ハルヒ「黄色いリボン」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「う…う…グスッ…初めて……だったのに……」長門「メンゴ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 00:40:35.87 ID:K9+5llVc0

キョン「は?だから今日の天気予報を聞いてるんだが、ハルヒ」

ハルヒ「黄色いリボン」

キョン「???どうしたんだ、ハルヒ?」

リボン「午後から晴れてくるそうよ」

キョン「わあっ!カチューシャがしゃべった!!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 00:48:55.88 ID:K9+5llVc0

古泉「やれやれ。困ったことになりました」

キョン「こ、これは一体どうなっているんだ?」

古泉「涼宮さんはものごころがつく前からずっとそのリボン形カチューシャを身につけて
きました。いわば、自分の体の一部のようなものです。そしてカチューシャに対する
愛着がピークに達した今、彼女の精神が軽い暴走を起こし、カチューシャと涼宮さんの
意志が入れ替わってしまったというわけです」

キョン「かなり苦しい設定だな」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 00:54:04.18 ID:K9+5llVc0

リボン「キョン、お茶菓子取って」

キョン「おう」ヒョイ

リボン「あ・・・!」

長門(口が無くて食べられないことにやっと気づいたか・・)

リボン「な、何よ!私だってみんなみたいに食べたり飲んだりしたい!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 01:01:19.88 ID:K9+5llVc0

キョン「そんなことを言ってもだな・・」

リボン「今までは肉体を通じて食べた感覚を味わえてたのにー!」

古泉「カチューシャは、身につけている人間と全く同じ感覚を味わうことができるのです」

キョン「まじ?ハルヒ本体は今保険室で寝てることだし・・しゃーねえ、俺が引き受けてやるか」

リボン「わーい♪」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 01:09:40.54 ID:K9+5llVc0

キョン(なんかちょっと面白そうだな・・)

キョン「装☆着」

古泉(うわ、にあわねー)

ギュウウウン・・・

キョン「ぐああっ!?なんだこれは・・?ハルヒが俺の中に・・入ってくる・・!」

古泉「だ、大丈夫ですか!?」

キョン「・・・」

古泉「キョン君?」

キョン「あら、古泉君にユキ、そんなに見つめてきてどうしたの?」

古・長(うわぁ・・・)

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 01:14:58.48 ID:K9+5llVc0

ガラッ

みくる「すみませぇん、委員会でちょっと遅れちゃいまし・・うわ、
キョン君どうしたんですか?その頭・・・」

キョン「あっ、みくるちゃんじゃない。遅かったわね」

みくる「うわぁ・・」

古泉「これはまた、最悪のタイミングでしたね」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 01:23:24.91 ID:K9+5llVc0

キョン「さ、みくるちゃん。メイド服に着替えなさい。古泉君はさっさと出てった!」

古泉「え、でもそれじゃあ・・」

朝比奈「キョン君の前で着替えることになるじゃないですか!いろいろな意味で無理!」

長門「問題ない、中身はいつも通りの涼宮ハルヒ」

みくる(なんかいやだな) 

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 01:28:57.38 ID:K9+5llVc0

キョン「みくるちゃん相変わらずいいカラダしてるわねぇ」

みくる「あ・・はは・・・(ひいいいっ)」

長門(じろっ)

キョン「なんか今日のみんなぎこちないわねー、変よ?」

みくる(いや、一番変なのはどう考えてもお前だろ・・)

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 12:59:30.39 ID:K9+5llVc0

続き

キョン「古泉君、入っていいわよー」

古泉「はい」ガチャ

みくる(し・・死ぬかと思った)

キョン「ところでキョンは?一体どこで遊んでるのかしら?」

みくる「お前だよ!!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:03:12.00 ID:K9+5llVc0

キョン「えっ!?」

みくる(はっ!しまった!)

キョン「まさか・・!みくるちゃん、鏡ちょうだい!」

古泉「そ、それはちょっと・・」

キョン「いいから!!」

古泉「仕方ありません・・どうぞ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:06:21.29 ID:K9+5llVc0

キョン「きゃああああっ!キョンになってるー!!!」

古泉「あ、あのですね、これは・・」

キョン「どういうこと!?!?ねえ!!!」

長門「これは夢」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:11:25.64 ID:K9+5llVc0

古泉(ナイスです、長門さん)

キョン「ゆ、夢?」

長門「そう」

キョン「なんだそっかーww当たり前よねw」


キョン(夢ならいっか。たまにはこういう夢もあるよね)

キョン(ってゆーか、これよく考えるとすごくおいしい状況?キョンの体好きにし放題って・・・!)

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:16:38.89 ID:K9+5llVc0

みくる「だ、大丈夫ですか?鼻血でてますけど」

キョン「え!?ああっ、大丈夫よ!それより私ちょっと急用思い出したから、帰るわね!」

バビューン

古泉「ほっといて平気でしょうかね?」

長門「多分」

キョン(大変!夢が冷めないうちにいろいろ楽しまなくっちゃ!)

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:20:37.13 ID:K9+5llVc0

キョン(この格好のまま家に帰ることはできないわね)

キョン(そうだ、折角だしキョンの家に帰っちゃおう!二度とない貴重な体験ができるわ)

たったったっ・・・

キョン「♪」


長門(羨ましい・・・)

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:29:11.75 ID:K9+5llVc0

母「あら、おかえり」

キョン「た、ただいま」

キョン(私、不自然じゃないわよね)

母「今日の晩ご飯なにがいい?」

キョン「え、好きなの作ってくれるの?わーい!お母さん、ハルヒハンバーグ!」

母「は?」

キョン(はっ!)

母「はるひ?」

キョン「うおっほん!特に希望は無いな」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 13:33:53.71 ID:K9+5llVc0

母「まあいいけど・・あんた、頭につけてるそれ何?」

キョン「え?あ、いやこれはそのっ・・!ちょっと気に入ってしまってね!なはは」

母「・・・・・あんたそんな趣味だったの?」

キョン「頼むから忘れてくれー!」ダッ

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:00:56.48 ID:K9+5llVc0

おまたせー

キョン(はぁ・・つかれた)

キョン(ここがキョンの部屋っぽいわね)ガチャ

シャミ「にゃお」

キョン「あら、シャミセンじゃない!久しぶりね」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:07:56.41 ID:K9+5llVc0

キョン「ふふ、こっちおいで」

シャミ「にゃん」ぷいっ

キョン「む、キョンじゃないって解るのかしら?・・ああ、そういえばもともと無愛想
な猫だったっけ」

シャミ「ふあーあ・・・」ごろん

キョン「(・・・いつもキョンと寝てるのよね、この子)ねえ、やっぱこっち来てよ」

シャミ「・・・」

キョン「ふん、いいわよ。無理矢理抱いちゃうから!」がばっ

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:13:15.36 ID:K9+5llVc0

シャミ「にゃんっ!?」

キョン「うぅん・・キョンのにおい・・・」すーはーすーはー

シャミ「ぎにゃーーー!!」ばりばり

キョン「いたっ!」

キョン「あちゃー・・服越しなのにすり傷できちゃった・・脱がなきゃ」

キョン「脱ぐ!!!?」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:18:04.57 ID:K9+5llVc0

キョン(あわわわわわ////それはさすがに駄目だよぉ・・!)

・・・

キョン(でもこの場合仕方ないわよね、はやくしないとバイ菌はいっちゃうし)

ぷちぷちぷち・・・

キョン(不可抗力不可抗力不可抗力不可抗力不可抗力)

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:21:39.20 ID:K9+5llVc0

スッ・・・

!!

キョン「ああああだめええっ!!キョンの胸毛がチクビがパイ毛が胸板がああああんっ!!」

妹「キョン君どうしたのー!?」がちゃっ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:25:24.80 ID:K9+5llVc0

キョン「・・・・・」

妹「・・・・・」

妹「キャッ!お兄ちゃんごめん、最中だったんだね///失礼しました」パタン

キョン「わああ、ちがーう!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:30:13.23 ID:K9+5llVc0

キョン「はあ、最悪・・・」

キョン「!!!」

キョン(あああっ、キョンの胸出しっぱなしだった!い、今すぐ仕舞わなきゃ・・・)

キョン(・・・・ちょっとだけなら、触ってみてもいいよね?)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:33:41.95 ID:K9+5llVc0

キョン(こ、これがキョンの乳首・・・)ゴクリ

キョン(ちょっとつまんでみよう・・・)

ツッ・・

キョン「ひゃんっ」

キョン(気持ちいい・・)

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:39:42.50 ID:K9+5llVc0

キョン(キョンって乳首の感度いいんだ・・)

キョン(もしそのときが来たら舌で優しくなめてあげよう・・
やだ、想像したらなんか濡れてきちゃった・・・)

ビンッ

キョン(ちがう、たってきちゃった!!)

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:46:08.42 ID:K9+5llVc0

キョン(どうしよう・・こういうときって、確かしごくと気持ちいいのよね)

しこしこ・・・

キョン「あんっ、何これすごい気持ちいい・・!」

しこしこ

キョン「男の子の自慰ってこんな感覚なのね・・はぁはぁ」

しこしこしこ

キョン「キョンのおちんちんを、私の意志でしごいちゃってるよぉ・・はぁん」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:51:38.78 ID:K9+5llVc0

キョン「私、もうらめ・・・っ!はぁっ、キョン・・だい・・すきぃ・・」

どぴゅっ

キョン「あああん!」ビクビクッ

キョン「ふぅ・・・」

キョン(悟りを開いたかのように静まっているこの気持ち・・
これが噂のスーパー賢者タイムね)

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 14:57:26.80 ID:K9+5llVc0

キョン「精液でベッド汚しちゃったわ・・拭かなきゃ」

キョン「!?キョンの精液!?」

クンクン・・

キョン「変なにおい・・」

ぺろ

キョン「んん・・にがい」

妹「キョンくん、終わったー?」がちゃ

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:02:29.34 ID:K9+5llVc0

キョン「わああ!」

妹「あれ、何やってんの?」

キョン「な、何でもない・・ハハハ」

妹「ふーん・・?あっ、キョンくんそのカチューシャ!」

キョン「え?」

妹「ハルにゃんとおそろい!どうしてー?ちょっと触らせてっ!」

するっ

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:08:50.40 ID:K9+5llVc0

ギュウウウウウン・・・

キョン「うーん・・・」

キョン「あ、あれ?俺、今まで何してたんだ・・」

リボン(あ・・戻っちゃった・・・。)

妹「もおー、なにいってるのキョンくん!さっきまでおなにぃしてたじゃん」

キョン「はあ!?してねええええ!!!」

リボン(あわわわ・・ごめんなさい・・・)

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:16:51.02 ID:K9+5llVc0

キョン「とにかくお前はでてってくれ!」

妹「えーなんでぇーブツブツ」がちゃ

キョン「ふう・・・」

リボン「キョン、私、どうしたらいいかな・・・」

キョン「もうこんな時間だし、家に帰んなきゃな。両親が心配するだろ。」

リボン「じゃあ、もう夢から冷めなきゃ・・・」

キョン「は?

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:24:52.32 ID:K9+5llVc0

リボン「ユキがこれは夢だって言ってたの。ねえ、どうしたら起きられるの?」

キョン(なんだかよく解らんが・・たぶん俺は何も言わないほうがいいだろう)

キョン「解った、長門の所へ行こう。あいつに会えば目が冷めるはずだ。
多分長門はまだ部室にいてくれているだろうから」

リボン「ありがと・・キョン」

リボン(やだ、なんかキョンがすごく頼もしく見える・・。夢の中だからよね)

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:33:19.20 ID:K9+5llVc0

てくてく

キョン「ところで、俺にはここ二時間ばかりの記憶が無いんだが・・何でだ?」

リボン「あのね、私がキョンを支配してたの。キョンになった気分が楽しくて」

キョン「ええっ!?」

リボン「ごめんなさい」

キョン「な、何謝ってんだよ、ハルヒらしくねーなあ」

キョン(ってことは、さっき言ってたオナニーって・・え!?)

リボン「ふふっ、はやくユキのとこ行きましょ」

キョン(・・・まさかな)

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:37:42.01 ID:K9+5llVc0

がちゃ

長門「・・・・」

キョン「やっぱりな。長門なら居てくれると思ったよ」

長門「入れ替わった精神をもとに戻す。ついてきて」

リボン(ユキがこんなに喋った所初めてみたわ・・)

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:44:01.78 ID:K9+5llVc0

てくてくてく・・ピタッ

長門「ついた」

キョン「保険室か。」

ガラッ

長門「ずっと待たせてすまなかった」

ハルヒ「黄色いリボン」

キョン「本体はずっとここで寝てたのか・・」

長門「涼宮ハルヒに付いて。いつもの場所に」

キョン「俺がつけてやるよ」

スッ

リボン「ありがとう・・キョン」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:49:10.63 ID:K9+5llVc0

キョン「しかし、なんでずっと放っておいたんだ?その気になればすぐにでも治せただろ」

長門「何だか面白そうだと思ったから」

キョン「・・・。」

長門「修復を開始する。」

リボン「ま、まって!ユキ」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 15:55:13.33 ID:K9+5llVc0

長門「・・・」

キョン「どうした?」

リボン(夢の中なんだから、なにしても平気。だから今日しかない、告白しなきゃ!)

キョン(?)

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 16:03:32.95 ID:K9+5llVc0

リボン「キ、キョン!私・・・」

キョン「ん?」

リボン「・・・・。ごめん、やっぱり何でもないの」

キョン「?」

リボン「(あーもうばかばか!夢の中でさえ告白できないなんて、私のいじっぱり!)
グス・・」

長門「では、修復を行う」

ぎゅううううううん・・・。

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 16:11:36.68 ID:K9+5llVc0

翌日

ハルヒ「キョンー。私昨日変な夢見たのよね」

キョン「そうか。いい夢だったか?」

ハルヒ「それなりに楽しい夢だったわ」

キョン「そうか。そりゃ良かった」

ハルヒ「・・・支配するのもいいけど、やっぱりこっちが好きだな・・・」

キョン「え?」

ハルヒ「な、なんでもない!」


おわり

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/21(木) 16:14:23.78 ID:K9+5llVc0

読んでくれた人、ありがとう。
それでは!



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