世にも奇妙ならき☆すた


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324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:11:59.32 ID:grmIgu7a0

順に投下してみる。スレのクオリティ下がったらすまん


顧問「日下部ー。お前最近調子悪いんじゃないのか? いつもよりタイム遅くなってるぞー」
みさお「はぁ、はぁ……先生……あ、あと、何秒くらい、縮めれば、いいんですか?」
顧問「そうだなー。大会までには……あと3秒! 3秒ってとこだな!」
みさお「3秒……」


[3秒ルール]


みさお「はぁ〜むっ! むぐむぐむぐ……」
かがみ「しっかし日下部はホントおいしそうにものを食べるわねー」
あやの「みさちゃんは昔からそうよね。」
みさお「美味しそうに食べれば、まずいものも美味しくなる! これ宇宙の真理ネ!」
かがみ「お、なかなかいいこと言うじゃな……」
みさお「ゔぁっ」
かがみ・あやの「あ」
みさお「よ……はぐっ!」
かがみ「おいおい……」
みさお「あはは、3秒ルール3秒ルールぅ!」
あやの「みさちゃんったら、ふふ」

 みんな、3秒って短いと思う? 同じ3秒でも、時と場合によって長くなったり短くなったりするんだ。陸上やってるときは3秒の誤差はすげぇ大きいけど、柊たちとまったりしてるときは3秒なんてほんの些細な瞬間に過ぎないんだ。そう考えると、結構不思議だよなー。

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:16:48.12 ID:grmIgu7a0

キーンコーンカーンコーン

みさお「今日は大好物のミートボールだZE☆」
かがみ「嬉しそうね。いつものことだけど。」
みさお「柊は冷てぇよなー。まあいいや。いっただっきまー……ゔぁっ」
かがみ「あ」
 うわ、またやっちゃったよ。ここ教室だから拾っても食べれないしなー。仕方ない、このミートボールは諦めるしか……うん?


[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]

ニアとっさに受け止める
 見過ごす


 な、なんだよこれ、どっかから音が……それに、なんだこの選択肢……なんでこんなの見えるんだよ!

[2]ピッ

 えっ! あと2秒! そ、そんないきなり……ええい、もう適当に選んじゃえ!

[1]ピッ
ニアとっさに受け止める ピコーン

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:22:17.29 ID:grmIgu7a0

かがみ「あ」
みさお「てやっ」
あやの「わ、みさちゃんすごい。ナイスキャッチ。」
みさお「あ……あはは、と、とっさにね」
かがみ「ホントさすが、食い意地だけは人一倍ねー」
みさお「ふふ〜ん、だろだろ? 」
かがみ「いや、誉めてないし」

 なんだったんだろ、今の……


 それから何か失敗をしそうになるたび、その選択肢は現れた。間違いを選ぶか、3秒以内に答えられなければ、失敗は失敗のまま。3秒以内に正解を選べば、その危機から救済してくれる。私はだんだん、この選択肢を楽しむようになってきたんだ。


 今日世界史あったっけ。ま、重いから教科書はいいかな。選択肢でないかな。……ん?


[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]

 きた!

ニア教科書を持っていく
 持っていかない

[2]ピッ
ニア教科書を持っていく ピコーン

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:25:07.31 ID:grmIgu7a0

みさお「なんだー、やっぱり世界史ないじゃん」
あやの「?」

かがみ「ねぇねぇ2人とも、今日勉強していかない? 明日の世界史。」
あやの「ええ、いいわよ。でも私、教科書持ってないわ」
かがみ「しまったあたしもだ……」
みさお「ふっふーん、お探しのものはこれかね?」
かがみ「なっ、日下部! なんであんたが持ってるのよ! 雪でも降るかも……」
みさお「失礼だってヴぁ!」

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:29:45.88 ID:grmIgu7a0

みさお「も、もうすぐゴールだZE……ゔぁっ! 足がもつれた!」


[3]ピッ
ニア強引に駆け抜ける
 落ち着いて対処する

 こ、これはどっちだろ。

[2]ピッ

 でもゴール前だし……いや、ここは落ち着くべきだってヴぁ!

[1]ピッ
ニア落ち着いて対処する ピコーン


みさお「おっ……ととと、持ち直した! 選択肢様サマだZE!」

顧問「日下部。最近調子戻ってきたな。」
みさお「へへ……“心情の変化”ってヤツですよ!」
顧問「お、彼氏でもできたか?」
みさお「違うってヴぁ!」


 きちんと正解さえ選べば、失敗は起こらない。もし間違っても、もともと失敗してたことなんだから諦めもつくしね。

331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:38:05.32 ID:grmIgu7a0

キーンコーンカーンコーン

みさお「ほえほえ〜、授業終わったZE〜。あやの、帰ろーぜ……あやの?」
あやの「うっ……グス、うぇ……」
みさお「あやの、ど、どうして泣いてるんだよ! なんかあったのか!?」
あやの「んぇ……グスン……」

 せ、選択肢! 選択肢出てくれよ!


[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]

 いよっしゃ来た! ……え?

ニア黙って立ち去る
 あやのをひっぱたく

 な、なんだよこの選択肢! ほんとにどっちか正解なのかよ!

[2]ピッ

 殴るなんてできるわけが……でも、無言で見放すなんて……

[1]ピッ

 くっそぉ、こっちだ!

ニア黙って立ち去る

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:38:24.30 ID:grmIgu7a0

あやの「グス……うぇ……」
みさお「……(すたすた)」
あやの「グス……みさ、ちゃん……」
 ! ……ダメだ、選択肢は守らなきゃ……
みさお「(タッタッタッ……)」
あやの「みさちゃん……やっぱり……」


 今日の選択肢は、あれで正解だったのかよ……なんだか腑に落ちないZE……ん? メールだ。……あやのから!

あやの「今日の夜、近所の公園に来れる?話したいことがあるの。」

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:41:58.64 ID:grmIgu7a0

あやの「みさちゃん、こんばんは」
みさお「あやの……あの……」
あやの「ねぇみさちゃん? どうして今日、私に何も言ってくれなかったの? どうして?」
みさお「そ、それは……」

 せ、選択肢! 選択肢! なんで出ねぇんだよ!

みさお「ひ、一人にしてあげたほうがいいかなと思って……」
あやの「ふぅん、そうなんだ……ねえみさちゃん、やっぱり私たちって、あんまり合わないみたいね。昔からそう思ってたんだ。」
みさお「あ、あやの、何言って……」
あやの「今日の態度ではっきりわかったわ。みさちゃん私なんかに興味ないんだものね。」
みさお「ち、違うってヴぁ!」

 こ、こんなあやの見たことねぇよ。選択肢……出てくれよ!

あやの「何が違うの?」
みさお「ええと、それは……」
あやの「……答えられないのね。いいわ。もうみさちゃんとは、絶交ね。」
みさお「えっ……?」
あやの「(スタスタスタ)」

 どうしたらいいんだよぉ……でもあやのが……

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:45:01.36 ID:grmIgu7a0

みさお「ま、待てってヴぁ!」
あやの「……(ピタ)」
みさお「あやのは……あやのは私の事、もう興味ないのかよ!」
あやの「だってみさちゃんは興味ないんでしょ? 私に。」
みさお「あるよ! 信じてもらえないかもしれないけど、私は今でもあやのを一番の友達だと思ってるよ!」
あやの「……」
みさお「信じてくれなくたっていいよ……それでも私は……グス、あやののこと……グス……うぇぇ……」
あやの「みさちゃん……」
みさお「うぇ……あやのぉ……」
あやの「ごめんねみさちゃん。私も少し、大人気なかったかも」
みさお「え、じゃあ……」
あやの「うん、今回のことは、水に流すわ。問い詰めちゃってごめんなさい。私も謝るわ。」
みさお「うぇぇぇ〜ん、あやのぉ〜!(がばっ)」
あやの「みさちゃん、ごめんね……ずっと、一緒だからね……」
みさお「うん、うん! うぇぇぇ〜!」

 選択肢なんていらなかった。人生は、選択肢ですべて片付くほど簡単じゃない。それに、あやのと私との友情をあんなワケわかんない選択肢で決められてたまるかっての!
あやの、ありがとう。私もう、選択肢なんかに頼んない。もうあんなもの出なくてもいい。全部自分で決めるってヴぁ!

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:46:36.75 ID:grmIgu7a0

みさお「うぇぇぇ〜ん!」
あやの「みさちゃん……ふふ……」


(これでみさちゃんは、私のもの……)


[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]

ニアみさおと一緒に帰る
 置いていく


世にも
奇妙な
らき☆すた

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 15:53:33.18 ID:grmIgu7a0

白石「“人生は選択の連続である”とよく言われます。」
白石「しかしそれらは選択といっても、選択肢などありません。」
白石「選択肢を設ければ選択はしやすくなります。しかし、それは同時に、選択の幅を狭めることにもなります。」
白石「あなたも、“選択肢の奴隷”になっていませんか?」

[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
ニアあきら様を立てる
 あきら様より目立つ


白石「おや。私も……」



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