こなた「あのーなんで私ここに連れられて来たの?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:53:04.75 ID:o9p8QCayO

そんな声が聞こえてきたのは長門と部室で静かな時を過ごしていたときだった

突如ドアが開き満面の笑みを浮かべ「新しい部員よ!」と叫んだハルヒの横に、ちょこんと可愛らしい小学生みたいな女の子がいた

なんだその子は?

「新しい部員よ!私萌えって結構大事だと思うのよねー」

おいおいハルヒ…

「なによ?文句ある?」

ない。お前を初めて尊敬した

ハルヒはキョトンとした顔を見せた

ドストライクだった

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:55:08.01 ID:o9p8QCayO

「でも私アニメ見なきゃなんだけど…」

麗しいお方、ハルヒが連れてきた泉こなたさんはそう言った

そんな、是非入ってほしいのに

「じゃテレビ持ってきていいわよ!」

「ゲームもやらなきゃだし…」

「ゲームも持ってきていいわ!」

「パソコンのゲームは…」

「なんとかするわ!」

ここまでハルヒを頼もしいと思ったことはなかった

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:58:21.31 ID:o9p8QCayO

「あと入部してくれたらこのライヴのチケットあげるわ!」

そう言ってハルヒはなにやら赤い紙切れを取り出した

おいおい、まさかそれは…

「なに、キョン?あんたから揚げさんを知ってるの?」

から揚げさん。

今や超有名な人気声優であり、今回のライヴチケットの倍率は赤門並ではないかと言われたほどだった

知ってるも何も大ファンだ

「入る入る!!」

泉さんが入部を決意したようだ

てか俺もほしいぞ、ハルヒ

「いいわよ、部で行く予定だし」

俺は憤死したらしい

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:01:41.84 ID:o9p8QCayO

ハルヒが泉さんの要望に応えるため、泉さんを連れてパソコン研究部に行くと言った

なにやら泉さんにあんなことやこんなことをさせてパソコンを奪うつもりらしい

「私じゃセクハラにならないんじゃないかな〜」

と泉さん

そんなことはない

泉さんは魅力的過ぎるくらいです

てかそんなこと誰にもさせません

決意した俺はお隣りパソコン研究部に突入し部員をぶちのめしてパソコンを強奪してきた

「あんたそんなキャラだった?」

「わーい!」

と傷だらけの俺にハルヒと泉さんはそれぞれの反応を示した

長門は終始読書していた

その後俺は呼び出しを食らった

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:05:06.49 ID:o9p8QCayO

次の日の昼休み、部室で俺は反省文と格闘しながら昨日手に入れたパソコンを見た

さんざん説教を食らったあとパソ研の部室に殴り込みにいき、今度は土下座した

一時間後、一台だけなら、と気味悪がられながら渡されたのがこのパソコンである

「本読んだ?」

部室で読書していた長門が聞いてきた

ああ、忘れてた

昨日借りたんだったな

「読んで」

ああ、わかったよ

昼休み終了5分前のチャイムがなった

反省文は白紙のままだった

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:09:35.18 ID:o9p8QCayO

ああ、なんでこんなことになってるんだろうか?

長門からもらった本を読んだ

栞に書かれたメッセージも

無視したらその日に電話がきてしまった

そして公園で長門に会い、今は長門の部屋で話を聞いている

意味がわからん

まったくもって何を言いたいんだ?

途中から反省文を泉さんの可愛いところについてのレポートにする予定を立てていた

問題は5枚では書き切れないことと、先生が泉さんに惚れてしまう可能性が高いということだった

結局この案は却下だろうか、と思ったところで長門が聞いてきた

「わかった?」

ああ、わかったぜ

やっぱり泉さんは最高に可愛いってことがな

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:13:09.82 ID:o9p8QCayO

放課後、部室のドアを開けた俺は驚いた

ハルヒは今日来た転校生を捕まえにいったため静かに時を過ごせると思ったが、部室は凄まじい喘ぎ声で満たされていた

エロゲーですか、泉さん

「おーキョンくん。今日イヤホン忘れちゃってねー」

いえいえ、構やしません

むしろこれからも忘れてください

「キョンくんもやる?」

ああ、あなたと実践ならば是非!

と言いかけたところでドアが開いた

「新しい部員よ!」

もういらないのにな

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:18:13.65 ID:o9p8QCayO

「何をする部活なんですか?」

という転校生、古泉の問いにハルヒは少し悩んで言った

「それはね、宇宙人未来人異世界人超能力者を見つけて一緒に遊ぶことよ!」

おいおい…

「あはは、なにそれー」

泉さん、あなたは相変わらず可愛過ぎます

古泉、長門は黙ったままだった

ハルヒは満足そうに、俺はめんどくさそうに立っていた

「いやあああああああああんっ!!!」

泉さんのエロゲーのフィニッシュとともに部室は静寂に包まれた

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:23:56.24 ID:o9p8QCayO

さて今日は休日にも関わらず自転車を漕いでるわけだが

唯一の救いは私服の泉さんに会えることくらいだろうか

1番最後に到着してファミレスに入った

私服の泉さんはボーイッシュに身を包み、相変わらず可愛さが滲み溢れていた

入って雑談後、チーム分けである

なんのチームかって?

不思議探索だとさ

二本印のついたつまようじがあり、泉さんは印つきを引いた

つまり俺が印つきを引かねばならまい!!

せい!!

……。

「あはは、キョンと一緒だ」

っひゃっほおおおおおう!!!

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:28:28.49 ID:o9p8QCayO

「うるさいわよ、馬鹿」

はは、だからなんだ?

俺は最高に幸せだ!

人生の全ての運をここで使い果たしたとしても後悔しない

偶然だろうか?

否、必然に決まってる

愛はこの世で最も強い力なのさ!

「気持ち悪いし、泉さん引いてるわよ」

「なかなか素晴らしい演説ですね」

おっと、少し暴走しちまったようだ

確かに少し顔を赤らめて照れる泉さんが目の前にいた

もう言葉にできないくらい可愛かった

ぐへへ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:33:06.34 ID:o9p8QCayO

ふう、なんとか泉さんと探索と言う名のデートにこぎつけた

俺のはしゃぎようが頭に来たのか、ハルヒは「やっぱ今のなし」なんて言い出しやがった

怒りが思考を凌駕した

こいつは殴ってやらなきゃ駄目だ

と思ったが古泉に止められてしまった

ちくしょう

だがどうしても泉さんと探索したい俺は「嫌だい!嫌だい!泉さんと一緒がいいんだい!!」と止められたままの姿勢でごねつづけた

これにはハルヒも引いたのか、このチーム分けを許可してくれた

ふう、なんとかなるもんだぜ

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:38:04.14 ID:o9p8QCayO

河川敷を歩く

泉さんと

「いや〜二人っきりってなんか照れるねえ〜」

そうですね

てか泉さんデートとかしたことないんですか?

「いやいや私はマニア向けって言うかね〜」

そんなことはありません

泉さんは魅力的過ぎます

眩し過ぎます

「あはは、そうかな〜。あっ!飛行機雲!」

空を眺める泉さん

その姿は太陽よりも眩しく月よりも美しかった

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:42:51.56 ID:o9p8QCayO

元気いっぱいの泉さんは落ちてくる葉っぱを空中で取ろうと頑張っている

たまらなく可愛い

一方俺はベンチで休んでいた

泉さんとかけっこで勝負したり鬼ごっこしたり川に石を投げたり人生で1番充実した時間だっただろう

勝負は全部負けたけどな

「やっほ、キョンくんお疲れ?」

少しだけ。泉さんは元気ですね

「いやあ、私も疲れたよ。ひざ枕してあげよっか?」

いいえ、嬉しいですが俺には身に余ります

そう言いながら俺は頭を泉さんのひざに預けた

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:46:32.36 ID:o9p8QCayO

あまりの気持ち良さに寝てしまったらしい

起きたときに泉さんは少し恥ずかしそうにしながら「おはよ」と言ってくれた

なんか寝言を言ってたらしい

「いやあ、18歳未満には刺激が強すぎるからね〜」

内容を聞いても照れるばかりで教えてくれなかった

集合5分前に起きた俺は泉さんの手を握りながら走っていた

引っ張られる形で

このまま時が止まればいいのに

集合しても手を握っていたらハルヒにグーで殴られた

このあとは長門と二人組で、ってそんな話はいいか

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:51:36.88 ID:o9p8QCayO

次の日、靴箱に手紙を発見した

「放課後、教室で」

差出人は書いてなかった

が、俺には一瞬で誰が出したかわかった

泉さんに違いない

「なににやにやしてんの?気持ち悪い」

教室についた瞬間言われた

お前は可愛いよ、ハルヒ

ハルヒは顔をそらした

今日の俺は気分がいい

お世辞なんてパッと出るぜ

ちなみに泉さんにはお世辞は一言も言ってないからな

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:55:21.44 ID:o9p8QCayO

放課後、教室のドアを開ける

青い髪

泉さん…

じゃねぇじゃねえかよぉおおおおおおお!!

「どうしたの?」

クラス委員長の朝倉がだった

おい、泉さんはどこだ?

「泉さんなんていないわよ?」

なんだとコラ。お?

「手紙だしたのは私」

ぶちのめすぞまゆげ

「涼宮さん…」

あ、あれ!?ドアが開かないよ?

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:00:08.63 ID:NSbbGph6O

「なんで涼宮さんはこんな人間を選んだのかしら?」

ナイフが一線、俺のネクタイを真っ二つにした

あらら、これやばくね?

「あなたを殺して、涼宮ハルヒの出方を見る」

ちょっと待て。俺はまだ泉さんに想いを伝えてないしキスもしてない!彼女の魅力についてのレポートもまだだし手を握ったのも一回だしまだ彼女の家にも一回も…

言いかけながら朝倉が迫ってくる

今までした妄想が走馬灯のように駆け巡る

うわこんな妄想もしたんだっけ、こっちが恥ずかしくなる

しかし最後に浮かんだのはやはりあの笑顔

世界中のどんな女性も勝てない、あの笑顔

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:04:54.50 ID:NSbbGph6O

夢に違いない

クラス委員長がナイフで迫り、部活仲間が助けてくれる

ああ、びっくりした

生々しい夢だったぜ

せっかくなら部活仲間が意中の人だったらよかったのに

「ごめんなさい」

いやいいけどさ

俺は床に倒れている長門を見た

その時谷口が教室に入って来た

「な、なにやってんだ?」

ああ、こいつは床に横になってるのが趣味なんだ

谷口はなにやら相槌を打ってそそくさとでていった

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:08:13.88 ID:NSbbGph6O

「変な人」

確かにあいつは変人だな

「あ、眼鏡の情報連結を忘れた」

ホントだ。まあなくてもいいじゃないか

そう言いながら、俺は泉さんが眼鏡つけたら殺人的な可愛さになるのではないかと想像していた

「そう」

ところでさっきのはどうやればできるんだ?

「あなたにはできない」

そうか

あの力を使えば泉さんにカッコイイところ見せられて告白されること間違いなしだったことを思うと残念だった

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:12:07.53 ID:NSbbGph6O

次の日、朝倉が転校した

珍しいこともあるもんだ

ハルヒに引っ張られ長門のマンションまで行き、今はハルヒのオナニー話を聞いている

なにやらいかに自分が小さいか、という話らしい

やれやれ、泉さんに会ってる時点で世界でも1、2を争う幸せ者じゃないか

まあこんなことを話すあたり、ハルヒも可愛いもんだ

泉さんの万分の一にも満たないがな

話に飽きた俺はずっと泉さんへのプロポーズの言葉を考えていた

決まった言葉は「結婚しよう、こなた」

うん、グッとくる

「帰る」

と言ったハルヒは俺の家の方向に帰ったので俺も横についていった

…ら思いっきり殴られた

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:15:38.02 ID:NSbbGph6O

ハルヒは不機嫌のようだ

ずっと横を歩いては殴られたから間違いない

「ついてこないで」

はは、だって俺の家こっちだぜ?

また殴られた

なんか悪いことしたかな?

家に着いた時なぜか古泉が門の前にいた

「少しお時間いいですか?僕の力をちょうど見せられるのですが」

ああ、そういやこいつは自分が超能力者だとか言ってたな

今じゃなきゃ駄目なのか?

「はい」

じゃいいや

俺は泉さんの魅力のレポートを書くため断った

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:18:13.35 ID:NSbbGph6O

次の日の放課後

「あはは、キョンくん弱い」

あなたが強いすぎるんですよ。そして同時に可愛すぎます

泉さんと格闘ゲームで対戦していた

そこにハルヒがやってきた

「なにやってんの?」

なんだ?泉さんといちゃいちゃしてたのさ

「着替えるから出てって」

ぐあ、せっかく勝てそうだったのに

部室に入ったとき、ハルヒと泉さんがバニーになっていた

泉さん、最高に似合ってます

「そうかな?えへへ」

ハルヒは終始イライラしてるようだった

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:22:02.21 ID:NSbbGph6O

夜中に目が覚めた

いや、起こされたようだ

体を起こすとハルヒが横にいた

おいおい、なんでいつも泉さんがでてこないんだよ?

「キョン、ここどこなの?」

言われてあたりを見回した

学校だった

しかし世界は灰色に包まれていた

マジでどこだここ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:26:16.64 ID:NSbbGph6O

とりあえず部室にきてお茶を飲んでいる

ハルヒは探検してくると言ってでていった

「開けてください」

古泉の声だ

見ると窓の外に赤い球が飛んでいた

「緊急事態です」

確かに

「涼宮さんが世界の改変をしたのです」

またすげえ夢だな

古泉からよくわからん電波話をされた

ホントにわからん

「最後に泉さんからよくわからないけど頑張って、長門さんからパソコンの電源をつけるように、とのことです」

そう言って古泉は消えた

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:31:24.85 ID:NSbbGph6O

よくわからんがこの世界を脱出せねばならんらしい

たぶん古泉はそんなことを言ってたと思う

しかし今は脱出するより泉さんからの伝言への礼の言葉を考えなければならまい

10分くらいたっただろうか

外から青い光が漏れた

なんか巨人がでてるな

ておいおいあぶねええええええ!!!

俺は入って来たハルヒを抱えて廊下に飛び出して倒れた

巨人によって部室が吹っ飛ばされたようだ

てやべえパソコンつけ忘れた

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:36:41.69 ID:NSbbGph6O

今校庭をハルヒと走ってる

なにやらわからんが元の世界に戻るにはハルヒが鍵らしい

「大丈夫よキョン!この世界に住みましょうよ!」

それは本気で言ってるのか?こんな灰色の世界で?

「そうよ!明日になれば朝は来るわ!私にはわかる!」

「それに前の世界なんて退屈じゃない!私はこの世界がいいわ!」

ふざけんな!!俺はあの世界にいたかったんだ!!泉さんのいる世界に!!まだ新しい家庭を築くどころか告白もしてない!!

ハルヒの顔が怒りに歪むのがわかった

おいおい、巨人もより激しく破壊活動してんじゃねえかどうすんだ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:42:27.61 ID:NSbbGph6O

ハルヒの肩を掴んだ

実は俺、ハルヒの方が…泉さんより好きだぞ?

「嘘でしょ」

マジかよなんでわかるんだ

くっ…こうなったら力技しかねえ!

頭突きでお前のイカれた頭を治してやる!!

ハルヒの顔が近づく

っておい、ちょっと待てこっち向くなよこのままじゃおでことおでこじゃなくて唇と唇が…

重なった

見事に

……。

ああああああああああああ!!!!泉さんに初キスするつもりだったのにぃいいいいいいいいああああああ!!!!!!

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:48:14.31 ID:NSbbGph6O

きっと夢だったんだろうな

だから俺の初キスはまだだ、うん

次の日、俺は重い体を引きずって学校にきた

教室でハルヒは最悪な夢を見たと言ってきた

俺もだよ、奇遇だな。お前とキスする夢見ちまったんだ最悪だろ?

ハルヒは真っ赤になって顔をそらした

なんだこの反応は?やめてくれよ

俺が学校にきた理由は泉さんにお礼を言うためで、部室でそれは果たされた

やはりたまらなく可愛かった

その後長門にパソコンをつけ忘れたことを詫びた

「別にいい」

長門はいいやつだ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:52:45.28 ID:NSbbGph6O

次の休日、つまり今日、またも不思議探索をハルヒは提案した

が、どういうわけか泉さん、長門、古泉が急用ができてどうしてもこれなくなったらしい

空気を読んで俺も欠席した

今俺は泉さんの魅力のレポートを書いている

5枚の予定が原稿用紙10枚にも及んでいる

楽しみと言えば明日のから揚げさんのライヴか

はしゃぐ泉さんが目に浮かぶ

本当に、可愛いという言葉は彼女のためにあるようなものだ

明日の帰りにでも、この想いを伝えようと思う

fin

49 名前:こなほて ◆KONATA/tR2 [] 投稿日:2009/03/09(月) 00:54:31.09 ID:NSbbGph6O

ありがとうございました

62 名前:こなほて ◆KONATA/tR2 [] 投稿日:2009/03/09(月) 01:39:47.47 ID:NSbbGph6O

>>61
ありがとう
いいか晒しても
こなた「もうすぐクリスマスだね…」←エロがあるほ

12月はじめ
こなた「え…私のことが…好き?」
12月7日くらい
こなた「もしもしかがみー?」
12月23日くらい
こなた「私って魅力ないのかな…」
12月24日
こなた「おっとごめんよ〜」2月14日
こんな感じ
期待はしないでほしい



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