九曜「――完――けつ―――変――?」


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2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:31:19.17 ID:QaONhZ3XO

立ったか…

先週九曜スレ立てたんだけど、安易にエロ展開にもってくべきじゃなかったなーと反省したんだ
そしてエロにもっていったのにキョンの台詞が無かったのも駄目だったなー、と

そんなわけでこの前の続き考えてみたんだ。暇な人がいたら見ていってくれると嬉しくてションベンをクソいっぺんに漏らすよ

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:35:08.51 ID:QaONhZ3XO

あらすじ


九曜「――私は――周防――九曜――」

九曜「―――ウニ」

長門「お泊り」シャキーン

九曜「―――セット」シャキーン

朝倉「主よ、種も仕掛けも無いなんて事は全く無いどころかこれから子種まみれになる事をお許し下さい。ザーメン」

キョン「アッー!!」


よくわかったところで本編いきます

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:46:24.06 ID:QaONhZ3XO

佐々木「藤原君、それってまさか…」

橘「マ、マツタケですかっ!?」ジュルリ

藤原「ああ。季節感は無いだろうがいい物が手に入った」

橘「ああ…何てご立派な!一体どうやって!?」

藤原「禁則事項だ」

九曜「――マツ――タ――ケ―?」

橘「そう!これはすっごい高級食材なのです!!」

九曜「――お――い――しい―?」

佐々木「うん、凄く美味しい茸よ。そういえば最近九曜さんはグルメに目覚めたのよね」

橘「期待していいですよ!!」

九曜「――ワク――ワ――ク―」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 20:53:19.82 ID:QaONhZ3XO

佐々木「ほら、手に取ってみて。いい香りがするでしょ」

九曜「――マ――ツタ――ケ―」スッ

橘「それにしても大きいですねー…これは一本だけでもかなりのお値段なのです!藤原さんもたまにはいい仕事しますね!」

藤原「たまには、は余計だ…」

九曜「――」クンカクンカ

佐々木「どう?九曜さん」

九曜「――」サスリサスリ

藤原「…?おい、何をしている?」

九曜「――」ジー


九曜「―――」ペロ

佐々木・橘・藤原「!?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:00:01.34 ID:QaONhZ3XO

九曜「――あむ――ん……」ペロペロピチャピチャ

佐々木「あ、あの…九曜さん?生は流石に…」

九曜「――んむ――ぷあ……」レロ…レロ…

藤原「こ、これは…生で食べているというよりむしろ…」

橘「エ…エロエロなのです…」ゴクリ

九曜「―――?―」ペロペロ

佐々木「く、九曜さんストップ!」

九曜「―――?」




ごめん風呂はいらないと

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:24:32.93 ID:QaONhZ3XO

戻った


佐々木「えっと…何をしてるの…かな?」

九曜「――マツ――タ――ケ―」

橘「そうじゃなくて!あのアレは一体なんなんですか!?」

九曜「――キョ――ン――」

佐々木「キョン?」

九曜「――マ――ツ――タケ―」

橘「マツタケ…ですね」

九曜「――白い――液――出ない――」



佐々木「もしもしキョンかい?ああ、僕だ。今から会えないかい?ああ、 今 す ぐ だ 」

橘「さ、佐々木さんが怒ってるです…」

藤原「これは…仕方ないだろう…」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:35:27.24 ID:QaONhZ3XO

…………

佐々木「やあキョン。すまないね、突然呼び出したりして」

キョン「それはいいが…どうしたんだ?」

佐々木「ああ。今日は親友として…そう、君の 親 友 と し て 、大切な話があるんだ」

キョン「お、おう…って、ホントにどうしたんだ?」

佐々木「キョン、正直に話してくれ…九曜さんに何をした?」

キョン「九曜?あー…最近ウチで飯食わせたな」

佐々木「…へぇ…食事を……他には?」

キョン「他にはって………あ」

佐々木「ん?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:43:00.66 ID:QaONhZ3XO

キョン「い、いや何でもない!」

佐々木「キョン…君は僕に何か隠してるようだね…?」

キョン「落ち着け佐々木、お前は誤解している!俺と九曜の間にやましい事なんて何も無い!無いんだ!!」

佐々木「キョン…僕は君の親友だ。そんな親友の僕に隠し事なんて悲しいじゃないか…」ゴゴゴゴ…

キョン「だ、だから隠し事なんて何も…」

九曜「――キ――ョン――」

キョン「げっ!!く、九曜!?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 21:50:35.33 ID:QaONhZ3XO

佐々木「おや、九曜さんも来たか…ちょうどいい。はっきりさせようか、キョン」

キョン「さ、佐々木落ち着け、つーかそのバールのような物はどこから出したんだ!?」

九曜「――キョ――ン――マツ――タケ……」テクテク

キョン「く、九曜よせ!この前もう駄目だって言っただろう!!」

佐々木「何が駄目なのかなぁ…キョォォォォン!!?」

キョン「お、おたすけー!!」


カチャカチャ ジー ポロン

キョン「!!」

佐々木「…え?」

九曜「――マ――ツ――タケ――」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:02:46.39 ID:QaONhZ3XO

佐々木(え…何アレ?何ですかアレ?キョンの男根略してキョ根が目の前に?いやいやそんな事あるわけないわ。目の錯覚よ、うん)

キョン「く、九曜放せ!俺には野外で露出する趣味は無い!!」

佐々木(落ち着いてもう一度見てみよう、せーの…!あれ?あれれ?やっぱりキョ根?何で?何で私公園でキョ根を見てるの??)

九曜「――マツタ――ケ―」

佐々木(うん…あれはマツタケ…マツタケよ!なぁんだ私ってばあわてんぼさん♪ってマツタケって男の子の股間に生えるんだっけ?)

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:09:56.95 ID:QaONhZ3XO

九曜「――マ――ツタケ――けん――ちん汁―」

佐々木(ちん?いやいやあれはマツタケよ。ちんなんて事はありえないわ。だってここ公園よ?野外よ?そこでちんだなんて変態よ?)

キョン「だからお前はそういう事をどこで覚えてくるんだ!だから放せ!!」バッ

佐々木(ああ、九曜さんの手から離れたキョンのマツタケがぶらんぶらーんて、そう、ぶらんぶらーん…)

キョン「さ、佐々木!これはその……さ、佐々木…?」

佐々木「あはは…ぶらんぶらーん…」バタリ

キョン「佐々木ーーー!?」

九曜「――けん―ちん―汁―」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:18:20.35 ID:QaONhZ3XO

佐々木『ん…ここは…』

キョン『やあ、佐々木』

佐々木『キョン…ってぬはぁーっ!?』

キョン『ようこそキノコ王国へ』

佐々木『ようこそじゃないよ!何で下半身裸なんだい!?』

キョン『何を言う。ここではこれが精巣、いや正装じゃないか』フリフリ

佐々木『腰を振るなー!!』

藤原『落ち着け佐々木』

佐々木『その声は藤原君!?た、助けて…ぶふぁー!?』

キョン『よう、相変わらず綺麗なベニテングダケだな』

藤原『ふっ…綺麗なキノコには毒があるものだ』

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:25:26.44 ID:QaONhZ3XO

佐々木『ってホントにキノコ生えてる!?』

キョン『ところでコイツを見てくれ。俺のマツタケをどう思う?』

藤原『凄く…大きいです…』

九曜『――キ――ョン…』

橘『キョンさーん』

キョン『おお九曜に橘、今日も素敵なシイタケとサルノコシカケだな』

橘『もぉ、キョンさんったら褒めても何も出ませんよ♪』

九曜『――え――へん―』

佐々木『お、おかしい!あなた達おかしいわ!!股間にキノコを生やしてるなんて』

キョン『何を言う』

佐々木『…え?』

キョン『お前の股間にだって……立派なエリンギが』

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:32:18.43 ID:QaONhZ3XO

…………

佐々木「いやああああああっ!!?」ガバッ

キョン「さ、佐々木!?」

佐々木「あ…あれ…?」

キョン「気がついたか…」

佐々木「ゆ…夢…?」

キョン「びっくりしたぞ…公園に来たらお前が倒れてたんだからな」

佐々木「え、私…いや、僕がかい?」

キョン「ああ…大丈夫か?」

佐々木「あ…う、うん大丈夫…大丈夫だよ…」

佐々木(あれ…私…公園に来て…それから……?)

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:39:28.44 ID:QaONhZ3XO

キョン「と、ところで話ってのは何だったんだ?」

佐々木「話…そ、そうだ!キョン!!君、九曜さんに…」

キョン「く、九曜に?」

佐々木「九曜さんに!…その…」

キョン「ど、どうした?」

佐々木「…マ…マツタ…ケ……/////」カアアアッ

キョン「マ…マツタケ…が?」

佐々木「…な、何でもない!!////」

キョン「お、おいおい、何でもないのに呼び出したのかよ」

佐々木「た、たまにはそういう気分になる事もあるもんだよ////」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:46:54.01 ID:QaONhZ3XO

佐々木(…そうよね、キョンが九曜さんに変な事をするとか、公園でろ、露出とかしてるわけないわよね…)

キョン「大丈夫か佐々木?帰ってゆっくり休んだらどうだ?」

佐々木「…そうだね。今日の僕はどうも調子が悪いらしい。呼び出しておいてなんだが帰らせて貰うよ」

キョン「気をつけてろよ佐々木、送っていこうか?」

佐々木「…いや、大丈夫だ。その心遣いだけで充分だよ。それじゃあまた会おう」フラフラ

佐々木(あれは夢…悪い夢よ…うん…今日はもう帰って寝よう)

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 22:55:55.14 ID:QaONhZ3XO

キョン「…行ったか」

ガサガサッ

九曜「―――」

キョン「……」

キョン「……っはぁ〜!よかった!うまくいって本当によかった!!」

九曜「――よ――かった―」

キョン「佐々木には悪いが倒れてくれたおかげで夢、って事にできたな」

九曜「―――ゆ――め……」

キョン「…いいか九曜、この前のアレは朝倉の暴走による、いわば事故なんだ」

九曜「――事――故」カチャカチャ ジー

キョン「だからもう二度とああいう事は…って言ってるそばからやるんじゃない!!」ペシッ

九曜「――――痛――い……」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:06:20.95 ID:QaONhZ3XO

翌日・部室

古泉「それは大変でしたね」

キョン「ああ、困ったもんだよ」

古泉「涼宮さんの場合はあの後すぐに長門さんが当て身で気絶させたおかげでうやむやに出来ましたが…」

キョン「…あれからどうだ?」

古泉「心配無用です、涼宮さんの精神は安定していますよ」

キョン「そうか…それならいいんだ…」

古泉「しかしあなたもなかなかやり手ですね、一度に三人の女性を」

キョン「俺の本意じゃねーよ!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:13:42.15 ID:QaONhZ3XO

古泉「んっふ、冗談ですよ」

キョン「勘弁してくれ…」

長門「……」ペラ

キョン「…長門、わかっているとは思うが」

長門「問題ない」

キョン「そうか、それなら」

長門「次はばれないようにする」シャキーン

キョン「コイツちっともわかってねぇー!!それとシャキーンじゃない!!」

みくる「……」

キョン「……朝比奈さん、そんな目で見ないで下さいよ…」

みくる「……わかってますよ…仕方ない事だったって……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:21:41.03 ID:QaONhZ3XO

みくる「……でも、私だって困ってるんですからね!あ、あんな場面見せられたんですから…////」

キョン「…はい、その件に関しましては海より深く反省してます」

みくる「……もう、えっちなのは駄目ですよ?」

キョン「はい、すいませんでした…」

みくる「……よろしい!それじゃ、お茶いれてきますね♪」ニコ

キョン「よかった…朝比奈さんに嫌われたままだったらどうしようかと思いましたよ」

みくる「うふふ♪」

古泉「とりあえず一件落着ですかね」


ガチャ

ハルヒ「みんな集まってるわね!!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:28:12.86 ID:QaONhZ3XO

みくる「涼宮さんこんにちは♪」

古泉「今朝比奈さんがお茶をいれてくれるところだったんですよ」

ハルヒ「それはグッドタイミングね!っと…」

キョン「よ、よう…」

長門「……」ペラ

ハルヒ「……」ジー

ハルヒ(……この前のアレ…ホントに夢だったのかしら)

ハルヒ(有希とあの…周防、だったかしら……二人がキョンのおチンチン…略してキョチンを握りしめてた……)

ハルヒ(夢にしては妙にリアルなのよね……)

ハルヒ(って、これじゃ私欲求不満のエロ女じゃない!!違う!!断じて違うわ!!)

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:38:05.20 ID:QaONhZ3XO

ハルヒ「な、何見てんのよバカキョン!!」

キョン「な!?見てたのはそっちだろ!!」

ハルヒ「う、うるさい!団長に意見するんじゃないの!!」

古泉「まあまあお二人共…それよりも涼宮さん、今日の発表というのは?」

ハルヒ「っと、そうね!みんな、よく聞きなさい!!今週末の不思議探索は中止よ!!」

みくる「中止?」

キョン「おいおい、どういう風のふきまわしだ?」

ハルヒ「話は最後まで聞きなさい!今週は不思議探索の代わりに……キノコ狩りに行くわよ!!」

キョン・みくる・古泉「ブーーーーーーッ!!?」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:46:13.80 ID:QaONhZ3XO

ハルヒ「あれ?みんなどうしたのよ?」

古泉「い、いえ…」

みくる「な、何でも無いですよ〜」

キョン「つーか何で今の時期にキノコ狩りなんだよ」

ハルヒ「私が食べたいからに決まってるじゃない!!」

キョン(…古泉)

古泉(…どうやら安定しているというのは間違いだったようですね)

長門「キノコ…キノコは好き」シャキーン

ハルヒ「よしよし!有希は乗り気みたいね!!」

キョン「長門、俺の方を見て言うな」

ハルヒ「とにかく!週末早朝集合よ!!遅れたら死刑だからね!!」

キョン「なんてこった…」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/16(月) 23:58:11.83 ID:QaONhZ3XO

帰り道


キョン「…こりゃどういう事だ」

古泉「恐らく…先日のあの出来事が涼宮さんに大きな衝撃を与えた為でしょう」

みくる「ていうか十中八九ソレですよね…」

キョン「…俺休んだら駄目かな」

古泉「駄目です」

キョン「ですよねー…はあ」

長門「……」ウキウキ

みくる「長門さん張り切ってますね…」

キョン「もう腹を括るか…でもな長門!」

長門「何」

キョン「いいか、朝倉にだけは言うなよ!?絶対言うなよ!?」

長門「了解した。絶対言わない」

古泉(ああいけない…その言い方は逆効果…)

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:05:08.35 ID:emPICvjcO

夜・自宅


朝倉「聞いたわよ!そんな素敵なイベント参加しないわけにはいかないわ!!」

キョン「……長門」

長門「ダチョウ倶楽部」

キョン「朝倉、あのな…」

朝倉「心配しなくても大丈夫よ♪いくら私でもSOS団全体を巻き込んでまであんな事はしないから♪」

キョン「それを聞いて安心した…」

朝倉「だからこそ今夜こうしてやってきたんじゃない♪」

キョン「え」

朝倉「九曜さんカムヒアー!!」

九曜「―――ば――ばーん――」シャキーン

キョン「勘弁してくれ…」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:11:41.56 ID:emPICvjcO

キョン「大体長門と九曜のその恰好はなんなんだ」

朝倉「私が用意したのよ」ンフー

長門「私が黒で」

九曜「――私――が――白…」

長門「あなたが放つプリッとした液体で」

九曜「――溜――まった――エラー――も――すっき――り――キュ――アキ――ュア……」

キョン「なるほど、それでふたりはプリキュアなんだなー、ってやかましいわ!!」

朝倉「あら、かわいいじゃない」

キョン「言ってる事にかわいさの欠片も無いわ!!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:21:12.91 ID:emPICvjcO

朝倉「さあそんな事よりお楽しみの…」ジュルリ

喜緑「あら、お楽しみの何ですか?」

朝倉「き、喜緑さん!?」

キョン「いつの間に…」

喜緑「こんばんはキョン君。聞きましたよ、今週末はキノコ狩りだそうですね」

キョン「は、はい」

喜緑「楽しそうですね、私も参加していいですか?」

キョン「えっ、喜緑さんが?」

喜緑「あら、私が参加して困る事があるんですか?」

キョン「い、いえそんな事は無いですけど」

朝倉「な、何言ってるのよキョン君!駄目に決まってるじゃない!!」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:28:29.28 ID:emPICvjcO

喜緑「あら、何が駄目なんですか?」

朝倉「これはSOS団の行事なんだから、部外者は駄目よ!!」

喜緑「あなたもSOS団から見たら部外者でしょう?」

朝倉「わ、私はいいのよ!キョン君のクラスメイトだし!!」

喜緑「…周防九曜も参加するそうですね」

朝倉「か、彼女はホラ、キョン君のグルメ仲間だし!最近長門さんと仲いいし!!」

キョン「朝倉や九曜が来るのに喜緑さんだけ駄目って事も無いと思うがな…」

朝倉「キ、キョン君!!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:38:24.66 ID:emPICvjcO

喜緑「まあ、キョン君は優しいんですね♪」

朝倉「キ、キョン君がよくても長門さんが」

長門「私は構わない」

朝倉「んなっ!?」

九曜「――問――題――無い」

朝倉「九曜さんまで!?」

喜緑「さ、あとは朝倉さんだけですよ♪いいですよね?」

朝倉「そ、それは…」

喜緑「いいですよね?」

朝倉「だから…」

喜緑「 い い で す よ ね ? 」

朝倉「……………………はい」

キョン「喜緑さんパネェ……」ゴクリ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:44:48.68 ID:emPICvjcO

キョン「……なあ、朝倉ってまさか」

長門「…朝倉涼子は喜緑江美里に頭があがらない」

キョン「そうなんだ…」

喜緑「よかった♪それじゃ今日は準備の為にもお泊りですね♪」

朝倉「え!?」

喜緑「あら、どうしたんですか?」

朝倉「い、いやホラ!突然泊まるなんて言ってもキョン君のご家族に迷惑になるし…」

ガチャ

妹「キョンくーん、はさみー…あー!えみりちゃんだー♪」

喜緑「うふふ♪こんばんは♪」

キョン・朝倉「なん…だと…」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 00:57:54.71 ID:emPICvjcO

喜緑「あら、知らなかったんですか?私あなたの妹さんと仲良しなんですよ?」

妹「えみりちゃん大好きー♪」

朝倉「うそ…だろ…」

喜緑「あのね、お姉ちゃん今日はここにお泊りしたいんだけどいいかな?」

妹「うん!えみりちゃんだったらお母さんも大歓迎だよ!!」

喜緑「よかった♪それじゃお夕飯のお手伝いしましょうね♪」

妹「はーい♪」

喜緑「それじゃキョン君また後で♪それと…そこの三人」

長門・朝倉・九曜「っ!」

喜緑「 お い た は 駄目ですよ?」

長門・朝倉「………はい」

九曜「―――」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 01:10:13.60 ID:emPICvjcO

………

皆「ごちそうさまでした」

キョン「はぁ…うまかった〜、喜緑さんのわかめうどん」

妹「えみりちゃんのうどんは天下一や〜♪」

喜緑「うふふ♪ありがとう♪」

長門「喜緑江美里、次はカレーうどんを希望する」

喜緑「長門さんは本当にカレーが好きなのね♪」

朝倉「……」

喜緑「あら、どうしました朝倉さん?」

朝倉「えっ…な、何でもないわ!!」

朝倉(…あなたのせいでハイパーおちんちんタイムが駄目になっただなんて……言えないわよね、やっぱりorz)

喜緑「さて、と…九曜さん、少しいいかしら?」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 02:07:12.77 ID:emPICvjcO

九曜「―――」

喜緑「二人でお話したいの。いいかしら」

九曜「――了解――した――」

キョン「お、おい…あまり乱暴な事は…」

喜緑「大丈夫ですよ、みんなを危険な目にあわせるような事にはしませんから」

九曜「――心――配――ない」

喜緑「では、行きましょうか」


キョン「…ホントに大丈夫か……?」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 08:54:49.69 ID:emPICvjcO

喜緑「さて…話してもらいましょうか」

九曜「――…?」

喜緑「今回…あなたがキョン君達に接触した目的は何ですか?」

九曜「――目――て―き…?」

喜緑「天蓋領域のインターフェイスであるあなたが何の意味もなくこちら側へコンタクトをとるとは思えない」

九曜「―――」

喜緑「何が目的であれ、長門さん達に少しでも攻撃を仕掛けるような事があれば…その時は容赦しません。いいですね?」

九曜「――…?……?」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 09:05:21.74 ID:emPICvjcO

喜緑「…?とぼけるつもり?そんな事をしても私は…」

九曜「――…???」

喜緑「…あ、あれ?」

九曜「――…??…??」

喜緑「まさか…本当に何も考えてなかった…の?」

九曜「――……」コクリ

喜緑「あー…それじゃ今回あなたがキョン君に接触したのは…」

九曜「――ご――はん――一緒――食べ――る……」

喜緑「…佐々木さんの為にどうこうしよう、という訳じゃ…ない?」

九曜「――キョ――ン――い――い人―……好――き―」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 09:20:15.95 ID:emPICvjcO

喜緑「じゃあ長門さんは?」

九曜「――ゆき――り――ん――友――達……」

喜緑「ゆ、ゆきりん!?じゃあ…朝倉さんは?」

九曜「―――変――態――」

喜緑「……本当に何も考えてなかったの…」

九曜「―――」

喜緑「え?あ、あー…何も無いんだったらいいんです、戻りましょうか」

九曜「―――」コクリ

喜緑(……絶対何かあると思ったのに…考えすぎかしら…)

ガチャ

喜緑「ただいま戻りまs」

朝倉「さあキョン君!喜緑さんがいない今がチャンスよハァハァ」

キョン「な、なにをするー!?」

喜緑「………」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 09:38:46.09 ID:emPICvjcO

朝倉「あ」

喜緑「私が…何ですって?」

朝倉「これは…その…な、長門さん…」

長門「私は自重するべきと言った。我慢出来なかったあなたが悪い」

朝倉「そ、そんな!?」

喜緑「キョン君、私今度は朝倉さんとお話してきますね」

キョン「ええ、ごゆっくりどうぞ」

朝倉「キョン君!?」

喜緑「さ、朝倉さん。むこうで ゆ っ く り と お話しましょうね」

朝倉「あ…あ……」

キョン「さらばだ、朝倉」

長門「骨は拾ってあげる、安心して」

九曜「――アイ――ス―ウマー」

朝倉「アッー!!」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 10:10:28.19 ID:emPICvjcO

当日

ハルヒ「みんな集まったわね!」

キョン「また随分と集まったな…」

古泉「SOS団5名に鶴屋さんと朝倉さん、喜緑さん、さらに佐々木さんら4名が加わり計12名ですからね」

佐々木「涼宮さん、本当に私達も参加していいの?」

ハルヒ「もちろんよ!大勢いた方が楽しいじゃない!!」

佐々木「ふふ、ありがとう」

古泉「和やかですね」

キョン「面倒な事にならなかったら何でもいいよ…」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 10:18:33.70 ID:emPICvjcO

鶴屋「いやぁみくる!楽しみだねっ!!」

みくる「そ、そうですね…」

鶴屋「おや、どうしたんだいっ!?元気無いっさ!?」

みくる「そ、そんな事ないですよ!?」

鶴屋「あっはっは!それならいいっさ!!」

みくる(…キョン君の『キョン君』を見ちゃってから、キノコを見るとつい連想してしまうなんて言えません……)


古泉「まさかあなたとキノコ狩りをする事になるとは思いませんでしたよ…」

橘「それはお互い様なのです。まあ今回は素直に楽しむ事にしますよ。それより…ちょっと聞きたい事があるんですが…」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 10:25:12.22 ID:emPICvjcO

古泉「…聞きたい事?」

橘「先日、佐々木さんが閉鎖空間を発生させたのですが…」

古泉「…ほう」

橘「そこにいた神人が…何ていうか…その…」

古泉「?」

橘「…こ、股間にキノコ状の何かをブラブラとさせていたのです!!」

古泉「あ…あー…」

橘「あ!その顔は何か知ってますね!?大変だったんですよ!!」

古泉「その件に関してはノーコメントで」チャッ

橘「ちょっと!?答えて下さいよ!!大変だったんですからね!!あんな卑猥な神人はじめてだったんですから!!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 11:08:42.77 ID:emPICvjcO

もう少しだけ書けそうです


長門「……」

九曜「――キノ――コ…」

長門「キノコ。キノコは美味しい」

九曜「――キ――ョン―」

長門「……」

九曜「――マツ――タ―ケ…?」

長門「喜緑江美里がいる今その件に触れるべきではない」

九曜「――?」

長門「喜緑江美里と敵対するべきではない。敵対したら…」

朝倉「キミドリサンコワイキミドリサンコワイキミドリサンコワイキミドリサンコワイ」ガクガクブルブル

長門「ああなる可能性が高い」

九曜「―――――」ゴクリ

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 11:18:03.83 ID:emPICvjcO

喜緑「…ちょっと脅かしすぎたようですね」

朝倉「キミドリサンコワイキミドリサンコワイキミドリサンコワイキミドリサンコワイ」ガクガクブルブル

喜緑「仕方ありませんね…朝倉さん?」

朝倉「!!」ビクッ

喜緑「この件が終わったら…好きにしてもいいですよ」

朝倉「…い、いいの?」

喜緑「長門さん達に悪影響を与える事がなければ、私は怒ったりしないんですよ?」

朝倉「mjd!?」

喜緑「キョン君にアプローチをかける事自体は、なんら問題ありませんよ♪」

朝倉「……」


朝倉「ッィィイヤッホォォォォォォォォウ!!!」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 11:59:32.35 ID:emPICvjcO

長門「…喜緑江美里」

喜緑「納得いきませんか?朝倉さんに言った事が」

長門「……」コクリ

喜緑「…長門さん達もいいんですよ?」

長門「…本当?」

喜緑「清く正しいお付き合いをすれば、その後は……ね♪」

長門「…♪」



今度こそ仕事行ってきます

120 名前:とりあえずメシの時間まで書く[] 投稿日:2009/03/17(火) 19:03:16.83 ID:emPICvjcO

………

九曜「―――到――着――」

ハルヒ「それじゃ早速…あー!!」

みくる「ふぇっ!?ど、どうしたんですか!?」

ハルヒ「班決めのくじ引きを忘れたわ…」

キョン「そんな事かよ…班なんか決めなくても各自好きなようにやりゃいいだろ」

ハルヒ「そんな事とは何よバカキョン!!」

古泉「まあまあ、たまにはいいんじゃないですか?今回はSOS団単独の活動ではないのですから」

ハルヒ「…仕方ないわね」

ハルヒ「でもねキョン!私が見てないからってサボったりしたら死刑だからね!?」

キョン「へーいへいへい」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 19:14:49.14 ID:emPICvjcO

ハルヒ「それじゃ解散!」


鶴屋「みくるー、一緒に行くっさー!!」

みくる「ちょ、鶴屋さん!引っ張らな…ひょえええっ!?」

キョン「鶴屋さん元気だな…あ、もう見えなくなった」

橘「古泉さん、一緒に行きませんか?」

古泉「…あなたとですか」

橘「たまにはこうして交流を深めるのもいいものですよ?」

古泉「…いいでしょう。一時休戦、という事で」

キョン「古泉は橘京子とか…俺はどうしようかな」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 19:22:01.82 ID:emPICvjcO

ハルヒ・佐々木(…キョンが一人!!)

長門・九曜(!!)

ハルヒ「キ、キョン!一人ぼっちでかわいそうだから私が一緒に…」

佐々木「キョン、僕と一緒に行かないかい?親友として」

長門「あなたは私と一緒に行動するべき」

九曜「――キノ――コ――タ――ケノコ――」


四人「!?」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 19:31:50.28 ID:emPICvjcO

ハルヒ「あ、あら有希キョンと一緒に行きたかったの?でもここは一団員として団長をたてるべきじゃない?」

長門「…今回は団員以外も交えた交流会のようなもの。普段の団活とは別物と考えるべき」

佐々木「…九曜さん、あなたが最近キョンと仲が良いのは知ってるわ。でもたまには私もキョンとお話したいの。わかるわよね?」

九曜「――キノ――コ――タケノ――コ――わか……りあ―う――」

ゴゴゴゴ…

キョン「何してるんだあいつら…」

喜緑「キョン君、キョン君」

キョン「あ、喜緑さん」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 19:39:12.98 ID:emPICvjcO

喜緑「もしよかったら私達と一緒に行きませんか?」

キョン「喜緑さんと…………朝倉か」

朝倉「ち、ちょっと!そんな顔しなくてもいいでしょ!!」

キョン「でもなぁ…」

朝倉「…そ…そんなに嫌?」

キョン「わ、わかったから泣きそうな顔しないでくれ!!」

朝倉「…それじゃあ」

キョン「…変な事するなよ」

朝倉「(パァァ)うん、ありがとう!頑張りましょう!!」

喜緑「それじゃ、行きましょうか」

スタスタスタ


四人「……………あれ?」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 21:36:59.43 ID:emPICvjcO

ただいま


キョン「それじゃ、始めるか」

朝倉「どこから探すの?」

喜緑「とりあえずその辺を適当に……あ、発見」

キョン「早っ!?」

喜緑「ほら。シイタケ」

朝倉「こっちにはブナシメジがあったわ」

キョン「俺のトコにはエリンギとえのき…節操ないな」

朝倉「これも涼宮さんがキョン君のおちんちんを見たおかげね」

キョン「何でそうなる」

朝倉「あら、わからない?つまり、見たいけど見たくない。見ちゃったけど見なかった事にしたい。そんな複雑な乙女心の現れよ」

キョン「…さっぱりわからん」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 21:45:19.43 ID:emPICvjcO

朝倉「あの日の部室での事件は涼宮さんの見た夢、という事にしたんでしょ?でも、涼宮さんはまだモヤモヤしてるのよ」

キョン「それでキノコ狩りかよ」

喜緑「つまりこのキノコは全部キョン君のおちんちんなんですね」

キョン「恐ろしい事言わんで下さい」

朝倉「とにかく収穫しましょう。せっかく大量ゲット出来るんだし」

喜緑「あらあら、マツタケもあるじゃないですか♪今夜はマツタケご飯ですね♪」

キョン「気乗りしねーなー…」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 21:56:53.73 ID:emPICvjcO

………

キョン「ふぅ…カゴ一杯になったな…」

朝倉「一休みする?」

キョン「そうだな…」

喜緑「私はもう少し探してみますから、お二人はゆっくりしてていいですよ」

朝倉「はーい、気をつけてねー」


キョン「…それにしても大漁だな、持って帰れるのかコレ」

朝倉「別に全部持って帰らなくてもここで食べてけばいいじゃない。バーベキューセットもあるし」

キョン「…そんな物持ってきてたのか」

朝倉「ほら、佐々木さんトコの…藤原君だっけ?彼が持ってきてたわよ。…ハイ、お茶」

キョン「お、サンキュ」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 22:07:27.13 ID:emPICvjcO

朝倉「ゴク…ゴク…プハッ…ふー、今日はいい天気ねー」

キョン「そうだな…お茶もうまいし、ポカポカしていい気持ちだ」

朝倉「……ふたりっきり…ね…」

キョン「そうだな……」

キョン「……………」

キョン「…………………………………」

朝倉「…だからもう襲ったりしないってば」

キョン「……本当だな?」

朝倉「喜緑さんにこっぴどくやられたもの……もうしないわよ」

キョン「それを聞いて安心した」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 22:20:17.21 ID:emPICvjcO

朝倉「…わかんないわね。キョン君くらいの年代の男の子なら女の子とエッチできたら喜ぶものと思ってたのに」

キョン「みんながみんなそうじゃないんだよ。俺はもっとムードとかプロセスとかが大事だと思ってるからな」

朝倉「ふぅん…そういうものなんだ…だったら…」

ギュ

キョン「!?お、おい」

朝倉「腕を組んだだけでしょ。…これだけでも嫌?」

キョン「いや…そんな事はないけどな…」




九曜スレの筈なのに朝倉フラグが立ってる件

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 22:33:07.32 ID:emPICvjcO

朝倉「…この前は気付かなかったけど……キョン君って意外とガッシリしてるのね」

キョン「お、おい朝倉…」

朝倉「あら、私別におかしな事は言ってないでしょ?」

キョン「いや、何か話の流れ的にだな…」

朝倉「え?何かおかしいの?涼子わかんなーい♪」ピト

キョン「…怒るぞ」

朝倉「…だったら振りほどいちゃえばいいじゃない。どうしてそうしないの?」ギュウ

キョン「む…それはだな…」

朝倉「…この際だから言っちゃうけどね」


朝倉「…好きでもない人に、あんな事はしないわ」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 23:00:48.06 ID:emPICvjcO

キョン「あ、朝倉?」

朝倉「…わかる?今私、すっごくドキドキしてる。…キョン君のせいよ?」

キョン(ヤベ…かわいいかも…)

朝倉「キョン君…」

キョン「朝倉…」

朝倉「……」ドキドキ

キョン「……」ドキドキ

喜緑「……」

長門「……」

九曜「――」

キョン・朝倉「!?」



寝てしまうところだった

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 23:17:23.31 ID:emPICvjcO

喜緑「あら、続きはどうしたんですか?」ニヤニヤ

キョン「い、いつからそこに」ドキドキ

長門「…腕を組んだ時からずっといた」

朝倉「ちょっ…それなら声をかけてくれたら…」ドキドキ

喜緑「長門さん達にとっていいお勉強になるかなーと思いましたから♪」

キョン「いいお勉強って…ん?」

九曜「―――」ジー

キョン「…九曜?」

九曜「―――」ピト

キョン「お、おい!?」

長門「あなただけずるい」ピト

喜緑「あらあら、モテモテですね♪」ニヤニヤ

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 23:27:53.49 ID:emPICvjcO

キョン「そ、それより!長門達が合流してきた事だし、キノコ狩りを再開しよう!!」

朝倉「そ、そうよ!ほら、長門さんも九曜さんも立って!!」

長門「…了解した」

九曜「――」

喜緑「あら残念」

キョン「そ、それより喜緑さん!何か見つかりましたか?」

喜緑「え?ああそうそう。その事で戻ってきたんですよ。実はむこうで洞窟を発見したんですよ」

キョン「洞窟…?」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 23:45:06.08 ID:emPICvjcO

………

キョン「で、ここがその洞窟か…」

朝倉「何でもありね…この山」

長門「おそらく山自体が涼宮ハルヒの力によって生み出された物と思われる」

喜緑「さて、探索開始ですね」


キョン「中は意外と明るいな」

朝倉「洞窟…というよりほら穴と言った方がよさそうね、もう最深部みたいよ」
喜緑「あら、何か光ってますね」

長門「これは…」

キョン「おい、何かの冗談だろ」

九曜「――チン――コ――いっぱい――」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/17(火) 23:56:52.13 ID:emPICvjcO

喜緑「謎のほら穴の最奥で謎の光るおちんちんを発見…」

長門「この大きさ、反り返り具合、これは間違いなく…」

朝倉「この前見たキョン君のおちんちん…」ゴクリ

キョン「夢なら覚めてお願い」

九曜「――キノ――コ…?」

喜緑「あ…よく見たら確かにキノコですね」

長門「彼の生殖器に酷似しているがキノコの一種と思って間違いない」

朝倉「これも涼宮さんの願望…?」

喜緑「薄暗いほら穴に隠れるように生育するチンコ、もといキノコ…間違いなく涼宮さんの願望が形となった物ですね」

キョン「焼き払おう、今すぐに」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 00:07:22.48 ID:sBWxZKRXO

ハルヒ「あら、キョン達じゃない」

キョン「げ」

喜緑「見つかっちゃいましたね」

佐々木「一体何の話を…し…て…」

キョン「佐々木まで…」

長門「…観念した方がいい」

ハルヒ「こ…これは…」

九曜「――――チン」

キョン「キノコだ」

佐々木「キ、キノコ?ていうか今九曜さんが何か言おうとして」

キョン「キノコだ」


九曜「―――――チンkモガ」

長門「あなたは少し黙ってて」

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 07:12:41.37 ID:sBWxZKRXO

ごめん、寝てしまった


ハルヒ「で、でもこんなキノコ見た事無いわよ!?」

キョン「新種だ」

朝倉「……確かにこんなキノコ他には無いわよね」

ハルヒ「…凄いじゃない!これはSOS団始まって以来の偉業だわ!!」

佐々木「くっくっ。新種の発見だなんて凄い事だ。やるね、キョン」

キョン「ちっとも嬉しくない…」

ハルヒ「新種かあ…名前を考えないといけないわね…うーん…」

キョン「名前?」

佐々木「知らなかったのかい?新種を発見したら発見者が好きな名前を付けられるんだよ」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 07:25:41.79 ID:sBWxZKRXO

ハルヒ「うーん…ブツブツ」

朝倉「見つけたの私達なのに涼宮さんが名前付けちゃうの?」

喜緑「まあこれはもはや運命というものですね」

キョン「名前を付けたらどうなるんだ?」

朝倉「各種メディアに発表…てトコかしら」

キョン「冗談じゃないぞ…こんなモン各種メディアに発表された日にはSOS団がちんこ集団になっちまう!!」

九曜「――キョ――ン――の――マー…ラ―」フニフニ

キョン「遊ぶな!」

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 07:38:31.25 ID:sBWxZKRXO

喜緑「あら、いいじゃないですか。実際にキョン君のを弄ってるわけじゃないんだし」

朝倉「元ネタはキョン君だけどね」

キョン「だから嫌なんだよ!!」

九曜「――たー……けやー――さ――おー……――だけー……」

ハルヒ「!!」ピコーン

ハルヒ「決まったわ!!キノコっぽくて尚且つSOS団に関係した素晴らしい名前が!!」

朝倉「決まっちゃったわね…」

ハルヒ「ふっふっふっ、発表するわよ!!このキノコの名前は…」




ハルヒ「キョンノサオダケよ!!」

キョン「え?俺?」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 07:52:50.59 ID:sBWxZKRXO

朝倉「キ…キョンの…」

長門「竿竹…」

ハルヒ「第一発見者であるキョンの名前を付けてあげた私の寛大さに感謝しなさい、キョン!!」

喜緑「…キョンってあだ名じゃなかったんですか?」
長門「そこは問題じゃない」

キョン「ふざけんな!!そんな名前を世の中に公表!されたら俺がちんこ野郎になっちまうだろ!」

ハルヒ「何よ!何か文句あるの!?」

佐々木「くっくっ、いいじゃないか。団長殿直々に命名してくれたんだよ?」

キョン「よくなーい!!」

ハルヒ「そうと決まれば収穫よ!!」

キョン「話聞けー!!」

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:03:27.33 ID:sBWxZKRXO

…………

鶴屋「いやあ、大漁大漁!今夜はキノコづくしっさね!!」

みくる「これだけあればきっと涼宮さんも喜んでくれますよ♪」

古泉「それにしても遅いですね…そろそろ日没ですよ」

橘「あ、来ましたよ」

ハルヒ「みんな!お待たせ!!」

みくる「あ、涼宮さんお疲れ様…で…す…」

鶴屋「ハ…ハルにゃん…?その手に持ってるのは…?」

古泉「ひ…光る…」

橘「おちん…ちん…?」

ハルヒ「キョンノサオダケよ!!」

みくる・鶴屋・古泉・橘「キョンの!?」

キョン「勘弁してくれ…」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:16:07.32 ID:sBWxZKRXO

…………

古泉「なるほど、新種の…」

ハルヒ「このキノコの事を発表してSOS団の名前を世界に轟かせるわよ!!」

みくる「ふぇ…こ、これをですか…」

鶴屋「いいじゃないか!面白そうっさ!!」

ハルヒ「そうと決まればこうしちゃいられないわ!!早速このキノコをテレビ局に持ってくわよ!!」

古泉「…あなたも大変ですね。心から同情しますよ」

キョン「頼むからやめてくれ…orz」

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:22:41.32 ID:sBWxZKRXO

それから…


ガチャ

古泉「おや、今日はあなたが一番乗りですか」

キョン「おう…」

古泉「どうしました?元気がありませんね」

キョン「元気なんか出るわけないだろ…あのキノコが俺の顔と一緒に全国ネットだぞ…」

古泉「でも、大好評ですよ。食べれば子宝に恵まれる、ともっぱらの評判です」

キョン「ご近所の夫婦とすれ違うたびに拝まれる俺の身になれよ…」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:28:35.87 ID:sBWxZKRXO

古泉「…まあ、僕も森さんがあれを食べている場面を目撃した時は驚きましたが」

キョン「森さんって…あの?」

古泉「ええ。丸焼きにして先っぽから頬張ってました」

キョン「Oh…って森さんもか…」

古泉「と言うと?」

キョン「…最近さ、ウチでも食卓に出てくるんだ。そのたびに妹が『今日のオカズはキョン君だー♪』って」

古泉「Oh…」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:37:57.73 ID:sBWxZKRXO

キョン「おかげ様で俺はちんこ野郎だよ…」

古泉「…ご愁傷様です」

ガチャ

ハルヒ「お、二人とももう来てたのね」

キョン「来たよ元凶が…」

古泉「おや、今日は随分と大勢お連れですね」

みくる「今日はみんなでお昼を食べる事になったんですよ」

鶴屋「みんなで食べればご飯はより美味しくなるっさ!!」

朝倉「そんなわけで全員集合したのよ」

キョン「そうか…って何で俺を取り囲むんだ」

喜緑「あら、何の事ですか?」

長門「あなたの気せい」

キョン「……そう…か…?」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:44:14.34 ID:sBWxZKRXO

佐々木「キョン、細かい事を気にしてたら将来大物になれないよ」

キョン「お前らも来てたのかよ」

橘「私達もみなさんとお食事したいのです!!」

九曜「――今日――は――キョ――ン――弁――当…」

キョン「キョン弁当ってまさか…」

カパッ

キョン「これは…」

古泉「丸焼きにしたキョンノサオダケと巨大ミートボールが2個…」

キョン「どう見てもちんこです、本当にありがとうございました」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:50:47.94 ID:sBWxZKRXO

ハルヒ「この弁当の発案者は周防さんよ!!」

九曜「――えっ――へん――」

キョン「何て事しやがる」

ハルヒ「それじゃ、いただきましょう!!」

キョン「もう好きにしてくれ…」


みんな「いただきまーす!!」

ハルヒ「モグモグ…んーおいしー♪」

佐々木「このキョンノサオダケの絶妙な歯ごたえがたまらないね」

鶴屋「キョンノサオダケ美味しいっさー!!」

キョン「古泉、痛くないのにちんこが痛い」

古泉「それは大変だ」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:56:34.62 ID:sBWxZKRXO

喜緑「でも…何か物足りないですね」

長門「主にホワイトソースが足りない」

キョン「待て長門、何故真っ先にホワイトソースが出てくる」

朝倉「ホワイトソースか…」チラ

みくる「ホワイトソースですか…」チラ

橘「ホワイトソースですね…」チラ

キョン「待てお前ら、何で俺を見る…何で押さえつけてるんだ…やめ、やめて脱がさないでアッー!!」



九曜「―――計――画――通…り……」ニヤリ

終わり

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/18(水) 08:59:43.72 ID:sBWxZKRXO

寝起きで頭がうまく働かないんだ

寝落ちしまくりごめんなさい、そして保守&読んでくれてありがとう



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