キョン「なんでや有希・・・なんで・・・・」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:34:48.57 ID:/yf9qtWe0

キョン「なんでそんな変な髪の色しとねん!」

長門「だってこれはヅラだから」

古泉「・・・・」

ハルヒ「・・・・」




長門「・・・ひっぐ」ぽろぽろ

キョン「そんな眼でみんなやぁ!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:38:33.61 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「キョン・・やっぱり有希には漫才は無理よ」

古泉「ですね、正直意味がわからないです」

キョン「そんなこと言うなや!有希やって一生懸命やっとんのやぞ!」

古泉「貴方のフリもよくわからなかったですけど」

キョン「・・・」

キョン「ワイやって・・一生懸命や・・・」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:43:50.53 ID:/yf9qtWe0

長門「ひっぐ・・・」グス

キョン「有希・・もう泣かんとき・・・ワイが悪かったんや・・・・」

ハルヒ「そうよ有希、こんなのに付き合わせるキョンが悪いのよ」

キョン「お、オドレには血も涙もないんかい!」

ハルヒ「あら、私は本当のこと言っただけよ」

キョン「オドレは鬼や!血も涙もない鬼や!」

長門「・・・」

古泉「涼宮さんのほうがあってるかもしれないですね」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:48:08.56 ID:/yf9qtWe0

キョン「ちくしょぅ・・こんなんやと次の文化祭にまにあわへん・・・」

ハルヒ「文化祭で漫才なんてスベるに決まってんでしょ」

キョン「そういう問題やない!漫才は心でやるもんや!」

ハルヒ「で?そんなんでやれるの?」

キョン「う・・・」

長門「・・・」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:51:53.86 ID:/yf9qtWe0

キョン「はぁ・・・」とぼとぼ

長門「・・・元気だして」

キョン「すまんのぅ有希・・ワイがこんなんやから・・・」

長門「・・・そんなこと」

キョン「せやな・・こんなんで落ちこんどったら彦さんに笑われてまうな・・・ありがとな」

長門「フルフル」

キョン「よっしゃ!帰りにファミレスで水おごったる!」

長門「うれしい」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 17:55:36.78 ID:/yf9qtWe0

キョン「また明日の」

長門「コクリ」




妹「あんちゃんおかえりー」

キョン「でむかえごくろう」

妹「あんちゃん・・・」

キョン「わかっとる!ほれ、原爆大図鑑」

妹「やったー!あんちゃんダイスキじゃー」

キョン「ははwええてwええてww」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:05:29.99 ID:/yf9qtWe0

キョン「はは・・・はぁ・・・・」

妹「どうしたんじゃ?」

キョン「いやの・・漫才がうまくいいてなくての・・・」

妹「相方のせい?」

キョン「んなことあらへん、ワイが悪いんや」







ガー・・・ピー・・・ワイが・・・ワルイ・・・・・

長門「・・・盗聴機が調子悪い」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:12:40.40 ID:/yf9qtWe0

長門「・・・チュー」

キョン「なんで鼠やねん!」

ハルヒ「・・・」

古泉「なるほど、いまのはなぜ長門さんの髪の色が変だときいたら、それを長門さんが鼠で答えたのがおかしかったんですね」

古泉「正直意味不明ですが僕なりに理解しました」

キョン「・・・説明すんなや」

???「ヒ〜ッヒッヒッヒ!そんなので文化祭にでるつもりかぁい?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:20:23.91 ID:/yf9qtWe0

キョン「あ?なんやオドレ?」

???「ヒッヒ、あんたがキョンしゃんかい?」

キョン「そやけど、お前はだれやねん?」

鶴屋「ヒ〜ッヒ、あっちは鶴屋いうもんちゃ、しかし噂にきいたほどたいしたことないっちゃねぇ〜」

キョン「なんやと!」

鶴屋「ヒ〜ッヒ、本当のこと言われて怒ったっちゃ?ヒ〜ッヒッヒッヒ!」

キョン「き、気味が悪いやっちゃなぁ・・・」

ハルヒ「(なんなの・・このとってつけたような喋り方は・・・)」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:25:17.39 ID:/yf9qtWe0

キョン「ワイが文化祭でるんとオドレになんの関係があんねん?」

鶴屋「ヒ〜ッヒ!あっちも文化祭で漫才やろぅと思ってるっちゃ〜」

キョン「な、なんやてー!!」ドンガラガッシャーーン!!!!

鶴屋「!?」

キョン「(へへ・・・いまのリアクションでビビリよったな・・・・)」

ハルヒ「ちょっとキョン!部室を荒らさないでよ!」

キョン「・・・すまん」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:33:47.64 ID:/yf9qtWe0

鶴屋「ヒ〜ッヒ!それじゃぁ、あっちは出ていくよ」バタン

キョン「・・・」

佐々木「フフ・・いまの話し、僕も参加していいかな?」

キョン「佐々木!どっから入ってきたんや!」

佐々木「ふふ・・じゃぁね・・・・」

キョン「って!なにしにきてん!」ビシ!

ハルヒ「うるさいわよ!漫才なら他でやりなさい!」

キョン「・・・怒んなや」

古泉「ぐだぐだですね」

長門「・・・」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:36:56.03 ID:/yf9qtWe0

キョン「へへ・・佐々木に鶴屋・・・燃えてくるやんけ・・・・」

キョン「よっしゃ有希!はよボケろ!」

長門「え・・・?」

キョン「なにしとねん!はよボケろや!」

長門「・・・」

キョン「はよせい!」

長門「・・・」ぽろぽろ

ハルヒ「なに泣かてんのよ!」

キョン「えぇ・・・」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:41:16.13 ID:/yf9qtWe0

長門「・・・ひっぐ」

キョン「有希・・・なかんといてや・・・・」

長門「・・・ふぇ?」

キョン「すまんかった・・・」

長門「・・・」

キョン「ホンマにすまんかった!チョコを谷口にうってもぅて!」

長門「・・・」ぽろぽろぽろぽろぽろ

キョン「な、なんで余計泣いとんねん!」

ハルヒ「・・・」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:42:58.32 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「よーしよーし」

長門「・・・ひっぐ」

キョン「・・・」

キョン「もうええ!こんな泣いてばっかの奴いらんわ!」

長門「!?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:48:14.19 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「!キョン!あんたなにいってんよ!」

キョン「ワイもういやや!こんな泣いてばっかやったら漫才にならへん!」

長門「・・・」

ハルヒ「キョン!アンタいい加減にしなさいよ!有希をこんなのに付き合わせたのアンタじゃない!」

キョン「な・・・わ、ワイが悪いんかい!」

長門「・・・」ぽろぽろ

ハルヒ「・・・」ジー

古泉「・・・」ジー

キョン「・・・わ、ワイは悪ない!」バタン!

ハルヒ「はぁ・・アイツがあんな奴だったとわね・・・」

長門「・・・・」


キョン「・・・やってもた」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:52:55.16 ID:/yf9qtWe0

翌日

キョン「なぁ・・・ハルヒ・・・・」

ハルヒ「・・・」プイ

キョン「う・・・こ、古泉・・・・」

古泉「・・・」

キョン「・・・」

キョン「ゆ、有希・・・」

長門「・・・」

キョン「〜〜ッ!なんやねん!どいつもコイツも!ええで!もうこんなとこやめたるわ!」バン!

・・・・

ハルヒ「最低なやつね」

古泉「同感です」

長門「・・・」




キョン「うそやぁん・・・」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 18:56:36.66 ID:/yf9qtWe0

教室

キョン「はぁ〜あ〜・・・」

谷口「どうした?具合でも悪いのか?」

キョン「ワイ・・もうだめかもわからん・・・」

谷口「?」

国木田「部活でなんかあったらしいよ」

谷口「ああ・・・」

キョン「なんでや・・なんでこないなことに・・・・」

キョン「そもそも有希が悪いんやん・・・それをただ・・・・」

キョン「・・・・」

キョン「うん、わるぅないやん」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:00:31.80 ID:/yf9qtWe0

キョン「そもそもワイはもとはピンやし、べつに有希がおらんでもやっていけるんちゃう?」

キョン「そうや!有希なんていらん!むしろ足手まとい!ははwなぁんやべつによかったんやんwww」

谷口「・・・」

国木田「・・・」

キョン「あ?固まってどうしたんや?」

国木田「いや・・・」

谷口「(ホントに最低なんじゃないかコイツ・・・)」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:05:02.67 ID:/yf9qtWe0

キョン「そうと決まれば練習や!じゃぁの!」バタン!

谷口「・・・」

国木田「・・・」

翌日

キョン「・・・」

キョン「ははwおもろいのww机がないでwwww」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:09:41.93 ID:/yf9qtWe0

キョン「おぅ!谷口!一緒に昼飯たべようや!」

谷口「悪い・・今日はちょっと・・・」

キョン「なんや、のりの悪いやっちゃで」

キョン「おぅ!国木田」

国木田「あ!図書室に本かえさなくちゃ!」

キョン「・・・」

キョン「・・・」

キョン「ははwこれがいじめかいなwwネタになるでぇwww」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:12:35.30 ID:/yf9qtWe0

公園

キョン「なんでやねん!どないやねん!それはおかしいやろ!」

ママ〜あのお兄ちゃんなんか変だよ〜

ッシ!みちゃいけません!

キョン「ふぅ・・・」

キョン「あかんなぁ・・・」

部室

長門「・・・」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:15:59.55 ID:/yf9qtWe0

キョン「やっぱワイは有希がおらんとあんかんのか?そんなことないと思うんやけどなぁ・・・」

キョン「・・・」

キョン「・・・謝るか」

部室

長門「・・・彼に会いたい」スク

長門「行く」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:18:08.75 ID:/yf9qtWe0

キョン「しっかしどぅ謝ったらええやろ・・・」

キョン「・・・」

キョン「ま、部室に行ってから考えよか」

???「・・・」

キョン「ん?オドレは・・・」






長門「彼に会いたい・・どこ・・・?」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:20:30.52 ID:/yf9qtWe0

キョン「いやぁ、なんや久しぶりやなぁw」

???「・・・」

キョン「なにを黙っとんねん? ん?なんやそのバッ」ドゴ!













長門「・・・いた!」

長門「・・・え?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:27:02.44 ID:/yf9qtWe0

・・・
・・


ん?どこだここ?

なんで俺はこんなところにいるんだ?

???「そうですか・・意識はまだ・・・」

だれの声だ?

ガチャ

ん?入ってきたぞ・・・

古泉「失礼します・・・ !意識が戻ったんですか!長門さん!」

・・・

長門「!・・・よかった」

古泉「いやぁ、どうなることかと思いましたよ」

・・・

キョン「だれだあんたら?」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:30:50.59 ID:/yf9qtWe0

長門「え・・・?」

古泉「やだなぁ、そんなに怒らないでくださいよ。この前のことは謝りから」

キョン「? なにを言ってる?」

古泉「そんな標準語なんか喋って・・・」

キョン「?」

古泉「まさか・・・」

長門「・・・」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:36:32.96 ID:/yf9qtWe0

キョン「なんなんだ?ようがないならとっととこの部屋から出てってくれ」

古泉「・・・すいませんが貴方のお名前は?」

キョン「は?」

古泉「自分の名前がわかりますか?」

キョン「そんなのわかるに決まってるだろ、俺は・・・・」

キョン「・・・誰?」

古泉「やはり・・・」

キョン「え?え?なに?どういうこと?ねぇ?え?」

長門「・・・」

古泉「貴方はたぶん記憶喪失というものにあってます」

キョン「えぇ・・・」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:40:40.72 ID:/yf9qtWe0

古泉「貴方は誰かに鈍器なもののようで頭を殴られてこの病院に運ばれました、そして・・・」

キョン「なんだよその厨ニ設定・・・」

長門「・・・」

キョン「それで?あんたたちは」

古泉「貴方の記憶があるときの友人(?)です」

キョン「はぁ・・・」

古泉「理解できました?」

キョン「さぁ・・・」

長門「・・・」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:45:55.86 ID:/yf9qtWe0

古泉「僕は古泉でこちらは長門さんです」

長門「・・・」

キョン「はぁ・・古泉さんに・・・」

長門「・・・」

キョン「長門さんね・・・」

長門「!?」

長門「・・・」ぽろぽろ

キョン「え?なに泣いてんの?」

長門「ダッ」バタン!

古泉「あ!長門さん!」ダッ!

キョン「・・・」

キョン「・・・」ブッ!

キョン「くさ・・・」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:49:23.45 ID:/yf9qtWe0

キョン「記憶喪失ねぇ・・・」

ガチャ

キョン「!」

谷口「・・・」

キョン「・・・」

谷口「大丈夫か?」

キョン「ああ・・うん・・・」

谷口「そうか・・よかった・・・」

キョン「・・・」

谷口「じゃぁな・・・」バタン

キョン「・・・」

キョン「あ?この本・・・あの娘が忘れていったのか・・・・?」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:52:01.67 ID:/yf9qtWe0

キョン「・・・」

キョン「ジョセフ彦・・・?」

キョン「だれだこ・・う!あ、あたまが痛い・・・!」

キョン「なんでだ!なんでこの本をみたとたんにこんなに頭が・・・!」

キョン「は!もしかして・・・」

キョン「俺の名前がジョセフ彦・・・」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 19:59:45.17 ID:/yf9qtWe0

古泉「どうも昨日はすいませんでした」

古泉「長門さん・・・」

長門「・・・ごめんなさい」

キョン「なぁ・・・少しきぃていいか?」

古泉「?なんでしょう」

キョン「俺の名前はその・・・」

古泉「ああ、そのことでしたら」

キョン「ジョセフ彦っていうのか?」

古泉「え?」

キョン「なぜかその名前だけがはっきりと頭の中にあるんだ・・・なぁ!そうなんだろ!」

古泉「ええと・・・(なんかめんどくさいですね)」

古泉「ええ・・そうですよ・・・」

キョン「やっぱりか・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・うれしそう」

キョン「フヒヒヒwww」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:03:12.31 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「キョン!きぃたわよ記憶喪失なんですって!」

キョン「あ?キョン・・・?」

ハルヒ「なによしらけ面して・・・アンタの「涼宮さんちょっと・・・」


・・・・・

キョン「?」

ハルヒ「彦!アンタ記憶喪失なんですって!?」

キョン「ああ、そうだよ」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:05:09.74 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「そう・・残念だわ・・・」

キョン「・・・」

みくる「彦くん・・・大丈夫ですか〜・・・・」

キョン「花子・・・」

みくる「・・・」

キョン「は!俺はいまなにを!」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:06:50.82 ID:/yf9qtWe0

キョン「もしかして・・貴方の名前は・・・」

古泉「朝倉さん・・・」

みくる「・・・花子です」

キョン「やっぱり・・・」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:10:50.44 ID:/yf9qtWe0

古泉「それじゃぁ・・僕たちは帰りますね・・・」

キョン「はぁ、どうぞ」

古泉「では」

長門「・・・」

・・・・

キョン「あの娘ずっと俺のことみてたな・・・」

キョン「は!もしかして!」

キョン「あの娘の名前は長門ジョセ子!」

キョン「なるほど・・運命か・・・・」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:16:20.67 ID:/yf9qtWe0

部室

古泉「みなさんを呼んだのはほかでもありません」

長門「・・・・」

ハルヒ「・・・・」

みくる「・・・・」

古泉「彼はなにものかの手によって病院おくりにされました」

ハルヒ「キタァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

みくる「ちょっと涼宮さん不謹慎ですよ・・・キョンくんが記憶喪失になったのに・・・・」

ハルヒ「そんなこといってwみくるちゃんもたのしそうじゃないww」

みくる「あwwばれましたwww」

古泉「ははwみなさん楽しそうですねww」

長門「・・・・」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:20:05.90 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「でもなんでキョンは病院おくりにされたのかしら?」

古泉「それは常日頃から彼に殺意がある人間しわざだとみて間違い無いでしょう」

みくる「それってだれなんですか〜?」

古泉「そこですね・・問題は・・・」

長門「・・・・」

鶴屋「ヒ〜ッヒッヒッヒ!楽しそうなことになってるっちゃねぇ〜」

長門「!?」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:25:37.71 ID:/yf9qtWe0

鶴屋「ヒ〜ッヒッヒッヒ!」

古泉「鶴屋さん・・・」

鶴屋「普段からあんなのだからばちがあたったのかもねぇ〜」

長門「!?」ガッ!

古泉「長門さん!」

長門「・・・とりけす!」

鶴屋「ヒ〜ッヒッヒ!」

長門「・・・」ググ!

鶴屋「そんなことして・・・本当は長門しゃんがヤったんじゃないのかい?ヒ〜ッヒ」

長門「!・・・なにを」

鶴屋「おや?ちがうのかぁいぃ?」

長門「・・・」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:30:15.70 ID:/yf9qtWe0

鶴屋「だってそうだろぅ?1番彼に殺意があったのは・・・そぅおまえさんだよ」

長門「!?」

鶴屋「しってるよぉ・・おまえさん彼にひどいしうちを受けたんだろぉ〜?だからヤった」

長門「・・・ちがう」

鶴屋「ヒ〜ッヒ!どうだかねぇ・・・」

ハルヒ「ちょっとなにいってんのよ!有希がそんなことするわけないじゃない!」

鶴屋「ハルヒしゃん・・・あんたも殺意があったろぅ〜?」

ハルヒ「!?」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:35:58.48 ID:/yf9qtWe0

ハルヒ「ば、バカ言わないでよ!なんで私がキョンに!」

鶴屋「おや?ちがうのかい〜?たしか君は長門しゃんにキョンしゃんを奪われたんじゃなかったっけ〜?」

ハルヒ「そ、それは・・・」

鶴屋「ヒ〜ッヒッヒ!だからヤったと」

ハルヒ「ち、ちがうわ!たしかに一時期はそんなこともあったけど・・・でもちがう!」

ハルヒ「それに殺すなら有希を殺すわ!」

鶴屋「ヒ〜ッヒ!どうだかねぇ〜」

ハルヒ「っく・・・」

鶴屋「おれじゃぁ・・・あっちは変えらしてもらうとするよ・・・ヒ〜ッヒ!」パタン

・・・・


キョン「やばい・・ジョセフ彦の本よんでたら勃起した・・・・」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:40:20.65 ID:/yf9qtWe0

長門「・・・・」

ハルヒ「・・・・」

みくる「お茶いれました〜」

ハルヒ「いらないわよ!」

みくる「っひ!」ビク!

古泉「ふぅ・・・」


病院

キョン「なるほど・・関西があるのは彦さんのおかげなんだな」

コンコン

キョン「あ、はぁ〜い」

ガチャ

佐々木「やぁ・・・」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:44:32.14 ID:/yf9qtWe0

キョン「?ええと・・・」

佐々木「佐々木だよ」

キョン「ああ・・・」

佐々木「・・・」

キョン「・・・」

キョン「(な、なんだ・・この空気・・・たえられない・・・・)」

佐々木「これ・・みかん・・・」

キョン「え?あ・・どうも・・・」

佐々木「を僕がたべる」

キョン「なんでやねん!なんでオドレがたべんねん!」

佐々木「・・・」

キョン「あ・・・」

佐々木「・・・アハハwそれでこそ彦だww」

キョン「あ、あははは・・・(なんだいまの・・・)」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:47:29.43 ID:/yf9qtWe0

佐々木「安心したよ、思ったよりかわらないようだ」

キョン「はぁ・・・」

佐々木「じゃぁね」パタン

キョン「・・・」

キョン「僕・・・?男・・・?」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:50:28.86 ID:/yf9qtWe0

部室

長門「・・・だれもいない」

長門「・・・本でも読む」本棚をあさる

長門「・・・」ごと

長門「!これは・・・」

長門「血のついた・・・ガンガン・・・・」

長門「もしかして・・・これが・・・・」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:52:54.66 ID:/yf9qtWe0

長門「・・・・」

長門「・・・間違い無い」

長門「犯人はアノ人」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:55:07.57 ID:/yf9qtWe0

公園

長門「・・・・」

???「なんですか?こんなところに呼び出して?」

長門「・・・しらばっくれなくていい」

???「?」

長門「・・・犯人は貴方」

長門「朝比奈みくる」

みくる「・・・・」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 20:58:29.87 ID:/yf9qtWe0

みくる「・・・なんで・・・・わかったんです・・・・・?」

長門「単純な話」

長門「ただ単にガンガンについた指紋をしらべただけ」

長門「そして指紋には貴方の、血は彼の」

みくる「・・・・」

長門「ほんと簡単」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:00:19.93 ID:/yf9qtWe0

長門「なぜ?」

みくる「なにがです?」

長門「なぜ彼を・・・」

みくる「・・・」

長門「・・・教えて」

みくる「・・・」

みくる「貴方にはわかりませんよ」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:05:33.79 ID:/yf9qtWe0

長門「?」

みくる「普段から彼にチヤホヤされている貴方には・・・」

長門「?なにをいって・・・」

みくる「またそうやって・・・いい加減へどがでります」

長門「だからなにを・・私は彼に・・・」

みくる「ひどい仕打ちをうけた?それがなに?私なんか相手にもされない!」

長門「・・・」

みくる「それどころか空気に・・・」

長門「・・・」

みくる「もちろん、そんことで殺そうとしないわ・・・」



図書館

キョン「なんだここ、彦さんの本が全然ないじゃないか」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:09:27.81 ID:/yf9qtWe0

みくる「空気あつかいされるならまだいいわ・・・でもね・・・・・」

長門「・・・・」

みくる「牛あつかいされるのは我慢できなかった・・・・」

長門「・・・・」

みくる「それどころか牛、馬、鹿の三冠までいただいたわ」

みくる「だから記憶を・・・でもさっき貴方もきぃたでしょ?」

長門「・・・・」

みくる「私をみたら・・・彼の実家で飼ってる牛の名前でよばれたのよ・・・・・」

長門「・・・・」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:11:53.10 ID:/yf9qtWe0

みくる「どちみち・・・意味なんかなかった・・・・」

長門「・・・・」

みくる「私が憎いでしょ?いいわよ殺して」

長門「・・・殺さない」





キョン「なんでやねん!どないやねん!せからしか!」

キョン「・・・なんか違うな」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:16:57.63 ID:/yf9qtWe0

みくる「・・・どうして」

長門「・・・貴方を殺しても彼の記憶はもとにはもどらない」

みくる「・・・・」

長門「それに・・・」

みくる「?」

長門「貴方を殺したら彼が悲しむ」

みくる「・・・なにをいってるの?私が死んでも彼にはどうでもいいことでしょ?」

長門「・・・よくない」

みくる「・・・・」

長門「それは・・・おもしろくない・・・・」

みくる「え?」

長門「笑えない・・・だから殺しちゃいけない・・・・」

みくる「・・・・」



キョン「ちょっとワイそんなんちゃいますってー!」
キョン「うん、こんなかんじか」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:19:32.99 ID:/yf9qtWe0

長門「・・・帰る」

みくる「・・・・」

長門「・・・結局犯人がわかってもなにもかわらない」

長門「彼の記憶は・・・」







キョン「う〜ん」

みくる「彦くんちょっと・・・」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:21:45.31 ID:/yf9qtWe0

キョン「あ?花子さん・・・」

みくる「・・・ちょっとこっちにきてください」グイ

キョン「え?ちょっと・・・」

キョン「ちょっとなんなんですかーwwワイそんなんちゃいますってーwww」

みくる「・・・・(苦笑)」

キョン「(よし!笑ってるぞ!)」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:24:03.30 ID:/yf9qtWe0

キョン「で、なんなんです?」

みくる「記憶を戻すには、同じ方法でショックで与えると戻るらしい・・・」

キョン「はい?」

みくる「と漫画でよくあります」

キョン「ちょっとなにを言うてるのk」ドゴ!

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:27:27.37 ID:/yf9qtWe0

・・・
・・


ん?ここどこや?

そうですか・・意識はまだ・・・

なんや?古泉の声やないか・・・

ガチャ

あ・・・入ってきよった・・・・

古泉「! 意識がもどったんですね! 長門さん!」

長門「・・・よかった」

キョン「なんで有希と古泉がここにおんねん?」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:31:10.97 ID:/yf9qtWe0

長門「!?」

キョン「そもそもなんでワイは病院なんかにおんねん?」

古泉「まさか・・・記憶が・・・・」

長門「・・・」ぽろぽろ

キョン「わ!なんや有希!なんでまた泣いとんねん!」

長門「・・・よかった」

キョン「な、なかんといてや!ファミレスで水おごったるさかい!」

長門「・・・コクリ」ニコ

キョン「ほ・・・」

古泉「ふふふ」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:33:44.22 ID:/yf9qtWe0

キョン「ん?そういや古泉、今日って何日やねん?」

古泉「〇月×日ですけど」

キョン「なんやて!文化祭の日やんけ!有希、はよぉいくで!」

長門「コクリ」

キョン「よっしゃ!いくで!」





公園

みくる「・・・・」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:36:07.01 ID:/yf9qtWe0

みくる「・・・もう文化祭ですよね」

みくる「・・・キョンくんと長門さんの晴れ舞台みに行ってあげなくちゃいけませんよね」スク

みくる「行きます」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:40:23.95 ID:/yf9qtWe0

みくる「(けど・・なんだか少し心残りがあります・・・)」

みくる「(長門さんはガンガンを本棚で見つけたといってましたけど私はたしか・・・)」

みくる「・・・いったいだれが?」

???「・・・・」

みくる「! あなたは・・・」

???「・・・」

みくる「貴方はもキョンくんたちの応援ですか?だったらいっしょn」ズサ!

みくる「え・・・・?」

???「・・・」

みくる「な・・・ん・・・・で・・・・・」ドサ

???「・・・むくいだよ」

学校

キョン「はいどうもぅ!」

へへ・・・終りや!

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/16(月) 21:46:39.32 ID:/yf9qtWe0

ホントは続き考えとるけど

今日はもう無理やさかい

明日またあったら続きかかせてもらうわ、ないやろうけど

ほなな!



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