ハルヒ「キョン! ……頭撫でなさいよ……」


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311 名前:1/2[] 投稿日:2008/04/08(火) 22:11:18.81 ID:V/hKXwYQO

ハルヒ「キョン! ……頭撫でなさいよ……」
「はいはい、わかったよ」
ハルヒ「何よその言い方!もっと嬉しそうにしなさいバカキョン!」


ハルヒが高校二年の冬に事故で両腕を失ってから、もう七年が経つ。

ハルヒは普通の女の子としての人生を願った。
故に力を失い、事故に遭ったのだ、というのが古泉の仮説だ。

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/08(火) 22:11:48.29 ID:V/hKXwYQO

観察する理由が無くなった朝比奈さんは未来に帰ってしまった。同時に長門もいなくなった。

古泉だけは今も普通の友人としてたまに連絡を取っている。


俺は高校を卒業した後大学に進学。
大学卒業後大手企業に何とか就職し、高校三年から交際していたハルヒと結婚した。
今は実家で専業主婦になった母にハルヒの面倒を見てもらっているが、いずれは家を建てて二人きりで過ごしたいと思っている。


終わり
オチ?ねーよ

364 名前: ◆d.CNHcRweQ [] 投稿日:2008/04/09(水) 00:11:48.11 ID:B8mCC9zDO

予想以上にてこずっている
期待してる人ごめんなさい
今かきためている

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 00:41:07.22 ID:B8mCC9zDO

ハルヒ「ちょっとバカキョン!いつまで寝てるつもりなの!?」

今何時だ?もう仕事に行く時間か?

ハルヒ「何寝ぼけてんのよ!もう夕方の6時よ!皆待ってくれてるんだからさっさと起きなさい!」


…え?

周りを見渡すと、オレンジ色の部室が広がっていた。
古泉も長門も朝比奈さんもいる。


なんでだ?
俺は携帯のカレンダーを見てみる。


…間違いない。ハルヒが事故に遭った日だ。

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 00:42:33.73 ID:B8mCC9zDO

帰り道、歩きながら考える。

理由はわからないが、どうやら俺は過去に戻っているらしい。
しかもハルヒが事故に遭った日に。
ならばやることは一つだろう。

「皆、今から俺の家に来ないか?今日両親が出掛けてて俺が晩飯をつくるんだが、是非皆に評価して貰いたいんだ。」


過去を、変える。

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 00:45:21.30 ID:B8mCC9zDO

ハルヒ「いいわねそれ!行かせてもらうわ!」
古泉「僕も行きます。僕は少々料理には厳しいですよ」
長門「…私も行く」
みくる「わたしもキョン君の手料理、食べてみたいです!」

朝比奈さん、俺はアナタを食べたいです。


…料理、カレー位しか作れないけど材料あったかな?
とにかくあの道を通らせなければいいハズだ。
コレでアイツが助かる…

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/09(水) 00:46:33.09 ID:B8mCC9zDO

翌日の昼休み・部室

古泉「なるほど。だから昨日僕たちを食事に招待した訳ですね」
「そういう事だ」
みくる「そんな事があったんですか…」
長門「おそらく、それは涼宮ハルヒの力」
「だけどハルヒは力を失ったハズじゃ…」
長門「推測にすぎないが、涼宮ハルヒには少しだけ力が残っていた。そして彼女の願いは『普通の女の子として生きる』事。」
古泉「それでアナタは彼女の願いを叶える為に過去に飛ばされたという事…ですね?長門さん」
長門「…その通り」
「やれやれ…結局俺はアイツのわがままに付き合わされたのか」
古泉「いいえ。コレはアナタが望んだ事でもあるんですよ」


終わり
無かった方がよかったとか言うな



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