涼宮ハルヒの逃走


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2 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:46:24.65 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「ハァハァハァ!・・・んっ!・・・・・」

ハルヒ「どうなってんのよ!?」

ハルヒ「ハァハァ!キョン!待ってはやいっ!・・・・っ」

キョン「ハァハァハァ!頑張れ!早く!」

キョン(あの目はマジだった・・・・)

キョン「ハルヒ!あそこに隠れるぞ!」

キョン(なんで?・・・何であいつらが襲ってくるんだ!?ハァハァ)

ハルヒ「ぜぇぜぇ・・・・・・・・・」

3 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:48:00.59 ID:z+jk30dk0

一時間前

ハルヒ「キョン!いつもみくるちゃんにデレデレし過ぎよ!」

キョン「何だよいきなり・・」

ハルヒ「いきなりじゃないわ。今日だってみくるちゃんのことジロジロ鼻の下伸ばしながら
見てたじゃない!いい?団内は一切恋愛禁止だからね」

キョン「へいへい・・・」

ハルヒ「なによその返事。文句があるなら罰金も追加してもいいのよ」

キョン「・・・・・・あのn」

鶴屋「お二人さん!仲良く今日も二人で下校かいっ!?」

キョン「鶴屋さん。どうしたんですかこんなところで?」

ハルヒ「仲良くないですから」

鶴屋「・・・・君達を待ってたんだよ」

4 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:49:24.96 ID:z+jk30dk0

キョン「え?どうしたんですか?どりあえず傘の中入って下さいよ。びしょ濡れじゃないですか」

ハルヒ「そうよ入って!」フキフキ

鶴屋「・・・・・・・・」

ハルヒ「・・・・・?鶴屋さん?」

鶴屋「・・・とりあえず二人ともこっちきて・・」キッ

キョン(!?え・・?目が・・別人に・・)

ハルヒ「・・・・・」

キョン「わかりました・・・」


6 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:52:38.92 ID:z+jk30dk0

キョン「ここは・・?」

鶴屋「うちの持ちビル。今は廃墟だけどね」

ハルヒ「で?鶴屋さん。用件は何?あたし早く帰って濡れた服着替えたいんだけど」

キョン「おいハルヒ!先輩にその言葉使いは何だよ!何でお前が切れてんだよ!」コソコソ

ハルヒ「キョン・・・・あんたは本当に鈍感ね。呆れて物も言えないわ。」

キョン「は?」

ハルヒ「まだ気付かないの?」

ハルヒ「・・・・・あの鶴屋さんは偽者よ・・・」


9 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:55:36.17 ID:z+jk30dk0

キョン「!?」

キョン「なに言ってんだ!?失礼だろ鶴屋さんに!」

鶴屋「・・・・・・・」

ハルヒ「・・・・あたしがキョンと二人で帰るのは今日が二回目。一回目の時は鶴屋さんに
会った覚えはない。見られていたとしても、相当前のことなのに『今日も』って言うのは
おかしいわ」

ハルヒ「でもそんな回りくどい分析より・・・・キョン、あれを見て」

ハルヒ「あたし達にはくっきりあるのに・・」

ハルヒ「偽鶴屋さんには夕日に照らされる影がないわ!!」

キョン(!?!?・・・マジだ!!!え!?)

ハルヒ「とうとう来たわね・・・未来人だか宇宙人だか超能力者だか知らないけどあんたが
鶴屋さんじゃないことは分かったわ!さぁ正体を表しなさい!!」

キョン(今度はなんだ!?もう勘弁してくれよ・・・)


10 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:58:05.27 ID:z+jk30dk0

鶴屋「・・・・・・・」ニヤッ

鶴屋「・・・さすがハルにゃんだねっ」

ハルヒ「気安く呼ばないで」

キョン「お、おいハルヒヘタに刺激すんな!ここは一先ず逃げよう」コソッ

ハルヒ「何言ってるのあんた、それでもSOS団!?あたし達の活動目的は何?!
とうとう来たのよこの日がっ!!あたし今・・・すごいワクワクしてるわ!!」

キョン「相手は未知数なんだぞ!?最悪命狙ってるのかもしれんじゃないか!」コソッ
(長門と古泉は近くにいないのか!?機関は?・・とりあえず長門に知らせなきゃ・・・)
スッ(長門は確かナ行の三番目・・・)ピッピッ
シュッ  バキッ!

キョン「うわっ!!」(く、くない!?)

ハルヒ「きょん!」

鶴屋「ポッケの中でなにゴソゴソやっているのかなっ?キョン君。大方長門さんか古泉君に
連絡しようとしたんでしょ。・・・どっちみち無駄だよ、両方ともね。」

キョン「!?なんで!?」

11 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 22:59:38.82 ID:z+jk30dk0

スッ・・・

古泉「こういう訳です・・・」

キョン「古泉!」

ハルヒ「古泉君!」

キョン「・・・・・何でお前がそっちから現れるんだ?」
(ハルヒの前で言っていいのか?でも古泉は普通にしてるし・・・遠回しに言うべきか・・)
「・・・・・その偽鶴屋さんは・・・いいのかここにいて?・・・敵ではないのか?」

ハルヒ「キョン、何訳分かんない事言ってんのよ!古泉君!その鶴屋さんを捕まえて!
そいつは偽者よ!拉致監禁して事情調査だわ!」

古泉「・・・・・落ち着いてください。お二人とも。まず何から言うべきでしょうか・・」

古泉「とりあえず、・・・この鶴屋さんは偽者なんかではありませんよ。あなたたちの知っている
鶴屋さんです」

キョン「馬鹿!古泉!その鶴屋さんの足元見てみろ!影がねぇーだろ!」
(古泉は気付いてなかったのか!?やっぱりあいつは敵!?)

古泉「・・・・・存じておりますよ・・・・前々から」

12 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:01:10.32 ID:z+jk30dk0

古泉「そうですね、詳しく言えば僕が学校に転校してくる前から既に」クスッ

キョン「!?・・・どういうことだ古泉。ハッキリしてくれ。その鶴屋さんは何なんだ?
敵なのか味方なのか・・・前々から知ってるってどういうことだ?・・・・・いいのか
今のこの状況は!!!まずいんじゃないのか!?」

ハルヒ「キョン!うっさい!あんたさっきから質問の観点がおかしいわよ!・・・・さぁ
説明して頂戴古泉君。その偽鶴屋さんを前々から知ってるって言ったわよね。ずばりそいつの
正体は何!?やっぱ宇宙人!?なんで今まで隠してたの!」

古泉「・・・お二人とも落ち着いてくださいと言ったはずです。そうですね、涼宮さん、とりあえず・・・
てめぇは黙ってろ・・・・」

キョン・ハルヒ「え・・・・?」

キョン「古泉・・・お前・・・なんだよその目・・」

ハルヒ「こ、古泉君・・・・?」

14 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:10:06.00 ID:z+jk30dk0

古泉「黙ってろって言っただろうが!!」

バンッ!

ハルヒ「ヒッ!・・・・・」ペタンッ

キョン(ピ、ピストル!?やばい!!・・・・やばいやばいやばい!!!)

キョン「ハルヒ!!!立て!!逃げるぞ!!!」

キョン「ハルヒ!!!」

ハルヒ「・・・・あ・・・・・」ジョー

キョン(失禁してる場合じゃねぇだろ!!)グイッ 「走れ!!」

タッタッタッタッタッ

鶴屋「・・・逃げてるけど?いいの?」

古泉「・・・・まぁここはゆっくり追いかけることにしましょうよ。生死を掛けた
命がけの鬼ごっこです。それに、あなたも夜の方がいいでしょ?」

鶴屋「・・・そうだねっ!」

15 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:16:23.05 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「ハァハァハァ!・・・んっ!・・・・・」

ハルヒ「どうなってんのよ!?」

ハルヒ「ハァハァ!キョン!待ってはやいっ!・・・・っ」

キョン「ハァハァハァ!頑張れ!早く!」

キョン(あの目はマジだった・・・・)

キョン「ハルヒ!あそこに隠れるぞ!」

キョン(なんで?・・・何であいつらが襲ってくるんだ!?ハァハァ)

ハルヒ「ぜぇぜぇ・・・・・港?・・・・」

キョン「ハァハァ・・・」(追ってきて・・・ないな・・・・訳わかんねぇ!あの古泉も・・・偽者!?
一体なにが目的だよ!機関はまだ助けに来ないのか?・・・・まさか、あの古泉はやっぱ本物?
ちくしょう!考えたってさっぱりわかんねぇ!)

キョン「ハルヒ!携帯かせ」

ハルヒ「はぁはぁ・・・それよりキョンさっきn」

キョン「早くかせ!」

キョン(一般人には迷惑かけらんねぇし、そもそもこっちの時代のやつを巻き込む訳には
いかねぇ・・・やっぱり長門に助けてもらうしか・・)


16 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:18:28.78 ID:z+jk30dk0

prrrrr

長門「・・・・・」

キョン「長門!?俺だけど、今どこだ!?」

長門「・・・家」

キョン「家!?・・・お前俺たちが今どんな状況か分かってるよな?すまんが助けに
来てくれ!やつら武器を持ってんだ!」

長門「・・・無理」

キョン「何で!?」

長門「・・・・かし・・・」

キョン「なに!?」

長門「・・・おかし食べてるから」

キョン「・・・こんな時に冗談はやめてくれ。笑えねぇ。頼む!」

長門「・・・よく分かったね・・・」

キョン「え?」

長門「・・・けど、どの道無理・・・助けに行くのは統合思念体の意思に反する・・」


18 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:23:10.29 ID:z+jk30dk0

キョン「どっちみち笑えねぇ・・。どうしてだ!?」

長門「理由は言えない・・・もう切る・・・」

プープープープー

キョン(うそだろ?・・・・・長門の親玉だ拒否ってるってことか?
ハルヒが死んじまってもいいのか!?くそっ!)

ハルヒ「ねぇキョン・・・何でこんな時に有希に電話してるの?・・・
警察に電話しなさいよ!・・・・あたしもうあの偽鶴屋さんいらないから・・」ガタガタ

キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「なに?・・・」ガタガタ

キョン「さっきの古泉・・・お前は本物だと思うか?あれも偽鶴屋さん同様、
偽者だと思わないか?」

ハルヒ「・・・確かに影はあったけど・・・・あたしも本物だとは思わないわ。
あの目にあの口調・・・偽者よきっと」

キョン「・・・信じるぜ」

prrrr・・・・prrrr・・・・

21 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:31:33.23 ID:z+jk30dk0

古泉「もしもし」

キョン「古泉!今のうちらの状況分かるか!?」

古泉「ええ。大変なことになってますね。すみませんすぐに行けなくて。
今仲間と共に向かってます」

キョン(よかった・・・ちゃんと本物がいた・・・古泉、お前を初めて頼もしく思えたよ)
「超特急で来てくれ。詳しくは会ってから話す・・・」

古泉「ええ・・・今着きましたよ」

キョン「え?」

古泉「上を見て下さい」

キョン「!?!?古泉・・・鶴屋さん・・・・てめぇ・・・やっぱ本物の古泉だったのか?」

ハルヒ「ひっ!・・・・」

22 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:39:22.11 ID:z+jk30dk0

古泉「偽者だなんて言った覚えは無いのですが・・・」

キョン「何が仲間と共に向かってますだ・・・ちくしょ!!」

古泉「僕は先ほどから嘘など一つも言った覚えはないのですが。君たちが勝手に妄想を
膨らませすぎなのです」ニコッ

キョン「じゃあ・・・その横にいる奴もお前が言ったように本物の鶴屋さんだってのか!?」

古泉「ええ、そうですよ。朝比奈さんと仲がよかったあの鶴屋さんですよ」

鶴屋「・・・・・・」ピクッ

古泉「ただあなた達が知らなかっただけです・・・・鶴屋家が代々『バンパイア』の家系で
あるということをね」

キョン「バンパイア・・・?鶴屋さんが吸血鬼・・・?」

23 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:40:15.09 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「キ、キョン・・・あたし本で読んだ事あるわ・・・バンパイアに影はないって・・」

古泉「てめぇは口を挟むんじゃねぇ!!」

ハルヒ「ひぃ!!」

鶴屋「・・・・そういうことにょろ!これがあたしの真の姿さっ」メキメキッ

キョン(羽・・・?牙!マジかよ!!!!!ハルヒは妖怪だなんて望んでねーはずだろ!!)

キョン「・・・わかった古泉・・・お前が本物だっていうのは・・・」

古泉「分かってもらってうれしいです」ニコッ

キョン「お前があの小泉なら・・・何でこんなことする!?目的は!?機関は!?
・・・・鶴屋さんも・・・吸血鬼だったとしてもなんで俺達を襲うんです!?」

古泉「それは君に話す必要はない。・・・では、もう殺してしまいますけどよろしいですか?」

キョン「ハルヒ!!」

ハルヒ「!?」

キョン「走れ!!」

古泉「フフフ・・・おもしろいですね・・じわじわいきましょう」

鶴屋「・・・・」

24 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:41:16.22 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「ハァハァ・・・キョン!なんで街から遠ざかるの!?警察に逃げ込みましょう!」

キョン「ハァハァハァ・・・それは出来ないんだハルヒ・・・」

ハルヒ「さっきから、なんなのあんた達、、、、ハァ・・あたしにも分かるように説明して!」

キョン「全部が終ったらな・・ハァハァ・・それに、俺だって分からないことだらけだよ・・」

ハルヒ「・・・・ハァハァ・・・・」

キョン「あの山に登るぞ・・・・」

ハルヒ「ハァハァ・・・ちょ、ちょっと休憩!!!あいつら追ってきてないわ!」

キョン「・・・ハァハァ・・・ちょっとだぞ・・」ドサッ

25 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:43:15.54 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「はぁはぁ・・・何なのよもう・・・キョン!なんで警察に行けないの!?
なんで古泉君と鶴屋さんが・・・・さっき殺すって・・・・ぅ、・・グスッ・・」

キョン「・・・・・・・泣くな。ハルヒ、お前は助かりたいとずっと願ってればいい・・」

ハルヒ「何言ってん・・・キョン!その赤い光!!!危ない!!!」

パンッ!!

キョン「う゛っっっ!!!!」

ハルヒ「キョン!!大丈夫!?!?走って!!!」

キョン「腕がっ!!!」

ハルヒ「早く!!!ーーあっ!!!!!!!!」

キョン「ハルヒ!!!」

ハルヒ「つっっ・・・大丈夫・・・早く走って!!」

タッタッタッタ

古泉「お見事!!この距離から的確に当てるとは、さすが次期当主」

鶴屋「・・・こ、古泉君もうまいにょろ」

26 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:44:52.65 ID:z+jk30dk0

お前ら!!!いるなら返事してくれ。いないなら俺は消えるまでだ

32 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:53:39.58 ID:z+jk30dk0

キョン「ハァハァ・・ハルヒ・・あの・・岩陰に!!」

ハルヒ「うん!・・・・ハァハァ」

キョン「くそっ!!古泉・・・ほんとに当ててきやがった!!!くそっ!!」

ハルヒ「・・・・・」

ズイッ・・・

ハルヒ(鶴屋さんのクナイ・・・)「・・・・グスッ・・・」

ハルヒ「キョン落ち着いて・・・傷見せて・・・」

ハルヒ「よかった貫通はしてるみたいね・・・腕動く?」

キョン「うごかねーんだよさっきから!!やっぱヤバイのかこれ!?なぁハルヒ!!」

33 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/15(水) 23:54:51.89 ID:z+jk30dk0

ハルヒ「え?あ、あたし医者じゃないから分からないけど・・・ヤバイかも・・」

キョン「くそぉくそぉ!!!!古泉の奴!!!!!!」

ハルヒ「とりあえず・・・止血するね」ビリビリッ

キョン「・・・・・・・ハルヒ・・お前の怪我は?」

ハルヒ「あたしはおしりにクナイが刺さっただけ・・・痛いけどあまり血は出てないから
大丈夫だと思う・・・」

キョン「そうか・・・・・」(鶴屋さんも・・・)

ザッザッザッザッザ

ハルヒ「キョン!!!前から足音が!!!」

35 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:01:12.50 ID:DZCaY6Gx0

キョン(先回りされてた!?!?ヤバイ!!)「逃げるぞ!!!!」

橘「ちょ、ちょっと待って!!味方よ!!」

キョン「お前は・・・橘・・・なんでここに!?」

藤原「決まってんだろ。助けに来てやったんだよ。喜びな」

周防「−−−−−−−−−−−−」

キョン「・・・本当か?」

ハルヒ「キョン!誰この人たち!?知り合い!?」

藤原「おいおい・・・信じろよ」

キョン「じゃあお前たちが持ってるその物騒な武器はなんだ!!」

藤原「めんどくせ・・あのなぁこr」

橘「あんたはもうしゃべらないで。本当に助けに来たのよ。この武器はあいつらと
戦闘になった時のため。信じて!」

36 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:05:49.41 ID:DZCaY6Gx0

キョン「・・・じゃあ今すぐその周防とかいう宇宙人の力であいつらを止めてくれ!」

橘「それができないの。何でか聞いても天蓋領域の意思に反するとか言うだけで・・。
でも安心して。この先に仲間たちを待機させてあるわ。一先ず行きましょう!」

ザッザッザッザ・・・

キョン「・・・・どうして俺たちは命を狙われているんだ!?」

橘「いいの?・・・彼女の前で話して?」

キョン「構わん。もういろいろばれてる」

藤原「鶴屋家はバンパイアの一族なんだよ」

キョン「それはもう聞いた」

藤原「・・・・・チッ」

橘「・・・・鶴屋家とあの古泉が所属している機関のつながりは?」

キョン「ちょっとなら聞いたことがある。鶴屋家が機関のスポンサーだかなんとか・・」

ハルヒ「・・・?」

37 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:10:00.56 ID:DZCaY6Gx0

ザッザッザッザ・・・

橘「まぁ・・そういう捉え方でいいわ。端的に言うと、鶴屋家と機関が
涼宮ハルヒの能力を狙っているの」

キョン「!?」

橘「先日、機関の研究所であることが結論付けられたの・・・」

キョン「なにが?」

藤原「鶴屋家の人間がそこの馬鹿女の血を吸えばその能力が鶴屋家の人間に移るってさ」

キョン「んな馬鹿な!」

橘「あたし達だって信じられないわよ!でも確かな根拠を持っているらしくて、必ずそうなるって
証明されてるらしい・・・」

ハルヒ「ねぇキョン!あたしの能力って・・?なんのこと話してるの!?」

キョン「それで・・・?」

橘「それで・・・いいのホントに話して?」

キョン「構わん。それで?」

橘「・・・機関の上層部の意見は、鶴屋家の人間への能力の移動に帰結した」

38 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:12:59.17 ID:DZCaY6Gx0

キョン「どうして!」

橘「そっちの方が何もかも好都合だからよ。事情を知っているものが力を持てば
研究もしやすいし、その力も利用できる・・・なによりどっかの誰かさんみたいに無意識に
閉鎖空間だって造らないだろうしね・・・」

キョン「・・・・・それを鶴屋家が了承したってことか?」

橘「渋々ね・・・いくらスポンサー的立場だといっても、機関には他にもいくつかの
大企業がバックについてるわ・・・それらすべてが合意した意見を鶴屋家というたった
一企業が覆せるはずもなく・・・そして次期当主であるあんた達のお友達がその実験台
になることになったのよ・・」

キョン「宇宙人達が許さないだろ!!そこにいる周防とかいうやつの親玉や、長門の親玉の
情報統合なんちゃらが!」

橘「・・・なんであんた達の仲間の宇宙人はここにいないの?」

キョン「親玉の意思に反するとか何とか言って助けれないって・・・まさか」

橘「そう・・・これはあたし達の予想だけど、宇宙にいる知的生命体達もこうなることを
望んでいるのかも・・・」

キョン「なんで!」

橘「知らないわよ!何でもかんでも知ってると思わないで!」

39 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:14:16.00 ID:DZCaY6Gx0

キョン「・・・鶴屋さんは自ら実験台になることに同意したのか?・・」

橘「いいえ、最初は現当主に猛反発したらしいわよ。でもすぐおとなしくなったらしいわ」

キョン「・・なぜ」

藤原「朝比奈みくるが機関に人質として監禁および拷問さてるから」ニヤッ

キョン「なっ!!!」

ハルヒ「・・・・・・・」

橘「それも鶴屋家現当主から命令らしいけどね・・・。そしてもちろんあたしたちはそんなの
許せるわけない。能力を持つべきなのは佐々木さんなんだから・・さぁ着いたわ早く乗って!」

周防「−−−−−−危険ーーーーーー」

橘「え?」


41 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:19:50.06 ID:DZCaY6Gx0

ババババババババババババババババーーーードバーン!!!!

橘「車が!!・・・まだみんな乗ってるのに!!」

キョン「な!?」

藤原「ちぃ・・・」

ハルヒ「キャーーー!!!」

古泉「・・・おやおやホントに助けに来るとは・・・自殺志願者だらけですね。
機関と鶴屋家のもつ軍事力を甘く見ないほうがいいですよ・・・いくらここが
日本だからと言ってもね・・・」ニコッ

キョン「何だよこれ・・・装甲車で囲まれてるぞ!!なんとかしろよ!」

藤原「黙ってろ!!くそっ俺の人生もここまでか・・?」

橘「あ・・・あ・・・」

藤原「橘!周防!うて!!うてえええええええええええ!!!!!」

パンッ!パンッ!パンッ!

古泉「可愛そうに・・・」

ババババババババババババババ・・・・

古泉「あっけない・・・」

42 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:21:38.26 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋「古泉君・・・やりすぎじゃない?みんな・・・跡形もなくバラバラだよっ・・」

古泉「ご心配なく。お二人には当たっていないので。あとあの周防とかいう女は再生しますので」

鶴屋「・・・そういう問題じゃないよっ」

キョン(嘘だろ・・・三人とも・・・粉々に・・・)「ハルヒ!!」

ハルヒ 「・・・・・・」ガタガタ

キョン「・・・・・古泉!!!!!!!てめえええええ!!!!!お前は昨日まで俺たちの
仲間だったじゃねーか!!!何でこんなことすんだ!!!機関の命令なら何でもすんのか!!!」

古泉「どうやら事情を聞いたようですね。もちろん機関の命令だからですよ。僕は機関に
属する以上機関の命令には絶対です。まぁ今回は・・僕の個人的な利害にも一致していて
非常にやり易いですけどね・・・」

キョン「どういうことだ!」

古泉「・・・僕はもう我慢できなかったんですよ・・・そこのクソ女に僕の人生を
めちゃくちゃにされるのが・・・」

43 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:22:56.23 ID:DZCaY6Gx0

キョン「古泉・・・お前・・俺に話したことは嘘だったのか!!」

古泉「ええ・・・ちっともうれしいなんて思ったことありませんでしたよ・・超能力を
持ったことなんてね。なにが神人だ・・・目的も分からず、ただむやみに時間を費やし
神人を倒すだけの毎日・・・こんなものに誰が希望をもてますか?僕だって普通の
人間です。青春の一つや二つは憧れますよ」

古泉「僕はこの話を知ったとき本当に喜びました・・・しかし残念だったことも一つあります。
事情を知っている君も消さなければならないということでした。まぁすぐ吹っ切れましたけど」

キョン「くそやろう・・・・・てめぇは心のそこからくそやろうだったんだな!!!」

古泉「ははは!そうかもしれません。でもそこの女よりはクソじゃない自信
がありますけどね」

古泉「貴様みたいな女が・・・なぜ神なんだ?・・・虫唾が走るぜ」

ハルヒ「な、何言ってるの?古泉君・・・あたし、・・・な、な、何の事だかさっぱり心当たり
ないわよ・・・・何か勘違いしてるんじゃ・・・?」ガタガタ


46 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:26:07.35 ID:DZCaY6Gx0

古泉「うるせぇ!!!!!てめぇはしゃべんな!・・・・そのまま何もわからないまま死にな・・・」

キョン「やめろおおおお!!!!!!」

ヒュッーーーサクッ

古泉「ぐぎゅぅっ!!・・・・コポコポコポコポ」

キョン「え・・・?」

鶴屋「やっぱ・・・はるにゃんとキョン君を殺すなんて・・・だめにょろ。古泉君は
やりすぎだよ」

古泉「・・・・・・・・」ドサッ

鶴屋「・・・・あーあ・・やっちゃった・・・どうしよう!」

48 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:27:37.00 ID:DZCaY6Gx0

キョン「鶴屋さん!!・・・・え・・?どうして・・・」

鶴屋「かさ・・・・」

キョン「え?」

鶴屋「あたしが雨で濡れてたら・・・二人ともすごい心配してくれたじゃん?・・・
やっぱ二人は心の底から優しいんだって思って・・・」

鶴屋「そんな二人を・・・・・ころすなんてやっぱできないy」

パンッ!

鶴屋「ウッ・・・・・」ドサ・・

ハルヒ「鶴屋さん!!」

50 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:29:22.22 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋家当主「全く・・・我が娘ながらなんて情けないんだ。次期当主ともあろうに・・。
おい!この馬鹿を運んどけ!古泉は・・・その辺に埋めとけ」

ハルヒ「何てことするの!!!我が娘・・・?あんた自分の娘を撃ったの!?」

キョン「お、おいまてハルヒ・・・・」

当主「おーおー威勢がいいねぇ涼宮ハルヒ・・・。まぁ・・・もってあと数時間の命を
堪能しとくんだな。・・・そこの彼氏君・・・君はここで死んでもらうけどね」

キョン「!!!」

当主「おい!涼宮ハルヒを連行しろ!!男の方は・・・消せ!」

ハルヒ「いやああああああああああ!!!!きょん!!!!!」

キョン(終わりか・・・短い人生だ・・・・)

ハルヒ「やめて!!!きょん!!!!!」

パンッ・・・ドサッ

ハルヒ「きょん!!!!!!!!キョン!!!!!いやああああああああああ!!!!!」

当主「よし・・・ちゃんと埋めとけよ・・・行くぞ」

ハルヒ「きょんが!!!!きょんが!!!!!」

51 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:31:06.58 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋家

バシッ!ビシッ!バシッ!

鶴屋「うっ・・・うっ・・・ごめんなさいお父様・・・」

バシッ!バシッ!・・・・・・・・ドゴッ!!

鶴屋「う・・おええええっっっ!!!・・・ごめんなさい!ごめんなさい!」

ドゴ!!バキッ!バキ!

鶴屋「う!う!う!おえっ!!す、、、すみ、、、ま、、、せ、、ん」

当主「ハァハァ・・・いいか!二度と鶴屋家に泥を塗るなよ!!!」

鶴屋「はい・・・・お父様・・・・・」

当主「・・・・フンッ」

52 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:34:18.53 ID:DZCaY6Gx0

当主「今度はちゃんとできるな?」

鶴屋「はい・・・・・」

当主「涼宮ハルヒの血を吸えるな?」

鶴屋「はい・・・・」

当主「涼宮ハルヒを連れて来い!」

54 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:40:07.69 ID:DZCaY6Gx0

ハルヒ「・・・・鶴屋さん!!大丈夫!!??」

鶴屋「はるにゃん・・・・ごめんやっぱあたしはるにゃんの血を
吸わなきゃ駄目みたいっ・・」

ハルヒ「・・・ホントにあたしにそんなすごい力が宿ってるの?人違いじゃないの!?」

鶴屋「ほんとだよ・・グフッ・・・はるにゃんは気付いてないだけで・・・・私達や・・
SOS団のみんなは知ってたよっ・・・・」

ハルヒ「SOS団のみんなも・・・?」

鶴屋「そうだよっ・・・・・ごめんね黙ってて・・・」

55 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:48:27.55 ID:DZCaY6Gx0

ハルヒ「・・・・・・・・・・・・」

鶴屋「はるにゃん・・・・・」

ハルヒ「・・・・・・あたしに・・・・」

当主「おい!!早くしろ!!」

ハルヒ「・・・・鶴屋さん・・・・吸って」

鶴屋「はるにゃん?」

ハルヒ「あたしに変な力が宿ってたなんで・・・・全然知らなかったわ・・。
でももうそんなことどうでもいい・・・・。鶴屋さんがあたしの血を吸ってあたしを
殺さないと、鶴屋さんまた酷い目にあうんでしょ?」

鶴屋「・・・・・」

ハルヒ「それにみくるちゃんも・・・・。なにより・・・きょんが・・・グスッ
死んじゃったら・・・あたし・・・もう生きていける自信ない!」


56 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:52:01.77 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋「はるにゃん・・・グスッ・・・ごめんね・・ごめんね・・」

ハルヒ「いいのよ・・・鶴屋さんは何も悪くない・・・さぁ吸って」

当主「さぁ吸え!吸うんだ!」

鶴屋「はるにゃん・・・ごめんね・・」ポロポロ

スッ・・・・

ハルヒ「あ、あ、あ、・・・・・・・・・・・・・・」パタンッ

鶴屋「・・・・・・・・・」

当主「おお・・・どうだ我が愛娘よ!力は宿ったか!?」

鶴屋「ええ・・・・感じる・・・・すさまじい・・・これが・・・神」

当主「おお!!!よくやった!!神・・これでこそ我が鶴屋一族の当主にふさわしい!
今日からお前は鶴屋家の当主だ!」


57 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 00:57:04.92 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋「・・・・・あたしは・・この世界・・全宇宙の創造主になったのよね・・?」

当主「ああそうだ!!すべてがお前の思い通りだ!」

鶴屋「お前なんか・・・地獄に堕ちろ・・・・」

当主「はははは!・・・・え?今お前わたしになんていったn」

スッ

執事「え!?き、消えた!?」

鶴屋「お前もだ・・・・」

スッ

58 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 01:07:16.23 ID:DZCaY6Gx0

鶴屋「あたしは・・・この世界をすべて否定する・・・・鶴屋家も機関もいない
昨日までの世界を望む!!」



次の日

バタンッ!

ハルヒ「さぁ今日はvsコンピ研とのドッチボール大会の日よ!みんな準備はいい?」

キョン「はぁぁ毎度毎度なんでこう急なんだ?」

みくる「ふぇええぇ・・ど、ドッチボールですかぁー?」

長門「・・・・・」

古泉「それはおもしろそうですね。では体操着を取ってきましょう・・・」

キョン「・・・・・・」



59 名前: ◆QGtS.0RtWo [] 投稿日:2009/04/16(木) 01:12:54.99 ID:DZCaY6Gx0

古泉「なんですか?ジロジロと」
キョン「お前はホントにこの団が面白そうで入団したのか?」
古泉「はいもちろん。それ以外に理由がいりますか?」
キョン「・・・・お前、ホントは超能力者とかじゃないよな?」
古泉「なんですか急に・・・どこかに頭でもぶつけましたか?」ニコッ
キョン「いや・・・なんでもない」
ハルヒ「6対6のデスマッチよ!みんな覚悟はいい?!」

キョン「おいハルヒ!!6人じゃ一人足りないぞ」

ハルヒ「鶴屋さんを入れればいいじゃない!」

みくる「ほえ?鶴屋さんて誰ですか?」

ハルヒ「え?鶴屋さんてなんの事?」

キョン「お前が今言ったんだろ!誰だよその鶴屋さんていう可愛そうな犠牲者は」

ハルヒ「知らないわよ・・・あ、あたし今そんなこと言った?足りない人員は谷口で
補いましょ!さぁ行くわよ!」

キョン「はぁ・・・やれやれ・・・」

長門「ゆにーく」


完  読んでくれた人さんきゅ!



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