:32:01.79 ID:wx5CfkeL0

古泉「食べ物……? も、もしかして、コレの事ですか?」

九曜「―た―――べ――――ものっ!」

古泉「アッー!?」




古泉「なるほど、お腹が空いていらっしゃったのですね」

九曜「――充――――電―――完―――了―――」

古泉「いやはや、それにしても。TFEIは皆さんよくお食べになられるようで」

九曜「―――ツ――ナマ―――ヨ―」

古泉「夏の夜の公園で晩御飯というのも悪くないですね。今度試してみましょう」

九曜「―タ――マ――――ゴ――ハ――ム――サン―――ド――」

古泉「喉に詰めないでくださいね、これもどうぞ」

九曜「――伊――右衛――門―――はん」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:40:26.10 ID:wx5CfkeL0

古泉「ときに、何故この飽食の世の中でお腹をすかせていらしたのでしょうか」

九曜「(ピタッ)」

古泉「九曜さん?」

九曜「――――悪――魔―――降――臨――」

古泉「あ、悪魔……ですか?」

九曜「――悪――――魔――――お――でん――――
    ――昆布――――嫌――――無理――矢――理――――――」

古泉「は、はあ、無理矢理に」

九曜「――そう――――悪――魔――――ついんて――――る――の――――悪――魔――」

ガサガサッ

九曜「――!?」 ビクゥッ

古泉「な、何事ですか!? ベンチの背後の茂みから……」

ガサガサッ……バッ!!

橘「周防さあああん!!」

古泉「うわあああ!?」

九曜「――――撤――収――」ドヒュンッ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:44:37.57 ID:wx5CfkeL0

橘「ああっ、また逃げられたっ!! もうっ!
  周防さーん! 昆布食べないとお家いれませんからねーっ!!」

古泉「……は、はは」

橘「あれ、貴方は……何してるんですか、そんなところで?
   ……あっ、そのゴミの山―――あなた、もしかして周防さんに餌付けしたんですかっ!?」

古泉「いえ、僕はなんというか、彼女が困っていらしたので……」

橘「何が目的ですか! 周防さんを抱きこめたって、私たちは諦めたりは―――」

古泉「人の話は聞いていただけますか?」

橘「ごめんなさい」





古泉「と、言うわけで。僕は彼女があまりにもつらそうなので、せめてもの力になれたらと思ったまでなのですよ」

橘「やっぱ餌付けじゃないですか」

古泉「人聞きが数段悪いじゃないですか」

橘「はあ……わかりましたよ。うちの周防さんがご迷惑掛けてすいませんでしたー。これでいいですか?」

古泉「別に謝ってくれとも申していないのですが……それにしても人に好かれないタイプですね、貴女」」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:54:39.84 ID:wx5CfkeL0

橘「っていう事はつまり! 周防さんは充電完了でまたフルパワー逃走中って事ですかっ!?」

古泉「え、ええ、まあ、そういうことになるかと」ビクッ

橘「せっかく供給を絶って弱らせたのに! もう、貴方たちは本当に私たちの邪魔ばっかり!」

古泉「貴女方がなにかと非人道的なだけでは!?」

橘「こうしちゃいられません、おうちに戻って佐々木さんと作戦を練り直さなきゃ!
  今日のところはこれで勘弁して上げます! また会いましょう古畑さん!」ダッ

古畑「古泉です!」




古泉「相変わらずと言うかなんというか……嵐か蚊柱のようですね、彼女は」

古泉「さて……また振り出しですね」

古泉「……おでんですか。いいですね、涼しい夜ですし」

古泉「たしか坂を上ったところに、別のコンビニがありましたね。買いましょうか、おでん」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 19:59:13.11 ID:wx5CfkeL0

ウィーン

朝倉「命が惜しければこの店のおでんの具を全部このバッグに詰めなさい!」

店員「ひいいい! た、タマゴだけは! タマゴだけはご勘弁をおおお!!」

ウィーン


古泉「視なかったことにしましょう」



古泉「……夜が深まってきてしまいました」

古泉「明日も学校だというのに、何をしているんでしょうか、僕は」

古泉「寒いなあ……地球寒冷化でしたっけ」

古泉「あったかいものでも食べよう……そうだ、ラーメン……」

古泉「あ、あの屋台にしよう……」

パラリーパラ パラリラリラー

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:06:19.07 ID:wx5CfkeL0

ふぁさ

古泉「すいません、ニンニクラーメンを固めで……」

森「ズル……あれ、お前なにやってんの?」

古泉「森さん!? どうしてここに……」

森「いや、言ったじゃない、私。お腹すいたら適当にラーメン食べてくるって」

古泉「あ……そっか、もうそんな時間だったんですね……」

森「どうしたのよあんた、食事に出たっきり帰ってこないかと思ったら、疲れた顔で帰ってきて」

古泉「ふふ……僕は所詮与えるだけの存在にしかなれなかった。そういうことですよ……」

森「何だそれ……あ、そういえば、これ」

古泉「へ?」

ひょい

古泉「これは、僕の……携帯? あ、あれ?」

森「忘れてったの気づいてなかったのか……なんかさっきからビービー鳴ってたんだぞ。
  電話掛けてきた相手の名前見て、ヤバイと思ったから、あんたを探しにいこうかと思ったんだけど、見つからなくて」

古泉「相手の名前……?
    ……げ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:12:17.67 ID:wx5CfkeL0

=SOS団部室=

キョン「おお、やっと来た」

妹「古泉君、きたー!」

長門「……時既に遅し。餅巾着は全滅」

みくる「古泉君、関西風と関東風どっちのお出汁がいいですかぁ?」


ハルヒ「―――おっっっそい!!
    どうしたってのよ古泉君! 電話何度しても繋がらないし!
    あと少しで、市内放送の電波を乗っ取って呼び出してやろうかと思ってたところよ!」

古泉「いや……すみません、つい携帯を忘れてしまっていて……
    それであの、今ひとつ状況がつかめないのですが、この状況は一体……?」

ハルヒ「いやね、今日いやに寒いじゃない。夏の癖に肌寒いなんて、生意気だから。
    だからあたしたちSOS団で、部室で泊り込みで騒いで、寒気のやつを追い払ってやろうと思ったの、今日! さっき! 午後六時ごろに!」

古泉「だからといって、何故おでんパーティーを……」

ハルヒ「分かってないわね、相手は夏なのよ。
    夏が待ちに待ってやってきた矢先に、冬の風物詩のおでんで大盛り上がりされて見なさいよ、これほどの屈辱はないわよ?
    アタシに一度しまったジャケットを引っ張り出させたんだもの、相応の処罰をしてあげないとね……」

古泉「は、はあ。なるほど」

キョン「古泉、意味わかんねーだろ。安心しろ、俺も分からん」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:17:53.14 ID:wx5CfkeL0

ハルヒ「この面白さがわからないかしら? 夏に部室で泊り込みでおでんパーティーよ?
    まさに盲点、急所、弁慶の泣き所をピンポイントダイレクトアターック! じゃない?」

妹「アターック!」

キョン「そもそも夏が涼しいのはいいことだと思わんのか……」

みくる「古泉君、昆布は結びますか?」

古泉「あ、えーと……そうですね、僕は何でもいいです」

長門「ウインナー巻き、完全に沈黙」

キョン「そのけったいな思いつきのために、俺は外で飯を食う予定だったのキャンセルまでさせられたんだぞ」

ハルヒ「あのねえ、どっかのファミレスでありきたりな洋食を掻きこむのが、何か面白いことだと思ってるの?
    人生常に予想斜め上! そこを狙う意欲のない奴は、背後から七箇所撃たれても文句言えないの!」

古泉「長門さん、確かラーメン食べてませんでしたか?」

長門「……問題ない。あなたの情報は非常に役に立った」

古泉「そうですか、良かったです―――ではなく」

ガラッ
朝倉「追加具材調達してきたわよ!」

ハルヒ「よっしゃ、でかしたー!」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:22:00.83 ID:wx5CfkeL0

ガラッ
部長「なんで電気がついて―――うわ、君たち何やってんだ!?」

キョン「あれ、部長さんこそなんでこんな夜中に?」

部長「大事なメモリを部室に忘れたから取りに来たんだよ!
    って、君、涼宮ハルヒ! その電子調理器の電源どっから取った!?」

ハルヒ「なによ、電気があるところから使うぐらいいいじゃない!」

部長「隣から取ったのか!? まさか、僕の机に有ったノートのACアダプタを抜いてないだろうな!?」

キョン「ああ、あれまずかったんですか?」

部長「まずいよ! やる前に聞いてくれよ!」

ハルヒ「うちの誰もあんたの連絡先知らなかったんだから、しょうがないでしょ」

部長「ぐ―――……っ!! ……はぁっ……結局またこれだ」

長門「……部長」

部長「なんだよ!」

長門「……食べて行くべき。時間も具材も有限。」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:25:58.27 ID:wx5CfkeL0

みくる「朝倉さんが持ってきてくれた具材、どれもいいお出汁がしみてておいしいですぅ」

九曜「ご―――ぼ――う――巻き」

みくる「昆布巻きたべますか?」

九曜「い――ら―な――い――――」

みくる「遠慮せずにどうぞ♪」ガボッ

九曜「――――悪――魔――巨――乳の――――悪――魔――」じたばた





キョン「古泉、卵食うか? ……どうした、カラシが目にでも入ったか」

古泉「いえ……何、さまよった甲斐があったな、などと思いましてね」

キョン「? ……そうか、そりゃよかったな」

古泉「はい。キョン君、そちらの味噌タレを取っていただけますか?」





おわり

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:34:28.22 ID:wx5CfkeL0

古泉「と、そんなことがありましてね」

森「夜に公園で幼女に餌付けは普通にやばいでしょ」

古泉「あなたもそこに食いつきますか」

森「たとえばもし捕まってみたとしよう」

古泉「シンゴーシンゴー」

森「あの周防九曜が真実を話してあんたにいいようにしてくれると思う?」

古泉「僕はなんて恐ろしいことを」

森「おにぎりのホタテ系って美味い?」

古泉「僕は割りと好きですよ」

森「ホタテマンって誰が得するために作られたんだろう」

古泉「まりもっこりよりはマシかと」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:39:12.19 ID:wx5CfkeL0

森「一人焼肉って結局ありなの?」

古泉「僕はけっこうやれちゃいますが」

森「国木田君みたいのがやるのは勇気いる気がする」

古泉「逆に」

森「誰かにさらわれそう」

古泉「お嬢ちゃんひとりでどうしたの」

森「ママのところつれてってあげようねえええええhyひゃっひゃひゃひゃ」

古泉「もしお母さんが他界していらしたら普通にシャレにならない発言ですね」

森「どっちにしろ言ってるの聞かれたら逮捕されるレベルだけどな」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:44:45.65 ID:wx5CfkeL0

森「おでんは白滝」

古泉「大根と玉子に尽きますね」

森「安心して食べれる分でも白滝」

古泉「切実なウーマンズメランコリーですね」

森「縛ってあるからなおいい」

古泉「縛ってえ! きつく縛ってえ!」

森「そこに歯を立てる」

古泉「噛んじゃいやあああああ」

森「ぷつぷつ弾ける白滝」

古泉「いたいのおおおおお切れちゃう取れちゃうのおおおおお」

森「むらむらしてきた」

古泉「できたら冗談ですからツッコミのほうをですね」

森「縛ってない白滝は噛めなくてダメだ」

古泉「縛りコンニャクは斬鉄剣でもがんばれそうですね」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:47:46.67 ID:wx5CfkeL0

森「他のSSの設定って」

古泉「正直以前自分で書いたのからの引用はありますが」

森「むしろ無意識に他人のに手出してないかが心配と」

古泉「盗作の意識がなかったと説明」

森「一人が好き孤独が好きそれは強がり」

古泉「陽光(ひかり)(笑)」

森「仔犬のワルツ(笑)」

古泉「ピアノは猟犬すらたしなめますからね」

森「戦場のピアニストの真実」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 20:56:07.44 ID:wx5CfkeL0

古泉「月曜日でしたね」

森「戦いは終わったな」

古泉「しかしすべては始まったばかり」

森「ドラクエ8の隠しボス並に始まったばかりだな」

古泉「8って面白かったんですけど一周した跡をやる気力が沸きません」

森「ラーミアは良かった」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:03:59.03 ID:wx5CfkeL0

古泉「ラピュタって最後まで燃えないあたりすごいですよね」

森「ちょっとぐらい燃えてもよさそうだけど」

古泉「でかい木って燃えるしかないじゃないですか、運命的に」

森「それに逆らった」

古泉「ラピュタの前にどっか地上で燃えるシーンたくさんやったからなんですかね」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:19:02.31 ID:wx5CfkeL0

古泉「ところで肩こりは治りましたか」

森「今日病院で薬貰った」

古泉「飲み薬で直すんですか?」

森「けっこうあるらしい」

古泉「筋弛緩作用と麻酔効果ですか」

森「いい響きよねー」

古泉「くれぐれもヘンなことに使わないでくださいね」

森「……大丈夫大丈夫」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:27:48.26 ID:wx5CfkeL0

森「私も一度でいいから焼肉とラーメンとおでんを梯子してみたい」

古泉「人生のうちでやけになって食べまくったことは2度ぐらいありますが、こんなものかと思い知ります」

森「人間の限界ってやつね」

古泉「森さんわりと食べるほうじゃないですか」

森「結構考えてるのよ、先に血糖あげないもの食べたり」

古泉「いつもおつまみ作らせるのはそういう意図が」

森「でも酒で全部台無し」

古泉「コンビニメシとビールでいいじゃないですか最初から」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:36:26.60 ID:wx5CfkeL0

森「そういうわけで私の肩こりよとんでけ」

古泉「ビールで飲まないでください」

森「発泡酒だし」

古泉「より悪い気がします」

森「ビールの味忘れたもん勝ち」

古泉「ワインも忘れちゃいましょう」

森「すみませんでした」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:41:40.95 ID:wx5CfkeL0

森「バナナコークって名前には何かロマンがある」

古泉「おいしそう……ですか?」

森「なんていうかジャンキッシュでダウナーな響き」

古泉「バナナに謝れ」

森「おまけに味はドン甘でなんていうか性的でな」

古泉「食べ物に欲情ですか」

森「正直わりとある」

古泉「どうしてこうなった」

森「ペペロンチーノとか官能的だと思わないか」

古泉「あー」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:53:46.75 ID:wx5CfkeL0

古泉「で、どうでしょう」

森「肩は楽になった気がするけど眠い」

古泉「それは おさけです」

森「いや、違う酔い方」

古泉「麻酔効果ですかね」

森「なんかいいかも」

古泉「今のうちにマッサージしておきましょうか」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 21:59:56.93 ID:wx5CfkeL0

森「メロンコークもある種卑猥じゃないかしら」

古泉「剥き身にしたメロンを相手にいたすという猛者もいるとか」

森「あのにおいはある種の分泌液的匂いがするわ」

古泉「そのものもさながら、人工的に再現したメロン臭はたしかにうっとくるものがありますね」

森「今更マンゴーについては言及する必要すらないだろう」

古泉「桃もいけますね」

森「果物エロすぎわらた」

古泉「エロいのは森さんの脳です」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/08(月) 22:23:27.56 ID:wx5CfkeL0

古泉「フィルムコートの錠剤ってあるじゃないですか」

森「あのつやつやしたやつ?」

古泉「あれって逆に喉につかえそうで嫌です」

森「なんか表面が水吸いそう」

古泉「実際ははじくだろうに」

森「顆粒は今でも苦手だわ」

古泉「先に水を口に含んでから粉を入れるんですよ」

森「粉入れようと口開けるとあばばばば」

古泉「上を向いて生きてください」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:15:21.02 ID:i4iF3zm80

古泉「二人してうとうと寝てましたね」

森「保守しといてくれたとは」

古泉「お手数掛けました」」

森「特定はしたくなる気持ち分かるかも」

古泉「でも残念ですが昨日までの長寿の方とは違うんですよ」

森「ちょっとこれみよがしに真似しすぎたわね」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:29:08.34 ID:i4iF3zm80

古泉「肩はどうです?」

森「座って寝てた割りに楽だよ」

古泉「病院の薬は良く効きますね」

森「花粉症は何も考えずに病院に行ってしまう」

古泉「病院の痛み止めは効きすぎて、止めていいモノかと不安になります」

森「痛くないからほっといたら死んでました、みたいな」

古泉「モリで射されて死ぬお魚さんを思うと涙と寒気が」

モリ「魚って痛みないって本当なのかしら」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:52:17.68 ID:i4iF3zm80

森「ホラーゲーがやりたい」

古泉「ぷん太の影響ですね」

森「でも多分泣く」

古泉「割と苦手ですもんね」

森「バイオハザード2は驚かされるとこ以外は大丈夫だった」

古泉「あれ一番怖いのは操作法よくわかんないうちの出だしです」

森「ゾンビに餌やりしてるようなもんよあれ」

古泉「今やるならサイレンとか零とかでしょうね」

森「どっちも聞いた話だけで寒気がしてるわ」

古泉「でもやりたい」

森「心は複雑なのよ」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:13:19.57 ID:i4iF3zm80

古泉「このごろVIPは保ちがいいようですね」

森「わりとやってけるもんだなーって思った」

古泉「その分スレが立ちにくいということもなさそうですし」

森「SSスレがさっさと流れないから好き」

古泉「多分に縁ですからね」

森「でも前よりスレッドあぼーん乱用するようになった」

古泉「それも然り」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:37:50.31 ID:i4iF3zm80

森「けいおんのEDがなんか気に食わないのよ」

古泉「嫉妬ですか」

森「サビの歌詞とyoutubeの静止画しか見てないけどイラつく」

古泉「森さんたしかGOD KNOWSも最初食わず嫌いでボロカス言ってたじゃないですか」

森「あの前例があるからなお警戒っていう意味も多少あるかな」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:48:50.07 ID:i4iF3zm80

森「深夜よ古泉」

古泉「深夜ですね」

森「今は平日の夜中でもエロい番組やってなくてさびしいわね」

古泉「ここ一年ぐらいで一番エロい番組だったのは多分かのこんですからね」

森「土曜日の夜ともなれば地方局は大暴走だったのに」

古泉「最近はエロに限らずともテレビの規制ががちがちですからね」

森「暴力を振るわないジャイアン」

古泉「パパはタバコをやめてしまったようです」

森「そんななか頻度は落ちてもきっちりゲンコツやってる奥さんは偉いわね」

古泉「グリグリはほとんど見られなくなりましたけどね」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:03:52.89 ID:i4iF3zm80

森「実は昨日もうたた寝してた」

古泉「起きたら落ちてましたね」

森「どうも最近夜が弱くてさ」

古泉「若い身空で夜が弱いとは難儀ですね」

森「いや、そっちの意味だと話は別だけど」

古泉「乗ってこなくてもいいです」

森「思うんだけどさ。いつもと違う時間に食べたり寝たりすると、次の日同じ時間に眠くなったりお腹すいたりするじゃない」

古泉「しますね」

森「つまり一度やったら次の日もその次の日も同じ時間にやりたくなるんじゃない?」

古泉「理性があるなら抑えてください」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:16:27.13 ID:i4iF3zm80

森「大体さあ、どうぶつって繁殖期決まってるもんじゃん」

古泉「寿命も長くないですしね」

森「そんな中で必死こいてやれるだけやって子孫残すわけでしょ」

古泉「その子孫の生存率も高くない場合が多いです」

森「そこ来て人間ってどうよ。女はまだしも男のほうはがんばればまる40年ぐらい対応してるじゃん」

古泉「まあ」

森「つまり論理的に考えたら人間はもっと爆発的に増えてるはず」

古泉「資源にげてー」

森「コンドームとかそもそも生きるコトワリから逆走してる人間が大好きです」

古泉「コンドームってかなり身近な非情ですよね、考えてみると」

森「そんなこと言ったら世の男どもの利き腕なんか漏れなく大量殺人犯じゃない」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:31:17.85 ID:i4iF3zm80

森「肩こり再発」

古泉「一日三回薬のめますよ」

森「飲む」

古泉「スプライトゼロで飲まないでください」

森「さみーしお風呂入るか」

古泉「洗ってないですよ」

森「風呂は十月からでいいか」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:49:45.04 ID:i4iF3zm80

森「とか言ってるうちにもう深夜ってレベルじゃねーぞ」

古泉「平日は何故か時間が進むのが早いですね」

森「腹すいたなー」

古泉「コンビニでも言ってきますか?」

森「おでん?」

古泉「昆布巻きこそ至高」

森「白滝ハード?」

古泉「くやしいっ……こんなヤツらにしみこまれるなんてっ……」

森「よし、20分以内で行って来い」

古泉「すごい余裕!」


腹すいた
SSから延々と見ててくれた人ありがとう

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:55:54.98 ID:i4iF3zm80

お腹すいたのでコンビニ行くが故
帰ってきても残ってたらぐらいでとりあえずいったん中断しま

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:20:20.11 ID:i4iF3zm80

古泉「ただいま戻りました」

森「よし、スザンヌのプリンは私のよ」

古泉「はいはい」

森「肩こりの薬はたしか精神安定剤だったわよね」

古泉「有名なデパスですね」

森「肩こりにも効くとは」

古泉「ただし眠くなります」

森「確かに若干眠い」

古泉「でも飲まなくても眠いので」

森「そういうこと」

古泉「スプーンありますよ」

森「ストローでいい」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:31:57.53 ID:i4iF3zm80

森「飲む」カシュッ

古泉「止めても止まらないでしょう」

森「不思議と入院中とかってやめられるんだけど」

古泉「何なんでしょうね、あの場所の魔力というのは」

森「その気になれば抜け出す事だって出来そうなのに、そこまで渇望しないのよね」

古泉「ある種の諦めですかね」

森「んで、なんだ私まだまだいけるじゃないって思って、退院したら再発」

古泉「人間って良く出来てますね」

森「めんどいことは早く終わらせようとするものなのよ」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:37:48.58 ID:i4iF3zm80

森「この辺は深夜にコンビニ行っても入り口にヘンなの溜まってたりしないわね」

古泉「治安がいいほうなんでしょうか」

森「私が子どもの頃住んでたあたりは結構いたわよ」

古泉「僕も何度か見たことくらいは」

森「悪そうなんだけど意外と何もしてこないし、他のお客さんもあんまり気にしないの」

古泉「よくみるとあんまり邪魔じゃないところに溜まってらしたりして」

森「所詮田舎の坊主たちだったわね」

古泉「野球部とヤンキー対応のハイブリッドボウズ」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:45:14.04 ID:i4iF3zm80

森「トップバリュはいいな」

古泉「食パンの値段など良心的ですね」

森「酒も安いし」

古泉「コーラやサイダーもわりといけますしね」

森「でも頼むから置いてる店を統一してほしい……」

古泉「あっちのダイエーにあったりこっちのダイエーにはなかったりしますしね……」

森「ビッグエーも置いてる店少なすぎ」

古泉「それ、めちゃめちゃ地方のスーパーだと思います」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:59:49.47 ID:i4iF3zm80

森「外が白んできたわ」

古泉「日が昇ってから寝ようとするとあっついんでしょうね」

森「アタシまだ寝ない」

古泉「僕が寝ると怖いことになりそうなんで、もうちょい起きてますよ」

森「ちぇ」

古泉「あとお薬は僕が預かりますから」

森「ちぇー」

古泉「欲しいときは言ってくれれば差し上げますよ」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:05:02.16 ID:i4iF3zm80

森「こうしてると浮かぶのは、明日のご飯はなににしよう」

古泉「安かったんでキャベツやたら買ってきましたよ」

森「昼はラーメンでもつくるとして夜はロールキャベツね」

古泉「じゃ白ワイン買ってきますかね」

森「じゃあ冷凍でいいからホタテをバターで炒めるのよ」

古泉「マーガリンでいいなら」

森「アスパラも」

古泉「半額の筋っぽい奴でいいなら」

森「あんたにはロマンがない」

古泉「ロマンはいくら積めば買えるんですか」

森「あしたは閉鎖空間あるかな……」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:13:50.18 ID:i4iF3zm80

森「ネット配信のアニメは見逃しちゃったが最後ダメージは大きいわ」

古泉「一週間いつでもいいのに何故見なかったと自分を責める」

森「たかだか5〜6分飛ばしたぐらいで何が変わるのか」

古泉「小説で5〜6ページ飛ばしたら意外と状況変わりますよ」

森「村上春樹の小説だったらご飯食べてセックスして朝起きるぐらいの間よ」

古泉「そして朝ごはんを作る」

森「アルミホイルにフランスパンをつつんで霧吹きで水を掛けて焼くのよ」

古泉「いいですね。今度試しましょうか」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:23:57.30 ID:i4iF3zm80

森「zzz」

古泉「今日は早かったな……」

古泉「よいしょ」

古泉「ベッドベッドと」



古泉「ふう」

古泉「僕も寝ますかね」

古泉「では」

カチリ

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 18:45:49.62 ID:i4iF3zm80

古泉「まさか残っていらしたとは」

森「なんだか申し訳ないわね」

古泉「睡眠時間3時間ぐらいで学校行ってきましたよ」

森「私は寝てた」

古泉「ちくしょう」

森「寝ると肩の調子いいわ」

古泉「眼鏡買いましょうよ」

森「私はあんまり似合わないからなー」

古泉「そんなこともないと思いますが」

森「私眼鏡属性ないし」

古泉「眼鏡属性ないから眼鏡かけないってすごいロジックですね」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 18:48:43.60 ID:i4iF3zm80

http://www.vipss.net/haruhi/1243609228.html

古泉「ドMSSはおそらくこれですよね」

森「自分で貼るってのもどうかと思う」

古泉「正直雑談所で自演したことあります」

森「それは結構誰でもあると思う」

古泉「あくまで予測ですが」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:01:50.97 ID:i4iF3zm80

森「肩こりの薬、飲むとなんかテンションが下がる」

古泉「そうですか?」

森「テンションが下がるっていうかヘンな達観を感じるっていうか」

古泉「こころのお薬だそうですからね」

森「何か今なら躊躇してたこともサクっとできそうな」

古泉「アイスピックを持ってこないでください」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:09:09.13 ID:i4iF3zm80

森「オセロやろうか」

古泉「いいですけど」

森「じゃあ古泉からな」

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森「黒が古泉で先手な」

古泉「キョン君(本名・杉下右京)と以外は久々です」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:10:21.99 ID:i4iF3zm80

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森「まあこのへんは基本だよな」

古泉「将棋でいうと角の斜め上の歩を上げて・・・みたいなのですね」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:11:35.30 ID:i4iF3zm80

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森「でもオセロ強い奴って一体何考えて打ってるんだろうな」

古泉「先の予測とか」

森「それが信じられん」

古泉「僕は一応考えて打ってるつもりなんですがね」

森「しかし負けると」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:12:50.99 ID:i4iF3zm80

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森「このへんから差が出てくるんだろうな。よし、一気にふたつ返したぞ」

古泉「森さん、なんていうか見るからにあんまり跡のこと考えてなさそうですね」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:13:52.92 ID:i4iF3zm80

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古泉「森さん、ここから何を考えます?」

森「え? ……おお、いっぺんに三つも返せるとこがある」

古泉(この人先のこと考えられないんだな……)

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:15:12.67 ID:i4iF3zm80

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森「一気にいいかんじじゃない?」

古泉(三つ返す用意は出来てるけど……どうしようかな)

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:16:01.32 ID:i4iF3zm80

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森「うおお、黒が増えた」

古泉「よく視てくださいよ森さん」

森「?……ああ!」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:17:04.74 ID:i4iF3zm80

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森「なんだよ古泉、手加減してないかー?」

古泉「いえいえ、そんなことは」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 19:18:33.29 ID:i4iF3zm80

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森「うーん……なんか微妙ね、どうしよう」

古泉「>>150変態っていうよりただのニンフォマニアって気もするんですけどね」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:01:16.58 ID:i4iF3zm80

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森「無難にこうかな」

古泉「無難ですね。悪くないですよ」

森「っていうかサルくらったんだけど」

古泉「この先対極終わるまでやるのもだるいですし、適当に終わりましょうか」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:12:21.34 ID:i4iF3zm80

古泉「ちなみに対局は森さん惨敗でした」

森「あたしやっぱ脳細胞死んでるわ」

古泉「否定できません」

森「っていうかニンフォマニアってただの淫乱じゃない。私は違うわよ」

古泉「淫乱よりタチわるいですもんね」

森「オナニー狂?」

古泉「近いかと」

森「萌えない?」

古泉「めちゃめちゃ近くにいられると萌える以前に扱いに困ります」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:24:22.52 ID:i4iF3zm80

古泉「そもそもオナニー狂いの人って身近にいても結局扱いにこまりますよ」

森「こんなに性にたいして奔放でも?」

古泉「せいぜいオナニー見せ合いぐらいしかできませんし」

森「慣れたらただのオナニーと申したか」

古泉「森さん処女じゃないですか」

森「自慢じゃないけど」

古泉「そういうのってむしろなんかふとしたときに侘しさが過ぎるんですよね」

森「彼女作れよ」

古泉「そういう気にもなれないんですよ」

森「こころは既に私一色と」

古泉「本人に言われると腹立ちますね」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:25:50.81 ID:i4iF3zm80

森「でもたとえばお前ハルヒとか好きなんじゃないの?」

古泉「好きですよぶっちゃけ。恋愛感情かどうかわかりませんけど」

森「じゃハルヒでいいじゃない」

古泉「それやると世界が」

森「あー」

古泉「森さん飲んでます?」

森「お前が買ってくる前からちょっと」

古泉「このアル中が」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:30:01.97 ID:i4iF3zm80

森「未来人とかどうなの?」

古泉「まあ正直けっこうクルものはありますけど」

森「やっちゃえよ」

古泉「彼女いつか未来に還るじゃないですか」

森「切ないわね」

古泉「長門さんもいいんですけどね」

森「まあ長門有希が対象外なのはなんとなくわかる」

古泉「きっとキョン君(本名杉下右京)がキレるんじゃないかと思うんですよ」

森「あいつかなり長門好きだよね、ぶっちゃけ」

古泉「涼宮さんと同じレベルで好きなんじゃないですかね。何かと頼るし」

森「迷惑だな」

古泉「ド迷惑ですよ」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:32:21.78 ID:i4iF3zm80

森「あの鶴屋家の娘とかはどうなの?」

古泉「魅力的だと思いますよ」

森「やっちゃえよ」

古泉「……彼女も心なしかキョン君派なんですよ」

森「キョンうざ」

古泉「正直大分ウザいですよ」

森「なんかさー誰かいないの?」

古泉「そりゃその気になればいい関係になれるひとは結構いますよ」

森「ならやっちゃえって」

古泉「いやなんですよ。僕が」

森「なんで?」

古泉「僕にだって本命いるんですよ」

森「あ、私?」

古泉「そうですよ」

森「そうか    え、そうなの?」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:39:20.47 ID:i4iF3zm80

古泉「だからわりとそうだって前も行ったじゃないですか」

森「覚えてない」

古泉「ちくしょう」

森「でもまあそれはおいといてなんかない?」

古泉「意外と女子の交友関係ないんですよ。キャーキャー言ってくださる方はいるんですが」

森「こっちがちくしょうだよ」

古泉「なんか違うんですよね。うわべだけ視られてるような」

森「うわべしか見せてないんだから仕方ないんじゃないの」

古泉「いった」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 20:57:05.44 ID:i4iF3zm80

古泉でもニッポンもとりあえずできればいいみたいなのありますよね」

森「そういう呪縛から放たれたのがオナニー教なんだよ」

古泉「宗教になっちゃった」

森「人生変わるぞ」

古泉「でも森さんも処女じゃないですか」

森「だって相手いらないんだもん」

古泉「ダメだこいつ早くなんとかしないと

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 21:00:36.29 ID:i4iF3zm80

森「酔っ払ってるときにラノベマンガ小説みるとすごいことになるぞ」

古泉「見知らぬ、展開」

森「どうでもいいけどマジでサイレンやりたい」

古泉「ベスト版出てますよ」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 21:08:17.02 ID:i4iF3zm80

森「ホラーゲー好きってマゾなのかしら」

古泉「むしろゾンビ打ちまくることに会館を覚える人もいるかと」

森「ゾンビ主人公のホラーゲーでないかな」

古泉「出ないと断言できます」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 21:12:16.13 ID:i4iF3zm80

森「お前もマゾならなんかマゾアイテムもってないの?」

古泉「お叱りCDぐらいでしょうか」

森「うえ」

古泉「遠藤綾のですよ」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 21:26:17.73 ID:i4iF3zm80

森「ちかくのディスカウントショップに豆だけの枝豆500g199円ってのがある」

古泉「便利ですね」

森「豆だけのソラマメってないのかな」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 21:55:06.05 ID:i4iF3zm80

森「古泉の料理は意外と男の料理よね」

古泉「おはずかしながら」

森「新川のほうがうまいわ」

古泉「新川さんはプロ同然じゃないですか

森「完全なプロより微妙なぐらいのがいいのよ」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 22:31:33.65 ID:i4iF3zm80

森「今日も結局寒いな」

古泉「日中寝てたくせに」

森「毛布盛ってこよう」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 22:40:25.79 ID:i4iF3zm80

森「ロリコン検定やってみた」

古泉「その報告はしなくてもいいです」

森「初潮の平均とロリのターゲット年代がかぶるのはどうかと思う」

古泉「ふむ」

森「やっぱ13歳だろ、色々」

古泉「コメントに困りますね」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 23:02:53.37 ID:i4iF3zm80

古泉「森さん、ぼくが旅行行くときに買った小型炊飯器ってどうしたんですか?」

森「あれ部屋にまだあるわ」

古泉「故障したんですか?」

森「炊いたつぎの日からあけてないや」

古泉「中身は閉鎖空間ですね、わかります」

森「こいずみ掃除しt」

古泉「嫌です」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 23:38:12.00 ID:i4iF3zm80

森「金冷法か」

古泉「コンニャク的なものと氷的なものを交互にというやつですね」

森「最初は痙攣起して大変だとか」

古泉「性的な痙攣と聞くとクルものがありますね」

森「恐ろしい都市伝説もあるわよ」

古泉「ちょっとキョンはやくティンポ抜きなさいよ」

森「都市伝説と知っているからこそいつか実際に起きないか楽しみになる」

古泉「もしあっても警察が隠蔽するのでは」

森「そんなに重大か膣痙攣」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 23:49:54.09 ID:i4iF3zm80

森「ねむ……」

古泉「薬のせいでしょうね」

森「今日はもう酒いいや」

古泉「お酒と併用するから悪いんですよ」

森「親戚に酒と薬やってて目覚めなかったやついるのよね」

古泉「血は争えませんね」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 01:36:29.63 ID:YoJmXS4u0

古泉「またもや少し寝てましたね」

森「やっぱ昨日寝た時間って眠くなる理論はあるって」

古泉「となると次に眠るのはまた明け方ですか」

森「夜中起きてるのにやることが何もないとはもったいないわね」

古泉「森さんやるときは昼夜問わずやるじゃないですか」

森「てへ☆」

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 02:08:58.40 ID:YoJmXS4u0

森「鶴屋さんは可愛いと最近気づいたわ」

古泉「遅咲きですね」

森「具体的にはよせやいで」

古泉「あれは良いものです」

森「個人的にはもっと背が小さくてもよかったけど」

古泉「僕はあのくらいがいいですね」

森「自分よりちょっと低いぐらいが可愛いのよ」

古泉「僕はこう顔が胸のところに来る感じが理想ですね

森「何かするときにはかがまなきゃいけない感じか」

古泉「そういうと僕が変態みたいですね」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 02:25:29.84 ID:YoJmXS4u0

古泉「惰性かそうでないかと言われれば間違いなく惰性ですが」

森「胸はどうなのよ」

古泉「はい?」

森「身長は分かったから胸」

古泉「ああ、胸っていうか、横から見て薄い人にあこがれますね」

森「鳩胸の逆?」

古泉「ええ、そんでオーバーサイズめの薄い生地のTシャツなんかをてれんと着てらっしゃると」

森「やっぱロリコンなんじゃないか」

古泉「ご冗談を」

森「お前みたいのがいるから世の中の女の子がこぞって痩せようとするんだ」

古泉「あくまで一例ですよ」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 02:45:23.51 ID:YoJmXS4u0

古泉「でも肋骨の周囲とかって生まれつきじゃないですか」

森「骨まで痩せようとしたら骨粗鬆症になるわね」

古泉「ダイエットで牛乳を良いとする方と避ける方といますよね」

森「微妙な線なんじゃない?」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 03:02:42.79 ID:YoJmXS4u0

森「眠い」

古泉「今日もまた早いんですね」

森「やっぱこの薬だめだよ」

古泉「でも肩の調子は良いじゃないですか」

森「こんなときに閉鎖空間出たら機関に起こられそうだな」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 03:17:28.83 ID:YoJmXS4u0

古泉「キッチンタイマーとかって、よくふと思い出して見に行くと同時に鳴ったりしますよね」

森「zzz」

古泉「おや」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 03:45:36.98 ID:YoJmXS4u0

古泉「一人になってしまいました」

古泉「ではこっそりゼリーでも食べますかね」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 04:09:01.00 ID:YoJmXS4u0

古泉「缶は金曜日ですか」

古泉「アルミのリサイクルにはよく貢献していると言って良いでしょう」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 04:12:50.94 ID:YoJmXS4u0

古泉「森さんが納豆マヨネーズに卵黄を入れたものがすきなのは良く知っています」

古泉「僕も其れを否定するつもりはないのですが」

古泉「お願いですから、それをやった器は水に漬けておいて欲しいものです」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 04:19:37.54 ID:YoJmXS4u0

古泉「今日も元気にレッツ夜明けですね」

古泉「森さんは……ソファで寝てますし放置でいいですね」

古泉「なんとなく今日は抱えて連れてく気にはなりませんし」

古泉「いや、気にはなるんですが」

古泉「んっふ」

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/10(水) 04:43:02.20 ID:YoJmXS4u0

古泉「ふあ」

古泉「潮時ですね」

古泉「では」


カチリ



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