ハルヒ「最近あんたとペアになることが多いわね」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 13:53:27.07 ID:nWUzPtOh0

長門「……………」

ハルヒ「まぁいいわ、キョンがサボらないようにちゃんと見張っとけるのあたしだけだもん」

キョン「サボってねーよ、俺はちゃんとだな」


ハルヒ「うるさいうるさい!今までなにも不思議なこと見つけられなかったくせにー!」


キョン「お前だって見つけてねぇだろ。だいたいな、不思議なことってのはそう…」


ハルヒ「うるさーい!もう行くわよキョン!!12時にまたここに!解散!」

みくる「ふぇぇ、お気をつけてぇ」


ハルヒ「みくるちゃんもちゃんと探すのよ!!」


みくる「ひゃいっ!!」

長門「……………」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 13:57:02.25 ID:nWUzPtOh0

古泉「さぁ僕たちも行きましょうか」

みくる「はい、んーと…どうしましょう?」

古泉「先週はデパートに行きましたから…図書館なんかはいかがです?長門さん」


長門「……………」


みくる「長門さん?」


長門「…………て」


古泉みくる「?」


長門「一人にして」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:04:32.84 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「最近寒くなったわねー」


キョン「それ先週も話したろ」


ハルヒ「そうだったかしら」


キョン「お、にくまん売ってるぞ買うか?」

ハルヒ(最近キョンと二人っきり…)

キョン「あんまんもあるけど」


ハルヒ(寝る前に星に願ってるからかなぁ…)

キョン「おいハルヒ?」

ハルヒ(どうしよう…で、デートに見えるよね…)


キョン「おーいハルヒさーん」

ハルヒ(う、うれしすぎる………)

キョン「あ、すみません肉まんとあんまんください」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:10:27.96 ID:nWUzPtOh0

キョン「ほれ、どっちがいい?」

ハルヒ「えっ!?え、あ…肉まん…」

キョン「おい、そこは普通あんまんだろ?女の子的に考えて」

ハルヒ「う、うっさい!こら!笑うな!」

キョン「うおあちっ!気ぃつけて食べろよ」


ハルヒ(………あったかい)

店員「いらっしゃいませー!限定ペアブレスレット残り僅かですよー!」

キョン「おーおー今日はカップルが多いと思ってたらすっげー並んでるなここ」


ハルヒ「あ…これ…」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:17:50.27 ID:nWUzPtOh0

キョン「ん?」

ハルヒ(これ…昨日ネットで見たやつだ…)

キョン「はむっ、はふはふ」

ハルヒ(これをつけた二人は一生幸せになれるって…デザインも可愛いし欲しいって…)

キョン「はむはむ」

ハルヒ(でももう完売して、作らないし無いって…)


キョン「おいハルヒあぶなっ…」


ハルヒ(なんで?なんで売ってるの?こんな何もない街の何もない店で…)


子供「きゃーきゃーきゃははは!!」
幼女「まてー!!」


ハルヒ(なんで…………)

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:25:27.19 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「っきゃ……!」

キョン「っと…おいガキ、気をつけろよ」

子供「ごめんなさーい」
幼女「さーい」


ハルヒ「あ、う、あ、」
キョン「っと、大丈夫か?」

ハルヒ(近い近い近い!!!!)

キョン「どうした?ボーっとして」
ハルヒ「なんでもないわよ、ありがと……ああああっ!!!!」

キョン「あー…」

ハルヒ(に、肉まん落としちゃった…)


キョン「おい肉まんくらいでそんな落ち込むなよ、そんな腹減ってたのか?」

ハルヒ(違うわよバカキョン!うぅ…キョンがあたしのために買ってくれた肉まん…)


キョン「わかったわかった、買ってきてやるから待ってろ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:34:02.92 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「あ…行っちゃった……」

店員「いらっしゃいませー!もうすぐ販売時間ですよー」

ハルヒ「ああもうっ…なんでとか考えてる場合じゃないわ!キョンが暫く戻ってきませんように!」

店員「いらっしゃいませーブレスレット希望のお客様ですかー?」


ハルヒ「そうよ!!」

店員「じゃあこのくじを引いてくださーい」

ハルヒ「くじ…?」

店員「はい、数字が書いているんですよ。で、もうすぐ抽選するので同じ数字のカードをお持ちのお客様にのみ販売しておりまーす」

ハルヒ「うそ、でも今まで…」

ハルヒ(くじなんか誰も引いてなかっ…あれ?並んでる人みんなくじ持ってる…あれ…?)

店員「さぁどうぞー」
ハルヒ(もし抽選式じゃなかったらあたしきっと絶対買えなかったわね…)

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:39:21.49 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「あぁ…抽選まだなの?早くしないとキョンが…」

店員「抽選まであと10分もありますよー」
店員2「もうくじないっすよ」
店長「お客様も寒いだろう、抽選開始しよう」

全店員「ういー」


ハルヒ「なに?列の前の方の人ざわざわ言ってる…」

お客「きゃーきゃー」
お客「177番だってさー」
お客「残念だったねー」


ハルヒ「177…?う、そ…」


ハルヒ「ちょっとどいてください!!!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:45:42.35 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「買えちゃった…信じられない……」


キョン「おーい遅くなってすまんな、もうすぐ新しい肉まんできるからまってたわ」


ハルヒ「キ、キョン…」

キョン「ほれ出来たて。落とすなよー?…あれ?さっきまでのカップルの行列は?」

ハルヒ「ししししししらなっあっつー!!」

キョン「おい、出来たてっつったろ」

ハルヒ「ほほふはー!!」

キョン「わらってはは、ねーよぷっ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:51:40.57 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「……肉まん、ありがと」

キョン「ういうい」

ハルヒ「ねえキョン、…もし午後も一緒だったらね」

キョン「ん?」

ハルヒ「………渡したい…ものがある」

キョン「なんだ?腕章か?あれか?副団長になれってか?」


ハルヒ「ちっ、違うわよ!!つーかあんたじゃ副団長にはなれないの!んもう、行くわよ!」

キョン「ういうい」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 14:56:33.56 ID:nWUzPtOh0

みくる「あ、このお茶美味しいですねー」

古泉「ええ、この中じゃ一番いいと思いますよ」

みくる「じゃあ買っちゃおうかな、ふふ、凉宮さん喜んでくれるかなぁ」

古泉「じゃあ僕が買いますよ」

みくる「ふえ?だ、ダメですぅ、さっきもお団子御馳走になったし…」

古泉「僕も凉宮さんに喜んで欲しいんですよ、僕が買って朝比奈さんが煎れる。いいじゃないですか」

みくる「ありがとう古泉くん」

古泉「いえいえ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:01:01.57 ID:nWUzPtOh0

みくる「お待たせ長門さ……あ、今日はいないんでしたね…」


古泉「どうしたんでしょうか、具合でも悪かったんでしょうか?」


みくる「ううん、ここ最近元気がないみたいなんです」

古泉「元気が?」

みくる「うん、学校では嬉しそうに見えるんだけどね、不思議探索の時になると最近そうなの」


古泉「そうだったんですか…」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:06:00.10 ID:nWUzPtOh0

みくる「いけない、そろそろ時間ですね」

古泉「戻りましょうか、まぁ少しくらい遅刻したって今の凉宮さんなら笑って許してくれるでしょう」

みくる「そうですね、凉宮さん最近幸せそうだもん」

古泉「閉鎖空間も全然出ないんですよ」


みくる「ふふ、なんだかわたしまで嬉しいなぁ」

古泉「あ…長門さん…?」

みくる「長門さん!?ずっとここに居たんですか!?」

長門「………さっきまで図書館にいた」


みくる(うそ、こんなに冷たい……どうして…)


ハルヒ「おまたせーーーっ!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:12:42.54 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「みくるちゃーんやっぱ可愛いわねーうふふ暖かい!」

みくる「ふ、ふええ!」


キョン「よう古泉、両手に花でうらやましいなぁおい」

古泉「あ…いえ今日は…」

長門「……………」

古泉「はは、そうですね、それより凉宮さん一段とまた機嫌がいいみたいですね」

キョン「そうか?俺にはわからんね」

古泉「またまた、今日はどこまで進展したんです?」


長門「…………お腹がすいた」

キョン「おいおい途中でなんかつまめば良かったのに、古泉しっかりしろよな。おーいハルヒメシいくぞー」

古泉「……………」
長門「……………」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:21:07.86 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「じゃあ午後からのくじ引きね!」

長門(……今まで私は彼と二人になれるように何回も情報操作をしてきた)

みくる「しるし付きですー」

長門(今朝もした。でもならなかった)

キョン「しるし無しだな」

長門(どうして?凉宮ハルヒも願っているから?私の情報操作じゃ勝てない?)

古泉「しるし付きです」


長門(凉宮ハルヒは彼と一緒になることを望んでいる…だったら…)


ハルヒ(やった!しるしな……)
長門「しるし無し」


ハルヒ「え………?」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:26:51.37 ID:nWUzPtOh0

キョン「俺と長門とハルヒ、朝比奈さんと古泉ペアだな」

ハルヒ(な、なんで?私ちゃんと3つにしるし付けたのに…)

みくる「ふえー古泉くんよろしくね」

ハルヒ(ちゃんと付いてなかったのかな…っていいじゃない有希がいたって!)


古泉「はい、こちらこそ」


ハルヒ(でも…これ…渡せなくなっちゃった…)

みくる「はい、わたしの分のお金です」

古泉「最近すっかり割り勘になりましたね。凉宮さんに感謝してくださいよ」


キョン「………お前…」

長門(やっと一緒になれた…)

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:33:49.99 ID:nWUzPtOh0

長門(凉宮ハルヒは彼と一緒になりたいと思っていた)

古泉「ではまたのちほど」

長門(つまり一緒であれば二人っきりという指定はしていない)


ハルヒ「みくるちゃん、ちゃんと見つけるのよ!」


長門(でもこれが最後。きっと次からは二人っきりになりたいと思うはず…だから)


みくる「ふぇぇわかりましたあっ!!」


長門(これが、わたしの最後のチャンス)


みくる「なんだか長門さん元気になったみたい」
古泉「……ええ」
みくる「……?」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:38:54.95 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「じ、じゃあ行くわよ」

キョン「どっか行くあてでもあんのか?」

ハルヒ「いーいキョン、今から行くから待ってろ!なんて言っても不思議は待ってくれないの!不意打ちよ不意打ち!」

キョン「つまりは何も決めてない、と」

ハルヒ「うううるさいわねバカキョ…」
長門「行きたい場所がある」

キョン「お?どこだ?」

長門「前から気になっていた、不思議な場所」


ハルヒ「そ、そう、じゃあ案内して」

ハルヒ(………やだ、なんでこんな気持ちになるの?)


長門「こっち」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:47:22.90 ID:nWUzPtOh0

キョン「おーい」
長門「…………」

キョン「おい、長門」

ハルヒ(え………ここ……)

長門「着いた」
キョン「うん着いたな、俺ん家に」

ハルヒ(キョンの…家……?)

長門「不思議な場所」
キョン「おいおいかんべんしてくれよ」

ハルヒ「確かにキョンの家に不思議なことはありそうだわ」

長門「…………」

ハルヒ「でもそれはちーーーーっさな不思議よ!みじんこ不思議!だから調べる必要はないわね」

キョン「おいおい」

長門「私はここに何かを感じる、絶対何かがある。SOS団として調べたい」

ハルヒ「いーい有…」
長門「わかった後で個人的に調べる」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:52:28.80 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ(有希……?)

キョン「あーわかったよ、今なら妹もいないし」

長門「そう」

ハルヒ「な、なにかがあるのね?」

長門「私個人の意見としてはそう思う」

ハルヒ「わかったわ、そこまで言うなら信じる。キョン、お邪魔するわよ」


キョン「なんもねぇけど、どーぞ」


キョン(どういうつもりだ?長門…まさかホントに何かあるんじゃ……)

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 15:59:06.02 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「ここがあんたの部屋?ふぅん、結構片付いてるじゃない」

キョン「ああおふくろがな」

ハルヒ(キョンの……部屋……)

長門(凉宮ハルヒがドアの前に立っているから入れない)

キョン「まぁあれだ、ジュースくらいもってくるわ」

長門(彼の匂いがする…)

ハルヒ「…で、有希、どこにあるの?」


長門(もし…もしあの能力が凉宮ハルヒではなくわたしにあったら…)


ハルヒ「…………有希?」


長門(わたしが彼と結ばれてるの…?不公平……)

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 16:07:30.26 ID:nWUzPtOh0

みくる「あ…ごめんなさい古泉君、ちょっと電話」

古泉「どうぞ」

みくる「もしもし…え?ふええ!?そ、そんな…!」

古泉「………?」


みくる「どうしよう古泉くん!」

古泉「どうしたんですか?」

みくる「わたしのいる時代では今日の午後…つまり今行っている不思議探索は凉宮さんとキョンくんはペアだったんです!」

古泉「え………?」

みくる「これは規定事項なの、だって今日凉宮さんがアクセサリーをキョンくんに渡すことで二人はー…禁則事項だけど…」

古泉「その禁則はいい事なんですよね?」

みくる「もちろんです!規定事項はちゃんとしないと…わたし、長門さんに連絡してみます!」

古泉「長門さんって携帯持ってましたっけ…?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 16:13:24.34 ID:nWUzPtOh0

キョン「おい二人とも立ってないで座ってくれよ」

ハルヒ「え、ああそうね!」

長門「…………」

キョン「ん?電話…古泉からか、出るぞ」


ハルヒ(有希…?なんか、いつもの有希じゃない…?)

長門(彼の部屋、彼の部屋、彼の、彼の…)

キョン「おい長門、お前に代われってよ」

長門(彼の……電話……)

長門「向こうで話してくる」

キョン「うい」

ハルヒ(二人っきり…!?……緊張してきた…)

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 16:19:41.99 ID:nWUzPtOh0

長門「………何」

古泉「長門さん、どういうつもりです?」

長門(彼の…電話…口……)


古泉「情報操作しましたね?」

長門「………ちゅ…」

長門(間接………なんで…嬉しいのに涙が…)

古泉「長門さん!」


長門「わたしは悪いことをしたの?」

古泉「………当り前です、どういうつもりなんですか」


長門「凉宮ハルヒのあの力は、悪いことじゃないの?」


みくる「長門さん…?」

長門「どうして、どうして…」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 16:26:11.80 ID:nWUzPtOh0

みくる「もしかして、長門さんキョンくんのこと…」

古泉「………え?」


長門「私だって同じように彼を…」

長門(不公平、悔しい、こんなことなら……)

長門「あの時朝倉涼子の邪魔をしなければよかった」


みくる「長門さん…?長門さん!!」

古泉「切れましたね…」

みくる「どうしよう、わたしがしっかりしなかったから…!おかしいって気づいてたはずなのに…!」

古泉「朝比奈さん、行きましょう」

みくる「わたし、わたし…」


古泉「あの事を、ちゃんと長門さんに伝えましょう」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:11:07.17 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「……不思議ってなんなのかしらね」

キョン「ん?」

ハルヒ「有希の言ってる不思議よ。ここに、あんたの家にあるっていう」

キョン「さぁな、俺にもさっぱりわからん」

ハルヒ「不思議…か…今まであたし結構本気で探してきたつもしなんだけどな」


キョン「ほら、冷たいので悪いけど飲めよ」

ハルヒ「ん、ありがと」


キョン「そういえば渡したいものってなんだ?」

ハルヒ「ブーーーーーーーーッ!!!!」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:17:05.64 ID:nWUzPtOh0

キョン「ちょ、ま、」

ハルヒ「ごめん!今拭くからっ!」

キョン「急にどうしたんだよ!」


ハルヒ「喉に詰まっただけ!っていうかあんたも拭きなさいよ!!」

キョン「………はは」

ハルヒ「……っ、わ、らうなばかきょん………」

キョン「はいはい手伝いますよー」


長門「………………」


ハルヒ「あ、有希!これはあたしがこぼしたんじゃないからね!」

キョン「おい」

ハルヒ「ねえ有希黙ってないで…有希?」


長門(彼が、笑っていた…)

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:25:04.01 ID:nWUzPtOh0

長門「―――――――、―――――――」

ハルヒ「?有希?何言って……え……?

キョン「ハルヒ!おいハルヒ!!」
ハルヒ「……………」


長門「睡眠に近い状態で意識を消した」

キョン「どうして…?」


長門「あなたと二人で話がしたかったから」

キョン「……長門、」

長門「凉宮ハルヒはあなたにとって有害」

キョン「……………」

長門「神の力であなたを変えようとしている」

キョン「あー…長門、本気で言ってるのか?」

長門「そう」

キョン「変えるって、なにをだ?」

長門「あなた個人の意識、気持ち、心」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:31:00.29 ID:nWUzPtOh0

キョン「俺の心?」

長門「そう」

キョン「言ってる意味がよくわからないんだが、とりあえずハルヒは大丈夫なんだな?」

長門(まだ凉宮ハルヒを心配している…わたしは信じられない?)

長門「あなたは凉宮ハルヒが好き?」


キョン「なんだそりゃ……好きだよ」

長門「わたしは?」

キョン「好きだ」

長門「古泉一樹は?」

キョン「好きだ」

長門「朝比奈みくるはーー」

キョン「おい、長門もういいだろ?話してくれないか?」


長門「みんな友情という意味での、好き?」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:40:43.07 ID:nWUzPtOh0

キョン「…お前に隠すことじゃないから言うが、これホントにハルヒには聞こえてねーんだよな?」

門「………」

キョン「俺はハルヒが好きだ。恋愛対象として」

長門「あなたはもう変えられている。この次元のあなたは手遅れ」

キョン「おい……?」

長門「わたしはわたしの作った別の世界であなたを幸せにしてみせる」

キョン「別の…ああ、前に俺を連れってった世界か」

長門「…………そう」

キョン「ハルヒがツンツンしてて?そのななめ後ろ辺りに古泉がくっ付いてて。朝比奈さんは普通にあこがれの先輩で、お前は…」

長門「…………」

キョン「なぁ、長門。ホントにそれでいいのか?」

長門「……………」

キョン「俺は嫌だね、たまったもんじゃない」

長門「…………今のあなたはわかってくれない」

キョン「お前が本気でそんなことを言ってるなら俺は殴るね」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:50:59.00 ID:nWUzPtOh0

長門「これ以上の討論は無駄」

キョン「長門」

長門「わたしは向こうへ行く」

キョン(どうしてこうなっちまったんだ…?)

長門「ここでのあなたは幸せにはさせない、…あなたは消す」

キョン「ながっ、!!」

長門「………大好き」

キョン「…………」


古泉「長門さん!!!」

みくる「っ!!キョンくん!キョンくん!!……ひどいっ…血が…こんなのって…」

長門「……………」

みくる「どうしてこんなことになっちゃったんですかぁ…」

古泉「凉宮さん!凉宮さん!」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 17:57:09.93 ID:nWUzPtOh0

長門「凉宮ハルヒは彼の思考を変えた」

古泉「変えてなんかいません!」

長門「変えた」

古泉「あなたも分かっているでしょう!?例え凉宮さんでも人の気持ちは変えられないって!」


みくる「もし変えられたとしても…凉宮さんはそんなこと願ったりしませんよぅ…」

古泉「それはあなたが一番わかっているでしょう!?今まであなたは何を見てきたんですか!」

みくる「長門さん、お願い…長門さんならキョンくんの傷塞げるでしょう?」


長門「わたしが、わたしがおかしかったの?」


長門「おかしいのは凉宮ハルヒなのに…!」

みくる「やめてぇーーーーーーーーっ!!!」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 18:03:20.36 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ(誰かの悲鳴が聞こえる……これはみくるちゃんね、声までかわいいんだから…

   あそこに立っているのは古泉くん?泣いているの?古泉くんの笑ってる時以外の顔ってめずらしいわね

   有希?有希…血が付いてるわよ?どうしたの?ねぇ、なんでみんな泣いているの?

   ねぇキョン……キョン?キョン!!!)


ハルヒ「きょん、」

キョン「………っ、あ、」


ハルヒ「きょん、」


キョン「…………」

ハルヒ「いやあああああああああああああああっ!!!!!」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 18:13:07.93 ID:nWUzPtOh0

長門「そんな、どうして、凉宮ハルヒをかばったの…」

キョン「…………」

ハルヒ「キョン!!!きょんーーーーーーーっ!!!!」

みくる「あ、ああ…」

古泉「っ………長門さん…本当はもうわかっているんでしょう…?」


長門「ちがう、」

古泉「長門………さん………」

長門「ちがう、わたしは正しい…わたしは…わたし…」

古泉「彼は言ってました、いつもあなたには…長門にはお世話になっているから幸せになてほしいって」

長門「……………」

古泉「あなたの誕生日がわからないから、今度初雪が降ったらお祝いしてあげようって」

長門「…………」

古泉「凉宮さんも、みんな賛成して、あんなに嬉しそうに準備して…」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 18:20:48.92 ID:nWUzPtOh0

長門「…………」

みくる「あ…!長門さん、体が消えて………っ」

長門「私のしたことが情報統合思念体に伝わった」

古泉「…………」

長門「私は消されることになった、安心して、二度と生み出されることはない」

みくる「長門さん!逃げるんですかぁ!!キョンくんは、キョンくんは!!」

長門「大丈夫…彼には凉宮ハルヒがいる……」

古泉「長門さん!!」

長門「わたしは、普通の女子高校生になりたかった……わがまま?」

みくる「ながとさ、」

長門「ごめんなさい、ありがとう、ごめんなさい、ごめんなさい」


―――――――――――――――――――――――――――――

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 18:30:08.98 ID:nWUzPtOh0

ハルヒ「最近あんたとペアになることが多いわね」

キョン「はは、これじゃデートと変わらねーな」

ハルヒ「なっ、ば、ばかキョン!!」

みくる「ふふ、いいなぁ、そのお揃いのブレスレット」

キョン「これハルヒがくれたんだぜ。普通逆だよな」

古泉「いいじゃないですか、あなたはこれから凉宮さんに最低2回は指輪をプレゼントすることになるんですから」

ハルヒ「なっ、」
キョン「な、」

ハルヒ「ここここ古泉くん後でみんなにジュースおごりだからね!!行くわよキョン!」

みくる「今日も凉宮さんとキョンくん、わたしと古泉君そしてー…」

?「俺と長門のペアだな」

長門「…わたしたちも、デート?」

?「はは、そうだな」

長門(……しあわせ)




138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/18(火) 18:33:24.72 ID:nWUzPtOh0

改めて支援してくれた人も書き込みしてくれた人もありがとうございました


今更だけど>>3吹いたwwwwwwww


じゃあの!!



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