鶴屋「キ、キョン君!ストップストップ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/03(火) 23:49:44.54 ID:Amce8YQ3O

突然だが話は三日前に遡る。


その日は珍しくハルヒが学校を休んだ。
あいつの事だ。体調を崩したわけでも無く、大方一人で不思議探しの旅にでも出ているのだろう。
それにしてもあいつがいないだけで、これ程までに平穏な一日を送れるとは驚きだ。

などと今日という素晴らしい一日を振り返っている間に、SOS団の部室の前に到着した。
ハルヒがいない今日は行かなくても大丈夫なのだろうが…いやはや、慣れとは怖い。
まぁ、「愛しのエンジェル」朝比奈さんの顔を見に来たという事にしておこう。
そう自分に言い聞かせながら、部室の扉を開けると思いもよらない人物がそこに待っていた。

鶴屋「やぁーキョン君。遅いじゃないかい。」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/03(火) 23:53:15.83 ID:Amce8YQ3O

何故部員でも無いこの人がSOS団の部室にいるのか。
何故普通にハルヒの席、つまり団長席で寛いでいるのか。
何故鶴屋さん以外誰もいないのか。
等という疑問が次々と俺を襲ってきたために少々トリップしていたらしい。
気が付くと目の前で鶴屋さんが俺の顔を覗き込んでいた。

鶴屋「どうしたんだいキョン君?ボーっとしてさ。」

急な接近+顔の近さで奇声をあげながら尻餅をついてしまったがしょうがない。うん、これはしょうがない。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/03(火) 23:56:09.60 ID:Amce8YQ3O

鶴屋「おっと、ごめんよ。驚かせちゃったかな。」

腰を曲げ手を膝についた体勢、所謂中腰の体勢で鶴屋さんは俺を見下ろしてきた。

頬にはなにやら柔らかいようなくすぐったいようなものが感じられる。
俺は目線を横に向け、その正体を確認した。…鶴屋さんの髪だ。

吸い込まれる様な深い緑色の膝まで届くかという様な長い髪。

シャンプー…いや、リンスだろうか。なんとも心地のいい香りが漂ってくる。
これだけ長いと手入れはとても大変だろう。しかし毛先まで艶があり、なんとも美しい。
まるで芸術だ。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:01:45.17 ID:TN+f8cZKO

あぁ、なんて心地いいんだ。このくすぐったい感触がなんとも…。ん…?

うおぉぉっ、第一級非常自体発生!俺のマグナムが反応してきやがった!
すぐさま飛び起きたが…。気付かれていないだろうか。

鶴屋「あれれ、元気じゃないかい。」

…どうやら気付かれていないらしい。

鶴屋「今日はみくる掃除当番でさー。変わりにお茶入れてくれって頼まれたんだよ。」

なるほど。ではあとの二人は?

鶴屋「いや、私がきたときにはもういなかったよ。」

ということは朝比奈さんがくるまで二人きりか…。緊張するなぁ。
鶴屋「はーい。じゃあ着替えるから少し向こう向いててね。」

は?今ですか?

鶴屋「そうだよ。」

じゃあ外で待ってるので着替え終わったら言って下さい。

鶴屋「いいよいいよ。すぐ終わるしさ。」

…なら俺がくる前に着替えておけばよかったんじゃないですか?

鶴屋「いやー。一度着てみたかったんだよねこれ。」
どうやら聞いて無いらしい。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:05:06.44 ID:TN+f8cZKO

鶴屋「ふーんふーん…」

それほどまでに着てみたかったのだろうか。ご機嫌に鼻歌まで聞こえてくる。

鶴屋「ふーんふー…いてっ!いてててててっ!」

どうしました?

鶴屋「いてて…後ろのチャックに髪が挟まったんだよー。…とっておくれ。」

なるほど。わかりました。
そう言って振り向くと目の前には上半身がはだけたメイド服の鶴屋さんが立っていた。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/03/04(水) 00:07:51.25 ID:TN+f8cZKO

鶴屋「キョン君ー。早く外しておくれ。」

…。
ついさっき反応していたからだろうか。またもや俺のマグナムが元気になってきた。

しかし…よくよく見ると鶴屋さん、とても…美しいじゃないか。
朝比奈さんといつも一緒にいるからだろうか、気付かなかったがなかなか…いや、かなりのものだ。
アクティブ過ぎる性格のせいもあるのだろう。

その鶴屋さんと今二人きり。更に無防備な姿で目の前にいる。

男ならこのチャンスを見逃すべきだろうか。いや、ここで見逃すと神様仏様になにを言われるかわかったもんじゃない。
俺!勇気を出せ!

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:10:32.95 ID:TN+f8cZKO

鶴屋「キョン君ー。早く頼むよー。」

鶴屋「って、え…?キョン君どうしたのさ?」

鶴屋「いやいや、ち…ちょっとちょっと!」

鶴屋「キ、キョン君!ストップストップ!」

規制辛い。


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:15:47.15 ID:TN+f8cZKO

いやいや
規制が長い&あまり書きためてないんだ

パー速並のスピードでいいならやるがだめなら誰か続けてくれないか

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:23:47.55 ID:TN+f8cZKO

鶴屋「いてっ!」

俺は鶴屋さんの言葉に耳を貸さず、冷たい木の床に押し倒した。

鶴屋「キ、キョン君…?目が怖いよ…。」

もうここまできたからには引き下がれない。
俺は狂った獣の如く鶴屋さんのメイド服を脱がせに掛かった。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:31:40.41 ID:TN+f8cZKO

―――――
―――


鶴屋「…。」

絡まった髪に少し苦戦したがなんとか脱がせ終えた。

…なんという美しさだろうか。
制服の上からではよく分からなかったが朝比奈さんにも引けを取らないような抜群のプロポーションだ。
胸は朝比奈さんの方があるだろうが。いや、それでも大きい方だろう。
そして透き通る様な白い肌、艶やかな髪、窓から零れ落ちる夕日に照らされてとても綺麗だ。
更にこの顔がまた…。

…ん?え?

鶴屋「うぅっ…えぐっ…ぅぅぅ…」

泣いてる…?
あの万年笑顔の鶴屋さんが?元気の大売出しの鶴屋さんが?


……はっ!

俺は正気に戻った。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:39:07.70 ID:TN+f8cZKO

ここはどこ?俺は誰?今俺は何をしているんだ?

いやいや落ち着け俺。こんな時こそ冷静に、だ。

まずここはSOS団の部室。そして俺は今先輩である鶴屋さんを押し倒して服を脱がせた。
更にあの鶴屋さんが泣いているときた。

これは…夢?
あぁそうか夢か。なるほどそれなら全て合点がいく。
あの鶴屋さんが泣く訳がないな。なんだ夢か。

と、いう俺の半ば強引な現実逃避が次の瞬間に打ち砕かれるとはこの時は微塵も感じてはいなかった。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:47:43.73 ID:TN+f8cZKO

鶴屋さん貧乳なのか
昨日一通りアニメ見ただけなんだ
これからも少しおかしい所あるかもしれないが脳内変換頼む



コンコン ガチャッ

小泉「遅れてすいません。長門さんと涼宮さんの様子を見に行ってきm…」

長い沈黙が俺達を襲った。いや、この時の俺には永遠にすら感じられた。
この沈黙を破ったのはやはりあいつだった。


長門「…どうやら私達は邪魔者らしい。席を外すべき。」

小泉「…そ、その様ですね。ではごゆっくり。」

なにか弁解しなくては。と思ったが、言葉が見つからず俺には二人を見送るしかできなかった。
そう、俺には。

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 00:53:23.88 ID:TN+f8cZKO

眠い
さっき最後あたり少しおかしかったかもしれない


鶴屋「あ…あははははは!ごっめんねー。私が着替えてる途中にキョン君が入ってきて焦って蹴躓いちゃってさー。
キョン君が助けてくれたんだよ。悪いのは私さー。」

小泉「…なるほどそうでしたか。私達は廊下に出ていますので、その間にどうぞ。」

鶴屋「ごめんねー。」

なにがどうやら分からなかったが小泉に連れられて俺は廊下へ出た。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>74 サンクス] 投稿日:2009/03/04(水) 01:00:06.11 ID:TN+f8cZKO

―――――
―――


…。

古泉「…やはりお邪魔でしたでしょうか?」

それは本気で言っているのか?

古泉「ふふふ、冗談ですよ。」

しかし…何故鶴屋さんはあの状況で俺を庇ったのか。
その気になれば今頃俺が取り押さえられている…という状況も作れただろうに。
何故だ…。


鶴屋「おーい。もう入ってもいいよー。」

どうやら着替え終わったらしい。
あまり気は乗らなかったが、古泉に急かされて俺は中に入った。


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 01:02:32.52 ID:TN+f8cZKO

文章がおかしい
誤字が多い
それ以前にキャラ名の間違え
投下スピードが遅い
眠い



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/04(水) 01:34:07.82 ID:TN+f8cZKO

中に入るといつも通りの制服姿の鶴屋さんが立っていた。
やっぱり…あの後じゃ流石に着ないか。
あんなに楽しみにしてたのに…本当に申し訳ない事をした…。

鶴屋「…じゃ、じゃあ私もう帰るね!ばいばーい。」

古泉「お気をつけて。」

…。
俺には声をかける事が出来なかった。
俺は取り返しの付かない事をしてしまったのだ。これからどう接していけばいいのか…。

などと自問自答を繰り返していると長門がいきなり立ち上がり俺の耳元で囁いた。

長門「彼女は今教室で涙を流している。何があったかは知らないが行くべき。」

そう言うと長門はいつもの席に座りいつもの様に本を読み始めた。

お休みなさい



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