コナン「わかったぞ! この孤島で涼宮ハルヒさんを殺した犯人が!」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:朝倉「キョン君…」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:21:49.96 ID:/JErE80/0

コナン「そうとわかれば、この時計型麻酔銃でキョンを眠らせて」

プシュ、チクッ!

キョン「はひっ……す、睡魔がぁ……」

ドサッ

古泉「なっ! どうしました!?」

みくる「だ、大丈夫ですかっ、キョン君……!?」

長門「……」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:23:03.89 ID:/JErE80/0

キョン(コナン)「ああ、大丈夫だ。心配するな」

古泉「そうですか」

みくる「ふぅ、良かった……」

キョン(コナン)「それより聞いてくれ。俺、ついにわかっちまったんだよ」

長門「何が?」

キョン(コナン)「今日この孤島の別荘でハルヒを殺害した犯人がな!!」

古泉「ええっ!! 何ですって!?」

みくる「ふ、ふえぇ!!」

長門「……」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:24:17.62 ID:/JErE80/0

みくる「っということは、もしかして涼宮さんを殺した殺人犯は……」

キョン(コナン)「ええそうです。犯人は朝比奈さん、古泉、長門。
         この3人の中に居るんですよ」


みくる「そ、そ、そんなぁ……」

古泉「……」

古泉「あのぉ、お言葉ですが。涼宮さんが彼女の自室で刺殺されたと思われる時刻、
   我々SOS団の団員は、館のプレイルームにずーっと居たではないですか?」

長門「そのことから、その事件はこの孤島に潜んでいると思われる、我々とは別の何者かによる外部の犯行ということになった」

みくる「そ、そうです、そうですぅ!」

キョン(コナン)「ああ、そうだな。お前らがトイレに行くと席を外した数分間を無視して考えたとしたらな……」

古泉・みくる・長門「!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:36:36.36 ID:0UPJGl9UO

古泉「しかし…涼宮さんが殺されていた部屋とプレイルームはかなり離れています」

みくる「わたしたちがトイレで部屋を離れたのはそんなに長い時間じゃないですぅ」

長門「だからわたしたちには絶対涼宮さんを殺すことなんて無理なんですぅ」

キョナン「おまえらがトイレに行ってた時間は、正確に
古泉3分52秒
朝比奈さん6分3秒
長門0.02秒」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:40:55.83 ID:0UPJGl9UO

古泉「いちいちちゃんと計ってたんですかぁ?キョンくんどうして…」

キョナン「ハルヒの姿が見えなくなってから、お前らなんかそわそわしてたからな」

長門「我々3人ともですか?」

みくる「……」

キョナン「そうだ。明らかにおかしな様子だったぞ。
トランプをジュースに入れたり、チェス駒を見つめてハァハァしたりな」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:44:52.93 ID:0UPJGl9UO

キョナン「特に長門はおかしかったな」

長門「わたしは本を読んでいただけ」

キョナン「そうだったな。いつも通り本を読んでたが…」

キョナン「お前があの時手にしていたのは、画集だった」

長門「……」

古泉「いくら長門さんでも、たまには画集くらい読むのでは?」

キョナン「そうかもしれん。しかしおかしいことはまだある」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:50:04.67 ID:0UPJGl9UO

キョナン「その前に」

キョナン「朝比奈さん」

みくる「ふぇっ!?」

キョナン「あなた、今日はいつもよりトイレの時間が長すぎやしませんでしたか?
一体、トイレで何を…」
みくる「!キョ…キョンくんのえっち…女の子のトイレは禁則事項ですぅ…」

古泉「僕は騙されませんよ」

みくる「こ、古泉くん…?」

古泉「あなたは女の子の日でも、かわやに5分以上かけたことはないはず!
なぜ今日に限って6分もかけたのですか!?
しかも今は夏場で薄着。メイド服のときより衣服の着脱は簡単なはずです!」

キョナン「…古泉」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 18:56:13.95 ID:0UPJGl9UO

みくる「古泉くん…きもちわるい…」

キョナン「ま、まぁそうなんだがな、古泉は朝比奈さんのことをよく見てるなぁハハ」

古泉「冤罪を晴らすためです。僕だって必死にもなりますよ。
もう神はいない。神人の暴れる空間でいらぬ労働をしなくてもよいのです。
青春を謳歌できるのですよ」

みくる「……」
長門「……」

キョナン「そっかそっかー。そりゃよかった。ハルヒが死んで悲しがってたのは
演技だったってわけか。動機も充分だな」

古泉「……!」

キョナン「とにかく。朝比奈さん。本当にトイレだったんですか?」

長門「わたしが説明する」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:01:53.69 ID:0UPJGl9UO

みくる「長門さん…?」
長門「プレイルームでのあなたと古泉一樹のチェスを見ている最中、
朝比奈みくるは衝動的な性欲にかられた」

みくる「なっながとさんっ!」

長門「具体的にはビショップの駒の形状になんらかのインスピレーションを感じたと思われる」

長門「朝比奈みくるがトイレに立ったのは、古泉一樹のビショップがナイトに取られた直後」

キョナン「じゃあ、朝比奈さんはトイレでオ」

みくる「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:05:39.87 ID:0UPJGl9UO

古泉「朝比奈さん!?」
みくる「ぎぎぎぎ禁則禁則きんきんそく事項禁則事項きききんそぎゃく」
キョナン「わわかりました、落ち着いてください!」

長門「はっ」ドゥス

みくる「きゅう〜」ドタッ
古泉「見事な延髄切り」

長門「続けて」

キョナン「あ、ああ…」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:11:29.24 ID:0UPJGl9UO

キョナン「なぜかあのあと黒のビショップだけが見つからなかったが…そういうわけだったのか」

古泉「やれやれ。当分チェスは出来ませんね」

キョナン「そうだな。しかし朝比奈大丈夫か?白目むいて泡吹いてるんだが」

長門「心配ない。6分3秒後には復活する」

古泉「朝比奈さんがかわやに行っていた時間と一緒ですね。何か特別な意味があるのでしょうか…」

長門「ない。深読みしすぎ」

キョナン「じゃあ朝比奈さんはハルヒを殺した犯人じゃないってことだ」

古泉「それを証明するには、朝比奈さんが実際に使用したビショップをにゅ入手しなくては…」

キョナン「うへぇ…コイツマジ変態だわ…」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:15:35.15 ID:0UPJGl9UO

キョナン「うへぇ…コイツマジ変態だわ…ひくわ」

古泉「二度も言わなくて結構ですよ。そろそろ優等生の仮面を剥ぎ捨てようと思っていたところですし」

キョナン「優等生の仮面剥いだら変態って極端すぎんだろ」

長門「古泉一樹のことはどうでもいいから続けて。イロモネアが見たい」

キョナン「わかったよ。長門。お前、なんで0.02秒間いなくなったんだ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:20:17.09 ID:0UPJGl9UO

長門「なぜ、とは」

キョナン「トイレに行くなら普通の人間らしく行くだろ。1秒以下の時間いなくなるってことは、
移動したということを誰にも知られたくないからだ」

古泉「なるほど。しかも長門さんなら、その短時間に涼宮さんを殺害するけとも可能…」

キョナン「お前、ほんとはあの時間、どこで何してたんだ?
ハルヒの首を絞めてたんじゃねぇのか!?」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:25:01.57 ID:0UPJGl9UO

長門「まさかあなたに、あの0.02秒を見破られるとは思わなかった」

古泉「そういえば。なぜそんな一瞬、そうまさにまばたきをしている間の一瞬を、あなたは見ることができたのです?」

キョナン「黙ってたけど、俺視力10.0なんだ」

古泉「あ、そうだったんですか」

長門「納得」

コナン(納得しちゃったよ)

長門「しかしわたしは涼宮ハルヒを殺害していない。むしろ、わたしには不可能」


キョナン「どういうことだ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:32:04.84 ID:0UPJGl9UO

長門「涼宮ハルヒの死体をよく見たのなら、首の縄痕に特におかしな点は見あたらなかったはず」

キョナン「ああ。至って普通の縄の跡だった。だが、それがどうした」

長門「0.02秒で、ひとりの人間の首を死に至らしめる程絞めたら」

古泉「まさに光速。涼宮さんの首は…!」

キョナン「宇宙の彼方へと吹っ飛ぶ…!!」

長門「そういうこと」

キョナン「くそ…!犯人が…いなくなっちまった…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:37:21.15 ID:0UPJGl9UO

古泉「いいえ。まだひとりだけ…いますよ」

キョナン「だっ…誰だ!」

コナン(まさか…俺とか言い出さねぇだろうな)
古泉「僕です」

キョナン「は?」

古泉「僕だけ、あまり追求されてません」

古泉「僕もなんか、なんか切羽詰まってみたいです!」

キョナン「ええー…お前ウザいし変態だからなぁ」

古泉「そんなこといわないでさぁ!」

みくる「……ぎゃぎゃ」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:43:44.25 ID:0UPJGl9UO

キョナずみ「!!」

みくる「いてぇんだよ長門ぉ…」

みくる「この朝比奈みくるに延髄切り食らわせるたぁいい度胸してんなぁ」

キョナン「あ、朝比奈さん…?」

みくる「表でろや!いい機会だ、未来人と宇宙人、どっちが上かわからしてやんぜよ!」

長門「わかった。受けて立つ」

キョナン「おい長門!」

長門「心配ない。すぐ戻る」

古泉「ああ…朝比奈さん…長門さんに叶うわけがないのに」

古泉「それより」

古泉「やっと二人きりになれましたね」

キョナン「キモッ」

古泉「いや…3人…ですかね?」

コナン(!!)

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 19:48:58.12 ID:0UPJGl9UO

古泉「コナンくん。椅子の後ろにいるんでしょう?」

コナン(き…気づかれてたってのか…!くそっ)

古泉「焦らなくてもいいですよ。あなたが本当は高校生探偵、工藤新一だということも、知っていますよ」

コナン(!!!なぜだ!!コイツも、まさか黒の組織の…)

古泉「この島は、僕の機関がまんべんなく監視しています。
あなたに危害を加える人間はいませんよ。もちろん、僕もね」

コナン「……いつから知ってた」

古泉「最初からですよ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:00:46.54 ID:0UPJGl9UO

古泉「ふふ、ようやく出てきましたね。そんな怖い顔をしないでください」

コナン「なぜ、俺の正体を知っているんだ」

古泉「さてねぇ…我々の機関には、色々な情報が、色々なところから入ってくるのですよ。
その中に、あなたの情報が紛れ込んでいた」

古泉「米花町に、365日24時間常に事件に巻き込まれている小学生がいるというね」


コナン「てことは、全部わかった上で、俺に近付いてきたってわけか」

古泉「その通りです。朝比奈さんに、道に迷った振りをしてあなたに話しかけてもらってね」


コナン「いきなり街中にメイドが現れたらびっくりしたよ」

古泉「まぁそんな怪しいメイドに付いていくあなたもあなたですがね」


コナン「あのおにぎりがメイド萌えだったんで、しょうがなくだよ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:06:24.51 ID:0UPJGl9UO

コナン「なんで俺を連れてきたんだ?」

古泉「わがSOS団の団長は、とにかく面白いもの好きでして。
宇宙人、未来人、超能力者は集まりました。
ただ、異世界人が見つかりません」

コナン「?なんの話だ?」

古泉「涼宮さんにあなたの話をしましたら、物凄い興味を持ちましてね」

古泉「事件が起これば、必ず君が動くわ!と息巻いて…」

コナン「まさか…」

古泉「団長自ら、死に役を買って出たのですよ」

???「そーぉいうことよ!!!」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:13:59.53 ID:0UPJGl9UO

バァーーーン

コナン「!?涼宮ハルヒ…!と、隣の部屋に!?」

ハルヒ「ええずっといたわ!まあ途中からだけどね!」

コナン「バカな!あの死体は完璧に死んでいたはず!」

古泉「これのことですか?」ズリズリ

ハルヒ「ほんっとよく出来てるわよね!あたしそっくりなのに死んでるんだもの。ちょっと気味が悪いけどねぇ」

古泉「僕の叔父がダッチワイフ職人で。最近はこういった超リアルなものが流行りなんですよ」


キョン「ということにしてあるってわけだ」

コナン「!起きたのか…」

キョン「ああ。しかしあの麻酔?すごい夢見せるな。ちょっとハマりそうだぞ」

ハルヒ「本当はあたしが探偵役やりたかったんだけどね」

古泉「コナン君の麻酔は、涼宮さんには通用しないんですよ」

コナン「なんなんだ?あんたたちは…」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:19:43.96 ID:0UPJGl9UO

ハルヒ「あたしたちは、天下御免のSOS団よ!
コナンくん、あんた本当に頭脳は高校生なの?」

コナン「…もう誤魔化し切れねぇか。その通り。
体は子供、頭脳は大人。江戸川コナンは仮の姿!しかしてその正体は!」

キョン「だから高校生探偵工藤新一だろ?」

コナン「こうこぅ…ああ…そうだよ。ただ、絶対に他言無用だ」

ハルヒ「わかってるわ。なんだかの組織があんたを狙ってるんでしょ?」

キョン「黒の組織な」

ハルヒ「そーんな中二病全開集団なんかに渡さないわ!」

ハルヒ「たった今から、江戸川コナンはSOS団入団けってーい!!!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:25:22.10 ID:0UPJGl9UO

コナン「はぁああ!?」

古泉「ということなんです。わが団長のご機嫌を損ねないためにも、ご協力願います」

キョン「お前もツッコミになるか?楽じゃない仕事だがな」

長門「彼にはショタ部門を担当してもらわなければならない。よってツッコミより天然が求められる」

みくる「かわいい新メンバーで嬉しいですぅ」

ハルヒ「やっと戻ってきたわね!みくるちゃんの顔が泥だらけなのが気になるけど、まあいいわ!」

ハルヒ「新メンバー入団を記念して、パーティーよ!!」

コナン「おいっ、俺の意志は無視か!?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:29:48.10 ID:0UPJGl9UO

ハルヒ「団長命令は絶対よ!さてみくるちゃん、厨房の新川さんにフランス料理のフルコースを注文しなくちゃ!行くわよ!」

みくる「ふぇえ〜ん!まず顔を洗いたいですぅ〜…」

キョン「行ったな」

古泉「行きましたね」

コナン「…で?なんだこの空気は」

キョン「ま、ハルヒに気に入られたらもうおしまいってことだ」

古泉「涼宮さんには、願望を実現する能力があるのです」

以下、古泉によるハルヒ取り扱い説明が10分間行われました

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:35:31.46 ID:0UPJGl9UO

古泉「ふんもっふ!」

キョン「ところで長門。あの0.02秒の間に、お前は何をしてたんだ?」

長門「私だってたまには息抜きしたい」

キョン「お前が言うと、本当に息を抜いてそうで怖いがな」

長門「江戸川コナン。いい名前だ」

キョン「そうか?」

長門「工藤というのは青森県で一番多い名字。知ってた?」

キョン「いや知らん。全くどうでもいいな」

古泉「ふんもっふ!…ということなんですよ」

コナン「そんなことが有り得るのか?俺の推理じゃどうにもならない」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:42:23.55 ID:0UPJGl9UO

古泉「あなたが一緒にいてくれれば、事件にも遭遇しやすくなるでしょう。涼宮さんが退屈しないで済みます」

コナン「でもなぁ…米花町から北高って遠いんだよな」

キョン「休日の不思議探検だけでもいいさ。小学生が北高に紛れ込むのはちょっと無理そうだしな」

古泉「それに、協力してくだされば…あなたとあなたの大切な人のことは、
我々の機関が責任を持ってお守りしますよ」

コナン「…それは、どのくらい信じてもいいんだ?」

キョン「お前になんかあったらハルヒが黙っちゃいないからな。
それこそ死ぬ気で、大統領なみに守ってくれるさ。
だろ?古泉」

古泉「その通りです。世界の破滅がかかっていますから」

長門「ぐだくだ言わねーで入っちまえよ」

コナン「わかった。そこまで言うなら、断る理由ないもんな」

ハルヒ「じゃあ決まりね!」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:49:03.13 ID:0UPJGl9UO

ハルヒ「初めて、ちゃんとした謎を持ってる人間がSOS団に入団したってわけね!」

キョン「まぁ、そういうことになるわな」

ハルヒ「当分はこの子の不思議解明に明け暮れるわよ。楽しみね!」

パタパタ

みくる「食事の用意ができたみたいですぅ。みなさん食堂に行きましょう」

ハルヒ「よし!じゃんじゃん食べて早く元に戻りましょうコナンくん!」
コナン「食べたからって元には…うわっ!」

ハルヒ「行くわよコナンくん!」バタバタ

キョン「おーおー。ハルヒのやつ小学生抱える力があったんだなぁ」

古泉「それだけわくわくしているのでしょう。我々の仕事も減りそうでよかったよかった」

キョン「ところで長門」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:56:05.16 ID:0UPJGl9UO

長門「なに」

キョン「お前、コナンくんを元の大きさに戻すことってできないのか」

長門「できない。できるけどできない」

キョン「?どういうことだ」

長門「江戸川コナンが工藤新一になると、黒の組織にすぐに見つかる。
そうなるといろいろめんどくさい」

キョン「そうか。子供の姿だから隠れてられんだもんな」

古泉「ジレンマですねぇ」

古泉「それでは僕はちょっと野暮用が」

キョン「なんだ?」

長門「朝比奈みくるの使用済みビショップを回収する模様」

キョン「やっぱりお前はド変態だったんだな。
……俺も同行する」

長門「ちっ」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/21(土) 20:58:18.13 ID:0UPJGl9UO

一応おわり。
支援してくれた数少ない人たちありがとう。
乗っ取ってごめん>>1

設定乗っ取るけどそのうちコナンとSOS団が事件に遭遇する話書くかも



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:喜緑「長門さん……私だけのもの」