キョン「古泉にも……穴はあるんだよな……」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:15:19.73 ID:0JaBVQIjO

キョン「…………」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:21:15.59 ID:0JaBVQIjO

ハルヒ=とてもじゃないが手出し出来ん
朝比奈さん=色々な問題で手が出せない
長門=無理
妹=論外
古泉=従順
―○――――
  O
   o
キョン「いや、落ち着け俺」
長門「そんなに童貞卒業したいの?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:26:46.73 ID:0JaBVQIjO

キョン「いや、そういう訳でもないんだが……」
長門「経験を積むのもアリ」
キョン「…………」

ガチャ

古泉「こんにちは」
キョン「うおっ!?」
古泉「おや……どうしました?」
キョン「な、何でもねーよ」
古泉「そうですか……」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:31:43.98 ID:0JaBVQIjO

古泉「今日は一つオセロでも」
キョン「かっ、顔を寄せるな!!」
古泉「えっ……」
キョン「あ、いやすまん、言い方が強かったな」
古泉「ええと、別に拒絶されてないのなら良いのですが」
キョン(その逆だよ……!!)
古泉「とりあえず、オセロ始めましょうか」
キョン「ああ……うん」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:35:34.46 ID:0JaBVQIjO

古泉「うーん、困りましたねえ……」
キョン「……髪を触るな」
古泉「ああ、無意識でした。ですが何故です?」
キョン「な、なんでって……」
古泉「あの……顔が赤いですよ?」
キョン「な、なんでもねえよ!!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:42:06.55 ID:0JaBVQIjO

古泉「…………」
キョン「…………」

古泉「……僕の顔に、何かついてますか?」
キョン「えっ?」
古泉「先程から何度も僕の事をちらちら見ていますよね?」
キョン「べ、別に正面に居るんだから気にすることはないだろ」
古泉「いえ、普段のあなたはいつも盤上を睨みつけています」
キョン「……そんなにお前見てたか?」
古泉「ええ。何度も。僕が盤上を見ている時はずっと目を離していませんでしたよ」
キョン「んな……」
古泉「何かあったんですか?」
キョン「何でもねえから!!」


キョン(変な想像してたなんて言えるわけがねえ)

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:48:01.36 ID:0JaBVQIjO

古泉「何か悩みがあるなら、僕で良ければいつでも相談して下さい」
キョン「いや……いいんだ」
古泉「変な事にならないように、憂さ晴らしをしておいた方が」
キョン(その憂さ晴らしをやったら更に病みそうだがな)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 09:57:09.08 ID:0JaBVQIjO

みくる「こんにちはぁ」
キョン「ああ、朝比奈さん、こんにちは」
古泉「どうも」
キョン(朝比奈さんには間違っても手出し出来ん……)


古泉「……やはり、何か悩んでいらっしゃるようですね」
キョン「なんでわかる」
古泉「いつもあなたを見ているのですからわかりますよ」
キョン「なっ!?」
古泉「ああ、勘違いしないで下さい。ただ単に一緒に居る事が多いという」
キョン「はいはいはいはいわかったわかったすまん俺が馬鹿だった」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:07:01.12 ID:0JaBVQIjO

ハルヒ「やっほー!」
キョン「お前は相変わらずハイテンションだな……」
古泉「涼宮さん、こんにちは」

キョン(ハルヒなんて手握っただけで殴られそうだ……閉鎖空間での事は別として)


オセロで手が当たる
古泉「おっと、失礼」
キョン「…………」
ぎゅっ
古泉「何ですか?」
キョン「……手の温度が気になった」
古泉「そうですか」
キョン(ちょっとは笑顔を崩せよ……)

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:12:02.30 ID:0JaBVQIjO

キョン「って俺は何をしてるんだ!!」
古泉「うわっ! あっ……駒が」
みくる「ひえっ!」
ハルヒ「ちょ、ちょっと何!?」
キョン「いや……すまん、悪かった……」
古泉「ちょ……どこに行くんですか?」
キョン「わからん」

ガチャ
バタン

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:18:41.94 ID:0JaBVQIjO

キョン「…………」

ガチャ

キョン「ちょ……古泉!?なんでついてくるんだよ」
古泉「あなたはどう見ても様子がおかしいです。この機会に少しお話を、と」
キョン「だから何でもねーって何度も……」
古泉「僕に何か言いたい事があるんですね?」
キョン「いや……その……」
古泉「とりあえず中庭まで行きましょう、人も少ないですし。コーヒーでもおごりますよ」
キョン(……本当に良い奴だなこいつ)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:21:52.84 ID:0JaBVQIjO

古泉「はい、どうぞ」
キョン「悪いな」

古泉「……それで、あなたは何を悩んでいるんです?どうやら僕に対してのようですが」
キョン(……ここは冗談ぽく一発何か言っておくか?)
>>48

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:25:22.81 ID:uYO6zAwz0

はい!おっぱっぴー

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:31:32.24 ID:0JaBVQIjO

古泉「…………」ごくごく
キョン「はい!おっぱっぴー」
古泉「!! …………っ」

キョン「……」
古泉「……っ危うく器官に入るところでしたよ!いきなり何ですか、もう!」
キョン「いや、そんな笑顔で怒られても……好きなのか?小島」
古泉「結構面白いですよね、彼は!早稲田大学出身だそうですよ」
キョン(食いついた!)

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:40:37.02 ID:0JaBVQIjO

古泉「何故彼がわざわざ芸人の道を選んだのか……興味深いものです」
キョン「しかもあんな一発ネタ的な芸風でな」
古泉「流石に服は着て欲しいとは思いますがね」
キョン「あれがポイントなんだって」
古泉「そうですか?」
キョン「芸人だけど学歴高いよ、でもそんなの関係ねぇ!でもそんなの関係ねぇ」
古泉「はい、おっぱっぴー」
キョン(これは……)

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:47:31.47 ID:0JaBVQIjO

キョン「で、本題なんだが」
古泉「何でしょう?」
キョン(機嫌がいい……)
キョン「溜まってるけどやれそうな奴が男しか居ない、でもそんなの関係ねぇ!」
古泉「あはは、物真似はもういいですから、そうですか、溜まって……えっ?」
キョン「……(しまった……)」
古泉「……やりたいんですか?」
キョン「……いや、……それはだな……」
古泉「やれそうな相手として僕を……?」
キョン(まずい、表情が……)

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 10:55:39.73 ID:0JaBVQIjO

キョン「いや、あれだ……ちょっと気になっちまっただけで……」
古泉「見てたのは……それが原因ですか……?」
キョン(やべ、やべぇぞ言うんじゃなかった)
古泉「…………」
キョン(やっちまった……)
古泉「…………」
キョン(あああ何て言うべきなんだ!?くっ、このムードには耐えられん!
口から出任せでも何か……)

>>60

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/03/23(日) 10:57:05.77 ID:ZhX6RKhX0

女がダメなら男でもいい、いやむしろ男だからいい

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:02:55.55 ID:0JaBVQIjO

キョン(ええい!こうなったら強引に出るぞ!)
ガシッ
古泉「うわ!?」
キョン「女が駄目なら男でもいい、いやむしろ男だからいいんだ」
古泉「……っ」
キョン(って、いいのか!?いいのか俺)
古泉「……本気……ですか? あなたがそんな嘘をつくような人ではないだけに驚きです」
キョン「……」

古泉「そうですね……我慢出来なくなって涼宮さんに暴力的な事をされても困りますし」
キョン(!!いけるんじゃないかこれ)

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:12:57.45 ID:0JaBVQIjO

古泉「……本当に、僕で良いんですか?後悔しませんか?」
キョン(後に引けない……)
キョン「ああ、……うん、お前だからこそ良いんだ」
古泉「……///」
キョン(このリアクションは……!)
古泉「……一回で気は済みますか?涼宮さんには内緒にしてくれますか?」
キョン「ハ、ハルヒになんか口が避けても言えるわけねーだろ」


古泉「…………優しく……してくださいね」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:26:19.70 ID:0JaBVQIjO

キョン「……マジ?」
古泉「そんなに驚かないで下さいよ、それにこれは涼宮さんの為にしょうがなく」
キョン(ツンデレ……)
キョン「わ、わかってる、やらせてくれたらハルヒの機嫌取ってやるから」
古泉「それは喜ばしい事です、……こんな事、誰にも言ったら駄目ですからね?」
キョン「言うわけないだろマジで」
古泉「……では、いつどこでやります?」
キョン「お前はどうしたい?」
古泉「今夜あなたの家で」
キョン「乗り気だな……、鍵ついてるし構わんが」
古泉「決まりですね。ではとりあえず部室に戻りましょう」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:33:42.02 ID:0JaBVQIjO

後日


キョン「気が変わった、もうお前しか見えない!もう一回やらせてくれ!!」
古泉「嫌です!もう付きまとわないで下さい!!」
谷口「何やってんだあいつら……」
ハルヒ「いいのよ、キョンの人生はとっくに終わってるから……」
国木田「悪質なストーカーだよね、あれ……」
長門「……」

キョン「なんで逃げるんだよ古泉!」

みくる「……走って行っちゃいましたけど……」
ハルヒ「もういいわ、永遠に放置しましょう……」




85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:48:28.44 ID:0JaBVQIjO

すいませんじゃあやります

――

ハルヒ「長かったわね、何してたの?」
キョン「え?あ、ああ……別に」
古泉「…………」
ハルヒ「まあいいわ」
キョン(……なんか気まずいぞ)

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 11:56:29.80 ID:0JaBVQIjO

古泉「……」
キョン「……オセロしようか」
古泉「え、ええ」

キョン(駄目だ、意識しまくりだ……)
古泉「…………」ちらっ

古泉「///」
キョン「……おい」
ハルヒ「?古泉くん顔赤いわよ」
古泉「え……」
ハルヒ「保健室行ったら?そうね、キョンも付き添いで」
キョン「んなっ!?」
古泉「……行っておきますか?」
キョン「…………」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:04:34.36 ID:0JaBVQIjO

保健室

古泉「……誰も……居ませんね……」
キョン「…………」
古泉「…………」

キョン「……流石に……駄目かな」
古泉「何も準備していませんし……それは」
キョン「だ、だよな……」

古泉「……ところで、どこまでするおつもりで?」
キョン「そ、……そりゃあ……」
古泉「そうですよね……」


古泉「……どっちも初めてなんですが」
キョン「いや、それ聞いて逆に安心した」
古泉「で、でも不安じゃないですか」
キョン「……だよなぁ」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:14:26.79 ID:0JaBVQIjO

キョン「……色々不安だよな」
古泉「……あの、やっぱり今日は」
キョン「それ続けてたらどんだけ後になるんだ」
古泉「おや、魂胆がバレましたか」
キョン「お前な……」
古泉「…………」


キョン(ここで拡張、ってのも色々問題だしな……やっぱり夜に全部……)
古泉(にやけ始めた……)

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:21:48.61 ID:0JaBVQIjO

ガラッ

キョン&古泉「!!!」
ハルヒ「キョン、古泉くん。もう今日は部活終わりにするから。じゃあね」

ピシャッ

キョン「ビビった……」
古泉「え、ええ……」


キョン「……帰ろうか」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:29:04.93 ID:0JaBVQIjO

古泉「……あの、時間がかかるみたいですね」
キョン「え?」
古泉「…………後ろ」
キョン「あ、ああ」
古泉「……これから、あなたの家に直行しても問題ないとは思いませんか?」
キョン「いや、構わんが……」
古泉「なら行きましょう」
キョン(もしや古泉も期待してるのかな)

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:38:08.99 ID:0JaBVQIjO




妹「あれっ?古泉くんだー」
古泉「ど、どうも」
キョン「まあ……上がれよ」
古泉「はい……」


部屋

キョン「……泊まる?」
古泉「そう……ですねぇ」
キョン「…………」
古泉「…………」
キョン「風呂……どうする?」
古泉「どちらでも」
キョン「後にするか?」

ドサッ
古泉「い、いきなり……ですね」
キョン「……駄目か?」
古泉「その為に来たのですから構いませんけど……」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:46:20.81 ID:0JaBVQIjO

古泉「……」
キョン「自分で脱ぐか?」
古泉「……好きにしてください、全てあなたに任せます」
キョン「そ、そうか……」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 12:56:43.93 ID:0JaBVQIjO

キョン(……まずは上半身からだよな……)


キョン「……って、俺も脱いだ方がいいのか?」
古泉「でしょうね……」
キョン「……」

ゴソゴソ


キョン「……下着、いいよな?」
古泉「……ええ」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 13:10:44.43 ID:0JaBVQIjO

俺は上半身を脱いだはいいが、なんとなく下半身を脱ぐのは踏みとどまっている。
とりあえず古泉を慣らしてから脱ぐか、などと自分の中で勝手に決め込み、古泉の下着に指を引っ掛ける。
古泉は相変わらず目を逸らしていて、俺の顔を見ようとはしない。

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 13:19:24.06 ID:0JaBVQIjO

古泉「……」
キョン「ぬ、脱がすぞ?」
古泉「するなら、早くしてください……」
キョン「わ、わかった」


するっ

キョン「…………」
古泉「そっ、そんなに見ないで下さい……」
キョン「あっ、ああ、すまん、……体勢変えてくれるか?」
古泉「い、いきなりそっちですか……」


古泉「恥ずかしいです……」
キョン「どっちにしろ恥ずかしいのは同じだって……」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 13:30:39.13 ID:0JaBVQIjO

キョン「触るよ?」
古泉「……いつの間にローションなんて用意してたんですか?」
キョン「洗面所から持ってきた」
古泉「やっぱり入れる気満々なんですね……」
キョン「ちゃんと慣らしておいた方がいいだろ?」
古泉「……痛くしないで下さいね?」
キョン「わかってるよ」


古泉「!」
キョン「いきなりキツそうだな……」
古泉「や、やっぱりちょっと待っ……」
キョン「そんな事言ってたらいつまで立っても出来ないだろ」
古泉「う、今どの位入ってるんですか?」
キョン「まだちょっとだけ……」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 13:41:04.27 ID:0JaBVQIjO

「じゃあまだ入るんですか?」
「当たり前だろ……」
緊張を和らげる為か早口だったが、ローションをつけて入り口付近をひっきりなしに刺激していると
口先だけの抵抗も無駄だと悟ったのかその内口を噤んで固まった。

なんせただの穴で女のようにおまけ的付属物がついている訳でもなく(俺は画像で見ただけだが)
古泉が気持ちいいのかどうかは反応を見る他術が無い。
擦ってみると時たま吐息が漏れるが声が出るまでにも到達しない。

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 13:56:21.36 ID:0JaBVQIjO

緊張のせいかアレにもあまり反応が無いしな。

中にもう一度指を入れて、徐々に奥まで進めていく。
何か感触に違和感があった。そこを強めに触ってみると、ただでさえ締まっていたのが更に締め付けてきた。
「大丈夫か?」
「だ、黙ってやって下さい」
俺はお前に何か喋って欲しいんだが……
とりあえずそこばかり刺激してみると、古泉の息が荒くなってきて、中が脈打つように締まる。
「そっ、そこ……ちょっと……」
今にも泣きそうな声。そろそろ指二本目を入れてみるか。

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 14:16:00.71 ID:0JaBVQIjO

しかしなんだ、ここまでキツいと躊躇うな。進めて大丈夫なんだろうか。
動かし方に制限はあるものの一本目をゆっくり動かして穴を広げ、二本目を入れた。
が、やはりキツい。

「……古泉、力抜け」
すると少し足を広げ、少し指にかかってくる圧力が弱まる。
よく見たら結構固くなってるな、前。

一旦指を抜いて穴周辺を揉み解し、もう一度二本入れてみると少し入りやすくなった。
先が思いやられるな。

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 14:28:41.61 ID:0JaBVQIjO

さて、途中で俺も脱いだとかはさておき、弄りに弄って弄りまくった結果、古泉の快感のポイントがわかった。
俺が前かがみになって古泉の胸やアレをいじりつつ入れている指を動かしていると、
「駄目」とか「いやだ」とか頻繁に言い始めた。
微妙に声が上擦っているし満更でもなさそうだが。
指を抜いた時穴が微妙に開きっぱなしだったのを見て、そろそろいいかと踏んで
やっと自分の下着を脱いで古泉のアレから手をずらし腰を掴もうとする。が、その直後。
「やっ……!」
「あ」

……手に古泉の出した液がかかった。

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 14:42:52.12 ID:0JaBVQIjO

「はぁ……、……も、無理です……」
枕にしがみつき、脱力する古泉。
仕方ないか、見えないとはいえ固くなっていたのは解っている。

もう相手は十分満足そうだが、俺はまだ全然だ。
また弄って勃たせて、古泉を仰向けにさせる。
まだ終わりじゃない事を忘れていたんだろうか、驚いたように息を飲む。
足を掴んで広げ、その中心に押し当てる。
まだ先をつけただけだが、古泉は涙目で俺を見つめる。

「入れるぞ」
今まで拒否の言葉以外は何も喋らなかったが、

「……はい」

そう一言だけ呟いた。

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 15:08:34.65 ID:0JaBVQIjO

古泉の腹に液がかかったままだがそんなの関係ねぇ。
一気にぐっと突っ込むと、初めて古泉がそれらしい喘ぎ声……というよりも悲鳴に近い声を上げた。
やっぱりまだキツい。が、あまり緩いのもどうかと思うので続行しよう。
「痛く……ないか?」
「ふっ、ぅあ、結構、痛いですっ」
……思ったより余裕みたいだな。
俺は適当に古泉の腰を持ち上げたり位置を調整しながら、出来るだけ奥の方で腰を動かした。
女を責めてる小説だと奥が良いとか言ってるが、結構指で奥まで入れた時古泉が感じてたから男にも結構通用するのかもしれん。
古泉が俺の腕を掴み、やっとどっかの創作で見たような具合に喘ぎ出したからな。

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 15:39:44.74 ID:0JaBVQIjO

妹に聞かれないかとかちょっと不安になるが、幸い両親は居ないし妹ならプロレスごっこの一言で片付くだろう。
しかし何だか不思議な気分になってくるな。
この細い腰の中に俺のものを咥えこんでいるとは……内壁の動きも凄い。

少し冷静になって、無闇に動かすだけではなく、古泉の反応が大きくなる所を探してみる。

「はぁ、はぁ、っうぁ!?」
ここか。
俺は微妙な感触を頼りにそこを攻め続ける。
「ひっ! あぁ、やっ、いやっ、嫌っ、そこばっか、駄目ぇ!」
一層動きと声が激しくなった。見る限り古泉もそろそろ限界みたいだな。
俺も出したい。
「古泉、中に出していいか?」
「っ、奥に……!」
自分の心臓が大きく脈打つ。
足を引き上げ、自分の限界位奥まで入った時良いタイミングで出てくれた。
古泉が一瞬先に出していて、その時締め上げたらしい。


自然と古泉から抜け出る。
部屋にはシーツの衣擦れの音は無くなり、ただ俺達の吐息だけが響いて、
一気に静寂さが戻ってきた気がする。

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 15:57:30.39 ID:0JaBVQIjO

「……古泉」
「はぁ……、はぁ……、……なんです……?」
初めての行為で一気に疲れた。
古泉も虚ろな目でもう眠りそうな表情だったが、これは言っておかなきゃ駄目だろう。

古泉の体を起こし、唇を重ねる。
少し目が見開かれた。

「好きだ、一樹」
最初は気が引けていたが、ここまで来るともう性別なんて特に気にならなくなった、
それどころか古泉に愛しさを感じてしまったんだ。


「……嬉しいです」

今まで見た事が無いくらいの柔らかい笑顔だった。

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 16:14:06.28 ID:0JaBVQIjO

なんか色々おかしい事は承知している。
が、俺は純粋に嬉しいと思った。恋心が生まれる事に理由なんてないだろ?

古泉が冷静になった頃、もう一度言おう。
「お前が好きだ」
と。

気がつけば古泉は目を閉じてしまっていた。
俺も疲れたが、古泉はその倍だろうな。

体にかかっている液や微妙にこぼれ出た液を拭い取り、下着と、
一応俺の動きやすい寝間着も着せて、俺も服を着て休憩がてら一緒に布団を被った。

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 16:39:21.12 ID:0JaBVQIjO

その日は、古泉が起きた後一緒に風呂に入って、
丁度明日が休みという事もあり古泉を泊まらせてまた朝まで寝た。
やけに古泉が引っ付いてはきたが、抱き締めるだけでやましい事はしてないぞ。

朝も古泉は俺の言葉を覚えていて、古泉が家に帰るまでずっといちゃついていた。
街で恋人同士がいちゃついているのもこういう心境だからこそだろう。

……古泉も嬉しそうだったし、恋人を気取っても良いよな?
古泉によると前から好意を持っていたから応じたらしいが、
純粋に喜ぶ古泉を見て少し罪悪感があった。こんな事で好きになって悪い、と。

……いや、これより前から結構古泉は良い奴だと思っていたし、
これからもっと普通に相手を好きになっていこう。

俺は勝手に心の中で誓いを立てて、これからの日々に想いを馳せた。


終わり

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 16:42:51.30 ID:0JaBVQIjO

俺も限界です……


体力が


わっふるをくれた人、賢者になってくれた人、他、皆さんありがとうございました
この後の二人のストーリーはきっとハルヒにはバレません
ノン気の皆さんや他スレの皆さんすみませんでした
このスレは闇に葬って無かった事にして下さい
皆様お疲れ様でした!



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