キョン「フラグクラッシャー?」


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145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/03(水) 20:33:14.79 ID:J8xxfUhx0

ここから

ハルヒ(まったく、なんて話してんのよ……)
みくる(涼宮さん、いつまで隠れてるんですかぁ……?)

みたいな展開が待ってるんだろ?

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:08:05.02 ID:J8xxfUhx0

ハルヒ(まったく、部室でなんて話をしてるのよ……)

みくる(い、いつまで隠れてるんですかぁ……?)

長門(……男子高校生の性に対する興味の項目を修正。行動方針を訂正)




古泉「……というわけで、あなた方にも協力していただきたいのですが」

谷口「いや、つまり何をすればいいんだよ」

国木田「……キョンが女性に興味を持つようにする、若しくは積極的になるようにしろってこと?」

古泉「そういうことです。彼があのままだと、その……我々も、少々困るのです」

谷口「なんでハーレム状態のあいつにそんなことをしてやらなきゃならないんだよ」

国木田「まあまあ、キョンは確かに淡泊すぎるし、協力してあげようよ」

谷口「……でも、いったい何をすりゃいいんだよ」

古泉「なんでもいいんです。彼の枯れた心に熱いロマンを思い出させることであれば」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:09:30.80 ID:J8xxfUhx0


ハルヒ(あーあ、遅刻ギリギリだわ。早く教室に入らないと)スタスタ

谷口「なあキョン、涼宮とは正直なところどうなんだ?」

キョン「ん?どう、とは?」

ハルヒ(!!!!!!)ピクッ

谷口「付き合ってないのか?」

キョン「くどいなお前も。あんな支離滅裂な部に属していても、俺の精神はそこまで追い詰められてはいないんだ」

ハルヒ(………………)イライラ

谷口「そうか……。確かに、放課後に教室で長門有希と抱き合ってたしな。本命は長門か?」

ハルヒ(!?!?!?!?!?)

キョン「だからそれはお前の勘違いだ。今すぐに脳内から消去しろ。あえていうなら本命は朝比奈さんだな。彼女は女神だ」

ハルヒ(…………………………)ビキビキ



国木田(あーあ、やっちゃった……。さすが谷口……)

古泉(アルバイト、ですね……。彼らに頼った僕が間違っていました)

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:17:13.80 ID:J8xxfUhx0


古泉「……というわけで、協力していただけませんか?鶴屋さん」

鶴屋「あっはっは、そいつはめがっさ面白そうだねっ!! もちろん協力させてもらうよっ!!」


みくる(今日は、どのお洋服を着ましょう……あれ、キョン君と鶴屋さん?)

鶴屋「キョンくんっ、キョンくんは女の子に興味はないのかいっ!?」

キョン「なんですか、藪から棒に。……興味はありますよ。健全な男子高校生なんですから」

鶴屋「でも、みくる相手じゃ不満なんだって?」

みくる(!!)キュッ

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/03(水) 21:18:40.10 ID:J8xxfUhx0

キョン「!? ……ああ、古泉ですか。いえ、俺ではなくむしろ相手が不満でしょうから」

鶴屋「みくるがいいって言ってもかい?」

みくる(………………)ドキドキ

キョン「そもそもそれがあり得ません。あったとしたら俺は朝比奈さんが正気に戻るよう説得します」

鶴屋「そっか……みくるがだめなら、あたしなんかアウトオブ眼球だねっ!!」

キョン「眼球は怖いので勘弁してください。いえ、むしろ鶴屋さんの方が、俺も安心できる気がします」

みくる(!?!?!?!?!?)

鶴屋「ふえっ!?……い、いやー、キョンくんはお世辞がうまいねっ!!」

キョン「言え、お世辞ではなく……鶴屋さんは、不思議な人ですから。俺みたいな奴の、良い所を見つけてくれそうな気がして」

鶴屋「い、いやー、なんか照れるねっ!!じゃあ、部活頑張ってっ!!」ダッ

キョン「……? 鶴屋さん、何か用事があったんじゃないのか?」

みくる(………………)


古泉「おや?顔色が優れませんが、どうなさいました?」

みくる「いえ、なんでもないです……。わたし、今日は帰りますね……」

古泉(また、失敗ですか……。適任者はいないものでしょうか?)

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:28:31.17 ID:J8xxfUhx0


古泉「……というわけで、協力しませんか? 彼があのままだと、あなたたちも困るのではないですか?」

橘「うーん……。確かに、キョンさんには佐々木さんを選んでもらわないと困りますけど」

九曜「彼の―――――瞳は―――――とても――――綺麗――――」

ポンジー「ふん、くだらん。やるならお前たちでやれ。俺は関わらん」



橘「キョンさん、お話があります」

キョン「通学路で待ち伏せるなこのストーカーが」

九曜「待って――――いた?―――――誰、を――――」

キョン「それで、今日は何の用だ?また前みたいな話なら――――」

橘「違います!! 今日は、佐々木さんについて聞きたくて、来ました」

キョン「佐々木のこと?そんなの、お前たちの方が詳しいだろ」

橘「いえ、聞きたいのは、あなたが佐々木さんのことをどう思ってるか、ということです」

九曜「あなたの――――意思は――――意思は―――――重要」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:41:00.90 ID:J8xxfUhx0


キョン「……古泉といい谷口といい鶴屋さんといい、なんの流行だ? まあいい、佐々木か?あいつの言葉を借りるなら、親友だな」

橘「そうじゃなくて!!女の子として、佐々木さんのことをどう思ってるか、ってことです!!」

キョン「女の子ねぇ……。別に、佐々木が男でも女でも、関係は変わらん気がするが」

九曜「あなたの――――台詞は――――とても――――残酷――――」

橘「し、信じられません。じゃあ、もし佐々木さんが告白してきても、断るって言うんですか!?」

キョン「そんなことはありえん。恋を精神病の一種だという奴だぞ? まとわりついてる癖にそんなことも分からないのか」

橘「あなたも、親友という割に何もわかってませんよ」

キョン「まあ、ここ一年は会ってないからな。だがあいつの変人ぶりはそうそう変わらんだろう」

橘「……まあいいです。佐々木さんでも駄目なんだから、あなたは誰とも付きあう気がないってことですよね?」

キョン「いや、それは別問題だろ。残念ながら俺は将来のことは予見できないんでな」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:43:15.01 ID:J8xxfUhx0


九曜「じゃあ――――私達と――――付き合う――――可能性は――――ある――――?」

キョン「ああ、あるかもな」

橘「!! ななな、何を言い出すんですかいきなり!!」

キョン「いや、そもそも異性と付き合う可能性のない佐々木と違って、おまえらは一応ありえないとは言い切れんだろ」

九曜「あなたの――――言葉は――――とても――――不用意――――」

橘「そっ、そんなことを考える暇があったら、佐々木さんのことを考えてください!! し、失礼します!!」

九曜「あなたの――――言葉は――――とても――――甘美ね――――」

キョン「いったい、なんだったんだ……?」



佐々木「……くっくっく、これは面白いところに出くわしてしまったね……橘さんには、ゆっくり話を聞かないとな……」

佐々木「いや、それよりも問題は、キョンへの接し方か……。安定か、変容か……消滅だけは避けないとね、くっくっ」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:47:36.14 ID:J8xxfUhx0

古泉「また失敗ですか……。というか、どんどん酷くなっていますね……」

古泉「しょうがありません、リストの筆頭格ですが、長門さんに協力を……」


長門(彼の通学路での会話を解析。……パーソナルネーム周防九曜を敵性と判断)

長門(天蓋領域の解析を開始する)


古泉「………………やめておきましょう」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 21:58:03.50 ID:J8xxfUhx0

ハルヒ「有希、あなたキョンと放課後の教室で抱き合ってたって本当?」

長門「客観的にみれば、そのような事象が観測されたことを否定するのは難しい」

長門「でも、問題は私よりも、朝比奈みくるの行動」

ハルヒ「え?みくるちゃんが何かやったの?」

長門「彼と同じ部屋で二人きりで、布団で寝ていたのを私は見た」

ハルヒ「!?!?!?ちょっ、それどういうこと、みくるちゃん!?」

みくる「ふえ〜!?そんなことしてま……あ」

みくる(も、もしかして、七夕の話ですかぁ〜?)

ハルヒ「……み・く・る・ちゃん?ちょ〜っとお話しない?」

みくる「ふ、ふえぇ〜!?な、長門さん、助け……」

長門「……………」グッ

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:16:58.56 ID:J8xxfUhx0

ハルヒ「今日の部活は、疑似恋愛よ」

キョン「……ハルヒ、ついに頭がやられたか?恋愛なんて病気だって言ってt」

ハルヒ「うるさい! ……いい? 確かに、私にはこんなことは必要ないわ」

ハルヒ「でも、みくるちゃんや有希は、そういうことに耐性がないの」

ハルヒ「将来、二人が変な男に引っかからないように、訓練しておく必要があるのよ!!」

古泉「面白そうですね。僕も参加する栄誉に与かることはできるのでしょうか?」

ハルヒ「もちろんよ。じゃあ最初は、あたしとキョン、みくるちゃんと古泉君で」

古泉「分かりました」

キョン「お前、自分には必要ないって言わなかったか?」

みくる「でも、長門さんがあまっちゃいますよ?」

長門「いつも通り、くじで決めるべき」

ハルヒ「ああもう、わかったわよ!! くじで決めましょ、くじで!!」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:19:03.89 ID:J8xxfUhx0


ハルヒ「………………」

古泉「では、朝比奈さん。よろしくお願いします」

みくる「あの、いえ、こちらこそ……」

キョン(長門、お前まさかクジを……)

長門(…………)グッ

キョン「いや、別にいいけどな……」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:21:10.81 ID:J8xxfUhx0


キョン「長門、なんか飲み物いるか?」

長門「……あなたと同じものを」

ハルヒ(…………)イライラ


キョン「長門、オセロしないか?」

長門「……ユニーク。……私の勝ち」

ハルヒ(…………)イライライライラ


キョン「お前が隣に座ってるってのも、なんか新鮮だな」

長門「……別に、普段からこうしていても問題はない」

ハルヒ(…………)イライライライライライライラ


長門「恋人というなら、苗字ではなく名前で呼ぶべき」

キョン「そうか?じゃあ有希って呼ぶか。なら有希、お前も俺をキョンじゃなく――」

ハルヒ(…………)ブチッ

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:43:10.51 ID:J8xxfUhx0

ハルヒ「はい、そこまで!!じゃあもう一回くじ引きやるわよ!!」

ハルヒ「早く引きなさいよアホキョン!!」

キョン「そう怒鳴るなよ……」


キョン「朝比奈さんですか、光栄です」

みくる「キョ、キョンくん、よろしくお願いします……」アセアセ

古泉「長門さん、僕では不満でしょうが、少々お付き合い願えますか?」

長門「問題ない」

キョン(…………)ジー

長門(…………)ガッ

キョン(力強いな……)

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:48:53.10 ID:J8xxfUhx0


みくる「キョンくん、お茶のお代わりいかがですか?」

キョン「いただきます。今日のお茶は特に美味しいですね」

みくる「ええ、愛情をこめて淹れてますから」ニコッ

キョン「えっ…………」ドキドキドキドキ

みくる「…………///」バクバク

ハルヒ「………………」ギリギリギリギリ

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 22:56:34.39 ID:J8xxfUhx0

キョン「朝比奈さんの私服、いつも可愛いですよね。どこで買ってるんですか?」イチャイチャ

みくる「ふふ、ありがとう、キョンくん。鶴屋さんと一緒に、中心部で買ったりしてるんですよ」イチャイチャ

ハルヒ「………………」ギリギリギリギリギリギリギリ


キョン「朝比奈s」
みくる「キョンくn」
ハルヒ「終わり!! 終わり―――――!!!」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:03:02.68 ID:J8xxfUhx0

ハルヒ「はい!!最後!!次は、最初にあたしの相手を決めるわ!!」

キョン「まったく、横暴だな……」




古泉「……涼宮さん、気を落とさないでください」

ハルヒ「……別に、そんなことないわよ」

キョン「またか。よろしくな、長門」

長門(…………)ウィッシュ

キョン(見られる前にか……。しかし今日の長門はテンションが高いな……)

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:11:55.86 ID:J8xxfUhx0


ハルヒ「……もうこんな時間。じゃあ最後にキョン、あんた二人に告白して振られなさい」

キョン「いきなり何を言い出すんだお前は」

ハルヒ「キョン、今日の目的を忘れたの?二人にダメ男に対する耐性をつけさせるためよ?」

ハルヒ「だったら、ダメ男が告白してきても断れるよう練習しておくことも必要でしょ」

キョン「いつの間にダメ男限定になったんだ?それに古泉じゃ駄目なのか?」

ハルヒ「古泉君はダメ男じゃないでしょ」

古泉「恐縮です」


キョン「やれやれ……。さっさと済ませるか。じゃあ朝比奈さん、いいですか?」

みくる「は、はい……」

キョン「朝比奈さん、あなたが好きです」

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:17:37.87 ID:J8xxfUhx0

キョン「諸君 私は朝比奈さんが好きだ
    諸君 私は朝比奈さんが好きだ
    諸君 私は朝比奈さんが大好きだ
    特盛りが好きだ 天然が好きだ
    誤魔化しが好きだ 葛藤が好きだ
    ドジが好きだ 謎が好きだ
    話しかけられるのが好きだ 笑いかけられることが好きだ
    ちょっと過激な衣装が好きだ
    学校で 部室で 通学路で グラウンドで 公園で
    駅前で 喫茶店で 商店街で マンションの一室で
    あらゆるところで拝見できる朝比奈さんが好きだ
    見る者全てを恋に落とす笑顔で撃沈されるのが好きだ
    朝比奈さんの寝顔を想像するときなど心が躍る
    その純粋な心を軽い悪戯で翻弄するのが好きだ
    森さんが彼女のため車をなぎ倒した時など胸がすく思いだった

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:18:35.56 ID:J8xxfUhx0


    彼女の身勝手なスケジュールに蹂躙されるのが好きだ
    彼女が不確定の未来に突進していく様など感動すら覚える
    彼女の脱いだ服をハンガーにつるしあげていく様などはもうたまらない
    彼女の画像でHDDが埋め尽くされるのも最高だ
    彼女の下着姿を見た時など絶頂すら覚える
    想像で彼女を滅茶苦茶にするのがが好きだ
    彼女が他の男と付き合う想像をするのはとてもとても悲しいものだ
    彼女の笑顔で悪意が殲滅されるのが好きだ
    彼女と15年間会えなかったのは屈辱の極みだ
    諸君 私はお付き合いを 地獄のようなお付き合いを望んでいる
    諸君 この無謀な告白をする私を見守る諸君
    君達はいったいなにを望んでいる?
    さらなるごめんなさいを望むか?
    情け容赦のない糞の様な「あなたとは友達でいたい宣言」を望むか?
    筆舌の限りを尽くし現実世界の童貞を殺す嵐のような拒絶を望むか?

    『振られろ! 振られろ! 振られろ!』

    よろしい ならば振られよう」

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:23:06.90 ID:J8xxfUhx0


ハルヒ「…………」

長門「…………」

古泉「なぜ、こういう告白の時は口が回るのですか?あなたは……」

みくる「……………………」バタッ

キョン「なっ!? 朝比奈さんが鼻血を噴いて倒れた!? 古泉、救急車を!!」

ハルヒ「……必要ないわ。さっさと有希もやっちゃいましょ」

キョン「必要ないって、おまえ」

古泉「僕も、必要ないかと」

キョン「……分かった。信用するぞ、古泉」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:29:20.49 ID:J8xxfUhx0

キョン「長門、俺と付き合ってk」

長門「了解した」

ハルヒ「ちょ、ちょっと有希!?断らなきゃだめでしょ!?」

長門「断るかどうかは私が判断するべきこと」

長門「あなたがむきになる必要はない」

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!! あんたからもなんか言ってやりなさい!!」

キョン「ああ、まあ俺は構わんが」

ハルヒ「!?」

古泉「!?」

みくる「……」ピクピク

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:39:11.86 ID:J8xxfUhx0


キョン「だが長門よ、ハルヒの言いたいことも分からんでもない」

キョン「朝比奈さんが倒れて緊迫した空気を和ませるためにやったんだろうが、続ける必要はないだろ」

長門「違う。これは私の意志。本心」

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:40:45.84 ID:J8xxfUhx0


キョン「だとしたらなおさら止めないといけないな。いいか?お前は……まあ、変わったところもあるが、頼りになる」

キョン「見た目も悪くない。付き合おうと思えば、いくらでもいい男と付き合えるだろう

キョン「こんな冗談みたいな状況に流されて、安易に俺とくっつくのはどうかと思うぞ」

長門「安易ではn」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 23:43:54.92 ID:J8xxfUhx0


キョン「それに、部内恋愛は禁止じゃなかったか?」

ハルヒ「……!! そ、そうよ!! 有希、分かった!?」

長門「…………」

古泉(自分から告白しているのに……恐ろしきは、彼の脳内構造ですね……)



みくる(……)ピクピク

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:05:16.02 ID:8RlkyDKg0


佐々木「おや? 奇遇だね。キョン、学校の帰りかい? それにしては、一人とは珍しいね」

キョン「ああ。なんか、『ここは僕に任せて、あなたは先に帰ってください』とか言われてな……。佐々木はなんでここに?」

佐々木「うん、今日は親がいなくてね。自炊する気分じゃなかったから、外食しようとぶらついていたところさ」

キョン「ふーん……。じゃあ、うちに来るか?確か今日はカレーだから、おまえの分くらいは出せると思うぞ」

佐々木「くっくっく、いいのかい? 僕がお邪魔するといろいろと問題が起きそうだが」

キョン「ああ、妹が騒ぐのは勘弁してくれ。落ち着きという概念が欠落しているからな」

佐々木「くっく、僕の懸念はそっちではないのだがね……。まあいい、君の御母堂の許可が降りたら、ご相伴にあずかろうか」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:10:53.76 ID:8RlkyDKg0


母「佐々木さん、久しぶりねえ」

佐々木「ご無沙汰しています、おばさま」

妹「佐々木ちゃん、久し振りー!! 今日は泊まってくのー?」

佐々木「さすがにそこまでお世話になるわけにはいk」

母「泊まっていきなさいよ。明日はお休みでしょ? 今から帰ると遅くなっちゃうし」

佐々木「いえ、それは……」

キョン「泊まればいいんじゃないか? 特に用事があるわけでもないんだろ?」

佐々木「……ええと、じゃあ、一晩お世話になります、おばさま」

母「うん、そうしなさい」

佐々木(これは……予想外だけど、チャンスなのかしら?)

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:18:46.14 ID:8RlkyDKg0

母「佐々木さん、お風呂入っちゃって」

佐々木「ありがとうございます。じゃあ、遠慮なく」


妹「キョンくーん!! お風呂空いたよー!!」

キョン「まず髪を拭いて、そしてドライヤーで乾かしなさい。髪が痛む」

妹「……キョンくんは、髪がきれいな方が好きー?」

キョン「あー、そうだな。綺麗に越したことはない。ポニーにできれば最高だ」

妹「じゃあ、ドライヤー使う!!」

キョン「その聞き分けの良さこそ俺の妹たる証であり資格だ。えらいぞ、妹よ」

妹「へへー」

キョン「さてと、風呂に行くか」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:23:09.71 ID:8RlkyDKg0


佐々木「えっと、シャワーはこれかな」サーーー

キョン「ん? 風呂場から音が……。げっ!! この服は!!」

佐々木「キョ、キョキョキョ、キョンかい!? ま、まいったな、脱いだ服を見られるのは、僕といえども少し恥ずかしいよ」

キョン「わ、悪い!! ごゆっくりーーー!!」

佐々木(は、恥ずかしい……でも、キョンの慌てぶりを見るに、脈がないわけじゃなさそうね……)

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:29:26.08 ID:8RlkyDKg0


コンコン

佐々木「キョン、失礼するよ」

キョン「ああ、なんだ?」

佐々木「くっくっく、久しぶりに君とよしなしごとを語ってみたくなってね」

キョン「なんだ、そっちの高校じゃ話し相手がいないのか?」

佐々木「くっく、そういうわけではないんだけどね。今でも僕の最良のパートナーは君だ、というだけさ」

キョン「そうか、早く気の合う変人を見つけろよ」

佐々木「くっくっ、随分な言われようだね……。まあ、キョン以上の相手は見つからないだろうけど」

キョン「そりゃありがとよ。で、何から話す?」

佐々木(…………ま、まあ、本番はここからだし)

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:37:33.31 ID:8RlkyDKg0


佐々木「だからね、キョン。僕は、恋というのは一種の精神安定剤だと思うんだよ。さながら宗教のようなね」

佐々木「だがそれは、この不安定な世の中では人間が生きていくために必要なものとなるかもしれない、そう思うんだ」

キョン「随分意見が変わったな。なにかあったのか?」

佐々木「くっくっ、僕にも思うところがあってね。君はどう思う?」

キョン「あー、まあそうかもしれないな。俺には縁遠い話だからいまいちピンと来ないが」

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:39:40.68 ID:8RlkyDKg0


佐々木「……SOS団の誰かに、好意をもったりはしないのかい?」

キョン「近頃その話題ばかりなんだが……。まあ好意は持ってるが、恋愛感情はないな」

佐々木「なぜだい?彼女たちは皆魅力的であるように思うんだけれど」

キョン「なぜと言われてもな……。佐々木、おまえは俺に恋愛感情を持つか? そういうことだ」


247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:41:45.78 ID:8RlkyDKg0


佐々木「……持つよ」

キョン「……なんだって?」

佐々木「……今はまだはっきりとは分からないが、僕は君に恋愛感情を持っているかもしれない」

キョン「佐々木、おまえ……」

佐々木「さっき、風呂で僕と鉢合わせしそうになった時、キョンはどう思った?」

キョン「佐々木……」

佐々木「キョン……」


248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:47:42.04 ID:8RlkyDKg0


キョン「そんなにさっきのこと怒ってたのか。悪かった、謝るよ。

    お前がいきなり昔と違う意見を言うからおかしいとは思ったんだ。

    言ってたよな? 感情なんてものは、人間の自律進化を阻害する粗悪な遮蔽物だって。

    また、いついかなる時でも理性的かつ論理的でありたいとも。

    そして、そんなセリフを言う今のお前は感情的であり、理性的じゃない。

    それはお前にとって、非常に不本意な状態だ。

    その原因を考えると、さっきの俺の覗きまがいのことしかありえない。

    悪かったよ、そこまで怒ってるとは思わなかったんだ。

    だが怒るにしても、こんな回りくどい手を使わずそうと言ってくれれば――」


佐々木「……キョン、僕はもう寝るよ。お休み」

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 00:51:57.33 ID:8RlkyDKg0


古泉「……というわけで、もはや我々ではどうにもなりません。力を貸していただけませんか?」

喜緑「わかりました、私で出来ることがあれば」


そんな感じで終わります
読んでくれた人ありがとう、書くの遅くてごめん
あと>>1にもごめん

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 02:53:21.99 ID:8RlkyDKg0


古泉「……というわけで、もはや我々ではどうにもなりません。力を貸していただけませんか?」

喜緑「わかりました、私で出来ることがあれば」



キョン「『放課後、生徒会室まで来てください』か……。また朝倉みたいなのじゃないだろうな」

喜緑「キョン君……。来て、くれた……」

キョン「喜緑さん!? だ、大丈夫ですか?」

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 02:59:49.33 ID:8RlkyDKg0


キョン「エラーって……まさか、長門みたいに!?」

喜緑「そう、気づいてるでしょうけど、私も統合思念体のTFEIの一人なの」

キョン「まさか、喜緑さんも世界を改変して……!?」

喜緑「いいえ、私にそこまでの力はないわ。私の場合は……」

キョン「場合は……?」


271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:01:12.48 ID:8RlkyDKg0


喜緑「発情するの」

キョン「……はい?」

喜緑「だから、発情するの」

キョン「…………ホワイ? なぜ?」

喜緑「そうなってるんだから、仕方がないでしょう? ……キョン君を呼んだ理由、分かってもらえた?」

キョン「残念ながら、さっぱり」

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:03:42.92 ID:8RlkyDKg0


喜緑「それ、わざとかしら……? あなたの手で、私を慰めてもらいたいの」

キョン「いえ、それは、なんというか、その」

喜緑「私は、人間じゃない。バグを取り除くための単なる作業よ。それでも、駄目なの……?」

喜緑「それとも、私なんかじゃそんなことをする気も起きないかしら……?」

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:05:28.33 ID:8RlkyDKg0

キョン「い、いえ、その、そういうことではないです。ですが、残念ながら俺はその手のことに疎くてですね。

    恐らく、喜緑さんを満足させることができません。

    会長に相談しましょう。機関に属しているなら、その手のことが得意な人もいるはずですし。

    俺なんかより信頼もできると思います」

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:08:08.87 ID:8RlkyDKg0


喜緑「……ねえ、キョン君」

喜緑「いくら人間じゃないとは言っても、TFEIにだって羞恥心はあるのよ……?」

喜緑「私は、キョン君にだから、この話をして、こんなお願いをしたのに……」

喜緑「どこの誰とも知らない人に、肌を許せというの……?」

喜緑「キョン君は、私をそんな風に見てたの……?」

キョン「あー、えっと、そういうわけではなくてですね」

喜緑「じゃあ…………お願い」

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:12:33.70 ID:8RlkyDKg0


キョン「そうだ、長門に言ってみればどうです?

    あいつならエラーも経験してるし、対処できるんじゃないですか?

    長門に喜緑さんより力があるなら、なおさらです。

    その、慰めるにしても、仲間である長門の方がいいでしょうし」

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:20:08.38 ID:8RlkyDKg0


喜緑「ううん、駄目なの……」

喜緑「エラーは修正できないの……だから、あの子はエラーが起こると知りつつも止められなかった……」

喜緑「今も、統合思念体とのコンタクトを最低限にすることで、エラーの発生を防いでいる……」

喜緑「それに、このエラーは男性じゃないと直せないみたいなの……。だからお願い、キョン君……」

キョン「喜緑さん……」

喜緑「キョン君……」

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:25:06.33 ID:8RlkyDKg0


キョン「分かりました。

    なら、長門に俺そっくりの有機生命体を作ってもらいましょう。

    そして、そいつに相手をさせれば解決です。

    終わった後は、長門に頼んで消してもらえば大丈夫です。

    やはり、緊急事態とはいえ、喜緑さんのような美しい人はむやみに肌をさらしてはいけませんよ。

    偽物の人権的な問題はありますが、『俺』なら喜緑さんの役に立てるなら納得して消えるでしょうから問題ないですし。

    そうと決まれば、すぐに長門に連絡を――」

喜緑「………………」



古泉「喜緑さんでも駄目とは……もはや、打つ手はないのかもしれませんね……」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:35:50.99 ID:8RlkyDKg0


ミヨキチ「あの、お兄さん、こんにちはっ!!」

キョン「ああ、楽にしてくれ。今は俺と妹しかいないしな」

ミヨキチ「は、はい。あの、妹ちゃんは……?」

キョン「ああ、さっきおやつを買いに外に飛び出していった。たぶんすぐ戻ってくるだろうから待ってて」

ミヨキチ「はい……。あの、お兄さん」

キョン「ん? なに?」

ミヨキチ「お兄さんは、今、お付き合いしている女性とか、好きな女性はいますか?」

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:38:57.47 ID:8RlkyDKg0


キョン(やっぱり、ミヨキチはませてるな……)

キョン「いや、いないよ。ミヨキチは?」

ミヨキチ「えっ!? わ、わたしですか!? 付き合ってる人は、いませんけど、その、好きな、人なら……」ゴニョゴニョ

キョン「好きな子がいるなら、そう言ってみれば? ミヨキチならいい返事をもらえると思うぞ」

ミヨキチ「い、いえ、そんな、無理です!! それに、妹ちゃんにも悪いですし……」

キョン(なんだ? うちの妹と三角関係でもしてるのか?)

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:42:13.74 ID:8RlkyDKg0


キョン「ミヨキチは、もう少し自信を持っていいと思うぞ。うちの妹の出所不明の自信を分けてもらった方がいい」

ミヨキチ「妹ちゃんは、私と違って、可愛いですし、お兄さんにも愛されてますから……」

キョン(ミヨキチは一人っ子だったか?)

ミヨキチ「あの、お兄さん!! また、映画に誘わせてもらってもいいですか!?」

キョン「ああ、ミヨキチなら大歓迎だ。今度はチケット代くらいは払うよ」

ミヨキチ「あ、ありがとうございます!!」グッ

キョン「妹のやつ遅いな……ミヨキチ、テレビでも見るか?」ポチッ


TV「芸能人の恋愛観チェック〜〜!!」

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:46:41.30 ID:48xqI4Ua0


キョン「なになに……年上派か、年下派か……」

ミヨキチ(…………)ピク

キョン「まあ十代のうちから年下派なんていないだろ。変態じゃあるまいし」

ミヨキチ(…………)ガク




さるさん食らった……

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:50:19.24 ID:48xqI4Ua0


キョン「気になってる人に、恋人がいるかどうか聞く……Yes or No?」

ミヨキチ(…………)ピクピク

キョン「俺なら聞かないかな。逆に意識されそうだし」

ミヨキチ(…………)ガーン

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 03:57:16.25 ID:48xqI4Ua0


キョン「二人きりで映画に行くのは浮気?……Yes or No?」

ミヨキチ(…………)ピクピクピク

キョン「Noだろ。好きじゃない相手とだって映画くらい行くだろうし」

ミヨキチ「…………」ガラガラガラガラ



妹「ただいまー!! お菓子買ってきたよー!! ……あれ? ミヨキチどうしたの?」

ミヨキチ「あ、おかえり……。私じゃ、立てることさえできないんだね……」



古泉「まあ予想の範囲内ですが……。あの小説での褒め具合を鑑みるに、これは少々……クるものがあります」

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 16:45:47.93 ID:48xqI4Ua0


朝倉(あれは……キョン、っていったかしら)

朝倉(彼は、必要以上に涼宮さんに近づこうとしている。観測を阻害しかねないわ)

朝倉(仕方ないわね……。彼の興味を、私に惹きつけるか)

朝倉(こういう時のために、人当たりのいい私が彼女と同じクラスになったんだし)

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 16:48:02.29 ID:48xqI4Ua0


谷口「涼宮はやめとけ。同じクラスのよしみの忠告だ」

キョン「別にそんな気はないんだがな」

谷口「俺のイチオシは朝倉涼子だ。AAランクプラス、だな。あれはきっと性格までいいに違いない」

キョン「そりゃ彼女にするんならそっちかな、俺だって」


朝倉(ええ、その調子よ谷口くん……)

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 16:52:53.38 ID:48xqI4Ua0


キョン「曜日で髪型変えるのは宇宙人対策か?」

ハルヒ「いつ気づいたの」


キョン「どこか面白そうな部があったら教えてくれよ。参考にするから」

ハルヒ「全然ない」


キョン「付き合う男全部振ったって本当か?」

ハルヒ「なんであんたにそんなこと言わなくちゃいけないのよ」


朝倉(…………)

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 16:57:31.35 ID:48xqI4Ua0


朝倉「長門さん、キョン君、涼宮さんに近づきすぎじゃない? 早くSOS団から追い出すべきだわ」

長門「彼によって、涼宮ハルヒは活性化している。彼の存在は、私たちにとっても有意義」

朝倉「…………そう」

331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:01:34.57 ID:48xqI4Ua0


谷口「お前、どんな魔法を使ったんだ?あの涼宮と会話を成立させるとは」

国木田「昔からキョンは変な女が好きだからねえ」

キョン「誤解を招くようなことを言うな」

朝倉(……チャンスね)

朝倉「あたしも聞きたいな」

谷口「!!」

朝倉「あたしがいくら話しかけても、なーんも答えてくれない涼宮さんが、

   どうしたら話すようになってくるのか。コツでもあるの?」

キョン「解らん」

朝倉「その調子で、涼宮さんがクラスに溶け込めるようにしてあげてね? よろしくね」

キョン「よろしくといわれてもな」

朝倉(……なんでこう、反応がそっけないのかしら?)

朝倉(……しょうがないわね)

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:05:09.28 ID:48xqI4Ua0


朝倉「お願い♪」

谷口「ポー……………………ハッ!!」

国木田(へぇ…………。やるなぁ、朝倉さん)

キョン「……ああ」

朝倉(なんでこれを見て、そんなうめき声みたいな声しか出ないのよ……!?)

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:12:39.07 ID:48xqI4Ua0


ハルヒ「ないんだったら自分で作ればいいのよ!!」

キョン「何を」

ハルヒ「部活よ!!」

朝倉(…………)


ハルヒ「どう、サイト出来た?」

キョン「出来たには出来たが、見に来た奴が怒りそうな何もないサイトだぞ」

朝倉(………………)

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:20:02.35 ID:48xqI4Ua0


朝倉「長門さん、やっぱりキョン君は引き離すべきだと思うの。涼宮さんの力が変な方向に働いているわ」

長門「問題はない。統合思念体も、新たな可能性を検証できるとして歓迎している。歓迎していないのはあなたという個人」

長門「……朝倉涼子、あなたは人当たりが良すぎる。それがかえって彼の注意を惹きつけなくしている」

朝倉「うるさいわね、三年間隣の部屋の彼を見てることしかできなかったネンネのくせに」

長門「…………」

長門(……………………)

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:29:11.02 ID:48xqI4Ua0


谷口「まさか、あの涼宮に仲間ができるとはな……。やっぱ世間は広いや」

国木田「まさか帰り際にバニーガールに会うなんて、自分の正気を疑ったよ。このSOS団って、何するところ?」

キョン「知らん。ハルヒに聞いてくれ」

朝倉「面白いことしてるみたいね、あなたたち。でも、公序良俗に反することはやめておいたほうがいいよ」

朝倉「あれは、ちょっと、やりすぎだと、思うなあ……?」


朝倉(何で、あんなことしてる子に興味を持って、私には興味を持たないのよ……!?)




朝倉「もう我慢できない。あれ以上、涼宮さんのそばにいる彼を見るくらいなら……」

長門「……………………」

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:37:24.84 ID:48xqI4Ua0


朝倉「人間はさ、よく『やらなくて後悔するよりも――」

キョン「よくいうかどうかは知らないが――」


朝倉「あなたを殺して――」

キョン「冗談は――」



長門「一つ一つのプログラムが甘い。天井部分の空間閉鎖も、情報封鎖も甘い」

長門「だから私に気づかれる。侵入を許す」

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:41:46.03 ID:48xqI4Ua0


朝倉「あーあ、残念。しょせん私はバックアップだったかぁ」

朝倉(いつの間に、本気になってたんだろうね……)


朝倉「私の負け。よかったね、延命できて」

朝倉(失敗したって事は、長門さんの方が、彼のことを想ってたってことかな…………ハッ!?)

344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 17:45:18.17 ID:48xqI4Ua0


.      /                ヽ    \  \
      ,'     /  /            l    \  ヽ
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.     | !   l   l     /  /   ,イ !   i   ! l ヽ ',` ̄
.     l |   l   l  ,/  〃 ,/   /│ l  j   l│  ! l
    ノ | ! │   | /_// //  / ,' ∧ / |  / j   l│
     ノ l ァ|   |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/  / リ
     イ 八{´l  !レ<     'ヽ _〃    勹 イ } /
.        Vハ  |{ -=・=- f} ⌒{! -=・=- /}, '//    計 画 通 り !!
        ヽ ',  | ` ー―‐‐ '  、 `ー-- チ' /
         `ヘ lヽ      ,_      厶 ./     あなたのおかげで、
             ', {.代ト、          , イ | /
           \_'i| > 、 _ , イ/ V l./     彼は私を信頼する。
            / ヽj       {`ヽ   ′
.        _ /  「´        ヽ} \     いい仕事をした、
    _, -‐ ´     l‐--‐、 _ -‐ |   ` ー- 、
. r<\\        ヽ '´ ̄ ___ `ヽl|     / /ヽ    バックアップにしては……
 y⌒ヽ \\      V  ̄ _ `ヽl|     / / ∧
./    ヽ. \\     ∨ ̄  `ヽ |     / / /  l
{      ヽ \\    ヽ     /    / / /  │

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:00:16.13 ID:48xqI4Ua0


朝倉「――な、長門さんの操り主が、意見を変えるかもしれない」

朝倉(…………はぁ。ちょっと『女の子』すぎちゃったか。作り物らしく、冷静じゃなきゃ駄目だよね……)

朝倉(……せめて、笑顔で消えよう)


朝倉「それまで、涼宮さんとお幸せに。じゃあね♪」




キョン「なあ、また朝倉みたいなのに俺は襲われたりするのかな」

長門「大丈夫」

長門「あたしがさせない」





古泉「……おやおや、すごいものを見てしまいましたね。これは彼に伝えくぁwせdrftgyふj

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:08:29.17 ID:48xqI4Ua0


キョン「なんだ? 今日はお前だけか、ハルヒ」

ハルヒ「なに? 私じゃ不満?」

キョン「そんなことはないがな。朝比奈さんの顔が見れなくて残念なだけだ」

ハルヒ(……残念なんじゃない。やっぱりみくるちゃんがいいの?)

351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:13:54.42 ID:48xqI4Ua0


ハルヒ「キョン、あんたってホモ?」

キョン「唐突に失礼なことを言うな。俺はいたって健康かつ健全だ」

ハルヒ「だって、みくるちゃんにいたずらしないし、古泉君と喋る時はいっつも顔が近すぎるし」

キョン「あんな愛くるしい天使のようなお人にいたずらなぞできるか。古泉は向こうが必要以上に近づいてくるんだ」

ハルヒ「ふーん……。みくるちゃんのこと、好き、なの?」

キョン「もちろんだ。あのバンビのような可愛さを嫌いになれる人類なぞ存在しないさ」

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:19:48.70 ID:48xqI4Ua0


ハルヒ「そうじゃなくて!! その、あたしとみくるちゃん、付き合うんなら、どっちがいい?」

キョン「……どうした? 熱でもあるのか?」

ハルヒ「い、いいから答えなさいよ」

キョン「……ああ、そういうことか。悪かった、気づかなくて」

ハルヒ「な、なによ。変な勘違いするんじゃ――」

キョン「お前だな、ハルヒ」

ハルヒ「え……」

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:26:21.62 ID:48xqI4Ua0


キョン「確かにお前の行動はエキセントリックで、支離滅裂で、徹頭徹尾狂っている。ようにも見える」

キョン「だが、見た目も頭も悪くない。それに、仲間想いの奴だって事も俺は知ってる」

キョン「曲がったことは大嫌いな筋の通った性格だし、人望もあるしな。少なくとも、SOS団の中では」

キョン「お前は女性として、魅力的すぎるほどに魅力的だ」

ハルヒ「キョ、キョン……?」

キョン「だからな、ハルヒ……」

ハルヒ「キョン……」

354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:32:27.91 ID:48xqI4Ua0


キョン「好きな奴が出来たんなら、告白してみろよ。たぶん成功すると思うぞ。

    そりゃ、恋を精神病だって言ってたんだから、言い出しにくいのは解る。

    だが、自らの過ちを認めるからこそ、人間は成長できるんだぜ?

    しかし、お前に好きな奴ができるとはな。相手は誰だ? 古泉か?

    思えば、副団長にしたりして何かとひいきしてたもんな。

    さっきも俺と古泉の仲を聞いてきたり……。

    しかし悪かったな、そうと知ってれば、俺も気を利かせて――」

ハルヒ「……今日は帰るわ」





古泉「…………おやおや。彼は、僕を過労死させるおつもりでしょうか? 困ったものです……」

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:37:17.70 ID:48xqI4Ua0


キョン「まいったな、雨か。俺、傘持ってきてないぞ」

ハルヒ「……傘なんか、一本あれば充分でしょ」

キョン「いや、足りないだろ。ちょっと待っててくれ、谷口の置き傘を取ってくる」


そんな サムデイ イン ザ レイン

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 18:43:40.37 ID:48xqI4Ua0


鶴屋「キョンくん、逆玉ってのをどう思う?」

キョン「ああ、いけ好かないですね。男なら、自分の力で成りあがれって話です」

鶴屋「…………」


終わる
というか>>1はまだですか

375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 22:26:30.22 ID:48xqI4Ua0


阪中「あれ、キョン君、どうしたの?」

キョン「ああ、シャミセンの散歩にな。少しは運動させないと体に悪い。そっちはルソーの散歩か?」

阪中「そうなの。……キョン君、あの時はどうもありがとうなのね」

キョン「別に、大したことをしたわけじゃない。お礼を言うなら長門と、シャミセンにだ」

阪中「でも、本当に嬉しかったのね。ルソーもそう思ってるのね」

キョン「……確かに。ルソーはこんなに騒がしい犬だったのか?」

阪中「いつもはおとなしいけど、再会できて喜んでるのね」

キョン「そうか、まあよかったよ」

阪中「……あの、私、あんまりおしゃべりに慣れていないの。……つまらなくて、ごめんなのね」

キョン「いや、俺の周りには超のつく無口やお喋りがいるからな。お前ぐらいがかえってちょうどいいさ」

阪中「…………」

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 22:32:59.57 ID:48xqI4Ua0


阪中「……ねえ、キョン君。……その、決まったお付き合いの相手とか、いるの?」

キョン「いや? いるわけないだろ。こんなにグータラしてたら出来るものも出来ないさ」

阪中「……じゃあ、あの、付き合いたいとは、思ってるのね?」

キョン「どうだろうな、よく解らん。一応雄だから、そういう欲求もあるとは思うんだが」

阪中「………………あ、あの、それじゃあ、付き合って、もらえ、ない、かな……?」

キョン「……それは世間一般で言う、付き合う相手としてってことか?」

阪中「……そうなのね」

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 22:38:23.04 ID:48xqI4Ua0


キョン「いや、友達としてならともかく、そういうのは無理だろ」

阪中「えっ……」

キョン「だって、犬と猫だぞ? いくらルソーがシャミセンを気に入ってても無理があるだろ。

    だいたい、シャミセンは三毛猫のくせにオスなんだが、ルソーはメスなのか?

    それと、コイツは猫のくせに家に引きこもってばかりで、外で遊ぼうとすらしない猫でな。

    まあ、それでもいいなら俺としてもシャミセンの交友範囲が広がるのは望むところで――」

阪中「……やっぱりいいのね」



古泉「まぁ、今回は僕としてもこのような結末を望んではいましたが……」

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/04(木) 22:43:51.67 ID:48xqI4Ua0

悪い、全レススレに全ツッパだから書く余裕がない
それにもう書くキャラいねーお……



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