長門「…空腹」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:29:33.81 ID:YyAfIkLQO

カッチッカッチ

長門「……」 グー

長門「…もう夜の8時、夕食の時間」

スタスタスタ

ガチャ

長門「…冷蔵庫にあるのは梅干しだけ」

長門「……」 パクッ

長門「…しゅっぱい」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:32:27.09 ID:YyAfIkLQO

長門「……」 グー

長門「…朝倉涼子に頼んで夕食を」

長門「…ダメだ、彼女は私が消したんだった」

長門「……」 グー

ピポパポピ

プルルルルル ガチャ

キョン「もしもし、どうした長門?」

長門「…おなかがすいた」

キョン「あん?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:40:21.07 ID:YyAfIkLQO

キョン「で、お前の家に来たわけだが」

長門「感謝する」

キョン「来なかったら情報操作で古泉を消すなんて言われたら来るしかないだろが、まぁ消えたら消えたでそれは構わんが」

長門「…そう」

キョン「さて、それで俺を呼んだのはどういうわけだ?」

長門「……」 グー

キョン「…何も言わなくていいぞ、理解できたから」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:44:46.78 ID:YyAfIkLQO

キョン「で、俺にどうしろと?」

長門「…自慢ではないけど、私は料理がほんのちょっと苦手」

キョン「ほんのちょっと?」

長門「…訂正する、ちょっと苦手」

キョン「ちょっと?」

長門「……」

キョン「ちょっと?」

長門「…料理したことがない」

キョン「はい、よく言えました」

長門「…屈辱」 グー

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:52:22.70 ID:YyAfIkLQO

キョン「つまり、俺に食事を作ってほしい、そういうことだな?」

長門「……」 コクン

キョン「なるほど、しかし残念なことに、俺も料理はまったくできん」

長門「…一度くらいは」

キョン「いや、いつもお袋が全部やってくれるから経験はまったくない、自慢じゃないが米の炊き方すら知らん」

長門「それはひどい」

キョン「うるせぇ、そういうお前だって何も作れないんだろが」

長門「…私にも一つだけ作れる料理があr」

キョン「言っておくガレトルトカレーはナシだぞ、温めるだけなんて料理じゃないからな」

長門「そんなバカな」

キョン「…やれやれ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 20:59:55.89 ID:YyAfIkLQO

長門「……」 グー

キョン「そんなに腹減ってるのか?」

長門「……」 コクン

キョン「冷蔵庫は…なんだこりゃ、空っぽじゃねぇか」

長門「…梅干しがある」

キョン「そんなことはどうでもいい、買い物は?」

長門「…ついうっかり」

キョン「これはうっかりってレベルじゃねぇぞ」

長門「ごめんにゃふぁい」

キョン「梅干し食べながらしゃべるな、俺にも一粒よこせ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:04:10.92 ID:YyAfIkLQO

キョン「仕方がない、買い物にいくか」

長門「…お気をつけて」

キョン「何言ってんだバカ、お前も一緒に行くんだよ」

長門「…おなかが減って力が出ない」 グー

キョン「どっかのヒーローみたいなこと言ってんじゃねぇ」

長門「…どうしても?」

キョン「どうしても」

長門「……」 プクゥ

キョン「顔膨らましてもダメだ、死ぬほど可愛いけどダメだ」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:08:20.63 ID:YyAfIkLQO

〜コンビニ〜

キョン「やれやれ、近所にスーパーがないのは痛いな」

長門「…私の苦労を理解するべき」

キョン「偉そうに言うことじゃないだろ…さて、何を買うかなっと」

長門「あ…」 スタスタスタ

キョン「どうした長門?」

長門「…今週もハンターハンターは載っていない」 ショボーン

キョン「空腹のくせにそういうところはぬかりないな」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:15:21.82 ID:YyAfIkLQO

キョン「う〜ん、コンビニとなると買える物が限られるなぁ、ほとんどインスタント食品ばかりだし」

長門「…インスタントで構わない」

キョン「いつもそんなもんばっかり食べてんだろ?もっと栄養のあるもん食べろよ、そんなんだから…」

長門「…そんなんだから?」

キョン「い、いや、何でもない(胸が育たないなんて言ったら傷つくだろうな…)」

長門「…どうせ私はまな板」 ショボーン

キョン「心を読むな心を」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:19:39.35 ID:YyAfIkLQO

長門「…肉まんと焼きそばが食べたい」

キョン「いきなりだな」

長門「私は肉まんと焼きそばを強く欲する」

キョン「肉まんと焼きそばか…まぁお前がそれでいいならいいんじゃねぇか」

長門「…そう」

キョン「で、焼きそばはどれにするんだ?」

長門「……」 キョロキョロ

長門「…これ」

キョン「ペヤングか、王道だな」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:25:30.52 ID:YyAfIkLQO

店員「えらっしゃいまし〜」 ピッ

キョン「あっ、あと肉まん一つ」

店員「ただいま肉まん品切れッス、あんまんならあるッス」

キョン「長門、あんまんはどうだ?」

長門「…あんは?」

店員「つぶあんッス」

長門「却下」

キョン「こしあん派か…まぁあんまんはこしあんだよな」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:31:29.31 ID:YyAfIkLQO

店員「あじゅじゅした〜」

キョン「残念だったな長門」

長門「…しょうがない」 ショボーン

キョン「(そんなに肉まん食べたかったのか…)ま、まぁ代わりの唐揚げくんで我慢しようぜ」

長門「…最後の一個の肉まんを買った人間を私は許さない、冬に食べるコンビニの肉まんの美味しさは異常」

キョン「(それは激しく同意だ)」



古泉「んっふ、やはり寒い日には肉まんですね♪」 ハグハグ

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:37:41.75 ID:YyAfIkLQO

長門「…帰宅」

キョン「ふぅぅ、寒い寒い」

長門「…さっそく焼きそばを作る、あなたの分も作るからあなたはコタツで温まってて」

キョン「お、悪いなあぁ、じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうよ」 スタスタスタ

キョン「はあ〜、やっぱりコタツは最高だぜ」

キョン「(っていうか、よくよく俺が買い物に付き合った理由がわからんのだが…まぁいっか)」

長門「(…かやく?スパイス?)」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:41:20.82 ID:YyAfIkLQO

キョン「zzz」

長門「…できた」

キョン「zzz」

長門「…寝ている」

長門「……」 スタスタスタ

長門「…寝顔を見るのは久しぶり」

キョン「zzz」

長門「…今日は来てくれてありがとう」

キョン「…う、う〜ん、何すんだハルヒ、やめろ…ムニャムニャ」

長門「帰れ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:46:34.36 ID:YyAfIkLQO

キョン「…ん、ん〜、寝ちまったか…」

長門「……」

キョン「おっ、スマンスマン、待たせちまってたんだな」

長門「…別にいい、早く食べる」

キョン「そうだな、じゃあ食べるとするか」 パカッ

キョン「(ん?麺に色がないぞ、買ったの塩焼きそばだったっけ?)」

長門「…いただきます」

キョン「い、いただきます」

ズルズルズル

キョン「…長門さん、お尋ねしたいことがあるんだが」

長門「…それ無理」

キョン「どっかの味付け眉毛みたいなこと言うな」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 21:53:57.39 ID:YyAfIkLQO

キョン「まずこの焼きそばはソース焼きそばなんだが、1ミリたりともソースの味がしないんだが」

長門「…奇遇、私もあなたとまったく同じことを考えていた、マーベラス」

キョン「普通誰だって思うっつうの。ソースはどうしたんだよ?」

長門「ちゃんと入れた」

キョン「入ってないじゃないか」

長門「間違いない、お湯と一緒にちゃんと入れた、どこに消えたか謎」

キョン「…多分、今頃パイプの中を流れているだろうな」

長門「冗談は顔だけにしてほしい」

キョン「事実じゃい、つうかサラッとひどいこと言うな」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:01:03.56 ID:YyAfIkLQO

キョン「あのな長門、ソースはお湯を捨てた後に麺に入れて絡ませるんだよ」

長門「そんなバカな」

キョン「バカはお前だ、説明書き読まなかったのかよ?」

長門「…焼きそばごときが私に指示するなんて笑止」

キョン「失敗しといてえらそうに言うなまったく、しかも具もないぞ、ちゃんと付属であっただろ?」

長門「…処理した」

キョン「は?」

長門「爆発の恐れのある物質だったため、早急に燃えないゴミに捨てた」

キョン「…長門さん、いい子だから今すぐそれゴミ箱から持ってきなさい、爆発しないから持ってきなさい」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:08:16.27 ID:YyAfIkLQO

キョン「かやくを"火薬"と間違えるなんて小学生じゃあるまいし」 ズルズル

長門「…屈辱」 ズルズル

キョン「カップ焼きそば作ったことなかったのかよ?」 ズルズル

長門「…ない、しかし前々から興味があった、だから今日買った」 ズルズル

キョン「で、見事に失敗と」 ズルズル

長門「死ねばいいのに」 ズルズル

キョン「自分のせいだろが、しかし…」

長・キョ「マズい」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:16:33.09 ID:YyAfIkLQO

キョン「あ〜、多少腹はたまったけど物足りんな」

長門「…生の麺食べて喜ぶバカがいたらお目にかかりたい」

キョン「誰のせいだ誰のまったく、仕方がない、唐揚げくんで口直しだな」

長門「…そう」

キョン「……」 モグモグ

長門「……」 モグモグ

キョン「…美味いな」

長門「…この上なく」

キョン「あんな焼きそばの後だったから余計に美味く感じるのかもな」

長門「…あんな焼きそばを作った人間の顔が見てみたい」

キョン「ほら、鏡だ、よく見えるだろ?」 スッ

長門「…キュート」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:22:19.29 ID:YyAfIkLQO

キョン「……」

長門「……」

キョン「…さて長門」
長門「何?」

キョン「買ってきた唐揚げくんは5個、俺たちで2つずつ食べたから、残りは1個なわけだ」

長門「…完璧な引き算、よくできました」

キョン「俺は2個じゃ全然足りん」

長門「…またまた奇遇、私も同意見」

キョン「……」

長門「……」

キョン「…出さなきゃ負けよ、最初は」

長門「パー」
キョン「パー」

長・キョ「……チッ」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:28:35.29 ID:YyAfIkLQO

長門「…セコい」

キョン「そういうお前だってパー出したじゃないか」

長門「…朝倉涼子とジャンケンするときはいつも最初はパーにしていた、これは癖」

キョン「お前も十分セコいぞ」

長門「…ただ、彼女はいつのまにか最初にチョキを出すようになった、おかげで便所掃除は毎週私だった、死ねばいいのに」

キョン「…お前は救いようがないアホだ、間違いない」

長門「そんなバカな」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:36:21.34 ID:YyAfIkLQO

キョン「よし、仕切り直しだ」

長門「…そう」

キョン「最初に言っておくが、俺はチョキを出すからな」

長門「…ホントに?」

キョン「あぁ」

長門「…嘘をついたら情報操作であなたを消す」

キョン「おい、そんなこと言われたら俺チョキ出すしかないだろ」

長門「…情報操作は便利」 ニヤニヤ

キョン「やれやれ唐揚げ一つでそんなに必死になるとはね…まぁいいか、ジャーンケーン」

キョン「チョキ」
長門「パー」

長門「…無念」 ショボーン

キョン「真性のアホだこいつ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:44:11.43 ID:YyAfIkLQO

キョン「俺チョキしか出せない状況で何で負けるんだよ?」

長門「…あなたのチャレンジ精神に賭けてみた」

キョン「命がかかってんのにそんなギャンブルできねぇよ」

長門「…ヘタレ」

キョン「お前が脅すからだろが、まぁそんなわけで唐揚げは俺のもんだな」 ヒョイ

長門「あ…」

キョン「ありゃりゃ、ちょっと冷めちまったな」

長門「……」 ジー


キョン「まぁいっか、いただきまs…」

長門「……」 ダラダラ

キョン「…長門、床がよだれでベタベタだ、ほれハンカチ」

長門「…不覚」 フキフキ

チーン ジュルルルル

長門「はい」

キョン「サラッと返すな、鼻までかむな」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:48:14.52 ID:YyAfIkLQO

キョン「さて、改めていただきま…」

長門「……」 ウルウルウル

キョン「……」

長門「……」 ウルウルウル

キョン「…そんなに食べたいか?」

長門「…せめて一口だけ」

キョン「一口サイズなんだが」

長門「…肉だけ」

キョン「衣だけ食わせる気かよ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 22:53:28.14 ID:YyAfIkLQO

キョン「結局半分ずつにして食べたわけだが」

長門「…あなたの優しさに感謝する、ゲェップ」

キョン「こら、汚いぞ」

長門「…朝倉涼子は毎食後必ずこうしていた、これが日本の伝統だと」

キョン「…朝倉を消して正解だったな長門」

長門「…そう」

キョン「…油っぽいもの食べたら喉が乾いたな」

長門「うん」

キョン「飲み物買うの忘れたけど、お茶はあるか?」

長門「…大丈夫、お茶はある」

キョン「そうか…」

長門「……」

長・キョ「(コタツから出たくない)」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 23:36:56.99 ID:YyAfIkLQO

再開しますor2

キョン「長門、また勝負しようぜ。負けた方がお茶を煎れにいく」

長門「…望むところ」

キョン「そうこなくっちゃ、じゃあ今度はあっち向いてホイだ」

長門「上等」

キョン「ジャンケン」
長門「グー」
キョン「パー」

キョン「あっち向いて」

キョン「あっ、左にカレーまみれの朝比奈ささんが!!」

キョン「ホイ(左)」
長門「クイッ(右)」

キョン「そんなバカな」

長門「…さっきまでの私じゃない」 クスッ

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 23:41:58.86 ID:YyAfIkLQO

キョン「やるな、さすがといったところか」

長門「…当然、それに仮にカレーまみれの朝比奈みくるがこの場にいたとしてもスカトロにしか見えない、不快、どちらにしろそっぽを向く」

キョン「スカトロなんて言葉どこで覚えたんだ?」

長門「たまたま朝倉涼子のメールをガン見したときに発見した、送信相手はあなたのクラスの国木田」

キョン「国木田はノーマルな男だと思っていたが、奴も所詮谷口レベルだったか」

長門「それは国木田に失礼」

キョン「それもそうだな、すまん国木田」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 23:46:32.02 ID:YyAfIkLQO

キョン「気を取り直してもう一回だ」

長門「……」 コクン

キョン「ジャンケン」
長門「パー」
キョン「グー」

長門「あっち向いて」

長門「…あなたの右にブリーフ一枚の古泉一樹が立っている」

キョン「(へへっ、二番煎じか、長門大したことな…)」

古泉「やぁ、どうも」

キョン「そんなバカな」

長門「なぜ見たし、そして私の勝ち」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 23:51:27.38 ID:YyAfIkLQO

キョン「帰宅途中に不良にからまれて身ぐるみはがされて、長門家に避難してきたってわけか…」

長門「…そのよう、しかし見苦しかったから古泉一樹はブリーフをはいでベランダから突き落とした、バイバイキン」

キョン「あぁ、賢明な判断だったぞ、あれはひどい」

長門「…それより勝負は私の勝ち、お茶を」

キョン「あぁ、わかってるさ、約束だからな」 スッ

キョン「うぉっ、コタツ出ただけでブルっときたぜ、あ〜寒い寒い」 スタスタスタ

長門「…ぬくぬく」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/23(月) 23:57:29.39 ID:YyAfIkLQO

長門「…なぜコタツはこんなにあったかいのだろう」

長門「…食欲が満たされた…後の…コタツは…反則」

長門「……」 ウツラウツラ



キョン「う〜寒い寒い、長門、お茶はいった…」

長門「……」 スヤスヤ

キョン「寝ちまったか…まぁ無理もないな」

長門「……」 スヤスヤ

キョン「…いつもご苦労様、長門」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/24(火) 00:02:36.97 ID:WJ9sUZK8O

長門「……」 スヤスヤ

キョン「…そういえば、長門が寝てるところ見るのは初めてだな、っていうか宇宙人でもやっぱり寝るんだな」

長門「……」 スヤスヤ

キョン「ハハハ、可愛い顔で寝てやがる」

長門「…ん〜」 ブツブツ

キョン「何か夢でも見てるみたいだな」

長門「…おっぱい…おっぱい……おっぱいどーん」 ムニャムニャ

キョン「…大丈夫だ長門、お前はまだまだ成長する、成長するさ…多分」

ガラガラ
古泉「それはないですね」

キョン「帰れ」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/24(火) 00:08:44.16 ID:WJ9sUZK8O

ドンガラガッシャーン

長門「……?」

キョン「おっ、起きたか」

長門「…今の音は?」

キョン「さあな、どっかの古泉が窓から逆さまに落とされでもしたんじゃないか?」

長門「…そう、ならいい」

キョン「ほれ、お待ちかねのお茶だぞ」 スッ

長門「…浣腸する、間違えた、感謝する」

キョン「とんでもない間違え方だな、まぁ長門だから許す、むしろ浣腸してくれ」

長門「…茶柱」

キョン「おっ、ホントだ、こりゃいいことあるかもな」

長門「…わーい」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/24(火) 00:16:58.54 ID:WJ9sUZK8O

キョン「ふ〜、お茶はあったまるなぁ」

長門「……」 コクン

キョン「長門、また来てもいいか?」

長門「…構わない、ただし次来るときはカレーを作れるようになっておくこと」

キョン「条件つきかよ、まぁいいか」

長門「…もう一つ条件がある」

キョン「何だ?」

長門「…私と一緒に作る」



子供「ママ見て〜、ゴミ置き場で犬神家になってる人がいるよ〜」

ママ「見ちゃいけません、クズになるから」

古泉「あばばばばwwwwww」 グッタリ



〜完〜

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/24(火) 00:20:04.99 ID:WJ9sUZK8O

ネタがもう思いつかないから無理やり終わらせましたw
こんな駄スレを最後まで読んでくださって本当にありがとうございますor2
また気が向いたら何か書こうと思うので、そのときはまたよろしくお願いしますor2


最後に、長門は俺の妹です、異論は認めます。



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